JP2611191B2 - 入出力制御装置 - Google Patents

入出力制御装置

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JP2611191B2
JP2611191B2 JP18158691A JP18158691A JP2611191B2 JP 2611191 B2 JP2611191 B2 JP 2611191B2 JP 18158691 A JP18158691 A JP 18158691A JP 18158691 A JP18158691 A JP 18158691A JP 2611191 B2 JP2611191 B2 JP 2611191B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置の入出力制
御装置に関し、特に入出力装置を制御する複数のアダプ
タとバスで接続され、また中央処理装置及び主記憶制御
装置とも接続され、アダプタからの主記憶アクセス要求
を制御して主記憶との間のデータ転送を実現する入出力
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の入出力制御装置に於いて
は、バスを介して接続できるアダプタは1種類であり、
アダプタからの主記憶アクセス要求があると、入出力制
御装置は主記憶制御装置にアクセスを行いアダプタとの
間のデータ転送を実現するという方式がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方式で
は、同一シーケンスによって制御されるアダプタしか接
続できないため、バスの使用効率の悪い方式のアダプタ
を採用したバスには他のアダプタもシーケンスを合わせ
なければならず、互換性をもたせるために性能を向上さ
せることができないという課題があった。
【0004】本発明は、上述の課題を解消するためにな
されたものであって、その目的は、異なる制御シーケン
スを持ったアダプタを混在して制御できる入出力制御装
置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明の入出力制御
装置は、入出力装置を制御する複数のアダプタとバスで
接続され、また中央処理装置及び主記憶制御装置とも接
続され、前記アダプタからの主記憶アクセス要求を制御
して主記憶との間のデータ転送を実現する入出力制御装
置において、前記アダプタからのバス使用権要求を調停
し前記アダプタに対してバス使用権を与えるバス使用権
調停手段と、前記バス使用権を与えられたアダプタから
の主記憶アクセスのアクセス・アドレスを制御するアド
レス制御手段と、前記アダプタと前記主記憶装置との間
の転送データを一時保持する転送データ記憶手段と、前
記バス使用中のアダプタからのアダプタ種別信号によっ
てアダプタ種別を判別するアダプタ種別認識手段と、該
アダプタ種別認識手段によって認識されたアダプタ種別
によって前記バスの処理シーケンスを切り替えて前記バ
スの制御信号を制御すると共に前記アドレス制御手段及
び転送データ記憶手段を制御する事によって、異なる処
理シーケンスのアダプタを混在させて制御することを可
能とするシーケンス制御手段とを有している。
【0006】第2の発明の入出力制御装置は、入出力装
置を制御する複数のアダプタとバスで接続され、また中
央処理装置及び主記憶制御装置とも接続され、前記アダ
プタからの主記憶アクセス要求を制御して主記憶との間
のデータ転送を実現する入出力制御装置において、前記
アダプタからのバス使用権要求を調停し前記アダプタに
対してバス使用権を与えるバス使用権調停手段と、前記
バス使用権を与えられたアダプタからの主記憶アクセス
のアクセス・アドレスを制御するアドレス制御手段と、
前記アダプタと前記主記憶装置との間の転送データを一
時保持する転送データ記憶手段と、前記バス使用中のア
ダプタからの主記憶アクセス要求時の制御信号によるコ
マンドコードによってアダプタ種別を判別するアダプタ
種別認識手段と、該アダプタ種別認識手段によって認識
されたアダプタ種別によって前記バスの処理シーケンス
を切り替えて前記バスの制御信号を制御すると共に前記
アドレス制御手段及び転送データ記憶手段を制御する事
によって、異なる処理シーケンスのアダプタを混在させ
て制御することを可能とするシーケンス制御手段とを有
している。
【0007】第3の発明の入出力制御装置は、入出力装
置を制御する複数のアダプタとバスで接続され、また中
央処理装置及び主記憶制御装置とも接続され、前記アダ
