JP2616488B2 - 郵便物一環処理装置 - Google Patents

郵便物一環処理装置

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JP2616488B2
JP2616488B2 JP7121204A JP12120495A JP2616488B2 JP 2616488 B2 JP2616488 B2 JP 2616488B2 JP 7121204 A JP7121204 A JP 7121204A JP 12120495 A JP12120495 A JP 12120495A JP 2616488 B2 JP2616488 B2 JP 2616488B2
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信夫 桑垣
賢二 安井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、押印機能と区分機能
の両機能を備えた郵便物一環処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、郵便ポストから収集されてきた郵
便物を一環して処理するために、郵便物押印装置と郵便
物区分装置という機能が全く異なった2種類の装置を連
結して使用していた(例えば、実開平3−3484号公
報)。郵便物押印装置では、規定寸法内(長さ,幅,厚
さ,異物無し)と規定寸法外(異物在中郵便物を含む)
の大きく分けて2種類の郵便物に選別する。そして、規
定寸法内の郵便物に対しては、その紙面上の切手や料額
印面等を認識し、それらの認識結果により、その紙面上
の切手や料額印面等に消印またはバーコードを打ち、所
定の集積部に集積する。また、規定寸法外の郵便物に対
しては、所定の排除集積部に集積する。郵便物区分装置
では、予め規定寸法内に選別された郵便物に対して、そ
の紙面上の郵便番号および宛名(住所)を認識し、区分
指定された集積部に集積する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では、郵便物押印装置と郵便物区分装置という機能が
全く異なった2種類の装置を必要とし、両方の装置にお
いて共通な部分が重複し、装置が大型でかつ、高価にな
るという問題があった。また、郵便物区分装置で郵便物
の郵便番号および宛名を折角認識しても、区分指定で指
定された集積部に郵便物を集積するのみであるため、再
区分(細分)する時に郵便物区分装置で、再度、郵便物
の紙面上の郵便番号および宛名を認識しなければならな
かった。このため、再区分時の区分率も上がらず、かつ
高価な郵便物区分装置を使用しなければならないという
問題があった。
【0004】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、郵便物押印
装置と郵便物区分装置の全く機能が異なった装置を1つ
の装置にまとめることにより、機能的に重複していた箇
所を削減し、小型,安価でかつ省電力とすることのでき
る郵便物一環処理装置を提供することにある。また、再
区分時の区分率を上げ、安価な郵便物区分装置の使用を
可能とする郵便物一環処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、搬送さ
れてくる郵便物について規定寸法内であるか規定寸法外
であるかを選別し、これによって規定寸法内であるとさ
れた郵便物の紙面上を光学的に走査して画像情報に変換
するものとし、この画像情報より郵便物の紙面上の切手
や料額印面を認識し、その紙面上の切手や料額印面が認
識された郵便物に対して押印を施し、また上記画像情報
より郵便物の紙面上の郵便番号や宛名を認識し、切手や
料額印面の認識結果および郵便番号や宛名の認識結果に
基づいて、搬送されてくる郵便物を区分けするようにし
たものである。
【0006】第2発明(請求項2に係る発明)は、搬送
されてくる郵便物について規定寸法内であるか規定寸法
外であるかを選別し、これによって規定寸法内であると
