JP2614649B2 - ポリふっ化ビニリデン成形体 - Google Patents

ポリふっ化ビニリデン成形体

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、熱膨張率の低減され、且つ優れた機械的物
性および成形加工性を有するポリふっ化ビニリデン成形
体に関する。
(従来の技術) ポリふっ化ビニリデン(PVdF)は機械的諸特性に優
れ、耐薬品性、耐摩耗性、耐汚染性なども良好であり、
特に優れた耐候性を有しているため、耐候性塗料、電線
被覆材、及びケミカルプロセス用成形体の用途に用いら
れている。また近年ではその高誘電性を利用して圧電素
子や焦電素子等の電気的機能性材料として応用されるよ
うになってきた。しかしポリふっ化ビニリデンは上記の
優れた特性を有するものの、線膨張係数が大きいため、
温度変化の激しい条件下、あるいは高温領域での使用に
よって熱的に変形する場合がある。従ってポリふっ化ビ
ニリデン成形体は、特にエレクトロニクス分野において
高精度が要求される部品、化学装置に使用されるパイプ
やライニング材に応用することは困難である。
ポリふっ化ビニリデン成形体の線膨張係数を低減する
ために、石綿等との複合成形体とすること、金属材や繊
維強化プラスチック(FRP)との積層体とすること等が
提案されている(例えば特公昭53−43149号公報等)。
しかしながら、このような複合成形体は、たとえ大量の
充填材を使用してもポリふっ化ビニリデンの線膨張係数
が充分には低減されず、逆にポリふっ化ビニリデンが有
していた優れた表面特性(摩擦特性や摩耗特性)が損な
われる。他方、積層体の場合は、物性的には解決される
が、積層化による重量の増加、線膨張係数の違いによる
層間剥離、成形加工性の自由度低下等の新たな問題が新
たに発生する。
(本発明が解決しようとする課題) 本発明が上記従来の問題点を解決するものであり、そ
の目的とするところは、ポリふっ化ビニリデンの優れた
耐候性、耐薬品性、耐摩耗性、耐汚染性等の特性を損な
うこと無く、線膨張係数が大幅に低減され、更に優れた
機械的物性および成形加工性をも併せ持つポリふっ化ビ
ニリデン成形体を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、ポリふっ化ビニリデン40〜95.9重量%、異
方性溶融形態を示す重合体4〜50重量%及びナイロン12
0.1〜30重量%からなり、上記異方性溶融形態を示す重
合体はフィブリル化されており、該フィブリルの直径
(D)は40μm以下であり、且つ、該フィブリルの平均
長さ(L)と直径(D)の比(L/D)が10以上であるこ
とを特徴とするポリふっ化ビニリデン成形体をその要旨
とするものである。
本発明で使用されるポリふっ化ビニリデンは、通常の
溶融成形が可能なものであればよく、その重合度は500
〜3000程度であることが好ましい。
本発明で使用される異方性溶融形態を示す重合体(以
下液晶ポリマーと称す)は、上記ポリふっ化ビニリデン
組成物の溶融成形時に、溶融状態で伸張流動や剪断流動
を受けることによりフィブリル化され得るものであり、
これらの液晶ポリマーとしては、芳香族−脂肪族ポリエ
ステル、全芳香族ポリエステル、芳香族ポリアゾメチ
ン、ポリイミドエステル等が挙げられ、これらのうち異
方性溶融形態を示す化合物が選択される。芳香族−脂肪
族ポリエステルとしては、例えばポリエチレンテレフタ
レートとパラヒドロキシ安息香酸との共重合体がある。
全芳香族ポリエステルとしては、例えばパラヒドロキシ
安息香酸と6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸との共重合
体;又はパラヒドロキシ安息香酸、テレフタル酸及び6
−ヒドロキシ−2−ナフトールの共重合体がある。芳香
族ポリアゾメチンとしては、例えばポリ(ニトリロ−2
−メチル−1,4−フェニレンニトロエチリデイン−1,4−
フェニレンエチリデイン)等がある。ポリイミドエステ
ルとしては、例えば2,6−ナフタレンジカルボン酸、テ
レフタル酸及び4(4′−ヒドロキシフタルイミド)フ
