JP2763413B2 - 誤り訂正符号の符号器ならびに符号化方法およびその復号器ならびに復号方法 - Google Patents

誤り訂正符号の符号器ならびに符号化方法およびその復号器ならびに復号方法

Info

Publication number
JP2763413B2
JP2763413B2 JP9267791A JP9267791A JP2763413B2 JP 2763413 B2 JP2763413 B2 JP 2763413B2 JP 9267791 A JP9267791 A JP 9267791A JP 9267791 A JP9267791 A JP 9267791A JP 2763413 B2 JP2763413 B2 JP 2763413B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information sequence
digits
digit
decoding
buffer memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9267791A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04304714A (ja
Inventor
英夫 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9267791A priority Critical patent/JP2763413B2/ja
Publication of JPH04304714A publication Critical patent/JPH04304714A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2763413B2 publication Critical patent/JP2763413B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ブロック内において
情報量を可変にしながら、ブロック内での誤り訂正符号
化を有効に行うことのできる誤り訂正符号の符号器なら
びに符号化方法およびその復号器ならびに復号方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、例えば「電子情報通信学会技術
研究報告」第90巻 第28号 IT90−12(19
90年5月16日発行)の第27〜32頁に掲載された
論文「重畳符号を用いた家庭用ディジタルVTRの符号
構成の検討」に示された、従来の誤り訂正符号の符号器
ならびに符号化方法およびその復号器ならびに復号方法
に用いられる、符号構成の一例を示す説明図である。
【0003】図において、1は第1の方向にn1 ディジ
ット、第2の方向にn2 段並べた(n1×n2)ディジッ
トのデータブロックであり、2はこのデータブロック1
内に符号化される、第1の方向にk1 ディジット、第2
の方向にk2 段並べられた(k1×k2)ディジットのI
p 情報系列である。
【0004】3はこのIp 情報系列2を符号長n2 に第
2の方向に対してC2線形符号化した際に付加される、
それぞれが(n2−k2)ディジットのC2検査記号であ
る。4はIp 情報系列2およびC2検査記号3を符号長
1 に第1の方向に対してC1線形符号化した際に付加
される、それぞれが(n1−k1)ディジットのC1検査
記号である。
【0005】5はその第1の方向のディジット数が、前
記C1検査記号のディジット数(n1−k1)より小さな
rディジット、第2の方向のディジット数がデータブロ
ック1の段数n2 より小さなk3 ディジットから成る
(r×k3)ディジットのIs情報系列である。6はこの
Is 情報系列5を、符号長n2 に第2の方向に対してC
3線形符号化した際に付加される、それぞれが(n2
3)ディジットの検査記号である。
【0006】次に動作について説明する。符号化に際し
て、まず、(k1×k2)ディジットのIp 情報系列1
は、k1 の符号語について、第2の方向に情報長k2
ィジット、検査記号(n2−k2)ディジット、符号長n
2 ディジットにC2線形符号化し、さらにk2 の符号語
について、第1の方向に情報長k1 ディジット、検査記
号(n1−k1)ディジット、符号長n1 にC1線形符号
化した積符号である。
【0007】一方、第1の方向に(n1−k1)ディジッ
トより小さいrディジット、第2の方向にn2 より小さ
いk3 ディジットで構成する(r×k3)ディジットの
Is情報系列5は、第2の方向に情報長k3 ディジッ
ト、検査記号(n2−k3)ディジット、符号長n2 にC
3線形符号化をr符号語について行う。
【0008】C3線形符号化したデータは、図7に斜線
を施したC1線形符号化のC1検査記号4内の1部と有
限体上の加算(重畳)が行われ、(n1×n2)ディジッ
トのIp 情報系列2およびIs 情報系列5を含んだデー
タブロック1として符号化される。
【0009】次に復号の動作について説明する。受信し
た重畳データを含む(n1×n2)ディジットのデータブ
ロック1は、まずC1復号を行うと同時に、C1検査記
号4の斜線部に重畳されたC3符号の重畳分離を行う。
この重畳分離は、例えば重畳している検査記号4中の斜
線部分に消失フラグをたて、C1復号で消失訂正を行
う。
【0010】そして得られた消失位置の消失誤りの大き
さをC3符号のデータとして重畳分離し、同時に誤り訂
正により重畳していないデータディジット誤りを訂正す
る。またC1復号で消失訂正できなかった場合は訂正不
可のフラグを立てる。
【0011】(k1×k2)ディジットのIp 情報系列2
の復号は、前記C1復号の訂正不可のフラグを用いてC
2復号で消失訂正することにより得る。また重畳分離し
た(r×k3)ディジットのIs 情報系列5のC3符号
の受信語の復号は、前記C1復号の訂正不可のフラグを
用いてC3復号で消失訂正することにより得る
