JP2614013B2 - 釣 糸 - Google Patents

釣 糸

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JP2614013B2
JP2614013B2 JP5295217A JP29521793A JP2614013B2 JP 2614013 B2 JP2614013 B2 JP 2614013B2 JP 5295217 A JP5295217 A JP 5295217A JP 29521793 A JP29521793 A JP 29521793A JP 2614013 B2 JP2614013 B2 JP 2614013B2
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明紀 中川
衛 山本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、釣糸に関し、さらに詳
細には、枝バリ仕掛けや段シズ仕掛け等を行う場合に好
適な釣糸に関する。
【0002】
【従来技術】ワカサギ等を氷上で穴釣りする場合には、
枝バリ仕掛けが利用される。これは、図4、図5に示す
ように、釣糸本体7の上に複数の結び目8を作り、エダ
ス(枝素)9のチチワ部分10によって隣接する結び目
8、8間にエダス9を取り付けるようにしたものであ
る。このようにすると、エダス9が回転するために絡み
にくく、魚にも違和感がない。
【0003】また、流速のある場所においては、エサを
すばやく沈めるために段シズ仕掛けが利用される。これ
は、図6に示すように、釣糸本体11の上に複数の結び
目12を作り、各結び目12の上方に対応する錘13を
取り付けようにしたものである。このようにすると、各
錘13がズレにくく、ハリス14に傷が付きにくいとい
う利点がある。
【0004】以上のように、釣糸は、実際の使用におい
てはほとんどの場合、釣糸本体の上に結び目を作って使
用されるのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
釣糸本体の上に結び目を作ると、釣糸本体が結び目の箇
所で折れ曲がった状態となり、使用時における釣糸の外
観を損なってしまうという問題点がある。また、釣糸本
体の上に結び目を作ると、釣糸の結節強力が引張強力に
比べて低いことから、使用中に釣糸が切断してしまう虞
れがある。
【0006】ナイロンやポリエステルなどの場合、結節
強力と引張強力との比率は、以前は60%程度しか確保
できなかったが、最近では物性を改善することによっ
て、80〜90%まで向上させることができるようにな
ってきた(例えば、特開昭56−31010号公報、特
開昭58−132122号公報)。
【0007】しかし、最近のスーパー繊維の場合、結節
強力と引張強力との比率は約30%程度と非常に小さ
く、物性を改善することによっても高比率を期待するこ
とはできない。
【0008】本発明は、前記従来技術の課題を解決する
ため、フィラメント繊維自体の物性を改善することな
く、新規な方法によって結節強力の向上を図ることので
きる釣糸を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る釣糸の構成は、熱可塑性樹脂製のフィ
ラメント繊維からなる釣糸本体と、前記釣糸本体の上に
形成された紫外線硬化性樹脂製の突起とを少なくとも備
えるようにしたものである。
【0010】また、前記構成においては、突起の大きさ
が、釣糸本体の直径の1.2〜10倍であるのが好まし
い。
【0011】
【作用】前記本発明の構成によれば、釣糸本体の上に結
び目を作る必要がないので、釣糸の直線性を保つことが
でき、その結果、使用時において釣糸の外観が損なわれ
ることがない。また、結び目を作る必要がないことによ
り、使用時における切断強力が向上し、その結果、大物
を釣っても糸切れすることはないので、釣糸の長寿命化
を図ることができる。さらに、釣糸本体と突起を一体成
形する場合には、突起を任意形状に保とうとすると、十
