JP2612543B2 - マーク紙送り込み挿入装置 - Google Patents

マーク紙送り込み挿入装置

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JP2612543B2
JP2612543B2 JP13249394A JP13249394A JP2612543B2 JP 2612543 B2 JP2612543 B2 JP 2612543B2 JP 13249394 A JP13249394 A JP 13249394A JP 13249394 A JP13249394 A JP 13249394A JP 2612543 B2 JP2612543 B2 JP 2612543B2
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paper
sheets
sheet
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feeding
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JP13249394A
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勝喜 福田
勝行 上橋
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Kasuga Denki Inc
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Kasuga Denki Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダンボール紙や印刷用
紙やプラスチックシートなどのシートを積載する際に、
その枚数などを標示するために枚葉紙をシート間に送り
込んで挿入するマーク紙送り込み挿入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テープを標識としてシート間に送
り込んで挿入するマークテープ挿入装置は種々のものが
提案されているが、巻回されたテープを所定長さに切断
して送り込むタイプのものと、切断することなく連続状
態のまま折り曲げて挿入するタイプのものとに大別でき
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなマークテー
プ挿入装置は、テープを標識として用い、これを巻回状
態から引き出してシート間に送り込むため、装置全体を
小形化できるとか、テープを高速挿入できるという利点
がある。しかし反面、テープは細長い帯状であるため、
積載されるシートが、普通紙に比べて硬くてしかも厚い
大判のシート、例えばダンボール紙である場合には、ダ
ンボール紙間に挿入した後に容易に脱落してしまうと
か、テープに文字等を表示しておこうとしても、テープ
が細いため十分にその表示ができないなどの欠点があっ
た。
【0004】そこで、本発明は、予め所定のサイズにカ
ットされた枚葉紙を標識として用いることにより、シー
ト間からの脱落を、テープを使用した場合よりも格段に
少なくすることができるとともに、文字等を表示してお
くのにも十分な面を確保でき、かつ枚葉紙をシート間に
一枚ずつ的確に挿入できるマーク紙送り込み挿入装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるマーク紙送
り込み挿入装置は、シートを積載する際に、その枚数な
どを標示するために枚葉紙をマーク紙としてシート間に
送り込んで挿入するマーク紙送り込み挿入装置であっ
て、用紙カセット内の枚葉紙を一枚ずつ給紙する給紙ユ
ニットを、エアーシリンダにより進退させる構造にした
もので、その手段は次のとおりである。 前面に排紙口18を有する給紙ユニットケース9
に、枚葉紙17を収納した用紙カセット14を着脱自在
に装填する。 この給紙ユニットケース9内に、用紙カセット14
内の枚葉紙17を一枚ずつ分離して排紙口18方向へ送
り出すため駆動部13により回転される分離ローラ22
・23と、これにて分離された枚葉紙17を排紙口18
から排出するため駆動部13により回転される送り出し
ローラ24と、該送り出しローラ24とで枚葉紙17を
挟んで従動回転するピンチローラ25と、このピンチロ
ーラ25を送り出しローラ24から離れる方向へ変位さ
せるピンチローラ退避機構とを設ける。 この給紙ユニットケース9を、シート5の積載個所
の近傍の挿入位置と、この位置から後方に離れた退避位
置との間で前進・後退させるため、エアーシリンダ2の
ピストンロッド3に連結する。 この給紙ユニットケース9をエアーシリンダ2によ
って挿入位置から後退させるときにピンチローラ退避機
構を駆動させる制御回路を設ける。
【0006】ピンチローラ退避機構は、ピンチローラ2
5を回動アーム26に軸支し、この回動アーム26を電
磁石28により回動させることによって、ピンチローラ
25を送り出しローラ24から離す構造のものでよい。
【0007】