【0012】従って情報量がIp 情報系列内に収まるよ
うであれば、C1符号およびC2符号で構成する(n1
×n2)ディジットの積符号を構成し、情報量がIp 情
報系列2に収まらないようであれば、さらにIs 情報系
列5としてC3符号を構成して前記積符号に重畳するこ
とによって情報量増加させているので、訂正能力に対し
て有効な符号構成となっているものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の誤り訂正符号の
符号器ならびに符号化方法およびその復号器ならびに復
号方法は以上のように構成されているので、Is 情報系
列5を付加する場合、符号化においてはC3符号を重畳
する演算、復号ではC3符号を重畳分離する演算が必要
で、その演算量も大きなものであり、またC3符号の復
号は、C1符号から重畳分離するため、C1符号に誤り
ディジットが多くなると重畳分離ができなくなってC3
符号の復号ができなくなるばかりか、C3符号の復号
は、C1符号の復号時に行う重畳分離後でなければ復号
をスタートできないため、ブロック全体の復号時間が大
となるなどの問題点があった。
【0014】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、情報量が多くなってもC3情報
を重畳することがなく、従来のデータブロックの情報量
可変の誤り訂正符号の符号器および復号器と同じ程度の
ハードウェア量で実現でき、Ip 情報系列とIs 情報系
列を得る復号演算を並列で実行することのできる、誤り
訂正符号の符号器ならびに符号化方法およびその復号器
ならびに復号方法を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る誤り訂正符号の符号器は、Ip 情報系列の第1の方
向に対して(n1−k1)ディジットの検査記号を有した
符号化データに符号化する第1の符号化部と、Is 情報
系列の第2の方向に対して(n2−k3)ディジットの検
査記号を有したデータに符号化する第2の符号化部と、
前記各データおよび検査記号を記憶するバッファメモリ
と、このバッファメモリに入力された情報系列がIp 情
報系列のみか、Ip 情報系列およびIs 情報系列かを識
別する識別信号により、第1の符号化部と第2の符号化
部およびバッファメモリを制御する符号化制御回路を備
えたものである。
【0016】そして、請求項2に記載の発明に係る誤り
訂正符号の符号化方法は、上記符号器を用いて符号化す
る場合に、Ip 情報系列およびIs 情報系列を符号化す
る場合の第1の符号化部の第1の方向の符号化に際し
て、送信時に削除されるrディジットの検査記号をバッ
ファメモリには記憶しないようにしたものである。
【0017】また、請求項3に記載の発明に係る誤り訂
正符号の復号器は、上記符号器より出力された(n1×
2)ディジットの受信語を記憶するバッファメモリ
と、Ip情報系列が符号化された符号化データを復号す
る第1の復号部と、Is 情報系列が符号化されたデータ
を復号する第2の復号部と、バッファメモリに入力され
た受信語が、Ip 情報系列のみを符号化したものか、I
p 情報系列とIs 情報系列とを含むものであるかを示す
識別信号により、前記バッファメモリと、第1の復号部
および第2の復号部を制御する復号制御回路を備えたも
のである。
【0018】そして、請求項4に記載の発明に係る誤り
訂正符号の復号方法は、上記復号器を用いて復号する場
合に、Ip 情報系列およびIs 情報系列を含む受信語を
受信している場合における第1の復号部の第1の方向へ
の復号に際して、送信時に削除されたrディジットの検
査記号を消失ディジットとみなして復号し、消失ディジ
ット部分は訂正しないようにするものである。
【0019】
【作用】請求項1に記載の発明における符号化制御回路
は、識別信号が、情報系列がIp 情報系列のみであるこ
とを示している場合には、第1の符号化部で符号化した
符号化データをバッファメモリより出力し、Ip 情報系
列およびIs 情報系列であることを示している場合に
は、第1の符号化部にIp 情報系列を、第2の符号化部
にIs 情報系列をそれぞれ符号化させ、バッファメモリ
より第1の符号化部で符号化したデータのうち、検査記
号中の(r×n2)ディジットは削除して出力せず、代
わりに第2の符号化部で符号化した(r×n2)ディジ
ットのデータを出力するように制御する。
【0020】そして、請求項2に記載の発明における誤
り訂正符号の符号化方法は、上記符号器を用いて符号化
する場合に、Ip 情報系列およびIs 情報系列を符号化
する場合の、第1の符号化部の第1の方向の符号化に際
して、送信時に削除されるrディジットの検査記号はバ
ッファメモリには記憶しないようにすることにより、符
号化時間の短縮を可能にする。
【0021】また、請求項3に記載の発明における復号
制御回路は、識別信号がIp 情報系列のみを符号化して
いる受信語であることを示している場合には、第1の復
号部のみで復号し、識別信号がIp 情報系列およびIs
情報系列を含む受信語の場合は、前記第1の復号部でI
p 情報系列に対して復号するとともに、第3の復号部で
Is 情報系列に対して復号するように制御する。
【0022】そして、請求項4に記載の発明における復
号方法は、Ip 情報系列およびIs情報系列を含む受信
語を受信している場合の、第1の復号部の第1の方向の
復号に際して、送信時に削除されたrディジットを消失
ディジットとみなして復号し、消失ディジット部分は訂
正しないようにすることにより、復号時間の短縮を可能
にする。
【0023】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の実施例を図について説明する。図1は
請求項1に記載の発明の符号器、およびその符号器を用
いた請求項2に記載の符号化方法の一実施例を示す符号
器のブロック図であり、図2はそこで用いられる符号構
成の一例を示す説明図である。なお、図2では、相当部
