JP2615161B2 - Ｉｃカード読取り器の接触フレーム - Google Patents
Ｉｃカード読取り器の接触フレームInfo
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- JP2615161B2 JP2615161B2 JP63285584A JP28558488A JP2615161B2 JP 2615161 B2 JP2615161 B2 JP 2615161B2 JP 63285584 A JP63285584 A JP 63285584A JP 28558488 A JP28558488 A JP 28558488A JP 2615161 B2 JP2615161 B2 JP 2615161B2
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- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/0013—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers
- G06K7/0056—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers housing of the card connector
- G06K7/0069—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers housing of the card connector including means for detecting correct insertion of the card, e.g. end detection switches notifying that the card has been inserted completely and correctly
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、仏語でcarte a puceと称するカード、即ち
少なくとも１つの電子素子を含んだICカード読取り器に
係わる。前記電子素子は、この種の電子カードによって
利用される装置（例えば銀行又は公衆電話の端末）に具
備された読取り器内での電気接続に使用される。
少なくとも１つの電子素子を含んだICカード読取り器に
係わる。前記電子素子は、この種の電子カードによって
利用される装置（例えば銀行又は公衆電話の端末）に具
備された読取り器内での電気接続に使用される。
［従来の技術］ この種のカードの読取り器は通常、カードを案内もし
くは配置する手段と、カードが読取り器内で適確な位置
に存在することを確認する任意的手段と、カードの導電
領域との電気接続を行ってカード読取り器内包装置との
間に回路を樹立せしめる手段とを含む。
くは配置する手段と、カードが読取り器内で適確な位置
に存在することを確認する任意的手段と、カードの導電
領域との電気接続を行ってカード読取り器内包装置との
間に回路を樹立せしめる手段とを含む。
この種のカード読取り器は例えば仏国特許第2 534 71
3号に開示されている。この先行技術の読取り器の案内
手段は読取り器の構造に結合した面からなる。カードの
存在の確認は行程終了地点の微小接触子によって行わ
れ、接触素子は絶縁材製フレームに取り付けられた薄い
弾性金属プレートで構成される。
3号に開示されている。この先行技術の読取り器の案内
手段は読取り器の構造に結合した面からなる。カードの
存在の確認は行程終了地点の微小接触子によって行わ
れ、接触素子は絶縁材製フレームに取り付けられた薄い
弾性金属プレートで構成される。
［発明が解決しようとする課題］ 前記先行特許明細書はこのように、各々独立した３つ
の部材を提示しているが、これらの部材の組立てについ
ては詳述していない。しかるに、このような読取り器で
は種々の部材を正確に組立てることが極めて重要であ
る。この組立て操作は費用がかかるだけでなく、様々な
部材の多重組立ての公差に起因して、使用者の要求を実
際に満たすことができない状況を生じ得る。また、この
組立ては装置製造業者に一任されているが、使用上の注
意を全く必要としない単一構成部材を使用できれば業者
の作業はかなり容易になると思われる。
の部材を提示しているが、これらの部材の組立てについ
ては詳述していない。しかるに、このような読取り器で
は種々の部材を正確に組立てることが極めて重要であ
る。この組立て操作は費用がかかるだけでなく、様々な
部材の多重組立ての公差に起因して、使用者の要求を実
際に満たすことができない状況を生じ得る。また、この
組立ては装置製造業者に一任されているが、使用上の注
意を全く必要としない単一構成部材を使用できれば業者
の作業はかなり容易になると思われる。
より正確には、カードとの接続を行う接触素子の各々
によってカードの導電領域に加えられる力は式ｆ＝kxに
よって表される。式中、ｋは接触素子の弾性特性を表
し、ｘはカードの存在下で前記接触素子が受けるふれの
量を表す。この力ｆは比較的正確に、即ち比較的小さい
公差で加えられなければならない。なぜなら、この力が
小さすぎると接触抵抗の問題が生じ、大きすぎると接触
素子及びカードの摩耗の問題が生じるからである。ま
た、総ての接触素子によってカードに集合的に加えられ