ェノールの共重合体、又はジフェノールと4−(4′−
ヒドロキシフタルイミド)安息香酸から誘導される共重
合体等がある。
これらの共重合体が液晶ポリマーであることを判別す
るには、液晶ポリマーが溶融状態で光学的異方性を示し
えることを利用するとよい。光学的異方性は、通常の偏
光顕微鏡を用いることによって確認しうる。例えば加熱
ステージ上に1mm以下の厚さに調整された試験片を置
き、窒素雰囲気下で2℃/min程度の昇温速度で加熱して
ゆく。この状態で偏光顕微鏡の偏光子と検光子を直交さ
せ、40倍もしくは100倍の倍率で観測することにより容
易に確認することができる。このような方法では、また
同時に、これら共重合体が液晶相に転移する温度も測定
し得る。このことは熱分析(例ればDSC、TMA等)によっ
ても測定可能な場合がある。
上記液晶ポリマーとしては、ポリふっ化ビニリデンの
結晶融点(約175℃)からポリふっ化ビニリデンの熱分
解温度(約350℃)までの温度範囲で異方性溶融形態を
示す重合体が好適に使用される。
換言すると、本発明の成形体はポリふっ化ビニリデン
と、それが熱分解を起こさずに溶融する温度範囲と部分
的に重視する温度範囲内で異方性溶融形態を示しえる
(即ち溶融可能である)液晶がポリマーとで構成されて
いるのが好ましい。
なぜなら、本発明における成形体の製造手段として
は、一般に、上記組成物を溶融状態で互いに分散させる
工程を包含する方法が用いられるためである。このよう
な方法に於て、組成物を構成するポリふっ化ビニリデン
と液晶ポリマーとのうちいずれか一方が熱分解を起こす
ような場合には、得られた成形体の物理的特性が低下す
るため好ましくない。一般に、ポリふっ化ビニリデンの
成形温度は190〜320℃とされているので、このような温
度範囲で成形可能な液晶ポリマーを選ぶことが好まし
い。従って、上記の液晶ポリマーのうち、特に、芳香族
−脂肪族ポリエステル、および全芳香族ポリエステルが
好適である。
上述した液晶ポリマー単独の成形体は、通常優れた機
械的物性(例えば強度、弾性率、および衝撃強度)を有
する。更に射出成形や押し出し成形によって得られた成
形体は、溶融時にポリマー分子が樹脂の流れ方向に対し
て平行に配向することにより、増強された機械的物性を
示す。これは液晶ポリマーが異方性溶融形態を示すが故
の自己補強効果であり、その増強度はポリマー分子の配
向程度によって支配されている。即ち液晶ポリマーの溶
融成形体の機械的物性は、成形の方法および/または成
形体の形状によってしばしば異なる。また同じ理由によ
り液晶ポリマーの成形体は、機械的物性に関して顕著な
異方性を示す。加えて、液晶ポリマーはその分子構造が
線状であるため、通常極めて小さな線膨張係数(熱膨張
率)を有する。しかも成形体においては流動に平行な方
向に対しては、更に小さい値を示すことも認められてい
る。本発明のポリふっ化ビニリデン成形体は、このよう
な特性を有する液晶ポリマーとポリふっ化ビニリデンと
を含有するため、ポリふっ化ビニリデンのみからなる成
形体に比べて線膨張係数が低減され、しかも、この成形
体は機械的物性と成形加工性にも優れる。
本発明で使用されるナイロン12はシクロドデカラクタ
ムを開環重合することによって得られるポリアミドであ
って、分子量は1,000〜20,000のものが好ましく、180〜
280℃で溶融成形可能なものが好ましい。
本発明のポリふっ化ビリニデン成形体を構成する各成
分の重量割合はポリふっ化ビニリデン40〜95.9重量%に
対し、液晶ポリマーが4〜50重量%、好ましくは5〜30
重量%である。液晶ポリマーが4重量%を下回ると線膨
張係数の低減効果が期待できない。また、50重量%近く
になるとその効果がほぼ一定値に収束し、50重量%を越
えると、液晶ポリマーのフィブリルが微細化し難く、成
形体の物理的な緻密さが得られなくなる。またナイロン
12の割合は0.1〜30重量%であり、好ましくは1〜20重
量%、さらに好ましくは2〜10重量%である。
ポリふっ化ビニリデンと液晶ポリマーはその界面にお
ける親和性が小さく相溶しにくいが、ナイロン12を添加
すると両者の界面密着性が増し、相溶性が向上するの