分に図7と同一符号を付してその説明を省略する。
お、図2においてIp 情報系列は、k 1 ×n 2 ディジット
(k 2 =n 2 )とする。
【0024】図1において、11はIp 情報系列2およ
びIs 情報系列5、また符号化によって生成されるC1
検査記号4およびC3検査記号6を記憶するバッファメ
モリである。12はIp 情報系列2に対してC1線形符
号化を行う第1の符号化部としてのC1符号化部であ
り、13はIs 情報系列5に対してC3線形符号化を行
う第2の符号化部としてのC3符号化部である。
【0025】14はバッファメモリ11に入力された情
報系列が、Ip 情報系列2のみかIp 情報系列2および
Is 情報系列5かを識別するための識別信号である。1
5はこの識別信号14に基づいて、C1符号化部12、
C3符号化部13、およびバッファメモリ11を制御す
る符号化制御回路である。
【0026】16はバッファメモリ11、C1符号化部
12、C3符号化部13、および外部機器とデータのや
り取りを行うアドレス/データ/制御信号バス(以下、
バスという)である。17はC1符号化部12を制御す
る制御信号、18はC3符号化部13を制御する制御信
号であり、19はバッファメモリ11を制御する制御信
号である。
【0027】次に動作について説明する。バス16から
バッファメモリ11にIp 情報系列2のみが入力された
場合、識別信号14はそれを示す信号となる。この時、
符号化制御回路15はその識別信号14により、制御信
号17,18および19にてC1符号化部12、C3符
号化部13およびバッファメモリ11をそれぞれ制御す
る。
【0028】この場合、制御信号17はC1符号化部1
2で、Ip 情報系列2の情報k1 ディジット(図2の横
方向)に対して、符号長n1 ディジットのC1線形符号
化をn2 段実行し、(n1×n2)ディジットの符号化デ
ータに符号化し、それをバッファメモリ11に記憶する
よう制御する。
【0029】また、制御信号18はそのときC3符号化
部13が符号化動作を実行しないよう制御し、そして、
制御信号19は上記で得られた(n1×n2)ディジット
の符号化データバッファメモリ11からバス16へ出力
するよう制御する。
【0030】一方、バス16からバッファメモリ11に
Ip 情報系列2およびIs 情報系列5が入力された場
合、識別信号14はそれを示す信号となる。この時、符
号化制御回路15はその識別信号14により、制御信号
17,18および19にてC1符号化部12、C3符号
化部13およびバッファメモリ11をそれぞれ制御す
る。
【0031】この場合、制御信号17はC1符号化部1
2で、Ip 情報系列2の情報k1 ディジット(図2の横
方向)に対して、符号長n1 ディジットのC1線形符号
化をn2 段実行して、(n1×n2)ディジットの符号化
データに符号化し、それをバッファメモリ11に記憶す
る。その時、C3符号に相当する(r×n2)ディジッ
トのC1検査記号4の消失部分(図2の点線で囲まれた
部分)は削除し、バッファメモリ11に書き込まないよ
う制御する。
【0032】また、制御信号18は、C3符号化部13
で、Is 情報系列5の情報k3 ディジット(図2の縦方
向)に対して、符号長n2 ディジットのC3線形符号化
をr段実行して、(r×n2)ディジットのデータに符
号化し、それをバッファメモリ11に記憶するよう制御
する。
【0033】そして、制御信号19は、上記で得られた
Ip 情報系列2に対する{(n1−r)×n2}ディジッ
トの符号化データ、およびIs 情報系列5に対する(r
×n2)ディジットのデータの、全体として(n1×
2)ディジットのデータブロック1をバッファメモリ
11からバス16へ出力するよう制御する。
【0034】実施例2.なお、上記図2に示した符号構
成では、Ip 情報系列2に対する符号化を第1の方向の
C1線形符号化のみとしているが、従来例同様、第2の
方向にC2線形符号化をすることも可能であり、第1の
方向にデータを伝送した場合、バースト誤りに強い符号
構成となる。図3はIp 情報系列2の第2の方向をk2
ディジットとして、符号長n2 ディジットに符号化する
場合の符号構成を示す説明図である。
【0035】この場合、図1におけるC1符号化部12
は、Ip 情報系列2を第2の方向にC2線形符号化する
C2符号化機能も備えている。この場合、C2符号の訂
正能力は、C1符号でバースト誤りを検出できることか
ら、C3符号の1/2の訂正能力で効率のよいバースト
誤り訂正能力をもつ。
【0036】実施例3.また、上記実施例では、1つの
バッファメモリ11にC1符号化部12、C3符号化部
13がデータを入出力していたが、C1符号化部12、
C3符号化部13にそれぞれ専用に入出力するバッファ
メモリを設けてもよく、それにより符号化の速度をより
高速化できる。
【0037】図4はそのような実施例を示すブロック図
であり、相当部分には図1と同一符号を付して説明の重
複をさけている。
【0038】図において、20はC1符号化部12が専
用にアクセスするバッファメモリとしてのC1バッファ
メモリであり、21はC3符号化部13が専用にアクセ
スするバッファメモリとしてのC3バッファメモリであ
る。22は各バッファメモリ20,21と外部機器とを
接続するバスであり、23はC1バッファメモリ20と
C1符号化部12を結ぶバス、24はC3バッファメモ
リ21とC3符号化部13を結ぶバスである。
【0039】次に動作について説明する。バス22から
C1バッファメモリ20にIp 情報系列2のみが入力さ
れた場合、識別信号14はそれを示す信号となる。この
時、符号化制御回路15はその識別信号14により、制
御信号17,18および19にてC1符号化部12、C
3符号化部13およびC1バッファメモリ20、C3バ
ッファメモリ21をそれぞれ制御する。
【0040】制御信号17はC1符号化部12で、Ip
情報系列2の情報k1 ディジット(図2の横方向)に対
して、符号長n1 ディジットのC1線形符号化をn2
