JP2614700B2 - 新規2−アミノチアゾルカルボキサミド誘導体、その製造方法及び植物病原菌用抗菌剤 - Google Patents
新規2−アミノチアゾルカルボキサミド誘導体、その製造方法及び植物病原菌用抗菌剤Info
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Description
サミド誘導体に関するものである。更に特に本発明は下
記一般式(I)で表示される新規2−アミノチアゾルカル
ボキサミド誘導体、その製造方法及び植物病原菌の抗菌
用途に関するものである。
−C5)アルキル基、(C1−C5)ハロアルキル基、(C3−
C6)アルケニル基、(C3−C6)アルキニル、(C3−C6)
シクロアルキル基、
で置換されていてもよいフェニル又はベンジル基であ
り:R3は、(C1−C3)アルキル基又は(C1−C3)ハロ−
アルキル基であり:R4は、2−チエニル基、3−チエニ
ル基、2−フリル基、3−フリル基、フェニル基、又は
ハロゲン原子や(C1−C6)アルキル基又はニトロ基で置
換できるフェニル又はベンジル基であり:R5は、シアノ
基又はチオカバモイル基であり:R6は、(C1−C6)アル
キル基、(C3−C6)アルケニル基、(C3−C6)シクロア
ルキル基、又はハロゲン原子、(C1−C3)アルキル基又
はニトロ基で置換されていてもよいフェニルやベンジル
基を示す。]
市場全体の25%を占めている遊走子菌類(Oomycetes)
に対する殺菌剤はエルゴステロール生合成機作の無い菌
自体の特異性の為に独自の殺菌剤市場を形成してきた。
現在はカプタン(captan)、カプタホール(captafol)、ジ
チオカーバメート(dithiocarbamate)、クロロタロニル
(chlorothalonil)等既存のシステミックでない(nonsyst
emic)殺菌剤等が広く用いられているが予防効果のみが
あり、その毒性も亦深刻であること知られている。シス
テミック(systemic)な殺菌剤としては70年代に開発さ
れたアシルアラニン系(例、メタラクシル)があるが、次
第に耐性が強くなると報告されており、その後、顕著な
発展も無く、現在も活性が高くかつ毒性の低い新しい遊
走子菌類に対する殺菌剤の開発が要求されている。
半果樹とジャガイモの疫病及びべと病抗菌用としてジメ
トモフ(dimethomorph)が開発報告されており、一方では
穀物の種子消毒剤又は銹病、黒穂病抗菌用として下記構
造式(II)で表示されるメトスルホファックス(Metsulfo
vax)が開発された(南アメリカ、6706,681参照):
ド系の化合物等が遊走子菌類に対し、殺菌力を有する有
効物質として提案された。 1)次の一般式で表示されるヘテロ環カルボキサミド化
合物(ヨーロッパ特許第268,892号参照)。
ゾイル基、チアゾイル基、イソチアゾイル基、オキサゾ
イル基又はイソオキサゾイル基であり、Bはアルコキシ
基、アルキルチオ基、イミダゾイル基、ピラゾリル基、
フリル基又はチエニル基であり、Dはシアノ基、チオカ
バモイル基又はアシルチオカバモイル基を示す。]このう
ち、代表的な有効物質として次の構造式(III)の化合物を
提示しており、
pora cubensis)に対し、薬剤濃度100ppmで相当な予
防治療効果があると報告されている。
キサミド化合物(ヨーロッパ特許第292,937号、日
本国特許公開(平)4−154704号(1992)参照)。
基であり、R3は2−フリル基、3−フリル基、2−チ
エニル基又は3−チエニル基を示す。]上記チアゾルカ
ルボキサミド化合物中、代表的な有効物質として次の構
造式(IV)の化合物を提示しており、
mの薬剤濃度で各々70%及び80%予防すると報告さ
れている。
ボキサミド化合物(ヨーロッパ特許第313,091号参
照)。
り、Zはシアノ基又はチオカバモイル基であり、R1及
びR2は各々水素原子、ハロゲン原子、(C1−C6)アル
キル基、ハロメチル基又はフェニル基であり、R3は(C
2−C6)アルケニル基、(C2−C4)ハロアルケニル基、
フリル基、チエニル基、(C1−C4)アルコキシ基、(C1
−C4)アルキルチオ基、(C3−C5)アルキニルオキシ
基、(C3−C5)アルキニルチオ基、ピラゾルイル基、又
はハロゲンで置換できるフェニル基である。]
ボキサミド化合物(ヨーロッパ特許第434,620号参
照)。
ル基又はメチルチオ基で置換されていてもよい)シクロ
アルキル基、又は−CH2XR4であり、R3はフリル基
又はチエニル基であり、R4は(ハロゲンやアルコキシ基
を置換基として有することができる)アルキル、アルケ
ニル、アルキニル基、(ハロゲン、アルキル基、アルコ
キシ基、トリフルオロメチル基又はニトロ基を置換基と
して有することができる)フェニル又はベンジル基であ
り、Xは酸素原子又は硫黄原子である。]
式(V)の化合物を提示しており、