る力はカードを装置内に保持する力を誘起するが、この
力も公差が小さくなければならない。しかるに、ｋの値
は工業的製造過程において例えば±25％の範囲で変化し
得る。この許容範囲の変化を縮めることは確かに可能で
あるが、そのためには費用のかかる措置が必要となる。
従って、係数ｋの値に対して許される範囲を余り上回ら
ない範囲内に力ｆを保持したければ、ｘをできるだけ小
さい範囲で決定するしかない。即ち、接触素子に対する
カードの正確な配置、とりわけ接触素子の受けるふれの
方向における正確な配置が極めて重要だということにな
る。
によってカードの導電領域に加えられる力は式ｆ＝kxに
よって表される。式中、ｋは接触素子の弾性特性を表
し、ｘはカードの存在下で前記接触素子が受けるふれの
量を表す。この力ｆは比較的正確に、即ち比較的小さい
公差で加えられなければならない。なぜなら、この力が
小さすぎると接触抵抗の問題が生じ、大きすぎると接触
素子及びカードの摩耗の問題が生じるからである。ま
た、総ての接触素子によってカードに集合的に加えられ
る力はカードを装置内に保持する力を誘起するが、この
力も公差が小さくなければならない。しかるに、ｋの値
は工業的製造過程において例えば±25％の範囲で変化し
得る。この許容範囲の変化を縮めることは確かに可能で
あるが、そのためには費用のかかる措置が必要となる。
従って、係数ｋの値に対して許される範囲を余り上回ら
ない範囲内に力ｆを保持したければ、ｘをできるだけ小
さい範囲で決定するしかない。即ち、接触素子に対する
カードの正確な配置、とりわけ接触素子の受けるふれの
方向における正確な配置が極めて重要だということにな
る。
そこで本発明は、経済的条件で、組立て公差の問題を
解決すると共にカードの配置に関する極めて厳しい要件
を満たすことができるように、使用が極めて簡単な接触
フレームと称する単一構成部材を提供する。
解決すると共にカードの配置に関する極めて厳しい要件
を満たすことができるように、使用が極めて簡単な接触
フレームと称する単一構成部材を提供する。
［課題を解決するための手段］ 本発明によれば、絶縁材から成り少なくとも一部に開
口が形成された一体成形板部材を少なくとも備えたICカ
ード読取り器の接触フレームであって、 前記板部材は、互いに対向するとともに、ICカードの
挿入方向に平行な一対の縁部と該縁部を連結する一対の
バーからなる内側フレーム部を備えており、前記縁部と
前記バーとは協働して接続窓としての開口部を規定し、 ICカードとの電気接続を与える複数の弾性接触素子
が、その一端を前記バーに成形固定され、該バーより前
記開口部に伸張して設けらており、該弾性接触素子は前
記板部材の表面がなす平面より突出し、ICカードが挿入
された際には、前記板部材と直交する方向にふれを受
け、 前記板部材は、更に、挿入されたICカードの対向する
側縁を越えて伸張するように前記内側フレームの前記縁
部よりICカードの挿入方向と直交する方向に延長され
た、前記内側フレームの両側方に位置する２つの側方フ
レーム部を備えており、 各前記側方フレーム部はその側方端部に各前記縁部と
対向し且つ平行であると共にICカードの挿入方向に平行
に伸張した側方部を有し、 ２つの前記側方部のそれぞれは２つのカード案内滑り
路の内の対応する１つの位置を規定する規定手段を担持
しており、前記規定手段は前記一体成形板部材の一部で
あり、 前記カード案内滑り路はICカードの対向する側縁を囲
い込み且つICカードがICカード読取り器に挿入された際
に、前記接触素子の正確なふれ量を与えるように前記板
部材に対して垂直な方向においてICカードを前記接触素
子に対して位置決めしている、接触フレームが提供され
る。
口が形成された一体成形板部材を少なくとも備えたICカ
ード読取り器の接触フレームであって、 前記板部材は、互いに対向するとともに、ICカードの
挿入方向に平行な一対の縁部と該縁部を連結する一対の
バーからなる内側フレーム部を備えており、前記縁部と
前記バーとは協働して接続窓としての開口部を規定し、 ICカードとの電気接続を与える複数の弾性接触素子
が、その一端を前記バーに成形固定され、該バーより前
記開口部に伸張して設けらており、該弾性接触素子は前
記板部材の表面がなす平面より突出し、ICカードが挿入
された際には、前記板部材と直交する方向にふれを受
け、 前記板部材は、更に、挿入されたICカードの対向する
側縁を越えて伸張するように前記内側フレームの前記縁
部よりICカードの挿入方向と直交する方向に延長され
た、前記内側フレームの両側方に位置する２つの側方フ
レーム部を備えており、 各前記側方フレーム部はその側方端部に各前記縁部と
対向し且つ平行であると共にICカードの挿入方向に平行
に伸張した側方部を有し、 ２つの前記側方部のそれぞれは２つのカード案内滑り
路の内の対応する１つの位置を規定する規定手段を担持
しており、前記規定手段は前記一体成形板部材の一部で
あり、 前記カード案内滑り路はICカードの対向する側縁を囲
い込み且つICカードがICカード読取り器に挿入された際
に、前記接触素子の正確なふれ量を与えるように前記板
部材に対して垂直な方向においてICカードを前記接触素
子に対して位置決めしている、接触フレームが提供され
る。
上記の如く、本発明による接触フレームは、内側フレ
ーム部と該内側フレームの両側方に位置する２つの側方