実行して、(n1×n2)ディジットの符号化データに符
号化し、それをバス23によりC1バッファメモリ20
に記憶するよう制御する。
【0041】また、制御信号18はその時C3符号化部
13が符号化動作を実行しないよう制御し、そして制御
信号19は上記で得られた(n1×n2)ディジットの符
号化データをC1バッファメモリ20からバス22へ出
力し、C3バッファメモリ21からは出力しないように
制御する。
【0042】一方、バス22からC1バッファメモリ2
0にIp 情報系列2が、そしてC3バッファメモリ21
にIs 情報系列5が入力された場合、識別信号14はそ
れを示す信号となる。この時、符号化制御回路15は、
その識別信号14により、制御信号17,18および1
9にてC1符号化部12、C3符号化部13およびC1
バッファメモリ20、C3バッファメモリ21をそれぞ
れ制御する。
【0043】この場合、制御信号17はC1符号化部1
2で、Ip 情報系列2の情報k1 ディジット(図2の横
方向)に対して、符号長n1 ディジットのC1線形符号
化をn2 段実行し、(n1×n2)ディジットの符号化デ
ータに符号化してバス23よりC1バッファメモリ20
に記憶するよう制御する。
【0044】また、同時に制御信号18はC3号化部1
3ではC1符号化部12と並列に、Is 情報系列5の情
報k3 ディジット(図2の縦方向)に対して符号長n2
ディジットのC3線形符号化をr段実行して、(r×n
2)ディジットのデータに符号化し、それをバス24よ
りC3バッファメモリ21に記憶するよう制御する。
【0045】そして、制御信号19は、上記で得られた
Ip 情報系列2に対する{(n1−r)×n2}ディジッ
トの符号化データをC1バッファメモリ20から、およ
びIs 情報系列5に対する(r×n2)ディジットのデ
ータをC3バッファメモリ21から取り出し、全体とし
て(n1×n2)ディジットの符号化データをバス22へ
出力するよう制御する。
【0046】実施例4.図5は請求項3に記載の発明の
復号器、およびその復号器を用いた請求項4に記載の復
号方法の一実施例を示す符号器のブロック図である。
【0047】図において、25は図2に示すIp 情報系
列2およびIs情報系列5を符号化した受信語を記憶す
るバッファメモリである。26はIp 情報系列2の受信
語に対して復号を行う第1の復号部としてのC1復号部
であり、27はIp 情報系列5の受信語に対して復号を
行う第2の復号部としてのC3復号部である。
【0048】28はバッファメモリ25に入力された受
信語が、Ip 情報系列2のみを含む受信語か、Ip 情報
系列2およびIs 情報系列5を含む受信語かを識別する
ための識別信号である。29はこの識別信号28に基づ
いて、C1復号部26、C3復号部27、およびバッフ
ァメモリ25を制御する復号制御回路である。
【0049】30はバッファメモリ25、C1復号部1
2、C3復号部13、および外部機器とデータをやり取
りするアドレス/データ/制御信号バス(以下、バスと
いう)である。31はC1復号部26を制御する制御信
号、32はC3復号部27を制御する制御信号であり、
33はバッファメモリ25を制御する制御信号である。
【0050】次に動作について、図2も参照しながら説
明する。バス30からバッファメモリ25にIp 情報系
列2のみを含む受信語が入力された場合、識別信号28
はそれを示す信号となる。この時、復号制御回路29は
その識別信号28により、制御信号31,32および3
3にてC1復号部26、C3復号部27およびバッファ
メモリ25をそれぞれ制御する。
【0051】この場合、制御信号31はC1復号部26
で符号長n1 ディジット(図2の横方向)に対し、C1
復号してIp 情報系列2の情報k1 ディジットを復号す
る。これをn2 段について実行し、得られた(k1×
2)ディジットのIp 情報系列2をバッファメモリ2
5に記憶するよう制御する。
【0052】また、制御信号32はそのときC3復号部
27が復号動作を実行しないよう制御し、そして、制御
信号33は上記で得られた(k1×n2)ディジットのI
p 情報系列2の復号データをバッファメモリ25からバ
ス30へ出力するよう制御する。
【0053】一方、バス30からバッファメモリ25に
Ip 情報系列2およびIs 情報系列3を含む受信語が入
力された場合、識別信号28はそれを示す信号となる。
この時、復号制御回路29はその識別信号28により、
制御信号31,32および33にてC1復号部26、C
3復号部27およびバッファメモリ25を制御する。
【0054】この場合、制御信号31はC1復号部26
で、符号長(n1−r)ディジット(図2の横方向)の
C1符号の受信語に対して、情報長k1 ディジットのC
1復号をn2 段実行し、(k1×n2)ディジットの復号
データに復号して、それをバッファメモリ25に記憶す
るよう制御する。
【0055】この時、削除されているC3符号に相当す
る(r×n2)ディジットのC1検査記号4の消失部分
(図2の点線で囲まれた部分)については、消失フラグ
をたてて消失訂正を行う。その時、当該消失部分につい
ては訂正処理を行う必要はない。
【0056】また、制御信号32はC3復号部27でI
s 情報系列5を含む受信語の符号長n2 ディジット(図
2の縦方向)に対して、情報長k3 ディジットのC3復
号をr段実行し、(r×k3)ディジットのデータに復
号して、それをバッファメモリ25に記憶するよう制御
する。
【0057】そして、制御信号33は上記で得られた
(k1×n2)ディジットのIp 情報系列2の復号デー
タ、および(r×n2)ディジットのIs 情報系列5の
復号データを、バッファメモリ25からバス30へ出力
するよう制御する。
【0058】実施例5.なお、上記図2に示した符号構
成では、Ip 情報系列2を含む受信語に対する復号を第
1の方向のC1復号のみとしているが、前記符号器で示
した図3の符号構成に対して、第2の方向にC2復号を
することも可能であり、第1の方向にデータを伝送した