%以上防除すると報告されている。今まで開発報告され
た上記例等のチアゾルカルボキサミドの有効物質等は例
え遊走子菌類(Oomycetes)系に対し、或程度殺菌力を有
しており、毒性も低いことが知られているが、80年代
後半、開発商品化されたジメトホフ(Dimethomorph)と
比較して殺菌力が落ちるとの欠点があった。
に着眼してチアゾルカルボキサミド誘導体に対する研究
を重ねた結果、チアゾル環の2位にアミノ基を導入する
ことによって上記に列挙された今まで報告されたチアゾ
ルカルボキサミド系の化合物等のみならずジメトモプと
比較しても薬効が優れており、予防効果(preventive a
ctivity)のみならず浸透効果(systemic activity)及び
治療効果(curative activity)を示す下記一般式(I)の
新規2−アミノチアゾル誘導体等を合成した。
意味である。]上記一般式(I)において、R1及びR2は各
々独立して水素原子、(C1−C4)アルキル基、(C3−C
6)アルケニル基、(C3−C6)アルキニル、(C3−C6)シ
クロアルキル基又はR6−OC(=O)−であり、R3は
メチル基、エチル基又はトリフルオロメチル基であり、
R4は2−チエニル基又は3−チエニル基であり、R5は
シアノ基又はチオカバモイル基であり、R6は(C1−
C6)アルキル基である化合物が望ましい。
べと病菌(peronosporacease)のような遊走子菌類(Oomy
cetes)の代表的植物病原菌等が生じさせる植物病害に有
用である。このような植物病には葡萄べと病菌病(plasm
opara viticola)、ジャガイモトマト疫病(phytophthor
a intestans)、トウガラシ疫病(phytophthora capsic
i)等が含まれる。
は次の合成方法(I)、(II)によって合成することができ
る。
合成することができ、上記一般式(I)の化合物中R2が
水素原子である場合は特別に上記方法(II)によって合成
が可能である。
明する。合成方法(I) 本発明に於ける一般式(I)の化合物等は次のような方法
によって合成することができる。先ず、一般式(I)にお
いてR1がアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル
基、フェニル基又はベンジル基であり、R2が水素原子
又はR1と異なるアルキルである場合、下記一般式(4−
1)又は(4−2)の中間体等は下記反応図式(I)によっ
て合成された。
(I)の前駆体誘導体等は参照文献(O.S.Coll,Vol.,
3,734)に提示された方法によってアンモニウムチオ
シアナート、ベンゾイルクロリド及び1次アミンから製
造することができ、式(2)の前駆体誘導体はエチルβ−
ケトンエステルをスルフリルクロリドと反応させるか
(参照文献;Synthesis,(1987),P188)、塩素と
反応させ得ることができる。式(3−1)の化合物等は溶
媒の存在下で式(1)と(2)との化合物を縮合させて得る
ことができる。この時、溶媒としてはアセトン、メチル
エチルケトンのようなケトン類、テトラヒドロフラン、
ジエチルエーテルのようなエーテル類、ジクロロメタ
ン、1,2−ジクロロエタン、クロロホルムのようなハ
ロゲン化炭化水素類、メチルアルコール、エチルアルコ
ールのようなアルコール類を使用することができ、この
中ハロゲン化炭化水素類が最も適当である。反応温度は
40℃〜120℃範囲で可能であるが、70℃〜100
℃が最も望ましい。
を塩基条件下で加水分解させて得られる。塩基としては
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の無機塩基が適当
であり、溶媒としてはテトラヒドロフランのようなエー
テル類と水の混合溶媒、又はメチルアルコール、エチル
アルコールのようなアルコール類と水の混合溶媒を使用
することができる。反応温度は20℃〜120℃の範囲
で可能である。R1とR2が異なる場合、式(3−2)の化
合物は式(3−1)の化合物を塩基条件下で種々のアルキ
ルハライドと反応させ得ることができる。この際、使用
される塩基としてはトリエチルアミン、ピリジンのよう
な有機塩基や炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸
ナトリウム、水素化カリウム、水素化ナトリウム等の無
機塩基を用いることができるが、水素化ナトリウムが最
も効果的であり、溶媒としてはジクロロメタン、1,2
−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、テトラヒ
ドロフラン、ジエチルエーテル等のエーテル類、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類等
を使用することができる。式(4−2)の化合物は式(3
