JP2614414B2 - 手洗浄器 - Google Patents

手洗浄器

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JP2614414B2
JP2614414B2 JP10872294A JP10872294A JP2614414B2 JP 2614414 B2 JP2614414 B2 JP 2614414B2 JP 10872294 A JP10872294 A JP 10872294A JP 10872294 A JP10872294 A JP 10872294A JP 2614414 B2 JP2614414 B2 JP 2614414B2
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義治 堂原
耕造 島本
保夫 小林
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株式会社クラコ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、指先や手のひら、手の
甲、手首に付着した油等の汚れを除去する手洗浄器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、機械工場等では手指に油汚れ等の
極めて強固な汚れが付着することがあり、これは手もみ
洗いだけでは完全に落とすことができないためにブラシ
等を使用して洗ったりしているのが現状である。しかし
ながら、ブラシを使用した洗浄では汚れを落とすのに時
間及び手間がかかるという問題がある。このため、実開
平5−65292号公報に示されるような指先洗浄器が
提供されている。この実開平5−65292号公報に示
される指先洗浄器においては、図27、図28に示され
るように上面が開口する箱状の洗浄器本体1内に駆動モ
ータ17にて回転自在となった回転ブラシ30が内蔵さ
れており、上面の開口部より洗浄器本体1内に汚れた指
先を入れることで回転ブラシ30によって指先の汚れを
落とすことができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、指先、特に指先の爪に付着した汚れ
を除去することに主眼を置いているために駆動モータ1
7にて回転駆動される受け皿体31の底面及び内周壁面
に毛を設けて回転ブラシ30を構成する構造となってお
り、指先は洗浄できても手首や手のひらや手の甲を洗う
ことが難しいものとなっており、洗い残りが生じるとい
う問題があった。また、洗浄時に生じる汚れを含んだ水
は洗浄器本体1内で受けられた後に洗浄器本体1より導
出された排水パイプを介して排水されるようになってい
るものであるが、使用者が粒状の洗剤を使用して手を洗
うような場合があり、この場合には粒状の洗剤が詰まっ
て排水不良を起こしやすいという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、指先、手のひら、手の甲、手首という手の全
ての部分を楽な姿勢で支障無く洗浄することができると
共に洗浄後の水が詰まったりするようなことなく問題無
く排水することができる手洗浄器を提供しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、箱状の洗浄器本体1の上面に
洗浄器本体1の前面部イから背面部ロに向けて下り傾斜
する傾斜面2を設け、傾斜面2の略上半分に凹設された
凹所3に駆動モータ17によって回転駆動される円柱状
の回転ブラシ4を配設し、回転ブラシ4の長手方向の両
端をそれぞれ凹所3の内側壁に軸着し、回転ブラシ4の
外周部の一部を凹所3の上面開口部より上方に突出し、
凹所3の底面部に設けられた排水部5の終端縁を洗浄器
本体1の上面の傾斜面2の略下半分に連続させたことを
特徴とするものである。
【0006】請求項2の発明では、請求項1において回
転ブラシ4の軸方向と直交するように凹所3の上面開口
部に指入れ防止部材6を設け、この指入れ防止部材6を
指の入らない程度の間隔で複数並設したことを特徴とす
るものである。請求項3の発明では、請求項1において
回転ブラシ4の直径を80mm〜100mmとしたこと
を特徴とするものである。
【0007】請求項4の発明では、請求項1において回
転ブラシ4の上方に洗剤供給部7を備えたことを特徴と
するものである。請求項5の発明では、請求項1におい
て手洗い水が供給される傾斜面2の略下半分に手洗い水
の跳ね返りを防止する跳ね返り防止部8を備えたことを
特徴とするものである。
【0008】請求項6の発明では、請求項1において回
転ブラシ4を洗浄する洗浄手段90を備えたことを特徴
とするものである。請求項7の発明では、請求項6にお
いて回転ブラシ4の回転方向に対して相対する方向より
洗浄水を回転ブラシ4に向けて吐水する洗浄ノズル91
にて洗浄手段90を構成したことを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項8の発明では、請求項1において
柱状の回転ブラシ110の長手方向の両端部に軟毛部1
00を配置し、中央部に硬毛部101を配置して成る
とを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、外周部の一部が凹所
3の上面開口部より上方に突出した状態で回転する回転
ブラシ4に手の汚れた部分を当てることで回転ブラシ4
によって付着した汚れを除去することができるものであ
り、指先を曲げたり、手を裏返したりすることによって
指先、手のひら、手の甲、手首という手の全ての部分を
支障無く洗浄することができる。また、手の洗浄に伴っ
て生じる汚れた水は上方に開放する凹所3の底面部の排
水部5より傾斜面2の略下半分に流れて排水されるもの
であり、洗浄後の水は詰まったりするようなことなく問
題無く排水される。
【0011】請求項2の発明によれば、指入れ防止部材
6の存在によって回転ブラシ4に巻き込まれたりするよ
うなことなく手の洗浄を行うことができる。請求項3の
発明によれば、回転ブラシ4が人体の手のひらに沿う大
きさとなっており、手のひらの洗浄を効率よく迅速に行
うことができる。請求項4の発明によれば、回転ブラシ
4によって手の洗浄を行いながら手と回転ブラシ4との
両方に洗剤を供給することができる。
【0012】請求項5の発明によれば、供給される手洗
い水が傾斜面2に当たって跳ね返って洗浄器本体1の周
辺に飛散するようなことがない。請求項6の発明によれ
ば、洗浄手段90によって回転ブラシ4を洗浄すること
で手の洗浄に伴って汚れることとなる回転ブラシ4を洗
浄して常に綺麗な状態とすることができる。
【0013】請求項7の発明によれば、回転ブラシ4の