フレーム部とを一体成形した構造を有しており、複数の
接触素子は、内側フレーム部を構成するバー内にその一
端を成形固定され、内側フレーム部に設けられた接続窓
を規定する開口部内部へと伸張する。側方フレーム部は
内側フレーム部のバーを連結する縁部から伸長してお
り、そのそれぞれの側方部は、２つのカード案内滑り路
の内の対応する１つの位置を規定する手段を有してい
る。これによって、カード案内滑り路は複数の接触素子
に対して精確に位置づけられ、従ってICカードの位置が
複数の接触素子に対して正確に規定され、前記接触素子
の正確なふれ量を与えることが可能となる。
ーム部と該内側フレームの両側方に位置する２つの側方
フレーム部とを一体成形した構造を有しており、複数の
接触素子は、内側フレーム部を構成するバー内にその一
端を成形固定され、内側フレーム部に設けられた接続窓
を規定する開口部内部へと伸張する。側方フレーム部は
内側フレーム部のバーを連結する縁部から伸長してお
り、そのそれぞれの側方部は、２つのカード案内滑り路
の内の対応する１つの位置を規定する手段を有してい
る。これによって、カード案内滑り路は複数の接触素子
に対して精確に位置づけられ、従ってICカードの位置が
複数の接触素子に対して正確に規定され、前記接触素子
の正確なふれ量を与えることが可能となる。
本発明の好ましい特徴によれば、位置を規定する手段
は、側方フレーム部の側方部の表面に設けられた突起部
である。また、カード案内滑り路の少なくとも一部分は
接触フレームの材料中に形成されるか、又は、各側方フ
レーム部に取り付けられた部材によって構成される。更
に、取付けられた部材は、好ましくは、接触フレームを
覆って接触フレームと共に組立てられる蓋を構成する部
材と一体的に形成されている。
は、側方フレーム部の側方部の表面に設けられた突起部
である。また、カード案内滑り路の少なくとも一部分は
接触フレームの材料中に形成されるか、又は、各側方フ
レーム部に取り付けられた部材によって構成される。更
に、取付けられた部材は、好ましくは、接触フレームを
覆って接触フレームと共に組立てられる蓋を構成する部
材と一体的に形成されている。
本発明の他の好ましい特徴によれば、接触フレームは
細長い弾性部材を支持しており、該弾性部材の端部は読
取り器に挿入されたICカードの前方縁で押し下げられ次
いで該ICカードを蓋に押し付けるように構成された形状
を有する。そして、好ましくは、細長い弾性部材は、接
触素子と、挿入されたICカードの該接触素子に最も近い
縁との間に配置されている。この弾性部材は、また、蓋
が有していてもよい。
細長い弾性部材を支持しており、該弾性部材の端部は読
取り器に挿入されたICカードの前方縁で押し下げられ次
いで該ICカードを蓋に押し付けるように構成された形状
を有する。そして、好ましくは、細長い弾性部材は、接
触素子と、挿入されたICカードの該接触素子に最も近い
縁との間に配置されている。この弾性部材は、また、蓋
が有していてもよい。
本発明の更に好ましい特徴によれば、接触フレーム
は、挿入されたICカードがその行程の終了点に到達した
際にそのカードの前方縁周囲にある１つの側方バー上に
設けられた行程終了接触子の可動接触ブレード及び固定
接触ブレードを有しており、可動接触ブレードはICカー
ドの前方縁と該ブレードとの当接によって移動するよう
に構成されている。これにより、ICカードが挿入され
て、行程終了接触子の可動接触ブレードがICカードによ
って移動されるので、ICカードの挿入を検知することが
できる。
は、挿入されたICカードがその行程の終了点に到達した
際にそのカードの前方縁周囲にある１つの側方バー上に
設けられた行程終了接触子の可動接触ブレード及び固定
接触ブレードを有しており、可動接触ブレードはICカー
ドの前方縁と該ブレードとの当接によって移動するよう
に構成されている。これにより、ICカードが挿入され
て、行程終了接触子の可動接触ブレードがICカードによ
って移動されるので、ICカードの挿入を検知することが
できる。
［実施例］ 以下、添付図面に基づき非限定的具体例を挙げて本発
明をより詳細に説明する。
明をより詳細に説明する。
第１図は本発明に従って設計した接触フレーム１を斜
視図で示しており、カード２が挿入位置にある。この図
では説明の都合上、接触フレーム及びカードが正規の位
置、即ちカードが接触ゾーンを上にして配置され且つ接
触フレーム１がカードの上方でカードと向かい合うよう
に配置されなければならない位置とは逆の位置に配置さ
れている。このフレームの主要構成部材は絶縁材料を成
形して形成した一体成形板部材３である。この板部材３
は、カード２との接続を行う接触素子４を支持すると共
に、カードが読取り器内に存在し且つ正確な読取り位置
に配置されていることを示す行程終了地点に設けられた
行程終了接触子５も支持し、且つ、少なくとも、カード
を案内して該カードの読取りの可能な上記した位置に導
く案内滑り路の支持体６の役割を果たす。
視図で示しており、カード２が挿入位置にある。この図
では説明の都合上、接触フレーム及びカードが正規の位
置、即ちカードが接触ゾーンを上にして配置され且つ接
触フレーム１がカードの上方でカードと向かい合うよう
に配置されなければならない位置とは逆の位置に配置さ
れている。このフレームの主要構成部材は絶縁材料を成
形して形成した一体成形板部材３である。この板部材３
