JP2612848B2 - 糸パツケージ用ワインダ - Google Patents

糸パツケージ用ワインダ

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JP2612848B2
JP2612848B2 JP61033083A JP3308386A JP2612848B2 JP 2612848 B2 JP2612848 B2 JP 2612848B2 JP 61033083 A JP61033083 A JP 61033083A JP 3308386 A JP3308386 A JP 3308386A JP 2612848 B2 JP2612848 B2 JP 2612848B2
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  • Textile Engineering (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Winding Filamentary Materials (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ヨーロッパ特許出願第8210702.4号(公開
番号第73930号;特願昭57−152865号に対応)に開示さ
れたワインダの改良に関する。
〔従来の技術〕
前記ヨーロッパ出願に開示されたワインダの改良の一
部は、ヨーロッパ特許出願第85100309.5号(公開番号第
161385号;特願昭60−019378号に対応)に開示されお
り、必要あればその記載を参照されたい。
要約すれば、ヨーロッパ出願公開第73930号及び16138
5号に開示された機械は、待機位置からそれぞれの経路
に沿って摩擦駆動部材と係合可能な作動位置に移動可能
な第1及び第2チャックを具えている。摩擦駆動部材と
係合したチャックは、該部材によってチャックの長手方
向軸を中心に回転させられ、糸、通常は合成繊維フィラ
メントをチャックの周囲に所定のパターンで巻き取って
パッケージを形成する。このようなワインダを以後“前
述のタイプのワインダ”と称する。
チャックは順次に移動して摩擦駆動部材と係合し、ワ
インダに連続的に供給される糸は“出て行く”チャック
から“入って来る”チャックへ移行することができる。
かくして、連続的に供給される糸は連続的に巻き取られ
て、二つのチャックの一方又は他方の上にパッケージと
して形成される。パッケージが一方のチャック上に形成
されている間に、他方のチャックは待機位置に保持され
て“ドッフィング”作業を行うことができる。このドッ
フィング作業は、直前の巻き取り作業の間に関連チャッ
ク上に形成されたパッケージを取り外し、これを次のパ
ッケージが形成される空のボビンと交換する手順からな
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
説明の都合上、一つのチャックに対して一つのパッケ
ージが対応する場合だけについて述べるが、フィラメン
トワインダ技術においては周知のように、普通各チャッ
クは巻き取り作業中に複数(通常8個以下)のボビンを
担持しており、これに対応するパッケージが同時に形成
される。ここに述べる原理はこれらの多数パッケージの
巻き取りシステムについても同様に適用される。
先行出願に開示された各実施例においては、チャック
が上下に配置され、各チャックは水平面の反対側から摩
擦駆動部材と係合する作動位置に接近するように構成さ
れている。この配列においては、ワインダの“作業域”
は少なくとも概略的には決めることができる。上部チャ
ックの待機位置はこの作業位置の上方に存在し、又下部
チャックの待機位置は作業位置の下方に存在し、そして
摩擦駆動部材は作業域の一方の側に設置されている。各
チャックは、作業域を通ってそれぞれの待機位置から摩
擦駆動部材と係合するまで移動し、チャックと摩擦駆動
部材との間でパッケージを形成しながら、各待機位置の
方に復帰運動をする。
完成されたパッケージを有するチャックを停止しよう
として制動すると、遠心力のためにパッケージ上の糸端
が半径方向外側に作業域まで放り出されるという問題が
生じる恐れがある。又、上部チャックが停止している場