回転方向に対して相対する方向より回転ブラシ4に向け
て洗浄水が吐水されることにより洗浄ノズル91から洗
浄水を吐水させて行なわれる回転ブラシ4の洗浄効果を
高いものとすることができる。請求項8の発明によれ
ば、例えば両端部の軟毛部100に手首や手のひらを当
てた状態で指先を中央部の硬毛部101に当てること
で、軟毛部100によって軽い汚れの付着を除去し、硬
毛部101によってこびりついた強固な汚れを除去する
ことができ、汚れの除去性能を高くすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。図1乃至図4は手洗浄器Aの第1実施例を示
しており、この手洗浄器Aは回転自在な回転ブラシ4を
備えた箱状の洗浄器本体1によって主体が構成されてい
る。洗浄器本体1の外形寸法としては前面部イの高さ寸
法aが略200mm、巾寸法bが略350mm、奥行き
寸法cが略280mmとされており、高さ寸法aよりも
巾寸法b及び奥行き寸法cが大きくなった低背型で倒れ
にくく安定して設置できる形状となっている。また、高
さ寸法aとして略200mmという高さ寸法は機械工場
等に設置される一般的な手洗い槽9のシンク10の側壁
11の高さ寸法a′と略同じ高さ寸法であり、図1
(a)に示されるように洗浄器本体1を手洗い槽9のシ
ンク10内に設置する場合に洗浄器本体1の上部がシン
ク10の側壁11より上方に突出しないように納まりよ
く設置できるようになっている。また、洗浄器本体1の
下面には図1に示されるように支持脚80が突設されて
おり、この支持脚80をシンク10の底面部に載置する
ようにして洗浄器本体1がシンク10内に設置されるよ
うになっている。このように支持脚80をシンク10の
底面部に載置することで洗浄器本体1の下面がシンク1
0の底面部より浮いた状態となって洗浄器本体1の下面
とシンク10の底面部との間に隙間が形成され、シンク
10内を流れる排水を阻害することがないように洗浄器
本体1がシンク10内に設置されるようになっており、
シンク10内に隣合うように複数の洗浄器本体1を設置
する場合においても排水性が悪くなるのを防止しながら
複数の洗浄器本体1をシンク10内に設置できるように
なっている。
【0015】洗浄器本体1の上面には洗浄器本体1の前
面部イから背面部ロに向けて下り傾斜する傾斜面2が設
けられている。この傾斜面2は略上半分と略下半分との
傾斜角度を異ならせてあり、上半分の傾斜角度は下半分
の傾斜角度よりも大きくなっており、略45°の傾斜角
度となっている。この上半分の傾斜角度は人が洗浄器本
体1の前に立った状態で手を伸ばして前方に出した場合
の角度と対応するようになっている。傾斜面2の上端部
には回転ブラシ4の回転のオン・オフの操作を行う操作
スイッチ12が設けられている。
【0016】傾斜面2の略上半分には凹所3が凹設され
ており、凹所3には円柱状の回転ブラシ4が回転自在に
取付けられている。凹所3の底面部は傾斜面2の略下半
分の延長線上に形成されており、底面部に設けられた排
水部5の終端縁は傾斜面2の略下半分と凹凸なく連続し
た状態となっている。ここで、排水部5は傾斜面2の略
下半分の延長線上に形成されているために傾斜面2の下
半分に向けて下り傾斜する水勾配が設けられた状態とな
っている。
【0017】上記回転ブラシ4は支持軸14の外周面に
ナイロン、その他樹脂製のブラシまたは動物毛製のブラ
シからなる洗浄ブラシ15を設けて主体が構成されてい
る。尚、油の付着を防止するためにブラシにフッ素コー
ティングを施すようにしてもよい。凹所3内に取付けら
れる回転ブラシ4は外周部に設けられた洗浄ブラシ15
が凹所3の上面開口よりも上方に突出するように凹所3
内に取付けられており、両端の回転軸16を凹所3の内
壁面に軸着してあり、この回転軸16は洗浄器本体1内
に設置された駆動モータ17によって回転駆動されるよ
うになっている。つまり、回転ブラシ4の回転軸16と
駆動モータ17の駆動軸18に設けられた各プーリー1
9は駆動ベルト20によって連結されており、駆動モー
タ17の回転によって回転ブラシ4が回転させられるよ
うになっている。回転ブラシ4は直径寸法が80mm〜
100mmとされており、これは人体の手のひらに沿う
のに最も適した大きさのものである。
【0018】凹所3の上面開口部には図2に示されるよ
うに回転ブラシ4の軸方向と直交するように、つまり、
洗浄器本体1の前面部側の端縁から背面部側の端縁の方
向に向けてワイヤーまたは細い棒材にて形成される指入
れ防止部材6が架設されており、この指入れ防止部材6
は人体の指の入らない程度の間隔として約10mmの間
隔で凹所3の上面開口部に複数並設されている。ここ
で、指入れ防止部材6は図2に示されるように洗浄器本
体1の前面部側の端縁から背面部側の端縁の方向に向け
て凹所3の上面開口部に設けられているので、外周部の
洗浄ブラシ15が上面開口部より上方に突出した状態で
回転する回転ブラシ4の回転を邪魔するようなことがな
いようになっている。つまり、指入れ防止部材6は回転
ブラシ4の回転方向と平行に凹所3の上面開口部に設け
られているので、洗浄ブラシ15が隣合う指入れ防止部
材6の間の隙間から突出した状態のままで回転ブラシ4
が回転するものであり、洗浄ブラシ15が指入れ防止部
材6に引っ掛かったりするようなことがないようになっ
ている。ここで、回転ブラシ4は図1(a)中矢印にて
示されるように洗浄器本体1の背面部側に向けて回転駆
動するようになっている。21は電源ケーブルであり、
電源ケーブル21の先端には漏電保護プラグ22が設け
られている。
【0019】洗浄用水栓23を介して手洗い水が供給さ
れる傾斜面2の略下半分には手洗い水の跳ね返りを防止
する跳ね返り防止部8が設けられている。この跳ね返り
防止部8としては傾斜面2の略下半分に人工芝等の起毛
部材8aを設けたり、網材を設けたりして形成されてい
る。しかして、手洗浄器Aは例えば、図1(a)、図2
に示されるように洗浄用水栓23の位置に対応させて手
洗い槽9内に設置されるものであり、手洗い槽9の前面
側の側壁11に前面部イを沿わせると共に跳ね返り防止
部8が洗浄用水栓23の下方に位置するように手洗い槽
9内に設置されるものである。そして、手が汚れた使用
者は手洗い槽9の前に立って操作スイッチ12を操作し
て回転ブラシ4を回転させ、外周部の洗浄ブラシ15が
凹所3の上面開口部より上方に突出した状態で回転する
回転ブラシ4に手の汚れた部分を当てることで回転ブラ
シ4によって付着した汚れを除去することができるもの
であり、指先を曲げたり、手を裏返したりすることによ
って指先、手のひら、手の甲、手首という手の全ての部
分を支障無く洗浄することができる。図4(a)は手の
ひらを洗浄している状態を示しており、図4(b)は手
首を洗浄している状態を示しており、図4(c)は指先
の爪部を洗浄している状態を示しており、図4(d)は
手の甲を洗浄している状態を示しており、図4(e)は
爪の中を洗浄している状態を示している。ここで、回転
ブラシ4によって手の各部を洗浄する場合には回転ブラ
シ4が設けられている傾斜面2の略上半分が略45°の
傾斜角度となっているために使用者は腕を前方に少し出
すだけの楽な姿勢で手の各部の洗浄を行うことができる
ものであり、洗浄時に洗浄器本体1を掴むようにして洗
浄器本体1上に手を乗せたり、手首を大きく曲げたりす
ることなく楽な姿勢で手の各部の洗浄を行うことができ
るものである。また、手のひらを洗浄する場合には直径
寸法が80mm〜100mmとなった手のひらに沿って
回転する回転ブラシ4に手のひらを当てることで手のひ
らの全体を効率よく洗浄することができるものである。
さらに、手の各部を洗浄するにあたって指先を曲げた
り、手を裏返す場合に指入れ防止部材6の存在によって
手の指が回転ブラシ4に巻き込まれたりするようなこと
なく安全に手の各部を連続して洗浄することができるも
のである。
【0020】そして、手の洗浄に伴って生じる汚れた水
は凹所3の底面部の排水部5より傾斜面2の略下半分に
流れて排水されるものであり、排水部5が上方に開放さ
れた状態となっているために使用者が粒状の洗剤を使用
したりしても詰まったりするようなことなく洗浄後の水
は問題無く排水されるものである。次いで洗浄後には洗
浄用水栓23より給水される手洗い水によって手を洗う
ものであるが、洗浄用水栓23より水が出された状態と
なっていても洗浄水は跳ね返り防止部8に落ちることで
跳ね返りが防止されるものであり、洗浄器本体1の周辺
が飛散した水で濡れたり使用者に飛散水が掛かったりす
るようなことなく使用することができるものである。
【0021】図5乃至図9は手洗浄器Aの第2実施例を
示している。この実施例においては、回転ブラシ4とし
て駆動モータ50を内蔵したモータ内蔵型の回転ブラシ
40を用いるようにしている。他の部分は上記した第1
実施例と同様である。この回転ブラシ40は図7、図8
に示されるように駆動モータ50を内蔵した防水タイプ
のモーターローラー60の外周部に洗浄ブラシ41を取
付けて主体が構成されており、モーターローラー60と
共に洗浄ブラシ41が回転するようになっている。
【0022】洗浄ブラシ41はモーターローラー60の
外筒61に被着される筒状の基体42の外周面にナイロ
ン、その他樹脂製のブラシまたは動物毛製のブラシ部4
3を設けて主体が構成されている。尚、油の付着を防止
するためにブラシ部43にフッ素コーティングを施すよ
うにしてもよい。モーターローラー60は図8に示され
るように外筒61内に駆動モータ50を収納配置して主
体が構成されており、駆動モータ50の駆動にて外筒6
1が回転駆動されるようになっている。外筒の両端には
Oリング62を介して保持部材63が装着されており、
一端側に配置された保持部材63には軸受け64を介し
て駆動モータ50より突設された出力軸51が軸着さ
れ、他端側に配置された保持部材63には軸受け64を
介して支持軸65が軸着されている。出力軸51及び支
持軸65はそれぞれ先端が外筒61の端面より外側方に
突設されている。出力軸51は筒状の管によって形成さ
れており、内部には駆動モータ50に給電するための電
源コード52が挿通されている。駆動モータ50は出力
軸51に固定された固定子53の周囲部に可動子54を
配置して構成されており、可動子54は軸受け55を介
して出力軸51に軸着されている。また、外筒61内に
位置する出力軸51の端部は軸受け56及び支持台57
を介して外筒61に軸着されている。駆動モータ50と
一方の保持部材63との間に位置する出力軸51には回
転伝達ギア58が挿着されており、この回転伝達ギア5
8には衝撃吸収装置59を介して可動子54が連結され
ている。また、回転伝達ギア58は減速ギア70を介し
て外筒61の内周面に設けられたギア71に連結されて
いる。出力軸51または支持軸65を回転自在に保持す
る保持部材63と出力軸51または支持軸65との間に
は第1防水部材72と第2防水部材73とが設けられて
おり、Oリング62及び各防水部材72,73によって
モーターローラー60は内部に水の浸入を防止した防水
タイプのものとされている。外筒61の端面より外側方
に突設された出力軸51及び支持軸65は凹所3の両側
壁に固定されている。そして、駆動モータ50に通電さ
れることによって外筒61が回転駆動し、この外筒61
の回転駆動によって外筒61の外周面に取付けられた洗
浄ブラシ41が回転するものであり、例えば、固定子5
3の電磁石と可動子54の永久磁石との間に発生する磁
力によって回転自在となった可動子54が回転し、この
可動子54の回転に連動して衝撃吸収装置59を介して
出力軸51に回転自在に装着された回転伝達ギア58が
回転し、回転伝達ギア58の回転に連動して減速ギア7
0を介して減速ギア70と連結された外筒61が回転駆
動するようになっている。
【0023】しかして、手洗浄器Aは例えば、図5
(a)、図6に示されるように洗浄用水栓23の位置に
対応させて手洗い槽9内に設置されるものであり、手洗
い槽9の前面側の側壁11に前面部イを沿わせると共に
跳ね返り防止部8が洗浄用水栓23の下方に位置するよ
うに手洗い槽9内に設置されるものである。そして、手
が汚れた使用者は手洗い槽9の前に立って操作スイッチ
12を操作して回転ブラシ40を回転させ、外周部の洗
浄ブラシ41が凹所3の上面開口部より上方に突出した
状態で回転する回転ブラシ40に手の汚れた部分を当て
ることで回転ブラシ40によって付着した汚れを除去す
ることができるものであり、指先を曲げたり、手を裏返
したりすることによって指先、手のひら、手の甲、手首
という手の全ての部分を支障無く洗浄することができ
る。図9(a)は手のひらを洗浄している状態を示して
おり、図9(b)は手首を洗浄している状態を示してお
り、図9(c)は指先の爪部を洗浄している状態を示し
ており、図9(d)は手の甲を洗浄している状態を示し
ており、図9(e)は爪の中を洗浄している状態を示し
ている。
【0024】手の洗浄に伴って生じる汚れた水は凹所3
の底面部の排水部5より傾斜面2の略下半分に流れて排
水されるものであり、排水部5が上方に開放された状態
となっているために使用者が粒状の洗剤を使用したりし
ても詰まったりするようなことなく洗浄後の水は問題無
く排水されるものである。次いで洗浄後には洗浄用水栓
23より給水される手洗い水によって手を洗うものであ
るが、洗浄用水栓23より水が出された状態となってい
ても洗浄水は跳ね返り防止部8に落ちることで跳ね返り