プタからの主記憶アクセス要求を制御して主記憶との間
のデータ転送を実現する入出力制御装置において、前記
アダプタからのバス使用権要求を調停し前記アダプタに
対してバス使用権を与えるバス使用権調停手段と、前記
使用権を与えられたアダプタからの主記憶アクセスのア
クセス・アドレスを制御するアドレス制御手段と、前記
アダプタと前記主記憶装置との間の転送データを一時保
持する転送データ記憶手段と、前記バス使用中のアダプ
タからの主記憶アクセス要求時のアドレス情報中に含ま
れたアダプタタイプ種別情報によってアダプタ種別を判
別するアダプタ種別認識手段と、該アダプタ種別認識手
段によって認識されたアダプタ種別によって前記バスの
処理シーケンスを切り替えて前記バスの制御信号を制御
すると共に前記アドレス制御手段及び転送データ記憶手
段を制御する事によって、異なる処理シーケンスのアダ
プタを混在させて制御することを可能とするシーケンス
制御手段とを有している。
【0008】第4の発明の入出力制御装置は、入出力装
置を制御する複数のアダプタとバスで接続され、また中
央処理装置及び主記憶制御装置とも接続され、前記アダ
プタからの主記憶アクセス要求を制御して主記憶との間
のデータ転送を実現する入出力制御装置において、前記
アダプタからのバス使用権要求を調停し前記アダプタに
対してバス使用権を与えるバス使用権調停手段と、前記
バス使用権を与えられたアダプタからの主記憶アクセス
のアクセス・アドレスを制御するアドレス制御手段と、
前記アダプタと前記主記憶装置との間の転送データを一
時保持する転送データ記憶手段と、前記バス使用中のア
ダプタのバス使用権要求信号によってアダプタ種別を判
別するアダプタ種別認識手段と、該アダプタ種別認識手
段によって認識されたアダプタ種別によって前記バスの
処理シーケンスを切り替えて前記バスの制御信号を制御
すると共に前記アドレス制御手段及び転送データ記憶手
段を制御する事によって、異なる処理シーケンスのアダ
プタを混在させて制御することを可能とするシーケンス
制御手段とを有している。
【0009】
【作用】第1の発明におけるアダプタ種別認識手段は、
バス使用中のアダプタからのアダプタ種別信号によって
アダプタ種別を判別し、シーケンス制御手段は認識され
たアダプタ種別によってバスの処理シーケンスを切り替
え、アダプタからの主記憶アクセスのアクセス・アドレ
スを制御するアドレス制御手段と転送データを一時保持
する転送データ記憶手段を制御するので異なる処理シー
ケンスのアダプタを混在させて制御することが可能とな
る。
【0010】第2の発明においても、アダプタ種別認識
手段は、アダプタからの主記憶アクセス要求時の制御信
号によるコマンドコードによってアダプタ種別を判別
し、シーケンス制御手段が認識されたアダプタ種別によ
って処理シーケンスを切り替えるので異なる処理シーケ
ンスのアダプタを混在させて制御することが可能とな
る。
【0011】第3の発明においても、アダプタ種別認識
手段は、アダプタからの主記憶アクセス要求時のアドレ
ス情報に含まれるアダプタタイプ種別情報によってアダ
プタ種別を判別し、シーケンス制御手段が認識されたア
ダプタ種別によって処理シーケンスを切り替えるので異
なる処理シーケンスのアダプタを混在させて制御するこ
とが可能となる。
【0012】第4の発明では、アダプタ種別認識手段
は、アダプタのバス使用権要求信号によってアダプタ種
別を判別し、シーケンス制御手段が認識されたアダプタ
種別によって処理シーケンスを切り替えるので異なる処
理シーケンスのアダプタを混在させて制御することが可
能となる。
【0013】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0014】図5は本発明を適用した一実施例の入出力
制御装置(IOP)を含んだ情報処理装置のブロック図
である。
【0015】図5から、IOP100は命令実行制御部
(CPU)400及び主記憶制御部(MEM)500と
システムバス200で接続されている。また、IOP1
00はI/Oアダプタ(タイプA)600及びI/Oア
ダプタ(タイプB)700とIOPバス300で接続さ
れている。CPU400が入出力命令をIOP100に
起動すると、IOP100はチャネルプログラムをME
M500からリードしてI/O動作をI/Oアダプタ
(タイプA)600またはI/Oアダプタ(タイプB)
700に指示する。I/O動作を指示されたI/Oアダ
プタは、配下に接続されたI/OデバイスとMEM50
0との間のデータ転送を行うためにIOPバス300を