分に延伸することができないために高い強力を得ること
はできず、逆に、十分に延伸して高い強力を得ようとす
ると、所望の大きさ及び形状を有する突起を形成するこ
とができないが、本発明の構成においては、突起を釣糸
本体とは別個の部材で形成しているので、突起を後付け
することが可能となり、従って、釣糸を製造する際に、
釣糸本体の高延伸を阻害する要因となるものがなく、高
い強力が得られる。また、突起の材料として釣糸本体と
同質の重合体を用い、この重合体を溶媒に溶解して釣糸
本体上に形成する場合には、釣糸本体も溶解してしまう
ので、釣糸本体の強力低下につながるが、本発明の構成
においては、釣糸本体の材料として熱可塑性樹脂を用
い、突起の材料として紫外線硬化性樹脂を用いているの
で、釣糸本体上に突起を形成する際に、釣糸本体の強力
が低下することはない。
【0012】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明をさらに具体的
に説明する。図1は本発明に係る釣糸の一実施例を示す
正面図である。図1に示すように、本実施例の釣糸1
は、フィラメント繊維からなる釣糸本体2と、釣糸本体
2の上に等間隔で形成された複数個の合成樹脂製の突起
3とにより構成されている。
【0013】突起3の形状としては、球形か又は回転楕
円体形であるのが好ましいが、釣糸本体2との接触面積
が大きく高強力を得ることができることから、球形より
も回転楕円体形の方が好ましい。
【0014】突起3に使用される樹脂は、特に限定され
るものではないが、突起3をほぼ球形又は回転楕円体形
に形成するには、樹脂の粘度と硬化時間とが重要にな
る。樹脂の粘度が低すぎたり高すぎたりすると、好まし
い形状を得ることができず、また、硬化時間が長すぎて
も同様に好ましい形状を得ることが困難になるからであ
る。
【0015】樹脂の粘度としては、3000〜7000
センチポイズの範囲にあるのが好ましく、さらには、4
700〜5700センチポイズの範囲にあるのが好まし
い。また、約10〜20秒程度で硬化する樹脂を用いる
のが好ましい。
【0016】以上のような観点からすると、突起3を形
成する樹脂としては、紫外線硬化樹脂などの放射線で硬
化する樹脂を用いるのが好ましいが、必ずしもこれに限
定されるものではなく、例えばメラミン樹脂、フェノー
ル樹脂等の熱硬化性樹脂であってもよい。釣糸本体2の
上に樹脂製の突起3を形成する方法としては、真上から
滴下する方法や、所定量を秤量して下から付着させる方
法などがある。前者の方法を採用した場合には樹脂量の
バラツキが大きいため、形状の一定性からは、後者の方
法を採用するのが好ましい。
【0017】また、釣糸本体2の径も特に限定されるも
のではないが、本発明の効果を十分に発揮できる点で、
0.2〜3.0号(糸の直径0.074〜0.277m
m)程度の範囲のものを用いるのが好ましい。また、突
起3の大きさは、釣糸本体2の直径の1.2〜10倍で
あるのが好ましい。突起3の大きさが釣糸本体2の直径
の1.2倍よりも小さいと、枝バリ仕掛けや段シズ仕掛
けを行う場合にエダスや錘がズレてしまい、一方、10
倍よりも大きいと、突起3が目立ちすぎて好ましくない
からである。
【0018】尚、突起3の中に染顔料を入れると、集魚
効果を期待することができ、また、突起3の中に金属粉
などを混入すれば、錘の効果をも期待することができ
る。
【0019】以下に、具体的実施例を挙げて本発明をさ
らに詳細に説明する。まず、1.2号(糸の直径0.1
93mm)のナイロン製モノフィラメントからなる釣糸
本体2を、セッケン等の界面活性剤を含む水溶液で洗浄
し、乾燥させた。次いで、この釣糸本体2に粘度520
0センチポイズの紫外線硬化樹脂を15cmごとに滴下
し、5秒後に15秒間にわたって高圧水銀灯を照射する
ことにより、硬化させた。その結果、釣糸本体2の上に
直径1.2mmの球状の突起3が形成された。
【0020】このようにして得られた釣糸の引張強力は
2.79kg、破断伸度は24.2%、結節強力は2.
19kgであり、結節強力と引張強力との比率は78.