合、チャックに担持された完成されたパッケージからの
糸端は、作業域に垂れ下がる。この糸端は他方のチャッ
クの新たに形成されつつあるパッケージに巻き込まれた
り、そのチャック自身の糸捕捉手段に絡まったりし勝ち
である。これはドッフィング作業を行う作業員にとって
の危険区域となりうる。
完成されたパッケージから延在する糸端によって生じ
るこの問題はフィラメントワインディング技術において
は周知であり、種々の解決策が提案されている。特に、
米国特許第3165274号及び3409238号には、糸端が摩擦駆
動部材に巻き付くことを防止するために、該部材と完成
されたパッケージとの間に遮蔽物を介在させることが開
示されている。別の解析策として、米国特許第4327872
号は回動可能な糸保持具を示している。
また、実開昭59−57452号公報では第1チャック上に
形成されたパッケージから第2チャックへ糸を移行させ
て第2チャック上での巻き取りを開始させる移行手段、
並びに該移行時に、撤退位置から、第1チャック上に完
成されたパッケージと前記第2チャック上で新たに形成
されつつあるパッケージとの間の空間を横切って延びる
作動位置まで移動可能な遮蔽手段を備えたものが提案さ
れている。
この構造によれば第1チャック上の完成されたパッケ
ージから糸の端が垂れ下がっても、それは遮蔽手段によ
って係合され、第2チャック上で新たに形成されつつな
るパッケージに干渉することはない。
本発明は実開昭59−57452号公報等の従来技術におい
て、第1チャック上に形成されたパッケージから第2チ
ャックへ糸を移行させて第2チャック上での巻き取りを
開始させた際の第1チャック上に完成されたパッケージ
から垂れ下がって糸間の前記第2チャック上で新たに形
成されつつあるパッケージの巻き取り作業への影響を更
に効率的に防止することができる構造を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本発明の糸パッケージ用のワ
インダは糸のパッケージが形成される第1チャック、糸
のパッケージが形成される第2チャック、前記第1チャ
ック上に形成されたパッケージから第2チャックへ糸を
移行させて第2チャック上での巻き取りを開始させる移
行手段、並びに該移行時に、撤退位置から、第1チャッ
ク上に完成されたパッケージと前記第2チャック上で新
たに形成されつつあるパッケージとの間の空間を横切っ
て延びる作動位置まで移動可能な遮蔽手段を備えている
糸パッケージ用ワインダにおいて、収縮位置から作動位
置に移動可能な補助ガイド手段を備え、該補助ガイド手
段は、前記第1チャックから第2チャックへの巻き取り
の移行の際に糸を偏向させるべく、その作動位置では第
1チャック上のパッケージと新しく巻かれるパッケージ
との間を延設され、前記補助ガイド手段をその作動位置
にかつ前記遮蔽手段をその作動位置に移動させることに
より前記補助ガイド手段と前記遮蔽手段とをして遮蔽領
域を形成せしめる手段を具備することを特徴とする。
本発明においては、遮蔽手段と補助ガイド手段とは
が、完全な連続遮蔽領域を形成するように隙間なく連続
することは必須ではなく、互いに非常に接近していれば
よい。好ましくは、遮蔽手段と補助ガイド手段との両者
はそれぞれが作動位置にあるとき、それぞれ摩擦駆動部
材の長手方向軸に沿って延びると共に、互いに隣接する
エッジを有する。
補助ガイド手段は、先行出願においても、撤退位置と
作動位置との間を移動可能である。しかしながら、先行
出願では補助ガイド手段がその作動位置へ来るのは“切
り換え”作業、即ち上部チャックから下部チャックへの
巻き取り作業の移行を行うための期間のみであったが、
本発明では補助ガイド手段は下部チャック上での巻き取
り作業の間もずっと作動位置に保持され、遮蔽手段との
協働によって遮蔽領域を形成するように作動する。
〔実施例〕
第1図はヨーロッパ特許出願第73930号の第15図のコ
ピーであり、第2図は同出願の第13図のコピーである。
比較を容易にするために、元の符号をそのまま使用して
いる。機械の詳細は前記ヨーロッパ特許明細書から判る
と思われるので、本明細書ではごく簡単にその概略を繰
り返すのみとする。
符号16は図示しない駆動システム,制御システム,及
