JP2607908B2 - 小物物品の合成樹脂製品への結合具 - Google Patents
小物物品の合成樹脂製品への結合具Info
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は合成樹脂製品に小物部品を結合する結合具に
関する。
関する。
(従来の技術) 従来、例えば自動車、電子部品、家電製品、カメラ、
航空機などにおける合成樹脂製品に、小物部品特に金属
製小物部品や異質の合成樹脂から成る小物部品などを結
合する結合具としては、リベット又は鳩目金具を用い、
このリベット又は鳩目金具を前記合成樹脂製品と小物部
品との取付面にそれぞれ形成した取付孔にカシメ止めし
て、前記合成樹脂製品に小物部品を結合するようにして
いる。
航空機などにおける合成樹脂製品に、小物部品特に金属
製小物部品や異質の合成樹脂から成る小物部品などを結
合する結合具としては、リベット又は鳩目金具を用い、
このリベット又は鳩目金具を前記合成樹脂製品と小物部
品との取付面にそれぞれ形成した取付孔にカシメ止めし
て、前記合成樹脂製品に小物部品を結合するようにして
いる。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、前記した如くリベットや鳩目金具を用いて
結合する場合には、前記合成樹脂製品と小物部品との取
付面にそれぞれ取付用孔を特別に形成する必要があり、
その加工が面倒で手間を要するばかりか、前記リベット
や鳩目金具をカシメる際の加工応力によって、前記合成
樹脂製品及び小物部品がヒビ割れする問題を有してい
た。
結合する場合には、前記合成樹脂製品と小物部品との取
付面にそれぞれ取付用孔を特別に形成する必要があり、
その加工が面倒で手間を要するばかりか、前記リベット
や鳩目金具をカシメる際の加工応力によって、前記合成
樹脂製品及び小物部品がヒビ割れする問題を有してい
た。
本発明の目的は、小物部品を保持可能な合成樹脂から
成る結合具本体を用い、該結合具本体を合成樹脂製品に
確実強固に一体溶着することにより、合成樹脂製品の取
付面に特別な取付孔を設けたり、合成樹脂製品がヒビ割
れしたりすることなく前記小物部品を前記合成樹脂製品
に強固に固定できる合成樹脂製品に小物部品を結合する
結合具を提供せんとするものである。
成る結合具本体を用い、該結合具本体を合成樹脂製品に
確実強固に一体溶着することにより、合成樹脂製品の取
付面に特別な取付孔を設けたり、合成樹脂製品がヒビ割
れしたりすることなく前記小物部品を前記合成樹脂製品
に強固に固定できる合成樹脂製品に小物部品を結合する
結合具を提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 合成樹脂製品(2)に、該合成樹脂製品(2)に対し
加熱溶着不能な材料から成る小物部品(3)を結合する
結合具であって、前記小物部品(3)を保持する保持部
(51)と、該保持部(51)に対し突出して前記合成樹脂
製品(2)に対面する結合部(53)とを備えた合成樹脂
から成る結合具本体(5)における結合部(53)の突出
面に、加熱により溶融して合成樹脂製品と一体化する多
数の突起(52)を突設し、これら突設(52)を前記合成
樹脂製品(2)の取付部位に加熱溶着して、前記小物部
品(3)を前記合成樹脂製品(2)に結合する如くした
ことを特徴とするものである。
加熱溶着不能な材料から成る小物部品(3)を結合する
結合具であって、前記小物部品(3)を保持する保持部
(51)と、該保持部(51)に対し突出して前記合成樹脂
製品(2)に対面する結合部(53)とを備えた合成樹脂
から成る結合具本体(5)における結合部(53)の突出
面に、加熱により溶融して合成樹脂製品と一体化する多
数の突起(52)を突設し、これら突設(52)を前記合成
樹脂製品(2)の取付部位に加熱溶着して、前記小物部
品(3)を前記合成樹脂製品(2)に結合する如くした
ことを特徴とするものである。
(作用) しかして、前記合成樹脂製品(2)に小物部品、特に
金属製小物部品や異質の合成樹脂から成る小物部品
(2)などを結合する場合に、前記合成樹脂製品(2)
に前記小物部品(3)を前記結合具本体(5)における
