JP4086750B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、床用吸込具を有する電気掃除機に関し、特に回転ブラシを有する電気掃除機に関する。
従来、電気掃除機の床用吸込具は、毛のブラシ又はゴム製のブレードが設けられた回転ブラシを備えており、絨毯等を掃除する際には回転ブラシを回転させることにより絨毯等からごみを掻き取り、掻き取ったごみを吸引することで効率的に掃除ができるようになされている。
特開2002−345699号公報
しかしながら、ペットを飼っている家庭では、ペットの毛がたくさん絨毯等に付着しており、このような家庭で一般の回転ブラシを使用しても、十分に絨毯等からペットの毛を掻き取ることができない問題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、絨毯等に付着した毛や糸屑等を効率よく掃除することができる電気掃除機を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための第1の手段は、下面に吸込口を有する吸込具ケースの内部に、吸込口に臨ませて回転ブラシを収納した構造の床用吸込具を備えた電気掃除機において、前記床用吸込具は、回転ブラシにシートを巻き付け可能に構成され、シートが巻き付けられた状態の回転ブラシは、外周表面に複数の凸部を有するように形成されてなることを特徴とする。
上記課題を解決するための第1の手段において、前記シートは不織布製の生地で構成され、前記凸部は、シートを構成する不織布の片面に合成樹脂により形成されてなることが好ましい。
上記課題を解決するための第1の手段において、前記シートは不織布製の生地で構成され、前記凸部は、シートを構成する不織布の両面に合成樹脂により形成されてなることが好ましい。
上記課題を解決するための第1の手段において、前記シートの両表面に形成された凸部は、少なくとも片面側の凸部が先端形状を鋭角に形成されてなることが好ましい。
上記課題を解決するための第1の手段において、前記シートは不織布の生地で構成され、前記凸部は、シートを構成する不織布にゴムを付着させることによりシート表面に形成されてなることが好ましい。
上記課題を解決するための第1の手段において、前記シートは不織布製の生地で構成され、前記凸部は、シートを構成する不織布を加熱処理して凹凸を設けることによりシート表面に形成されてなることが好ましい。
上記課題を解決するための第1の手段において、前記シートは不織布製の生地で構成され、前記凸部は、片面に複数の突出部を形成したフィルムをシートを構成する不織布に付着させることにより形成されてなることが好ましい。
上記課題を解決するための第1の手段において、前記シートは不織布の生地で構成され、前記回転ブラシは、外側に突出する複数の突出部を有し、前記凸部は、この突出部に接して突出するシートにより形成されてなることが好ましい。
上記課題を解決するための第1の手段において、前記回転ブラシは、外側に突出する複数の突出部を有し、前記凸部は、シートを突き破ってシートの外側に露出するこの突出部により形成されてなることが好ましい。
上記課題を解決するための第2の手段は、下面に吸込口を有する吸込具ケースの内部に、吸込口に臨ませて回転ブラシを収納した構造の床用吸込具を備えた電気掃除機において、前記床用吸込具は、回転ブラシにシートを巻き付け可能に構成され、前記シートにブラシを植毛し、前記シートが回転ブラシに巻き付けられた状態において、前記ブラシは、前記シートの外周面より張り出していることを特徴とする。
本発明の請求項1の構成によれば、シートの凸部により絨毯等に付着している髪の毛や糸屑を掻き取ることができるため、ペットを飼っている家庭においても絨毯等を効率的に掃除することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項2の構成によれば、凸部を簡単な構成により形成することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項3の構成によれば、凸部を簡単な構成により形成することができる。また、シートの両面を使用することができ、シートを長期に渡り使用することができる。また、シートを回転ブラシに巻き付けた際、凸部により剥がれを棒することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項4の構成によれば、先端を鋭角に形成した凸部により、シートを回転ブラシに確実に巻き付けることができると共に、剥がれを確実に防止することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項5の構成によれば、凸部を簡単な構成により形成することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項6の構成によれば、凸部を簡単な構成により形成することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項7の構成によれば、凸部を簡単な構成により形成することができる。