が防止されるものであり、洗浄器本体1の周辺が飛散し
た水で濡れたり使用者に飛散水が掛かったりするような
ことなく使用することができるものである。
【0025】そして、回転ブラシ4として駆動モータ5
0を内蔵したモータ内蔵型の回転ブラシ40を用いるよ
うにすると駆動モータ50を設置するスペースを洗浄器
本体1内に設ける必要がなくなり、洗浄器本体1の小型
化をさらに図ることができるものであり、また、駆動モ
ータ50の設置部分となっている場所に他の部品を設置
したりすることができるものである。さらに、モーター
ローラー60として防水タイプのものを用いるようにす
ると回転ブラシ40の設置部位を防水構造とする必要が
なくなり、回転ブラシ40の設置部位の構造及び手洗浄
器Aの構造を簡略化することができるものであり、製作
コストを低減させることができると共に製作を簡略化す
ることができるものである。
【0026】図10乃至図12は手洗浄器Aの第3実施
例を示している。洗浄器本体1の外形寸法としては前面
部の高さ寸法aが略300mm、巾寸法bが略350m
m、奥行き寸法cが略280mmとされており、第1実
施例で示した洗浄器本体1よりも少し高さ寸法が高いも
のとなっている。洗浄器本体1の下面からは図10に示
されるように支持脚80が突設されており、この支持脚
80をシンク10の底面部に載置するようにして洗浄器
本体1がシンク10内に設置されるようになっている。
このように支持脚80をシンク10の底面部に載置する
ことで洗浄器本体1の下面がシンク10の底面部より浮
いた状態となって洗浄器本体1の下面とシンク10の底
面部との間に隙間が形成され、シンク10内を流れる排
水を阻害することがないように洗浄器本体1がシンク1
0内に設置されるようになっている。この支持脚80は
洗浄器本体1の下面より下方に向けて一体に突設された
突起体81の下端に設けられており、突起体81の存在
によって上記した第1、第2実施例のものよりも洗浄器
本体1とシンク10の底面部との間に大きな隙間が形成
され、より一層排水を阻害しないようにシンク10内に
洗浄器本体1を設置できるようになっており、シンク1
0内に隣合うように複数の洗浄器本体1を設置する場合
においても排水性が悪くなるのを防止しながら複数の洗
浄器本体1をシンク10内に設置できるものである。
【0027】洗浄器本体1の上面には平坦部24と連続
して洗浄器本体1の前面部イから背面部ロに向けて下り
傾斜する傾斜面2が設けられている。この傾斜面2も上
記した第1実施例と同じく略45°の傾斜角度となって
いる。傾斜面2には凹所3が凹設されており、凹所3に
は円柱状の回転ブラシ4が回転自在に取付けられてい
る。凹所3の底面部は傾斜面2の略下半分に連続した状
態となっている。
【0028】上記回転ブラシ4は支持軸14の外周面に
ナイロン、その他樹脂製のブラシまたは動物毛製のブラ
シからなる洗浄ブラシ15を設けて主体が構成されてい
る。尚、油の付着を防止するためにブラシにフッ素コー
ティングを施すようにしてもよい。凹所3内に取付けら
れる回転ブラシ4は外周部に設けられた洗浄ブラシ15
が凹所3の上面開口よりも上方に突出するように凹所3
内に取付けられており、両端の回転軸16を凹所3の内
壁面に軸着してあり、この回転軸16は洗浄器本体1内
に設置された駆動モータ17によって回転駆動されるよ
うになっている。つまり、回転ブラシ4の回転軸16と
駆動モータ17の駆動軸18に設けられた各プーリー1
9は駆動ベルト20によって連結されており、駆動モー
タ17の回転によって回転ブラシ4が回転させられるよ
うになっている。回転ブラシ4は直径寸法が80mm〜
100mmとされており、これは人体の手のひらに沿う
のに最も適した大きさのものである。
【0029】凹所3の上面開口部には図11に示される
ように回転ブラシ4の軸方向と直交するように、つま
り、洗浄器本体1の前面部側の端縁から背面部側の端縁
の方向に向けてワイヤーまたは細い棒材にて形成される
指入れ防止部材6が架設されており、この指入れ防止部
材6は人体の指の入らない程度の間隔として約10mm
の間隔で凹所3の上面開口部に複数並設されている。こ
こで、指入れ防止部材6は図11に示されるように洗浄
器本体1の前面部側の端縁から背面部側の端縁の方向に
向けて凹所3の上面開口部に設けられているので、外周
部の洗浄ブラシ15が上面開口部より上方に突出した状
態で回転する回転ブラシ4の回転を邪魔するようなこと
がないようになっている。すなわち、指入れ防止部材6
は回転ブラシ4の回転方向と平行に凹所3の上面開口部
に設けられているので、洗浄ブラシ15が隣合う指入れ
防止部材6の間の隙間から突出した状態のままで回転ブ
ラシ4が回転するものであり、洗浄ブラシ15が指入れ
防止部材6に引っ掛かったりするようなことがないよう
になっている。回転ブラシ4は図10(a)中矢印にて
示されるように洗浄器本体1の背面部側に向けて回転駆
動するようになっている。21は電源ケーブルであり、
電源ケーブル21の先端には漏電保護プラグ22が設け
られている。
【0030】洗浄器本体1の上面の平坦部24には回転
ブラシ4の回転のオン・オフの操作を行う操作スイッチ
12が設けられている。また、平坦部24からは洗剤供
給部7を構成する洗剤供給ノズル25が導出されてお
り、洗剤供給ノズル25の先端は回転ブラシ4の上方に
位置している。この洗剤供給ノズル25は洗浄器本体1
内に収納配置された洗剤ケース26に接続されており、
平坦部24に設けられた手動ポンプスイッチ27を押す
ことで洗剤供給ノズル25の先端より洗剤が供給される
ようになっている。
【0031】しかして、手洗浄器Aは例えば、図10
(a)、図11に示されるように洗浄用水栓23の位置
に対応させて手洗い槽9内に設置されるものであり、手
洗い槽9の前面側の側壁11に前面部イを沿わせるよう
にして手洗い槽9内に設置されるものである。そして、
手が汚れた使用者は手洗い槽9の前に立って操作スイッ
チ12を操作して回転ブラシ4を回転させ、必要に応じ
て洗剤供給部7より吐出される洗剤を手または回転ブラ
シ4に付けて外周部の洗浄ブラシ15が凹所3の上面開
口部より上方に突出した状態で回転する回転ブラシ4に
手の汚れた部分を当てることで回転ブラシ4によって付
着した汚れを除去することができるものであり、指先を
曲げたり、手を裏返したりすることによって指先、手の
ひら、手の甲、手首という手の全ての部分を楽な姿勢で
支障無く洗浄することができる。図12(a)は手のひ
らを洗浄している状態を示しており、図12(b)は手
首を洗浄している状態を示しており、図12(c)は指
先の爪部を洗浄している状態を示しており、図12
(d)は手の甲を洗浄している状態を示しており、図1
2(e)は爪の中を洗浄している状態を示している。こ