された郵便物の紙面上を光学的に走査して画像情報に変
換するものとし、この画像情報より郵便物の紙面上の切
手や料額印面を認識し、その紙面上の切手や料額印面が
認識された郵便物に対して押印を施し、また上記画像情
報より郵便物の紙面上の郵便番号や宛名を認識し、その
紙面上の郵便番号や宛名が認識された郵便物に対してそ
の認識結果に対応したバーコードを施し、切手や料額印
面の認識結果および郵便番号や宛名の認識結果に基づい
て、搬送されてくる郵便物を区分けするようにしたもの
である。
【0007】第3発明(請求項3に係る発明)は、郵便
物を搬送路1へ供給する供給部2と、この供給部2から
の郵便物について規定寸法内であるか規定寸法外である
かを選別する選別部3と、この選別部3によって規定寸
法外であるとされた郵便物が排除集積される排除集積部
26と、予め規定寸法内として選別されている郵便物を
1通ずつ搬送路1へ供給する一通送り部4と、選別部3
によって規定寸法内であるとされた郵便物および一通送
り部4からの郵便物の紙面上を光学的に走査し画像情報
に変換する画像入力部5と、搬送路1での郵便物の搬送
位置を検知するとともに、画像入力部5が画像情報を取
り込むタイミングを決定する光電センサ6と、画像入力
部5からの画像情報より郵便物の紙面上の切手や料額印
面を認識する切手・料額印面認識部7と、画像入力部5
からの画像情報より郵便物の紙面上の郵便番号や宛名を
認識する郵便番号・宛名認識部8と、切手・料額印面認
識部7で郵便物の切手や料額印面等が指定面とは逆の面
にあったと判断された場合、転轍機10の切り替えによ
ってその郵便物を転位させ、その紙面上の切手や料額印
面等を指定面とする転位部9と、搬送路1での郵便物の
搬送位置を検知するとともに、転轍機10の切り替えタ
イミングを決定する光電センサ11と、切手・料額印面
認識部7で郵便物の切手や料額印面等の位置が指定方向
とは逆方向にあったと判断された場合、転轍機14の切
り替えによってその郵便物を方向転換させ、その紙面上
の切手や料額印面等の方向を指定方向とする方向転換部
13と、搬送路1での郵便物の搬送位置を検知するとと
もに、転轍機14の切り替えタイミングを決定する光電
センサ15と、切手・料額印面認識部7によりその紙面
上の切手や料額印面が認識された郵便物に対し、押印機
構制御部18を介する制御を受けて、消印またはバーコ
ードを施す押印機構16と、搬送路1での郵便物の搬送
位置を検知するとともに、押印機構16を制御するタイ
ミングを決定する光電センサ17と、搬送されてくる郵
便物の紙面上のバーコードの有無を認識するバーコード
リーダ24と、搬送路1での郵便物の搬送位置を検知す
るとともに、バーコードリーダ24による郵便物の紙面
上のバーコードの有無を認識するタイミングを決定する
光電センサ25と、郵便番号・宛名認識部8での認識結
果とバーコードリーダ24での認識結果とを入力とする
バーコードプリンタ制御部21と、このバーコードプリ
ンタ制御部21による制御を受けて、郵便番号・宛名認
識部8によりその紙面上の郵便番号や宛名が認識された
郵便物に対して、その認識結果に対応したバーコードを
施すバーコードプリンタ19と、搬送路1での郵便物の
搬送位置を検知するとともに、バーコードプリンタ19
を制御するタイミングを決定する光電センサ20と、光
電センサ11および光電センサ15によって決定される
切り替えタイミングで転轍機10および14を切り替え
る一方、切手・料額印面認識部7および郵便番号・宛名
認識部8での認識結果に基づいて、搬送されてくる郵便
物を区分けし区分指定で指定された集積部22に集積す
る搬送制御部12と、搬送路1での郵便物の搬送位置を
検知するとともに、搬送制御部12による集積部22へ
の郵便物の集積タイミングを決定する光電センサ23と
を備えたものである。
【0008】
【作用】したがってこの発明によれば、第1発明では、
搬送されてくる郵便物について規定寸法内であるか規定
寸法外であるかが選別され、規定寸法内であるとされた
郵便物の紙面上が光学的に走査されて画像情報に変換さ
れる。そして、この画像情報より郵便物の紙面上の切手