−2)の化合物を式(3−1)の化合物に於ける場合と同
一の条件で加水分解させ得ることができる。
いに同じアルキル基である場合と、R1が
中間体化合物は下記反応図式(2)によって作ることがで
きる。
は先ず2−アミノ位に置換体の無い式(3−1)の化合物
を合成した後、式(3−1)の化合物から式(3−2)の化
合物を作るのと同一条件下で、Xがハロゲンである式R
Xの化合物2当量と反応させ、式(3−3)の化合物に変
えた後、加水分解させて得られる。
体の無い式(3−1)の化合物を
て得られる。
の化合物は次の反応図式(3)によって式(4)の中間体化
合物から合成することができる。
であるストレッカー法(Strecker Synthesis、参照文
献:O.S.Coll,Vol.,3,84)によってシアノカリウ
ムと塩化アンモニウムが溶解しているアンモニア水で撹
拌して製造する。
製造することができる。先ず、化合物(4)をチオニルク
ロリド(SOCl2)又は五塩化りん(PCl5)とともにジク
ロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類、
ベンゼン、トルエン、キシレン等のアリル炭化水素類等
を溶媒として使用して0℃〜120℃の温度範囲で撹拌
する。酸ハロゲン化物(5)を得た後、この酸ハロゲン化
物(5)を塩基と溶媒の存在下で化合物(6)と反応させ合
成する。この際、使用される塩基としてはトリエチルア
ミン、ピリジン等有機塩基と炭酸水素ナトリウム、炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩基が適当であり、
溶媒としてはジクロロメタン、1,2−ジクロロエタ
ン、クロロホルム、4塩化炭素等のハロゲン化炭化水素
類、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等のエーテ
ル類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、ア
セトニトリル、イソブチロニトリル等のニトリル類を使
用することができる。反応温度は0℃〜8℃範囲で可能
である。
基、アルケニル基、シクロアルキル基、又はベンジル基
でありながら、R2が水素原子である化合物は次のよう
な方法によっても合成することができる。
で数種の一次アミン(9)と反応させて得ることができ
る。この際、塩基としてはトリエチルアミン、ピリジン
のような有機塩基と炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム等の無機塩基を使用することができ
る。その他に反応に関与する一次アミンを過剰量(2〜
3モル倍)使用する場合、この1次アミンは塩基の代わ
りに用いることができる。この反応で最も望ましい塩基
はトリエチルアミンのような有機塩基である。溶媒とし
てはジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、クロロ
ホルム、4塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、テトラ
ヒドロフラン、ジエチルエーテル等のエーテル類、アセ
トン、メチルエチルケトン等のケトン類、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類等を使用
することができ、その中エーテル類が最も望ましい。
は水分を除去した後化合物(8)に対し2〜3モル倍を用
いることが望ましく、反応温度は20℃〜100℃で可
能である。
の誘導体等はヨーロッパ特許第313,091号に記載
された方法によって次の反応図式(5)によって合成する
ことができる。
リド(SOCl2)又は五塩化りん(PCl5)を使って酸ハロ
ゲン化物(11)を合成した後α−アミノニトリル化合物
(6)と反応させ製造する。化合物(10)はJ.Heterocy
clic Chem.,621(1985)に記載された方法によ
って製造することができる。
の化合物は次の反応図式(6)によって製造することがで
きる。
スを反応溶液中に導入しながら撹拌させて合成すること
ができる。この際、塩基としてはトリエチルアミン、ピ
リジン等の有機塩基と炭化水素ナトリウム、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム等の無機塩基が適当であり、溶媒と
してはトリエチルアミン、ピリジン等の有機塩基を溶媒
として使用するか、テトラヒドロフラン、ジエチルエー
テル等のエーテル類、ジクロロメタン、クロロホルム、
4塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、エチルホルメー
ト、酢酸エチル等のエステル類、メタノール、エタノー
ル類のアルコール類等を使用することができ、温度は2
