JP3108193B2 - ウエブ巻取装置 - Google Patents

ウエブ巻取装置

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JP3108193B2
JP3108193B2 JP04116664A JP11666492A JP3108193B2 JP 3108193 B2 JP3108193 B2 JP 3108193B2 JP 04116664 A JP04116664 A JP 04116664A JP 11666492 A JP11666492 A JP 11666492A JP 3108193 B2 JP3108193 B2 JP 3108193B2
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Shibaura Mechatronics Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙、プラスチックフィ
ルム、金属箔等のウエブ巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平2-95647 号公報に記載の如
くのウエブ巻取装置がある。このウエブ巻取装置は、ウ
エブAに他の1種類以上のウエブBを接合し、単一の巻
取軸に巻取るため、ウエブA、Bの各原反軸をパスライ
ンに臨む単一の繰出し位置に切換設定し得るように横移
動可能に並置し、繰出し位置に設定されたウエブAの巻
出し終了時に該ウエブAの巻出し終端部を切断する。そ
して、ウエブAの原反軸を横移動して退避位置に横移動
するとともに、ウエブBの原反軸を横移動して繰出し位
置に切換設定し、該ウエブBの先端部をパスライン上に
あるウエブAの終端部に接合し、これによって接合され
たウエブA、Bを巻取軸に巻取ることとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
には、下記、の問題点がある。 パスライン上の先行ウエブAに後続ウエブBを接合す
るに際し、後続ウエブBの端部をパスラインの横方向か
らパスライン上に横移動して位置決めする必要があり、
ウエブの位置決めに多くの時間を必要とする。
【0004】ウエブA、Bの原反軸をパスラインに臨
む繰出し位置と、その側方に定めた退避位置との間で横
移動する必要があり、ウエブの横移動のために複雑な装
置と大きなスペースが必要となる。
【0005】本発明は、簡素でコンパクトな装置構成に
より、短時間で、ウエブAに他の1種類以上のウエブB
を接合し、巻取り可能とすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、ウエブAに他の1種類以上のウエブBを接合し、単
一の巻取軸に巻取るウエブ巻取装置において、ウエブA
の原反軸から上記巻取軸に至るウエブAのパスライン上
に、ウエブ切断装置とウエブ接合装置を配置、ウエブ
切断装置の上記原反軸側にはウエブ保持装置を配置し、
ウエブ切断装置の上記巻取軸側にはウエブ切換装置を配
するとともにウエブ切断装置とウエブ接合装置とウ
エブ保持装置とウエブ切換装置を制御する制御装置を有
してなり、ウエブ切換装置は、ウエブ切断装置により切
断されたウエブAの巻取軸側端部を保持するウエブA保
持装置と、ウエブBの原反軸から巻出されたウエブBの
端部を保持するウエブB保持装置とを備え、ウエブAの
原反軸とウエブBの原反軸をそれらのウエブ繰り出し位
置に固定配置した状態で、ウエブA保持装置とウエブB
保持装置のそれぞれを交互に上記ウエブAのパスライン
位置と退避位置とに切換設定するように揺動可能とさ
れ、制御装置は、巻取軸に巻取られたウエブAをウエブ
切断装置により切断した後、ウエブAの巻取軸側端部を
ウエブ切換装置のウエブA保持装置に保持しつつ退避位
置に設定するとともに、ウエブ切換装置のウエブB保持
装置に保持されているウエブBの端部をウエブAのパス
ライン位置に設定し、ウエブAのパスライン上で、ウエ
ブ保持装置に保持されているウエブAの原反軸側端部と
上記ウエブBの端部とをウエブ接合装置により接合し、
更に、ウエブAの原反軸側部分を逆走行させてウエブB
を必要長さ分ウエブAのパスライン上に引き出し、ウエ