【作用】積載されるシート5間に枚葉紙17を挿入する
には、例えば次のように動作させる。給紙ユニットケー
ス9をエアーシリンダ2によって挿入位置まで前進さ
せ、用紙カセット14内の枚葉紙17を分離ローラ22
・23で一枚だけ分離しながら、送り出しローラ24と
ピンチローラ25とで挟んで排紙口18から突出させ、
既に積載されているシート5の最上面に位置させる。そ
して、この最上面に新たなシートが積載されるまで(少
なくとも一枚)送り出しローラ24とピンチローラ25
とで枚葉紙17を挟んでおく。新たなシートが積載され
たならば、ピンチローラ退避機構を駆動させてピンチロ
ーラ25を送り出しローラ24から離してから、給紙ユ
ニットケース9をエアーシリンダ2によって後退させ
る。これにより、一枚の枚葉紙がシート間に挿入された
状態で残る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0009】図1及び図2に示した本例のマーク紙送り
込み挿入装置は、ベース1上にエアーシリンダ2を設置
し、このエアーシリンダ2のピストンロッド3の伸縮に
よって給紙ユニット4全体を、例えばダンボール紙5の
積載個所に向かって進退させる構造になっている。
【0010】ピストンロッド3は、それと平行な上下の
補強ガイドロッド6・7と、互いの先端を連結板8によ
り連結され、これら補強ガイドロッド6・7と一体に前
後摺動する。給紙ユニット4は、そのケース9を、連結
板8に固定されたブラケット10上に固着することによ
り、3本のロッド、つまりピストンロッド3と上下の補
強ガイドロッド6・7によってこれらの先端上側に水平
に支持されている。
【0011】給紙ユニット4のケース9内は上下に分か
れ、上側が分離用モータ11及び送り出し用モータ12
を収納した駆動部13、下側が、これらモータ11・1
2により駆動される下記のような機構を内蔵するととも
に、用紙カセット14を着脱自在に装填する分離給紙部
15となっている。
【0012】ケース9の後面には、用紙カセット14の
前部を挿入するためのカセット挿入口16、前面には、
用紙カセット14内の枚葉紙17を排出するための排紙
口18が設けられている。また、ケース9内には、カセ
ット挿入口16から挿入された用紙カセット14を斜め
に支持するカセット受台19、及び用紙押し上げアーム
20が装着されている。この用紙押し上げアーム20
は、上下に回動可能で、スプリング(図では圧縮コイル
バネ)21により回動勢力を与えられて、用紙カセット
14内の枚葉紙17の前部を押し上げる。
【0013】また、ケース9内には、前後一対の分離用
モータ22・23、送り出しローラ24及びピンチロー
ラ25が装着されている。前後の分離ローラ22・23
は、分離用モータ11により回転されて用紙カセット1
4内の枚葉紙17を一枚ずつ分離する。送り出しローラ
24は送り出し用モータ12によって回転される。ピン
チローラ25は、ケース9内に上下回動可能に装着され
た回動アーム26に軸支されている。この回動アーム2
6は、スプリング(図では圧縮コイルバネ)27によっ
て回動勢力を与えられているため、ピンチローラ25
は、送り出しローラ24に下側から圧接して従動回転す
る。回動アーム26は、ケース9内に設置された電磁石
28のプランジャ29と直接又は間接に連結されてい
る。この電磁石28がオンになると、回動アーム26
は、ピンチローラ25を送り出しローラ24から離す方
向に回動される。なお、これとは逆に、電磁石28がオ
ンになっている間だけピンチローラ25が送り出しロー
ラ24に圧接され、電磁石28がオフになるとスプリン
グ27によって送り出しローラ24から離れるようにし
てもよい。
【0014】従って、分離ローラ22・23により分離
された一枚の枚葉紙17は、送り出しローラ24が回転
することにより、この送り出しローラ24とピンチロー
ラ26とに挟まれて排紙口18から排出され、ピンチロ
ーラ25が送り出しローラ24から離れると、これらロ
ーラによる挟持を解放される。
【0015】更に、ケース9内には、用紙カセット14
内の枚葉紙17の有無を検出するため発光部30aと受
光部30bとを対向させた用紙センサ30、分離ローラ
22とピンチローラ25との間で枚葉紙17を検出する
用紙センサ31、ピンチローラ25と排紙口18との間
で枚葉紙17を検出する用紙センサ32が設けられてい
る。これら用紙センサ30・31・33からの信号は図
示しない制御回路へ入力され、この制御回路によって分
離用モータ11、送り出し用モータ12、電磁石28及
びエアーシリンダ2が次のように自動制御されるように
なっている。
【0016】ダンボール紙5を処理してリフト上に積載
する装置(図示せず)からこのマーク紙送り込み挿入装
置に前進指令信号が入力されると、エアーシリンダ2の
ピストンロッド3が前進摺動し、給紙ユニット4全体
が、図1の実線で示す退避位置から鎖線で示すように、
ダンボール紙5の積載個所の近傍に排紙口18を位置さ
せる挿入位置まで前進される。
【0017】次に、枚葉紙送り出し指令信号が入力され
ると、分離用モータ11が駆動して分離ローラ22・2
