JP2609627B2 - 陰極線管 - Google Patents
陰極線管Info
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- conductor film
- film
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- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
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- H01J29/622—Electrostatic lenses producing fields exhibiting symmetry of revolution
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- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は陰極線管に関する。
〔従来の技術〕 一般に陰極線管のフオーカス特性の性能は、電子銃で
形成される電子レンズの直径を大きくすることで向上が
図れる。
形成される電子レンズの直径を大きくすることで向上が
図れる。
従来、その手段として、例えば実開昭57−192051号に
示すように、ネツク管の内径を利用して電子レンズを形
成することが提案されている。この構造は第2図に示す
ように、バルブ1のネツク管2の内周面には、第1の導
体膜3と、この第1の導体膜3と一定間隔lを有した第
2の導体膜4とが形成されており、前記第1の導体膜3
は、図示しないアノードボタンに接続されている。前記
第2の導体膜4は、陰極5、G1電極6、G2電極7、G3電
極8及びこのG3電極8に固定された接触用コンタクト9
等よりなる電子銃10の前記接触用コンタクト9を介して
G3電極8に接続され、またG3電極8はコネクタ11を介し
てステム12のピン13に接続され、更にピン13はフオーカ
ス電源部14に接続されている。
示すように、ネツク管の内径を利用して電子レンズを形
成することが提案されている。この構造は第2図に示す
ように、バルブ1のネツク管2の内周面には、第1の導
体膜3と、この第1の導体膜3と一定間隔lを有した第
2の導体膜4とが形成されており、前記第1の導体膜3
は、図示しないアノードボタンに接続されている。前記
第2の導体膜4は、陰極5、G1電極6、G2電極7、G3電
極8及びこのG3電極8に固定された接触用コンタクト9
等よりなる電子銃10の前記接触用コンタクト9を介して
G3電極8に接続され、またG3電極8はコネクタ11を介し
てステム12のピン13に接続され、更にピン13はフオーカ
ス電源部14に接続されている。
そこで、第1の導体膜3にはアノードボタンより高電
圧が印加され、第2の導体膜4にはフオーカス電源部14
からピン13、コネクタ11、G3電極8及び接触用コンタク
ト9を介して所定の電圧が印加される。この構造の電界
レンズは、第1の導体膜3と第2の導体膜4および所定
の間隔lにより形成され、そのレンズの直径はネツク管
2の内径にほぼ等しい大口径となる。
圧が印加され、第2の導体膜4にはフオーカス電源部14
からピン13、コネクタ11、G3電極8及び接触用コンタク
ト9を介して所定の電圧が印加される。この構造の電界
レンズは、第1の導体膜3と第2の導体膜4および所定
の間隔lにより形成され、そのレンズの直径はネツク管
2の内径にほぼ等しい大口径となる。
上記従来技術は、以下に述べるような大きな2つの問
題を有している。
題を有している。
第1の問題は、第1の導体膜3と第2の導体膜4の間
にはかなりの電位差(例えば20KV)ができ、膜の端部に
電界集中が生じて放電が起きる。
にはかなりの電位差(例えば20KV)ができ、膜の端部に
電界集中が生じて放電が起きる。
第2の問題は、間隔lの部分のネツク管2の内面は絶
縁体であり、その表面の電位は常に不安定であり、かつ
不均一な状態であるので、第1、第2それぞれの導体膜
3、4で形成された電界レンズが均一にならず非点収差
が生じてビームスポツトの形状は多種多様な形状とな
り、その径も小さくできない。また前記した不均一な電
界により電子ビームの平均軌道が経時的に変化するの
で、スクリーン上の両面位置が変つてしまう。
縁体であり、その表面の電位は常に不安定であり、かつ
不均一な状態であるので、第1、第2それぞれの導体膜
3、4で形成された電界レンズが均一にならず非点収差
が生じてビームスポツトの形状は多種多様な形状とな
り、その径も小さくできない。また前記した不均一な電
界により電子ビームの平均軌道が経時的に変化するの
で、スクリーン上の両面位置が変つてしまう。
このような2つの問題は相互に関係しており、lを大
きくすると耐電圧は良くなる方向であるが、電界の不安
定さは更に大となり、実用化が困難であつた。
きくすると耐電圧は良くなる方向であるが、電界の不安
定さは更に大となり、実用化が困難であつた。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消した陰
極線管を提供することにある。
極線管を提供することにある。
上記目的は、第1の導体膜と第2の導体膜間に両者に
連なるように抵抗性導体膜を形成することにより達成さ
れる。
連なるように抵抗性導体膜を形成することにより達成さ
れる。
第1の導体膜と第2の導体膜間に設けた抵抗性導体膜
の表面電位は安定であり、レンズに継時的に変化を起こ
すことはない。また第1の導体膜と第2の導体膜との間
隔を大きくとつても電界は安定であるので、耐電圧は極
めて良くなる。