0℃〜100℃で可能である。
本発明に於ける一般式(I)の化合物中代表的なものを下
記表1に記載した。
の病原菌、特に遊走子菌(Oomycetes)に対し優れた殺菌
作用を有するのでこのような病原菌、例えば葡萄べと病
(plasmopara viticola)、じゃがいもトマト疫病(phyto
phthora infestans)、トウガラシ疫病(phtophthora c
apsici)等を生じる植物病害の抗菌剤として使用するこ
とができる。
野において植物病害の抗菌剤として使用される場合、上
記一般式(I)の化合物は農薬組成物形態に製造すること
ができる。このような農薬組成物は活性成分として少な
くとも一つの一般式(I)化合物および通常、農学的に許
容される担体を含有する。
更に具体的に説明するが、本発明の技術的範囲がこれら
の実施例に制限されるのではない。製造例1 :2−メチルアミノ−4−メチル−チアゾル−
5−カルボン酸の合成
ト7.9gを1,2−ジクロロエタン100mlに入れて混
合物を10時間還流させながら撹拌した後、減圧下で溶
媒を除去し、10%水酸化ナトリウム水溶液を加えて再
結晶させた後、これを濾取し、エチル2−メチルアミノ
−4−メチル−チアゾル−5−カルボキシレート7.8g
(収率96%)を薄い黄色固体にて得る。得られた固体生
成物を水酸化ナトリウム1.8gを溶解させたメタノール
蒸留水混合溶媒(体積/体積=3/1)60mlに溶解して
反応混合物を8時間還流させながら撹拌する。減圧下で
蒸発させメタノールを除去し、10%塩酸水溶液を加え
てpHを2〜3にして白色固体を沈澱させる。沈澱させ
た固体生成物を濾取した後、水とジエチルエーテルで洗
滌後、乾燥させて白色固体の標題化合物6.0g(収率9
0%)を得る。1 H−NMR(DMSO−d6):δ12.4(1H,br),3.0
(3H,s),2.40(3H,s)
ル−チアゾル−5−カルボン酸の合成
1.6gと純度60%であるナトリウムヒドリド0.68g
を無水テトラヒドロフラン20mlに溶解した後0℃でヨ
ードメタン2.4mlを加える。反応混合物を常温で1時
間撹拌した後、水と酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥させ、溶媒を蒸発させ白色固体のエチル
2−ジメチルアミノ−4−メチル−チアゾル−5−カル
ボキシレート1.6g(収率89%)を得る。これを1.2g
の水酸化ナトリウムを溶解させた60mlのテトラヒドロ
フランと水との混合溶媒(体積/体積=2/1)に加えて
常温で16時間撹拌した後、製造例1と同様の方法で白
色固体の標題化合物1.3g(収率86%)を得る。1 H−NMR(DMSO−d6):δ11.8(1H,br),3.3
(6H,s),2.50(3H,s)
−4−メチル−チアゾル−5−カルボン酸の合成
キシレート2.0gとトリエチルアミン2.7mlをジクロ
ロメタン40mlに溶解した後、0℃でメチルクロロホル
メート1.1mlを加える。反応混合物を常温で6時間撹
拌した後蒸発させ、溶媒を除去し、10%水酸化ナトリ
ウム水溶液と酢酸エチルを加えて抽出する。有機層を分
離して無水硫酸マグネシウムで乾燥蒸発させ、淡黄色固
体としてエチル2−メトキシカルボニルアミノ−4−メ
チル−チアゾル−5−カルボキシレート2.1g(収率8
1%)を得る。これを製造例1と同様の方法で加水分解
させ、淡黄色固体の標題化合物1.4g(収率75%)を得
る。1 H−NMR(DMSO−d6):δ12.3(1H,s,br),3.
80(3H,s),2.50(3H,s)
メチル−チアゾル−5−カルボン酸(シアノ−チオフェ
ン−2−イル−メチル)−アミドの合成
カルボン酸1.2gと五塩化りん1.0gをジクロロメタン
10mlに加えて1時間還流させながら撹拌した。減圧下
で溶媒とオキシ塩化りんを除去した後これを更にジクロ
ロメタン10mlに再度溶かし、0℃でアミノ−チオフェ
ン−2−イル−アセトニトリルヒドロクロリド0.84g
とトルエチルアミン1.3mlを加えた。反応生成物を常
温で2時間撹拌した後水を加え、有機層を抽出する。有
機層を分離して無水硫酸マグネシウムで乾燥、蒸発さ
せ、シリカゲルカラムクロマトグラフィで分離し、標題
化合物1.2g(収率70%)を得た。1 H−NMR(CDCl3):δ7.42(1H,d),7.35(1
H,d),7.06(1H,t),6.40(1H,d,br),6.25
(1H,br)
ゾル−5−カルボン酸(シアノ−チオフェン−2−イル
−メチル)−アミドの合成
カルボン酸の代わりに2−ブロモ−4−エチル−チアゾ
ル−5−カルボン酸1.5gを使用し、製造例4と同様の
方法で実施して標題化合物1.68g(収率75%)を得
た。1 H−NMR(CDCl3):δ7.41(1H,d),7.34(1
H,d),7.05(1H,t),6.40(2H,br)