ブBの引き出し端部をウエブ切断装置により切断した
後、ウエブBの原反軸側端部をウエブ切換装置のウエブ
B保持装置に保持しつつ退避位置に切換設定するととも
に、ウエブ切換装置のウエブA保持装置に保持されてい
るウエブAの巻取軸側端部をウエブAのパスライン位置
に再設定し、ウエブAのパスライン上で、ウエブ保持装
置に保持されているウエブBの引き出し端部と上記ウエ
ブAの巻取軸側端部とをウエブ接合装置により接合し、
接合されたウエブAとウエブBとを巻取軸に巻取るよう
にしたものである。
【0007】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記ウエブ切換装置が、不良
ウエブの排出軸に連なっている端部を保持する不良ウエ
ブ保持装置を備え、不良ウエブ保持装置を前記ウエブA
のパスライン位置と退避位置とに切換設定し得るように
しており、制御装置は、巻取軸に巻取られたウエブAに
連なるウエブ不良部をウエブ切断装置により切断した
後、前記ウエブAのパスライン上に存在するウエブ不良
部の先端部をウエブ保持装置に保持し、ウエブAの巻取
軸側端部をウエブ切換装置のウエブA保持装置に保持し
つつ退避位置に設定するとともに、ウエブ切換装置の不
良ウエブ保持装置に保持されている不良ウエブの端部を
ウエブAのパスライン位置に設定し、ウエブAのパスラ
イン上で、ウエブ保持装置に保持されているウエブ不良
部と上記不良ウエブの端部とをウエブ接合装置により接
合し、接合された不良ウエブとウエブ不良部とを不良ウ
エブの排出軸に巻取り、ウエブ不良部の末端部をウエブ
切断装置により切断除去した後、不良ウエブの新たな端
部をウエブ切換装置の不良ウエブ保持装置に保持しつつ
退避位置に切換設定するとともに、ウエブ切換装置のウ
エブA保持装置に保持されているウエブAの巻取軸側端
部をウエブAのパスライン位置に再設定し、ウエブAの
パスライン上で、ウエブ保持装置に保持されているウエ
ブAの原反軸側端部と上記ウエブAの巻取軸側端部とを
ウエブ接合装置により接合し、接合されたウエブAを巻
取軸に巻取るようにしたものである。
【0008】請求項3に記載の本発明は、ウエブAに他
の1種類以上のウエブBを接合し、単一の巻取軸に巻取
るウエブ巻取装置において、ウエブAの原反軸から上記
巻取軸に至るウエブAのパスライン上に、ウエブ切断装
置とウエブ接合装置を配置、ウエブ切断装置の上記巻
取軸側にはウエブ保持装置を配置し、ウエブ切断装置の
上記原反軸側にはウエブ切換装置を配置するとともに
ウエブ切断装置とウエブ接合装置とウエブ保持装置とウ
エブ切換装置を制御する制御装置を有してなり、ウエブ
切換装置は、ウエブ切断装置により切断されたウエブA
の原反軸側端部を保持するウエブA保持装置と、ウエブ
Bの原反軸から巻出されたウエブBの端部を保持するウ
エブB保持装置とを備え、ウエブAの原反軸とウエブB
の原反軸をそれらのウエブ繰り出し位置に固定配置した
状態で、ウエブA保持装置とウエブB保持装置のそれぞ
れを交互に上記ウエブAのパスライン位置と退避位置と
に切換設定するように揺動可能とされ、制御装置は、
取軸に巻取られたウエブAをウエブ切断装置により切断
した後、ウエブAの原反軸側端部をウエブ切換装置のウ
エブA保持装置に保持しつつ退避位置に設定するととも
に、ウエブ切換装置のウエブB保持装置に保持されてい
るウエブBの端部をウエブAのパスライン位置に設定
し、ウエブAのパスライン上で、ウエブ保持装置に保持
されているウエブAの巻取軸側端部と上記ウエブBの端
部とをウエブ接合装置により接合し、接合されたウエブ
AとウエブBとを巻取軸に巻取るようにしたものであ
る。
【0009】
【作用】本発明によれば、ウエブAにウエブBを接合
し、単一の巻取軸に巻取るに際し、ウエブBを繰出し可
能とするウエブ切換装置がウエブAのパスライン上に配
置される。従って、ウエブBの端部は、ウエブ切換装置
の揺動によって直ちにウエブAのパスライン上に位置決
めされ、同ライン上のウエブAの端部に接合され、巻取
られる。
【0010】よって、ウエブBをウエブAのパスライン
に位置決めするために多くの時間を必要としない。ま
た、ウエブA、Bの原反軸はそれらの繰出し位置に固定
し、接合の度に横移動する必要がなく、装置構成は簡素
でコンパクトである。
【0011】
【実施例】図1は第1実施例を示す模式図、図2は第1
実施例によるウエブの接合、巻取状態を示す模式図、図
3は第1実施例によるウエブ接合手順を示す模式図、図
4は第1実施例による不良ウエブ巻取手順を示す模式
図、図5は第2実施例を示す模式図である。
【0012】(第1実施例)(図1〜図4参照) ウエブ巻取装置10は、ウエブA(インクリボン)にウ
エブB−1(エンドテープ)、ウエブB−2(リ−ドテ
ープ)を接合し、単一の巻取軸に巻取るものである。具
体的には、巻取軸11にボビン1を取着し、ボビン1回
りに、ウエブB−1、ウエブA、ウエブB−2の順で巻
取り、1本のウエブ巻姿を製造するものである(図2参
照)。尚、11Aは巻取軸駆動装置である。
【0013】ウエブ巻取装置10は、図1に示す如く、
ウエブAの原反軸12から上記巻取軸11に至るウエブ
Aのパスライン上に、ウエブ切断装置13とウエブ接合
装置14を配置するとともに、ウエブ切断装置13の原
反軸12側にはウエブ保持装置15を配置し、ウエブ切
断装置13の巻取軸11側にはウエブ切換装置16を配
置している。尚、12Aは原反軸駆動装置である。
【0014】ウエブ切断装置13は、昇降装置13Aに
よりカッタ13Bを昇降し、パスライン上のウエブを切
断可能としている。
【0015】ウエブ接合装置14は、昇降装置14Aに
より接合テープ貼付装置14Bを昇降し、パスライン上
のウエブを接合可能としている。
【0016】ウエブ保持装置15は、パスライン上のウ
エブを真空吸引保持可能としている。
【0017】ウエブ切換装置16は、揺動装置16Aに
より揺動台16Bを支軸16C回りに揺動可能とし、
動台16Bの外周部の複数位置にウエブA保持装置1
7、ウエブB−1保持装置18、ウエブB−2保持装置
19、不良ウエブ保持装置20を備え、各保持装置17
〜20のそれぞれを交互にウエブAのパスライン位置と
退避位置とに切換設定可能としている。
【0018】ウエブA保持装置17は、ウエブ切断装置
13により切断されたウエブAの巻取軸11側端部を真
空吸引保持可能としている。ウエブB−1保持装置18
は、ウエブB−1の原反軸18Aから巻出されたウエブ
B−1の端部を真空吸引保持可能としている。ウエブB
−2保持装置19は、ウエブB−2の原反軸19Aから
巻出されたウエブB−2の端部を真空吸引保持可能とし
ている。不良ウエブ保持装置20は、不良ウエブCの排
出軸20Aに連なっている端部を真空吸引保持可能とし
ている。
【0019】尚、ウエブAのパスライン上で、原反軸1
2の出側には不良検査装置21が設置され、色抜け等の
ウエブ不良部の有無を検査可能としている。
【0020】また、ウエブAのパスライン上には、ダン
サーローラ22が設けられ、各ウエブA、B−1、B−
2、Cのパスライン上には、パスローラ23が設けられ
ている。
【0021】以下、ウエブ巻取装置10により、ウエブ
A、B−1、B−2を接合し、巻取る手順について説明
する。
【0022】(1) 巻取軸11に取着されたボビン1にウ
エブB−1を介して巻取られたウエブAをウエブ切断装
置13により切断する(図3(A)参照)。
【0023】(2) ウエブAの巻取軸11側端部をウエブ
切換装置16のウエブA保持装置17に保持しつつ退避
位置に設定するとともに、ウエブ切換装置16のウエブ
B−1保持装置18に保持されているウエブB−1の端
部をウエブAのパスライン位置に設定し、ウエブAのパ
スライン上で、ウエブ保持装置15に保持されているウ
エブAの原反軸12側端部と上記ウエブB−1の端部と
をウエブ接合装置14により接合する(図3(B)参
照)。Dは接合テープである。
【0024】(3) ウエブAの原反軸12側部分を逆走行
させてウエブB−1を必要長さ分ウエブAのパスライン
上に引出し、ウエブB−1の引出し端部をウエブ切断装
置13により切断する(図3(C)参照)。
【0025】(4) ウエブB−1の原反軸18A側端部を
ウエブ切換装置16のウエブB−1保持装置18に保持
しつつ退避位置に設定するとともに、ウエブ切換装置1
6のウエブB−2保持装置19に保持されているウエブ
B−2の端部をウエブAのパスライン位置に設定し、ウ
エブAのパスライン上で、ウエブ保持装置15に保持さ
れているウエブB−1の原反軸12側端部とウエブB−
2の端部とをウエブ接合装置14により接合する(図3
(D)参照)。Eは接合テープである。
【0026】(5) ウエブA、B−1の原反軸12側部分
を逆走行させてウエブB−2を必要長さ分ウエブAのパ
スライン上に引出し、ウエブB−2の引出し端部をウエ
ブ切断装置13により切断する(図3(E)参照)。
【0027】(6) ウエブB−2の原反軸19A側端部を
ウエブ切換装置16のウエブB−2保持装置19に保持
しつつ退避位置に切換設定するとともに、ウエブ切換装
置16のウエブA保持装置17に保持されているウエブ
Aの巻取軸11側端部をウエブAのパスライン位置に再
設定し、ウエブAのパスライン上で、ウエブ保持装置1
5に保持されているウエブB−2の引出し端部(原反軸
12側端部)とウエブAの巻取軸11側端部とをウエブ
接合装置14により接合する(図3(F)参照)。Fは
接合テープである。
【0028】以上の(1) 〜(6) により、巻取軸11側か
ら原反軸12側に向けて、ウエブA、ウエブB−2、ウ
エブB−1、ウエブAの順で接合された一連のウエブ接
合体が形成されることになる。
【0029】(7) 上記(6) で接合されたウエブA、B−
2を巻取軸11に巻取る。そして、ウエブB−2とウエ
ブB−1との接合部で、各ウエブB−2、B−1の両端
部をウエブ切断装置13により切断し、切断されたウエ
ブB−2を巻取終端部分とする1本のウエブ巻姿を完成
する(図2参照)。そして、切断されたウエブB−1
は、上記(1) においてウエブAに先行し、次の1本のウ
エブ巻姿の巻取始端部分となるのである。
【0030】次に、ウエブ巻取装置10により、ウエブ
Aの不良部分を排出する手順について説明する。
【0031】(1) 巻取軸11に巻取られたウエブAに連
なる今回のウエブ不良部Nの先端手前部位をウエブ切断
装置13により切断する(図4(A)参照)。そして、
ウエブAのパスライン上に存在するウエブ不良部Nの先
端部をウエブ保持装置15に保持する。
【0032】(2) ウエブAの巻取軸11側端部をウエブ
切換装置16のウエブA保持装置17に保持しつつ退避
位置に設定する。そして、ウエブ切換装置16の不良ウ
エブ保持装置20に保持されている不良ウエブC(前回
のウエブ不良部Nの末端部)をウエブAのパスライン位
置に設定し、ウエブAのパスライン上で、ウエブ保持装
置15に保持されているウエブ不良部Nと上記不良ウエ
ブCの端部とをウエブ接合装置14により接合する(図
4(B)参照)。Gは接合テープである。
【0033】(3) 接合された不良ウエブCとウエブ不良
部Nとを、不良ウエブCの排出軸20Aに巻取り、ウエ
ブ不良部Nの末端部をウエブ切断装置13により切断除
去する(図4(C)参照)。
【0034】(4) 不良ウエブCの新たな端部(今回のウ
エブ不良部Nの末端部)をウエブ切換装置16の不良ウ
エブ保持装置20に保持しつつ退避位置に切換設定する
とともに、ウエブ切換装置16のウエブA保持装置17
に保持されているウエブAの巻取軸11側端部をウエブ
Aのパスライン位置に再設定する。そして、ウエブAの
パスライン上で、ウエブ保持装置15に保持されている
ウエブAの原反軸12側端部と上記ウエブAの巻取軸1
1側端部とをウエブ接合装置14により接合し、ウエブ
不良部Nを除去された状態で接合されたウエブAを巻取
軸11に巻取る(図4(D)参照)。Hは接合テープで
ある。
【0035】以下、本実施例の作用効果について説明す
る。 ウエブAにウエブB−1、B−2を接合し、単一の巻
取軸11に巻取るに際し、ウエブB−1、B−2を繰出
し可能とするウエブ切換装置16がウエブAのパスライ
ン上に配置される。従って、ウエブB−1、B−2の端
部は、ウエブ切換装置16の揺動によって直ちにウエブ
Aのパスライン上に位置決めされ、同ライン上のウエブ
Aの端部に接合され、巻取られる。
【0036】よって、ウエブB−1、B−2をウエブA
のパスラインに位置決めするために多くの時間を必要と
しない。また、ウエブA、B−1、B−2の原反軸1
2、18A、19Aはそれらの繰出し位置に固定し、接
合の度に横移動する必要がなく、装置構成は簡素でコン
パクトである。
【0037】ウエブAの巻取り中に、ウエブ不良部N