場合、バースト誤りに強い符号構成となる。この場合、
図5におけるC1復号部26は、Ip 情報系列2を含む
受信語の第2の方向に復号するC2復号機能も備えてい
る。
【0059】実施例6.また、上記実施例では1つのバ
ッファメモリ25にC1復号部26、C3復号部27が
データを入出力していたが、C1復号部26、C3復号
部27にそれぞれ専用に入出力するバッファメモリを設
けてもよく、それにより復号の速度を高速化できる。
【0060】図6はそのような一実施例を示すブロック
であり、相当部分には図5と同一符号を付して説明の重
複をさけている。
【0061】図において、34はC1復号部26が専用
にアクセスするバッファメモリとしてのC1バッファメ
モリであり、35はC3復号部27が専用にアクセスす
るバッファメモリとしてのC3バッファメモリである。
36は各バッファメモリ34,35と外部機器とを接続
するバスであり、37はC1バッファメモリ34とC1
復号部26を結ぶバス、38はC3バッファメモリ35
とC3復号部27を結ぶバスである。
【0062】次に動作について説明する。バス36から
C1バッファメモリ34にIp 情報系列2のみを含む受
信語が入力された場合、識別信号28はそれを示す信号
となる。この時、復号制御回路29はその識別信号28
により、制御信号31,32および33にてC1復号部
26、C3復号部27およびC1バッファメモリ34、
C3バッファメモリ35をそれぞれ制御する。
【0063】制御信号31はC1復号部26で符号長n
1 ディジット(図2の横方向)に対し、C1復号してI
p 情報系列2の情報k1ディジットを復号する。これを
2段について実行し、得られた(k1×n2)ディジッ
トのIp 情報系列2をバス37を介してC1バッファメ
モリ34に記憶するよう制御する。
【0064】また、制御信号32はその時C3復号部2
7が復号動作を実行しないよう制御し、そして、制御信
号33は、上記で得られた(k1×n2)ディジットのI
p 情報系列2の復号データをC1バッファメモリ34か
らバス36へ出力し、C3バッファメモリ35からは出
力しないように制御する。
【0065】一方、バス36からC1バッファメモリ3
4にIp 情報系列2を含む受信語が、そしてC3バッフ
ァメモリ35にIs 情報系列5を含む受信語が入力され
た場合、識別信号28はそれを示す信号となる。この
時、復号制御回路29はその識別信号28により、制御
信号31,32および33にてC1復号部26、C3復
号部27、およびC1バッファメモリ34、C3バッフ
ァメモリ35を制御する。
【0066】この場合、制御信号31はC1復号部26
で、符号長(n1−r)ディジット(図2の横方向)の
C1符号の受信語に対して、情報長k1 ディジットのC
1復号をn2 段実行し、(k1×n2)ディジットの復号
データに復号してバス37よりC1バッファメモリ34
に記憶するよう制御する。
【0067】この時、削除されているC3符号に相当す
る(r×n2)ディジットのC1検査記号4の消失部分
(図2の点線で囲まれた部分)については、消失フラグ
をたてて消失訂正を行う。そのとき、当該消失部分につ
いては訂正処理を行う必要はない。
【0068】また、同時に制御信号32はC1復号部2
6と並列に、C3復号部27でIs情報系列5を含む受
信語の符号長n2 ディジット(図2の縦方向)に対し
て、情報長k3 ディジットのC3復号部をr段実行し
て、(r×k3)ディジットのデータに復号し、それを
バス38よりC3バッファメモリ35に記憶するよう制
御する。
【0069】そして制御信号33は、上記で得られた
(k1×n2)ディジットのIp 情報系列2の復号データ
をC1バッファメモリ34から、および(r×n2)デ
ィジットのIp 情報系列5の復号データをC3バッファ
メモリ35からバス36へ出力するよう制御する。
【0070】実施例7.なお、上記実施例の符号器およ
び復号器では、Is 情報系列に対する符号化を、第2の
方向にのみ符号化するものを示したが、Ip 情報系列に
対する符号化と同様にして、C3符号化部でIs 情報系
列の第1の方向の情報長k4 ディジットに対して、(r
−k4)ディジットの検査記号を有した符号長rディジ
ットのデータに符号化するとともに、第2の方向の情報
長k3 に対して、(n2−k3)ディジットの検査記号を
有する符号長n2 ディジットのデータに符号化して積符
号構造にするようにしてもよい。
【0071】その場合、C3復号部はIs 情報系列の第
1の方向のk2 ディジットに対して、(r×k4)ディ
ジットの検査記号を有したデータとして復号するととも
に、第2の方向の情報長k3 ディジットに対して、(n
2−k3)ディジットの検査記号を有したデータに符号化
した積符号の受信語として第1の方向の復号を行う機能
を備えている。
【0072】実施例8.また、上記各実施例の符号器お
よび復号器では、識別信号は2種類の識別のみを行うも
のを示したが、識別信号を0≦r≦(n1−k1)の間で
自由に選択することができれば、Is 情報系列の情報量
によってより最適な符号構成を実現することが可能とな
る。
【0073】その場合、C3符号化部は識別信号により
rを可変にして符号化を行い、符号化制御回路はrを可
変にして符号化データの出力を制御する。また、C3復
号部は識別信号によりrを可変にして復号を行い、復号
制御回路はrを可変にしてC1およびC3復号部を制御
する。
【0074】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、識別信号が、情報系列がIp情報系列のみであ
ることを示している場合には、第1の符号化部で符号化
した符号化データをバッファメモリより出力し、識別信
号がIp 情報系列およびIs 情報系列であることを示し
ている場合には、第1の符号化部にIp 情報系列を、第
2の符号化部にIs 情報系列をそれぞれ符号化させ、バ
ッファメモリより第1の符号化部で符号化したデータの