びハウジングの全面から前方に突出した主な作動エレメ
ントの支持部材を包含するヘッドストックハウジングを
示す。
このような作動エレメントの一つは摩擦駆動ローラ18
(本発明の摩擦駆動部材)であり、これは自身の長手方
向軸20を中心に回転自在に構成されている。他の二つの
エレメントは上側のチャック24(本発明の第1チャッ
ク)及び下側のチャック26(本発明の第2チャック)で
あり、それぞれの長手方向軸25,27を中心に回転自在に
構成されている。該チャックはヘッドストックの全面か
ら片持ち式に突出して支持されている。
説明の都合上、本発明はヨーロッパ特許出願第73930
号と同じく、比較的単純なワインダの構造をとるものと
考える。この構造において、チャックの軸25,27は摩擦
駆動ローラの軸20に平行に支持されている。チャックは
それぞれの回動アーム30,28に支持され、該軸はそれぞ
れの枢軸35,33に枢支され、更に該枢軸はローラの軸20
に平行に延在している。このワインダ構造の一変形は、
長いチャック上に重いパッケージを巻き取るのに適した
ものであり、米国特許出願第597373号に記載されてい
る。この変形は本発明の要旨ではないので、ここではそ
の詳細は省略する。しかし、本発明は第1図に示された
簡単な構造のものにも、又米国特許出願第597373号に開
示された変形構造にも同じように適用できるものであ
る。
説明の都合上、ワインダは単一の糸14だけを処理する
ものと仮定する。この糸は連続的にワインダに供給さ
れ、そして上下チャック24,26上に順番にパッケージ40,
42として形成されるものと仮定する。第1図において、
パッケージ40は巻き取り作業を終了し、チャック24は待
機位置36に移動し、パッケージ40は駆動ローラ18と新た
に形成されつつあるチャック26上のパッケージ42とから
離れているものと仮定する。この待機位置36において、
チャック24は静止するように制動され、パッケージ40が
完成されたボビン102はドッフィング作業によってチャ
ック24から取り外されようとしている。
第1図に示されたように、パッケージ42も完成に近づ
いている。図示された巻き取り作業の段階において、チ
ャック26はまだ摩擦ローラ18と係合して、即ち該ローラ
とチャック上に形成されているパッケージ42の円筒状表
面との接触によって、作業状態にある。巻き取り作業の
際、チャック26の軸25は経路31に沿って動き、ボビン10
2と摩擦ローラ18との間でパッケージの形成を可能にす
る。チャック26上での巻き取り作業が完了すると、即ち
パッケージ42が所望の直径に達すると、チャック26は軸
25が経路31に沿って移動しながらローラ18から更に離
れ、ローラ18とパッケージ42との間に糸の自由部分を作
り出す。これによって“切り換え”作業が開始され、糸
は他方のチャックに移転され、その上に新パッケージ40
の巻き取りが始まる。
一方、第1図に示す完成されたパッケージ40は、それ
が形成されたボビン102と共にチャック24から取り外さ
なければならない。新ボビンがチャックに挿入され、そ
れと共に回転できるように固定されて、次の巻き取り作
業の準備がなされる必要がある。前述の糸の部分が出て
行くパッケージ42と摩擦ローラ18との間に形成される
と、回動アーム28はチャック28の軸27を経路29に沿って
下方に移動させ、該チャックが前記糸の自由部分と交差
してチャック上の糸捕捉システム(図示しない)に糸を
捕らえさせ、それをパッケージ42から分離し、チャック
24上の新パッケージ40に巻き込むようにする。チャック
の周囲への巻き付けは、チャックの摩擦ローラ18との摩
擦接触による回転によって行われ、チャックと駆動ロー
ラの長手方向への糸のトラバースは通常のトラバース機
構22によって行われる。
下部チャックから上部チャックへのこの切り換えの際
の自由糸長の形成の詳細は、前述の先行出願に開示され
ている。切り換え作業が行われた後、チャック26はその
待機位置に復帰し、軸25は線250と経路31との交差点に
来る。パッケージ42はローラ18と新パッケージ40から離
され、チャック26は静止するように制動され、そしてパ
ッケージ42は自動化又は非自動化された適当なドッフィ
ング操作によって取り外される。本実施例の図を更に説