−チアゾル−5−カルボン酸(シアノ−チオフェン−2
−イル−メチル)−アミド(1)の合成
ン酸1.8g及び五塩化りん2.4gをジクロロメタン20
mlに入れて1時間還流させながら撹拌した後、減圧下で
溶媒とオキシ塩化りんを除去した後、これを更にジクロ
ロメタン20mlに再度溶解し、0℃でアミノ−チオフェ
ン−2−イル−アセトニトリル塩酸塩(ヒドロクロリド)
2.0gとトリエチルアミン4.8mlを加える。反応混合
物を常温で2時間撹拌した。減圧下で溶媒を除去し、1
0%水酸化ナトリウム水溶液と酢酸エチルを加え抽出す
る。有機層を分離して無水硫酸マグネシウムで乾燥さ
せ、溶媒を蒸発させた後シリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにかけた後、再結晶(n−ヘキサン+酢酸エチ
ル)させて1.05gの標題化合物を得た(収率34
%)。1 H−NMR(CDCl3):δ7.39(1H,d),7.34(1
H,d),7.04(1H,t),6.43(1H,d),5.97(1
H,d),5.90(1H,s,br),3.0(3H,s),2.55(3
H,s)
ル−チアゾル−5−カルボン酸(シアノ−チオフェン−
2−イル−メチル)−アミド(2)の合成
ボン酸1.2gを五塩化りん1.3gを用いて実施例1と同
様の方法で2−ジメチルアミノ−4−メチル−チアゾル
−5−カルボン酸クロリドに変えた後、アミノ−チオフ
ェン−2−イル−アセトニトリル塩酸塩1.1gとトリエ
チルアミン2.5mlを加えた後、実施例1と同様の操作
を経て0.65gの標題化合物を合成する(収率36%)。1 H−NMR(CDCl3):δ7.39(1H,d),7.34(1
H,d),7.04(1H,t),6.42(1H,d),6.00(1
H,d),3.13(6H,s),2.56(3H,s)
−チアゾル−5−カルボン酸(シアノ−チオフェン−2
−イル−メチル)−アミド(5)の合成
ン酸1.2gを五塩化りん1.3gを用いて実施例1と同様
の方法で2−エチルアミノ−4−メチル−チアゾル−5
−カルボン酸クロリドに変えた後、アミノ−チオフェン
−2−イル−アセトニトリル塩酸塩1.1gとトリエチル
アミン2.5mlを加え、反応混合物を実施例1と同様の
方法で処理して0.57gの標題化合物を合成する(収率
32%)。1 H−NMR(CDCl3):δ7.36(1H,d),7.30(1
H,d),7.04(1H,t),6.10(1H,d),5.99(1
H,s,br),3.28(2H,q),2.53(3H,s),1.30(3
H,t)
−メチル−チアゾル−5−カルボン酸(シアノ−チオフ
ェン−2−イル−メチル)−アミド(12)の合成
−カルボン酸1.7gを五塩化りん1.9gを用いて実施例
1と同様の方法で2−シクロプロピルアミノ−4−メチ
ル−チアゾル−5−カルボン酸クロリドに変えた後、ア
ミノ−チオフェン−2−イル−アセトニトリル塩酸塩
1.7gとトリエチルアミン3.9gを加え反応混合物を実
施例1と同様の方法で処理して1.0gの標題化合物を製
造した(収率39%)。1 H−NMR(CDCl3):δ7.40(1H,d),7.34(1
H,d),7.05(1H,t),6.60(1H,s),6.45(1
H,d),6.00(1H,d),2.59(1H,m),2.54(3
H,s),0.80(4H,m)
ル−チアゾル−5−カルボン酸(シアノ−チオフェン−
2−イル−メチル)−アミド(18)の合成
ルボン酸1.5gを五塩化りん1.6gを用いて実施例1と
同様の方法で2−t−ブチルアミノ−4−メチル−チア
ゾル−5−カルボン酸クロリドに変えた後、アミノ−チ
オフェン−2−イル−アセトニトリル塩酸塩1.4gとト
リエチルアミン3.3mlを加え反応混合物を実施例1と
同様の方法で処理して0.96gの標題化合物を製造した
(収率41%)。1 H−NMR(CDCl3):δ7.38(1H,d),7.34(1
H,d),7.04(1H,t),6.44(1H,d),6.00(1
H,d),5.56(1H,s,br),2.52(3H,s),1.42
(9H,s)
−4−メチル−チアゾル−5−カルボン酸(シアノ−チ
オフェン−2−イル−メチル)−アミド(25)の合成
−5−カルボン酸1.7gを五塩化りん1.8gを用いて実
施例1と同様の方法で2−メトキシカルボニルアミノ−
4−メチル−チアゾル−5−カルボン酸クロリドに変え
た後、アミノ−チオフェン−2−イル−アセトニトリル
塩酸塩1.5gとトリエチルアミン2.4mlを加え反応混
合物を実施例1と同様の方法で処理して0.85gの標題
化合物を合成する(収率32%)。1 H−NMR(CDCl3):δ10.5(1H,s),7.41(1
H,d),7.35(1H,d),7.06(1H,t),6.41(1
H,d),6.18(1H,d),3.89(3H,s),2.66(3
H,s)
様の方法によって次の化合物番号8、9、19、22、