や料額印面が認識され、消印やバーコード等の押印が施
される。また、上記画像情報より郵便物の紙面上の郵便
番号や宛名が認識される。そして、切手や料額印面の認
識結果および郵便番号や宛名の認識結果に基づいて、搬
送されてくる郵便物が区分けされる。
【0009】第2発明では、搬送されてくる郵便物につ
いて規定寸法内であるか規定寸法外であるかが選別さ
れ、規定寸法内であるとされた郵便物の紙面上が光学的
に走査されて画像情報に変換される。そして、この画像
情報より郵便物の紙面上の切手や料額印面が認識され、
消印やバーコード等の押印が施される。また、上記画像
情報より郵便物の紙面上の郵便番号や宛名が認識され、
その認識結果に対応したバーコードが施される。そし
て、切手や料額印面の認識結果および郵便番号や宛名の
認識結果に基づいて、搬送されてくる郵便物が区分けさ
れる。
【0010】第3発明では、搬送されてくる郵便物につ
いて規定寸法内であるか規定寸法外であるかが選別部3
によって選別され、規定寸法内であるとされた郵便物の
紙面上が画像入力部5によって光学的に走査されて画像
情報に変換される。そして、この画像入力部5からの画
像情報より郵便物の紙面上の切手や料額印面が切手・料
額印面認識部7によって認識され、押印機構16によっ
て消印やバーコード等の押印が施される。また、画像入
力部5からの画像情報より郵便物の紙面上の郵便番号や
宛名が郵便番号・宛名認識部8によって認識され、その
認識結果に対応したバーコードがバーコードプリンタ1
9によって施される。そして、切手・料額印面認識部7
および郵便番号・宛名認識部8での認識結果に基づい
て、搬送されてくる郵便物が区分けされ、区分指定で指
定された集積部22に集積される。
【0011】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明す
る。図1はこの発明の一実施例を示すブロック構成図で
ある。同図において、1は搬送路、2は供給部、3は選
別部、4は一通送り部、5は画像入力部、6は光電セン
サ、7は切手・料額印面認識部、8は郵便番号・宛名認
識部、9は転位部、10は転轍機、11は光電センサ、
12は搬送制御部、13は方向転換部、14は転轍機、
15は光電センサ、16は押印機構、17は光電セン
サ、18は押印機構制御部、19はバーコードプリン
タ、20は光電センサ、21はバーコードプリンタ制御
部、22は集積部、23は光電センサ、24はバーコー
ドリーダ、25は光電センサ、26は排除集積部であ
る。
【0012】搬送路1は郵便物を搬送するベルトで構成
される。供給部2は郵便ポストから収集されてきた郵便
物を搬送路1へ供給する。選別部3は、供給部2からの
郵便物について、所定寸法内(長さ,幅,厚さ,異物無
し)であるか所定寸法外(長さ,幅,厚さ,異物在中
等)であるかを選別する。選別部3によって規定寸法外
であるとされた郵便物は排除集積部26に排除集積され
る。選別部3によって規定寸法内であるとされた郵便物
は搬送路1へ送られる。
【0013】郵便局の窓口で引き受けられた予め規定寸
法内に選別されている郵便物は一通送り部4から一通ず
つ搬送路1へ供給される。画像入力部5は、選別部3に
よって規定寸法内であるとされた郵便物および一通送り
部4からの郵便物の紙面上を光学的に走査し、得られる
反射光を入力し光電変換する(画像情報に変換する)。
光電センサ6は、搬送路1での郵便物の搬送位置を検知
するとともに、画像入力部5が反射光を取り込むタイミ
ングを決定する。
【0014】切手・料額印面認識部7は、画像入力部5
からの画像情報より郵便物の紙面上に貼付または印刷さ
れている切手や料額印面等の色枠,文字パターン(数字
等),模様(絵柄),切手のミシン目,発光残光の有無
および色種別等を認識する。図2および図3に切手や料
額印面等の実例を示す。光電センサ17は、搬送路1で
の郵便物の搬送位置を検知するとともに、切手・料額印
面認識部7が押印機構制御部18に対して押印機構16
を制御するための指令信号を出力するタイミングを決定
する。なお、図2,3において、Aは色枠あり切手、B