があれば、当該ウエブ不良部Nのみを排出する。そし
て、ウエブ不良部Nを除去されたウエブAの巻取りを再
開することにて、健全なウエブを無駄なく有効に巻取り
使用できる。
【0038】(第2実施例)(図5参照) ウエブ巻取装置110は、ウエブA(インクリボン)に
ウエブB−1(エンドテープ)、ウエブB−2(リ−ド
テープ)を接合し、単一の巻取軸111に巻取るもので
ある。具体的には、巻取軸111にボビン1を取着し、
ボビン1回りに、ウエブB−1、ウエブA、ウエブB−
2の順で巻取り、1本のウエブ巻姿を製造するものであ
る(図2参照)。尚、111Aは巻取軸駆動装置であ
る。
【0039】ウエブ巻取装置110は、図5に示す如
く、ウエブAの原反軸112から上記巻取軸111に至
るウエブAのパスライン上に、ウエブ切断装置113と
ウエブ接合装置114を配置するとともに、ウエブ切断
装置113の巻取軸111側にはウエブ保持装置115
を配置し、ウエブ切断装置113の原反軸112側には
ウエブ切換装置116を配置している。尚、112Aは
原反軸駆動装置である。
【0040】ウエブ切断装置113は、昇降装置113
Aによりカッタ113Bを昇降し、パスライン上のウエ
ブを切断可能としている。
【0041】ウエブ接合装置114は、昇降装置114
Aにより接合テープ貼付装置114Bを昇降し、パスラ
イン上のウエブを接合可能としている。
【0042】ウエブ保持装置115は、パスライン上の
ウエブを真空吸引保持可能としている。
【0043】ウエブ切換装置116は、揺動装置116
Aにより揺動台116Bを支軸116C回りに揺動可能
とし、ウエブA保持装置117、ウエブB−1保持装置
118、ウエブB−2保持装置119を備え、各保持装
置117〜119のそれぞれを交互にウエブAのパスラ
イン位置と退避位置とに切換設定可能としている。
【0044】ウエブA保持装置117は、ウエブ切断装
置113により切断されたウエブAの原反軸112側端
部を真空吸引保持可能としている。ウエブB−1保持装
置118は、ウエブB−1の原反軸118Aから巻出さ
れたウエブB−1の端部を真空吸引保持可能としてい
る。ウエブB−2保持装置119は、ウエブB−2の原
反軸119Aから巻出されたウエブB−2の端部を真空
吸引保持可能としている。
【0045】また、ウエブAのパスライン上には、ダン
サーローラ122が設けられ、各ウエブA、B−1、B
−2のパスライン上には、パスローラ123が設けられ
ている。
【0046】以下、ウエブ巻取装置110により、ウエ
ブA、B−1、B−2を接合し、巻取る手順について説
明する。
【0047】(1) 巻取軸111に巻取られた巻取始端部
分としてのウエブB−1の巻取端部をウエブ切断装置1
13により切断する。
【0048】(2) ウエブB−1の原反軸118A側端部
をウエブ切換装置116のウエブB−1保持装置118
に保持しつつ退避位置に設定するとともに、ウエブ切換
装置116のウエブA保持装置117に保持されている
ウエブAの端部をウエブAのパスライン位置に設定し、
ウエブAのパスライン上で、ウエブ保持装置115に保
持されているウエブB−1の巻取軸111側端部と上記
ウエブAの端部とをウエブ接合装置114により接合す
る。
【0049】(3) 接合されたウエブB−1、Aを巻取軸
111に必要量だけ巻取る。そして、巻取軸111に巻
取られたウエブAをウエブ切断装置113により切断し
た後、ウエブAの原反軸112側端部をウエブ切換装置
116のウエブA保持装置117に保持しつつ退避位置
に設定するとともに、ウエブ切換装置116のウエブB
−2保持装置119に保持されているウエブB−2の端
部をウエブAのパスライン位置に設定し、ウエブAのパ
スライン上で、ウエブ保持装置115に保持されている
ウエブAの巻取軸111側端部と上記ウエブB−2の端
部とをウエブ接合装置114により接合する。
【0050】(4) ウエブAの巻取軸111側部分を走行
させてウエブB−2を必要長さ分ウエブAのパスライン
上に引出し、ウエブB−2の引出し端部をウエブ切断装
置113により切断する。そして、切断されたウエブB
−2を巻取終端部分とする1本のウエブ巻姿を完成す
る。
【0051】即ち、ウエブ巻取装置110にあっても、
ウエブ巻取装置10におけると同様に、ウエブAにウエ