介してIOP100に対してデータ転送要求を4バイト
または16バイト単位に行う。IOP100は、IOP
バス300からMEM500へのアクセス要求があると
システムバス200へMEM500へのアクセスを要求
し、要求元のI/OアダプタとMEM500との間のデ
ータ転送を実現する。
【0016】図1は第1の発明の一実施例の入出力制御
装置のブロック図である。
【0017】図6は第1の発明のADPタイプAのME
Mライトのデータ転送タイミングチャートである。
【0018】図7は第1の発明のADPタイプBのME
Mライトのデータ転送タイミングチャートである。
【0019】図1から、リクエスト調停部110(バス
使用権調停手段)、シーケンス制御部120(シーケン
ス制御手段)、データバッファ130(転送データ記憶
手段)、アドレス制御部140(アドレス制御手段)、
ADPタイプ認識部150(アダプタ種別認識手段)に
よって構成されている。
【0020】I/OアダプタからIOPバス300の使
用権獲得要求であるIOPバス・リクエスト信号310
(バス使用権調停手段)がリクエスト調停部110に与
えられると、複数のリクエスト信号がリクエスト調停部
110によって調停されて、プライオリティの高いI/
Oアダプタに対してバス300の使用許可信号であるI
OPバス・アクセプト信号320(バス使用権調停手
段)が返される。バス300の使用許可を与えられたI
/Oアダプタはバス動作を起動する。起動シーケンスで
は、I/OアダプタからIOPバス・コントロール信号
330(シーケンス制御手段)によってコマンドとして
バス動作の種類が示される。このコマンドがIOP10
0内のシーケンス制御部120に入力され解析される。
コマンドがMEM500へのアクセス要求であった場
合、シーケンス制御部120はI/Oアダプタからの要
求に対して応答を開始する。起動シーケンスでコマンド
が認識されると、シーケンス制御部120からのアドレ
ス制御信号170(シーケンス制御手段)によって、I
OPバス300上のIOPバス・アドレス/データ信号
340(アドレス制御手段)のアドレス情報がMEMア
クセスアドレスとしてアドレス制御部140に取り込ま
れる。また、同時にI/OアダプタからIOPバス・A
DPタイプ信号350(アダプタ種別認識手段)が出力
される。このIOPバス・ADPタイプ信号350はI
OP100内のADPタイプ認識部150に入力され、
要求元のアダプタ種別が認識される。認識されたADP
タイプ180(アダプタ種別認識手段)がシーケンス制
御部120に入力されると、シーケンス制御部120は
ADPタイプに応じて制御シーケンスを切り替える。次
に、IOPバスはデータ転送フェーズに入り、MEMラ
イトの場合、シーケンス制御部120からのデータバッ
ファ制御信号160(シーケンス制御手段)によって、
IOPバス上のIOPバス・アドレス/データ信号34
0のデータ情報がデータバッファ130に取り込まれ
る。また、IOPバスからMEMアクセスの要求が発生
すると、シーケンス制御部120はシステムバス200
を介してMEM500にアクセスを行う。シーケンス制
御部120はシステムバス200の使用権を獲得し、シ
ステムバス・コントロール信号210(シーケンス制御
手段)によって、システムバス200を介してMEM5
00との間の転送シーケンスを起動する。このとき、ア
ドレス制御部140に記憶されたアドレスにシステムバ
ス・アドレス信号220(アドレス制御手段)によっ
て、データバッファ130に記憶されたデータをシステ
ムバス・データ信号230(転送データ記憶手段)によ
って、MEM500に書き込む。MEMリードの時はデ
ータの流れが逆になる。これらの一連の動作でI/Oア
ダプタとMEM500との間のデータ転送を行うが、I
/Oアダプタ(タイプA)600からの要求のMEMラ
イトの場合ADPタイプ認識表示“0”によって切替わ
り、図6に示すようなタイミングでデータ転送を行う。
また、I/Oアダプタ(タイプB)700からの要求の
MEMライトの場合ADPタイプ認識表示“1”とな
り、図7に示すようなタイミングでデータ転送を行う。
このとき、各々のMEMアクセスでIOPバス300を
占有する時間は、I/Oアダプタ(タイプA)600の
場合が16クロックサイクル、I/Oアダプタ(タイプ
B)700の場合が11クロックサイクルである。
【0021】図2は第2の発明の一実施例の入出力制御
装置のブロック図である。
【0022】図8は第2の発明のADPタイプAのME
Mライトのデータ転送タイミングチャートである。
【0023】図9は第2の発明のADPタイプBのME