は色枠なし切手(記念切手)、Cは料金計器、Dは郵便
書簡、Eは官製はがき、Fは往復はがき(往信)、Gは
往復はがき(返信)、Hは料金受取人払いはがきであ
る。
【0015】郵便番号・宛名認識部8は、画像入力部5
からの画像情報より郵便物の紙面上の窓ラベル(セロハ
ン),赤枠,郵便番号および宛名を認識する。光電セン
サ20は、搬送路1での郵便物の搬送位置を検知すると
ともに、郵便番号・宛名認識部8がバーコードプリンタ
制御部21に対してバーコードプリンタ19制御するた
めの指令信号を出力するタイミングを決定する。
【0016】転位部9は、郵便物の紙面上の切手や料額
印面等の面が裏面にあった場合、転位させて(180度
捻って)、郵便物の紙面上の切手や料額印面等の面が表
面(指定面)になるように揃える。転轍機10は、切手
・料額印面認識部7で郵便物の切手や料額印面等が裏面
にあったと判断された郵便物に対して、その搬送路を転
位部9に切り替える。光電センサ11は、搬送路1での
郵便物の搬送位置を検知するとともに、転轍機10を制
御するタイミングを決定する。
【0017】方向転換部13は、郵便物を方向転換(ス
イッチバック)させて、郵便物の紙面上の切手や料額印
面等の位置を指定方向(郵便物の先端または末端のどち
らか)に揃える。図4に郵便物の先端と末端の定義を示
す。なお、図4において、(a)は切手や料額印面等の
位置が先端にある場合、(b)は切手や料額印面等の位
置が末端にある場合を示す。矢印は郵便物の搬送方向を
示し、Iは郵便物の先端、Jは郵便物の末端である。
【0018】転轍機14は、郵便物の紙面上の切手や料
額印面等の位置を指定方向に揃える必要があると判断さ
れた郵便物に対して、その搬送路を方向転換部13に切
り替える。光電センサ15は、搬送路1での郵便物の搬
送位置を検知するとともに、転轍機14を制御するタイ
ミングを決定する。搬送制御部12は、光電センサ11
および15からの信号により転轍機10および14を制
御し、また、切手・料額印面認識部7および郵便番号・
宛名認識部8からの認識結果と光電センサ23からの信
号のタイミングにより、郵便物を区分指定で指定されて
いる認識結果に対応した集積部22に集積させる制御を
行う。
【0019】押印機構制御部18は、切手・料額印面認
識部7からの認識結果より、押印機構16を制御する。
押印機構16は、押印機構制御部18からの指令信号に
より、郵便物の紙面上の切手や料額印面等に消印または
バーコードを打つ。図5に回転ハブ方式とインクジェッ
ト方式併用時の押印機構16を例示する。図6に回転ハ
ブ方式とインクジェット方式併用時の押印機構16によ
る押印例を示す。なお、図5において、Kは郵便物、L
は押印器(インクジェット方式)、Mは押印器(回転方
式)、Nは搬送路、矢印は搬送方向であり、図6におい
て、Pはインクジェット方式によるバー押印、Qは回転
ハブによる消印マーク押印である。
【0020】光電センサ17は、搬送路1での郵便物の
搬送位置を検知するとともに、切手・料額印面認識部7
からの指令信号の出力を促し、押印機構制御部18を経
由して押印機構16を制御するタイミングを決定する。
バーコードリーダ24は、搬送されてくる郵便物の紙面
上のバーコードの有無を認識し、その信号をバーコード
プリンタ制御部21に送る。光電センサ25は、搬送路
1での郵便物の搬送位置を検知するとともに、バーコー
ドリーダ24で郵便物の紙面上のバーコードの有無を認
識するタイミングを決定する。
【0021】バーコードプリンタ19は、バーコードプ
リンタ制御部21からの指令信号により、郵便番号およ
び宛名に対応する「2 out of 5」,「3 o
utof 5」,「4」ステート形式のいずれかのバー
コードを郵便物の紙面上に打つ。光電センサ20は、搬
送路1での郵便物の搬送位置を検知するとともに、郵便
番号・宛名認識部8からの指令信号の出力を促し、バー
コードプリンタ制御部21を経由してバーコードプリン
タ19で郵便物にバーコードを打つタイミングを決定す
る。
【0022】バーコードプリンタ制御部21は、郵便番