30の誘導体を合成した。合成された誘導体等の1H
NMR データを表2に示した。
−メチル−チアゾル−5−カルボン酸(シアノ−チオフ
ェン−3−イル−メチル)−アミド(13)の合成
−カルボン酸1.4gを五塩化りん1.6gを用いて実施例
1と同様の方法で2−シクロプロピルアミノ−4−メチ
ル−チアゾル−5−カルボン酸クロリドに変えた後、ア
ミノ−チオフェン−3−イル−アセトニトリル塩酸塩
1.4gとトリエチルアミン3.2mlを加え反応混合物を
実施例1と同様の方法で処理して0.73gの標題化合物
を得た。(収率35%)1 H−NMR(CDCl3):δ7.54(1H,s),7.40(1
H,m),7.20(2H,m),6.92(1H,s),6.30(1
H,d),2.60(1H,m),2.53(3H,s),0.80(4
H,m)
−メチル−チアゾル−5−カルボン酸(シアノ−フラン
−2−イル−メチル)−アミド(16)の合成
−カルボン酸1.4gを五塩化りん1.6gを用いて実施例
1と同様の方法で2−シクロプロピルアミノ−4−メチ
ル−チアゾル−5−カルボン酸クロリドに変えた後、ア
ミノ−フラン−2−イル−アセトニトリル塩酸塩1.2g
とトリエチルアミン3.2mlを加えた後反応混合物を実
施例1と同様の方法で処理して0.83gの標題化合物を
得た(収率35%)。1 H−NMR(CDCl3):δ7.48(1H,d),6.80(1
H,s),6.58(1H,d),6.43(1H,t),6.32(1
H,d),6.00(1H,d),2.60(1H,m),2.55(3
H,s),0.85(4H,m)
0、23、28及び34の誘導体等を合成した。合成し
た誘導体等の1H NMR データを表3に示した。
ル−チアゾル−5−カルボン酸(シアノ−フェニル−メ
チル)−アミド(21)の合成
ボン酸1.2gを五塩化りん1.1gを用いて実施例1と同
様の方法で2−ベンジルアミノ−4−メチル−チアゾル
−5−カルボン酸クロリドに変えた後、アミノ−フェニ
ル−アセトニトリル塩酸塩0.89gとトリエチルアミン
2.3mlを加えた後反応混合物を実施例1と同様の方法
で処理して0.68gの標題化合物を得た(収率39%)。1 H−NMR(CDCl3):δ7.40(10H,m),6.25
(1H,d),6.15(1H,s,br),5.80(1H,d),4.4
5(2H,s),2.52(3H,s)
7、24、29、31、33及び35の誘導体等を合成
した。合成した誘導体等の1H NMRデータを表4に
示した。
フルオロメチル−チアゾル−5−カルボン酸(シアノ−
チオフェン−2−イル−メチル)−アミド(7)の合成
カルボン酸(シアノ−チオフェン−2−イル−メチル)−
アミド1.0g、トリエチルアミン0.36ml及びエチル
アミン0.50mlをテトラヒドロフラン溶媒10mlに加
え反応混合物を4時間還流させながら撹拌した後、水と
酢酸エチルを加え有機層を抽出する。分離した有機層を
無水芒硝で乾燥、蒸発させヘキサンと酢酸エチルの混合
溶媒で再結晶して0.67gの標題化合物を得た(収率7
3%)。1 H−NMR(CDCl3):δ7.42(1H,d),7.34(1
H,d),7.06(1H,t),6.59(1H,s,br),6.34
(1H,d),5.69(1H,s,br),3.32(2H,q),1.3
3(3H,t)
ル−チアゾル−5−カルボン酸(シアノ−チオフェン−
2−イルメチル)−アミド(37)の合成
(シアノ−チオフェン−2−イル−メチル)−アミド1.
0g、トリエチルアミン0.40ml及びエチルアミン0.
55mlをテトラヒドロフラン溶媒10mlに加え反応混合
物を4時間還流させながら撹拌した後、実施例10と同
様の方法で処理して0.63gの標題化合物を得た(収率
70%)。1 H−NMR(CDCl3):δ7.39(1H,d),7.33(1
H,d),7.05(1H,t),5.90(1H,d),5.50(1
H,s,br),3.28(2H,m),2.92(2H,q),1.28
(6H,m)
ル−チアゾル−5−カルボン酸(シアノ−チオフェン−
2−イル−メチル)−アミド(39)の合成
(シアノ−チオフェン−2−イル−メチル)−アミド1.
0g、トリエチルアミン0.40ml及びメチルアミン0.
58mlをテトラヒドロフラン溶媒10mlに加え反応混合
物を4時間還流させながら撹拌した後、実施例10と同
様の操作を経て0.77gの標題化合物を得た(収率89
%)。1 H−NMR(CDCl3):δ7.58(1H,d),7.38(1
H,d),7.30(1H,d),7.03(1H,t),6.94(1
H,s,br),6.43(1H,d),2.98(2H,q),2.95
(3H,s),1.25(3H,t)
ル−チアゾル−5−カルボン酸(シアノ−チオフェン−
2−イル−メチル)−アミド(43)の合成
(シアノ−チオフェン−2−イル−メチル)−アミド1.