Mライトのデータ転送タイミングチャートである。
【0024】図2からリクエスト調停部110、シーケ
ンス制御部120、データバッファ130、アドレス制
御部140、ADPタイプ認識部150によって構成さ
れている。
【0025】I/OアダプタからIOPバス300の使
用権獲得要求であるIOPバス・リクエスト信号310
がリクエスト調停部110に与えられると、複数のリク
エスト信号がリクエスト調停部110によって調停され
て、プライオリティの高いI/Oアダプタに対してバス
300の使用許可信号であるIOPバス・アクセプト信
号320が返される。バスの使用許可を与えられたI/
Oアダプタはバス動作を起動する。起動シーケンスで
は、I/OアダプタからIOPバス・コントロール信号
330によってコマンドとしてバス動作の種類が示され
る。このコマンドがIOP100内のシーケンス制御部
120に入力され解析される。コマンドがMEM500
へのアクセス要求であった場合、シーケンス制御部12
0はI/Oアダプタからの要求に対して応答を開始す
る。起動シーケンスでコマンドが認識されると、シーケ
ンス制御部からのアドレス制御信号170によって、I
OPバス300上のIOPバス・アドレス/データ信号
340のアドレス情報がMEMアクセスアドレスとして
アドレス制御部140に取り込まれる。また、このと
き、コマンド情報の一部にADPタイプ情報が含まれて
おり、IOPバス・コントロール信号330はIOP1
00内のADPタイプ認識部150に入力され、要求元
のアダプタ種別が認識される。認識されたADPタイプ
180がシーケンス制御部120に入力されると、シー
ケンス制御部120はADPタイプに応じて制御シーケ
ンスを切り替える。次に、IOPバスはデータ転送フェ
ーズに入り、MEMライトの場合、シーケンス制御部か
らのデータバッファ制御信号160によって、IOPバ
ス上のIOPバス・アドレス/データ信号340のデー
タ情報がデータバッファ130に取り込まれる。また、
IOPバス300からMEMアクセスの要求が発生する
と、シーケンス制御部120はシステムバス200を介
してMEM500にアクセスを行う。シーケンス制御部
120はシステムバス200の使用権を獲得し、システ
ムバス・コントロール信号210によって、システムバ
ス200を介してMEM500との間の転送シーケンス
を起動する。このとき、アドレス制御部140に記憶さ
れたアドレスによってシステムバス・アドレス信号22
0により、データバッファ130に記憶されたデータを
システムバス・データ信号230によりMEM500に
書き込む。MEMリードの時はデータの流れが逆にな
る。これらの一連の動作でI/OアダプタとMEM50
0との間のデータ転送を行うが、I/Oアダプタ(タイ
プA)600からの要求のMEMライトの場合ADPタ
イプ認識“0”のとき、図8に示すようなタイミングで
データ転送を行う。また、I/Oアダプタ(タイプB)
700からの要求のMEMライトの場合ADPタイプ認
識“1”のとき、図9に示すようなタイミングでデータ
転送を行う。このとき、各々のMEMアクセスでIOP
バス300を占有する時間は、I/Oアダプタ(タイプ
A)600の場合が16クロックサイクル、I/Oアダ
プタ(タイプB)700の場合が11クロックサイクル
である。
【0026】図3は第3の発明の一実施例のブロック図
である。
【0027】図10は第3の発明のADPタイプAのM
EMライトのデータ転送タイミングチャートである。
【0028】図11は第3の発明のADPタイプBのM
EMライトのデータ転送タイミングチャートである。
【0029】図3から、リクエスト調停部110、シー
ケンス制御部120、データバッファ130、アドレス
制御部140、ADPタイプ認識部150によって構成
されている。
【0030】I/OアダプタからIOPバス300の使
用権獲得要求であるIOPバス・リクエスト信号310
がリクエスト調停部110に与えられると、複数のリク
エスト信号がリクエスト調停部110によって調停され
て、プライオリティの高いI/Oアダプタに対してバス
300の使用許可信号であるIOPバス・アクセプト信
号320が返される。バス300の使用許可を与えられ
たI/Oアダプタはバス動作を起動する。起動シーケン
スでは、I/OアダプタからIOPバス・コントロール
信号330によってコマンドとしてバス動作の種類が示
される。このコマンドがIOP100内のシーケンス制
御部120に入力され解析される。コマンドがMEM5