明すると、部分129は、使用時に適宜な支持面上に乗る
前方に突出した足を表し、又部分128は、チャック26が
待機位置にあるとき、パッケージ42の最下部を受け入れ
るように切り欠かれている。
この発明の目的のためには、“作業域”と称する機械
の領域を特定することが便利である。第1図に示すよう
に、この領域はヘッドストックの前方、ローラ18の左
側、線250の上方且つ経路27と回動アーム28との交差点
の下方に存在する。この領域の境界を正確に定義する必
要はないが、この領域はチャック24,26のそれぞれの待
機位置からローラ18と係合する作動位置までに至る該チ
ャック24,26の移動経路と、パッケージ40,42が各チャッ
ク24,26上で形成し、且つチャックと共に待機位置に戻
る際に占めるパッケージの占有空間の包絡線とを含んで
いる。
第2図は出て行くパッケージ40から入って来るチャッ
ク26への切り換えを示す。この場合、補助偏向具44(本
発明の補助ガイド手段)が用いられて、出て行くパッケ
ージと駆動ローラ18との間の糸の部分Lを偏向させ、こ
の偏向した糸と入って来るチャックとが交差するように
している。この理由は、先行出願において説明されてい
るので、ここでは繰り返して延べない。この補助偏向具
は、撤退位置(第2図に1点鎖線で示す)と作動位置
(第2図に点線で示す)の間を移動可能である。この運
動を生じる作動機構は、図示のように、ピストン・シリ
ンダユニットを具え、このシリンダ226は機械のフレー
ム230に回動自在に枢支228されている。ロッド238がピ
ストンをレバー240に接続し、該レバーは246に枢支さ
れ、242でガイド244の耳部244に枢着されている。第2
の耳部222は、ガイドスロット224内をスライドするピン
220を担持している。かくして、補助偏向具44がその撤
退位置から作動位置まで移動するとき、その先端縁は同
時にその後端よりも前方に動かされ、これによって先端
縁は糸部分Lを偏向せしめる機能を達成する。
補助偏向具44を移動させるこの作動機構は、本発明の
要旨ではなく、補助偏向具44が摩擦ローラ18の上方に位
置する撤退位置と、補助偏向具の先端部分が機械の作業
域内に突出する延長位置(点線で示す)とを有すること
が重要であることに留意すべきである。第2図に示すよ
うに、補助偏向具44はこの実施例では単一のユニットで
あるが、それの前方に突出した部分は交換自在なバーの
形状をなし、一つのパッケージ40又は同時に複数のパッ
ケージが巻き取られる場合には実質的に全てのパッケー
ジ40の全長にわたって延在することが望ましい。
上部チャック24上での巻き取り作業が完了した場合に
は、糸は下部チャック25での巻き取りのためにこれに移
転され、上部チャック24は待機位置に復帰して、静止す
るように制動される。制動の際、糸端(第1図の14A)
は完成されたパッケージから遠心力によって放り出され
るる恐れがある。
第1図に示されたワインダの特長は、パッケージ42が
チャック26上に完成されるまでの全巻き取り作業の間を
通じて、パッケージ40がチャック24上に“貯留”される
ことにある。これは重要な構成要件ではないが、これに
よってドッフィング時間に関して機械の融通性が増加す
る。しかし、待機位置にあるチャック24上にパッケージ
40を貯留している際に、糸端14Aが完成されたパッケー
ジから機械の作業域内に垂下することが多い。この糸端
14Aがチャック26や新しいパッケージ42やローラ18に絡
むと、深刻な問題と安全上の危険性を生じる。本発明
は、完成されたパッケージ40を、パッケージ42が形成さ
れている作業域から遮蔽することによって、この問題を
解決しようとするものである。
この目的のため、プレート110(第3図)(本発明の
遮蔽手段)が設けられる。該プレート110は半円形の断
面を有し、チャック24,26の全長にわたって延びてい
る。該プレートは撤退位置(第3図の点線)から延長さ
れた作動位置(実線)まで移動し得る。支持手段及び移
動手段については、第4図と第5図を参照して後述す
る。
第3図において、完成されたパッケージ40の最下部は
図の上縁に見られる。チャック24は待機位置に引っ込ん
でいるものと仮定し、又図示のパッケージ40は機械の設
計上の最大径になっているものと仮定する。
