JP2609475B2 - 誤り訂正符号の符号器および復号器ならびにこの復合器を用いた復号方法 - Google Patents

誤り訂正符号の符号器および復号器ならびにこの復合器を用いた復号方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、2つの情報からそれぞれ作成された誤り
訂正符号を重畳した誤り訂正符号を取り扱う誤り訂正符
号の符号器および復号器ならびにこの復号器を用いた復
号方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第6図は例えば、エラー コレクティング コーズ
(Error Correcting Codes),ピーターソン(Peterso
n)他、エムアイティ プレス(MIT Press),1972年,P.
131〜136に示された積符号を用いて、高い信頼度を要求
される情報Ipおよびそれほど高い信頼度は要求されない
情報Isを符号化する場合の符号構成例を示したものであ
る。第6図に示すように、k1×k2ディジットの情報Ip
積符号で符号化される。つまり、符号語長n11、情報記
号長k1、最小符号長d11の線形符号C11(以下、(n11,
k1,d11)線形符号C11のように示す。)と(n2,k2,d2
線形符号C2とを部分符号とする積符号に符号化され、合
成最小距離はd11×d2となっている。一方、r×kxディ
ジット(r=n11−k1)の情報Isはブロック符号に符号
化される。例えば、ガロア体GF(2r)上の(n2,kx,D)
線形符号C3に符号化される。そして、この場合には、積
符号と線形符号C3とは重畳されたりせずに別々に伝送さ
れることになる。また、受信側では、積符号および線形
符号C3の受信器を復号して所定の情報を再現する。
第7図は例えば、ニュー クラス オブ バイナリー
コーズ コンストラクティド オン ザ ベイシス
オブ コンカテネィティド コーズ アンド プロダク
ト コーズ(New Classes of Binary Codes Constructe
d on the Basis of Concatenated Codes and Product C
odes),アイイーイーイー トランザクションズ オン
インフォーメション セオリー(IEEE Transactions
on Information Theory),第IT−22巻 第4号(1976
年7月),P.462〜P.468に示された重畳符号を用いて、
情報Ipおよび情報Isを符号化する場合の符号構成例を示
したものである。この場合には、情報Ipを部分符号であ
る(n1,k1,d1)線形符号C1と(n2,k2,d2)線形符号C2
で合成最小距離d1・d2の積符号に符号化する。一方、
(n1−k1)×(n2−(d1・d2−1))ディジットの情報
Isを、最小距離d1・d2−1のGF(2r)上のRS(リードソ
ロモン)符号で符号化する。ここでは、r=n1−k1であ
る。そして、積符号の検査部Ch(第7図の斜線部分)に
RS符号の符号語Csを重畳させる。
次に符号化の動作について説明する。情報Ipは、積符
号に符号化され、情報Isは、GF(2r)上の(n2,n2−d1
・d2+1,d1・d2−1)RS符号に符号化される。積符号の
符号語をCp、RS符号の符号語をCsとすると、符号語Cs
符号語CpのC1符号検査部Ch(Chは線形符号C1の検査部と
この検査部に対する検査部とを含むものとする。)に重
畳される。そして、重畳後の符号語Cyが伝送路に送出さ
れる。
ここで、符号語Csのi番目のシンボルRiをRi=(Ri1,
Ri2,……,Rir)と表す。また、Miを次のように定義す
る。
Mi=Hi+Ri =Hi1Ri1,Hi2Ri2,……,HirRir) は法2の加算、Hiは検査部分Chのシンボルである。
また、Fiを次のように定義する。
Fi=(Ii,Mi) Iiは線形符号C1の情報シンボルである。よって、重畳
後の符号後Cyは、ベクトル(F1,F2,……Fq)と表わされ
る(q=n2)。
また、上述のIEEEの文献に次の定理が示されている。
定理:積符号がt個までの誤りを訂正するとき、重畳符
号(合成された符号)の最小距離D1が、 を満足するとき、重畳後の符号はt重ランダム誤りを訂
正しうる。
次に復号時の動作について説明する。ここで、基礎符
号(上記積符号)と重畳用符号のそれぞれの受信語を分