で、液晶ポリマーがポリふっ化ビニリデン中に微細分散
され、表面が平滑で機械強度の大きい成形体が得られ
る。ナイロン12の添加量が少なくなると上記効果がなく
なり、30重量%を越えると、ポリふっ化ビニリデンが有
する優れた耐薬品性、耐候性等の特性が損なわれる。
又、本発明においては若干の物性改良、および成形性
の安定化を目的とし、ガラス繊維、無機充填剤、改質
剤、滑剤、熱安定剤、可塑剤等が添加されてもよい。
本発明のポリふっ化ビニリデン成形体は、一般的に溶
融成形によって製造される。このような製造方法として
は、ポリふっ化ビニリデン、液晶ポリマー、およびナイ
ロン12のポリマーブレンドの溶融物を成形する任意の成
形方法が挙げられる。例えば、ポリふっ化ビニリデン、
液晶ポリマー、及びナイロン12を溶融、混練し、引き続
いて押し出し成形、ブロー成形、射出成形、カレンダー
成形等によって成形される。
本発明のポリふっ化ビニリデン成形体は、上記ポリふ
っ化ビニリデン、液晶ポリマー及びナイロン12からなる
組成物の溶融成形において、溶融状態で伸張流動や剪断
流動を受けたものであり、このように伸張流動や剪断流
動を受けることによって、液晶ポリマーは容易にフィブ
リル形態を形成し、しかも実質的にその長軸が互いに平
行に配列することがしばしば認められる。
本発明のポリふっ化ビニリデン成形体のフィブリル形
成の程度は、該フィブリルの直径(D)が40μm以下で
あり、且つ、該フィブリルの平均長さ(L)と直径
(D)の比(L/D)が10以上であるものに限定される。
かかるフィブリルの配向程度は線膨張係数を低減させる
のに効果的であり、特にフィブリルの(L/D)比は、大
きい程効果的で、好ましくは100またはそれ以上であ
る。
上記ポリふっ化ビニリデン成形体における液晶ポリマ
ーのフィブリルの直径(D)が40μmを超えると、該ポ
リふっ化ビニリデン成形体の層割れ等を生じ、衝撃強度
が低下する。又、フィブリルの平均長さ(L)と直径
(D)の比(L/D)が10未満であると、引張強さ等の機
械的強度が低下する。
従って、本発明のポリふっ化ビニリデン成形体を製造
する際に、液晶ポリマーのフィブリル化を促進させ、フ
ィブリルの配向度を高める手段が用いられる。このよう
な手段としては、例えば、押出成形では、成形機にスタ
ティクミルを直列に配置させると効果的である。これは
押し出し機中で充分に分散したブレンド体がスタティク
ミル内を通過する際に液晶状態にある液晶ポリマーに対
して効率的に伸張流動や剪断流動を付加させる為であ
る。同じ理由で押し出し機のヘッド部分に比較的小径の
通路を有するブレーカーを設けること、目開き径約1mm
以下のメッシュを設けることが有用である。これは溶融
樹脂の流路に絞り込まれた通路を設け、流体が該通路を
通過する時に圧力勾配を発生させ、特に流線方向に速度
分布を与えることで伸張力を高める手法である。更には
成形物が冷却固化する迄に1軸もしくは2軸方向に延伸
させることは、液晶ポリマーのフィブリル化が著しくな
るため、極めて有効な手段である。また射出成形におい
ては、一般的な方法でも液晶ポリマーのフィブリル化は
ある程度期待できるが、さらに向上を期待する場合は、
金型内での樹脂のせん断速度を大きくすること(例えば
射出速度を上げること、ノズルやスプールをコニカル形
状にすること、金型の長さ/厚み比(L/T)を大きくす
ること)等が有効である。
このようにして得られる成形体においては、ポリふっ
化ビニリデン中に直径(D)が40μm以下であり、且
つ、平均長さ(L)と直径(D)の比(L/D)が10以上
である液晶ポリマーの長繊維(フィブリル)が、均一に
分散しているために、ポリふっ化ビニリデンのみからな
る成形体と比較して小さい線膨張係数を示す。しかも、
成形体は改善された機械的物性を有する。なぜなら液晶
ポリマーはフィブリル形態を取るときに、そのポリマー
の分子が最も高い配向状態にあるため、より大きい弾性
率とより小さい(時には負の値をも示す)線膨張係数を
併せ持ち、液晶ポリマーを含有する成形体の線膨張係数
を低減するのに特に効果的と考えられるからである。こ