また、シートを何度でも繰り返して使用することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項8の構成によれば、凸部を簡単な構成により形成することができる。また、不織布に特別な加工を施す必要がないため、構成を簡素化することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項9の構成によれば、凸部を簡単な構成により形成することができる。また、シートに特別な加工を施す必要がないため、構成を簡素化することができると共に、シートの種類の選択肢を広げることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項10の構成によれば、シートに植毛されたブラシにより絨毯等に付着している髪の毛や糸屑を掻き取ることができるため、ペットを飼っている家庭においても絨毯等を効率的に掃除することができる等の効果を奏する。
(第1実施形態)
本発明に係る電気掃除機の第1実施形態を図1乃至図8に基づいて説明する。
第1実施形態の床用吸込具1は、上ケース2aと下ケース2bからなって吸込口3が下方に形成された横長の吸込具ケース2と、吸込具ケース2の吸込口3に臨ませて吸込具ケース2に回転自在に支持された回転ブラシ4と、回転ブラシ4に巻き付けられるシート13と、吸込具ケース2の前壁を構成すると共に吸込口3の前側部分(図2の左側)を開閉するカバー6と、吸込具ケース2の後面側に上下自在に且つ回転自在に取付けられ、吸込口3に連通するベンド5とから構成されている(図1、図6、図7参照)。そして、ベンド5が図示しない延長管やホースを介して掃除機本体に接続されるようになっている。
回転ブラシ4には、その芯体7の外周面にブラシ体8が等分間隔で長手方向に複数本装着されている。ブラシ体8は、ブラシ体8の根元部8aを芯体7の外周面に形成した溝9に嵌め込むことで装着できるようになっている(図2参照)。また、回転ブラシ4は、吸込具ケース2に内蔵された図示しない電動モータにより、その駆動力が伝動ベルト等を介して伝達されて回転駆動する。この回転ブラシ4が回転することで床面のごみが掻き取られ、吸込口3から効果的に吸込まれることにより効率よく掃除できる。
回転ブラシ4に近接してその前方部分を覆うように位置するカバー6は、その長手方向の両端側に図示しないアーム部が一体形成され、このアーム部によって吸込具ケース2の両端部内側に回動自在に軸支されている。また、カバー6には、吸込具ケース2前端が壁面に当たった時にカバー6を上方向に回動させ、吸込口3の前方部を開放させるように作動するローラ10が装着されている。ローラ10は、その両端部を軸受部10a、10aにて回転自在に装着されている(図1、図2参照)。
また、カバー6は、図示しないがその回動軸に、カバーを下方へ回動する方向へ付勢する付勢手段としての捻りバネが装着された構成となっている。従って、吸込具ケース2が壁面に当たらない所の床面掃除の時には、カバー6は吸込口3の前方部分を閉鎖し、下方部分のみが開口している。また、カバー6が開く時は、吸込具ケース2の内側に収納される構成となるように、上ケース2aにはカバー6を後端部から収納するための収納凹部11が形成されている。尚、ローラ10は、吸込具ケース2の前面側が障害物に当たった場合のショック吸収というバンパーの役目を果たすものでもあるので、外周面が柔らかくて滑りやすい当接部材として、繊維質部材である起毛布によって覆われて形成されたものが好ましい。これであれば、壁面や家具などの傷付きを確実に防止できるようになると共に、極めてスムーズにカバー6を回動させることができる。
また、起毛布によりローラ10が壁面に当接した状態で横方向に掃除する場合の左右の動きもスムーズになるという点で有用となる。絨毯等を掃除する際には回転ブラシ4を回転させることにより、絨毯等のごみを掻き取り、掻き取ったごみを吸込口3から吸引することで効果的に掃除ができるが、ペットを飼っている家庭では、ペットの毛がたくさん絨毯等に付着しており、このような家庭で回転ブラシ4を回転させても、十分に絨毯等からペットの毛を掻き取ることができない。
そこで、第1実施形態では、片面に複数の凸部12を形成したシート13を凸部12を外側にして回転ブラシ4に巻き付ける構成とした(図6、図7参照)。シート13の生地には長方形の不織布14を使用し、図3に示すように一端側に、V字状に裁断した切込部15を形成している。また、凸部12は不織布14の片面上に溶かした発泡ウレタン樹脂を滴下させることにより形成されている。即ち、溶かした発泡ウレタン樹脂が不織布14の繊維間に浸入することにより、発泡ウレタン樹脂を不織布14に固着させることができると共に、発泡ウレタン樹脂が冷却されて発泡することにより不織布14上から突出する凸部12が形成される。