離するために、基礎符号の受信情報シンボル系列を再び
符号化することを分離符号化と呼ぶ。また、分離符号化
して内部検査再生することを内部検査再生と、受信語に
内部検査用シンボルを法2加算して重畳受信器を分離す
ることを重畳分離と呼ぶ。重畳分離の際に、基礎符号の
情報シンボル部分に生起した誤りによって新たに重畳用
符号語に付加される誤りを擬似誤りと呼ぶ。この擬似誤
りは実はシンドロームに一致する。
第8図のフローチャートおよび第9図の説明図を参照
してさらに詳しく説明する。受信語を第9図(A)
に示す。図中、斜線部分は冗長部を示す。まず、C1分離
符号化ルーチン(ステップST11)で第9図(B)に示す
ように、C1分離符号化をn2行の各行ごとに行い、内部検
査再生シンボルを得る。次に、重畳分離ルーチン
(ステップST12)で第9図(C)に示すように内部検査
再生シンボルを受信語の検査部分に法2加
算して重畳用符号の受信語を分離する。そして、重
畳用符号復号ルーチン(ステップST13)で受信語
復号し復号語を得、第9図(D)に示すように、情
報Isを出力する。
また、積符号再生ルーチン(ステップST14)で復号語
を受信語の検査部分に法2加算して積符号
の受信語を分離する。このとき、第9図(E)に示
すように積符号のC1符号検査部Hi が再生される。次
に、C1復号ルーチン(ステップST15)で受信語を復
号して第9図(F)に示すように中間的な受信語
得る。そして、C2復号ルーチン(ステップST16)で中間
的な受信語を復号して、第9図(G)に示すように
情報Ipを出力する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の符号化、復号化は以上のように行われているの
で、第1の情報Ipを積符号で符号化し第2の情報Isを符
号化したものと重畳しない場合には、情報Ipを情報Is
を完全に分離した符号で符号化を行うために検査部を大
きくとって誤り訂正符号化しない誤り訂正能力が十分に
発揮できないという課題があった。
また、情報Isの符号語を積符号の検査部に重畳した場
合には、積符号が有する冗長度を大幅に減少させること
ができるが、情報Isを伝送させるために重畳用符号の最
小距離をd1・d2−1という大きなものにする必要があ
り、ハードウェアの構成が複雑化するという問題があっ
た。
さらに、積符号に情報Isの符号語を重畳した場合に
は、復号時に積符号と重畳用符号とを分離しなければな
らないため、分離符号化を実行して内部検査再生シンボ
を生成した後、さらに内部検査再生シンボル
と受信語とから重畳用符号の受信語を分離し、
その受信語から得た復号語を再度受信語
加算して積符号を再生しなければならず、最終的に情報
Ipおよび情報Isを得るまでに非常に複雑な処理をしなけ
ればならず、また、復号時間が長くなってしまうという
課題があった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされ
たもので、重畳分離の際の擬似誤りの影響を低減させる
ことができ、かつ、第2の情報の信頼度を第1の情報の
信頼度とは独立に任意の値に設定しうる誤り訂正符号の
符号器および復号器ならびにこの復号器を用いた復号方
法を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
請求項(1)または請求項(3)記載の発明に係る誤
りの訂正符号の符号器は、k1×k2ディジットの第1の情
報をもとに、第1の方向に(n1,k1,d1)線形符号に符号
化する第1の符号化部と、第2の方向に(n2,k2,d2)線
形符号に符号化する第1の符号化部とを備え、第1の情
報をn1×n2ディジットの符号に符号化するものにおい
て、r×kxディジット(r<n1−k1,kx<n2)の第2の
情報をもとに、(n2,kx,d3)の第3の線形符号に符号化
する第3の符号化部と、この第3の線形符号を符号の検
査記号部に重畳させる符号化制御回路とを備えたもので
ある。
また、請求項(2)または請求項(4)記載の発明に
係る誤りの訂正符号の復号器は、請求項(1)または請
求項(3)記載の符号器等から出力された、第3の線形
符号が重畳された符号の符号語を受信語として、第1の
方向にn2回(n2は第2の方向のディジット数)C1の復号
を行うとともに、第3の線形符号の受信語を再生する第