こで、回転ブラシ4によって手の各部を洗浄する場合に
は回転ブラシ4が設けられている傾斜面2の略上半分が
略45°の傾斜角度となっているために使用者は腕を前
方に少し出すだけの楽な姿勢で手の各部の洗浄を行うこ
とができるものであり、洗浄時に洗浄器本体1を掴むよ
うにして洗浄器本体1上に手を乗せたり、手首を大きく
曲げたりすることなく楽な姿勢で手の各部の洗浄を行う
ことができるものである。また、手のひらを洗浄する場
合には直径寸法が80mm〜100mmとなった手のひ
らに沿って回転する回転ブラシ4に手のひらを当てるこ
とで手のひらの全体を効率よく洗浄することができるも
のである。さらに、手の各部を洗浄するにあたって指先
を曲げたり、手を裏返す場合に指入れ防止部材6の存在
によって手の指が回転ブラシ4に巻き込まれたりするよ
うなことなく安全に手の各部を連続して洗浄することが
できるものである。
【0032】そして、手の洗浄に伴って生じる汚れた水
は凹所3の底面部の排水部5より傾斜面2の略下半分に
流れて排水されるものであり、排水部5が上方に開放さ
れた状態となっているために使用者が粒状の洗剤を使用
したりしても詰まったりするようなことなく洗浄後の水
は問題無く排水されるものである。図13乃至図18は
手洗浄器Aの第4実施例を示しており、この手洗浄器A
は上記した第1実施例と同じく回転自在な回転ブラシ4
を備えた箱状の洗浄器本体1によって主体が構成されて
いる。洗浄器本体1の外形寸法としては前面部イの高さ
寸法aが略240mm、巾寸法bが略350mm、奥行
き寸法cが略280mmとされており、高さ寸法aより
も巾寸法b及び奥行き寸法cが大きくなった低背型で倒
れにくく安定して設置できる形状となっている。また、
高さ寸法aとして略240mmという高さ寸法は機械工
場等に設置される一般的な手洗い槽9のシンク10の側
壁11の高さ寸法a′よりも少し高い高さ寸法であり、
図17に示されるように洗浄器本体1を手洗い槽9のシ
ンク10内に設置した場合には洗浄器本体1の上部がシ
ンク10の側壁11より少しだけ上方に突出した状態で
設置されるようになっており、側壁11より上方に突出
する上端部に電源ケーブル21の引き出し部21aと回
転ブラシ4の回転のオン・オフの操作を行う操作スイッ
チ12とが配置されている。電源ケーブル21の引き出
し部21aと防水タイプの操作スイッチ12が設けられ
る洗浄器本体1の上端部には前面側下方に向けて下り傾
斜する傾斜面部13が設けられており、この傾斜面部1
3に電源ケーブル21の引き出し部21aと操作スイッ
チ12が配置されている。ここで、電源ケーブル21は
図17に示されるように洗浄器本体1の前面側に向けて
導出されると共にシンク10の側壁11を越えるように
してシンク10外に引き出されるようになっており、大
きく折れ曲がったりするようなことなくシンク10外に
引き出すことができると共に電源ケーブル21がシンク
10内に引き回されることなくシンク10外に引き出さ
れるものであり、電源ケーブル21を水の使用部位より
出来るだけ離して漏電等の恐れを極力回避することがで
きるようになっている。また、傾斜面部13に操作スイ
ッチ12が配置されていることによって操作スイッチ1
2は洗浄器本体1の前面側に位置する使用者に向けて相
対した状態で配置されるものであり、操作スイッチ12
の操作を洗浄器本体1の前面側より容易且つ確実に行な
えるように配置されている。図示された実施例にあって
は図15に示されるように洗浄器本体1の正面側から見
て洗浄器本体1の右端に操作スイッチ12が配置され、
洗浄器本体1の左端に電源ケーブル21の引き出し部2
1aが配置されている。尚、操作スイッチ12と電源ケ
ーブル21の引き出し部21aの位置は逆になっていて
もよいものである。また、洗浄器本体1の下面には高さ
寸法が略10mmの支持脚80が突設されており、この
支持脚80をシンク10の底面部に載置するようにして
洗浄器本体1がシンク10内に設置されるようになって
いる。このように支持脚80をシンク10の底面部に載
置することで洗浄器本体1の下面がシンク10の底面部
より浮いた状態となって洗浄器本体1の下面とシンク1
0の底面部との間に隙間が形成され、シンク10内を流
れる排水を阻害することがないように洗浄器本体1がシ
ンク10内に設置されるようになっており、シンク10
内に隣合うように複数の洗浄器本体1を設置する場合に
おいても排水性が悪くなるのを防止しながら複数の洗浄
器本体1をシンク10内に設置できるようになってい
る。
【0033】洗浄器本体1の上面には洗浄器本体1の前
面部イから背面部ロに向けて下り傾斜する傾斜面2が設
けられている。この傾斜面2は略上半分と略下半分との
傾斜角度を異ならせてあり、上半分の傾斜角度は下半分
の傾斜角度よりも大きくなっており、略45°の傾斜角
度となっている。この上半分の傾斜角度は人が洗浄器本
体1の前に立った状態で手を伸ばして斜め前方に出した
場合の角度と対応するようになっている。
【0034】傾斜面2の略上半分には凹所3が凹設され
ており、凹所3には円柱状の回転ブラシ4が回転自在に
取付けられている。凹所3の底面部は傾斜面2の略下半
分の延長線上に形成されており、底面部に設けられた排
水部5の終端縁は傾斜面2の略下半分と凹凸なく連続し
た状態となっている。ここで、排水部5は傾斜面2の略
下半分の延長線上に形成されているために傾斜面2の下
半分に向けて下り傾斜する水勾配が設けられた状態とな
っている。
【0035】上記回転ブラシ4は支持軸14の外周面に
ナイロン、その他樹脂製のブラシまたは動物毛製のブラ
シからなる洗浄ブラシ15を設けて主体が構成されてい
る。尚、油の付着を防止するためにブラシにフッ素コー
ティングを施すようにしてもよい。凹所3内に取付けら
れる回転ブラシ4は外周部に設けられた洗浄ブラシ15
が凹所3の上面開口よりも上方に突出するように凹所3
内に取付けられており、両端の回転軸16を凹所3の内
壁面に軸着してあり、この回転軸16は洗浄器本体1内
に設置された駆動モータ17によって回転駆動されるよ
うになっている。つまり、回転ブラシ4の回転軸16と
駆動モータ17の駆動軸に設けられた各プーリー19は
駆動ベルト20によって連結されており、駆動モータ1
7の回転によって回転ブラシ4が回転させられるように
なっている。上記駆動モータ17は駆動モータ17を保
持するモータボックス28を凹所3の底板部に取着する
ようにして設置されており、このようにモータボックス
28を凹所3の底板部に取着して駆動モータ17を洗浄
器本体1内の上側に配置することで駆動モータ17を洗
浄器本体1の底部より離すようにして水による悪影響を
回避することができるようになっている。ここで、駆動
モータ17側のプーリー19の軸芯は駆動モータ17の