第3図において、下部チャック26上のボビン102Lは摩
擦ローラ18と接触しており、この下部チャック26上で巻
き取りが今丁度開始された所である。第3図の点線42W
は下部チャック26上の完成されたパッケージの外形を表
し、又点線112は裸ボビン102から完成パッケージ42まで
のパッケージの成長の包絡線を表す。プレート110の曲
率は、包絡線のすべての点において、プレートと該包絡
線との間に小さい間隙が生じるように、包絡線112に対
して工夫されていることが判るであろう。
第3図にも第2図の補助偏向具44と同様な補助偏向具
の一部を示している。しかし、この場合、この補助偏向
具の先端縁部分のみが示されている。前述のように、こ
の先端縁部分は摩擦ローラ18の上方の位置に撤退可能で
あると共に、第3図に示す作動位置内に延出することが
可能である。補助偏向具44の糸接触部分は、第3図の実
施例においては、同補助偏向具44はその主たる部分44′
に取り外し自在に固定された交換可能なバー440によっ
て構成されている。両部分44′と440は第3図に示すよ
うにチャックの全長にわたって延在しており、プレート
110とバー440の隣接する辺同士は短い距離lだけ離れて
いる。距離lは、パッケージから垂下する糸端がプレー
ト110とバー440との間隙に入り込むことがないよう、即
ち、糸端が新しいパッケージ42と接触することがないよ
うに、経験的に選択される。プレート110と補助偏向具4
4とは、パッケージ42の形成の期間中、ずっとそれぞれ
の作動位置に保持されることにより閉鎖領域を形成する
べく協働され、これによってパッケージ40は新パッケー
ジと摩擦ローラ18とから効果的に遮蔽される。この遮蔽
によって、三つの異なった条件下で、パッケージ40から
糸端が作業域の下部に侵入することが防止される。即ち
この条件とは、 a)完成パッケージ40の制動時。この時に糸端は遠心力
によって外側に放り出され、パッケージが減速されて静
止するにつれて、プレート110とガイド構造44とを打撃
する。
b)パッケージは静止しているが、まだチャック24から
取り外されておらず(第1図)、糸端はチャック24の各
パッケージから垂下している場合。
c)パッケージがチャック24の軸方向に移動させられ、
その前端から取り外されるドッフィング作業時。プレー
ト110と補助偏向具44は、チャック24上のドッフィング
作業の終了と共に直ちに撤退位置に戻される。しかし、
前述のように、これらの部品はチャック26上でのパッケ
ージの巻き取りが終わるまで、遮蔽位置に保持されてい
ることが望ましい。
距離lで表された第3図の間隙はできるだけ小さいこ
とが望ましいが、プレート110がバー440に接触しないよ
うに注意しなければならない。なぜならば、これらのエ
レメントの損傷を防ぐためには非常に精密な制御が必要
だからである。間隙lを設けないことも可能であり、例
えば、プレート110とバー440とは接触しないように上下
に重なった構造をとることも可能である。
プレート110は作業域の下部の周囲の円弧上を動くよ
うに描かれている。しかし、これは必須のことではな
い。プレートは作業域の上部に中心を有する円弧上を動
くこともできるし、原理的には摩擦ローラ18の上方の位
置からその作動位置まで動くこともできる。しかし、通
常、摩擦ローラの反対側の作業域の側方により多くのス
ペースがあり、図示の配置によれば、パッケージ40の周
囲に大きな空間を残すことができるので、ドッフィング
作業が容易になる。
下部パッケージ42から突出した糸端は、上部パッケー
ジから突出した糸端程大きな問題とはならない。しか
し、下部パッケージを遮蔽することも可能である。第3
図の鎖線42Rは、チャック26がその待機位置に戻ったと
きの最大径のパッケージ42の外形の一部を示す。鎖線10
2Uは、ボビンが摩擦ローラ18に接触し、新パッケージが
上部チャック上に形成され始めた直後のチャック24に担
持されたボビン102の外形を示す。遮蔽プレート110は、
明らかに、摩擦ローラ18の下方の位置からパッケージ42
Rとチャック24上に新たに形成されているパッケージと
の間の位置まで動くことができることが理解されよう。
パッケージ42Rを摩擦ローラ18から遮蔽するプレートを