号・宛名認識部8からの認識結果とバーコードリーダ2
4でのバーコードの有無の認識結果より、バーコードプ
リンタ19のバーコード打ち出しをするか否かの制御を
行う。集積部22には、切手・料額印面認識部7および
郵便番号・宛名認識部8での認識結果に基づき、搬送制
御部12で区分指定されている箱またはスタッカタイプ
の集積場所に郵便物が集積される。光電センサ23は、
搬送路1での郵便物の搬送位置を検知するとともに、搬
送制御部12による集積部22への郵便物の集積タイミ
ングを決定する。
【0023】なお、参考として、従来の郵便物一環処理
装置の構成を図7に示す。従来の郵便物一環処理装置で
は、郵便物押印装置100と郵便物区分装置200とい
う機能が全く異なった2種類の装置を連結している。同
図において、31は供給部、32は窓ラベルスキャナ
部、33は光電センサ、34はプリスキャナ部、35は
光電センサ、36はメインスキャナ部、37は光電セン
サ、38は郵便番号・宛名認識部、39は搬送制御部、
40は読取補助部、41は集積部、42は光電センサで
ある。
【0024】図7と図1とを比較して分かるように、本
実施例では、郵便物押印装置100に対し、郵便番号・
宛名認識部8,バーコードプリンタ制御部21,バーコ
ードリーダ24,バーコードプリンタ19および光電セ
ンサ20,25を追加した構成となっており、機能的に
重複する箇所を削減し、小型,安価でかつ省電力とする
ことができるようになる。また、本実施例では、再区分
する時、再度、郵便物の紙面上の郵便番号および宛名を
認識しなくても、郵便物の紙面上に打たれたバーコード
を認識することで正確に再区分することができるように
なり、再区分時の区分率が上がる。また、再区分時、バ
ーコードリーダを使用すればよいので、安価な郵便物区
分装置の使用が可能となる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、第1発明では、搬送されてくる郵便物に
ついて規定寸法内であるか規定寸法外であるかが選別さ
れ、規定寸法内であるとされた郵便物の紙面上が光学的
に走査されて画像情報に変換され、この画像情報より郵
便物の紙面上の切手や料額印面が認識され押印が施さ
れ、また、上記画像情報より郵便物の紙面上の郵便番号
や宛名が認識され、切手や料額印面の認識結果および郵
便番号や宛名の認識結果に基づいて搬送されてくる郵便
物が区分けされるものとなり、郵便物押印装置と郵便物
区分装置の全く機能が異なった装置を1つの装置にまと
めることにより、機能的に重複していた箇所を削減し、
小型,安価でかつ省電力とすることができるようにな
る。
【0026】第2発明では、搬送されてくる郵便物につ
いて規定寸法内であるか規定寸法外であるかが選別さ
れ、規定寸法内であるとされた郵便物の紙面上が光学的
に走査されて画像情報に変換され、この画像情報より郵
便物の紙面上の切手や料額印面が認識され押印が施さ
れ、また、上記画像情報より郵便物の紙面上の郵便番号
や宛名が認識されその認識結果に対応したバーコードが
施され、切手や料額印面の認識結果および郵便番号や宛
名の認識結果に基づいて搬送されてくる郵便物が区分け
されるものとなり、郵便物押印装置と郵便物区分装置の
全く機能が異なった装置を1つの装置にまとめることに
より、機能的に重複していた箇所を削減し、小型,安価
でかつ省電力とすることができるようになる。また、再
区分する時、再度、郵便物の紙面上の郵便番号および宛
名を認識しなくても、郵便物の紙面上に打たれたバーコ
ードを認識することで正確に再区分することができるよ
うになり、再区分時の区分率を上げ、安価な郵便物区分
装置の使用が可能となる。
【0027】第3発明では、搬送されてくる郵便物につ
いて規定寸法内であるか規定寸法外であるかが選別部3
によって選別され、規定寸法内であるとされた郵便物の
紙面上が画像入力部5によって光学的に走査されて画像
情報に変換され、この画像入力部5からの画像情報より
郵便物の紙面上の切手や料額印面が切手・料額印面認識
部7によって認識され、押印機構16によって消印やバ