軸芯よりも上側に位置しているが、これは駆動モータ1
7とプーリー19との間に減速ギアを介在させているた
めである。また、駆動モータ17の設置部位としては図
19にて示されるように洗浄器本体1の前面板の裏側に
配置するようにしてもよい。この場合においても駆動モ
ータ17を洗浄器本体1内の上側に配置することで駆動
モータ17を洗浄器本体1の底部より離すようにして水
による悪影響を回避することができるものである。上記
回転ブラシ4は直径寸法が80mm〜100mmとされ
ており、これは人体の手のひらに沿うのに最も適した大
きさのものである。
【0036】凹所3の上面開口部には図14に示される
ように回転ブラシ4の軸方向と直交するように、つま
り、洗浄器本体1の前面部側の端縁から背面部側の端縁
の方向に向けてワイヤーまたは細い棒材にて形成される
指入れ防止部材6が架設されており、この指入れ防止部
材6は人体の指の入らない程度の間隔として約10mm
の間隔で凹所3の上面開口部に複数並設されている。こ
こで、指入れ防止部材6は図14に示されるように洗浄
器本体1の前面部側の端縁から背面部側の端縁の方向に
向けて凹所3の上面開口部に設けられているので、外周
部の洗浄ブラシ15が上面開口部より上方に突出した状
態で回転する回転ブラシ4の回転を邪魔するようなこと
がないようになっている。つまり、指入れ防止部材6は
回転ブラシ4の回転方向と平行に凹所3の上面開口部に
設けられているので、洗浄ブラシ15が隣合う指入れ防
止部材6の間の隙間から突出した状態のままで回転ブラ
シ4が回転するものであり、洗浄ブラシ15が指入れ防
止部材6に引っ掛かったりするようなことがないように
なっている。回転ブラシ4は図13中矢印にて示される
ように洗浄器本体1の背面部側に向けて回転駆動するよ
うになっている。
【0037】傾斜面2の略下半分には手洗い水の跳ね返
りを防止する跳ね返り防止部8が設けられている。この
跳ね返り防止部8としては傾斜面2の略下半分に人工芝
等の起毛部材8aを設けたり、網材を設けたりして形成
されており、手洗い槽9に設置された蛇口のような洗浄
用水栓からの供給水が跳ね返り防止部8に落ちるように
洗浄器本体1をシンク10内に設置することで洗浄用水
栓からの供給水が跳ね返り防止部8に落ちることで跳ね
返りが防止されるものであり、洗浄器本体1の周辺が飛
散した水で濡れたり、使用者に飛散水が掛かったりする
ようなことなく使用できるようになっている。
【0038】洗浄器本体1の上部には回転ブラシ4を洗
浄する洗浄手段90が設けられており、この洗浄手段9
0によって回転ブラシ4を洗浄することができるように
なっている。洗浄器本体1の上部には洗浄器本体1の両
端部間にわたって給水管92が配置されており、給水管
92の長手方向には所定間隔毎に洗浄器本体1の背部に
向けて多数の洗浄ノズル91が突設されており、この洗
浄ノズル91によって洗浄手段90が構成されている。
93は給水管92に洗浄水を供給するための洗浄水供給
管であり、洗浄器本体1の側面より突出する接続管94
を介して洗浄水が供給されるようになっている。そし
て、洗浄ノズル91より吐出される洗浄水は図13中符
号ハにて示されるように回転ブラシ4の周端部に当たる
ようにして洗浄器本体1の背部に向けて吐出されるよう
になっている。しかして、手洗浄器Aは図17に示され
るように手洗い槽9の前面側の側壁11に前面部イを沿
わせるようにして手洗い槽9内に設置されるものであ
る。そして、手が汚れた使用者は手洗い槽9の前に立っ
て操作スイッチ12を操作して回転ブラシ4を回転さ
せ、外周部の洗浄ブラシ15が凹所3の上面開口部より
上方に突出した状態で回転する回転ブラシ4に手の汚れ
た部分を当てることで回転ブラシ4によって付着した汚
れを除去することができるものであり、指先を曲げた
り、手を裏返したりすることによって指先、手のひら、
手の甲、手首という手の全ての部分を支障無く洗浄する
ことができる。図18(a)は手のひらを洗浄している
状態を示しており、図18(b)は手首を洗浄している
状態を示しており、図18(c)は指先の爪部を洗浄し
ている状態を示しており、図18(d)は手の甲を洗浄
している状態を示しており、図18(e)は爪の中を洗
浄している状態を示している。ここで、回転ブラシ4に
よって手の各部を洗浄する場合には回転ブラシ4が設け
られている傾斜面2の略上半分が略45°の傾斜角度と
なっているために使用者は腕を前方に少し出すだけの楽
な姿勢で手の各部の洗浄を行うことができるものであ
り、洗浄時に洗浄器本体1を掴むようにして洗浄器本体
1上に手を乗せたり、手首を大きく曲げたりすることな
く楽な姿勢で手の各部の洗浄を行うことができるもので
ある。また、手のひらを洗浄する場合には直径寸法が8
0mm〜100mmとなった手のひらに沿って回転する
回転ブラシ4に手のひらを当てることで手のひらの全体
を効率よく洗浄することができるものである。さらに、
手の各部を洗浄するにあたって指先を曲げたり、手を裏
返す場合に指入れ防止部材6の存在によって手の指が回
転ブラシ4に巻き込まれたりするようなことなく安全に
手の各部を連続して洗浄することができるものである。
【0039】そして、手の洗浄に伴って生じる汚れた水
は凹所3の底面部の排水部5より傾斜面2の略下半分に
流れて排水されるものであり、排水部5が上方に開放さ
れた状態となっているために使用者が粒状の洗剤を使用
したりしても詰まったりするようなことなく洗浄後の水
は問題無く排水されるものである。次いで洗浄後には洗
浄用水栓より給水される手洗い水によって手を洗うもの
であるが、洗浄用水栓より水が出された状態となってい
ても洗浄水は跳ね返り防止部8に落ちることで跳ね返り
が防止されるものであり、洗浄器本体1の周辺が飛散し
た水で濡れたり使用者に飛散水が掛かったりするような
ことなく使用することができるものである。また、手の
洗浄時あるいは手の洗浄後に回転ブラシ4を回転させな
がら洗浄手段90としての洗浄ノズル91より洗浄水を
洗浄ブラシ4に向けて吐出させることによって手の洗浄
に伴って回転ブラシ4に付着している汚れを洗浄水によ
って除去して回転ブラシ4を洗浄して常に綺麗な状態と
することができる。また、洗浄器本体1の背部に向けて
洗浄水が吐出されるようになっていることで回転ブラシ
4の近くに手を位置させることで洗浄ノズル91からの
洗浄水を使用者の手にも当てることができ、洗浄ノズル
91からの洗浄水の吐出によって回転ブラシ4の洗浄を
行いながら洗浄水を手に当てて手の汚れを洗浄水にて洗
い流す作業を同時に行なうこともできるものである。
【0040】図20乃至図24は手洗浄器Aの第5実施
例を示しており、このものにあっては、回転ブラシ4を
洗浄する洗浄手段90として回転ブラシ4の回転方向に
