JP2616377B2 - 簡易接続ラインコネクタ - Google Patents

簡易接続ラインコネクタ

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JP2616377B2
JP2616377B2 JP5112205A JP11220593A JP2616377B2 JP 2616377 B2 JP2616377 B2 JP 2616377B2 JP 5112205 A JP5112205 A JP 5112205A JP 11220593 A JP11220593 A JP 11220593A JP 2616377 B2 JP2616377 B2 JP 2616377B2
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JP
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conductor
repeater
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cable
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徹也 小林
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は簡易接続ラインコネクタ
に関し、特に通信機器などに使用される同軸コネクタに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の同軸コネクタにおいて
は、外装部品が大きく3部品に分割されている。すなわ
ち、図2に示すように、中継器本体(図2には筐体8の
み表示)に接続する同軸コネクタ外部導体本体17と、
ケーブル5の外部導体5との接続を実行する締付け金
具12と、ケーブル5の導入部でケーブル外皮5を締
付けて水の浸入を防ぐための締付けナット16との3部
品に分割されている。
【0003】これら3部品によってケーブル5を中継器
本体に接続する場合、まず同軸コネクタ外部導体本体1
7を中継器本体の筐体8に捩じ込む。この後に、締付け
金具12を適切なトルクで同軸コネクタ外部導体本体1
7に締付ける。
【0004】この締付け金具12の締付けによって締付
けリング13がクランプ14側に移動するので、クラン
プ14がケーブル5の外部導体5に圧着されて接続さ
れる。このとき、ケーブル5の中心導体5には同軸コ
ネクタ中心導体本体11が取付けられている。
【0005】最後に、締付けナット16を締付け金具1
2に捩じ込み、この同軸コネクタとケーブル外皮5
の間の気密性をガスケット15によって確保する。ま
た、締付け金具12と同軸コネクタ外部導体本体17と
の間の気密性はOリング18によって確保されている。
尚、上記の同軸コネクタについては、実開昭61−13
3986号公報に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の同軸コ
ネクタでは、中継器への接続の際にコネクタ外装部品を
3部品に解体し、同軸コネクタ外部導体本体を中継器に
捩じ込んだ後に、締付け金具を適切なトルクで同軸コネ
クタ外部導体本体に締付けてクランプをケーブルの外部
導体に圧着して接続している。
【0007】このとき、締付け金具を締付けるトルク
は、例えば250Kgf-cm±30Kgf-cm程度に管理しなけ
れば、ケーブルと同軸コネクタとの接続信頼性を確保す
ることができない。
【0008】また同様に、締付けナットを締付け金具に
捩じ込む際には、例えば150Kgf-cm程度のトルク管理
を行い、同軸コネクタ後方からの水の侵入を防ぐ必要が
ある。したがって、電柱の上などでの不安定な場所での
作業で厳密なトルク管理を要求し、また部品点数が多い
ため、コスト高になるという欠点がある。
【0009】そこで、本発明の目的は上記欠点を解消
し、コストを低減させることができ、かつ信頼性を向上
させることができる簡易接続ラインコネクタを提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による簡易接続ラ
インコネクタは、中心導体と外部導体と外皮とを有する
ケーブルを中継器に電気的に接続しかつ機械的に固定す
る簡易接続ラインコネクタであって、前記中継器に電気
的に接続される接続部と前記中継器の筐体に螺合される
螺合部とを有する中継器接続部材と、前記外部導体の露
出部に圧着される圧着部と前記露出部及び前記外皮の境
界領域で前記外部導体及び前記外皮の間に挿入されるテ
ーパ部とを有する外部導体クランプと、前記中心導体の
露出部に圧着されかつ前記中継器接続部材に係合する係
合部を有する中心コンタクトと、前記外皮の前記外部導
体クランプの前記テーパ部が挿入された部分の外周に嵌
合する弾性部材と、前記中継器接続部材に螺合される螺
合部と前記外部導体クランプの前記テーパ部が挿入され
た部分に嵌合した前記弾性部材の外周に嵌合するテーパ
部とを内周に有する締付け金具とを備えている。
【0011】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図1(a)は本発明の一実施例の分解断面図であ
り、図1(b)は本発明の一実施例の組立て断面図であ
る。これらの図において、ケーブル5を中継器(図示せ
ず)に接続する場合、まずシェル6のねじ部6aを中継
器の筐体8に捩じ込む。このとき、シェル6の接続部6
bは中継器内部に電気的に接続される。
【0013】また、ケーブル5の外皮5dと外部導体5
