JP2557457B2 - 自動車用バイザー - Google Patents

自動車用バイザー

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JP2557457B2
JP2557457B2 JP63075027A JP7502788A JP2557457B2 JP 2557457 B2 JP2557457 B2 JP 2557457B2 JP 63075027 A JP63075027 A JP 63075027A JP 7502788 A JP7502788 A JP 7502788A JP 2557457 B2 JP2557457 B2 JP 2557457B2
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亨一 村田
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IZUMI KOGYO CO Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は庇部を備えた合成樹脂製バイザー本体に、該
バイザー本体に対し加熱溶着不能な材料から成る係止具
を取付けて成る自動車用バイザーに関する。
(従来の技術) 従来、この種自動車用バイザーにあっては、サイドド
アの上部を覆う庇部を備えた合成樹脂製サイドバイザー
本体に、該サイドバイザー本体を自動車側に取付けるた
めの係止具を接合する接合手段として、前記サイドバイ
ザー本体に前記係止具を接着剤や両面テープを用いて接
着させたり、或いはホットメルト接着により接着させた
り、更には前記サイドバイザー本体に係止具をリベット
又は鳩目金具のカシメ止めによる接合手段により行なわ
れている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、前記した従来の接着剤や両側テープによる
接合手段によれば、前記サイドバイザー本体と係止具と
の接着力が弱いばかりか、熱や急激な衝撃力が加わった
場合に容易にその接着が外れてしまう問題があり、ま
た、ホットメルト接着による接合手段によればよれば、
その加熱溶着に際し合成樹脂から成るサイドバイザー本
体の形崩れが発生する問題があり、更に、リベットや鳩
目金具のカシメ止めによる接合手段によれば、前記サイ
ドバイザー本体と係止具との取付面にそれぞれ取付孔を
特別に形成する必要があり、しかも前記リベットや鳩目
金具をカシメる際の加工応力によって、前記サイドバイ
ザー本体及び係止具がヒビ割れするなどの問題を有して
いた。
本発明の目的は、バイザー本体とともにバイザーを構
成する係止具を、金属などの強度が大きい材料で形成す
ることができながら、この係止具を、前記合成樹脂製バ
イザー本体に取付孔を設けることなく結合できて、更
に、バイザー本体にヒビ割れや形崩れすることなく確実
強固に接合できる自動車用バイザーを提供する点にあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、庇部(21)を備えた合成樹脂製バイザー本
体(2)に、該バイザー本体に対し加熱溶着不能な材料
から成る係止具(3)を取付けて成る自動車用バイザー
において、前記係止具(3)を保持する保持部(51)
と、前記バイザー本体(2)に対向する接合面をもち、
この接合面に多数の突起(52)を突設した接合部(53)
とを有する合成樹脂製接合体(5)を形成し、該接合体
(5)の前記突起(52)を前記バイザー本体(2)の取
付部位に加熱溶着して、前記接合体(5)を介して係止
具(3)を前記バイザー本体(2)に結合したことを特
徴とするものである。
(作用) 上記構成により、前記バイザー本体(2)に前記係止
具(3)を接合させるに際し、前記接合体(5)の保持
部(51)に前記係止具(3)を保持すると共に、前記接
合体(5)の接合面における突起(52)に前記バイザー
本体(2)の取付部位に接着させ、該接合体(5)を加
熱手段により加熱し、前記突起(52)を溶融して、前記
接合体(3)を前記バイザー本体(2)に一体化し、前
記係止具(3)を前記バイザー本体(2)に前記溶着時
に形崩れしたり、ヒビ割れすることなく確実強固に一体
化することができるのである。
(実施例) 以下、本発明の自動車用バイザーの実施例を図面に基
づいて説明する。
第1図乃至第6図は、ガラス溝(11)と、該ガラス溝
(11)に内装するランチャンネル(12)とを備えたサイ
ドドア(1)の窓枠(10)に装着して用いるサイドドア
取付タイプの自動車用サイドバイザーを示すものであっ
て、その構造は、前記窓枠(10)に沿う庇部(21)と、
窓枠(10)のガラス溝(11)に差込まれる耳部(22)と
を備えた例えばアクリル樹脂から成るサイドバイザー本
体(2)に前記耳部(22)に、前記ガラス溝(11)内の
ゴム又はフェルト等のランチャンネル(12)に係止保持
する係止部(32)を備えた略L字形状を呈する主として
金属製の係止具(3)を取付けて成るものである。
前記係止具(3)は、前記耳部(22)に取付けられる
取付部(31)と前記ランチャンネル(12)に係止する係
止部(32)とを備えている。尚、前記係止具(3)とし
ては、金属製のものを用いる他、前記バイザー本体
(2)に対し加熱溶着しない合成樹脂製などを用いても
よいことは勿論である。また、本発明において、加熱溶
着不能な材料とは、後記する超音波溶着機などの一般的
な溶着機で加熱溶着する場合、充分な加熱強度が得られ
る溶着ができない材料を云う。
又、第1図中(4)は窓ガラスである。
しかして以上の如く構成する自動車用サイドバイザー
において、前記係止具(3)を保持する保持部(51)
と、前記サイドバイザー本体(2)の耳部(22)に対向
する接合面をもち、この接合面に多数の突起(52)を突
設した接合部(53)とを有する接合体(5)を主として
前記サイドバイザー本体(2)と同一のアクリル樹脂に
より形成し、該接合体(53)の前記突起(52)を前記サ
イドバイザー本体(2)取付部位に加熱溶着して、前記
接合体(53)を介して係止具(3)を前記サイドバイザ
ー本体(2)に結合すべく成したのである。
具体的には、第2図に示す如く前記接合体(5)によ
る係止具(3)の保持手段として、前記係止具(3)の
取付部(31)の中央に例えば方形状の貫通孔(31a)を
形成する一方、該貫通孔(31a)に挿通可能な接合部(5
3)と、前記貫通孔(31a)の外周よりも大なるフランジ
から成る保持部(51)とを備えた接合体(5)を形成
し、該接合体(5)の接合部(53)を前記貫通孔(31
a)に挿通することにより前記保持部(51)で係止具
(3)を保持すべく成す。
そして前記接合部(53)の先端接合面に例えば第3図
に示す如くピラミッド形状の突起(52)を多数突設する
一方、前記接合部(53)を前記貫通孔(31a)に挿通し
たとき、前記接合面の突起(52)が前記貫通孔(31)よ
りも外方に突出すべく成すのである。
しかして、前記接合体(5)の前記保持部(51)に前
記係止具(3)を保持した状態で、第4図に示すように
前記接合面の突起(52)を前記サイドバイザー本体
(2)の取付部位に接触させた後、これら接合体(5)
及びサイドバイザー本体(2)を超音波溶着機における
音極間に保持して加圧しながら超音波を与え、その振動
により前記サイドバイザー本体(2)の取付面と点接触
する突起(52)部分のみを加熱溶融して、、前記接合体
(5)を前記サイドバイザー本体(2)と一体化し、前
記係止金具(3)を前記サイドバイザー本体(2)に結
合する如くしたのである。
斯かる接合手段によると、前記サイドバイザー本体
(2)の取付部位に点接触する突起(52)部位が前記超
音波による振動により局部的に加熱されて溶融するの
で、前記サイドバイザー本体(2)や接合体(5)の前
記突起(52)以外の部分が形崩れしたり、ヒビ割れした
りすることなく確実に一体溶着させることができるので
ある。
その上、前記サイドバイザー本体(2)における耳部
(22)の内方側には、リベットや鳩目金具を用いる場合
のように、リベットや鳩目金具の頭部が突出することも
ないので、窓ガラス(4)の上縁がそれらの頭部に当っ
て異音が発生したり、窓ガラスに傷が付くこともなく、
円滑な窓ガラスの開閉が行なえるのである。
また、前記接合体(5)による係止具(3)の保持手
段としては、第7図の如く前記係止金具(3)の前記取
付部(31)の両側中間部に切欠部(31b)(31b)を形成
する一方、両端部に前記切欠部(31b)(31b)に挿通可
能な接合部(53)(53)を突設した接合体(5)を形成
して、該接合体(5)の両接合部(53)(53)を前記両
切欠部(31b)(31b)に挿通させることにより、両接合
部(53)(53)間に前記係止具(3)を保持させるよう
にしてもよいし、第8図の如く前記係止具(3)の前記
取付部(31)を、前記接合体(5)を成形する際にイン