設けることが可能である。しかし、前述のタイプのワイ
ンダにおいては、殆どの場合、このような補助の遮蔽プ
レートを設置する必要はないものと思われる。
図示の例においては、プレート110はヘッドストック
ハウジング16に固定された壁114に支持され、第1図の
左側にそこから前方に突き出すように支持されている。
この壁14はパッケージ40,42との干渉を避けるように適
当な形状に構成されている必要がある。機会の作業域の
前後位置、即ちヘッドストック16から一定の距離を隔て
て隣接している位置において、壁114は摩擦ローラ18の
方へ突出したプレートを担持している。一方のプレー
ト、即ち後方プレート116が第3図に示されている。プ
レート116は略三角形状をなし、その底辺において壁114
に固定されている。他方のプレート(図示しない)も同
じような形状をしている。各プレートは湾曲したレール
を担持し、プレート116に担持されたレールは第3図に
符号118で示されている。これらのレールはそれの各プ
レートから短い距離だけ突出しているが、機械の作業域
までは達していない。
プレート110はその後端(即ちヘッドストック16に近
い方)に、プレートの下側に固定されたスライダ120を
具えている(第4図)。スライダ120は適当な後方に突
出したローラ124を担持し、該ローラはレール118に係合
し、スライダ120をレールに沿って自由に動かし得る。
スライダ122は同じような、しかし前方に突出したロー
ラ126を有し、該ローラは前述の前部プレート(図示し
ない)上のレール(図示しない)に係合する。かくし
て、壁114、レール支持プレート、レール及びスライダ1
20,122自身は機械の作業域にないけれども、これらの各
部品はプレート110の中央部を自由に動かして作業域に
対して出没させることができる。
プレート110の運動は、摩擦ローラ18から遠い方の壁1
14(第5図において壁114は断面で示されている)の側
面に取り付けられたピストン・シリンダユニットによっ
て行われる。シリンダ128は壁114に固定され、その往復
動ピストン(図示しない)はシリンダの加圧によってコ
ネクティングロッド130を昇降させる。ロッド130の下端
はピン132によってリンク134に接続され、該リンクは第
2ピンジョイント136によってプレート110の下辺に接続
されている。リンク134は壁114のスロット135内を移動
する。
第5図に符号138で概略的に示された制御システム138
は、機械全体の制御システムに応動するセンサから発せ
られる信号に呼応して、シリンダ128の加圧を制御す
る。この制御の一例はヨーロッパ特許出願第73930号に
記載されている。上部チャック24での巻き取りから下部
チャック26での巻き取りへの正常な機械の切り換に対し
ては、制御システム138は、シリンダ128を加圧してピス
トンを引っ込ませ、コネクティングロッド130を上方に
移動させて、チャック24を待機位置に復帰させるように
構成されている。これによってプレート110が撤退位置
から作動位置まで動かされる。ヨーロッパ特許出願第73
930号に記載されているように、補助偏向具44は切り換
え操作中に既に作動位置に移動されている。しかし、も
し補助偏向具44の位置をその“偏向機能”と“遮蔽機
能”との間で若干調整したい場合には、チャック24の待
機位置への復帰に応じて、そのような調整を行うことが
できる。補助偏向具44の作動システムに適宜な改変を行
うことが必要である。しかし、できれば、このような複
雑化は避けた方がよい。
前述のように、プレート110と補助偏向具44とは、下
部チャック26上でのパッケージ形成の全過程を通じて、
作動位置にとどまることにより、遮蔽領域を形成するべ
く協働する。プレート110と補助偏向具44との各々は、
チャック24が摩擦ローラ18と接触する巻き取り位置に移
動する前に、チャック24の加速に応動して待機位置に復
帰する。即ち、機械全体の制御システムがチャック24を
加速する信号を発生すると、制御システム138はシリダ
ン128を加圧し、ピストンとロッド130を下方に駆動し、
プレート110を撤退位置に復帰させる。補助偏向具44の
ための操作システムは同時に作動し、補助偏向具を摩擦
ローラ18の上方のその位置に引き戻す。必要に応じ、制