うち、検査記号中の(r×n2)ディジットは削除して
出力せず、代わりに第2の符号化部で符号化した(r×
2)ディジットのデータを出力するように制御するよ
うに構成したので、符号化においては情報量が多くなっ
てもC3符号を重畳する演算が必要なくなり、回路構成
の大幅な変更を伴わずに、ブロック内で情報量を可変に
しながら、ブロック内での誤り訂正符号化を有効に行え
る符号器が得られる効果がある。
【0075】そして、請求項2に記載の発明によれば、
上記の符号器を用いて符号化する場合に、Ip 情報系列
およびIs 情報系列を符号化する場合の第1の符号化部
の第1の方向の符号化において、送信時に削除されるr
ディジット検査記号はバッファメモリに記憶しないよう
に構成したので、符号化時間の短縮が可能な符号化方法
が得られる効果がある。
【0076】また、請求項3に記載の発明によれば、識
別信号がIp 情報系列のみを符号化している受信語であ
ることを示している場合には、第1の復号部のみで復号
し、識別信号がIp 情報系列およびIs 情報系列を含む
受信語であることを示している場合には、前記第1の復
号部でIp 情報系列に対して復号するとともに、第3の
復号部でIs 情報系列に対して復号するよう構成したの
で、復号においてC3符号を重畳分離する演算が必要な
くなり、回路構成の大幅な変更を伴わずに、ブロック内
で情報を可変にしながら、ブロック内での誤り訂正符号
化されたデータを有効に復号できる復号器が得られる効
果がある。
【0077】そして、請求項4に記載の発明によれば、
上記の復号器を用いて復号する場合に、Ip 情報系列お
よびIs 情報系列を含む受信語を受信している場合の第
1の復号部の第1の方向の復号において、送信時に削除
されたrディジット検査記号を消失ディジットとみなし
て復号し、消失ディジット部分は訂正しないように構成
したので、復号時間の短縮が可能な復号方法が得られる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による符号器を示すブロッ
ク図である。
【図2】そこで用いられる符号構成の一例を示す説明図
である。
【図3】この発明の他の実施例で用いられる符号構成の
一例を示す説明図である。
【図4】この発明の他の実施例による符号器を示すブロ
ック図である。
【図5】この発明の一実施例による復号器を示すブロッ
ク図である。
【図6】この発明の他の実施例による復号器を示すブロ
ック図である。
【図7】従来の誤り訂正符号の符号器ならびに符号化方
法およびその復号器ならびに復号方法で用いられる符号
構成の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
11 バッファメモリ 12 第1の符号化部(C1符号化部) 13 第2の符号化部(C3符号化部) 15 符号化制御回路 20 バッファメモリ(C1バッファメモリ) 21 バッファメモリ(C3バッファメモリ) 25 バッファメモリ 26 第1の復号部(C1復号部) 27 第2の復号部(C3復号部) 29 復号制御回路 34 バッファメモリ(C1バッファメモリ) 35 バッファメモリ(C3バッファメモリ)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−142576(JP,A) 特開 昭63−187465(JP,A) 特開 平4−282983(JP,A) 特開 平4−351122(JP,A) 特開 平5−22158(JP,A) 吉田英夫、外4名、”パンクチャド符 号を用いた家庭用ディジタルVTRの符 号構成の検討”、電子情報通信学会技術 研究報告、IT91−15、1991年5月、V ol.91、No.28、p.37−42 吉田英夫、外3名、”重畳符号を用い た家庭用ディジタルVTRの符号構成の 検討”、電子情報通信学会技術研究報 告、IT90−12、1990年5月、Vol. 90、No.28、p.27−32 E.R.BERLEKAMP,”AL GEBRAIC CODING THE ORY−REVISED 1984 EDI TION,”AEGAN PARK P RESS,1984,”SECTION 14.2:PUNCTURING A C ODE BY DELETING CH ECK D (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03M 13/00 - 13/22 G11B 20/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の方向にk1 ディジット、第2の方
    向にn2 段以下のk2 段並べた、(k1×k2)ディジッ
    トのIp 情報系列の第1の方向に対して、それを(n1
    −k1)ディジットの検査記号を有する符号化データに
    符号化する第1の符号化部と、前記検査記号のディジッ
    ト数(n1−k1)ディジット以下のディジット数r、前
    記第2の方向の段数n2 より小さなディジット数k3
    ら成る(r×k3)ディジットのIs 情報系列を、第2
    の方向に対して(n2−k3)ディジットの検査記号を有
    するデータに符号化する第2の符号化部と、前記各情報
    系列のデータおよび検査記号を記憶するバッファメモリ
    と、前記バッファメモリに入力された情報系列が、前記
    Ip 情報系列のみであるかIp 情報系列およびIs情報
    系列であるかを識別する識別信号に基づいて、それが前
    記Ip情報系列のみであることを示している場合には、
    前記第1の符号化部で符号化した符号化データを前記バ
    ッファメモリより出力させ、前記識別信号が前記Ip 情
    報系列およびIs 情報系列であることを示している場合
    には、前記第1の符号化部に前記Ip情報系列を、前記
    第2の符号化部に前記Is情報系列をそれぞれ符号化さ
    せ、前記バッファメモリより、前記第1の符号化部で符