3が回転することより、用紙カセット14内の所定サイ
ズの枚葉紙17が一枚だけ分離されて用紙カセット14
から送り出され、続いて、送り出し用モータ12により
回転される送り出しローラ24とピンチローラ25とに
挟まれて排紙口18外へ所定長さだけ送り出される。分
離された一枚の枚葉紙17の前部が、最上位のダンボー
ル紙5上に位置したところで送り出し用モータ12は停
止されるため(分離用モータ11はこれと同時又はそれ
以前に停止)、一枚の枚葉紙17の後部は、送り出しロ
ーラ24とピンチローラ25とに挟まれたままケース9
内に残る。
【0018】この状態で新たなダンボール紙5が所定枚
数(少なくとも1枚)積載されると、後退指令信号が入
力され、電磁石28がオンになってピンチローラ25が
送り出しローラ24から離れてから、エアーシリンダ2
が後退摺動して給紙ユニット4全体が図1に示した退避
位置まで後退される。このとき、前部を排出口18から
突出させた一枚の枚葉紙17は、その前部をダンボール
紙5間に既に挟まれており、しかも送り出しローラ24
とピンチローラ25による挟持を解放されてから、給紙
ユニット4が後退するため、その後退に引きづられるよ
うなことはない。
【0019】なお、上記では枚葉紙17をダンボール紙
5間に挿入する場合を例にしたが、本発明による装置は
ダンボール紙以外のシートの積載に対しても適用でき
る。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば次のよ
うな効果がある。 所定のサイズに予めカットされた枚葉紙を標識とす
るため、テープを使用していた従来のものに比べ、シー
ト間からの枚葉紙の脱落を格段に少なくすることできる
とともに、文字等を表示しておくのにも十分な面を確保
できる。 用紙カセットを交換することにより、使用する枚葉
紙のサイズを簡単に変えることができる。 給紙ユニット全体をエアーシリンダによって進退さ
せるため、通常はシートの積載作業等の邪魔にならない
ところに退避させておくことができる。 給紙ユニットケースの排紙口から一部を突出させた
枚葉紙上にシートが積載されるまで、送り出しローラと
ピンチローラによる挟持状態を維持できるとともに、給
紙ユニットをエアーシリンダによって退避位置へ後退さ
せる際には、ピンチローラを送り出しローラから事前に
離すため、枚葉紙をシート間に一枚ずつ的確に挿入する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のマーク紙送り込み挿入装置
の断面図である。
【図2】同装置の平面図である。
【符号の説明】
2 エアーシリンダ 3 ピストンロッド 4 給紙ユニット 5 ダンボール紙 9 給紙ユニットケース 11 分離用モータ 12 送り出し用モータ 13 駆動部 14 用紙カセット 17 枚葉紙 18 排紙口 22・23 分離ローラ 24 送り出しローラ 25 ピンチローラ 26 回動アーム 28 電磁石

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートを積載する際に、その枚数などを標
    示するために枚葉紙をマーク紙としてシート間に送り込
    んで挿入するマーク紙送り込み挿入装置であって、 前面に排紙口を有する給紙ユニットケースに、枚葉紙を
    収納した用紙カセットを着脱自在に装填したこと、 この給紙ユニットケース内に、前記用紙カセット内の枚
    葉紙を一枚ずつ分離して排紙口方向へ送り出すため駆動
    部により回転される分離ローラと、これにて分離された
    枚葉紙を排紙口から排出するため駆動部により回転され
    る送り出しローラと、該送り出しローラとで枚葉紙を挟
    んで従動回転するピンチローラと、このピンチローラを
    送り出しローラから離れる方向へ変位させるピンチロー
    ラ退避機構とを設けたこと、 この給紙ユニットケースを、前記シートの積載個所の近
    傍の挿入位置と、この位置から後方に離れた退避位置と
    の間で前進・後退させるため、エアーシリンダのピスト
    ンロッドに連結したこと、 この給紙ユニットケースをエアーシリンダによって挿入
    位置から後退させるときに前記ピンチローラ退避機構を
    駆動させる制御回路を設けたこと、 を特徴とするマーク紙送り込み挿入装置。
  2. 【請求項2】ピンチローラ退避機構が、ピンチローラを
    回転自在に軸支した回動アームと、この回動アームを回
    動させる電磁石とを含む請求項1に記載のマーク紙送り
    込み挿入装置。
JP13249394A 1994-05-24 1994-05-24 マーク紙送り込み挿入装置 Expired - Lifetime JP2612543B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH07315673A JPH07315673A (ja) 1995-12-05
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