ーコード等の押印が施され、また、画像入力部5からの
画像情報より郵便物の紙面上の郵便番号や宛名が郵便番
号・宛名認識部8によって認識され、その認識結果に対
応したバーコードがバーコードプリンタ19によって施
され、切手・料額印面認識部7および郵便番号・宛名認
識部8での認識結果に基づいて搬送されてくる郵便物が
区分けされ区分指定で指定された集積部22に集積され
るものとなり、郵便物押印装置と郵便物区分装置の全く
機能が異なった装置を1つの装置にまとめることによ
り、機能的に重複していた箇所を削減し、小型,安価で
かつ省電力とすることができるようになる。また、再区
分する時、再度、郵便物の紙面上の郵便番号および宛名
を認識しなくても、郵便物の紙面上に打たれたバーコー
ドを認識することで正確に再区分することができるよう
になり、再区分時の区分率を上げ、安価な郵便物区分装
置の使用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る郵便物一環処理装置の一実施例
を示すブロック構成図である。
【図2】 切手や料額印面等の実例を示す図である。
【図3】 切手や料額印面等の実例を示す図である。
【図4】 郵便物の先端と末端の定義を示す図である。
【図5】 回転ハブ方式とインクジェット方式併用時の
押印機構を例示する図である。
【図6】 回転ハブ方式とインクジェット方式併用時の
押印機構による押印例を示す図である。
【図7】 従来の郵便物一環処理装置の一実施例を示す
ブロック構成図である。
【符号の説明】
1…搬送路、2…供給部、3…選別部、4…一通送り
部、5…画像入力部、6…光電センサ、7…切手・料額
印面認識部、8…郵便番号・宛名認識部、9…転位部、
10…転轍機、11…光電センサ、12…搬送制御部、
13…方向転換部、14…転轍機、15…光電センサ、
16…押印機構、17…光電センサ、18…押印機構制
御部、19…バーコードプリンタ、20…光電センサ、
21…バーコードプリンタ制御部、22…集積部、23
…光電センサ、24…バーコードリーダ、25…光電セ
ンサ、26…排除集積部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送されてくる郵便物について規定寸法
    内であるか規定寸法外であるかを選別する選別手段と、 この選別手段によって規定寸法内であるとされた郵便物
    の紙面上を光学的に走査し画像情報に変換する画像入力
    手段と、 この画像入力手段からの画像情報より郵便物の紙面上の
    切手や料額印面を認識する切手・料額印面認識手段と、 この切手・料額印面認識手段によりその紙面上の切手や
    料額印面が認識された郵便物に対して押印を施す押印手
    段と、 前記画像入力手段からの画像情報より郵便物の紙面上の
    郵便番号や宛名を認識する郵便番号・宛名認識手段と、 前記切手・料額印面認識手段での認識結果および前記郵
    便番号・宛名認識手段での認識結果に基づいて搬送され
    てくる郵便物を区分けする区分手段とを備えたことを特
    徴とする郵便物一環処理装置。
  2. 【請求項2】 搬送されてくる郵便物について規定寸法
    内であるか規定寸法外であるかを選別する選別手段と、 この選別手段によって規定寸法内であるとされた郵便物
    の紙面上を光学的に走査し画像情報に変換する画像入力
    手段と、 この画像入力手段からの画像情報より郵便物の紙面上の
    切手や料額印面を認識する切手・料額印面認識手段と、 この切手・料額印面認識手段によりその紙面上の切手や
    料額印面が認識された郵便物に対して押印を施す押印手
    段と、 前記画像入力手段からの画像情報より郵便物の紙面上の
    郵便番号や宛名を認識する郵便番号・宛名認識手段と、 この郵便番号・宛名認識手段によりその紙面上の郵便番
    号や宛名が認識された郵便物に対してその認識結果に対
    応したバーコードを施すプリンタ手段と、 前記切手・料額印面認識手段での認識結果および前記郵
    便番号・宛名認識手段での認識結果に基づいて搬送され