次に、シート13を回転ブラシ4に装着する方法について説明する。図5及び図6に示すようにシート13の凸部12を下側にして床に置き、床用吸込具1を切込部15と対向する側のシート13上に、ベンド5が切込部14と対向する側になるように乗せる。この状態で掃除機の運転スイッチを入れて回転ブラシ4を回転させれば、回転する回転ブラシ4によってシート13は回転ブラシ4に自動的に絡み付き装着される。
尚、このシート13装着時、回転ブラシ4は通常の掃除機がけ時の回転よりも低速回転するよう運転制御されており、シート13が勢いよく回転ブラシ4に巻き付いてシート13が破損することを防止するようにしている。
また、シート13の巻き始めの凸部12側の面と、巻き終わりのシート13の後端部(切込部15側)の凸部12と対向する面とは不織布14同士が接するため、不織布14の繊維がお互い絡み合うようになり、シート13の後端部は剥がれ難くなる。
また、回転ブラシ4に巻き付くシート13の後端部には、切込部15を設けているため、シート13の後端部が剥がれた場合でも床面や吸込具ケース2に当たる面積が小さくなり、シート13の後端部があばれたり、吸込口3に吸込まれることによる異常音の発生が抑えられる。
このようにして、シート13を装着した床用吸込具1で絨毯等を掃除する際には、回転ブラシ4を回転させる。絨毯等に付着している髪の毛や糸屑はシート13の凸部12により効率よく掻き取られ吸込口3から吸込まれる。また、一部の髪の毛や糸屑は不織布14に付着する(図7参照)。シート13を捨てる時や新しいシート13に交換する時には、回転ブラシ4に巻き付けているシート13を取り外す必要がある。シート13を取り外す時は、図8に示すように、回転ブラシ4に巻き付いているシート13の巻き終わり側の後端部を、指で摘んで手前に引き出すことによりシート13を取り外すことができる。
また、凸部12は、不織布14の片面上に溶かした発泡ウレタン樹脂を滴下させることにより形成できるため、凸部12の形成作業を容易に行うことができる。
尚、第1実施形態においては、不織布14に溶かした発泡ポリウレタン樹脂を滴下させることにより、凸部12を形成したがこれに限定されるものではなく、ゴム等からなる略円筒状の部材を不織布14に熱溶着して凸部を形成する等の構成にしてもよい。即ち、不織布14の片面に複数の凸部を付着させたものであればよい。
(第2実施形態)
図9乃至図11は第2実施形態を示している。第1実施形態では、付織布14の片面に、溶かした発泡ウレタン樹脂を滴下させることにより不織布14に凸部12を形成したが、第2実施形態では、不織布14の両面に、溶かした発泡ウレタン樹脂を滴下させることにより不織布14の両面に凸部12aを有するシート13aを構成している。
この構成により、第1実施形態と同様に絨毯等の髪の毛や糸屑を凸部12aで掻き取ることができる。また、シート13aを回転ブラシ4に巻き付けて絨毯等を掃除した後、シート13aを取り外し、シート13aの面を換えて再び回転ブラシ4に巻き付けることにより、再度シート13aを使用することができる。
この結果、シート13aの両面を使用することができるため、一枚のシート13aを長期に渡り使用することができ、ランニングコストを低下させることができる。また、凸部12aは、不織布14に溶かした発泡ウレタン樹脂を滴下させることにより形成できるため、凸部12aの形成作業を容易に行うことができる。
また、シート13aの両面に凸部12aを形成しているため、シート13aを回転ブラシ4に巻き付けた際、凸部12aと不織布14との接触が増えて抵抗が大きくなり、シート13aの後端部を剥れ難くすることができる。
また、図10に示すようにシート13aの片面側の凸部12aの先端に鋭角なかぎ状部16を形成してもよい。そうすれば、かぎ状部16側を内側にしてシート13aを回転ブラシ4に巻き付けると、図11のようにかぎ状部16がシート13a生地である不織布14に食い込むため、回転ブラシ4の回転による遠心力がシート13aに加わった場合でも、シート13aの後端部をより剥れ難くすることができる。尚、このかぎ状部15は両面の凸部12aに設けてもよい。こうすれば、シート13aのどちらの面を使用してもシート13aの後端部をより剥れ難くすることができる。
(第3実施形態)
図12は第3実施形態を示している。第1実施形態では、付織布14の片面に、溶かした発泡ウレタン樹脂を滴下させることにより不織布14に凸部12を形成したが、第3実施形態では、不織布14に熱を加えてプレス処理を施すことにより不織布14に凸部12bを有するシート13bを構成している。
凸部12bは熱を加えてプレス処理されているため、所定の硬度を確保することができ、この凸部12bにより第1実施形態と同様に絨毯等の髪の毛や糸屑を掻き取ることができる。また、凸部12bを熱プレス加工という簡単な方法で形成することができ、凸部12bの形成作業を容易に行うことができる。
(第4実施形態)
図13及び図14は第4実施形態を示している。第1実施形態では、不織布14の片面に、溶かした発泡ウレタン樹脂を滴下させることにより不織布14に凸部12を形成したが、第4実施形態では、片面に複数の凸部12cを形成したフィルム17を不織布14に接着等の手段により付着させてシート13cを構成している。また、シート13cの切込部15に対向する一端側には、図14に示すように一定幅にわたりフィルム17が存在しない無フィルム部18を設けている。
この結果、シート13cを回転ブラシ4に巻き付ける際、シート13cの後端部の不織布14を、無フィルム部18の不織布14に接面させることができるため、シート13cの後端部の不織布14がフィルム17に面することによるシート13cの剥がれを防止できる。
また、絨毯等に付着している髪の毛や糸屑はシート13cの凸部12cにより効率よく掻き取られ吸込口3から吸込まれる。また、シート13cの表面(回転ブラシ4の外周面)は髪の毛や糸屑が付着しないようにフィルム17で覆っているため、何度でも繰り返して使用することができる。
(第5実施形態)
図15乃至図17は第5実施形態を示している。第1実施形態乃至第4実施形態では、回転ブラシ4に巻き付ける不織布14に凸部を形成し、この凸部により絨毯等の髪の毛や糸屑を掻き取る構成にしていたが、第5実施形態では回転体19により不織布14を部分的に突出させる構成にしている。
第5実施形態では、第1実施形態乃至第4実施形態の回転ブラシ4替えて、図15に示すように、部分的に突出部20を有する回転体19を配設した構成になっている。そして、この回転体19に不織布14を巻き付けることにより、突出部20に接した不織布14が図17に示すように部分的に突出するため、この突出した凸部12dにより第1実施形態乃至第4実施形態と同様に絨毯等の髪の毛や糸屑を掻き取ることができる。また、不織布14に特別な加工を施す必要がないため、構成を簡素化することができる。
(第6実施形態)
図18乃至図21は第6実施形態を示している。第5実施形態では部分的に突出部20を有する回転体19に不織布14を巻き付けることにより、不織布14を部分的に突出させたが、第6実施形態では、塩化ビニル等からなる回転体19aの突出部20aの先端をシート21から露出させる構成にしている。
第6実施形態では、図18に示すように回転体19aの突出部20aの先端を尖らせて鋭利に形成しているため、回転体19aにシート21を巻き付ける際に、突出部20aの先端がシート21を突き破ってシート21の外側に露出する。そして、回転体19aを回転させて絨毯等を掃除する時には、シート21から露出した突出部20aの先端からなる凸部12eにより絨毯等から髪の毛や糸屑を掻き取ることができる。また、凸部12eに絡み付いた髪の毛や糸屑は、回転体19aからシート21を取り外す際に、シート21と共に凸部12eから剥がれるため、メンテナンスを容易に行うことができる(図21参照)。また、シート21に特別な加工を施す必要がないため、構成を簡素化することができる。
尚、第6実施形態では、回転体19aの突出部20aの先端がシート21を突き破ることにより、シート21は回転体19aに装着されるため、第1実施形態乃至第5実施形態のように不織布14同士の絡み合いによりシートを装着する必要はない。従って、第6実施形態のシート21の生地は、第1実施形態乃至第5実施形態で使用した不織布14にする必要はなく、回転体19aの回転により破損しない程度の強度を有するシート21であればよい。よって、シート21の種類の選択肢を広げることができる。
(第7実施形態)
図22及び図23は第7実施形態を示している。第7実施形態のシート41は、不織布14にブラシ40が植毛された構成となっている。
シート41を回転ブラシ4に巻き付けた状態において、図23に示すように不織布14の外周面からブラシ40が張り出しているので、このブラシ40により第1実施形態と同様に絨毯等の毛や糸屑を掻き取ることができる。
(第8実施形態)
図24及び図25は第8実施形態を示している。第8実施形態のシート42は、塗工加工された略長方形の天然ゴムシート43を、不織布14に接着等の手段により付着させたものである。天然ゴムシート43は、表面が削り刃によって削り落とされており、短手方向に沿って複数の凸部43aが形成されるとともに、長手方向には、プレスによって凸部43aと交差する複数の切抜部43bが連続的に形成されている。
この構成により、切抜部43bと凸部43aのところで段差が生じるので、この凸部43aにより第1実施形態と同様に絨毯等の毛や糸屑を掻き取ることができる。
また、天然ゴムシート43を図26に示すように、長手方向の両端と切抜部43cとをのこぎり状にカットしても構わない。この構成により、隣り合う凸部43aが回転ブラシ4の回転方向に対して連続して同じ位置とならないので、より確実に絨毯等の毛や糸屑を掻き取ることができる。