5%であった。
【0021】以上のようにして得られた釣糸1を使用す
る場合には、枝バリ仕掛けや段シズ仕掛け等を行う際に
釣糸本体2の上に結び目を作る必要はないので、フィラ
メント繊維自体の物性を改善することなく、結節強力と
引張強力との比率を78.5%と高い値にすることがで
き、その結果、枝バリ仕掛けや段シズ仕掛け等に好適な
釣糸を実現することができる。また、従来の結びの方法
に見られるような結び目の箇所で折れ曲がるといった非
直線性は認められず、全くの直線性が得られるため、使
用時において釣糸の外観が損なわれることはない。さら
に、枝バリ仕掛けを行う場合にも、従来のような複雑な
結び方をせずにエダスを簡単に取り付けることができ
る。
【0022】また、図2に示すように、この釣糸1を、
中央に中空部を有する鮎の友釣り用3本錨のハリス4に
適用し、引張破断強力を測定したところ、2.65kg
であった。このように引張破断強力が大きいため、大物
を釣っても糸切れすることがなく、その結果、釣糸の長
寿命化を図ることができる。また、図3に示すような段
シズ仕掛けを行った場合にも、錘5がずれることはな
く、ハリス6に傷が付きにくい。さらに、釣糸本体と突
起を一体成形する場合には、突起を任意形状に保とうと
すると、十分に延伸することができないために高い強力
を得ることはできず、逆に、十分に延伸して高い強力を
得ようとすると、所望の大きさ及び形状を有する突起を
形成することができない。しかし、本実施例において
は、突起3を釣糸本体2とは別個の部材で形成している
ので、上記のように突起3を後付けすることが可能とな
り、従って、釣糸1を製造する際に、釣糸本体2の高延
伸を阻害する要因となるものがなく、高い強力が得られ
る。また、突起の材料として釣糸本体と同質の重合体を
用い、この重合体を溶媒に溶解して釣糸本体上に形成す
る場合には、釣糸本体も溶解してしまうので、釣糸本体
の強力低下につながる。しかし、本実施例のように、釣
糸本体2の材料として熱可塑性樹脂を用い、突起3の材
料として紫外線硬化性樹脂を用いれば、釣糸本体2上に
突起3を形成する際に、釣糸本体2の強力が低下するこ
とはない。
【0023】尚、上記実施例においては、釣糸本体2を
構成する糸としてナイロン製モノフィラメントを用いて
いるが、必ずしもこれに限定されるものではなく、フィ
ラメント繊維であればマルチフィラメントであってもよ
く、また、同様に高強力が得られ易いことから、例えば
ポリエステル製のフィラメントであってもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る釣糸
によれば、釣糸本体の上に結び目を作る必要がないの
で、釣糸の直線性を保つことができ、その結果、使用時
において釣糸の外観が損なわれることがない。また、結
び目を作る必要がないことにより、使用時における切断
強力が向上し、その結果、大物を釣っても糸切れするこ
とはないので、釣糸の長寿命化を図ることができる。
らに、釣糸本体と突起を一体成形する場合には、突起を
任意形状に保とうとすると、十分に延伸することができ
ないために高い強力を得ることはできず、逆に、十分に
延伸して高い強力を得ようとすると、所望の大きさ及び
形状を有する突起を形成することができないが、本発明
の構成においては、突起を釣糸本体とは別個の部材で形
成しているので、突起を後付けすることが可能となり、
従って、釣糸を製造する際に、釣糸本体の高延伸を阻害
する要因となるものがなく、高い強力が得られる。ま
た、突起の材料として釣糸本体と同質の重合体を用い、
この重合体を溶媒に溶解して釣糸本体上に形成する場合
には、釣糸本体も溶解してしまうので、釣糸本体の強力
低下につながるが、本発明の構成においては、釣糸本体
の材料として熱可塑性樹脂を用い、突起の材料として紫
外線硬化性樹脂を用いているので、釣糸本体上に突起を
形成する際に、釣糸本体の強力が低下することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る釣糸の一実施例を示す正面図であ
る。
【図2】本発明に係る釣糸の一実施例の使用状態を示す
正面図である。
【図3】本発明に係る釣糸の一実施例の他の使用状態を
示す正面図である。
【図4】従来技術における枝バリ仕掛けを示す正面図で
ある。
【図5】図4の枝バリ仕掛けにおけるエダスの取付け方
法を示す正面図である。
【図6】従来技術における段シズ仕掛けを示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1 釣糸 2 釣糸本体 3 突起 4、6 ハリス 5 錘
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 衛 兵庫県加東郡東条町掎鹿谷306番地 株 式会社ゴーセン研究開発センター内 (72)発明者 菅野 勝男 兵庫県加東郡東条町掎鹿谷306番地 株 式会社ゴーセン研究開発センター内 (56)参考文献 実開 平5−85265(JP,U) 実開 昭53−84594(JP,U) 実公 昭38−13971(JP,Y1)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂製のフィラメント繊維から
    なる釣糸本体と、前記釣糸本体の上に形成された紫外線
    硬化性樹脂製の突起とを少なくとも備えた釣糸。
  2. 【請求項2】 突起の大きさが、釣糸本体の直径の1.
    2〜10倍である請求項1に記載の釣糸。
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