突起(52)の前記合成樹脂製品(2)への加熱溶着をし
て結合させて、前記合成樹脂製品(2)の取付面に取付
用孔を特別に設ける必要がなく、また該合成樹脂製品
(2)がヒビ割れしたりすることなく確実に強固に一体
化させることができ、前記小物部品(3)を前記合成樹
脂製品(2)に強固に固着できるのである。
金属製小物部品や異質の合成樹脂から成る小物部品
(2)などを結合する場合に、前記合成樹脂製品(2)
に前記小物部品(3)を前記結合具本体(5)における
突起(52)の前記合成樹脂製品(2)への加熱溶着をし
て結合させて、前記合成樹脂製品(2)の取付面に取付
用孔を特別に設ける必要がなく、また該合成樹脂製品
(2)がヒビ割れしたりすることなく確実に強固に一体
化させることができ、前記小物部品(3)を前記合成樹
脂製品(2)に強固に固着できるのである。
(実施例) 以下本発明に係る結合具の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
図面は本発明に係る結合具を用いた自動車用バイザー
を示し、第1図乃至第6図に示す自動車用バイザーはガ
ラス溝(11)と、該ガラス溝(11)に内装するランチャ
ンネル(12)とを備えたサイドドア(1)の窓枠(10)
の装着して用いるサイドドア取付タイプのものであっ
て、その構造は、前記窓枠(10)に沿う庇部(21)と、
窓枠(10)のガラス溝(11)に差込まれる耳部(22)と
を備えたアクリル樹脂から成るサイドバイザー(合成樹
脂製品)(2)の前記耳部(22)に、前記合成樹脂製品
(2)に対し加熱溶着不能な材料から成り、前記ガラス
溝(11)内のゴム又はフェルト等のランチャンネル(1
2)に係止保持される係止金具(小物部品)(3)を取
付けて成るものである。
を示し、第1図乃至第6図に示す自動車用バイザーはガ
ラス溝(11)と、該ガラス溝(11)に内装するランチャ
ンネル(12)とを備えたサイドドア(1)の窓枠(10)
の装着して用いるサイドドア取付タイプのものであっ
て、その構造は、前記窓枠(10)に沿う庇部(21)と、
窓枠(10)のガラス溝(11)に差込まれる耳部(22)と
を備えたアクリル樹脂から成るサイドバイザー(合成樹
脂製品)(2)の前記耳部(22)に、前記合成樹脂製品
(2)に対し加熱溶着不能な材料から成り、前記ガラス
溝(11)内のゴム又はフェルト等のランチャンネル(1
2)に係止保持される係止金具(小物部品)(3)を取
付けて成るものである。
前記係止金具(3)は、前記耳部(22)に取付けられ
る取付部(31)と前記ランチャンネル(12)に係止する
係止部(32)とを備えている。尚、前記したように加熱
溶着不能な材料から成る係止金具とは、後記する超音波
溶着機などの一般的な溶着機で加熱溶着する場合、充分
な結合強度が得られる溶着ができない材料で形成された
ものを云う。
る取付部(31)と前記ランチャンネル(12)に係止する
係止部(32)とを備えている。尚、前記したように加熱
溶着不能な材料から成る係止金具とは、後記する超音波
溶着機などの一般的な溶着機で加熱溶着する場合、充分
な結合強度が得られる溶着ができない材料で形成された
ものを云う。
又、第1図中(4)は窓ガラスである。
しかして、前記合成樹脂製サイドバイザー(2)と係
止金具(3)とを次の結合具により結合するのである。
止金具(3)とを次の結合具により結合するのである。
即ち、前記結合具として、前記係止金具(3)を保持
する保持部(51)と、前記サイドバイザー(2)に対向
する結合面をもち、この結合面に多数の突起(52)を突
設した結合部(53)とを有する結合具本体(5)を、前
記サイドバイザー本体(2)と同一のアクリル樹脂によ
り形成するのである。
する保持部(51)と、前記サイドバイザー(2)に対向
する結合面をもち、この結合面に多数の突起(52)を突
設した結合部(53)とを有する結合具本体(5)を、前
記サイドバイザー本体(2)と同一のアクリル樹脂によ
り形成するのである。
具体的には、第2図に示す如く前記結合具本体(5)
による係止金具(3)の保持手段として、前記係止金具
(3)の取付部(31)の中央に例えば方形状の貫通孔
(31a)を形成する一方、該貫通孔(31a)に挿通可能な
結合部(53)と、前記貫通孔(31a)の外周よりも大な
るフランジから成る保持部(51)とを備えた結合具本体
(5)を形成し、該結合具本体(5)の結合部(53)を
前記貫通孔(31a)に挿通することにより前記保持部(5
1)で係止金具(3)を保持すべく成す。
による係止金具(3)の保持手段として、前記係止金具
(3)の取付部(31)の中央に例えば方形状の貫通孔
(31a)を形成する一方、該貫通孔(31a)に挿通可能な
結合部(53)と、前記貫通孔(31a)の外周よりも大な
るフランジから成る保持部(51)とを備えた結合具本体
(5)を形成し、該結合具本体(5)の結合部(53)を
前記貫通孔(31a)に挿通することにより前記保持部(5
1)で係止金具(3)を保持すべく成す。
そして前記結合部(53)の先端結合面に例えば第3図
に示す如くピラミッド形状の突起(52)を多数突設する
一方、前記結合部(53)を前記貫通孔(31a)に挿通し
たとき、前記結合面の突起(52)が前記貫通孔(31)よ
りも外方に突出すべく成す。
に示す如くピラミッド形状の突起(52)を多数突設する
一方、前記結合部(53)を前記貫通孔(31a)に挿通し
たとき、前記結合面の突起(52)が前記貫通孔(31)よ
りも外方に突出すべく成す。
しかして、前記結合具本体(5)の前記保持部(51)
に前記係止金具(3)を保持した状態で、第4図に示す
ように前記結合面の突起(52)を前記サイドバイザー
(2)の取付部位に接触させた後、これら結合具本体
(5)及びサイドバイザー(2)を超音波溶着機におけ
る音極間に保持して加圧しながら超音波を与え、その振
動により前記サイドバイザー(2)の取付面と点接触す
る突起(52)部分のみを加熱溶融して、前記結合具本体
(5)を前記サイドバイザー(2)と一体化し、前記係
止金具(3)を前記サイドバイザー(2)に結合する如
くしたのである。
に前記係止金具(3)を保持した状態で、第4図に示す
ように前記結合面の突起(52)を前記サイドバイザー
(2)の取付部位に接触させた後、これら結合具本体
(5)及びサイドバイザー(2)を超音波溶着機におけ
る音極間に保持して加圧しながら超音波を与え、その振
動により前記サイドバイザー(2)の取付面と点接触す
る突起(52)部分のみを加熱溶融して、前記結合具本体
(5)を前記サイドバイザー(2)と一体化し、前記係
止金具(3)を前記サイドバイザー(2)に結合する如
くしたのである。
従って、前記した結合具によると、前記サイドバイザ
ー(2)の取付部位に点接触する突起(52)部分が前記
超音波による振動により局部的に加熱されて溶融するの
で、前記サイドバイザー(2)や結合具本体(5)の前
記突起(52)以外の部分が形崩れしたり、ヒビ割れした
りすることなく確実に一体溶着させることができるので
ある。
ー(2)の取付部位に点接触する突起(52)部分が前記
超音波による振動により局部的に加熱されて溶融するの
で、前記サイドバイザー(2)や結合具本体(5)の前
記突起(52)以外の部分が形崩れしたり、ヒビ割れした
りすることなく確実に一体溶着させることができるので
ある。
その上、前記サイドバイザー(2)における耳部(2
2)の内方側には、リベットや鳩目金具を用いる場合の
ように、リベットや鳩目金具の頭部が突出することもな
いので、窓ガラス(4)の上縁がそれらの頭部に当って
異音が発生したり、窓ガラスに傷が付くこともなく、円
滑な窓ガラスの開閉が行なえるのである。
2)の内方側には、リベットや鳩目金具を用いる場合の
ように、リベットや鳩目金具の頭部が突出することもな
いので、窓ガラス(4)の上縁がそれらの頭部に当って
異音が発生したり、窓ガラスに傷が付くこともなく、円
滑な窓ガラスの開閉が行なえるのである。
また、前記結合具本体(5)による係止金具(3)の
保持手段としては、第7図の如く前記係止金具(3)の
前記取付部(31)の両側中間部に切欠部(31b)(31b)
を形成する一方、両端部に前記切欠部(31b)(31b)に
挿通可能な結合部(53)(53)を突設しな結合具本体
(5)を形成して、該結合具本体(5)の両結合部(5
3)(53)を前記両切欠部(31b)(31b)に挿通させる
ことにより、両結合部(53)(53)間に前記係止金具
(3)を保持させるようにしてもよいし、第8図の如く
前記係止金具(3)の前記取付部(31)を、前記結合具
本体(5)を成形する際にインサートして一体化させた
り、あるいはその他の保持手段であってもよい。
保持手段としては、第7図の如く前記係止金具(3)の
前記取付部(31)の両側中間部に切欠部(31b)(31b)
を形成する一方、両端部に前記切欠部(31b)(31b)に
挿通可能な結合部(53)(53)を突設しな結合具本体
(5)を形成して、該結合具本体(5)の両結合部(5
3)(53)を前記両切欠部(31b)(31b)に挿通させる
ことにより、両結合部(53)(53)間に前記係止金具
(3)を保持させるようにしてもよいし、第8図の如く
前記係止金具(3)の前記取付部(31)を、前記結合具
本体(5)を成形する際にインサートして一体化させた
り、あるいはその他の保持手段であってもよい。
また、前記取付部(31)の貫通孔(31a)及び前記結
合部(53)の形状としては、例えば第9図乃至第13図に
示す如く円形状や楕円形状、十字形状、三角形状、その
他異形形状としたり、或いは第14図乃至第16図に示す如
く2連円形状、2連方形状などであってもよい。
合部(53)の形状としては、例えば第9図乃至第13図に
示す如く円形状や楕円形状、十字形状、三角形状、その
他異形形状としたり、或いは第14図乃至第16図に示す如
く2連円形状、2連方形状などであってもよい。
更に、実施例では、前記結合具本体(5)に設ける突
起(52)の形状を角錐状としたけれども、この他例えば
第17図(イ)(ロ)(ハ)に示す如く球状、円錐状、円
柱状や第17図(ニ)(ホ)(ヘ)(ト)(チ)に示す如
く各種波形状など、先端面積が小さくなったものであれ
ば、何らその形状に限定されるものではない。
起(52)の形状を角錐状としたけれども、この他例えば
第17図(イ)(ロ)(ハ)に示す如く球状、円錐状、円
柱状や第17図(ニ)(ホ)(ヘ)(ト)(チ)に示す如
く各種波形状など、先端面積が小さくなったものであれ
ば、何らその形状に限定されるものではない。
尚、第10図中、(54)は結合具本体(5)の外側面に
設けた前記ランチャンネル(12)への係合突起である。
設けた前記ランチャンネル(12)への係合突起である。
尚、以上の実施例では、前記サイドバイザー(2)と
結合具本体(5)とを共に、アクリル樹脂により成形し
たものを用いて両者の融合性及び係止金具(3)の保持
強度を確保できるようにしたが、この他、同質同系統で
融合性の良い樹脂同士、つまり、融合性及び保持強度を
確保できる合成樹脂材の組合わせであれば、他の合成樹
脂材の組合わせであっても良く、例えばアクリル樹脂か
ら成るサイドバイザーとポリカーボネイトから成る結合
具本体(5)とを組合わせたものであっても良い。
結合具本体(5)とを共に、アクリル樹脂により成形し
たものを用いて両者の融合性及び係止金具(3)の保持
強度を確保できるようにしたが、この他、同質同系統で
融合性の良い樹脂同士、つまり、融合性及び保持強度を
確保できる合成樹脂材の組合わせであれば、他の合成樹
脂材の組合わせであっても良く、例えばアクリル樹脂か
ら成るサイドバイザーとポリカーボネイトから成る結合
具本体(5)とを組合わせたものであっても良い。
又既述実施例では、本発明結合具の使用例として自動
車用サイドバイザー(2)とその係止金具(3)との取
付けに用いたものについて説明したけれども、自動車用
サイドバイザーに限定されることなく、例えば、電子部
品、家電製品、カメラ、航空機などのあらゆる分野の合
成樹脂製品に金属製小物部品や異質の合成樹脂製小物部
品などを結合する場合の結合具として広く適用できるも
のである。
車用サイドバイザー(2)とその係止金具(3)との取
付けに用いたものについて説明したけれども、自動車用
サイドバイザーに限定されることなく、例えば、電子部
品、家電製品、カメラ、航空機などのあらゆる分野の合
成樹脂製品に金属製小物部品や異質の合成樹脂製小物部
品などを結合する場合の結合具として広く適用できるも
のである。
(発明の効果) 以上説明したように本発明結合具によれば、小物部品
(3)が、金属製品であれ、また、合成樹脂製品(2)
と異質の合成樹脂製品であれ、その材質如何に拘らず、
小物部品(3)を合成樹脂製品(2)に取付けることが
できながら、加熱により溶融して合成樹脂製品と一体化
する多数の突起(52)を設け、これら突起(52)を加熱
溶着して、結合具本体(5)に保持した小物部品(3)
を合成樹脂製品(2)に結合するから、合成樹脂製品
(2)にヒビ割れを生じさせることなく、小物部品
(3)を強固に固着することができるのである。
(3)が、金属製品であれ、また、合成樹脂製品(2)
と異質の合成樹脂製品であれ、その材質如何に拘らず、
小物部品(3)を合成樹脂製品(2)に取付けることが
できながら、加熱により溶融して合成樹脂製品と一体化
する多数の突起(52)を設け、これら突起(52)を加熱
溶着して、結合具本体(5)に保持した小物部品(3)
を合成樹脂製品(2)に結合するから、合成樹脂製品
(2)にヒビ割れを生じさせることなく、小物部品
(3)を強固に固着することができるのである。
しかも、加熱溶着するための多数の突起(52)は、結
合具本体(5)に設けているから、合成樹脂製品(2)
に特別の加工を施すことなく、該合成樹脂製品(2)の
任意の位置に小物部品(3)を結合することができるの
である。
合具本体(5)に設けているから、合成樹脂製品(2)
に特別の加工を施すことなく、該合成樹脂製品(2)の
任意の位置に小物部品(3)を結合することができるの
である。
第1図は本発明に係る結合具を使用した自動車用サイド
バイザーの一部省略縦断面図、第2図は係止金具と結合
具本体の斜視図、第3図は結合具本体における突起部分
の拡大説明図、第4図は係止金具を保持した結合具本体
の突起をサイドバイザー本体に接触させた状態を示す縦
断面図、第5図は自動車用サイドバイザーの部分拡大
図、第6図は同サイドバイザーの全体を示す側面図、第
7図及び第8図は係止金具と結合具本体の別の実施例を
示す斜視図、第9図乃至第16図は結合具本体の別の実施
例を示す斜視図、第17図は結合具本体に設ける突起の別
の実施例を示す説明図である。 (2)……合成樹脂製品 (3)……小物部品 (5)……結合具本体 (51)……保持部 (53)……結合部
バイザーの一部省略縦断面図、第2図は係止金具と結合
具本体の斜視図、第3図は結合具本体における突起部分
の拡大説明図、第4図は係止金具を保持した結合具本体
の突起をサイドバイザー本体に接触させた状態を示す縦
断面図、第5図は自動車用サイドバイザーの部分拡大
図、第6図は同サイドバイザーの全体を示す側面図、第
7図及び第8図は係止金具と結合具本体の別の実施例を
示す斜視図、第9図乃至第16図は結合具本体の別の実施
例を示す斜視図、第17図は結合具本体に設ける突起の別
の実施例を示す説明図である。 (2)……合成樹脂製品 (3)……小物部品 (5)……結合具本体 (51)……保持部 (53)……結合部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−203547(JP,A) 特開 昭58−214063(JP,A) 特開 昭60−239244(JP,A) 特開 昭50−72143(JP,A) 実開 昭60−70430(JP,U) 実開 昭60−81024(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】合成樹脂製品(2)に、該合成樹脂製品
(2)に対し加熱溶着不能な材料から成る小物部品
(3)を結合する結合具であって、前記小物部品(3)
を保持する保持部(51)と、該保持部(51)に対し突出
して前記合成樹脂製品(2)に対面する結合部(53)と
を備えた合成樹脂から成る結合具本体(5)における結
合部(53)の突出面に、加熱により溶融して合成樹脂製
品と一体化する多数の突起(52)を突設し、これら突起
(52)を合成樹脂製品(2)の取付部位に加熱溶着し
て、合成樹脂製品(2)に前記小物部品(3)を結合す
る如くしたことを特徴とする合成樹脂製品に小物部品を
結合する結合具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63075028A JP2607908B2 (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 小物物品の合成樹脂製品への結合具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63075028A JP2607908B2 (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 小物物品の合成樹脂製品への結合具 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62113984A Division JPS63278821A (ja) | 1987-05-11 | 1987-05-11 | 合成樹脂製品に小物部品を接合する接合方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63279925A JPS63279925A (ja) | 1988-11-17 |
JP2607908B2 true JP2607908B2 (ja) | 1997-05-07 |
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ID=13564316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP63075028A Expired - Fee Related JP2607908B2 (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 小物物品の合成樹脂製品への結合具 |
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JP (1) | JP2607908B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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---|---|---|---|---|
JP2002113782A (ja) * | 2001-07-09 | 2002-04-16 | Kishimoto Sangyo Co Ltd | 複数の素材を超音波融着で結合してなる合成樹脂製中空ボード |
DE102010001900A1 (de) * | 2010-02-12 | 2011-08-18 | Robert Bosch GmbH, 70469 | Wischblatt, insbesondere für Scheiben von Kraftfahrzeugen, sowie Verfahren zum Herstellen eines Wischblatts |
JP7253359B2 (ja) * | 2018-11-29 | 2023-04-06 | Dnp田村プラスチック株式会社 | サイドバイザー |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS547327B2 (ja) * | 1973-10-30 | 1979-04-05 | ||
JPS58214063A (ja) * | 1982-06-07 | 1983-12-13 | Kiyousan Denki Kk | ダイヤフラム装置におけるロツドの取付方法 |
JPS6070430U (ja) * | 1983-10-24 | 1985-05-18 | 日本プラスト株式会社 | 自動車用ブ−ツの取付構造 |
JPS6081024U (ja) * | 1983-11-09 | 1985-06-05 | 有限会社杉本製作所 | 自動車用サイドバイザ− |
JPS60203547A (ja) * | 1984-03-28 | 1985-10-15 | Toyoda Gosei Co Ltd | 合成樹脂製取付部材の取着部材組付構造 |
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