    号化した符号化データのうち、(r×n2)ディジット
    の検査記号は削除して出力せず、代わりに第2の符号化
    部で符号化した(r×n2)ディジットのデータを出力
    するように制御する符号化制御回路とを備えた誤り訂正
    符号の符号器。
  2. 【請求項2】 第1の方向にk1 ディジット、第2の方
    向にn2 段以下のk2 段並べた、(k1×k2)ディジッ
    トのIp 情報系列の第1の方向に対して、それを(n1
    −k1)ディジットの検査記号を有する符号化データに
    符号化する第1の符号化部と、前記検査記号のディジッ
    ト数(n1−k1)ディジット以下のディジット数r、前
    記第2の方向の段数n2 より小さなディジット数k3
    ら成る(r×k3)ディジットのIs 情報系列を、第2
    の方向に対して(n2−k3)ディジットの検査記号を有
    するデータに符号化する第2の符号化部と、前記各情報
    系列のデータおよび検査記号を記憶するバッファメモリ
    と、前記バッファメモリに入力された情報系列が、前記
    Ip 情報系列のみであるかIp 情報系列およびIs情報
    系列であるかを識別する識別信号に基づいて、それが前
    記Ip情報系列のみであることを示している場合には、
    前記第1の符号化部で符号化した符号化データを前記バ
    ッファメモリより出力させ、前記識別信号が前記Ip 情
    報系列およびIs 情報系列であることを示している場合
    には、前記第1の符号化部に前記Ip情報系列を、前記
    第2の符号化部に前記Is情報系列をそれぞれ符号化さ
    せ、前記バッファメモリより、前記第1の符号化部で符
    号化した符号化データのうち、(r×n2)ディジット
    の検査記号は削除して出力せず、代わりに第2の符号化
    部で符号化した(r×n2)ディジットのデータを出力
    するように制御する符号化制御回路とを備えた符号器を
    用いた誤り訂正符号の符号化方法において、前記Ip 情
    報系列およびIs 情報系列を符号化する場合、前記第1
    の符号化部における第1の方向の符号化に際して、出力
    時に削除される(r×n2)ディジットの検査記号を前
    記バッファメモリ内に記憶しないことを特徴とする誤り
    訂正符号の符号化方法。
  3. 【請求項3】 誤り訂正符号に符号化された、第1の方
    向にn1 ディジット、第2の方向にn2 段の(n1×
    2)ディジットの受信語を記憶するバッファメモリ
    と、前記受信語の第1の方向にk1 ディジット、第2の
    方向にn2 段以下のk2 段並べた(k1× 2 )ディジッ
    トのIp 情報系列の第1の方向に、(n1−k1)ディジ
    ットの検査記号が付加されて符号化された符号化データ
    を復号する第1の復号部と、前記符号化データの前記検
    査記号中の(r×n2)ディジットの部分に置換されて
    送られてくる、前記検査記号のディジット数(n1
    1)以下のディジット数r、前記第2の方向の段数n2
    より小さなディジット数k3 から成る、(r×k3)デ
    ィジットのIs 情報系列の第2の方向に、(n2−k3
    ディジットの検査記号が付加されて符号化されたデータ
    を復号する第2の復号器と、前記バッファメモリに入力
    された前記受信語が、前記Ip 情報系列のみに対して符
    号化したものであるか、Ip 情報系列およびIs 情報系
    列を含むものであるかを識別する識別信号に基づいて、
    それが前記Ip 情報系列のみであることを示している場
    合には、前記第1の復号部のみで復号を行い、前記識別
    信号が前記Ip 情報系列およびIs 情報系列であること
    を示している場合には、前記第1の復号部で前記Ip 情
    報系列に対する復号を行うとともに、前記第2の復号部
    で前記Is 情報系列に対する復号を行うように制御する
    復号制御回路とを備えた誤り訂正符号の復号器。
  4. 【請求項4】 誤り訂正符号に符号化された、第1の方
    向にn1 ディジット、第2の方向にn2 段の(n1×
    2)ディジットの受信語を記憶するバッファメモリ
    と、前記受信語の第1の方向にk1 ディジット、第2の
    方向にn2 段以下のk2 段並べた(k1× 2 )ディジッ
    トのIp 情報系列の第1の方向に、(n1−k1)ディジ
    ットの検査記号が付加されて符号化された符号化データ
    を復号する第1の復号部と、前記符号化データの前記検
    査記号中の(r×n2)ディジットの部分に置換されて
    送られてくる、前記検査記号のディジット数(n1
    1)以下のディジット数r、前記第2の方向の段数n2
    より小さなディジット数k3 から成る、(r×k3)デ
    ィジットのIs 情報系列の第2の方向に、(n2−k3
    ディジットの検査記号が付加されて符号化されたデータ
    を復号する第2の復号器と、前記バッファメモリに入力
    された前記受信語が、前記Ip 情報系列のみに対して符
    号化したものであるか、Ip 情報系列およびIs 情報系
    列を含むものであるかを識別する識別信号に基づいて、
    それが前記Ip 情報系列のみであることを示している場
    合には、前記第1の復号部のみで復号を行い、前記識別
    信号が前記Ip 情報系列およびIs 情報系列であること
    を示している場合には、前記第1の復号部で前記Ip 情
    報系列に対する復号を行うとともに、前記第2の復号部
    で前記Is 情報系列に対する復号を行うように制御する
    復号制御回路とを備えた復号器を用いた誤り訂正符号の
    復号方法において、前記検査記号中の(r×n2)ディ
    ジットの部分がIs 情報系列を符号化した(r×n2