ブB−1、B−2を接合し、単一の巻取軸111に巻取
るに際し、ウエブB−1、B−2を繰出し可能とするウ
エブ切換装置116がウエブAのパスライン上に配置さ
れる。従って、ウエブB−1、B−2の端部は、ウエブ
切換装置116の揺動によって直ちにウエブAのパスラ
イン上に位置決めされ、同ライン上のウエブAの端部に
接合され、巻取られる。
【0052】よって、ウエブB−1、B−2をウエブA
のパスラインに位置決めするために多くの時間を必要と
しない。また、ウエブA、B−1、B−2の原反軸11
2、118A、119Aはそれらの繰出し位置に固定
し、接合の度に横移動する必要がなく、装置構成は簡素
でコンパクトである。
【0053】尚、ウエブ巻取装置110にあっては、ウ
エブA、B−1、B−2の巻取過程で、ウエブ巻取装置
10における如くのウエブA、B−1の逆走行を必要と
することなく、従って、接合、巻取手順を単純化でき
る。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、簡素でコ
ンパクトな装置構成により、短時間で、ウエブAに他の
1種類以上のウエブBを接合し、巻取り可能とすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施例を示す模式図である。
【図2】図2は第1実施例によるウエブの接合、巻取状
態を示す模式図である。
【図3】図3は第1実施例によるウエブ接合手順を示す
模式図である。
【図4】図4は第1実施例による不良ウエブ巻取手順を
示す模式図である。
【図5】図5は第2実施例を示す模式図である。
【符号の説明】
10、110 ウエブ巻取装置 11、111 巻取軸 12、112 原反軸 13、113 ウエブ切断装置 14、114 ウエブ接合装置 15、115 ウエブ保持装置 16、116 ウエブ切換装置 17、117 ウエブA保持装置 18、118 ウエブB−1保持装置 19、119 ウエブB−2保持装置 20 不良ウエブ保持装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山川 昇 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−95647(JP,A) 実開 昭61−113757(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 19/22 B65H 19/26

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエブAに他の1種類以上のウエブBを
    接合し、単一の巻取軸に巻取るウエブ巻取装置におい
    て、 ウエブAの原反軸から上記巻取軸に至るウエブAのパス
    ライン上に、ウエブ切断装置とウエブ接合装置を配置
    、ウエブ切断装置の上記原反軸側にはウエブ保持装置
    を配置し、ウエブ切断装置の上記巻取軸側にはウエブ切
    換装置を配置するとともにウエブ切断装置とウエブ接合装置とウエブ保持装置とウ
    エブ切換装置を制御する制御装置を有してなり、 ウエブ切換装置は、ウエブ切断装置により切断されたウ
    エブAの巻取軸側端部を保持するウエブA保持装置と、
    ウエブBの原反軸から巻出されたウエブBの端部を保持
    するウエブB保持装置とを備え、ウエブAの原反軸とウ
    エブBの原反軸をそれらのウエブ繰り出し位置に固定配
    置した状態で、ウエブA保持装置とウエブB保持装置の
    それぞれを交互に上記ウエブAのパスライン位置と退避
    位置とに切換設定するように揺動可能とされ、制御装置は、 巻取軸に巻取られたウエブAをウエブ切断装置により切
    断した後、ウエブAの巻取軸側端部をウエブ切換装置の
    ウエブA保持装置に保持しつつ退避位置に設定するとと
    もに、ウエブ切換装置のウエブB保持装置に保持されて
    いるウエブBの端部をウエブAのパスライン位置に設定
    し、ウエブAのパスライン上で、ウエブ保持装置に保持
    されているウエブAの原反軸側端部と上記ウエブBの端
    部とをウエブ接合装置により接合し、 更に、ウエブAの原反軸側部分を逆走行させてウエブB