のような形状を有する液晶ポリマーのフィブリルが分散
されていることにより、ポリふっ化ビニリデン成形体の
線膨張係数が、ポリふっ化ビニリデンのみからなる成形
体に比べて充分に低い値を示す。また、フィブリルが成
形体中において実質的に一軸配向していれば、該方向の
線膨張係数は選択的に低減され好ましい。
本発明のポリふっ化ビニリデン成形体は、シート状、
棒状、フイルム状、パイプ状、繊維状、塊状など所望の
形状に成形される。本発明の成形体は、各種の強酸や溶
剤下で使用されるパイプ、チューブ、継手、バルブ、タ
ンク、フイルター等のプラント部材;ピストンリング、
ベアリング等の機械部品;高い寸法精度が要求される電
線被覆材、電子部品等として幅広い用途に応用される。
(実施例) 次に本発明の実施例を説明する。
実施例1〜3、比較例1,2 第1表に示した所定量のポリふっ化ビニリデン(呉羽
化学社製:Kポリマー#1100、表中PVDF)、全芳香族ポリ
エステル液晶ポリマー(ポリプラスチックス社製:VECTR
AA950、表中LCP)、及びナイロン12(宇部興産社製:303
5U)を充分に乾燥した後、二軸混練押し出し機に供給
し、樹脂温度310℃にて3成分の溶融混練を充分に行っ
た後約3mm径のストランド状成形物として押し出し、そ
れをペレタイザーを用いて長さ約4mmに切断してペレッ
トを得た。得られたペレットを25mm単軸押し出し機に供
給しシート状成形体に成形した。ここで、押し出し機シ
リンダー内における樹脂温度は300℃、スクリュー回転
数は60rpmであった。又、押し出し機の成形ダイの開口
寸法は厚み3mm、幅50mm、設定温度は280℃であった。押
し出し機の、押し出す方向の延長線上に、成形体を冷却
する水槽、および成形体を引き取るロール引き取り機を
それぞれ設置し、引き取り機の引き取り速度を変えて成
形体を延伸した。尚、延伸比は次式で計算した。
得られたシート状成形体をジメチルアセトアミドで溶
解し、残ったフイブリルの偏光顕微鏡写真(100倍)か
ら液晶ポリマーのフイブリルの平均長さ(L)及び平均
直径(D)を測定し、L/Dを求めた。
得られたシート状成形体の押出し方向の引張試験(AS
TM D 638に準拠)を行うと共に、同方向の線膨張係数
(ASTM D 696に準拠)を測定した。耐薬品性試験は得ら
れたシート状板状体を35%塩酸水溶液中に20℃で7日間
浸潰した後、引張試験(ASTM D 638に準拠)を行い引張
速度の低下を百分率で示した。
又、表面性は得られたシート状成形体の表面を光学顕
微鏡で観察し、表面に液晶ポリマーのフイブリルの析出
の有無で判断した。
得られた結果を第1表に示した。
(発明の効果) 本発明のポリふっ化ビニリデン成形体の構成は上述の
通りであり、ポリふっ化ビニリデンが持つ優れた耐候
性、耐薬品性、耐摩耗性、耐汚染性などの特性を損なう
こと無く、線膨張係数が大幅に低減され、表面性がすぐ
れ且つ優れた機械的物性および成形加工性を有してい
る。従って本発明の成形体は各種の強酸や溶剤下で使用
されるパイプ、チューブ、継手、バルブ、タンク、フィ
ルター等のプラント部材;ピストンリング、ベアリング
等の機械部品;寸法精度が要求される電線被覆材、電子
部品等の幅広い用途に応用される。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C08L 27/16 101:12 77:00) (C08L 27/16 67:00 77:00)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリふっ化ビニリデン40〜95.9重量%、異
    方性溶融形態を示す重合体4〜50重量%及びナイロン12
    0.1〜30重量%からなり、上記異方性溶融形態を示す重
    合体はフィブリル化されており、該フィブリルの直径
    (D)は40μm以下であり、且つ、該フィブリルの平均
    長さ(L)と直径(D)の比(L/D)が10以上であるこ
    とを特徴とするポリふっ化ビニリデン成形体。
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