cとインシュレータ5bとを夫々所定の長さに剥いだ後
に、ケーブル5に締付け金具4及びガスケット3を挿入
しておく。
【0014】この状態で、テーパクランプ2のケーブル
導入側に設けた薄いテーパ形状部分2aをケーブル5の
外皮5dと外部導体5cとの間に挿入し、テーパクラン
プ2の圧着部分2bを所定の圧着工具で挟んでテーパク
ランプ2をケーブル5の外部導体5cに圧着する。
【0015】また、中心コンタクト1の圧着部分を所定
の圧着工具で挟んで中心コンタクト1をケーブル5の中
心導体5aに圧着する。ケーブル5の外皮5dはテーパ
形状部分2aが挿入されると盛り上がるが、その部分は
弾性を有するガスケット3が装着されることでテーパ形
状部分2a側に押さえられる。
【0016】上記の処理を予め施しておくことで、ケー
ブル5を中継器に接続する場合には中心コンタクト1及
びテーパクランプ2をシェル6に挿入し、シェル6のね
じ部6cに締付け金具4のねじ部4bを捩じ込むだけで
よい。
【0017】この締付け金具4のねじ部4bをシェル6
のねじ部6cに捩じ込むと、締付け金具4内周のテーパ
形状部分4aがテーパ形状となっているガスケット3に
嵌合する。
【0018】さらに、締付け金具4のねじ部4bをシェ
ル6のねじ部6cに捩じ込むと、テーパクランプ2のテ
ーパ形状部分2aと締付け金具4のテーパ形状部分4a
との間に外皮5dとガスケット3とが圧接される。
【0019】これにより、締付け金具4とケーブル5の
外皮5dとの間からの水などの侵入を防ぐことができ
る。また、締付け金具4とシェル6との間からの水など
の侵入はOリング7によって防ぐことができる。
【0020】このように、テーパクランプ2の薄いテー
パ形状部分2aをケーブル5の外皮5dと外部導体5c
との間に挿入し、中心コンタクト1及びテーパクランプ
2を所定の圧着工具で予めケーブル5の中心導体5a及
び外部導体5cに圧着しておき、外皮5dのテーパ形状
部分2aが挿入された部分にガスケット3を装着してシ
ェル6のねじ部6cに締付け金具4のねじ部4bを捩じ
込むことで締付け金具4のテーパ形状部分4aをガスケ
ット3に嵌合することによって、部品点数を少なくする
ことができ、接続作業を簡略化することができる。
【0021】また、厳密なトルク管理を不要とすること
ができるので、コネクタのコストを低減することができ
るとともに、コネクタ接続工事のコストも低減すること
ができ、かつ信頼性を向上させることができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、中
継器に電気的に接続される接続部と中継器の筐体に螺合
される螺合部とを有する中継器接続部材と、外部導体の
露出部に圧着される圧着部と露出部及び外皮の境界領域
で外部導体及び外皮の間に挿入されるテーパ部とを有す
る外部導体クランプと、中心導体の露出部に圧着されか
つ中継器接続部材に係合する係合部材と、外皮の外部導
体クランプのテーパ部が挿入された部分の外周に嵌合す
る弾性部材と、中継器接続部材に螺合される螺合部と外
部導体クランプのテーパ部が挿入された部分に嵌合した
弾性部材の外周に嵌合するテーパ部とを内周に有する締
付け金具とを備えることによって、コストを低減させる
ことができ、かつ信頼性を向上させることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例の分解断面図、
(b)は本発明の一実施例の組立て断面図である。
【図2】(a)は従来例の組立て断面図、(b)は従来
例の分解断面図である。
【符号の説明】
中心コンタクト 2 テーパクランプ 2a テーパ形状部分 2b 圧着部分 3 ガスケット 4 締付け金具 4a テーパ形状部分 4b ねじ部 5 ケーブル 5a 中心導体 5c 外部導体 5d 外皮 6 シェル 6a,6c ねじ部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心導体と外部導体と外皮とを有するケ
    ーブルを中継器に電気的に接続しかつ機械的に固定する
    簡易接続ラインコネクタであって、前記中継器に電気的
    に接続される接続部と前記中継器の筐体に螺合される螺
    合部とを有する中継器接続部材と、前記外部導体の露出
    部に圧着される圧着部と前記露出部及び前記外皮の境界
    領域で前記外部導体及び前記外皮の間に挿入されるテー
    パ部とを有する外部導体クランプと、前記中心導体の露
    出部に圧着されかつ前記中継器接続部材に係合する係合
    を有する中心コンタクトと、前記外皮の前記外部導体
    クランプの前記テーパ部が挿入された部分の外周に嵌合
    する弾性部材と、前記中継器接続部材に螺合される螺合
    部と前記外部導体クランプの前記テーパ部が挿入された
    部分に嵌合した前記弾性部材の外周に嵌合するテーパ部
    とを内周に有する締付け金具とを含むことを特徴とする
    簡易接続ラインコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記外部導体クランプの圧着部及び前記
    中心コンタクトの係合部が予め前記外部導体の露出部及
    び前記中心導体の露出部に夫々圧着されていることを特
    徴とする請求項1記載の簡易接続ラインコネクタ。
JP5112205A 1993-04-14 1993-04-14 簡易接続ラインコネクタ Expired - Fee Related JP2616377B2 (ja)

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