は、カード２との接続を行う接触素子４を支持すると共
に、カードが読取り器内に存在し且つ正確な読取り位置
に配置されていることを示す行程終了地点に設けられた
行程終了接触子５も支持し、且つ、少なくとも、カード
を案内して該カードの読取りの可能な上記した位置に導
く案内滑り路の支持体６の役割を果たす。
そのために、接触フレーム１は接続窓としての開口
８、９、10、11を規定するフレーム１の一部分からなる
内側フレーム部７を含む。内側フレーム部７は、互いに
対向するとともにカードの挿入方向に平行な一対の縁部
と、該一対の縁部を連結する一対のバー12、13とからな
る。弾性接触素子４はバー12、13上に成形され、これら
のバーから延びた状態で前記接続窓内に位置する。従っ
て弾性接触素子４の位置は、フレーム１の成形鋳型の一
部分の位置によって決定される。弾性接触素子４は一定
の断面をもつ形材であり、フレーム１の表面の平面14よ
り上に突出する。これらの弾性接触素子４は、カード２
が読取り器に挿入されると、該カード２により押され、
その結果フレーム１と直交する方向にふれを受け、該カ
ードが正確に挿入されれば、該カード２の接続ゾーン15
の接触領域と受けたふれに応じた力で接触する。第２図
は第１図の接触フレームの平面図であるが、この図から
明らかなように開口８〜11は接触素子４の端部を保護す
る歯形状の切込み16を有する。
８、９、10、11を規定するフレーム１の一部分からなる
内側フレーム部７を含む。内側フレーム部７は、互いに
対向するとともにカードの挿入方向に平行な一対の縁部
と、該一対の縁部を連結する一対のバー12、13とからな
る。弾性接触素子４はバー12、13上に成形され、これら
のバーから延びた状態で前記接続窓内に位置する。従っ
て弾性接触素子４の位置は、フレーム１の成形鋳型の一
部分の位置によって決定される。弾性接触素子４は一定
の断面をもつ形材であり、フレーム１の表面の平面14よ
り上に突出する。これらの弾性接触素子４は、カード２
が読取り器に挿入されると、該カード２により押され、
その結果フレーム１と直交する方向にふれを受け、該カ
ードが正確に挿入されれば、該カード２の接続ゾーン15
の接触領域と受けたふれに応じた力で接触する。第２図
は第１図の接触フレームの平面図であるが、この図から
明らかなように開口８〜11は接触素子４の端部を保護す
る歯形状の切込み16を有する。
接触フレーム１は、また、第１図及び第２図に示すよ
うに、内側フレーム部７の両側方に位置する側方フレー
ム部を構成する２つのフランジ17、18を含む。該フラン
ジ17、18は、挿入されたカードの対向する側縁を越えて
伸張するように内側フレーム部７の縁部からカード１の
挿入方向と直交する方向に延長された延長部である。こ
れらのフランジは、内側フレーム部７の縁部と対向し且
つ平行であると共にICカードの挿入方向に平行に伸長し
た側方部を有している。これら側方部が案内滑り路支持
体６を構成している。該支持体６上に支持される案内滑
り路は挿入されたカード１を案内するとともに、カード
１の側縁を囲い込み、接触フレームに直交する方向にお
いて、該カード１を接触フレームに対して、従って接触
素子に対して位置決めする。
うに、内側フレーム部７の両側方に位置する側方フレー
ム部を構成する２つのフランジ17、18を含む。該フラン
ジ17、18は、挿入されたカードの対向する側縁を越えて
伸張するように内側フレーム部７の縁部からカード１の
挿入方向と直交する方向に延長された延長部である。こ
れらのフランジは、内側フレーム部７の縁部と対向し且
つ平行であると共にICカードの挿入方向に平行に伸長し
た側方部を有している。これら側方部が案内滑り路支持
体６を構成している。該支持体６上に支持される案内滑
り路は挿入されたカード１を案内するとともに、カード
１の側縁を囲い込み、接触フレームに直交する方向にお
いて、該カード１を接触フレームに対して、従って接触
素子に対して位置決めする。
第１の具体例では、これらの支持体６は、夫々、案内
滑り路を接触フレームに対して、より特定的には接触子
に対して位置を規定する手段として、少なくとも１つの
センタリング用突起19、20を備えた簡単な平面からな
る。これらの位置規定手段の代わりに、又はこれらの位
置規定手段に加えて、別の案内滑り路位置規定手段を使
用してもよい。また、第１図及び第２図に示したセンタ
リング用突起は案内滑り路を（例えばリベット締めで）
固定する手段としても機能し得る。第３図は正規の位置
に配置した第１図及び第２図のフレーム１の端面図であ
る。この図では案内滑り路21及び22が両方共、フレーム
１の支持体部分６上に配置されて蓋を構成する絶縁材料
の成形蓋部材23に設けられている。この蓋部材23はセン
タリング用突起19、20によりフレーム１に対して正確に
配置される。この蓋部材はカード２の側縁に当接してカ
ードを案内する。接触素子４の位置を決定する部分と同
じ鋳型部分が支持体６表面及びセンタリング用突起19、
20の位置も決定するのであれば、接触素子４に対するカ
ード２の配置の正確さを左右するのは、フレーム１成形
鋳型の製造に必要な注意、並びに小さな公差で工場で行
い得るフレーム１及び蓋部材23の組立ての公差だけにな
り、従って、カード２は接触素子４に対して正確に位置
決めされ、フレーム１と直交する方向における、カード
