JP2614761B2 - 切断装置 - Google Patents

切断装置

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JP2614761B2
JP2614761B2 JP1023214A JP2321489A JP2614761B2 JP 2614761 B2 JP2614761 B2 JP 2614761B2 JP 1023214 A JP1023214 A JP 1023214A JP 2321489 A JP2321489 A JP 2321489A JP 2614761 B2 JP2614761 B2 JP 2614761B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はプラスチックフイルム、紙もしくは薄手の金
属等の可撓性を有する長尺帯状材を、製品シート大に裁
断するとともにこの帯状材の先頭に接合されているリー
ダを巻き取る切断装置に関するものである。
(従来の技術) シート製造工程において、切断装置内に搬送された長
尺帯状材はコイル状に巻かれた状態で巻戻部に取り付け
られ、この巻戻部において巻戻され、さらに切断部に搬
送されて所定の長さ毎に切断され、この後切断された帯
状材は集積部において集積される。一方、このような切
断装置内に搬入される長尺帯状材の品種(材質、サイ
ズ、性能等の条件により分けられた分類単位)が変更さ
れる場合には、この長尺帯状材の先頭にダミー用の帯状
材であるリーダを取り付け、最初に装置内搬送の際に発
生する塵埃汚損や損傷が製品帯状材に及ばないようにし
ている。このようなリーダは回収する必要があるもので
あって製品として使用することはできないので、従来長
尺帯状材が上記切断部に搬送される直前においてリーダ
の巻取部にてリーダを巻き取るようにしていた。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上述した従来の装置ではリーダの巻取部に
長尺帯状材の先頭がくるとオペレータが長尺帯状材の先
頭をリーダから分離し、この長尺帯状材が切断部方向に
搬送されるようにセットし直す必要がある。このため長
尺帯状材の先頭部分の搬送が一旦停止状態とする必要が
あることから巻戻部から逐次送出されてくる長尺帯状材
をこの巻戻部と巻取部との間で蓄積するアキュムレータ
部を設ける必要があった。このアキュムレータ部はこの
長尺帯状材の搬送速度に応じてこの帯状材に所定のテン
ションを付与しつつ蓄積する必要があることから機構が
複雑となり、装置の製造コストが高くなるという問題が
あった。また、長尺帯状材の先頭をリーダから切り離し
て切断部方向に搬送路を切り換える作業は自動化しにく
く装置全体の自動化を図る上での障害となっていた。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、アキ
ュムレータ部を省略することによる装置の簡素化および
低廉化を図り得るとともに、ライン自動化の促進を図り
得る切断装置を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の切断装置は、長尺の帯状材を送り出す送出し
部と、この送り出された帯状材を所定長さに切断する切
断部と、該帯状材の先頭に取り付けられたリーダを巻き
取る巻取部とを備えた切断装置において、前記巻取部が
前記切断部の後段に配されると共に、前記リーダを前記
送出し部から前記切断部を経て前記巻取部に搬送するリ
ーダ搬送経路が設定され、前記リーダが前記巻取部へ巻
き取られて前記帯状材と前記リーダとの接合部が前記切
断部を通過する際に該切断部を作動させ、その後は前記
帯状材が前記所定長さだけ前記切断部を通過する毎に該
切断部を作動させる切断部制御手段が設けられているこ
とを特徴とするものである。
(作用) 上記構成によれば、リーダの巻取部を切断部の後段に
配設し、この切断部にリーダと帯状材の切離しを行わし
めることで、切断部に帯状材の切断機能、およびリーダ
の巻取操作から帯状材の切断操作への切換機能の両機能
を付与せしめている。すなわち、切断部にリーダが搬入
されている間は切断部を作動させずにリーダを巻取部に