00へのアクセス要求であった場合、シーケンス制御部
120はI/Oアダプタからの要求に対して応答を開始
する。起動シーケンスでコマンドが認識されると、シー
ケンス制御部120からのアドレス制御信号170によ
って、IOPバス上のIOPバス・アドレス/データ信
号340のアドレス情報がMEMアクセスアドレスとし
てアドレス制御部140に取り込まれる。また、このと
き、アドレス情報の一部にADPタイプ情報が含まれて
おり、IOPバス・アドレス/データ信号340(アド
レス制御手段、アダプタ種別認識手段)はIOP100
内のADPタイプ認識部150に入力され、要求元のア
ダプタ種別が認識される。認識されたADPタイプ18
0がシーケンス制御部120に入力されると、シーケン
ス制御部120はADPタイプに応じて制御シーケンス
を切り替える。次に、IOPバスはデータ転送フェーズ
に入り、MEMライトの場合、シーケンス制御部120
からのデータバッファ制御信号160によって、IOP
バス上のIOPバス・アドレス/データ信号340のデ
ータ情報がデータバッファ130に取り込まれる。ま
た、IOPバスからMEMアクセスの要求が発生する
と、シーケンス制御部120はシステムバス200を介
してMEM500にアクセスを行う。シーケンス制御部
120はシステムバス200の使用権を獲得し、システ
ムバス・コントロール信号210によって、システムバ
ス200を介してMEM500との間の転送シーケンス
を起動する。このとき、アドレス制御部140に記憶さ
れたアドレスによってシステムバス・アドレス信号22
0により、データバッファ130に記憶されたデータを
システムバス・データ信号230によってMEMに書き
込む。MEMリードの時はデータの流れが逆になる。こ
れらの一連の動作でI/OアダプタとMEM500との
間のデータ転送を行うが、I/Oアダプタ(タイプA)
600からの要求のMEMライトの場合ADPタイプ認
識“0”で切り替り、図10に示すようなタイミングで
データ転送を行う。また、I/Oアダプタ(タイプB)
700からの要求のMEMライトの場合ADPタイプ
“1”となり、図11に示すようなタイミングでデータ
転送を行う。このとき、各々のMEMアクセスでIOP
バスを占有する時間は、I/Oアダプタ(タイプA)6
00が16クロックサイクル、I/Oアダプタ(タイプ
B)700が11クロックサイクルである。
【0031】図4は第4の発明の一実施例の入出力制御
装置のブロック図である。
【0032】図12は第4の発明のADPタイプAのM
EMライトのデータ転送タイミングチャートである。
【0033】図13は第4の発明のADPタイプBのM
EMライトのデータ転送タイミングチャートである。
【0034】図4から、リクエスト調停部110、シー
ケンス制御部120、データバッファ130、アドレス
制御部140、ADPタイプ認識部150によって構成
されている。
【0035】I/OアダプタからIOPバス300の使
用権獲得要求であるIOPバス・リクエスト信号310
がリクエスト調停部110に与えられると、複数のリク
エスト信号がリクエスト調停部110によって調停され
て、プライオリティの高いI/Oアダプタに対してバス
300の使用許可信号であるIOPバス・アクセプト信
号320が返される。バス300の使用許可を与えられ
たI/Oアダプタはバス動作を起動する。起動シーケン
スでは、I/OアダプタからIOPバス・コントロール
信号330によってコマンドとしてバス動作の種類が示
される。このコマンドがIOP100内のシーケンス制
御部120に入力され解析される。コマンドがMEMへ
のアクセス要求であった場合、シーケンス制御部120
はI/Oアダプタからの要求に対して応答を開始する。
起動シーケンスでコマンドが認識されると、シーケンス
制御部からのアドレス制御信号170によって、IOP
バス上のIOPバス・アドレス/データ信号340のア
ドレス情報がMEMアクセスアドレスとしてアドレス制
御部140に取り込まれる。また、このとき、要求元の
I/OアダプタがIOPバス・アクセプト信号320に
よって特定できるため、IOPバス・アクセプト信号3
20(バス使用権調停手段、アダプタ種別認識手段)は
IOP100内のADPタイプ認識部150に入力さ
れ、要求元のアダプタ種別が認識される。認識されたA
DPタイプ180がシーケンス制御部120に入力され
ると、シーケンス制御部120はADPタイプに応じて
制御シーケンスを切り替える。次に、IOPバスはデー
タ転送フェーズに入り、MEMライトの場合、シーケン
ス制御部120からのデータバッファ制御信号160に