0g、トリエチルアミン0.40ml及びアリルアミン0.
66mlをテトラヒドロフラン溶媒10mlに加え反応混合
物を12時間還流させながら撹拌した後、実施例10と
同様の方法で処理して0.57gの標題化合物を得た(収
率61%)1 H−NMR(CDCl3):δ7.36(1H,d),7.30(1
H,t),6.95(1H,d),6.50(1H,s,br),6.43
(1H,d),5.86(1H,m),5.29(1H,d),5.25(1
H,d),3.90(2H,m),2.99(2H,q),1.25(3
H,t)
様の方法で次の化合物番号11、15及び41の誘導体
等を合成した。合成した誘導体等の1H NMR デー
タを表5に示した。
ル−チアゾル−5−カルボン酸(チオカルバモイル−チ
オフェン−2−イル−メチル)−アミド(6)の合成
ン酸(シアノ−チオフェン−2−イル−メチル)−アミド
(5)0.85gをピリジン2mlに溶解した後反応混合物を
60℃で硫化水素気体を通過させながら6時間撹拌す
る。ピリジンを除去した後酢酸エチルで再結晶して0.
86gの標題化合物を得た(収率91%)。1 H−NMR(アセトン−d6):δ9.25(2H,s,br),7.
56(1H,d),7.35(1H,d),7.22(1H,d),7.1
4(1H,s),6.95(1H,t),6.26(1H,d),3.33
(2H,m),2.49(3H,s),1.23(3H,t)
4−メチル−チアゾル−5−カルボン酸(チオカバモイ
ル−チオフェン−2−イル−メチル)−アミド(14)の
合成
−カルボン酸(シアノ−チオフェン−2−イル−メチル)
−アミド(12)0.72gをエチルアルコール10mlに溶
解した後トリエチルアミン0.63mlを加えた。反応溶
液を還流させかつ硫化水素気体を通過させながら8時間
撹拌する。溶媒を除去した後水を加えて不溶の固体を濾
過する。濾取した固体をジエチルエーテルで洗滌した
後、乾燥後0.70gの標題化合物を得る(収率88%)。1 H−NMR(CDCl3):δ9.00(1H,s),8.46(1
H,s),7.60(1H,d),7.23(2H,m),6.93(1
H,t),6.75(1H,s),6.30(1H,d),2.58(1
H,m),2.56(3H,s),0.80(4H,m)
3、10、26、36、38、40及び42の誘導体等
を合成した。合成された誘導体等の1H NMR デー
タを表6に示した。
る為にトマト疫病菌(phytophthora infestans)と葡萄
べと病菌(plasmopara viticola)を選定した。
y) 予防効果の調査の為に10%アセトン溶液に本発明によ
る化合物を溶解した後温室で4週間栽培したトマト幼苗
に撒布した。この溶液にはTween−20が250pp
mになるように添加した。薬剤が撒布されたトマト幼苗
を室内温度で24時間放置して溶媒及び水を揮散させた
後、トマト疫病菌(phytophthora infestans)の胞子嚢
懸濁液(105/ml)をトマト葉面に接種し、無処理区と
比較して予防効果を算出する。対照薬剤としては下記構
造式(VI)のジメトモフ(Dimethormorph)を使用した。
ty) 温室で4週間栽培されたトマト幼苗pot(5cm X5
cm)に予防効果と同様の方法で調製された所定濃度の薬
剤溶液を5mlずつ分注した後、24時間放置して溶媒を
揮散させた。トマト葉面にトマト疫病菌の胞子嚢懸濁液
(105/ml水準)を接種し、4日間20℃、100%R
Hで発病を誘導する。以後、発病率を調査し、無処理区
と比較して防除効果を算出する。結果は表8に示した。
urative activity) 葡萄べと病に対する治療効果を調査して表9に示した。
防除効果は試験例1と同一の基準でA、B及びCの等級
を分けた。
Claims (7)
- 【請求項1】 一般式(I): 【化1】 [式中、R1及びR2は、各々独立して、水素原子、(C1
−C5)アルキル基、(C1−C5)ハロ−アルキル基、(C3
−C6)アルケニル基、(C3−C6)アルキニル、(C3−C
6)シクロアルキル基、 【化2】 (ここで、R6は、(C1−C6)アルキル基、(C3−C6)
アルケニル基、(C3−C6)シクロアルキル基、又はハロ
ゲン原子、(C1−C3)アルキル基又はニトロ基で置換さ
れていてもよいフェニル又はベンジル基である)、又は
ハロゲン原子、(C1−C3)アルキル基又はニトロ基で置
換されていてもよいフェニル基又はベンジル基であり、 R3は、(C1−C3)アルキル基又は(C1−C3)ハロ−ア