1の復号部と、再生された第3の線形符号の受信語から
第2の情報を復号する第3の復号部とを備え、第1の復
号部の復号出力に応じて第1の情報を復号する構成にな
っているものである。
そして、請求項(5)記載の発明に係る復号方法は、
請求項(2)または請求項(4)記載の復号器を用いて
復号を行う場合、第1の方向に復号を行うときに、第3
の線形符号の符号語が重畳されたディジットを消失ディ
ジットと見なして復号を行い、この復号の結果再生され
た消失・誤りパターンを第3の復号部に入力させるよう
にするものである。
〔作 用〕
請求項(1)または請求項(3)記載の発明における
符号化制御回路は、符号の第1の線形符号の検査記号部
の一部分にだけ第3の線形符号を重畳させる。
また、請求項(2)または請求項(4)記載の発明に
おける第1の復号部は、第3の線形符号の受信語の再生
と同時に第1の方向の復号動作を実行するので、このと
きに第1の線形符号の符号語のかなりの誤りを訂正する
ことができ、第3の線形符号を分離した後に訂正する誤
りを少なくさせて重畳用符号(第3の線形符号)が負担
すべき訂正能力を軽くさせることを可能にする。
そして、請求項(5)記載の発明における復号方法
は、第1の線形符号の復号時に、重畳ディジットを消失
ディジットと見なすことにより重畳用符号の受信語の再
生を行うことができ、復号時間の大幅な短縮を可能にす
る。
〔実 施 例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図は符号器を示すブロック図であるが、図において、
1は情報Ip(第1の情報)および情報Is(第2の情報)
を格納する符号化メモリ、2はアドレス/データ/制御
信号バス(以下、バスという。)、3は符号化制御回
路、4は行方向(第1の方向)の符号化を行うC1符号化
部(第1の符号化部)、5は列方向(第2の方向)の符
号化を行うC2符号化部(第2の符号化部)、6は重畳用
符号(第3の線形符号)の符号化を行うC3符号化部(第
3の符号化部)である。
次に動作について説明する。符号化メモリ1に格納さ
れているk1×k2ディジットの情報Ipは、符号化制御回路
3の制御により、C1符号化部4にk1ディジットごとに入
力される。入力された各ディジットをもとに符号化が行
われ、n1ディジットの符号語が生成される。この処理が
k2回繰り返されてk2×n1ディジットの中間的な符号語が
生成される。さらに、符号化制御回路3の制御により、
中間的な符号語がC2符号化部5にk2ディジットごとに入
力される。入力された各ディジットをもとに符号化が行
われ、n2ディジットの符号語が生成される。この処理が
n1回繰り返されてn1×n2ディジットの積符号の符号語が
生成される。
一方、符号化メモリ1に格納されているr(rはr<
n1−k1を満足する適当な数)×kx(kxはkx<n2を満足す
る適当な数)ディジットの情報Isは、C3符号部6で最小
距離d3の(n2,kx,d3)線形符号(重畳用符号)に符号化
され符号語が生成される。重畳用符号の符号語は、符号
化制御回路3の制御により、バス2を介して積符号の符
号語の第1の方向の検査記号である行方向の検査部の一
部C1(第2図の斜線部分)に重畳される。そして、最終
的に符号語Czが生成される。符号語Czの構成を第2図に
示す。
第3図は復号器を示すブロック図であるが、図におい
て、11は伝送路等から受信した受信語を格納する復
号メモリ、12はバス、13は復号制御回路、14は第1の方
向の復号を行うC1復号部(第1の復号部)、15は第2の
方向の復号を行うC2復号部(第2の復号部)、16は重畳
用符号の復号を行うC3復号部(第3の復号部)である。
次に動作について第4図のフローチャートおよび第5
図の説明図を参照して説明する。伝送路から受信して復
号メモリ11に格納されているn1×n2、ディジットの受信
は、復号制御回路13の指令によりC1復号部14に入
力される。受信語の構成を第5図(A)に示す。C1
復号部14は、重畳用符号の符号語が重畳されている部分
であるr×n2ディジットの部分を消失パターンと見なし
て復号を行う(ステップST21)。つまり、n2行の各行に
ついて復号を行う。この結果、n2個の行方向受信語すべ
てが復号されたとき、再生された消失・誤りパターン
は、重畳用符号の符号語Csの受信語(符号語Csに伝
送路誤りが加算されたもの)となっている(第5図
