JP2611731B2 - トラック幅検査装置 - Google Patents
トラック幅検査装置Info
- Publication number
- JP2611731B2 JP2611731B2 JP5297190A JP29719093A JP2611731B2 JP 2611731 B2 JP2611731 B2 JP 2611731B2 JP 5297190 A JP5297190 A JP 5297190A JP 29719093 A JP29719093 A JP 29719093A JP 2611731 B2 JP2611731 B2 JP 2611731B2
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- Japan
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- track width
- head
- signal
- magnetic disk
- written
- Prior art date
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はトラック幅検査装置に関
し、磁気ディスク媒体の位置決め信号のトラック幅を検
査するための検査装置に関する。
し、磁気ディスク媒体の位置決め信号のトラック幅を検
査するための検査装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】磁気ディスク装置の搭載される磁気ディ
スク媒体（以下、磁気ディスクという）には、その面上
にトラック位置決め用の信号（サーボ情報）が、円周状
に一定のトラック幅で書き込まれている。そして、この
トラック幅が規定通りの幅で書き込まれているか否かを
判定する必要があり、このための従来の技術として、例
えば、特開昭６２−１１９７０１号公報に記載の磁気デ
ィスク記録装置の検査装置がある。
スク媒体（以下、磁気ディスクという）には、その面上
にトラック位置決め用の信号（サーボ情報）が、円周状
に一定のトラック幅で書き込まれている。そして、この
トラック幅が規定通りの幅で書き込まれているか否かを
判定する必要があり、このための従来の技術として、例
えば、特開昭６２−１１９７０１号公報に記載の磁気デ
ィスク記録装置の検査装置がある。
【０００３】次に、従来のトラック幅検査装置について
図面を参照して説明する。図４は、従来のトラック幅検
査の概念を説明する図である。従来のトラック幅検査装
置は、駆動モータ（図示せず）により磁気ヘッド１１の
位置を各書き込みトラック１０の中心位置から内外周側
の両側縁に僅かずつ移動させ、あらかじめ磁気ディスク
上に書き込まれているサーボ情報を読み出す。そして、
読み出したサーボ情報の信号レベルを基に、トラック幅
が規格を満たしているか否かを判定する。
図面を参照して説明する。図４は、従来のトラック幅検
査の概念を説明する図である。従来のトラック幅検査装
置は、駆動モータ（図示せず）により磁気ヘッド１１の
位置を各書き込みトラック１０の中心位置から内外周側
の両側縁に僅かずつ移動させ、あらかじめ磁気ディスク
上に書き込まれているサーボ情報を読み出す。そして、
読み出したサーボ情報の信号レベルを基に、トラック幅
が規格を満たしているか否かを判定する。
【０００４】この場合、サーボ情報が正しく書き込まれ
ている磁気ディスクにおいては、例えば、磁気ディスク
上の位置Ｐ１および位置Ｐ２では、読み取った信号レベ
ルは、書き込みトラック１０の中心位置（位置Ｐ０）に
おける信号レベルの１／２以下に低下するが、サーボ情
報の読み取りそのものは可能である。また、位置Ｐ３お
よび位置Ｐ４では、消去トラック１２の中心に位置して
いるため、サーボ情報の読み取りが不能となる。このよ
うにして、検査対象磁気ディスクのすべての書き込みト
ラックについて検査を行っている。
ている磁気ディスクにおいては、例えば、磁気ディスク
上の位置Ｐ１および位置Ｐ２では、読み取った信号レベ
ルは、書き込みトラック１０の中心位置（位置Ｐ０）に
おける信号レベルの１／２以下に低下するが、サーボ情
報の読み取りそのものは可能である。また、位置Ｐ３お
よび位置Ｐ４では、消去トラック１２の中心に位置して
いるため、サーボ情報の読み取りが不能となる。このよ
うにして、検査対象磁気ディスクのすべての書き込みト
ラックについて検査を行っている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のトラッ
ク幅検査装置は、磁気ヘッドの位置を書き込みトラック
の両側縁に僅かずつ移動させながら、磁気ディスクに書
き込まれたサーボ情報の読み出しが可能であるか否かを
判断する方式であるため、トラック幅を高精度に検査で
きないという欠点があった。
ク幅検査装置は、磁気ヘッドの位置を書き込みトラック
の両側縁に僅かずつ移動させながら、磁気ディスクに書
き込まれたサーボ情報の読み出しが可能であるか否かを
判断する方式であるため、トラック幅を高精度に検査で
きないという欠点があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気ディスク
媒体に書き込まれた位置決め信号のトラック幅を検査す
るトラック幅検査装置であって、前記位置決め信号を読
み出す磁気ヘッドと、この磁気ヘッドの読み出し信号を
増幅する増幅器と、前記磁気ディスク媒体に書き込まれ
た基準信号からタイミング信号を生成するタイミング回