ルキル基であり、 R4は、2−チエニル基、3−チエニル基、2−フリル
基、3−フリル基、フェニル基、又はハロゲン原子およ
び(C1−C6)アルキル基又はニトロ基で置換されていて
もよいフェニル又はベンジル基であり、 R5は、シアノ基又はチオカバモイル基である]で示さ
れる新規チアゾルカルボキサミド誘導体。 - 【請求項2】 光学的活性を有する異性体の形態である
ことを特徴とする請求項1記載の化合物。 - 【請求項3】 R1及びR2が、各々独立して、水素原
子、(C1−C4)アルキル基、(C3−C6)アルケニル基、
(C3−C6)アルキニル基、(C3−C6)シクロアルキル基
又は 【化3】 (ここで、R6は、(C1−C6)アルキル基である)であ
り、 R3が、メチル基、エチル基又はトリフルオロメチル基
であり、 R4が、2−チエニル基又は3−チエニル基であり、 R5が、シアノ基又はチオカバモイル基であることを特
徴とする請求項1記載の化合物。 - 【請求項4】 下記一般式(4)の化合物をチオニルクロ
リド又は5塩化りんと反応させ下記一般式(5)の酸ハロ
ゲン化物を得た後、この酸ハロゲン化物を下記一般式
(6)の化合物と反応させることを特徴とする下記一般式
(7)の化合物の製造方法。 【化4】 【化5】 【化6】 【化7】 [式中、R1及びR2は、各々独立して、水素原子、(C1
−C5)アルキル基、(C1−C5)ハロ−アルキル基、(C3
−C6)アルケニル基、(C3−C6)アルキニル、(C3−C
6)シクロアルキル基、 【化8】 (ここで、R6は、(C1−C6)アルキル基、(C3−C6)
アルケニル基、(C3−C6)シクロアルキル基、又はハロ
ゲン原子、(C1−C3)アルキル基又はニトロ基で置換さ
れていてもよいフェニル又はベンジル基である)、又は
ハロゲン原子、(C1−C3)アルキル基又はニトロ基で置
換されていてもよいフェニル基又はベンジル基であり、 R3は、(C1−C3)アルキル基又は(C1−C3)ハロアル
キル基であり、 R4は、2−チエニル基、3−チエニル基、2−フリル
基、3−フリル基、フェニル基、又はハロゲン原子、
(C1−C6)アルキル基又はニトロ基で置換されていても
よいフェニル又はベンジル基である。] - 【請求項5】 下記一般式(8)の化合物を塩基の存在下
で下記一般式(9)の一次アミンと反応させることを特徴
とする下記一般式(7)の化合物の製造方法。 【化9】 【化10】 【化11】 [式中、R1は、(C1−C5)アルキル基、(C1−C5)ハ
ロアルキル基、(C3−C6)アルケニル基、(C3−C6)ア
ルキニル、(C3−C6)シクロアルキル基、又はハロゲン
原子、(C1−C3)アルキル基又はニトロ基で置換されて
いてもよいベンジル基であり、 R2は、水素原子であり、 R3は、(C1−C3)アルキル基又は(C1−C3)ハロアル
キル基であり、 R4は、2−チエニル基、3−チエニル基、2−フリル
基、3−フリル基、フェニル基、又はハロゲン原子、
(C1−C6)アルキル基又はニトロ基で置換されていても
よいフェニル基である。] - 【請求項6】 下記一般式(7)の化合物を塩基及び溶媒
の存在下で硫化水素と反応させることを特徴とする下記
一般式(12)の化合物の製造方法。 【化12】 【化13】 [式中、R1及びR2は、各々独立して、水素原子、(C1
−C5)アルキル基、(C1−C5)ハロアルキル基、(C3−
C6)アルケニル基、(C3−C6)アルキニル、(C3−C6)
シクロアルキル基、 【化14】 (ここで、R6は、(C1−C6)アルキル基、(C3−C6)
アルケニル基、(C3−C6)シクロアルキル基、又はハロ
ゲン原子、(C1−C3)アルキル基又はニトロ基で置換さ
れていてもよいフェニル又はベンジル基である)、又は
ハロゲン原子、(C1−C3)アルキル基又はニトロ基で置
換されていてもよいフェニル基又はベンジル基であり、 R3は、(C1−C3)アルキル基又は(C1−C3)ハロ−ア
ルキル基であり、 R4は、2−チエニル基、3−チエニル基、2−フリル
基、3−フリル基、フェニル基、又はハロゲン原子、
(C1−C6)アルキル基又はニトロ基で置換されていても
よいフェニル又はベンジル基である。] - 【請求項7】 有効成分として請求項1記載の化合物を
少なくとも一種含有する植物病原菌用抗菌剤。
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