対して相対する方向より洗浄水を回転ブラシ4に向けて
吐水する洗浄ノズル91にて洗浄手段90を構成するよ
うにしたものであり、他の部分は上記した第4実施例と
同様である。
【0041】洗浄器本体1の上部には洗浄器本体1の両
端部間にわたって給水管92が配置されており、給水管
92の長手方向には所定間隔毎に洗浄器本体1の下部に
向けて多数の洗浄ノズル91が突設されており、この洗
浄ノズル91によって洗浄手段90が構成されている。
93は給水管92に洗浄水を供給するための洗浄水供給
管であり、洗浄器本体1の側面より突出する接続管94
を介して洗浄水が供給されるようになっている。洗浄ノ
ズル91は洗浄器本体1の下部に向けて突設されている
ことで回転ブラシ4の回転方向に対して相対する方向よ
り洗浄水を回転ブラシ4に向けて吐水するようになって
いる。また、洗浄ノズル91からの洗浄水は図20、図
24中符号ニに示されるように凹部3内に向けて吐出さ
れ、必要以上に広がることなく凹部3内及び回転ブラシ
4に対して洗浄水が吐出されるようになっている。さら
に、凹部3内に洗浄水が吐出されることで凹部3の底部
に落ちている汚れを洗浄水と共に下方に向けて強制的に
排水することができ、凹部3内を清潔に保つことができ
るようになっている。
【0042】そして、手の洗浄時あるいは手の洗浄後に
回転ブラシ4を回転させながら洗浄手段90としての洗
浄ノズル91より洗浄水を洗浄ブラシ4に向けて吐出さ
せることによって手の洗浄に伴って回転ブラシ4に付着
している汚れを洗浄水によって除去して回転ブラシ4を
洗浄して常に綺麗な状態とすることができるものであ
り、回転ブラシ4の回転方向に対して相対する方向より
洗浄水を回転ブラシ4に向けて吐水するようになってい
ることで回転ブラシ4の回転時には洗浄ノズル91から
吐水される洗浄水を回転ブラシ4にきつく当てることが
できて回転ブラシ4の洗浄効果を高いものとすることが
できるものであり、さらに、洗浄水は凹部3内に向けて
吐出されるようになっていることで洗浄器本体1の周囲
に飛散するようなことなく吐水されると共に凹部3の底
部に落ちている汚れを洗浄水と共に下方に向けて強制的
に排水することができ、回転ブラシ4と凹部3内が清潔
に保たれるものである。また、このものにおいても駆動
モータ17の設置部位としては図25にて示されるよう
に洗浄器本体1の前面板の裏側に配置するようにしても
よい。この場合においても駆動モータ17を洗浄器本体
1内の上側に配置することで駆動モータ17を洗浄器本
体1の底部より離すようにして水による悪影響を回避す
ることができるものである。
【0043】図26は回転ブラシのさらに他の実施例を
示している。上記した各実施例において、回転ブラシ4
として洗浄ブラシ15を構成する毛の硬度が全周部にわ
たって同一のものとなっているものを用いるようにして
もよいが、図26に示されるような軟毛部100と硬毛
部101を有する回転ブラシ110を用いるようにして
もよい。
【0044】この回転ブラシ110としては軟毛部10
0と、軟毛部100よりも毛質が硬くなった硬毛部10
1を備えており、軟毛部100と硬毛部101との配置
状態としては例えば、図26に示されるように中央部に
おいて周方向に沿って部分的に硬毛部101が配置さ
れ、両端部が軟毛部100となっている。ここで、硬毛
部101の巾寸法ホとしては回転ブラシ110の巾寸法
トの全体の4分の1程度の巾寸法である。このように両
端部に軟毛部100を配置し、中間部に硬毛部101を
配置してあると軟毛部100に手首や手のひらを当てた
状態で指先を硬毛部101に当てることができるもので
あり、軟毛部100にて手首や手のひらの軽い汚れを落
としながら、汚れが強固に付着しやすい指先の汚れを硬
毛部101にて同時に除去することができるもので
る。軟毛部100と硬毛部101との毛の硬さの差は例
えば、洗浄ブラシ15を構成する各毛の径を部分的に異
ならせるようにすることで生じさせたり、洗浄ブラシ1
5が樹脂毛である場合には樹脂毛を形成するあたって使
用する樹脂の硬度を異ならせることによって生じさせた
り、また、洗浄ブラシ15が動物毛である場合には使用
する毛の種類を変えることによって生じさせるものであ
る。
【0045】そして、軟毛部100によって手に付着し
た軽い汚れを除去し、硬毛部101によって手に付着し
た強固な汚れを除去するものであり、この回転ブラシ1
10を用いることで手に付着した汚れの程度に応じて確
実に汚れを除去することができるものである。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明は、箱状の洗浄器本体の
上面に洗浄器本体の前面部から背面部に向けて下り傾斜
する傾斜面を設け、傾斜面の略上半分に凹設された凹所
駆動モータによって回転駆動される円柱状の回転ブラ
シを配設し、回転ブラシの長手方向の両端をそれぞれ凹
所の内側壁に軸着し、回転ブラシの外周部の一部を凹所
の上面開口部より上方に突出し、凹所の底面部に設けら
れた排水部の終端縁を洗浄器本体の上面の傾斜面の略下
半分に連続させてあるので、指先を曲げたり、手を裏返
したりすることによって外周部の一部が凹所の上面開口
部より上方に突出した状態で回転する回転ブラシに対し
て指先、手のひら、手の甲、手首という手の全ての部分
を無理な姿勢を取らずに当てることができるものであ
り、回転ブラシによって手の全ての部分を楽な姿勢で支
障無く洗浄することができるものである。また、手の洗
浄に伴って生じる汚れた水は上方に開放する凹所の底面
部の排水部から傾斜面の略下半分に流れて排水されるも
のであり、粒状の洗剤を用いて手を洗っても洗浄後の水
は凹所の底面部から傾斜面の略下半分に流れて排水され
るものであり、詰まって排水不良を起こすというような
ことがないものである。
【0047】請求項2の発明は、請求項1において回転
ブラシの軸方向と直交するように凹所の上面開口部に指
入れ防止部材を設け、この指入れ防止部材を指の入らな
い程度の間隔で複数並設してあるので、請求項1の効果
に加えて指入れ防止部材の存在によって回転ブラシに指
先が巻き込まれたりするようなことなく手の洗浄を行う
ことができるものであり、洗浄時の安全性を向上させる
ことができるものである。
【0048】請求項3の発明は、請求項1において回転
ブラシの直径を80mm〜100mmとしてあるので、
請求項1の効果に加えて回転ブラシが人体の手のひらに
沿う大きさとなっており、回転ブラシ上に手のひらを当
てるだけで手のひらの全面を効率よく迅速に洗浄するこ
とができるものである。請求項4の発明は、請求項1に
おいて回転ブラシの上方に洗剤供給部を備えているの
で、請求項1の効果に加えて回転ブラシによって手の洗