路と、前記増幅器が増幅した再生出力をディジタル値に
変換するＡ−Ｄ変換器と、前記磁気ヘッドを前記位置決
め信号のトラック幅の１／ｎずつ移動し位置決めする駆
動モータと、前記磁気ヘッドの位置を検出するヘッド位
置検出部と、前記Ａ−Ｄ変換器からの出力データと前記
ヘッド位置検出部からの位置データとを選択するセレク
タと、このセレクタが選択したデータを保存するデータ
ベースとを備えている。
媒体に書き込まれた位置決め信号のトラック幅を検査す
るトラック幅検査装置であって、前記位置決め信号を読
み出す磁気ヘッドと、この磁気ヘッドの読み出し信号を
増幅する増幅器と、前記磁気ディスク媒体に書き込まれ
た基準信号からタイミング信号を生成するタイミング回
路と、前記増幅器が増幅した再生出力をディジタル値に
変換するＡ−Ｄ変換器と、前記磁気ヘッドを前記位置決
め信号のトラック幅の１／ｎずつ移動し位置決めする駆
動モータと、前記磁気ヘッドの位置を検出するヘッド位
置検出部と、前記Ａ−Ｄ変換器からの出力データと前記
ヘッド位置検出部からの位置データとを選択するセレク
タと、このセレクタが選択したデータを保存するデータ
ベースとを備えている。
【０００７】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。本発明のトラック幅検査装置は、図１に示すよう
に、磁気ディスク媒体（図示せず、以下、磁気ディスク
という）に書き込まれた位置決め信号（サーボ信号）を
読み出すサーボヘッド１と、このサーボヘッド１の再生
信号を増幅する増幅器２と、磁気ディスクに書き込まれ
た基準信号３から同期のためのタイミング信号を生成す
るタイミング回路４と、増幅器２で増幅された再生信号
をディジタル値に変換するＡ−Ｄ変換器５と、サーボヘ
ッド１をトラック幅の１／ｎピッチで位置決めする駆動
モータ６と、サーボヘッド１の位置を検出するヘッド位
置検出部７と、Ａ−Ｄ変換器５の出力データとヘッド位
置検出部７の出力データを選択するセレクタ８と、この
セレクタ８が選択したデータを保存するデータベース９
とを含んで構成される。
る。図１は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。本発明のトラック幅検査装置は、図１に示すよう
に、磁気ディスク媒体（図示せず、以下、磁気ディスク
という）に書き込まれた位置決め信号（サーボ信号）を
読み出すサーボヘッド１と、このサーボヘッド１の再生
信号を増幅する増幅器２と、磁気ディスクに書き込まれ
た基準信号３から同期のためのタイミング信号を生成す
るタイミング回路４と、増幅器２で増幅された再生信号
をディジタル値に変換するＡ−Ｄ変換器５と、サーボヘ
ッド１をトラック幅の１／ｎピッチで位置決めする駆動
モータ６と、サーボヘッド１の位置を検出するヘッド位
置検出部７と、Ａ−Ｄ変換器５の出力データとヘッド位
置検出部７の出力データを選択するセレクタ８と、この
セレクタ８が選択したデータを保存するデータベース９
とを含んで構成される。
【０００８】次に、本実施例の動作について説明する。
図２は、トラック幅検査に用いる位置決め信号とサーボ
ヘッド位置決めの概念を説明する図であり、磁気ディス
クに書き込まれている位置決め信号とそのサンプリング
位置およびサーボヘッドの位置関係を示し、位置決め信
号は２トラックごとに隣接して書き込まれている。
図２は、トラック幅検査に用いる位置決め信号とサーボ
ヘッド位置決めの概念を説明する図であり、磁気ディス
クに書き込まれている位置決め信号とそのサンプリング
位置およびサーボヘッドの位置関係を示し、位置決め信
号は２トラックごとに隣接して書き込まれている。
【０００９】本発明のトラック幅検査装置では、まず、
サーボヘッド１を駆動モータ６により任意の位置に位置
決めし、ヘッド位置検出部７により位置データをデータ
ベース９に保存する。この位置でサーボヘッド１の読み
出し信号を増幅器２で増幅し、一方、磁気ディスクから
得た基準信号３を基にタイミング回路４でタイミング信
号を生成するとともに、増幅器２の出力信号を同期させ
てサンプリングしたデータをＡ−Ｄ変換器５でディジタ
ル値に変換する。セレクタ８はＡ−Ｄ変換器５からの出
力データとヘッド位置検出部７からの出力データを選択
し、それらを対応づけてデータベース９に保存する。
サーボヘッド１を駆動モータ６により任意の位置に位置
決めし、ヘッド位置検出部７により位置データをデータ
ベース９に保存する。この位置でサーボヘッド１の読み
出し信号を増幅器２で増幅し、一方、磁気ディスクから
得た基準信号３を基にタイミング回路４でタイミング信
号を生成するとともに、増幅器２の出力信号を同期させ
てサンプリングしたデータをＡ−Ｄ変換器５でディジタ
ル値に変換する。セレクタ８はＡ−Ｄ変換器５からの出
力データとヘッド位置検出部７からの出力データを選択
し、それらを対応づけてデータベース９に保存する。
【００１０】続いて、駆動モータ６によりトラック幅の
１／ｎトラック分だけ移動させた位置でサーボヘッド１
を位置決めを行い、上述と同様の動作を行う。そして、
これらの動作を繰り返し一連の動作が終了すると、公知
の技術を用いてデータベース９に格納された情報を読み
出し解析を行う。例えば、Ｘ−Ｙ座標軸上において、Ｘ
軸にサーボヘッド位置を、Ｙ軸に再生信号の大きさをそ
れぞれ求めると、図３に示すような結果が得られる。
１／ｎトラック分だけ移動させた位置でサーボヘッド１
を位置決めを行い、上述と同様の動作を行う。そして、
これらの動作を繰り返し一連の動作が終了すると、公知
の技術を用いてデータベース９に格納された情報を読み
出し解析を行う。例えば、Ｘ−Ｙ座標軸上において、Ｘ
軸にサーボヘッド位置を、Ｙ軸に再生信号の大きさをそ
れぞれ求めると、図３に示すような結果が得られる。
【００１１】ここで、本実施例では、図２に示すよう
に、位置決め信号が２トラックごとに隣接して書き込ま
れているので、得られた曲線の最大値から最大値までの
距離（サーボヘッド位置の差）が、磁気ディスクに書き
込まれた位置決め信号のトラック幅の４倍であり、これ
からトラック幅を求めることができる。
に、位置決め信号が２トラックごとに隣接して書き込ま
れているので、得られた曲線の最大値から最大値までの
距離（サーボヘッド位置の差）が、磁気ディスクに書き
込まれた位置決め信号のトラック幅の４倍であり、これ
からトラック幅を求めることができる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明のトラック幅
検査装置は、位置決めした位置において、再生信号の大
きさを測定するため高精度の検査が可能となる。また、
サーボヘッドが移動する際のピッチ（トラック幅の分割
数）を増やすことにより、検査精度がさらに向上すると
いう効果がある。
検査装置は、位置決めした位置において、再生信号の大
きさを測定するため高精度の検査が可能となる。また、
サーボヘッドが移動する際のピッチ（トラック幅の分割
数）を増やすことにより、検査精度がさらに向上すると
いう効果がある。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】トラック幅検査に使用する位置決め信号とサー
ボヘッド位置決めの概念を説明する図である。
ボヘッド位置決めの概念を説明する図である。
【図３】本発明のトラック幅検査装置の解析の概念を説
明する図である。
明する図である。
【図４】従来例のトラック幅検査装置の概念を説明する
図である。
図である。
１ サーボヘッド ２ 増幅器 ３ 基準信号 ４ タイミング回路 ５ Ａ−Ｄ変換器 ６ 駆動モータ ７ ヘッド位置検出部 ８ セレクタ ９ データベース １０ 書き込みトラック １１ 磁気ヘッド １２ 消去トラック
Claims (1)
- 【請求項１】 磁気ディスク媒体に書き込まれた位置決
め信号のトラック幅を検査するトラック幅検査装置であ
って、前記位置決め信号を読み出す磁気ヘッドと、この
磁気ヘッドの読み出し信号を増幅する増幅器と、前記磁
気ディスク媒体に書き込まれた基準信号からタイミング
信号を生成するタイミング回路と、前記増幅器が増幅し
た再生出力をディジタル値に変換するＡ−Ｄ変換器と、
前記磁気ヘッドを前記位置決め信号のトラック幅の１／
ｎずつ移動し位置決めする駆動モータと、前記磁気ヘッ
ドの位置を検出するヘッド位置検出部と、前記Ａ−Ｄ変
換器からの出力データと前記ヘッド位置検出部からの位
置データとを選択するセレクタと、このセレクタが選択
したデータを保存するデータベースとを備えることを特
徴とするトラック幅検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5297190A JP2611731B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | トラック幅検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5297190A JP2611731B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | トラック幅検査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07153213A JPH07153213A (ja) | 1995-06-16 |
| JP2611731B2 true JP2611731B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=17843354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5297190A Expired - Lifetime JP2611731B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | トラック幅検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2611731B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4077387B2 (ja) | 2003-09-29 | 2008-04-16 | 株式会社東芝 | ディスク記憶装置、サーボ書込み装置及びトラック間隔決定方法 |
| KR100532499B1 (ko) * | 2004-01-30 | 2005-11-30 | 삼성전자주식회사 | 하드디스크 드라이브의 서보 버스트 신호 검사 방법 및이에 적합한 기록 매체 |
-
1993
- 1993-11-29 JP JP5297190A patent/JP2611731B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07153213A (ja) | 1995-06-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970107 |