(B)参照)。また、各行において の範囲のt個の誤りが訂正されている。
次に、受信語をC3復号部16で復号して(ステップ
ST22)して、情報Isを出力する(第5図(C)参照)。
また、C2復号部15は、C1復号部14で復号したものをn1
繰り返して復号することにより(ステップST23)、積符
号の復号が完了し情報Ipを出力する(第5図(D)参
照)。
なお、上記各実施例において、重畳用符号の符号語
を、積符号の行方向の符号の検査記号部に重畳させた場
合を例にして説明したが、列方向の符号の検査記号部に
重畳させてもよく、上記各実施例と同一の効果を奏す
る。
〔発明の効果〕
以上のように、請求項(1)または請求項(3)記載
の発明によれば、誤り訂正符号の符号器を、重畳用符号
の符号語を符号の検査記号部の一部にのみ重畳するよう
に構成したので、重畳用符号の誤り訂正能力を自由に設
定でき、また、復号側において、符号の一方向の復号処
理時に同時に重畳用符号の受信語を再生しうるものが得
られる効果がある。
また、請求項(2)または請求項(4)記載の発明に
よれば、誤り訂正符号の復号器を、符号の検査記号部の
一部にのみ重畳用符号の符号語を重畳させた符号語を受
信して符号の一方向の復号時に重畳用符号の受信語を再
生しうるように構成したので、符号と重畳用符号を重畳
分離する必要がなく擬似誤りの影響を防止でき、また高
速な復号処理が可能になるものが得られる効果がある。
そして、請求項(5)記載の発明によれば、復号方法
を、符号の一方向の復号時に重畳用符号の符号語が重畳
された部分を消失ディジットと見なして復号するように
したので、同時に重畳用符号の受信語を再生でき、高速
な復号処理が可能であるとともに、重畳用符号の誤り訂
正能力に制約がないものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による誤り訂正符号の符号
器を示すブロック図、第2図は符号語の構成の一例を示
す構成図、第3図はこの発明の一実施例による誤り訂正
符号の復号器を示すブロック図、第4図はこの発明の一
実施例による復号方法を示すフローチャート、第5図は
復号動作を説明するための説明図、第6図は積符号とブ
ロック符号とを用いた従来の符号語の構成を示す構成
図、第7図は重畳符号を用いた従来の符号語の構成を示
す構成図、第8図は従来の復号方法を示すフローチャー
ト、第9図は従来の復号動作を説明するための説明図で
ある。 1は符号化メモリ、2,12はアドレス/データ/制御信号
バス、3は符号化制御回路、4はC1符号化部、5はC2
号化部、6はC3符号化部、11は復号メモリ、13は復号制
御回路、14はC1復号部、15はC2復号部、16はC3復号部。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−7916(JP,A) 特開 昭63−67645(JP,A) 特開 昭62−217327(JP,A) 特開 昭61−242423(JP,A) 特開 昭61−247130(JP,A) 特開 昭61−99420(JP,A) 特開 昭53−10907(JP,A) 特開 昭52−131403(JP,A) 特開 昭61−170143(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の方向にk1ディジットおよび第2の方
    向にk2ディジットを有するk1×k2ディジットの第1の情
    報をもとに、前記第1の方向に、(n1−k1)ディジット
    の検査符号を有し最小距離d1である第1の線形符号語に
    符号化し、前記第1の線形符号語を前記第2の方向に符
    号化してn1×n2ディジットの符号を生成する誤り訂正符
    号の符号器において、前記第1の方向の検査符号のディ
    ジット数よりも小さいディジット数rと前記符号の第2
    と方向の長さn2よりも小さいディジット数kxとの積であ
    るr×kxディジットの第2の情報を、最小距離d3の第3
    の線形符号に符号化する第3の符号化部と、この第3の
    符号化部から出力された前記第3の線形符号の符号語
    を、前記2次元の符号または積符号の第1の方向の検査
    符号が配された部分に重畳させる符号化制御回路とを備
    えたことを特徴とする誤り訂正符号の符号器。
  2. 【請求項2】第1の方向にk1ディジットおよび第2の方