御システム138のこのような作動を手動操作によりキャ
ンセルすることにより遮蔽システムを“開放”(プレー
ト110と補助偏向具とを退避位置まで移動させ)して下
部チャック26上での巻き取り作業を監視することもでき
る。
下部チャック26上での一連の作業の最初の巻き取りを
行う際には、機械に糸を掛ける糸掛け作業が必要であ
る。この場合、制御システム138は糸掛け手順制御の適
宜な段階、例えばチャック26が待機位置から巻き取り位
置に移動するに先立ってチャック26を加速すると同時
に、作動することができる。補助偏向具44もこの糸掛け
操作の一部として作動位置に移動させられる。
本発明は図示の実施例の詳細な点にまで限定されるも
のではない。特に、第1図に図示されたワインダの構成
に限定されるものではない。例えば、経路29,39は第1
図のように交差する必要はない。ドッフィングが次のパ
ッケージの形成の早い段階で行われることが確実なら
ば、完成されたパッケージを次のパッケージの形成期間
中ずっと貯留しておくようなワインダ構成にする必要は
ない。遮蔽プレートの取り付け及び移動システムも例示
として示されたもので、本発明の要旨ではない。遮蔽手
段自身は湾曲プレートの形に限定される必要はない。適
当なスペースさえあれば、遮蔽手段は直線的に往復動し
てもよい。遮蔽プレートは頑丈なものでなくてもよく、
米国特許第3165274号に開示されたような、可撓性の丸
めることのできるシートであてもよい。
第6図は第1図に示したシステムの変形を示す。この
変形システムは平面図で示され、プレートの改変がなさ
れているこの遮蔽プレート110の外側端のみが示されて
いる。改変の理由は、一部を点線にて示すチャック26と
それに装着される外側ボビン102の配置関係による。即
ち、第6図に明らかに示されているように、チャック26
の自由端はボビン102を越えて外側に突出している。ボ
ビン102を越えて外に突出したチャックの部分は、例え
ば米国特許第4477034号に記載されたように、糸捕捉・
切断装置150を有する。本発明の補助遮蔽手段として機
能する糸偏向具44は第3図のものより若干変形されてお
り、その先端縁が変形プレート110に非常に接近し、第
3図の間隙lが実質的に消失している。しかし、第6図
に示すように、この偏向具44はボビン102を越えて第6
図の左側(外側)には延在していない。したがって、そ
のままでは、糸端14Aは偏向具44の外側端を越えて外側
に放り出され、捕捉・切断手段150に捕らえられる恐れ
がある。これを防止するために、プレート110は偏向具4
4の外側端の側方に存在する延長部111を具え、上部チャ
ック24上のパッケージを下部チャックの捕捉・切断装置
150から遮蔽する。勿論、原理的には偏向具を更に外側
に延長すれば、同様の効果を得ることができるが、この
偏向具の取りつけ・移動システムに関連するスペースの
問題からこの変形は実用化されないことが多い。
第7図は補助偏向具44の更に別の変形実施例を示す。
上部チャック上の完成されたパッケージの糸端が長い場
合、この糸端は遠心力によって第3図に示す偏向具44の
頂部を越えて放り出されて、摩擦ローラ18に捕捉される
恐れがある。これを防止するために、この偏向具44の構
造においては、バー440と反対方向に延在するプレート4
42が支持体44′に設けられている。プレート442は第7
図に断面として示され、偏向具44の全長に沿って延在
し、上部チャック上の完成パッケージと摩擦ローラ18と
の間の補助の遮蔽手段を提供する。
本発明は前述のタイプのワインダに限定されるもので
はない。本発明は、広義には複数のチャックと、一方の
チャックから他方のチャックへの糸の移転を可能にする
手段を具えたワインダにおいて、完成されたパッケージ
と新たに形成されるパッケージとの間に遮蔽手段と補助
ガイド手段との協働による遮蔽領域を形成することを提
案するものである。したがって、本発明は実施例のよう
なタイプのワインダにその応用が限定されるものではな
く、米国特許第4298171号等に示され、一対のチャック
を担持する所謂回転アーム型のワインダにも応用可能で
ある。また、本発明は摩擦駆動のワインダに限定される
ものではない。更に、チャックは別々のモータで直接駆