２の接触素子４に対する正確な配置が実現され、接触素
子４の正確なふれ量を与えることが可能となり、接触素
子の各々によってカードの接触領域に与えられる力を比
較的小さな公差とすることができる。
滑り路を接触フレームに対して、より特定的には接触子
に対して位置を規定する手段として、少なくとも１つの
センタリング用突起19、20を備えた簡単な平面からな
る。これらの位置規定手段の代わりに、又はこれらの位
置規定手段に加えて、別の案内滑り路位置規定手段を使
用してもよい。また、第１図及び第２図に示したセンタ
リング用突起は案内滑り路を（例えばリベット締めで）
固定する手段としても機能し得る。第３図は正規の位置
に配置した第１図及び第２図のフレーム１の端面図であ
る。この図では案内滑り路21及び22が両方共、フレーム
１の支持体部分６上に配置されて蓋を構成する絶縁材料
の成形蓋部材23に設けられている。この蓋部材23はセン
タリング用突起19、20によりフレーム１に対して正確に
配置される。この蓋部材はカード２の側縁に当接してカ
ードを案内する。接触素子４の位置を決定する部分と同
じ鋳型部分が支持体６表面及びセンタリング用突起19、
20の位置も決定するのであれば、接触素子４に対するカ
ード２の配置の正確さを左右するのは、フレーム１成形
鋳型の製造に必要な注意、並びに小さな公差で工場で行
い得るフレーム１及び蓋部材23の組立ての公差だけにな
り、従って、カード２は接触素子４に対して正確に位置
決めされ、フレーム１と直交する方向における、カード
２の接触素子４に対する正確な配置が実現され、接触素
子４の正確なふれ量を与えることが可能となり、接触素
子の各々によってカードの接触領域に与えられる力を比
較的小さな公差とすることができる。
フレーム17、18は材料を節約すべく、第１図及び第２
図に示すようなくり抜き24を有すると有利である。
図に示すようなくり抜き24を有すると有利である。
この接触フレーム１は更に、行程終了地点の行程終了
接触子５及び行程終了地点の衝止部材25も有する。行程
終了地点の行程終了接触子５は休止接触子であり、カー
ドが行程終了地点の衝止部材25に当接する少し前に可動
ブレード26の端部27に当接してこのブレード26を作動さ
せ、その結果ブレード26が固定接触ブレード28から離れ
た時に開放される。この開放によって、ICカードが挿入
されたことが検知される。前記２つのブレードはフレー
ム１のスリット29、30内に圧入され、そのため正確に配
置される。また、衝止部材25はカードを読取り器内に正
確に配置させる。
接触子５及び行程終了地点の衝止部材25も有する。行程
終了地点の行程終了接触子５は休止接触子であり、カー
ドが行程終了地点の衝止部材25に当接する少し前に可動
ブレード26の端部27に当接してこのブレード26を作動さ
せ、その結果ブレード26が固定接触ブレード28から離れ
た時に開放される。この開放によって、ICカードが挿入
されたことが検知される。前記２つのブレードはフレー
ム１のスリット29、30内に圧入され、そのため正確に配
置される。また、衝止部材25はカードを読取り器内に正
確に配置させる。
第１図及び第２図にはフレーム１の材料で形成したタ
ペット31も示されている。このタペットは弾性部材であ
って、カード２を蓋部材23に押し付ける機能を果たし、
その結果カードが接触素子と反対の側の案内滑り路面に
当接し、接触素子４との間の距離がより正確に決定され
る。
ペット31も示されている。このタペットは弾性部材であ
って、カード２を蓋部材23に押し付ける機能を果たし、
その結果カードが接触素子と反対の側の案内滑り路面に
当接し、接触素子４との間の距離がより正確に決定され
る。
第３図、第４図及び第５図に示すように、前記タペッ
トはカードが届かない方の端部からフレーム１の中央に
向かって突出するように蓋部材23の材料中に形成するこ
ともできる。その端部34は、カードに損傷を与えないよ
うに、カード２の前方縁の前で引っ込み次いで丸みのあ
る面によってカードに圧力を加えるような特定のプロフ
ィルを有する。
トはカードが届かない方の端部からフレーム１の中央に
向かって突出するように蓋部材23の材料中に形成するこ
ともできる。その端部34は、カードに損傷を与えないよ
うに、カード２の前方縁の前で引っ込み次いで丸みのあ
る面によってカードに圧力を加えるような特定のプロフ
ィルを有する。
また、カードをフレーム１及び蓋部材23の間に挿入す
るための開口は、図において参照符号32で示される部分
が例えば切削加工によって面取りされている。
るための開口は、図において参照符号32で示される部分
が例えば切削加工によって面取りされている。
フレームの両側に具備される案内滑り路は、第４図に
示すように、少なくとも一部分をフレーム１に設けるこ
とができる。このようにすれば、総ての寸法公差が単一
成形部材だけに係わるようなカード読取り器が得られ
る。これは、機能的にも経済的にも有利な方法である。
案内滑り路は少なくとも一部分を、複数の取付け部材、
又は好ましくは第３図に示すように蓋を構成する単一取
付け部材に形成するようにしてもよい。前記部材をフレ
ーム１の製造時にフレーム１に取付けることができれ
ば、経済的条件で小さい公差が更に確実に遵守される。
示すように、少なくとも一部分をフレーム１に設けるこ
とができる。このようにすれば、総ての寸法公差が単一