の表面電位は安定であり、レンズに継時的に変化を起こ
すことはない。また第1の導体膜と第2の導体膜との間
隔を大きくとつても電界は安定であるので、耐電圧は極
めて良くなる。
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。な
お、第2図と同じ部材には同一符号を付し、その説明を
省略する。第1の導体膜3に連なつて抵抗性導体膜20が
一定間隔Lの寸法形成され、この抵抗性導体膜20に連な
つて第2の導体膜4が形成されている。またピン13には
フオーカス電圧調整用可変抵抗器21が接続されている。
お、第2図と同じ部材には同一符号を付し、その説明を
省略する。第1の導体膜3に連なつて抵抗性導体膜20が
一定間隔Lの寸法形成され、この抵抗性導体膜20に連な
つて第2の導体膜4が形成されている。またピン13には
フオーカス電圧調整用可変抵抗器21が接続されている。
このように第1の導体膜3と第2の導体膜4とは抵抗
性導体膜20によつて連なつているので、図示しないアノ
ードボタンに印加された電圧により導体膜3、4の低抵
抗の抵抗性導体膜20の抵抗分及び可変抵抗器21の全抵抗
分の総和により暗電流が流れる。この暗電流による抵抗
性導体膜20の抵抗分により、第1の導体膜3と第2の導
体膜4の間に電位差が生じて大口径電界レンズが形成さ
れて電子ビームを集束させることができる。
性導体膜20によつて連なつているので、図示しないアノ
ードボタンに印加された電圧により導体膜3、4の低抵
抗の抵抗性導体膜20の抵抗分及び可変抵抗器21の全抵抗
分の総和により暗電流が流れる。この暗電流による抵抗
性導体膜20の抵抗分により、第1の導体膜3と第2の導
体膜4の間に電位差が生じて大口径電界レンズが形成さ
れて電子ビームを集束させることができる。
この場合の抵抗性導体膜20の電位傾度は、該抵抗性導
体膜20の抵抗分の配分でいかようにもコントロールで
き、大口径レンズの特性であるレンズ強度、球面収差等
を設計的に自由度が大きく、種々の設計が可能である。
また抵抗性導体膜20の中間部に1乃至数本の導体膜を配
置すれば、いわゆる拡張形電子レンズができ、実効レン
ズ径は更に大きくなり、フオーカス特性は一段と向上す
る。
体膜20の抵抗分の配分でいかようにもコントロールで
き、大口径レンズの特性であるレンズ強度、球面収差等
を設計的に自由度が大きく、種々の設計が可能である。
また抵抗性導体膜20の中間部に1乃至数本の導体膜を配
置すれば、いわゆる拡張形電子レンズができ、実効レン
ズ径は更に大きくなり、フオーカス特性は一段と向上す
る。
また抵抗性導体膜20の表面電位は安定であり、レンズ
に経時的な変化を起すことはない。また第1の導体膜3
と第2の導体膜4の間隔Lは大きい寸法をとることがで
き、耐電圧は極めて良い。
に経時的な変化を起すことはない。また第1の導体膜3
と第2の導体膜4の間隔Lは大きい寸法をとることがで
き、耐電圧は極めて良い。
また耐電圧が良いことにより、ブラウン管の製造工程
の一部であるノツキング工程(耐電圧を安定化させる工
程)が不要である。またフオーカス電圧が管内で自給で
きるので、従来テレビジヨンで用いているフオーカス電
源が不要であり、陰極線管及びテレビセツトのコストを
大幅に下げることができる。
の一部であるノツキング工程(耐電圧を安定化させる工
程)が不要である。またフオーカス電圧が管内で自給で
きるので、従来テレビジヨンで用いているフオーカス電
源が不要であり、陰極線管及びテレビセツトのコストを
大幅に下げることができる。
本発明によれば、第1の導体膜と第2の導体膜間に設
けた抵抗性導体膜の表面電位は安定であり、レンズに経
時的な変化を起すことがないと共に、第1の導体膜と第
2の導体膜の間隔を大きくとることができ、耐電圧は極
めて良い。また第1の導体膜と第2の導体膜の間の電位
差は、抵抗性導体膜の抵抗分の配分でコントロールで
き、レンズ強度、球面収差等は設計的に自由度が大き
い。また抵抗性導体膜の中間部に導体膜を配置すること
により、フオーカス特性を更に向上させることができ
る。
けた抵抗性導体膜の表面電位は安定であり、レンズに経
時的な変化を起すことがないと共に、第1の導体膜と第
2の導体膜の間隔を大きくとることができ、耐電圧は極
めて良い。また第1の導体膜と第2の導体膜の間の電位
差は、抵抗性導体膜の抵抗分の配分でコントロールで
き、レンズ強度、球面収差等は設計的に自由度が大き
い。また抵抗性導体膜の中間部に導体膜を配置すること
により、フオーカス特性を更に向上させることができ
る。
第1図は本発明の一実施例を示す要部断面図、第2図は
従来例の要部断面図である。 2……ネツク管、3……第1の導体膜、 4……第2の導体膜、10……電子銃、 20……抵抗性導体膜。
従来例の要部断面図である。 2……ネツク管、3……第1の導体膜、 4……第2の導体膜、10……電子銃、 20……抵抗性導体膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−192051(JP,A) 特開 昭55−81451(JP,A) 特開 昭61−53369(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】ネック管の前端部内周面に形成された第1
の導体膜と、この第1の導体膜に連なって形成された抵
抗性導体膜と、この抵抗性導体膜に連なり、かつ電子銃
の電極が接続される位置まで形成された第2の導体膜と
を備え、前記第1の導体膜と第2の導体膜の間に電界レ
ンズを形成することを特徴とする陰極線管。 - 【請求項2】前記第1の導体膜にはアノードより高電圧
が印加され、前記第2の導体膜にはフォーカス電源部か