よって、IOPバス300上のIOPバス・アドレス/
データ信号340のデータ情報がデータバッファ130
に取り込まれる。また、IOPバス300からMEMア
クセスの要求が発生すると、シーケンス制御部120は
システムバス200を介してMEM500にアクセスを
行う。シーケンス制御部120はシステムバス200の
使用権を獲得し、システムバス・コントロール信号21
0によって、システムバス200を介してMEM500
との間の転送シーケンスを起動する。このとき、アドレ
ス制御部140に記憶されたアドレスによってシステム
バス・アドレス信号220により、データバッファ13
0に記憶されたデータをシステムバス・データ信号23
0によりMEMに書き込む。MEMリードの時はデータ
の流れが逆になる。これらの一連の動作でI/Oアダプ
タとMEM500との間のデータ転送を行うが、I/O
アダプタ(タイプA)600からの要求のMEMライト
の場合ADPタイプ判定“0”となり、図12に示すよ
うなタイミングでデータ転送を行う。また、I/Oアダ
プタ(タイプB)700からの要求のMEMライトの場
合ADPタイプ判定“1”となり、図13に示すような
タイミングでデータ転送を行う。このとき、各々のME
MアクセスでIOPバスを占有する時間は、I/Oアダ
プタ(タイプA)600が16クロックサイクル、I/
Oアダプタ(タイプB)700が11クロックサイクル
である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は異なる制
御シーケンスを持ったI/Oアダプタを混在して制御で
きるため、バスの使用効率を互換性を損なうこと無く向
上できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施例の入出力制御装置のブロ
ック図である。
【図2】第2の発明の入出力制御装置のブロック図であ
る。
【図3】第3の発明の入出力制御装置のブロック図であ
る。
【図4】第4の発明の入出力制御装置のブロック図であ
る。
【図5】本発明を適用した入出力処理装置を含む情報処
理装置のブロック図である。
【図6】第1の発明のADPタイプAのMEMライトの
データ転送タイミングチャートである。
【図7】第1の発明のADPタイプBのMEMライトの
データ転送タイミングチャートである。
【図8】第2の発明のADPタイプAのMEMライトの
データ転送タイミングチャートである。
【図9】第2の発明のADPタイプBのMEMライトの
データ転送タイミングチャートである。
【図10】第3の発明のADPタイプAのMEMライト
のデータ転送タイミングチャートである。
【図11】第3の発明のADPタイプBのMEMライト
のデータ転送タイミングチャートである。
【図12】第4の発明のADPタイプAのMEMライト
のデータ転送タイミングチャートである。
【図13】第4の発明のADPタイプBのMEMライト
のデータ転送タイミングチャートである。
【符号の説明】 100 IOP 110 リクエスト調停部 120 シーケンス制御部 130 データバッファ 140 アドレス制御部 150 ADPタイプ認識部 160 データバッファ制御信号 170 アドレス制御信号 180 ADPタイプ 200 システムバス 210 システムバス・コントロール信号 220 システムバス・アドレス信号 230 システムバス・データ信号 300 IOPバス 310 IOPバス・リクエスト信号 320 IOPバス・アクセプト信号 330 IOPバス・コントロール信号 340 IOPバス・アドレス/データ信号 350 IOPバス・ADPタイプ信号 400 CPU 500 MEM 600 I/Oアダプタ(タイプA) 700 I/Oアダプタ(タイプB)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力装置を制御する複数のアダプタと
    バスで接続され、また中央処理装置及び主記憶制御装置
    とも接続され、前記アダプタからの主記憶アクセス要求
    を制御して主記憶との間のデータ転送を実現する入出力
    制御装置において、前記アダプタからのバス使用権要求
    を調停し前記アダプタに対してバス使用権を与えるバス
    使用権調停手段と、前記バス使用権を与えられたアダプ
    タからの主記憶アクセスのアクセス・アドレスを制御す
    るアドレス制御手段と、前記アダプタと前記主記憶装置
    との間の転送データを一時保持する転送データ記憶手段
    と、前記バス使用中のアダプタからのアダプタ種別信号