成形部材だけに係わるようなカード読取り器が得られ
る。これは、機能的にも経済的にも有利な方法である。
案内滑り路は少なくとも一部分を、複数の取付け部材、
又は好ましくは第３図に示すように蓋を構成する単一取
付け部材に形成するようにしてもよい。前記部材をフレ
ーム１の製造時にフレーム１に取付けることができれ
ば、経済的条件で小さい公差が更に確実に遵守される。
以上詳細に説明したように、本発明による接触フレー
ムは、絶縁材から成り少なくとも一部に開口が形成され
た一体成形板部材を少なくとも備えたICカード読取り器
の接触フレームであって、前記板部材は、互いに対向す
るとともに、ICカードの挿入方向に平行な一対の縁部と
該縁部を連結する一対のバーからなる内側フレーム部を
備えており、前記縁部と前記バーとは協働して接続窓と
しての開口部を規定し、ICカードとの電気接続を与える
複数の弾性接触素子が、その一端を前記バーに成形固定
され、該バーより前記開口部に伸張して設けらており、
該弾性接触素子は前記板部材の表面がなす平面より突出
し、ICカードが挿入された際には、前記板部材と直交す
る方向にふれを受け、前記板部材は、更に、挿入された
ICカードの対向する側縁を越えて伸張するように前記内
側フレームの前記縁部よりICカードの挿入方向と直交す
る方向に延長された、前記内側フレームの両側方に位置
する２つの側方フレーム部を備えており、各前記側方フ
レーム部はその側方端部に各前記縁部と対向し且つ平行
であると共にICカードの挿入方向に平行に伸張した側方
部を有し、２つの前記側方部のそれぞれは２つのカード
案内滑り路の内の対応する１つの位置を規定する規定手
段を担持しており、前記規定手段は前記一体成形板部材
の一部であり、前記カード案内滑り路はICカードの対向
する側縁を囲い込み且つICカードがICカード読取り器に
挿入された際に、前記接触素子の正確なふれ量を与える
ように前記板部材に対して垂直な方向においてICカード
を前記接触素子に対して位置決めしているので、経済的
条件で、組立て公差の問題を解決すると共にカードの配
置に関する極めて厳しい要件を満たすことができる。
ムは、絶縁材から成り少なくとも一部に開口が形成され
た一体成形板部材を少なくとも備えたICカード読取り器
の接触フレームであって、前記板部材は、互いに対向す
るとともに、ICカードの挿入方向に平行な一対の縁部と
該縁部を連結する一対のバーからなる内側フレーム部を
備えており、前記縁部と前記バーとは協働して接続窓と
しての開口部を規定し、ICカードとの電気接続を与える
複数の弾性接触素子が、その一端を前記バーに成形固定
され、該バーより前記開口部に伸張して設けらており、
該弾性接触素子は前記板部材の表面がなす平面より突出
し、ICカードが挿入された際には、前記板部材と直交す
る方向にふれを受け、前記板部材は、更に、挿入された
ICカードの対向する側縁を越えて伸張するように前記内
側フレームの前記縁部よりICカードの挿入方向と直交す
る方向に延長された、前記内側フレームの両側方に位置
する２つの側方フレーム部を備えており、各前記側方フ
レーム部はその側方端部に各前記縁部と対向し且つ平行
であると共にICカードの挿入方向に平行に伸張した側方
部を有し、２つの前記側方部のそれぞれは２つのカード
案内滑り路の内の対応する１つの位置を規定する規定手
段を担持しており、前記規定手段は前記一体成形板部材
の一部であり、前記カード案内滑り路はICカードの対向
する側縁を囲い込み且つICカードがICカード読取り器に
挿入された際に、前記接触素子の正確なふれ量を与える
ように前記板部材に対して垂直な方向においてICカード
を前記接触素子に対して位置決めしているので、経済的
条件で、組立て公差の問題を解決すると共にカードの配
置に関する極めて厳しい要件を満たすことができる。
以上説明してきた具体例は非限定的なものであり、本
発明の範囲内で様々に変形し得ると理解されたい。
発明の範囲内で様々に変形し得ると理解されたい。
第１図は本発明の接触フレームの一具体例を示す斜視
図、第２図は第１図のフレームの平面図、第３図はカー
ド案内滑り路を構成する蓋を具備した第１図のフレーム
の端面図、第４図はフレーム及び蓋上に一部分ずつ形成
された案内滑り路を有するフレームの端面図、第５図は
第３図のフレームの側方断面図である。 １……接触フレーム、２……カード、４……接触素子、
21、22……案内滑り路、23……蓋。
図、第２図は第１図のフレームの平面図、第３図はカー
ド案内滑り路を構成する蓋を具備した第１図のフレーム
の端面図、第４図はフレーム及び蓋上に一部分ずつ形成
された案内滑り路を有するフレームの端面図、第５図は
第３図のフレームの側方断面図である。 １……接触フレーム、２……カード、４……接触素子、
21、22……案内滑り路、23……蓋。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−173789（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−252084（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−172076（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−147285（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−93265（ＪＰ，Ｕ)
Claims (11)
- 【請求項１】絶縁材から成り少なくとも一部に開口が形
成された一体成形板部材（３）を少なくとも備えたICカ
ード読取り器の接触フレームであって、 前記板部材（３）は、互いに対向するとともに、ICカー
ドの挿入方向に平行な一対の縁部と該縁部を連結する一
対のバー（12,13）からなる内側フレーム部（７）を備
えており、前記縁部と前記バー（12,13）とは協働して
接続窓としての開口部（8,9,10,11）を規定し、 ICカードとの電気接続を与える複数の弾性接触素子
（４）が、その一端を前記バー（12,13）に成形固定さ
れ、該バーより前記開口部（8,9,10,11）に伸張して設
けらており、該弾性接触素子（４）は前記板部材（３）
の表面がなす平面（14）より突出し、ICカードが挿入さ
れた際には、前記板部材（３）と直交する方向にふれを
受け、 前記板部材（３）は、更に、挿入されたICカードの対向
する側縁を越えて伸張するように前記内側フレーム
（７）の前記縁部よりICカードの挿入方向と直交する方
向に延長された、前記内側フレーム（７）の両側方に位
置する２つの側方フレーム部（17,18）を備えており、 各前記側方フレーム部（17,18）はその側方端部に各前
記縁部と対向し且つ平行であると共にICカードの挿入方
向に平行に伸張した側方部を有し、 ２つの前記側方部のそれぞれは２つのカード案内滑り路
（21,22）の内の対応する１つの位置を規定する規定手
段（19,20）を担持しており、前記規定手段は前記一体
成形板部材の一部であり、 前記カード案内滑り路（21,22）はICカードの対向する
側縁を囲い込み且つICカードがICカード読取り器に挿入
された際に、前記接触素子（４）の正確なふれ量を与え
るように前記板部材（３）に対して垂直な方向において
ICカードを前記接触素子に対して位置決めしている、接
触フレーム。 - 【請求項２】前記規定手段は、前記側方フレーム部の前
記側方部の表面に設けられた突起部（19,20）である請
求項１に記載の接触フレーム。 - 【請求項３】前記カード案内滑り路の少なくとも一部分
は、前記接触フレームの材料中に形成される請求項１又
は２に記載の接触フレーム。 - 【請求項４】各カード案内滑り路の少なくとも一部分
は、各側方フレーム部に取り付けられた部材によって構
成される請求項１又は２に記載の接触フレーム。 - 【請求項５】前記取付けられた部材は、前記接触フレー
ムを覆って該接触フレームと共に組立てられる蓋を構成
する部材と一体的に形成された請求項４に記載の接触フ
レーム。 - 【請求項６】カード案内滑り路全体は、蓋を形成する取
付けられた部材によって構成された請求項４に記載の接
触フレーム。 - 【請求項７】前記接触フレームは細長い弾性部材（31）
を支持しており、該弾性部材の端部（34）は読取り器に
挿入されたICカードの前方縁で押し下げられ次いで該IC
カードを前記蓋に押し付けるように構成された形状を有
する請求項１から６のいずれか一項に記載の接触フレー
ム。 - 【請求項８】前記細長い弾性部材（31）は、前記接触素
子と、挿入されたICカードの該接触素子に最も近い縁と
の間に配置された請求項７に記載の接触フレーム。 - 【請求項９】前記蓋は、読取り器内に挿入されたICカー
ドの前縁が到達し得ない該蓋の前方縁部から後方に延び
た細長い弾性部材（31）を有しており、該弾性部材の端
部は読取り器に挿入されたカードの前方縁で押し下げら
れ次いでICカードに当接して該ICカードを前記蓋に押し
付けるように構成された形状を有する請求項５または６
に記載の接触フレーム。 - 【請求項１０】前記細長い弾性部材（31）は、前記接触
素子と、挿入されたICカードの該接触素子に最も近い縁
との間に配置された請求項９に記載の接触フレーム。 - 【請求項１１】前記接触フレームは、挿入されたICカー
ドがその行程の終了点に到達した際にそのカードの前方
縁周囲にある１つの前記バー（13）上に設けられた行程
終了接触子（５）の可動接触ブレード（26）及び固定接
触ブレード（28）を有しており、前記可動接触ブレード
（26）は前記ICカードの前方縁と該可動接触ブレードと
の当接によって移動するように構成された請求項１から
10のいずれか一項に記載の接触フレーム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR8715739 | 1987-11-13 | ||
| FR8715739A FR2623313B1 (fr) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | Cadre de contact pour lecteur de carte a puce |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01150991A JPH01150991A (ja) | 1989-06-13 |
| JP2615161B2 true JP2615161B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=9356776
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63285584A Expired - Lifetime JP2615161B2 (ja) | 1987-11-13 | 1988-11-11 | Ｉｃカード読取り器の接触フレーム |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4900272A (ja) |
| EP (1) | EP0316700B1 (ja) |
| JP (1) | JP2615161B2 (ja) |
| DE (2) | DE316700T1 (ja) |
| ES (1) | ES2032367T3 (ja) |
| FR (1) | FR2623313B1 (ja) |
| HK (1) | HK120293A (ja) |
Families Citing this family (38)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| FR2681711B1 (fr) * | 1991-09-20 | 1996-08-02 | Itt Composants Instr | Etui portatif pour une carte a memoire electronique |
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| US5511986A (en) * | 1994-02-23 | 1996-04-30 | Molex Incorporated | IC pack connector with detect switch |
| FR2718548B1 (fr) * | 1994-04-12 | 1996-05-15 | Cotterlaz Ets Jean | Cadre de contact pour lecteur de carte à puce. |
| FR2722592B1 (fr) * | 1994-07-18 | 1996-09-06 | Itt Composants Et Instr Sa | Etui recepteur pour une carte a memoire electronique |
| CN1076892C (zh) * | 1994-09-08 | 2001-12-26 | 惠特克公司 | 灵巧卡接插件 |
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| FR2730328B1 (fr) * | 1995-02-03 | 1997-04-04 | Connectors Pontarlier | Connecteur pour appareil lecteur de carte a microcircuit et appareil lecteur de carte a microcircuit le comprenant |
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-
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- 1987-11-13 FR FR8715739A patent/FR2623313B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
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- 1988-11-07 EP EP88118499A patent/EP0316700B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1988-11-07 DE DE198888118499T patent/DE316700T1/de active Pending
- 1988-11-07 DE DE8888118499T patent/DE3878652T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1988-11-07 ES ES198888118499T patent/ES2032367T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1988-11-11 JP JP63285584A patent/JP2615161B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1988-11-14 US US07/270,925 patent/US4900272A/en not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-11-04 HK HK1202/93A patent/HK120293A/xx not_active IP Right Cessation
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| FR2623313A1 (fr) | 1989-05-19 |
| EP0316700A1 (fr) | 1989-05-24 |
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