ら前記高電圧より低い所定の電圧が印加されることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の陰極線管。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62232254A JP2609627B2 (ja) | 1987-09-18 | 1987-09-18 | 陰極線管 |
US07/243,850 US4980606A (en) | 1987-09-18 | 1988-09-13 | Electron beam focusing device for use in a CRT |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62232254A JP2609627B2 (ja) | 1987-09-18 | 1987-09-18 | 陰極線管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6477848A JPS6477848A (en) | 1989-03-23 |
JP2609627B2 true JP2609627B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=16936391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62232254A Expired - Fee Related JP2609627B2 (ja) | 1987-09-18 | 1987-09-18 | 陰極線管 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4980606A (ja) |
JP (1) | JP2609627B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR940003242Y1 (ko) * | 1991-07-10 | 1994-05-16 | 삼성전관 주식회사 | 음극선관 |
US5204585A (en) * | 1992-04-27 | 1993-04-20 | Chen Hsing Yao | Electron beam deflection lens for color CRT |
JPH0831336A (ja) * | 1994-07-13 | 1996-02-02 | Sony Corp | 電子銃用の主レンズ部材及び電子銃 |
JP2001093448A (ja) * | 1999-09-21 | 2001-04-06 | Matsushita Electronics Industry Corp | 陰極線管 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3950667A (en) * | 1973-07-03 | 1976-04-13 | Hughes Aircraft Company | Magnetic deflection cathode ray tube system with electron gun having focus structure of a deposited resistive material |
US4124540A (en) * | 1976-11-04 | 1978-11-07 | Gte Sylvania Incorporated | Resistive electrical conductive coating for use in a cathode ray tube |
US4143298A (en) * | 1977-09-01 | 1979-03-06 | Zenith Radio Corporation | Television cathode ray tube having a voltage divider providing temperature-invariant voltage and associated method |
US4243911A (en) * | 1979-08-28 | 1981-01-06 | Rca Corporation | Resistive lens electron gun with compound linear voltage profile |
JPS57192051A (en) * | 1981-05-22 | 1982-11-26 | Hitachi Ltd | Hermetically sealed container |
US4531075A (en) * | 1982-09-27 | 1985-07-23 | Rca Corporation | Electron gun having arc suppression means |
-
1987
- 1987-09-18 JP JP62232254A patent/JP2609627B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-09-13 US US07/243,850 patent/US4980606A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4980606A (en) | 1990-12-25 |
JPS6477848A (en) | 1989-03-23 |
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JPH0668957B2 (ja) | 電子銃構体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |