JP2608099B2 - 開閉器の操作装置 - Google Patents
開閉器の操作装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、遮断器のような開閉器を動作するスプリ
ング駆動形の操作装置に関するものである。
ング駆動形の操作装置に関するものである。
第13図および第14図は例えば特開昭60−246513号公
報,特開昭61−193319号公報に示された従来のこの種の
操作装置を示す構造図である。
報,特開昭61−193319号公報に示された従来のこの種の
操作装置を示す構造図である。
図において、駆動部(1)は被駆動軸(2)の延長上
に回動自在に嵌装された駆動板(3)と、この駆動板
(3)上に固着した1対の駆動ピン(4)とで構成され
ている。両駆動ピン(4)は駆動板(3)の軸部(3a)
上に装架された弾性部材(5)すなわち操作ばねの両端
にそれぞれ接して、弾性部材(5)をはさむような位置
に、駆動板(3)上に配置されている。被駆動部(6)
は被駆動軸(2)と、この被駆動軸(2)に固着された
被駆動板(7)と、被駆動板(7)上に固着された1対
の設定ピン(8)とからなっている。両設定ピン(8)
は弾性部材(5)の初期形状を設定するように弾性部材
(5)の両側に配設されている。このように、弾性部材
(5)は被駆動軸(2)を介して互いに嵌装された駆動
部(1)と被駆動部(6)との間に装着されている。被
駆動軸(2)に設けられた係止部(9)は被駆動軸
(2)に固着された係止板(10)と、この係止板(10)
の先端部に取付けられた係止ピンすなわち係止部材(1
1)とからなっている。係止部材(11)は被駆動軸
(2)の回動により被駆動軸(2)を中心とした円弧状
の動作軌跡(一点鎖線110)上を動きうるようになって
いるが、被駆動軸(2)を回動自在に支承する固定支持
部(12)に設けた枢支ピン(13)によって、回動自在に
支承された保持部材(14c)の一端(15c)と係止可能に
なっている。保持部材(14c)は凹部(16c)を有し、こ
の凹部(16c)内に固定支持部(12)から突出した設定
ピン(17)によって、保持部(14c)の回動(揺動)が
設定されている。保持部材(14c)の一端(15c)に対す
る他端(18c)は駆動部(1)と協動するように、例え
ば駆動板(3)の一端に設けた解放部材(19)のやはり
被駆動軸(2)を中心とした回動軌跡(一点鎖線190)
上に位置し、駆動板(3)の回動によって解放部材(1
9)と係合し、保持部材(14c)を図で時計方向に小角度
回動しうるようになっている。保持部材(14c)は今一
つの保持部材(14b)と一対となっていて、保持部材(1
4b)はピン(13)に関し保持部材(14c)と対称位置に
あり、その一端(15b)は係止部材(11)の運動軌跡上
にあり、他端(18b)は解放部材(19)と係合しうる位
置にある。さらに図示例では(A),(B),(C)の
3位置を得るように駆動板(3)および被駆動板(7)
は被駆動軸(2)の中心(0)と(B)とを結ぶ線0Bに
対して対称形状であり、駆動ピン(4)および設定ピン
(8)は線0Bに関し対称に位置し、更に保持部材(14
c),(14b)を支承する枢支ピン(13)と線0Bに関して
対称な枢支ピン(13)が保持部材(14a),(14d)を支
承し、保持部材(14a)と保持部材(14c)と保持部材
(14d)は保持部材(14b)と対称であるので説明は省略
する。
に回動自在に嵌装された駆動板(3)と、この駆動板
(3)上に固着した1対の駆動ピン(4)とで構成され
ている。両駆動ピン(4)は駆動板(3)の軸部(3a)
上に装架された弾性部材(5)すなわち操作ばねの両端
にそれぞれ接して、弾性部材(5)をはさむような位置
に、駆動板(3)上に配置されている。被駆動部(6)
は被駆動軸(2)と、この被駆動軸(2)に固着された
被駆動板(7)と、被駆動板(7)上に固着された1対
の設定ピン(8)とからなっている。両設定ピン(8)
は弾性部材(5)の初期形状を設定するように弾性部材
(5)の両側に配設されている。このように、弾性部材
(5)は被駆動軸(2)を介して互いに嵌装された駆動
部(1)と被駆動部(6)との間に装着されている。被
駆動軸(2)に設けられた係止部(9)は被駆動軸
(2)に固着された係止板(10)と、この係止板(10)
の先端部に取付けられた係止ピンすなわち係止部材(1
1)とからなっている。係止部材(11)は被駆動軸
(2)の回動により被駆動軸(2)を中心とした円弧状
の動作軌跡(一点鎖線110)上を動きうるようになって
いるが、被駆動軸(2)を回動自在に支承する固定支持
部(12)に設けた枢支ピン(13)によって、回動自在に
支承された保持部材(14c)の一端(15c)と係止可能に
なっている。保持部材(14c)は凹部(16c)を有し、こ
の凹部(16c)内に固定支持部(12)から突出した設定
ピン(17)によって、保持部(14c)の回動(揺動)が
設定されている。保持部材(14c)の一端(15c)に対す
る他端(18c)は駆動部(1)と協動するように、例え
ば駆動板(3)の一端に設けた解放部材(19)のやはり
被駆動軸(2)を中心とした回動軌跡(一点鎖線190)
上に位置し、駆動板(3)の回動によって解放部材(1
9)と係合し、保持部材(14c)を図で時計方向に小角度
回動しうるようになっている。保持部材(14c)は今一
つの保持部材(14b)と一対となっていて、保持部材(1
4b)はピン(13)に関し保持部材(14c)と対称位置に
あり、その一端(15b)は係止部材(11)の運動軌跡上
にあり、他端(18b)は解放部材(19)と係合しうる位
置にある。さらに図示例では(A),(B),(C)の
3位置を得るように駆動板(3)および被駆動板(7)
は被駆動軸(2)の中心(0)と(B)とを結ぶ線0Bに
対して対称形状であり、駆動ピン(4)および設定ピン
(8)は線0Bに関し対称に位置し、更に保持部材(14
c),(14b)を支承する枢支ピン(13)と線0Bに関して
対称な枢支ピン(13)が保持部材(14a),(14d)を支
承し、保持部材(14a)と保持部材(14c)と保持部材
(14d)は保持部材(14b)と対称であるので説明は省略
する。
なお、連結軸(101)は被駆動軸(2)と一体に結合
され、他端に駆動レバー(102)を備え、絶縁ロッド(1
03)を介して可動接点(104)と軸着されている。可動
接点(104)は一端が固定端子(105)と回動自在に結合
され、他端は動作によって固定接点(106),(107)と
接触するように配置されている。
され、他端に駆動レバー(102)を備え、絶縁ロッド(1
03)を介して可動接点(104)と軸着されている。可動
接点(104)は一端が固定端子(105)と回動自在に結合
され、他端は動作によって固定接点(106),(107)と
接触するように配置されている。
次に動作について説明する。
駆動部(1)を例えば手動により図の(B)位置から
(C)位置に操作する場合について作用を説明する。駆
動板(3)を第1図で時計方向に回動させると、左側の
駆動ピン(4)は弾性部材(5)の左側に接し、これを
時計方向に押して行くが、弾性部材(5)の右側は設定
ピン(8)に接していて被駆動板(7)、被駆動軸
(2)、係止板(10)および係止部材(11)を経由して
保持部材(14c)で保持されているので、弾性部材
(5)は蓄勢され、蓄勢力は駆動板(3)の回動につれ
て増大して行く。更に回動を続け、弾性部材(5)の蓄
勢終点時に近くなり、十分な駆動力が得られる時点で、
駆動板(3)と協動する解放部材(19)が(C)位置に
接近し、保持部材(14c)の他端(18c)に係合し、これ
を押下げて保持部材(14c)を枢支ピン(13)を支点と
して時計方向に回動させるので、一端(15c)と係止部
材(11)の係合が外れ、弾性部材(5)の右側の保持が
解放され、被駆動軸(2)は弾性部材(5)による必要
な駆動力で駆動される。(C)位置では係止部材(11)
は保持部材(14b)の一端(15b)と係合し、図に省略さ
れた付勢部材で保持部材(14b)に与えられている復帰
力に打ち勝ち、保持部材(14b)を反時計方向に押下げ
て他端(15b)を通過すると、保持部材(14b)は復帰し
て、係止部材(11)は他端(15b)で保持される。位置
(C)から位置(B)への動作と位置(A)から位置
(B)への動作はこれと可逆的であり、(B)→(A)
の動作は左右が逆になるだけで(B)→(C)と全く同
様である。
(C)位置に操作する場合について作用を説明する。駆
動板(3)を第1図で時計方向に回動させると、左側の
駆動ピン(4)は弾性部材(5)の左側に接し、これを
時計方向に押して行くが、弾性部材(5)の右側は設定
ピン(8)に接していて被駆動板(7)、被駆動軸
(2)、係止板(10)および係止部材(11)を経由して
保持部材(14c)で保持されているので、弾性部材
(5)は蓄勢され、蓄勢力は駆動板(3)の回動につれ
て増大して行く。更に回動を続け、弾性部材(5)の蓄
勢終点時に近くなり、十分な駆動力が得られる時点で、
駆動板(3)と協動する解放部材(19)が(C)位置に
接近し、保持部材(14c)の他端(18c)に係合し、これ
を押下げて保持部材(14c)を枢支ピン(13)を支点と
して時計方向に回動させるので、一端(15c)と係止部
材(11)の係合が外れ、弾性部材(5)の右側の保持が
解放され、被駆動軸(2)は弾性部材(5)による必要
な駆動力で駆動される。(C)位置では係止部材(11)
は保持部材(14b)の一端(15b)と係合し、図に省略さ
れた付勢部材で保持部材(14b)に与えられている復帰
力に打ち勝ち、保持部材(14b)を反時計方向に押下げ
て他端(15b)を通過すると、保持部材(14b)は復帰し
て、係止部材(11)は他端(15b)で保持される。位置
(C)から位置(B)への動作と位置(A)から位置
(B)への動作はこれと可逆的であり、(B)→(A)
の動作は左右が逆になるだけで(B)→(C)と全く同
様である。
従来の開閉器の操作位置は以上のように構成されてい
るので、例えは保持部材(14c)に不具合があった場
合、被駆動部(6)すなわち被駆動軸(2)が所定位置
で停止させずに回動してオーバーランするという問題点
があった。
るので、例えは保持部材(14c)に不具合があった場
合、被駆動部(6)すなわち被駆動軸(2)が所定位置
で停止させずに回動してオーバーランするという問題点
があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、被駆動部の回動動作が設定された2位置の
間のみを動くようにすることにより被駆動軸のオーバー
ランによる誤動作のない安定した操作が行える開閉器の
操作装置を得ることを目的とする。
れたもので、被駆動部の回動動作が設定された2位置の
間のみを動くようにすることにより被駆動軸のオーバー
ランによる誤動作のない安定した操作が行える開閉器の
操作装置を得ることを目的とする。
この発明に係る開閉器の操作装置は、被駆動軸の位置
を保持する動作位置保持部とばねエネルギー保持部とば
ね駆動部と操作部と被駆動部の動作範囲を限定する動作
位置制御部とからなり、被駆動軸が選択した2位置間で
安定に回動動作するようにしたものである。
を保持する動作位置保持部とばねエネルギー保持部とば
ね駆動部と操作部と被駆動部の動作範囲を限定する動作
位置制御部とからなり、被駆動軸が選択した2位置間で
安定に回動動作するようにしたものである。
この発明においては、被駆動軸の回動動作範囲を2位
置に限定し、フレームによって被駆動軸の位置を選定す
るように行ったものである。
置に限定し、フレームによって被駆動軸の位置を選定す
るように行ったものである。
以下、この発明の一実施例を第1図〜第12図について
説明する。まず、この実施例の構成を第1図〜第3図に
基づいて説明する。
説明する。まず、この実施例の構成を第1図〜第3図に
基づいて説明する。
第1図は被駆動軸(2)を保持する動作位置保持部
(20)で、被駆動軸(2)にボス(21)を介して直接固
着結合された保持レバー(22)とこの保持レバー(22)
の外側部に取付けられた複数個の保持ローラ(23a)〜
(23c)とこの保持ローラ(23)に係合してこれを保持
する二つのラッチ(24a),(24b)とで構成されてい
る。これらの部材はフレーム(図示省略)にそれぞれの
位置を決めて組立てられており、保持レバー(22)はボ
ス(21)でフレームと回動自在に組合されており、ラッ
チ(24a),(24b)はラッチピン(25a),(25b)で回
動自在にフレームに取付けられている。保持ローラ(23
a)〜(23c)はピン(26a)〜(26c)によって回動自在
に保持レバー(22)に取付けられている。ラッチ(24
a),(24b)の動作部位にはラッチ(24a),(24b)の
動作範囲を制御するためのストッパーピン(27a),(2
7b),(28a),(28b)がフレームに固着されている。
ストッパーピン(27a),(27b)はそれぞれラッチ(24
a),(24b)に設けたガイド穴(29a),(29b)を貫通
してフレームに固着されている。またラッチ(24a),
(24b)の操作と保持ローラ(23a)〜(23c)との係合
を保持するために、トリガレバー(30a),(30b)がラ
ッチ(24a),(24b)に固着取付けされており、トリガ
レバー(30a),(30b)を介してフレームに設けたばね
掛ピン(31)との間にリセットばね(32a),(32b)を
掛けて常時ラッチ(24a),(24b)を付勢している。
(20)で、被駆動軸(2)にボス(21)を介して直接固
着結合された保持レバー(22)とこの保持レバー(22)
の外側部に取付けられた複数個の保持ローラ(23a)〜
(23c)とこの保持ローラ(23)に係合してこれを保持
する二つのラッチ(24a),(24b)とで構成されてい
る。これらの部材はフレーム(図示省略)にそれぞれの
位置を決めて組立てられており、保持レバー(22)はボ
ス(21)でフレームと回動自在に組合されており、ラッ
チ(24a),(24b)はラッチピン(25a),(25b)で回
動自在にフレームに取付けられている。保持ローラ(23
a)〜(23c)はピン(26a)〜(26c)によって回動自在
に保持レバー(22)に取付けられている。ラッチ(24
a),(24b)の動作部位にはラッチ(24a),(24b)の
動作範囲を制御するためのストッパーピン(27a),(2
7b),(28a),(28b)がフレームに固着されている。
ストッパーピン(27a),(27b)はそれぞれラッチ(24
a),(24b)に設けたガイド穴(29a),(29b)を貫通
してフレームに固着されている。またラッチ(24a),
(24b)の操作と保持ローラ(23a)〜(23c)との係合
を保持するために、トリガレバー(30a),(30b)がラ
ッチ(24a),(24b)に固着取付けされており、トリガ
レバー(30a),(30b)を介してフレームに設けたばね
掛ピン(31)との間にリセットばね(32a),(32b)を
掛けて常時ラッチ(24a),(24b)を付勢している。
第2図はばねエネルギー保持部(33)とばね駆動部
(34)と動作位置制御部(35)を示したもので、被駆動
軸(2)に固着結合された保持レバー(36)に設けたば
ねエネルギー保持部(33)は保持レバー(36)に固着し
たホールドピン(37)に回動自在に装着した二つのホル
ダー(38a),(38b)および保持レバー(36)に固着し
たホルダーストッパー(39a),(39b)により構成され
ている。ホルダー(38a),(38b)には駆動ピン(40
a),(40b)がそれぞれ設けられ、リセットばね(41)
で互いにホルダーストッパー(39a),(39b)側に付勢
されている。ばね駆動部(34)は被駆動軸(2)に回動
自在に装着した駆動レバー(42)のボス(42a)に操作
ばね(43)を装着し、駆動レバー(42)に固着したばね
掛ピン(42b),42c)で操作ばね(43)を支えて構成さ
れている。さらに駆動レバー(42)の一端にはカムシャ
フト(44)が回動自在に装着されており、カムシャフト
(44)を回動するカムシャフトピン(45)がカムシャフ
ト(44)を貫通して装着されている。動作位置制御部
(35)は制御レバー(46)にばね掛ピン(46a),(46
b)を固着して被駆動軸(2)に回動自在に装着され、
ばね掛ピン(46a),(46b)は操作ばね(43)に接する
ように装着されている。制御レバー(46)にはストッパ
ーピン(46c)が固着されており、フレームに設けた係
合穴(図示省略)に係合して制御レバー(46)の位置を
固定している。
(34)と動作位置制御部(35)を示したもので、被駆動
軸(2)に固着結合された保持レバー(36)に設けたば
ねエネルギー保持部(33)は保持レバー(36)に固着し
たホールドピン(37)に回動自在に装着した二つのホル
ダー(38a),(38b)および保持レバー(36)に固着し
たホルダーストッパー(39a),(39b)により構成され
ている。ホルダー(38a),(38b)には駆動ピン(40
a),(40b)がそれぞれ設けられ、リセットばね(41)
で互いにホルダーストッパー(39a),(39b)側に付勢
されている。ばね駆動部(34)は被駆動軸(2)に回動
自在に装着した駆動レバー(42)のボス(42a)に操作
ばね(43)を装着し、駆動レバー(42)に固着したばね
掛ピン(42b),42c)で操作ばね(43)を支えて構成さ
れている。さらに駆動レバー(42)の一端にはカムシャ
フト(44)が回動自在に装着されており、カムシャフト
(44)を回動するカムシャフトピン(45)がカムシャフ
ト(44)を貫通して装着されている。動作位置制御部
(35)は制御レバー(46)にばね掛ピン(46a),(46
b)を固着して被駆動軸(2)に回動自在に装着され、
ばね掛ピン(46a),(46b)は操作ばね(43)に接する
ように装着されている。制御レバー(46)にはストッパ
ーピン(46c)が固着されており、フレームに設けた係
合穴(図示省略)に係合して制御レバー(46)の位置を
固定している。
第3図は操作部(47)を示し、(48)は操作レバー
で、被駆動軸(2)に回動自在に装着された操作軸(4
9)に固着されている。操作レバー(48)にはピン(50
a),(50b)により回動自在に取付けられたパウル(51
a),(51b)がリンク(52)で回動自在に連結され、4
節リンクを形成してなっている。リンク(52)はそれぞ
れのパウル(51a),(51b)に固着したピン(53a),
(53b)に挿入しており、同じピン(53a),(53b)に
ガイドレバー(54)とガイドローラ(55a),(55b)が
挿入されている。またパウル(51a),(51b)の回転軸
部にはリセットばね(56a),(56b)がそれぞれ装着さ
れ、操作レバー(48)に設けたピン(48a),(48b)の
間に掛けられパウル(51a),(51b)を互いに外側へ突
張っている。(57)はガイドで、操作軸(49)に回動自
在に装着しており、一端を円弧面(57a)に形成し他端
はコ字形の角部(57b),(57c)を形成している。
で、被駆動軸(2)に回動自在に装着された操作軸(4
9)に固着されている。操作レバー(48)にはピン(50
a),(50b)により回動自在に取付けられたパウル(51
a),(51b)がリンク(52)で回動自在に連結され、4
節リンクを形成してなっている。リンク(52)はそれぞ
れのパウル(51a),(51b)に固着したピン(53a),
(53b)に挿入しており、同じピン(53a),(53b)に
ガイドレバー(54)とガイドローラ(55a),(55b)が
挿入されている。またパウル(51a),(51b)の回転軸
部にはリセットばね(56a),(56b)がそれぞれ装着さ
れ、操作レバー(48)に設けたピン(48a),(48b)の
間に掛けられパウル(51a),(51b)を互いに外側へ突
張っている。(57)はガイドで、操作軸(49)に回動自
在に装着しており、一端を円弧面(57a)に形成し他端
はコ字形の角部(57b),(57c)を形成している。
次にこの実施例の動作を第4図〜第9図に基づいて説
明する。
明する。
第4図において操作軸(49)の六角部を操作ハンドル
(図示省略)で反時計方向に回すと図に示すように操作
部(47)が反時計方向に回動し、リンク(52)によりカ
ムシャフトピン(45)の一端を押し、カムシャフト(4
4)を時計方向に回してカム(44a)でホルダー(38a)
の駆動ピン(40a)を押し、ホールドピン(37)の回り
を反時計方向にホルダー(38a)を回す。その結果、カ
ムシャフト(44)とホルダー(38a)の係合が外れ、ば
ね駆動部(34)とばねエネルギー保持部(33)の係合が
切り離される。次いで、パウル(51a)とカムシャフト
(44)が係合し、リンク(52)を介して他方のパウル
(51b)を押し下げ、ガイドローラ(55b)をガイド(5
7)の円弧面(57a)を押しつける。この状態でさらに操
作軸(49)を反時計方向に回転しつづけると、ガイド
(57)はガイドローラ(55b)によって与えられる分力
で反時計方向に回転し、制御レバー(46)に設けたスト
ッパーピン(46c)に当るまで回り止められる。引き続
き操作を続けると、第5図の位置となり、操作ばね(4
3)は駆動レバー(42)のばね掛ピン(42b)によって押
され、制御レバー(46)のばね掛ピン(46b)との間で
ばねエネルギーが蓄勢される。この時、パウル(51b)
に挿入したガイドローラ(55b)とガイド(57)の円弧
面(57a)の関係位置は係合が外れる直前の位置となっ
ており、ばねエネルギー保持部(33)のホルダー(38
b)はカムシャフト(44)と係合する位置にリセットし
ている。
(図示省略)で反時計方向に回すと図に示すように操作
部(47)が反時計方向に回動し、リンク(52)によりカ
ムシャフトピン(45)の一端を押し、カムシャフト(4
4)を時計方向に回してカム(44a)でホルダー(38a)
の駆動ピン(40a)を押し、ホールドピン(37)の回り
を反時計方向にホルダー(38a)を回す。その結果、カ
ムシャフト(44)とホルダー(38a)の係合が外れ、ば
ね駆動部(34)とばねエネルギー保持部(33)の係合が
切り離される。次いで、パウル(51a)とカムシャフト
(44)が係合し、リンク(52)を介して他方のパウル
(51b)を押し下げ、ガイドローラ(55b)をガイド(5
7)の円弧面(57a)を押しつける。この状態でさらに操
作軸(49)を反時計方向に回転しつづけると、ガイド
(57)はガイドローラ(55b)によって与えられる分力
で反時計方向に回転し、制御レバー(46)に設けたスト
ッパーピン(46c)に当るまで回り止められる。引き続
き操作を続けると、第5図の位置となり、操作ばね(4
3)は駆動レバー(42)のばね掛ピン(42b)によって押
され、制御レバー(46)のばね掛ピン(46b)との間で
ばねエネルギーが蓄勢される。この時、パウル(51b)
に挿入したガイドローラ(55b)とガイド(57)の円弧
面(57a)の関係位置は係合が外れる直前の位置となっ
ており、ばねエネルギー保持部(33)のホルダー(38
b)はカムシャフト(44)と係合する位置にリセットし
ている。
さらに操作軸(49)の回転を続けると、第6図に示す
ようにガイドローラ(55b)がガイド面(57a)を越え、
ガイド(57)を時計方向に急瞬に回転させ、ストッパー
ピン(46c)と爪(57c)が当るまで回転させると共にパ
ウル(51b)を時計方向に回転させ、パウル(51a)とカ
ムシャフト(44)の係合を解除してばね駆動部(34)を
蓄勢した操作ばね(43)のエネルギーで時計方向へ回動
させ、カムシャフト(44)とホルダー(38b)の係合を
行う。この時、ホルダー(38b)に加えられたエネルギ
ーはホルダーピン(37)、保持レバー(36)および保持
レバー(22)を介して保持ローラ(23b)とラッチ(24
a)で保持される。
ようにガイドローラ(55b)がガイド面(57a)を越え、
ガイド(57)を時計方向に急瞬に回転させ、ストッパー
ピン(46c)と爪(57c)が当るまで回転させると共にパ
ウル(51b)を時計方向に回転させ、パウル(51a)とカ
ムシャフト(44)の係合を解除してばね駆動部(34)を
蓄勢した操作ばね(43)のエネルギーで時計方向へ回動
させ、カムシャフト(44)とホルダー(38b)の係合を
行う。この時、ホルダー(38b)に加えられたエネルギ
ーはホルダーピン(37)、保持レバー(36)および保持
レバー(22)を介して保持ローラ(23b)とラッチ(24
a)で保持される。
さらに操作軸(49)の回転を続けることにより第7図
に示すように操作部(47)はばね駆動部(34)から完全
に分離される。このように操作ばね(43)のエネルギー
の蓄勢された状態を第8図に示す。
に示すように操作部(47)はばね駆動部(34)から完全
に分離される。このように操作ばね(43)のエネルギー
の蓄勢された状態を第8図に示す。
次にこの第8図の状態より、第1図に示すラッチ(24
a)を時計方向に回すことによってラッチ(24a)と保持
ローラ(26b)の係合が外れ、操作ばね(43)のエネル
ギーはカムシャフト(44)、ホルダー(38b)、保持レ
バー(36),(22)を介して被駆動軸(2)に伝えら
れ、第9図の位置まで保持レバー(36)を時計方向に回
して被駆動軸(2)を所定の角度まで回動し、開閉器の
接点(従来装置の第13図を参照)を駆動する。被駆動軸
(2)の動作を逆にする時は第9図の状態からばね駆動
部(34)が時計方向に回るように操作軸(49)を操作す
れば良い。
a)を時計方向に回すことによってラッチ(24a)と保持
ローラ(26b)の係合が外れ、操作ばね(43)のエネル
ギーはカムシャフト(44)、ホルダー(38b)、保持レ
バー(36),(22)を介して被駆動軸(2)に伝えら
れ、第9図の位置まで保持レバー(36)を時計方向に回
して被駆動軸(2)を所定の角度まで回動し、開閉器の
接点(従来装置の第13図を参照)を駆動する。被駆動軸
(2)の動作を逆にする時は第9図の状態からばね駆動
部(34)が時計方向に回るように操作軸(49)を操作す
れば良い。
なお、第10図〜第12図はこの実施例の構成を補足する
説明図であり、第10図は操作部(47)の側面構成図を示
し、第11図、第12図はガイド(57)の構造図を示す。
説明図であり、第10図は操作部(47)の側面構成図を示
し、第11図、第12図はガイド(57)の構造図を示す。
上記実施例では動作位置制御部(35)の設定を1カ所
で説明したが、フレームに設けたストッパーピン(46
c)との係合位置を複数個持つことにより自在に動作位
置を設定することができる。
で説明したが、フレームに設けたストッパーピン(46
c)との係合位置を複数個持つことにより自在に動作位
置を設定することができる。
以上のように、この発明によれば被駆動軸の回動動作
位置を保持する動作位置保持部の二つの動作位置を動作
位置制御部で選択して動作させるので、何らかのトラブ
ルがあっても被駆動軸の回動動作がオーバーランして開
閉器の誤動作が生じることのない安定した操作の行える
ものが得られるという効果がある。
位置を保持する動作位置保持部の二つの動作位置を動作
位置制御部で選択して動作させるので、何らかのトラブ
ルがあっても被駆動軸の回動動作がオーバーランして開
閉器の誤動作が生じることのない安定した操作の行える
ものが得られるという効果がある。
第1図〜第3図はこの発明の一実施例を示す正面図で、
第1図は動作位置保持部を中心に表わした図、第2図は
ばねエネルギー保持部とばね駆動部と動作位置制御部と
を中心に表わした図、第3図は操作部を中心に表わした
図である。 第4図〜第9図は第1図〜第3図の動作状態図で、第1
図〜第3図の状態から操作軸が回動操作されて第4図か
ら順次変化して第8図の状態で操作ばねが蓄勢されそし
て第9図の状態で操作ばねが放勢される。 第10図は第3図を上からみた図、第11図はガイドの正面
図、第12図は第11図の線XII−XIIの断面図である。 第13図は従来装置を示す正面図、第14図は第13図を上か
らみた図である。 図において、(2)は被駆動軸、(20)は動作位置保持
部、(33)はばねエネルギー保持部、(34)はばね駆動
部、(35)は動作位置制御部、(47)は操作部を示す。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
第1図は動作位置保持部を中心に表わした図、第2図は
ばねエネルギー保持部とばね駆動部と動作位置制御部と
を中心に表わした図、第3図は操作部を中心に表わした
図である。 第4図〜第9図は第1図〜第3図の動作状態図で、第1
図〜第3図の状態から操作軸が回動操作されて第4図か
ら順次変化して第8図の状態で操作ばねが蓄勢されそし
て第9図の状態で操作ばねが放勢される。 第10図は第3図を上からみた図、第11図はガイドの正面
図、第12図は第11図の線XII−XIIの断面図である。 第13図は従来装置を示す正面図、第14図は第13図を上か
らみた図である。 図において、(2)は被駆動軸、(20)は動作位置保持
部、(33)はばねエネルギー保持部、(34)はばね駆動
部、(35)は動作位置制御部、(47)は操作部を示す。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】少なくとも三つの動作位置を有するばね操
作形の開閉器の操作装置において、 開閉器の電気接点を駆動して開閉させる被駆動軸を有
し、この被駆動軸を保持して回動させる機構として、前
記被駆動軸に固着された保持レバーと、この保持レバー
に取付けられた複数個の保持ローラと、この保持ローラ
に係合してこれを保持するラッチとを有する動作位置保
持部と、 前記被駆動軸に固着された保持レバーと、この保持レバ
ーに固着されたホールドピンと、このホールドピンに回
動自在に装着したホルダーと、前記保持レバーに固着さ
れたホルダーストッパーとを有するばねエネルギー保持
部と、 前記被駆動軸に回動自在に装着された駆動レバーと、こ
の駆動レバーに装着され駆動レバーのばね掛ピンで支え
られている操作ばねと、前記駆動レバーの一端に回動自
在に設けられたカムシャフトと、このカムシャフトを貫
通して装着されカムシャフトを回動させるカムシャフト
ピンとを有するばね駆動部と、 前記操作ばねに接するばね掛ピンが固着されているとと
もに前記被駆動軸に回動自在に装着された制御レバーを
有する動作位置制御部を備えているとともに、 前記被駆動軸に回動自在に装着された操作軸と、この操
作軸に固着された操作レバーと、この操作レバーに回動
自在に設けられた一対のパウルと、両パウルに両端部が
回動自在に連結されたリンクと、前記操作軸に回動自在
に装着されている一端に円弧面が形成されたガイドとを
有する、前記開閉器を開閉操作させる操作部を備え、 前記操作部を前記被駆動軸を中心として回すことにより
前記動作位置制御部の前記ばね掛ピンによって保持され
た前記操作ばねを前記ばね駆動部を介して蓄勢し、前記
ばね駆動部の前記カムシャフトと前記ばねエネルギー保
持部のホルダーとが係合し、このホルダーを介して前記
操作ばねのばねエネルギーが前記動作位置制御部の前記
ラッチに伝達され、このラッチを外すことにより前記操
作ばねエネルギーが放勢され、 この放勢されるばねエネルギーによって前記ばね駆動部
のカムシャフトと前記エネルギー保持部の前記ホルダー
が係合状態を保持したまま一体に回動して前記被駆動軸
を回動し、前記電気接点を駆動するとともに、この動作
角度を前記動作位置制御部のばね掛ピンと前記ばねエネ
ルギー保持部の前記保持レバーとの当接によって一定動
作角度に制限することを特徴とする開閉器の操作装置。 - 【請求項2】前記(1)項記載の開閉器の操作装置にお
いて、動作位置制御部のばね掛ピンとばねエネルギー保
持部の保持レバーとの当接により、動作位置を常に2位
置に限定する動作範囲を有し、この動作範囲をフレーム
に設けたストッパピンを切替えることにより別の動作角
度となる2位置へ切替えることができることを特徴とす
る開閉器の操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12092688A JP2608099B2 (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | 開閉器の操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12092688A JP2608099B2 (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | 開閉器の操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01289037A JPH01289037A (ja) | 1989-11-21 |
JP2608099B2 true JP2608099B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=14798400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12092688A Expired - Lifetime JP2608099B2 (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | 開閉器の操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2608099B2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-17 JP JP12092688A patent/JP2608099B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01289037A (ja) | 1989-11-21 |
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