    てくる郵便物を区分けする区分手段とを備えたことを特
    徴とする郵便物一環処理装置。
  3. 【請求項3】 郵便物を搬送路1へ供給する供給部2
    と、 この供給部2からの郵便物について規定寸法内であるか
    規定寸法外であるかを選別する選別部3と、 この選別部3によって規定寸法外であるとされた郵便物
    が排除集積される排除集積部26と、 予め規定寸法内として選別されている郵便物を1通ずつ
    前記搬送路1へ供給する一通送り部4と、 前記選別部3によって規定寸法内であるとされた郵便物
    および前記一通送り部4からの郵便物の紙面上を光学的
    に走査し画像情報に変換する画像入力部5と、 前記搬送路1での郵便物の搬送位置を検知するととも
    に、前記画像入力部5が画像情報を取り込むタイミング
    を決定する光電センサ6と、 前記画像入力部5からの画像情報より郵便物の紙面上の
    切手や料額印面を認識する切手・料額印面認識部7と、 前記画像入力部5からの画像情報より郵便物の紙面上の
    郵便番号や宛名を認識する郵便番号・宛名認識部8と、 前記切手・料額印面認識部7で郵便物の切手や料額印面
    等が指定面とは逆の面にあったと判断された場合、転轍
    機10の切り替えによってその郵便物を転位させ、その
    紙面上の切手や料額印面等を指定面とする転位部9と、 前記搬送路1での郵便物の搬送位置を検知するととも
    に、前記転轍機10の切り替えタイミングを決定する光
    電センサ11と、 前記切手・料額印面認識部7で郵便物の切手や料額印面
    等の位置が指定方向とは逆方向にあったと判断された場
    合、転轍機14の切り替えによってその郵便物を方向転
    換させ、その紙面上の切手や料額印面等の方向を指定方
    向とする方向転換部13と、 前記搬送路1での郵便物の搬送位置を検知するととも
    に、前記転轍機14の切り替えタイミングを決定する光
    電センサ15と、 前記切手・料額印面認識部7によりその紙面上の切手や
    料額印面が認識された郵便物に対し、押印機構制御部1
    8を介する制御を受けて、消印またはバーコードを施す
    押印機構16と、 前記搬送路1での郵便物の搬送位置を検知するととも
    に、前記押印機構16を制御するタイミングを決定する
    光電センサ17と、 搬送されてくる郵便物の紙面上のバーコードの有無を認
    識するバーコードリーダ24と、 前記搬送路1での郵便物の搬送位置を検知するととも
    に、前記バーコードリーダ24による郵便物の紙面上の
    バーコードの有無を認識するタイミングを決定する光電
    センサ25と、 前記郵便番号・宛名認識部8での認識結果と前記バーコ
    ードリーダ24での認識結果とを入力とするバーコード
    プリンタ制御部21と、 このバーコードプリンタ制御部21による制御を受け
    て、前記郵便番号・宛名認識部8によりその紙面上の郵
    便番号や宛名が認識された郵便物に対して、その認識結
    果に対応したバーコードを施すバーコードプリンタ19
    と、 前記搬送路1での郵便物の搬送位置を検知するととも
    に、前記バーコードプリンタ19を制御するタイミング
    を決定する光電センサ20と、 前記光電センサ11および前記光電センサ15によって
    決定される切り替えタイミングで前記転轍機10および
    14を切り替える一方、前記切手・料額印面認識部7お
    よび前記郵便番号・宛名認識部8での認識結果に基づい
    て、搬送されてくる郵便物を区分けし区分指定で指定さ
    れた集積部22に集積する搬送制御部12と、 前記搬送路1での郵便物の搬送位置を検知するととも
    に、前記搬送制御部12による集積部22への郵便物の
    集積タイミングを決定する光電センサ23とを備えたこ
    とを特徴とする郵便物一環処理装置。
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