更に、天然ゴムシート43を図27に示すように、切抜部47dを犬の形に切り抜いても構わない。この構成により、凸部43aにて絨毯等の毛や糸屑を掻き取ることができるとともに、シート42のデザイン性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態の床用吸込具の斜視図である。 同床用吸込具の側断面図である。 同床用吸込具の回転ブラシに巻き付けられるシートの外観図である。 同床用吸込具の回転ブラシに巻き付けられるシートの側面図である。 同床用吸込具の回転ブラシにシートを巻き付ける状態を示す上面図である。 同床用吸込具の回転ブラシにシートを巻き付ける状態を示す側断面図である。 同床用吸込具の回転ブラシにシートを巻き付けた状態を示す側断面図で、凸部に髪の毛や糸屑が巻き付いた状態を示す。 同床用吸込具の回転ブラシに巻き付けたシートを取り外す状態を示す側断面図である。 本発明の第2実施形態のシートの側面図である。 同他の形態を示すシートの側面図である。 同他の形態を示すシートを回転ブラシに巻き付ける状態を示す側断面図である。 本発明の第3実施形態のシートの断面図である。 本発明の第4実施形態のシートの側面図である。 同シートの上面図である。 本発明の第5実施形態の回転体の外観図である。 同回転体にシートを巻き付ける状態を示す側断面図である。 同回転体にシートを巻き付ける状態を示す側断面図で、拡大した状態を示す。 本発明の第6実施形態の回転体の外観図である。 同回転体にシートを巻き付ける状態を示す側断面図である。 同回転体にシートを巻き付けた状態を示す側断面図で、拡大した状態を示す。 同回転体に巻き付いたシートを取り外す状態を示す側断面図である。 本発明の第7実施形態のシートの上面図である。 同シートの断面図である。 本発明の第8実施形態のシートの上面図である。 同シートの断面図である。 同他の形態を示すシートの上面図である。 同他の形態を示すシートの上面図である。
符号の説明
1 床用吸込具
2 吸込具ケース
3 吸込口
4 回転ブラシ
7 芯体
8 ブラシ体
12 凸部
13 シート

Claims (10)

  1. 下面に吸込口を有する吸込具ケースの内部に、吸込口に臨ませて回転ブラシを収納した構造の床用吸込具を備えた電気掃除機において、前記床用吸込具は、回転ブラシにシートを巻き付け可能に構成され、シートが巻き付けられた状態の回転ブラシは、外周表面に複数の凸部を有するように形成されてなることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記シートは不織布製の生地で構成され、前記凸部は、シートを構成する不織布の片面に合成樹脂により形成されてなることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 前記シートは不織布製の生地で構成され、前記凸部は、シートを構成する不織布の両面に合成樹脂により形成されてなることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  4. 前記シートの両表面に形成された凸部は、少なくとも片面側の凸部が先端形状を鋭角に形成されてなることを特徴とする請求項3記載の電気掃除機。
  5. 前記シートは不織布の生地で構成され、前記凸部は、シートを構成する不織布にゴムを付着させることによりシート表面に形成されてなることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  6. 前記シートは不織布製の生地で構成され、前記凸部は、シートを構成する不織布を加熱処理して凹凸を設けることによりシート表面に形成されてなることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  7. 前記シートは不織布製の生地で構成され、前記凸部は、片面に複数の突出部を形成したフィルムをシートを構成する不織布に付着させることにより形成されてなることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  8. 前記シートは不織布の生地で構成され、前記回転ブラシは、外側に突出する複数の突出部を有し、前記凸部は、この突出部に接して突出するシートにより形成されてなることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  9. 前記回転ブラシは、外側に突出する複数の突出部を有し、前記凸部は、シートを突き破ってシートの外側に露出するこの突出部により形成されてなることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  10. 下面に吸込口を有する吸込具ケースの内部に、吸込口に臨ませて回転ブラシを収納した構造の床用吸込具を備えた電気掃除機において、前記床用吸込具は、回転ブラシにシートを巻き付け可能に構成され、前記シートにブラシを植毛し、前記シートが回転ブラシに巻き付けられた状態において、前記ブラシは、前記シートの外周面より張り出していることを特徴とする電気掃除機。
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