浄を行いながら手と回転ブラシとの両方に洗剤を供給す
ることができるものである。
【0049】請求項5の発明は、請求項1において手洗
い水が供給される傾斜面の略下半分に手洗い水の跳ね返
りを防止する跳ね返り防止部を備えているので、請求項
1の効果に加えて供給される手洗い水が傾斜面にあたっ
て跳ね返って飛散するようなことがないものであり、洗
浄器本体の周辺及び使用者を飛散水で濡らすようなこと
がないものである。
【0050】請求項6の発明は、請求項1において回転
ブラシを洗浄する洗浄手段を備えているので、請求項1
の効果に加えて洗浄手段によって回転ブラシを洗浄する
ことで手の洗浄に伴って汚れることとなる回転ブラシを
洗浄して常に綺麗な状態とすることができるものであ
り、また、回転ブラシを洗浄して綺麗にすることで回転
ブラシに付着した汚れが再度手に付着するようなことが
なく、汚れの除去性能をより一層向上させることができ
るものである。
【0051】請求項7の発明は、請求項6において回転
ブラシの回転方向に対して相対する方向より洗浄水を回
転ブラシに向けて吐水する洗浄ノズルにて洗浄手段を構
成しているので、請求項6の効果に加えて回転ブラシの
回転方向に対して相対する方向より回転ブラシに向けて
洗浄水が吐水されることにより洗浄ノズルから吐水され
る洗浄水を回転している回転ブラシに対してきつく当て
ることができるものであり、洗浄ノズルから洗浄水を吐
水させて行なわれる回転ブラシの洗浄効果をより一層高
いものとすることができるものである。
【0052】請求項8の発明は、請求項1において円柱
状の回転ブラシの長手方向の両端部に軟毛部を配置し、
中央部に硬毛部を配置してあるので、例えば両端部の軟
毛部に手首や手のひらを当てた状態で指先を中央部の硬
毛部に当てることで、軟毛部によって軽い汚れの付着を
除去し、硬毛部によってこびりついた強固な汚れを除去
することができるものであり、手に付着した汚れの程度
に応じて確実に汚れを除去することができるものであ
り、回転ブラシによる汚れの除去性能を高いものとする
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すものであり、(a)
は側面図、(b)は正面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】同上の斜視図である。
【図4】(a)乃至(e)は同上の手洗い時における作
用を説明する説明図である。
【図5】本発明の第2実施例を示すものであり、(a)
は側面図、(b)は正面図である。
【図6】同上の平面図である。
【図7】同上に用いられる回転ブラシの一部省略した斜
視図である。
【図8】同上に用いられる回転ブラシの一部省略した断
面図である。
【図9】(a)乃至(e)は同上の手洗い時における作
用を説明する説明図である。
【図10】本発明の第3実施例を示すものであり、
(a)は側面図、(b)は正面図である。
【図11】同上の平面図である。
【図12】(a)乃至(e)は同上の手洗い時における
作用を説明する説明図である。
【図13】本発明の第4実施例を示す側面図である。
【図14】同上の背面図である。
【図15】同上の正面図である。
【図16】同上に用いられる洗浄手段を示すものであ
り、(a)は背面図、(b)は平面図である。
【図17】同上の設置状態を示す側面図である。
【図18】(a)乃至(e)は同上の手洗い時における
作用を説明する説明図である。
【図19】駆動モータの設置部位の他の実施例を示す側
面図である。
【図20】本発明の第5実施例を示す側面図である。
【図21】同上の背面図である。
【図22】同上の正面図である。
【図23】同上に用いられる洗浄手段を示すものであ
り、(a)は背面図、(b)は平面図である。
【図24】同上の設置状態を示す側面図である。
【図25】駆動モータの設置部位の他の実施例を示す側
面図である。
【図26】 同上の回転ブラシの実施例を示す正面図で
ある。
【図27】従来例を示す断面図である。
【図28】同上のブラシの部分を示す拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 洗浄器本体 イ 前面部 ロ 背面部 2 傾斜面 3 凹所 4 回転ブラシ 5 排水部 6 指入れ防止部材 7 洗剤供給部 8 跳ね返り防止部 90 洗浄手段 91 洗浄ノズル 100 軟毛部 101 硬毛部 110 回転ブラシ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−7364(JP,U) 実開 昭58−74895(JP,U) 実公 平3−49597(JP,Y2)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱状の洗浄器本体の上面に洗浄器本体の前
    面部から背面部に向けて下り傾斜する傾斜面を設け、傾
    斜面の略上半分に凹設された凹所に駆動モータによって
    回転駆動される円柱状の回転ブラシを配設し、回転ブラ
    シの長手方向の両端をそれぞれ凹所の内側壁に軸着し、
    回転ブラシの外周部の一部を凹所の上面開口部より上方
    に突出し、凹所の底面部に設けられた排水部の終端縁を
    洗浄器本体の上面の傾斜面の略下半分に連続させて成る
    ことを特徴とする手洗浄器。
  2. 【請求項2】 回転ブラシの軸方向と直交するように凹
    所の上面開口部に指入れ防止部材を設け、この指入れ防
    止部材を指の入らない程度の間隔で複数並設して成るこ
    とを特徴とする請求項1記載の手洗浄器。
  3. 【請求項3】 回転ブラシの直径を80mm〜100m
    mとして成ることを特徴とする請求項1記載の手洗浄
    器。
  4. 【請求項4】 回転ブラシの上方に洗剤供給部を備えて
    成ることを特徴とする請求項1記載の手洗浄器。
  5. 【請求項5】 手洗い水が供給される傾斜面の略下半分
    に手洗い水の跳ね返りを防止する跳ね返り防止部を備え
    て成ることを特徴とする請求項1記載の手洗浄器。
  6. 【請求項6】 回転ブラシを洗浄する洗浄手段を備えて
    成ることを特徴とする請求項1記載の手洗浄器。
  7. 【請求項7】 回転ブラシの回転方向に対して相対する
    方向より洗浄水を回転ブラシに向けて吐水する洗浄ノズ
    ルにて洗浄手段を構成して成ることを特徴とする請求項
    6記載の手洗浄器。
  8. 【請求項8】円柱状の回転ブラシの長手方向の両端部に
    軟毛部を配置し、中央部に硬毛部を配置して成ることを
    特徴とする請求項1記載の手洗浄器。
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