サートして一体化させてもよい。
また、前記取付部(31)の貫通孔(31a)及び前記接
合部(53)の形状としては、例えば第9図乃至第13図に
示す如く円形状や楕円形状、十字形状、三角形状、その
他異形形状としたり、或いは第14図乃至第16図に示す如
く2連円形状、2連方形状などであってもよい。
更に、実施例では、前記接合体(5)に設ける突起
(52)の形状をピラミッド形状(角錐状)としたけれど
も、この他例えば第17図(イ)(ロ)(ハ)に示す如く
球状、円錐状、円柱状や第17図(ニ)(ホ)(ヘ)
(ト)(チ)に示す如く各種波形状など、先端面積が小
さくなったものであれば、何らその形状に限定されるも
のではない。
又、第10図中、(54)は接合体(5)の外側面に設け
た前記ランチャンネル(12)への係合突起である。
尚、上記実施例では、サイドドア(1)における窓枠
(10)内への取付タイプの自動車用サイドバイザーにつ
いて説明したが、この他、例えば第18図乃至第21図に示
す如くサイドドア(1)の上方に位置するルーフドリッ
プモール(図示せず)に接着して用いるモール取付タイ
プの自動車用ルーフバイザー(2)や、サイドドア
(1)の窓枠(10)の外面に装着して用いる自動車用サ
イドバイザー、或はリヤウインドのウエザストリップ上
部に設ける自動車用ウインドバイザーなどすべての自動
車用バイザーに適用し得ることは勿論である。
又、以上の実施例では、前記サイドバイザー本体
(2)と接合体(5)とを共に、アクリル樹脂により形
成したものを用いて両者の融合性及び強度を確保できる
ようにしたが、この他、融合性及び強度を確保できる合
成樹脂材の組合わせ、つまり同質同系統で融合性の良い
樹脂同士であれば、他の合成樹脂材の組合わせであって
も良く、例えばアクリル樹脂から成るサイドバイザー本
体とポリカーボネイトから成る接合体(5)とを組合わ
せたものであっても良い。
(発明の効果) 以上の如く本発明によれば、バイザー本体(2)とと
もにバイザーを構成する係止具(3)を、金属などの強
度が大きい材料で形成することができながら、この係止
具(3)を、前記合成樹脂製バイザー本体(2)に取付
孔を設けることなく結合できるのであり、この結果、係
止具(3)のバイザー本体(2)への結合時にバイザー
本体(2)がヒビ割れしたりするのを防止できるのであ
る。しかも、この係止具(3)は、前記接合体(5)の
突起(52)部分を加熱溶融してバイザー本体(2)に結
合するから、加熱溶着で結合しながら、この結合時にバ
イザー本体(2)が形崩れするのを防止できて、確実強
固に結合できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動車用バイザーの一部省略縦断
面図、第2図は係止具と接合体の斜視図、第3図は接合
体における突起部分の拡大説明図、第4図は係止具を保
持した接合体の突起をバイザー本体に接触させた状態を
示す縦断面図、第5図は自動車用バイザーの部分拡大
図、第6図は同バイザーの全体を示す側面図、第7図及
び第8図は係止金具と接合本体の別の実施例を示す斜視
図、第9図乃至第16図は接合体の別の実施例を示す斜視
図、第17図は接合体に設ける突起の別の実施例を示す斜
視図、第18図乃至第21図は本発明を自動車用ルーフバイ
ザーに適用した実施例を示す説明図である。 (2)……合成樹脂製バイザー本体 (21)庇部 (3)……係止具 (5)……合成樹脂製接合体 (51)……保持部 (52)……突起部 (53)……接合部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】庇部(21)を備えた合成樹脂製バイザー本
    体(2)に、該バイザー本体(2)に対し加熱溶着不能
    な材料から成る係止具(3)を取付けて成る自動車用バ
    イザーにおいて、前記係止具(3)を保持する保持部
    (51)と、前記バイザー本体(2)に対向する接合面を
    もち、この接合面に多数の突起(52)を突設した接合部
    (53)とを有する合成樹脂製接合体(5)を形成し、該
    接合体(5)の前記突起(52)を前記バイザー本体
    (2)の取付部位に加熱溶着して、前記接合体(5)を
    介して係止具(3)を前記バイザー本体(2)に結合し
    たことを特徴とする自動車用バイザー。
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