動されてもよく、本発明はこのような駆動システムのワ
インダにも同様に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はヨーロッパ特許出願公開第73930号に図示され
たワインダの正面図、 第2図は1図の機械の詳細図、 第3図は本発明に従って第1図の機械を改変したものの
断面図、 第4図は第3図の部分側面図、 第5図は作動システムの正面図、 第6図は第1変形の平面図、 第7図は第2変形の側面図である。 18……摩擦駆動部材、24……第1チャック、26……第2
チャック、29……第1経路、31……第2経路、40,42…
…パッケージ、44……補助偏向具(補助ガイド手段)、
110……遮蔽プレート(遮蔽手段)。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】糸のパッケージが形成される第1チャッ
    ク、糸のパッケージが形成される第2チャック、前記第
    1チャック上に形成されたパッケージから第2チャック
    へ糸を移行させて第2チャック上での巻き取りを開始さ
    せる移行手段、並びに該移行時に、撤退位置から、第1
    チャック上に完成されたパッケージと前記第2チャック
    上で新たに形成されつつあるパッケージとの間の空間を
    横切って延びる作動位置まで移動可能な遮蔽手段を備え
    ている糸パッケージ用ワインダにおいて、収縮位置から
    作動位置に移動可能な補助ガイド手段(44)を備え、該
    補助ガイド手段(44)は、前記第1チャック(24)から
    第2チャック(26)への巻き取りの移行の際に糸を偏向
    させるべく、その作動位置では第1チャック(24)上の
    パッケージ(40)と新しく巻かれるパッケージ(102)
    との間を延設され、前記補助ガイド手段(44)をその作
    動位置にかつ前記遮蔽手段(110)をその作動位置に移
    動させることにより前記補助ガイド手段(44)と前記遮
    蔽手段(110)とをして遮蔽領域を形成せしめる手段を
    具備することを特徴とする糸パッケージ用ワインダ。
  2. 【請求項2】前記遮蔽手段(110)と補助ガイド手段(4
    4)がそれぞれボビン摩擦駆動用の摩擦駆動部材(18)
    の軸線に並行なエッジを有し、該エッジは、遮蔽手段
    (110)とガイド手段(44)が遮蔽位置にあるとき、互
    いに隣接することを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載されたワインダ。
  3. 【請求項3】ワインダの作業に呼応する制御システム
    (138)によって、第1チャック(24)上の巻き取り作
    業の準備のための準備手順の一つのステップに呼応して
    遮蔽手段(110)を撤退させることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項若しくは第2項に記載されたワインダ。
  4. 【請求項4】前記遮蔽手段(110)が、その撤退位置か
    ら作動位置まで円弧上を移動可能な湾曲プレートである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項から第3項まで
    のいずれか1項の記載されたワインダ。
  5. 【請求項5】遮蔽手段(110)の撤退位置が、摩擦駆動
    部材(18)の反対側の機械の作業域の側方にあり、第2
    チャックの待機位置に隣接していることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載されたワインダ。
  6. 【請求項6】前記チャックをその長手方向軸を中心に回
    転駆動する摩擦駆動部材(18)を備え、前記遮蔽手段
    (110)が作動位置にあるとき、完成されたパッケージ
    を摩擦駆動部材から遮蔽する機能を有することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載されたワインダ。
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