    によってアダプタ種別を判別するアダプタ種別認識手段
    と、該アダプタ種別認識手段によって認識されたアダプ
    タ種別によって前記バスの処理シーケンスを切り替えて
    前記バスの制御信号を制御すると共に前記アドレス制御
    手段及び転送データ記憶手段を制御する事によって、異
    なる処理シーケンスのアダプタを混在させて制御するこ
    とを可能とするシーケンス制御手段とを含むことを特徴
    とする入出力制御装置。
  2. 【請求項2】 入出力装置を制御する複数のアダプタと
    バスで接続され、また中央処理装置及び主記憶制御装置
    とも接続され、前記アダプタからの主記憶アクセス要求
    を制御して主記憶との間のデータ転送を実現する入出力
    制御装置において、前記アダプタからのバス使用権要求
    を調停し前記アダプタに対してバス使用権を与えるバス
    使用権調停手段と、前記バス使用権を与えられたアダプ
    タからの主記憶アクセスのアクセス・アドレスを制御す
    るアドレス制御手段と、前記アダプタと前記主記憶装置
    との間の転送データを一時保持する転送データ記憶手段
    と、前記バス使用中のアダプタからの主記憶アクセス要
    求時の制御信号によるコマンドコードによってアダプタ
    種別を判別するアダプタ種別認識手段と、該アダプタ種
    別認識手段によって認識されたアダプタ種別によって前
    記バスの処理シーケンスを切り替えて前記バスの制御信
    号を制御すると共に前記アドレス制御手段及び転送デー
    タ記憶手段を制御する事によって、異なる処理シーケン
    スのアダプタを混在させて制御することを可能とするシ
    ーケンス制御手段とを含むことを特徴とする入出力制御
    装置。
  3. 【請求項3】 入出力装置を制御する複数のアダプタと
    バスで接続され、また中央処理装置及び主記憶制御装置
    とも接続され、前記アダプタからの主記憶アクセス要求
    を制御して主記憶との間のデータ転送を実現する入出力
    制御装置において、前記アダプタからのバス使用権要求
    を調停し前記アダプタに対してバス使用権を与えるバス
    使用権調停手段と、前記バス使用権を与えられたアダプ
    タからの主記憶アクセスのアクセス・アドレスを制御す
    るアドレス制御手段と、前記アダプタと前記主記憶装置
    との間の転送データを一時保持する転送データ記憶手段
    と、前記バス使用中のアダプタからの主記憶アクセス要
    求時のアドレス情報中に含まれたアダプタタイプ種別情
    報によってアダプタ種別を判別するアダプタ種別認識手
    段と、該アダプタ種別認識手段によって認識されたアダ
    プタ種別によって前記バスの処理シーケンスを切り替え
    て前記バスの制御信号を制御すると共に前記アドレス制
    御手段及び転送データ記憶手段を制御する事によって、
    異なる処理シーケンスのアダプタを混在させて制御する
    ことを可能とするシーケンス制御手段とを含むことを特
    徴とする入出力制御装置。
  4. 【請求項4】 入出力装置を制御する複数のアダプタと
    バスで接続され、また中央処理装置及び主記憶制御装置
    とも接続され、前記アダプタからの主記憶アクセス要求
    を制御して主記憶との間のデータ転送を実現する入出力
    制御装置において、前記アダプタからのバス使用権要求
    を調停し前記アダプタに対してバス使用権を与えるバス
    使用権調停手段と、前記バス使用権を与えられたアダプ
    タからの主記憶アクセスのアクセス・アドレスを制御す
    るアドレス制御手段と、前記アダプタと前記主記憶装置
    との間の転送データを一時保持する転送データ記憶手段
    と、前記バス使用中のアダプタのバス使用権要求信号に
    よってアダプタ種別を判別するアダプタ種別認識手段
    と、該アダプタ種別認識手段によって認識されたアダプ
    タ種別によって前記バスの処理シーケンスを切り替えて
    前記バスの制御信号を制御すると共に前記アドレス制御
    手段及び転送データ記憶手段を制御する事によって、異
    なる処理シーケンスのアダプタを混在させて制御するこ
    とを可能とするシーケンス制御手段とを含むことを特徴
    とする入出力制御装置。
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