    を必要長さ分ウエブAのパスライン上に引き出し、ウエ
    ブBの引き出し端部をウエブ切断装置により切断した
    後、ウエブBの原反軸側端部をウエブ切換装置のウエブ
    B保持装置に保持しつつ退避位置に切換設定するととも
    に、ウエブ切換装置のウエブA保持装置に保持されてい
    るウエブAの巻取軸側端部をウエブAのパスライン位置
    に再設定し、ウエブAのパスライン上で、ウエブ保持装
    置に保持されているウエブBの引き出し端部と上記ウエ
    ブAの巻取軸側端部とをウエブ接合装置により接合し、
    接合されたウエブAとウエブBとを巻取軸に巻取ること
    を特徴とするウエブ巻取装置。
  2. 【請求項2】 前記ウエブ切換装置が、不良ウエブの排
    出軸に連なっている端部を保持する不良ウエブ保持装置
    を備え、不良ウエブ保持装置を前記ウエブAのパスライ
    ン位置と退避位置とに切換設定し得るようにしており、制御装置は、 巻取軸に巻取られたウエブAに連なるウエブ不良部をウ
    エブ切断装置により切断した後、前記ウエブAのパスラ
    イン上に存在するウエブ不良部の先端部をウエブ保持装
    置に保持し、ウエブAの巻取軸側端部をウエブ切換装置
    のウエブA保持装置に保持しつつ退避位置に設定すると
    ともに、ウエブ切換装置の不良ウエブ保持装置に保持さ
    れている不良ウエブの端部をウエブAのパスライン位置
    に設定し、ウエブAのパスライン上で、ウエブ保持装置
    に保持されているウエブ不良部と上記不良ウエブの端部
    とをウエブ接合装置により接合し、 接合された不良ウエブとウエブ不良部とを不良ウエブの
    排出軸に巻取り、ウエブ不良部の末端部をウエブ切断装
    置により切断除去した後、不良ウエブの新たな端部をウ
    エブ切換装置の不良ウエブ保持装置に保持しつつ退避位
    置に切換設定するとともに、ウエブ切換装置のウエブA
    保持装置に保持されているウエブAの巻取軸側端部をウ
    エブAのパスライン位置に再設定し、ウエブAのパスラ
    イン上で、ウエブ保持装置に保持されているウエブAの
    原反軸側端部と上記ウエブAの巻取軸側端部とをウエブ
    接合装置により接合し、接合されたウエブAを巻取軸に
    巻取る請求項1記載のウエブ巻取装置。
  3. 【請求項3】 ウエブAに他の1種類以上のウエブBを
    接合し、単一の巻取軸に巻取るウエブ巻取装置におい
    て、 ウエブAの原反軸から上記巻取軸に至るウエブAのパス
    ライン上に、ウエブ切断装置とウエブ接合装置を配置
    、ウエブ切断装置の上記巻取軸側にはウエブ保持装置
    を配置し、ウエブ切断装置の上記原反軸側にはウエブ切
    換装置を配置するとともにウエブ切断装置とウエブ接合装置とウエブ保持装置とウ
    エブ切換装置を制御する制御装置を有してなり、 ウエブ切換装置は、ウエブ切断装置により切断されたウ
    エブAの原反軸側端部を保持するウエブA保持装置と、
    ウエブBの原反軸から巻出されたウエブBの端部を保持
    するウエブB保持装置とを備え、ウエブAの原反軸とウ
    エブBの原反軸をそれらのウエブ繰り出し位置に固定配
    置した状態で、ウエブA保持装置とウエブB保持装置の
    それぞれを交互に上記ウエブAのパスライン位置と退避
    位置とに切換設定するように揺動可能とされ、制御装置は、 巻取軸に巻取られたウエブAをウエブ切断装置により切
    断した後、ウエブAの原反軸側端部をウエブ切換装置の
    ウエブA保持装置に保持しつつ退避位置に設定するとと
    もに、ウエブ切換装置のウエブB保持装置に保持されて
    いるウエブBの端部をウエブAのパスライン位置に設定
    し、ウエブAのパスライン上で、ウエブ保持装置に保持
    されているウエブAの巻取軸側端部と上記ウエブBの端
    部とをウエブ接合装置により接合し、接合されたウエブ
    AとウエブBとを巻取軸に巻取ることを特徴とするウエ
    ブ巻取装置。
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