    向にk2ディジットを有するk1×k2ディジットの第1の情
    報を第1の方向に符号化した第1の線形符号語を、さら
    に第2の方向に符号化して構成されるn1×n2ディジット
    の符号の第1の方向の検査符号が配された部分に、前記
    第1の方向の検査符号のディジット数(n1−k2)よりも
    小さいディジット数rと前記符号の第2の方向の長さよ
    りも小さいディジット数kxとの積r×kxディジットの第
    2の情報をもとに作成された第3の線形符号の符号語が
    重畳された符号の符号語を受信語として受信して、前記
    第1の情報および第2の情報を復号する誤り訂正府号の
    復号器において、前記受信器を入力して前記第1の方向
    に復号を行うとともに、前記第3の線形符号の受信語を
    出力する第1の復号部と、出力された前記第3の線形符
    号の受信器から前記第2の情報を復号する第3の復号部
    とを備え、前記第1の復号部の復号出力から前記第1の
    情報を出力することを特徴とする誤り訂正符号の復号
    器。
  3. 【請求項3】第1の方向にk1ディジットおよび第2の方
    向にk2ディジットを有するk1×k2ディジットの第1の情
    報をもとに、前記第1の方向に、(n1−k1)ディジット
    の検査符号を有し最小距離d1である第1の線形符号語に
    符号化する第1の符号化部と、前記第1の線形符号語を
    もとに、前記第2の方向に、(n2−k2)ディジットの検
    査符号を有し最小距離d2である第2の線形符号語に符号
    化する第2の符号化部とを備え、前記第1の情報をn1×
    n2ディジットの積符号に符号化する誤り訂正符号の符号
    器において、前記第1の方向の検査符号のディジット数
    よりも小さいディジット数rと前記第2の線形符号の符
    号長よりも小さいディジット数kxとの積であるr×kxデ
    ィジットの第2の情報を、最小距離d3の第3の線形符号
    語に符号化する第3の符号化部と、この第3の符号化部
    から出力された前記第3の線形符号の符号語を、前記積
    符号の第1の方向の検査符号が配された部分に重畳させ
    る符号化制御回路とを備えたことを特徴とする誤り訂正
    符号の符号器。
  4. 【請求項4】第1の方向にk1ディジットおよび第2の方
    向にk2ディジットを有するk1×k2ディジットの第1の情
    報を第1の方向に符号化した第1の線形符号語を、さら
    に第2の方向に符号化した第2の線形符号語で構成され
    るn1×n2ディジットの積符号の第1の方向の検査符号が
    配された部分に、前記第1の方向の検査符号のディジッ
    ト数(n1−k1)よりも小さいディジット数rと前記第2
    の線形符号の符号長よりも小さいディジット数kxとの積
    r×kxディジットの第2の情報をもとに作成された第3
    の線形符号の符号語が重畳された符号の符号語を受信語
    として、前記第1の情報および第2の情報王を復号する
    誤り訂正符号の復号器において、前記受信語を入力して
    前記第1の方向に復号を行うとともに、前記第3の線形
    符号の受信語を出力する第1の復号部と、出力された前
    記第3の線形符号の受信器から前記第2の情報を復号す
    る第3の復号部と、前記第1の復号部の復号出力から前
    記第1の情報を復号する第2の復号部とを備えたことを
    特徴とする誤り訂正符号の復号器。
  5. 【請求項5】請求項(2)または請求項(4)記載の誤
    り訂正符号の復号器を用いた復号方法において、第1の
    方向に復号を行うときに、第3の線形符号の符号語が重
    畳されたディジットを消失ディジットと見なして復号を
    行い、この復号の結果再生された消失・誤りパターンを
    第3の復号部に入力させることを特徴とする復号方法。
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JP2648383B2 (ja) * 1990-04-25 1997-08-27 三菱電機株式会社 誤り訂正復号方式

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