巻き取らせることを許容し、帯状材の先頭が切断部に搬
入される際にこの切断部を作動せしめてリーダと帯状材
を分離し(切換機能)、この後上記切断部に帯状材が所
定長だけ搬入される度に上記切断部を作動せしめて製品
大の帯状材を次々と形成する(切断機能)ことが可能に
なる。上記切断部の切換機能によってリーダ部分だけが
巻取部に巻き取られ、帯状材部分は所定長毎の切断に供
される。しかも、この巻取操作と切換操作の切換は、切
断部の1回の作動により瞬時的に行なわれ、従来技術の
ようにこの切換時において搬送を中断する必要がないの
で従来技術におけるアキュムレータ部が不要となる。
さらに上記切換のための切換部の作動は帯状材を製品
大に切断する際の作動と同様の操作によって簡単に行な
うことができ、上記切換の自動化を図ることが可能とな
る。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例について図面を用いて説明す
る。
第1図および第2図は本発明の実施例の切断装置を示
す概略図であり、そのうち第1図はリーダウェブの巻取
操作を行なう様子を示すものであり、第2図は製品ウェ
ブの切換操作を行なう様子を示すものである。すなわち
本実施例装置は、ウェブコイル1をセットされて、この
コイル1からウェブ2を巻き戻す巻戻部3と、この巻戻
部3から巻き戻されたウェブ2を所定位置で、および所
定長毎に切断するカッタ4を備えた切断部5と、製品ウ
ェブ6の先頭に取り付けられているリーダウェブ7のみ
を巻き取る巻取部8と、上記切断部5において所定長毎
に切断され製品大に形成された製品シート6aを積み重ね
て集積する集積部9を備えている。また、切断部5と集
積部9との間には上記製品シート6aを集積部9まで搬送
する搬送ベルト手段10が配されている。上記巻取部8は
切断部5の後段に配設されると共に、リーダウェブ7を
上記巻戻部(送出し部)3から切断部5を経て巻取部8
に搬送するリーダ搬送経路が設定されている。
次に、上述したリーダウェブ7の巻取操作および製品
ウェブ6の切断、集積操作について説明する。一般に切
断装置に搬入されるウェブ2が新たな品種に係る場合あ
るいは装置が長期間停止状態にあった後、再稼働する場
合等には、装置内にたまった塵埃等によりウェブ2の最
初の部分が汚損されたり損傷をうけたりするおそれがあ
るので、製品ウェブ6の先頭にダミー用のリーダウェブ
7を取り付けておく。このリーダウェブ7は製品として
使用できず、製品ウェブ6と分離して再度リーダウェブ
7として利用するため巻取部8で巻き取らなければなら
ない。ここに、リーダウェブ7が付けられたウェブコイ
ル1の巻戻しにおいて最初に巻き戻され、さらに切断部
5を最初に通過するのはリーダウェブ7である。そこで
リーダウェブ7が切断部5を通過している間はカッタ4
を作動させることなく第1図に示すように巻取部8にお
いてリーダウェブ7を巻取軸8aに巻き取らせる。なお、
巻戻部3におけるウェブ2の巻戻速度と巻取部8におけ
るリーダウェブ7の巻取速度が互いに等しくなるように
設定するのが望ましい。このようにして巻取部8におけ
るリーダウェブ7の巻取りが進行すると、このリーダウ
ェブ7と製品ウェブ6の接合部が切断部5を通過するこ
とになり、この接合部の通過の際に上述した切断部5の
カッタ4が作動してリーダウェブ7が製品ウェブ6から
切り離される。この後、リーダウェブ7は第2図に示す
ように最後部まで全て巻取軸8aに巻き取られる。
一方切断部5によりリーダウェブ7を切り離された製
品ウェブ6は巻戻部3からの送り出しに伴ない略定速で
切断部5に搬入される。カッタ4は上記製品ウェブ6が
所定長切断部5を通過する毎に作動し、製品ウェブ6は
所定の大きさの製品シート6aに切断され第2図に示すよ
うに搬送ベルト手段10上に載設されて集積部9に搬送さ
れる。なお、上記カッタ4の作動は切断部制御手段(図
示されていない)からのカッタ作動指令信号に基づいて
なされる。また、この指令信号は、この切断部5を上記
接合部が通過したか否かを検出する例えば光検出器(図
示せず)からの検出信号や、検尺ローラ(図示せず)か
らの検出信号等に基づいて、上記制御部から出力される
ようになっている。なお、ウェブ2の送出速度等が正確
に制御されている場合は予め計算されたタイミングで上
記カッタ作動指令信号を出力するように設定することも
可能である。
さらに、集積部9はリフタ上に集積台が載設された構
造となっており、集積された製品シート6aの集積量に応
じてリフタが上下するようになっている。
このように上述した実施例装置においては、切断部5
のカッタ4によって第1回目の切断を行なわしめること
で、リーダウェブ7のみを巻取部8へ、また製品ウェブ
6は集積部9へ送出することが可能となる。換言すれば
カッタ4の第1回目の作動によりリーダウェブ7の巻取
操作から製品ウェブ6の切断操作への切換えが瞬時に行
なわれることとなる。従来の切断装置においてはリーダ
ウェブ7の巻取部8が切断部5の上流側にあり、オペレ
ータがリーダウェブ7と製品ウェブ6を分離し、さらに
製品ウェブ6の先頭を、前に搬送された製品ウェブ6の
最後部に接合するため、所定期間製品ウェブ6の先頭の
搬送を停止せしめておく必要があり、このため、巻戻部
3と巻取部8との間には巻戻部3から送出されてきたウ
ェブ2を滞留せしめておくためのアキュムレータ部が設
けられていた。このようなアキュムレータ部およびウェ
ブ接合のための接合部は本実施例装置では必要なくな
り、これに伴ない設備のコストダウン、設備構造の簡易
化によるトラブル発生の軽減を図ることができる。ま
た、本実施例装置ではリーダウェブ7と製品ウェブ6の
分離はカッタ4の1回の作動で瞬時に行なうことができ
るので切断装置の自動化を促進することができる。
なお、全ての製品ウェブ6が巻戻部3から巻き戻され
た場合には、一旦切断装置の全工程が停止状態となり、
巻戻部3に新たなウェブコイル1が取り付けられる。
なお、上述した実施例装置においては巻戻部3におい
て、コイル状に巻回されたウェブコイル1を巻き戻して
切断部5にウェブ2を送出しているが、送出されるウェ
ブ2は必ずしもコイル状に形成されている必要はなく、
他装置から平板状態で搬送されてきたものを直接切断部
に送出するようにしてもよい。
なお、その他上述した実施例装置の各部において種々
の変更が可能であり、例えばこの装置において用いられ
ている集積部や搬送ベルト手段は必ずしも設ける必要は
ない。
(発明の効果) 以上説明したように本発明の切断装置によれば切断部
に帯状材の切断機能のみならず、リーダの巻取操作から
帯状材の切断操作への切換機能を付与して上記両操作間
の切換を瞬時に、かつ簡単な切断操作により可能として
いるので切換作業のためのアキュムレータ等が不要とな
りまた切換作業の自動化が容易となる。これにより、従
来アキュムレータを設けることにより生じていた設備コ
ストの上昇あるいは設備構造の複雑化という問題を防止
することができ、切断装置の全工程の自動化という要請
に対応することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の実施例による切断装置を
示す概略図であり、特に第1図は巻取操作が、第2図は
切断作が各々行なわれている様子を示すための図面であ
る。 1……ウェブコイル、2……ウェブ 3……巻戻部、4……カッタ 5……切換部、6……製品ウェブ 6a……製品シート、7……リーダウェブ 8……巻取部、9……集積部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺の帯状材を送り出す送出し部と、この
    送り出された帯状材を所定長さに切断する切断部と、該
    帯状材の先頭に取り付けられたリーダを巻き取る巻取部
    とを備えた切断装置において、 前記巻取部が前記切断部の後段に配されると共に、前記
    リーダを前記送出し部から前記切断部を経て前記巻取部
    に搬送するリーダ搬送経路が設定され、 前記リーダが前記巻取部へ巻き取られて前記帯状材と前
    記リーダとの接合部が前記切断部を通過する際に該切断
    部を作動させ、その後は前記帯状材が前記所定長さだけ
    前記切断部を通過する毎に該切断部を作動させる切断部
    制御手段が設けられていることを特徴とする切断装置。
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