    ディジットのデータに置換された受信語中の、Ip 情報
    系列が符号化された(k1×n2)ディジットの符号化デ
    ータを第1の方向に復号するに際して、送信時に削除さ
    れたrディジットは消失ディジットとみなして復号し、
    当該消失ディジット部分は訂正を行わないことを特徴と
    する誤り訂正符号の復号方法。
JP9267791A 1991-04-01 1991-04-01 誤り訂正符号の符号器ならびに符号化方法およびその復号器ならびに復号方法 Expired - Fee Related JP2763413B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9267791A JP2763413B2 (ja) 1991-04-01 1991-04-01 誤り訂正符号の符号器ならびに符号化方法およびその復号器ならびに復号方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9267791A JP2763413B2 (ja) 1991-04-01 1991-04-01 誤り訂正符号の符号器ならびに符号化方法およびその復号器ならびに復号方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04304714A JPH04304714A (ja) 1992-10-28
JP2763413B2 true JP2763413B2 (ja) 1998-06-11

Family

ID=14061119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9267791A Expired - Fee Related JP2763413B2 (ja) 1991-04-01 1991-04-01 誤り訂正符号の符号器ならびに符号化方法およびその復号器ならびに復号方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2763413B2 (ja)

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
E.R.BERLEKAMP,"ALGEBRAIC CODING THEORY−REVISED 1984 EDITION,"AEGAN PARK PRESS,1984,"SECTION 14.2:PUNCTURING A CODE BY DELETING CHECK D
吉田英夫、外3名、"重畳符号を用いた家庭用ディジタルVTRの符号構成の検討"、電子情報通信学会技術研究報告、IT90−12、1990年5月、Vol.90、No.28、p.27−32
吉田英夫、外4名、"パンクチャド符号を用いた家庭用ディジタルVTRの符号構成の検討"、電子情報通信学会技術研究報告、IT91−15、1991年5月、Vol.91、No.28、p.37−42

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04304714A (ja) 1992-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4276646A (en) Method and apparatus for detecting errors in a data set
KR930001071B1 (ko) 에러 정정회로
EP0665653B1 (en) Apparatus and method for decoding variable-length code
US5537429A (en) Error-correcting method and decoder using the same
JP2950529B2 (ja) 2次元エラー訂正方法及び復号化装置
US4217660A (en) Method and apparatus for the coding and decoding of digital data
JP3283130B2 (ja) ディジタルデータ符号化及び復号化方法並びにこれらの方法を実施するための装置
KR20030070135A (ko) 에러 정정 코드를 디코딩하는 방법 및 장치
JP2763413B2 (ja) 誤り訂正符号の符号器ならびに符号化方法およびその復号器ならびに復号方法
US6718505B1 (en) Method and apparatus for error correction in a process of decoding cross-interleaved Reed-Solomon code (CIRC)
KR100717976B1 (ko) 의사 프로덕트 코드 엔코딩 및 디코딩 장치 및 방법
JPS60170330A (ja) 復号化システム
JPH0365698B2 (ja)
JP2609475B2 (ja) 誤り訂正符号の符号器および復号器ならびにこの復合器を用いた復号方法
EP1111799B1 (en) Error correction with a cross-interleaved Reed-Solomon code, particularly for CD-ROM
JPH07121999A (ja) 信号符号化装置、信号復号化装置、信号符号化方法および信号復号化方法
JPH0628343B2 (ja) 積符号の復号方法
JP2605269B2 (ja) エラー訂正方法
JP2738659B2 (ja) 符号化方法,符号化装置,及び復号化装置
JPS6322736B2 (ja)
JP2536861B2 (ja) 多段復号化方法
CN110034847B (zh) 级联编码方法及装置
KR0144975B1 (ko) 싱크코드 인터리브장치 및 방법
JPS61232726A (ja) 誤り訂正装置
JPH11163739A (ja) 消失誤り訂正方法とその装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees