JP2607850Y2 - 金属箔成形体 - Google Patents
金属箔成形体Info
- Publication number
- JP2607850Y2 JP2607850Y2 JP1995007850U JP785095U JP2607850Y2 JP 2607850 Y2 JP2607850 Y2 JP 2607850Y2 JP 1995007850 U JP1995007850 U JP 1995007850U JP 785095 U JP785095 U JP 785095U JP 2607850 Y2 JP2607850 Y2 JP 2607850Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- divided body
- divided
- winding portion
- rim
- metal foil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Stackable Containers (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Ventilation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】この考案は、アルミ箔などの
金属箔をプレス成形等により成形した成形体に関するも
のであり、たとえば、ガスレンジのグリル排気口カバ
ー、ガスレンジ汁受皿カバー、レンジフードカバー、お
よびガスレンジの周囲に立設して用いる油飛散防止パネ
ルなどの金属箔成形体に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、ガスレンジのグリル排気口カ
バーなどには、アルミニウム箔をプレス成形した筐体状
の成形体が用いられている。この成形体は、プレス成形
の金型等によって規定された所定の寸法形状を有してい
る。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】しかしながら、ガスレ
ンジのグリル排気口は、種々の寸法形状のものがあり、
これらの寸法に合わせた多くの種類の寸法形状のカバー
が必要であった。このため、消費者は自らのガスレンジ
のグリル排気口の寸法を調べた上で購入する必要があ
り、また生産者は多種類のものを少量生産する必要があ
り、生産コストが高くなるという問題があった。したが
って、従来からグリル排気口の寸法に応じて、長さの調
整できるグリル排気口カバーの出現が望まれていた。 【0004】また、ガスレンジ汁受皿カバーやレンジフ
ードカバーのような金属箔成形体においても、取付ける
汁受皿やレンジフードの寸法に応じて、長さの調整でき
る汁受皿カバーやレンジフードカバーが望まれていた。
また、ガスレンジのトッププレート上に立設したり、あ
るいはガスレンジの周囲に立設させる油飛散防止パネル
においても、設置する箇所や調理の種類などに応じてパ
ネルの高さを調整するような油飛散防止パネルが望まれ
ていた。 【0005】それゆえに、この考案の目的は、必要に応
じて所定の方向の寸法を自由に調整することのできる金
属箔成形体を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】この考案の金属箔成形体
は、プレス成形によって形成され、端縁全周をフルカー
リングして形成される縁巻部を備える金属箔成形体であ
って、前記金属箔成形体が、前記縁巻部を横切る線で2
つの分割体にされており、前記分割体のうちの1つの分
割体における対向する一対の縁巻部の各々に、他の1つ
の分割体における対向する一対の縁巻部の各々が、縁巻
の開始点及び終点の位置が互いに近接するように巻き込
まれる態様で縁巻の周方向全体が相互に重ね合わさるよ
うに挿入されることによって、前記分割体を相互にスラ
イドさせ、かつ前記スライド方向に対して直角方向の分
離を阻止することができるように係合させるとともに、
前記スライド時の前記分割体の各々の重なり部分におけ
る、縁巻部を横切る方向での断面形状が、縁巻部を含め
てほぼ同一であることを特徴とする。 【0007】この考案の金属箔成形体では、金属箔成形
体がフルカーリングによって形成された縁巻部を横切る
線で2つの分割体にされており、分割体の1つの対向す
る一対の縁巻部の各々に他の1つの分割体の対向する一
対の縁巻部の各々が、縁巻の開始点及び終点の位置が互
いに近接するように巻き込まれるような態様でかつ縁巻
の周方向全体が相互に重ね合わさるようにして挿入され
る。これによって縁巻部の各々は互いに対応する部分の
全面が接触する状態となるため、分割体は縁巻部の軸方
向に安定した状態でスライドし、かつ軸方向に対して直
角方向に分割体の各々が分離することなく一体となっ
て、スライド方向において、その長さを自由に調整する
ことができる。しかも、スライド時の分割体の各々の重
なり部分における、縁巻部を横切る方向での断面形状
が、縁巻部を含めてほぼ同一となるように分割体は形成
され、かつ相互はスライドする。 【0008】 【考案の効果】以上説明したように、この考案の金属箔
成形体では、2つの分割体を一体とし隙間なく相互にス
ライドさせ、かつスライド方向に対して直角方向の分離
を阻止することができるように構成されている。したが
って、用途や使用する対象物の寸法形状等に合わせて、
金属箔成形体として一体性を保ちながら、安定した状態
でスライド方向に長さを連続的に調節して用いることが
できる。また、分割体の係合時には金属箔成形体の全周
にフルカーリングによる縁巻部が形成されているため、
長さ調節する際等の取扱い時の安全性が向上する。さら
に、係合する縁巻部は一方の縁巻部が他方の縁巻部に縁
巻の開始点及び終点の位置が互いに近接するように巻き
込まれるような態様で縁巻の周方向全体が重ね合わさる
ように挿入される。そのため、縁巻部の各々は互いに対
応する部分の全面が接触する状態となるため、堅固な係
合状態が保持され、金属箔成形体全体の強度が向上す
る。さらに、2つの金属箔を部分的に重ね合わせること
により、従来と同様の一度のプレス成形工程によって成
形することができ、余分な成形工程を必要としない。さ
らに、プレス成形後にスライドさせて寸法を大きくさせ
ることができるため、スライドさせて延ばしたときには
大きな寸法形状の金属箔成形体であっても、より小さな
寸法形状の金型で成形することができる。さらに、スラ
イド時の分割体の各々の重なり部分における、縁巻部を
横切る方向での断面形状を縁巻部を含めてほぼ同一とし
たので、1つのプレス成形金型で分割体の各々を別個に
成形して合体させることも可能となる。 【0009】さらに、スライドさせて小さな寸法形状に
することができるため、流通過程においてコンパクトに
取扱うことができる。これにより、運送費等の費用を節
約でき、また陳列の際のスペース等を小さくできるな
ど、多くのメリットを生ずる。 【0010】 【考案の実施の形態】図1は、この考案の第1の実施の
形態のグリル排気口カバーを示す斜視図である。図1に
示すグリル排気口カバーは、たとえばアルミニウム箔な
どからプレス成形などにより成形されたものであり、分
割体1と分割体2とから構成されている。分割体1の平
面部3および側壁部5の内側には、分割体2の平面部4
および側壁部6を向かい合わせて重ねられている。分割
体1の側壁部5の端はカーリングにより縁巻部7が形成
されている。また分割体2の側壁部6の端にもカーリン
グにより縁巻部8が形成されている。分割体2の縁巻部
8に、分割体1の縁巻部7が挿入されて、縁巻部8と縁
巻部7とが係合している。 【0011】図2は、この縁巻部7および縁巻部8の係
合状態を示す部分拡大斜視図である。図2に示すよう
に、縁巻部8の内側に縁巻部7が挿入され、カーリング
の軸方向にスライド可能に係合している。縁巻部8内に
縁巻部7が挿入されるため、縁巻部8の少なくとも係合
部分は、縁巻部7の係合部分よりも若干大きな径でカー
リングされている。 【0012】縁巻部8内で縁巻部7がスライド可能に係
合しているため、分割体1は、分割体2に対し相対的に
スライドさせることができ、このスライドにより、スラ
イド方向の長さを自由に伸縮して調整することができ
る。図3は、図1のIII−III線に沿う断面図であ
る。図3に示されるように、平面部3の先端には、内側
に折返された折返し片3aが形成されており、平面部4
の先端には、外側に折返された折返し片4aが形成され
ている。この折返し片3aおよび折返し片4aは、分割
体1と分割体2とをスライドさせてその長さを伸ばした
際に、互いに係止し合い、分割体1および分割体2がそ
れ以上長く伸びないように係止する役割を果たす。この
折返し片3aおよび折返し片4aの係止によって、分割
体1が分割体2から外れないようにしている。 【0013】図4は、分割体1と分割体2とを互いに近
づくようにスライドさせた状態を示しており、スライド
方向に金属箔成形体を短くした状態を示している。スラ
イド方向に短くする場合の長さの規制は、たとえば平面
部4の先端と側壁部5との当接や、あるいは縁巻部8の
径の大きな部分の長さを調節して、縁巻部7が縁巻部8
内でスライド可能な距離を規制することによって調整す
ることができる。また、後に述べるような他の方法によ
ってスライド距離を調整することもできる。 【0014】また、図5に示すように、側壁部5および
6のそれぞれに、一定間隔で凹凸を形成することによ
り、一定間隔で側壁部5および6の凹凸が嵌まり合い、
緩やかな係合状態を生ずる。このため、分割体1および
2のスライドにおいて一定間隔で緩やかな係合を生じ、
段階的な長さ調整が可能になる。図6は、この考案の第
2の実施の形態のグリル排気口カバーを示す斜視図であ
る。分割体11の平面部13には、凸部13aおよび1
3bが形成されている。これらの凸部13aおよび13
bと嵌まり合う大きさの凸部14a(図7および図8に
示される)および凸部14bが、同様にして分割体12
の平面部14に形成されている。分割体12の平面部1
4および側壁部16は、分割体11の平面部13および
側壁部15の内側に向かい合わせて重ねられている。ま
た、分割体12の縁巻部18内には、図1の実施の形態
と同様に、縁巻部17が挿入されて、スライド可能に係
合している。 【0015】図7は、図6に示すVII−VII線に沿
う断面図である。図7に示されるように、この状態にお
いては、分割体11の凸部13b内に分割体12の凸部
14aが嵌まっており、これによってスライド方向の長
さが規定されている。図8は、図7に示す状態から、さ
らに分割体11および分割体12を互いに近づくように
スライドさせた状態を示しており、この状態では、分割
体11の凸部13aおよび凸部13bに、それぞれ分割
体12の凸部14aおよび14bが嵌まった状態となっ
ている。このように、各凸部が係合することにより、ス
ライド方向に短くした場合の位置決めがなされる。 【0016】この実施の形態では、それぞれの分割体の
平面部に2つの凸部を形成したが、それ以上の数を形成
してもよく、その場合それらの数に応じた数の位置決め
が可能となる。また、凸部の代わりに凹部を形成しても
同様な位置決めが可能となる。図9は、この考案の第3
の実施の形態のグリル排気口カバーの縁巻部の係合部分
を示す部分拡大斜視図である。この実施の形態では、縁
巻部にストッパを形成することにより、スライド方向の
長さを規制している。この実施の形態では縁巻部27内
に縁巻部28が挿入されている。縁巻部27には、その
端部に舌片となるように切り残したストッパ27bと、
このストッパ27bから所定の距離離れた部分にやはり
舌片となるように部分的に切り残したストッパ27aが
形成されている。縁巻部27は側壁部25の端部をカー
リングして形成している。 【0017】縁巻部28にも同様に、その端部に、舌片
となるように切り残したストッパ28aが形成されてお
り、このストッパ28aから所定の距離離れてやはり舌
片となるように切り残されたストッパ28bが形成され
ている。縁巻部28は側壁部26の端をカーリングして
形成されている。2つの分割体をスライドさせてその長
さを長くすると、ストッパ28aは図9に示す矢印A方
向に移動し、ストッパ27bと当接する。この当接によ
り、分割体のスライドは規制される。また、分割体を互
いに近づくように、すなわち長さが短くなるようにスラ
イドさせると、ストッパ28aは図9に示す矢印B方向
に移動し、ストッパ27aと当接する。このとき、スト
ッパ28bも、同じ方向に移動してストッパ27bに当
接する。これによって、分割体のスライドが規制され
る。 【0018】このような縁巻部の舌片形状のストッパ
は、成形工程の途中で形成させることができる。図10
は、ストッパの形成工程を示す部分拡大斜視図であり、
2つの金属箔の平面部に相当する部分を重ね合わせてプ
レス成形等により、形成した際、縁巻部27および28
の所定の部分を舌片形状となるように切り残す。この状
態においては、縁巻部28のストッパ28bと縁巻部2
7のストッパ27bが同一の箇所で切り残される。また
同様にストッパ28aとストッパ27aも同一の箇所で
切り残される。このようにして成形した後、分割体を互
いに離れるように、すなわちスライド方向の長さが長く
なるようにスライドさせると、ストッパ27bがストッ
パ28aとストッパ28bとの間に位置し、またストッ
パ28aがストッパ27aとストッパ27bの間に位置
するような状態となり、図9に示すような状態が実現さ
れる。このように、縁巻部のストッパの成形は、一連の
成形工程の中で成形することができる。 【0019】なお、これらの実施の形態では、ストッパ
が縁巻から突き出るような大きさで形成されているが、
ストッパは縁巻部から外に突き出ないように小さな形状
のものにしてもよく、外部から見えないようにすること
もできる。図11は、この考案の第4の実施の形態のレ
ンジフードカバーを示す斜視図である。この実施の形態
のレンジフードカバーは、分割体31および分割体32
から構成されている。分割体31の一方端部には取付片
33が連続して形成されており、この取付片33の中央
には磁石35が設けられている。分割体31には十字形
の補強フレーム41が形成され、補強フレーム41で区
切られた空間にはフィルタ43が取付けられている。分
割体31の両端には縁巻37および縁巻39が形成され
ている。 【0020】分割体32も、分割体31と同様に、両端
に縁巻38および40が形成されている。分割体32の
縁巻部38は、分割体31の縁巻部37内に挿入されて
おり、分割体32の縁巻部40は、分割体31の縁巻部
39内に挿入されている。したがって縁巻部37および
39は、縁巻部38および40よりも若干大きな径で形
成されている。 【0021】分割体32にも、取付片34が連続して設
けられており、取付片34の中央には磁石36が設けら
れている。また分割体32は補強フレーム42により十
字形状に区画されており、それぞれの空間にはフィルタ
44が設けられている。図12は、図11に示すXII
−XII線に沿う断面図である。図12に示されるよう
に、縁巻部37内に縁巻部38が挿入され、また縁巻部
39内に縁巻部40が挿入されて係合しており、分割体
31と分割体32は互いにそれぞれの縁巻部の延びる方
向に沿ってスライドさせることができる。 【0022】図13は、図11の実施の形態のレンジフ
ードカバーをレンジフードに取付けた状態を示す斜視図
である。図13に示すように、取付片34の磁石36お
よび取付片33の磁石35(図13には図示されず)を
レンジフード50の内壁面に磁力により取付けて、レン
ジフードカバーを装着することができる。この際、レン
ジフードの大きさに応じて、分割体31および32を互
いに近づける方向に短くしたり、あるいは互いに遠ざか
る方向に長くして取付けることができる。 図14は、
この考案の第5の実施の形態のレンジフードカバーを示
す平面図である。この実施の形態のレンジフードカバー
は分割体51および分割体52から構成されている。分
割体51には磁石55を取付けた取付片53が設けられ
ており、同様に分割体52にも磁石56を取付けた取付
片54が設けられている。分割体51の中央には補強フ
レーム61が形成されており、補強フレーム61により
区切られる2つの空間にはフィルタ63がそれぞれ取付
けられている。分割体52にも同様に、補強フレーム6
2より2つに分割されており、分割された2つの空間に
はそれぞれフィルタ64が取付けられている。 【0023】分割体51の両端縁にはそれぞれ、縁巻部
57および59が形成されている。分割体52も同様
に、両端縁に縁巻部58および60が形成されている。
分割体51の縁巻部57には分割体52の縁巻部58が
挿入されており、分割体51の縁巻部59には分割体5
2の縁巻部60が挿入されている。分割体51および分
割体52はこれらの縁巻部により係合しており、スライ
ドさせることができ、図11に示すレンジフードカバー
と同様にスライドして長さを調整することができる。 【0024】図15は、この考案の第6の実施の形態の
レンジフードカバーを示す平面図である。この実施の形
態のレンジフードカバーは、分割体71および分割体7
2から構成されている。分割体71および分割体72に
は、それぞれ、外側から内側へ向かって延びる取付片7
3および74が形成されており、これらの取付片73お
よび74には、それぞれ磁石75および76が取付けら
れている。分割体71の両端縁にそれぞれ形成された縁
巻部77および79には、分割体72の両端縁にそれぞ
れ形成された縁巻部78および80がそれぞれ挿入され
ている。 【0025】分割体71の内側にはフィルタ66が、分
割体72の内側にはフィルタ67がそれぞれ取付けられ
ている。図16は、図15の実施の形態の取付状態を示
す断面図であり、図15に示すXVB−XVB線に沿う
断面図である。図16に示すように、図15に示す実施
の形態のレンジフードカバーを取付けるには、取付片7
3を内側から外側に向かって折り曲げ、さらに折目線7
3aで反対側に折曲げることによって、磁石75をカバ
ーに対して垂直方向に位置させる。このようにして、取
付片73を引き起こした状態にして、図13に示すのと
同様にしてレンジフードの内側側面に磁石75および7
6で磁気力により取付ける。 【0026】図17は、この考案の第7の実施の形態の
レンジフードカバーを示す斜視図である。また図18
は、図17の実施の形態を示す底面図である。この実施
の形態のレンジフードカバーは、分割体81および分割
体82から構成されている。分割体81および分割体8
2のそれぞれの端縁部には、取付具83および取付具8
4がそれぞれ設けられている。分割体81の側部両端に
は縁巻部85および縁巻部87がそれぞれ形成されてい
る。また分割体82の側部両端にも同様に、縁巻部86
および縁巻部88が形成されている。縁巻部86には縁
巻部85が挿入され、縁巻部88には縁巻部87が挿入
されて、分割体81と分割体82はスライド可能に係合
している。分割体81の内側にはフィルタ89が、分割
体82の内側にはフィルタ90がそれぞれ取付けられて
いる。 【0027】分割体81の端縁に形成されている縁巻部
81aの両端はそれぞれ縁巻部85および縁巻部87と
連続して形成されている。また分割体82の端縁に形成
されている縁巻部82aの両端も、それぞれ縁巻部86
および縁巻部88と連続して形成されている。図19
は、図17の実施の形態に用いられている取付具83を
示す斜視図である。取付具83には、凹部83eが形成
されており、該凹部83eに磁石83aが取付けられて
いる。凹部83eと底面部83cとに挟まれて溝部83
bが形成されている。また底面部83cにはV字形状の
切欠部83dが形成されている。取付具83はこの溝部
83bに分割体の端縁を挿入して固定し、磁石83aの
磁気力により被取付対象物に取付ける。 【0028】図20は、図17の実施の形態の取付具8
3の近傍を示す拡大底面図である。図21は、図20の
XVIE−XVIE線に沿う断面図であり、図22は、
図20のXVIF−XVIF線に沿う断面図である。図
20および図21を参照して、取付具83は、溝部83
bに縁巻部81aを挿入し、底面部83cに形成された
切欠部83dを押し上げて、溝部83bと切欠部83d
の間に縁巻部81aを挟み込むことによって取付けられ
ている。分割体81の枠は、図21に示すように内側に
向かって隆起部81bが形成されており、この隆起部8
1bの端には縁巻部81cが形成されている。この縁巻
部81cの近傍にフィルタ89の端が接着されている。 【0029】図22に示すように、取付具83が取付け
られる箇所以外の部分は、隆起部81bがより外側の位
置に形成されており、縁巻部81cの近傍の面積がやや
広くなるように形成され、フィルタ89の端部が接着さ
れている。図17に戻り、以上のようにして形成された
この実施の形態のレンジフードカバーは、分割体81お
よび分割体82を相互にスライドさせることによって横
方向の長さを調整し、垂直方向に立設して取付ける取付
具83および取付具84を取付対象であるレンジフード
の内側側面に磁気力により取付ける。 【0030】図23は、この考案の第8の実施の形態の
ガスレンジ汁受皿カバーを示す斜視図である。この実施
の形態の汁受皿カバーは、分割体91、分割体92およ
び分割体93により形成されている。中央に位置する分
割体92は凹部100が形成されており、凹部100の
中央部分にはバーナー露出孔101が形成されている。
分割体92のフランジ部の両端にはそれぞれ縁巻部95
および98が形成されている。この縁巻部95および9
8が延びる方向の両端に分割体91および分割体93が
位置している。分割体91の両端縁にはそれぞれ縁巻部
94および縁巻部97が形成されており、縁巻部94に
は分割体92の縁巻部95が挿入されており、縁巻部9
7には分割体92の縁巻部98が挿入されている。分割
体91と同様に、分割体93の両端縁には縁巻部96お
よび縁巻部99が形成されており、縁巻部96には分割
体92の縁巻部95が挿入されており、縁巻部99にも
分割体92の縁巻部98が挿入されている。 【0031】図24は、図23のXVIII−XVII
I線に沿う破断斜視図である。図24に示すように、縁
巻部94内に縁巻部95を、縁巻部97内に縁巻部98
を挿入することによって、分割体91と分割体92が互
いにスライド可能に係合している。分割体93も同様に
分割体92と縁巻部によりスライド可能に係合してい
る。 【0032】図25は、図23の実施の形態をスライド
方向に伸ばした状態を示す斜視図である。図25に示す
ように、分割体91および分割体93を分割体92から
遠ざかる方向にスライドさせることにより、汁受皿カバ
ーの取付部分であるフランジ部すなわちレンジトッププ
レートを覆う部分をより大きくすることができ、より広
い面積の汚れを防止できる。 【0033】図26は、この考案の第9の実施の形態の
油飛散防止パネルを示す斜視図である。この実施の形態
の油飛散防止パネルは、分割体111および分割体11
2から構成されている。分割体111は、パネル部11
3と折曲片114とから構成されており、折曲片114
には磁気力によりガスレンジのトッププレート等の上に
取付けるための磁石部115および磁石部116が設け
られている。パネル部113の両端には縁巻部118お
よび119が形成されている。分割体112のパネル部
117の両端にも縁巻部120および121が形成され
ている。縁巻部120には分割体111の縁巻部118
が挿入されており、縁巻部121には分割体111の縁
巻部119が挿入されている。 【0034】図28は、図26に示すXXII−XXI
I線に沿う破断斜視図である。図28に示すように、縁
巻部120に縁巻部118を挿入し、縁巻部121に縁
巻部119を挿入することによって縁巻部の延びる方向
に分割体111および112がスライド可能にされてい
る。図27は、図26の実施の形態の油飛散防止パネル
をスライド方向に延ばした状態を示す斜視図である。図
27に示すように、分割体111と分割体112を互い
に遠ざかるようにスライドさせることにより、油飛散防
止のパネル面積を大きくすることができる。このため、
この実施の形態の油飛散防止パネルは、料理の種類に応
じてパネルの高さを調整したり、あるいは取付箇所など
に応じて、パネルの高さを調整することができる。 【0035】以上、この考案の金属箔成形体の実施の形
態として、グリル排気口カバー、レンジフードカバー、
ガスレンジ汁受皿カバー、および油飛散防止パネルを挙
げて説明したが、この考案の金属箔成形体はこれらのも
のに限定されるものではなく、金属箔から成形されるも
のであれば特に限定されるものではない。この考案の金
属箔成形体は、たとえば複数枚の金属箔を部分的に重ね
合わせた状態で、プレス成形等することにより、一度の
成形工程で成形することができる。したがって、製造工
程の面からも、従来の1枚物の金属箔成形体と同じよう
に成形することができる。 【0036】また、この考案において、分割体のスライ
ド方向の位置決め手段は例示した折返し片やストッパな
どに限定されるものではなく、その他の方法によって位
置決めすることができ、また位置決め手段は必ずしも設
けられなくともよい。
金属箔をプレス成形等により成形した成形体に関するも
のであり、たとえば、ガスレンジのグリル排気口カバ
ー、ガスレンジ汁受皿カバー、レンジフードカバー、お
よびガスレンジの周囲に立設して用いる油飛散防止パネ
ルなどの金属箔成形体に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、ガスレンジのグリル排気口カ
バーなどには、アルミニウム箔をプレス成形した筐体状
の成形体が用いられている。この成形体は、プレス成形
の金型等によって規定された所定の寸法形状を有してい
る。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】しかしながら、ガスレ
ンジのグリル排気口は、種々の寸法形状のものがあり、
これらの寸法に合わせた多くの種類の寸法形状のカバー
が必要であった。このため、消費者は自らのガスレンジ
のグリル排気口の寸法を調べた上で購入する必要があ
り、また生産者は多種類のものを少量生産する必要があ
り、生産コストが高くなるという問題があった。したが
って、従来からグリル排気口の寸法に応じて、長さの調
整できるグリル排気口カバーの出現が望まれていた。 【0004】また、ガスレンジ汁受皿カバーやレンジフ
ードカバーのような金属箔成形体においても、取付ける
汁受皿やレンジフードの寸法に応じて、長さの調整でき
る汁受皿カバーやレンジフードカバーが望まれていた。
また、ガスレンジのトッププレート上に立設したり、あ
るいはガスレンジの周囲に立設させる油飛散防止パネル
においても、設置する箇所や調理の種類などに応じてパ
ネルの高さを調整するような油飛散防止パネルが望まれ
ていた。 【0005】それゆえに、この考案の目的は、必要に応
じて所定の方向の寸法を自由に調整することのできる金
属箔成形体を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】この考案の金属箔成形体
は、プレス成形によって形成され、端縁全周をフルカー
リングして形成される縁巻部を備える金属箔成形体であ
って、前記金属箔成形体が、前記縁巻部を横切る線で2
つの分割体にされており、前記分割体のうちの1つの分
割体における対向する一対の縁巻部の各々に、他の1つ
の分割体における対向する一対の縁巻部の各々が、縁巻
の開始点及び終点の位置が互いに近接するように巻き込
まれる態様で縁巻の周方向全体が相互に重ね合わさるよ
うに挿入されることによって、前記分割体を相互にスラ
イドさせ、かつ前記スライド方向に対して直角方向の分
離を阻止することができるように係合させるとともに、
前記スライド時の前記分割体の各々の重なり部分におけ
る、縁巻部を横切る方向での断面形状が、縁巻部を含め
てほぼ同一であることを特徴とする。 【0007】この考案の金属箔成形体では、金属箔成形
体がフルカーリングによって形成された縁巻部を横切る
線で2つの分割体にされており、分割体の1つの対向す
る一対の縁巻部の各々に他の1つの分割体の対向する一
対の縁巻部の各々が、縁巻の開始点及び終点の位置が互
いに近接するように巻き込まれるような態様でかつ縁巻
の周方向全体が相互に重ね合わさるようにして挿入され
る。これによって縁巻部の各々は互いに対応する部分の
全面が接触する状態となるため、分割体は縁巻部の軸方
向に安定した状態でスライドし、かつ軸方向に対して直
角方向に分割体の各々が分離することなく一体となっ
て、スライド方向において、その長さを自由に調整する
ことができる。しかも、スライド時の分割体の各々の重
なり部分における、縁巻部を横切る方向での断面形状
が、縁巻部を含めてほぼ同一となるように分割体は形成
され、かつ相互はスライドする。 【0008】 【考案の効果】以上説明したように、この考案の金属箔
成形体では、2つの分割体を一体とし隙間なく相互にス
ライドさせ、かつスライド方向に対して直角方向の分離
を阻止することができるように構成されている。したが
って、用途や使用する対象物の寸法形状等に合わせて、
金属箔成形体として一体性を保ちながら、安定した状態
でスライド方向に長さを連続的に調節して用いることが
できる。また、分割体の係合時には金属箔成形体の全周
にフルカーリングによる縁巻部が形成されているため、
長さ調節する際等の取扱い時の安全性が向上する。さら
に、係合する縁巻部は一方の縁巻部が他方の縁巻部に縁
巻の開始点及び終点の位置が互いに近接するように巻き
込まれるような態様で縁巻の周方向全体が重ね合わさる
ように挿入される。そのため、縁巻部の各々は互いに対
応する部分の全面が接触する状態となるため、堅固な係
合状態が保持され、金属箔成形体全体の強度が向上す
る。さらに、2つの金属箔を部分的に重ね合わせること
により、従来と同様の一度のプレス成形工程によって成
形することができ、余分な成形工程を必要としない。さ
らに、プレス成形後にスライドさせて寸法を大きくさせ
ることができるため、スライドさせて延ばしたときには
大きな寸法形状の金属箔成形体であっても、より小さな
寸法形状の金型で成形することができる。さらに、スラ
イド時の分割体の各々の重なり部分における、縁巻部を
横切る方向での断面形状を縁巻部を含めてほぼ同一とし
たので、1つのプレス成形金型で分割体の各々を別個に
成形して合体させることも可能となる。 【0009】さらに、スライドさせて小さな寸法形状に
することができるため、流通過程においてコンパクトに
取扱うことができる。これにより、運送費等の費用を節
約でき、また陳列の際のスペース等を小さくできるな
ど、多くのメリットを生ずる。 【0010】 【考案の実施の形態】図1は、この考案の第1の実施の
形態のグリル排気口カバーを示す斜視図である。図1に
示すグリル排気口カバーは、たとえばアルミニウム箔な
どからプレス成形などにより成形されたものであり、分
割体1と分割体2とから構成されている。分割体1の平
面部3および側壁部5の内側には、分割体2の平面部4
および側壁部6を向かい合わせて重ねられている。分割
体1の側壁部5の端はカーリングにより縁巻部7が形成
されている。また分割体2の側壁部6の端にもカーリン
グにより縁巻部8が形成されている。分割体2の縁巻部
8に、分割体1の縁巻部7が挿入されて、縁巻部8と縁
巻部7とが係合している。 【0011】図2は、この縁巻部7および縁巻部8の係
合状態を示す部分拡大斜視図である。図2に示すよう
に、縁巻部8の内側に縁巻部7が挿入され、カーリング
の軸方向にスライド可能に係合している。縁巻部8内に
縁巻部7が挿入されるため、縁巻部8の少なくとも係合
部分は、縁巻部7の係合部分よりも若干大きな径でカー
リングされている。 【0012】縁巻部8内で縁巻部7がスライド可能に係
合しているため、分割体1は、分割体2に対し相対的に
スライドさせることができ、このスライドにより、スラ
イド方向の長さを自由に伸縮して調整することができ
る。図3は、図1のIII−III線に沿う断面図であ
る。図3に示されるように、平面部3の先端には、内側
に折返された折返し片3aが形成されており、平面部4
の先端には、外側に折返された折返し片4aが形成され
ている。この折返し片3aおよび折返し片4aは、分割
体1と分割体2とをスライドさせてその長さを伸ばした
際に、互いに係止し合い、分割体1および分割体2がそ
れ以上長く伸びないように係止する役割を果たす。この
折返し片3aおよび折返し片4aの係止によって、分割
体1が分割体2から外れないようにしている。 【0013】図4は、分割体1と分割体2とを互いに近
づくようにスライドさせた状態を示しており、スライド
方向に金属箔成形体を短くした状態を示している。スラ
イド方向に短くする場合の長さの規制は、たとえば平面
部4の先端と側壁部5との当接や、あるいは縁巻部8の
径の大きな部分の長さを調節して、縁巻部7が縁巻部8
内でスライド可能な距離を規制することによって調整す
ることができる。また、後に述べるような他の方法によ
ってスライド距離を調整することもできる。 【0014】また、図5に示すように、側壁部5および
6のそれぞれに、一定間隔で凹凸を形成することによ
り、一定間隔で側壁部5および6の凹凸が嵌まり合い、
緩やかな係合状態を生ずる。このため、分割体1および
2のスライドにおいて一定間隔で緩やかな係合を生じ、
段階的な長さ調整が可能になる。図6は、この考案の第
2の実施の形態のグリル排気口カバーを示す斜視図であ
る。分割体11の平面部13には、凸部13aおよび1
3bが形成されている。これらの凸部13aおよび13
bと嵌まり合う大きさの凸部14a(図7および図8に
示される)および凸部14bが、同様にして分割体12
の平面部14に形成されている。分割体12の平面部1
4および側壁部16は、分割体11の平面部13および
側壁部15の内側に向かい合わせて重ねられている。ま
た、分割体12の縁巻部18内には、図1の実施の形態
と同様に、縁巻部17が挿入されて、スライド可能に係
合している。 【0015】図7は、図6に示すVII−VII線に沿
う断面図である。図7に示されるように、この状態にお
いては、分割体11の凸部13b内に分割体12の凸部
14aが嵌まっており、これによってスライド方向の長
さが規定されている。図8は、図7に示す状態から、さ
らに分割体11および分割体12を互いに近づくように
スライドさせた状態を示しており、この状態では、分割
体11の凸部13aおよび凸部13bに、それぞれ分割
体12の凸部14aおよび14bが嵌まった状態となっ
ている。このように、各凸部が係合することにより、ス
ライド方向に短くした場合の位置決めがなされる。 【0016】この実施の形態では、それぞれの分割体の
平面部に2つの凸部を形成したが、それ以上の数を形成
してもよく、その場合それらの数に応じた数の位置決め
が可能となる。また、凸部の代わりに凹部を形成しても
同様な位置決めが可能となる。図9は、この考案の第3
の実施の形態のグリル排気口カバーの縁巻部の係合部分
を示す部分拡大斜視図である。この実施の形態では、縁
巻部にストッパを形成することにより、スライド方向の
長さを規制している。この実施の形態では縁巻部27内
に縁巻部28が挿入されている。縁巻部27には、その
端部に舌片となるように切り残したストッパ27bと、
このストッパ27bから所定の距離離れた部分にやはり
舌片となるように部分的に切り残したストッパ27aが
形成されている。縁巻部27は側壁部25の端部をカー
リングして形成している。 【0017】縁巻部28にも同様に、その端部に、舌片
となるように切り残したストッパ28aが形成されてお
り、このストッパ28aから所定の距離離れてやはり舌
片となるように切り残されたストッパ28bが形成され
ている。縁巻部28は側壁部26の端をカーリングして
形成されている。2つの分割体をスライドさせてその長
さを長くすると、ストッパ28aは図9に示す矢印A方
向に移動し、ストッパ27bと当接する。この当接によ
り、分割体のスライドは規制される。また、分割体を互
いに近づくように、すなわち長さが短くなるようにスラ
イドさせると、ストッパ28aは図9に示す矢印B方向
に移動し、ストッパ27aと当接する。このとき、スト
ッパ28bも、同じ方向に移動してストッパ27bに当
接する。これによって、分割体のスライドが規制され
る。 【0018】このような縁巻部の舌片形状のストッパ
は、成形工程の途中で形成させることができる。図10
は、ストッパの形成工程を示す部分拡大斜視図であり、
2つの金属箔の平面部に相当する部分を重ね合わせてプ
レス成形等により、形成した際、縁巻部27および28
の所定の部分を舌片形状となるように切り残す。この状
態においては、縁巻部28のストッパ28bと縁巻部2
7のストッパ27bが同一の箇所で切り残される。また
同様にストッパ28aとストッパ27aも同一の箇所で
切り残される。このようにして成形した後、分割体を互
いに離れるように、すなわちスライド方向の長さが長く
なるようにスライドさせると、ストッパ27bがストッ
パ28aとストッパ28bとの間に位置し、またストッ
パ28aがストッパ27aとストッパ27bの間に位置
するような状態となり、図9に示すような状態が実現さ
れる。このように、縁巻部のストッパの成形は、一連の
成形工程の中で成形することができる。 【0019】なお、これらの実施の形態では、ストッパ
が縁巻から突き出るような大きさで形成されているが、
ストッパは縁巻部から外に突き出ないように小さな形状
のものにしてもよく、外部から見えないようにすること
もできる。図11は、この考案の第4の実施の形態のレ
ンジフードカバーを示す斜視図である。この実施の形態
のレンジフードカバーは、分割体31および分割体32
から構成されている。分割体31の一方端部には取付片
33が連続して形成されており、この取付片33の中央
には磁石35が設けられている。分割体31には十字形
の補強フレーム41が形成され、補強フレーム41で区
切られた空間にはフィルタ43が取付けられている。分
割体31の両端には縁巻37および縁巻39が形成され
ている。 【0020】分割体32も、分割体31と同様に、両端
に縁巻38および40が形成されている。分割体32の
縁巻部38は、分割体31の縁巻部37内に挿入されて
おり、分割体32の縁巻部40は、分割体31の縁巻部
39内に挿入されている。したがって縁巻部37および
39は、縁巻部38および40よりも若干大きな径で形
成されている。 【0021】分割体32にも、取付片34が連続して設
けられており、取付片34の中央には磁石36が設けら
れている。また分割体32は補強フレーム42により十
字形状に区画されており、それぞれの空間にはフィルタ
44が設けられている。図12は、図11に示すXII
−XII線に沿う断面図である。図12に示されるよう
に、縁巻部37内に縁巻部38が挿入され、また縁巻部
39内に縁巻部40が挿入されて係合しており、分割体
31と分割体32は互いにそれぞれの縁巻部の延びる方
向に沿ってスライドさせることができる。 【0022】図13は、図11の実施の形態のレンジフ
ードカバーをレンジフードに取付けた状態を示す斜視図
である。図13に示すように、取付片34の磁石36お
よび取付片33の磁石35(図13には図示されず)を
レンジフード50の内壁面に磁力により取付けて、レン
ジフードカバーを装着することができる。この際、レン
ジフードの大きさに応じて、分割体31および32を互
いに近づける方向に短くしたり、あるいは互いに遠ざか
る方向に長くして取付けることができる。 図14は、
この考案の第5の実施の形態のレンジフードカバーを示
す平面図である。この実施の形態のレンジフードカバー
は分割体51および分割体52から構成されている。分
割体51には磁石55を取付けた取付片53が設けられ
ており、同様に分割体52にも磁石56を取付けた取付
片54が設けられている。分割体51の中央には補強フ
レーム61が形成されており、補強フレーム61により
区切られる2つの空間にはフィルタ63がそれぞれ取付
けられている。分割体52にも同様に、補強フレーム6
2より2つに分割されており、分割された2つの空間に
はそれぞれフィルタ64が取付けられている。 【0023】分割体51の両端縁にはそれぞれ、縁巻部
57および59が形成されている。分割体52も同様
に、両端縁に縁巻部58および60が形成されている。
分割体51の縁巻部57には分割体52の縁巻部58が
挿入されており、分割体51の縁巻部59には分割体5
2の縁巻部60が挿入されている。分割体51および分
割体52はこれらの縁巻部により係合しており、スライ
ドさせることができ、図11に示すレンジフードカバー
と同様にスライドして長さを調整することができる。 【0024】図15は、この考案の第6の実施の形態の
レンジフードカバーを示す平面図である。この実施の形
態のレンジフードカバーは、分割体71および分割体7
2から構成されている。分割体71および分割体72に
は、それぞれ、外側から内側へ向かって延びる取付片7
3および74が形成されており、これらの取付片73お
よび74には、それぞれ磁石75および76が取付けら
れている。分割体71の両端縁にそれぞれ形成された縁
巻部77および79には、分割体72の両端縁にそれぞ
れ形成された縁巻部78および80がそれぞれ挿入され
ている。 【0025】分割体71の内側にはフィルタ66が、分
割体72の内側にはフィルタ67がそれぞれ取付けられ
ている。図16は、図15の実施の形態の取付状態を示
す断面図であり、図15に示すXVB−XVB線に沿う
断面図である。図16に示すように、図15に示す実施
の形態のレンジフードカバーを取付けるには、取付片7
3を内側から外側に向かって折り曲げ、さらに折目線7
3aで反対側に折曲げることによって、磁石75をカバ
ーに対して垂直方向に位置させる。このようにして、取
付片73を引き起こした状態にして、図13に示すのと
同様にしてレンジフードの内側側面に磁石75および7
6で磁気力により取付ける。 【0026】図17は、この考案の第7の実施の形態の
レンジフードカバーを示す斜視図である。また図18
は、図17の実施の形態を示す底面図である。この実施
の形態のレンジフードカバーは、分割体81および分割
体82から構成されている。分割体81および分割体8
2のそれぞれの端縁部には、取付具83および取付具8
4がそれぞれ設けられている。分割体81の側部両端に
は縁巻部85および縁巻部87がそれぞれ形成されてい
る。また分割体82の側部両端にも同様に、縁巻部86
および縁巻部88が形成されている。縁巻部86には縁
巻部85が挿入され、縁巻部88には縁巻部87が挿入
されて、分割体81と分割体82はスライド可能に係合
している。分割体81の内側にはフィルタ89が、分割
体82の内側にはフィルタ90がそれぞれ取付けられて
いる。 【0027】分割体81の端縁に形成されている縁巻部
81aの両端はそれぞれ縁巻部85および縁巻部87と
連続して形成されている。また分割体82の端縁に形成
されている縁巻部82aの両端も、それぞれ縁巻部86
および縁巻部88と連続して形成されている。図19
は、図17の実施の形態に用いられている取付具83を
示す斜視図である。取付具83には、凹部83eが形成
されており、該凹部83eに磁石83aが取付けられて
いる。凹部83eと底面部83cとに挟まれて溝部83
bが形成されている。また底面部83cにはV字形状の
切欠部83dが形成されている。取付具83はこの溝部
83bに分割体の端縁を挿入して固定し、磁石83aの
磁気力により被取付対象物に取付ける。 【0028】図20は、図17の実施の形態の取付具8
3の近傍を示す拡大底面図である。図21は、図20の
XVIE−XVIE線に沿う断面図であり、図22は、
図20のXVIF−XVIF線に沿う断面図である。図
20および図21を参照して、取付具83は、溝部83
bに縁巻部81aを挿入し、底面部83cに形成された
切欠部83dを押し上げて、溝部83bと切欠部83d
の間に縁巻部81aを挟み込むことによって取付けられ
ている。分割体81の枠は、図21に示すように内側に
向かって隆起部81bが形成されており、この隆起部8
1bの端には縁巻部81cが形成されている。この縁巻
部81cの近傍にフィルタ89の端が接着されている。 【0029】図22に示すように、取付具83が取付け
られる箇所以外の部分は、隆起部81bがより外側の位
置に形成されており、縁巻部81cの近傍の面積がやや
広くなるように形成され、フィルタ89の端部が接着さ
れている。図17に戻り、以上のようにして形成された
この実施の形態のレンジフードカバーは、分割体81お
よび分割体82を相互にスライドさせることによって横
方向の長さを調整し、垂直方向に立設して取付ける取付
具83および取付具84を取付対象であるレンジフード
の内側側面に磁気力により取付ける。 【0030】図23は、この考案の第8の実施の形態の
ガスレンジ汁受皿カバーを示す斜視図である。この実施
の形態の汁受皿カバーは、分割体91、分割体92およ
び分割体93により形成されている。中央に位置する分
割体92は凹部100が形成されており、凹部100の
中央部分にはバーナー露出孔101が形成されている。
分割体92のフランジ部の両端にはそれぞれ縁巻部95
および98が形成されている。この縁巻部95および9
8が延びる方向の両端に分割体91および分割体93が
位置している。分割体91の両端縁にはそれぞれ縁巻部
94および縁巻部97が形成されており、縁巻部94に
は分割体92の縁巻部95が挿入されており、縁巻部9
7には分割体92の縁巻部98が挿入されている。分割
体91と同様に、分割体93の両端縁には縁巻部96お
よび縁巻部99が形成されており、縁巻部96には分割
体92の縁巻部95が挿入されており、縁巻部99にも
分割体92の縁巻部98が挿入されている。 【0031】図24は、図23のXVIII−XVII
I線に沿う破断斜視図である。図24に示すように、縁
巻部94内に縁巻部95を、縁巻部97内に縁巻部98
を挿入することによって、分割体91と分割体92が互
いにスライド可能に係合している。分割体93も同様に
分割体92と縁巻部によりスライド可能に係合してい
る。 【0032】図25は、図23の実施の形態をスライド
方向に伸ばした状態を示す斜視図である。図25に示す
ように、分割体91および分割体93を分割体92から
遠ざかる方向にスライドさせることにより、汁受皿カバ
ーの取付部分であるフランジ部すなわちレンジトッププ
レートを覆う部分をより大きくすることができ、より広
い面積の汚れを防止できる。 【0033】図26は、この考案の第9の実施の形態の
油飛散防止パネルを示す斜視図である。この実施の形態
の油飛散防止パネルは、分割体111および分割体11
2から構成されている。分割体111は、パネル部11
3と折曲片114とから構成されており、折曲片114
には磁気力によりガスレンジのトッププレート等の上に
取付けるための磁石部115および磁石部116が設け
られている。パネル部113の両端には縁巻部118お
よび119が形成されている。分割体112のパネル部
117の両端にも縁巻部120および121が形成され
ている。縁巻部120には分割体111の縁巻部118
が挿入されており、縁巻部121には分割体111の縁
巻部119が挿入されている。 【0034】図28は、図26に示すXXII−XXI
I線に沿う破断斜視図である。図28に示すように、縁
巻部120に縁巻部118を挿入し、縁巻部121に縁
巻部119を挿入することによって縁巻部の延びる方向
に分割体111および112がスライド可能にされてい
る。図27は、図26の実施の形態の油飛散防止パネル
をスライド方向に延ばした状態を示す斜視図である。図
27に示すように、分割体111と分割体112を互い
に遠ざかるようにスライドさせることにより、油飛散防
止のパネル面積を大きくすることができる。このため、
この実施の形態の油飛散防止パネルは、料理の種類に応
じてパネルの高さを調整したり、あるいは取付箇所など
に応じて、パネルの高さを調整することができる。 【0035】以上、この考案の金属箔成形体の実施の形
態として、グリル排気口カバー、レンジフードカバー、
ガスレンジ汁受皿カバー、および油飛散防止パネルを挙
げて説明したが、この考案の金属箔成形体はこれらのも
のに限定されるものではなく、金属箔から成形されるも
のであれば特に限定されるものではない。この考案の金
属箔成形体は、たとえば複数枚の金属箔を部分的に重ね
合わせた状態で、プレス成形等することにより、一度の
成形工程で成形することができる。したがって、製造工
程の面からも、従来の1枚物の金属箔成形体と同じよう
に成形することができる。 【0036】また、この考案において、分割体のスライ
ド方向の位置決め手段は例示した折返し片やストッパな
どに限定されるものではなく、その他の方法によって位
置決めすることができ、また位置決め手段は必ずしも設
けられなくともよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施の形態のグリル排気口カ
バーを示す斜視図である。 【図2】図1の実施の形態における縁巻部の係合状態を
示す部分拡大斜視図である。 【図3】図1に示すIII−III線に沿う断面図であ
る。 【図4】図1に示す実施の形態をスライド方向に短くし
た状態を示す断面図である。 【図5】この考案において側壁部に形成することのでき
る凹凸の一例を示す断面図である。 【図6】この考案の第2の実施の形態のグリル排気口カ
バーを示す斜視図である。 【図7】図6に示すVII−VII線に沿う断面図であ
る。 【図8】図6に示す実施の形態をスライド方向に短くし
た状態を示す断面図である。 【図9】この考案の第3の実施の形態のグリル排気口カ
バーの縁巻部の係合部分を示す部分拡大斜視図である。 【図10】図9に示す実施の形態の縁巻部のストッパの
形成過程を示す部分拡大斜視図である。 【図11】この考案の第4の実施の形態のレンジフード
カバーを示す斜視図である。 【図12】図11に示すXII−XII線に沿う断面図
である。 【図13】図11に示す実施の形態のレンジフードカバ
ーをレンジフードに取付けた状態を示す斜視図である。 【図14】この考案の第5の実施の形態のレンジフード
カバーを示す平面図である。 【図15】この考案の第6の実施の形態のレンジフード
カバーを示す平面図である。 【図16】図15の実施の形態の取付状態を示す断面図
である。 【図17】この考案の第7の実施の形態のレンジフード
カバーを示す平面図である。 【図18】図17の実施の形態を示す底面図である。 【図19】図17の実施の形態に用いられている取付具
を示す斜視図である。 【図20】図17の実施の形態の取付具83の近傍を示
す拡大底面図である。 【図21】図20のXVIE−XVIE線に沿う断面図
である。 【図22】図20のXVIF−XVIF線に沿う断面図
である。 【図23】この考案の第8の実施の形態のガスレンジ汁
受皿カバーを示す斜視図である。 【図24】図23に示すXVIII−XVIII線に沿
う破断斜視図である。 【図25】図23の実施の形態をスライド方向に伸ばし
た状態を示す斜視図である。 【図26】この考案の第9の実施の形態の油飛散防止パ
ネルを示す斜視図である。 【図27】図26の実施の形態をスライド方向に伸ばし
た状態を示す斜視図である。 【図28】図26に示すXXII−XXII線に沿う破
断斜視図である。 【符号の説明】 1,2,11,12 分割体 3,4,13,14 平面部 5,6,15,16,25,26 側壁部 7,8,17,18,27,28 縁巻部 3a,4a 折返し片 13a,13b,14a,14b 凸部 27a,27b,28a,28b ストッパ 31,32 分割体 37,38,39,40 縁巻部 51,52 分割体 57,58,59,60 縁巻部 71,72 分割体 77,78,79,80 縁巻部 81,82 分割体 85,86,87,88 縁巻部 91,92,93 分割体 94,95,96,97,98,99 縁巻部 111,112 分割体 119,118,120,121 縁巻部
バーを示す斜視図である。 【図2】図1の実施の形態における縁巻部の係合状態を
示す部分拡大斜視図である。 【図3】図1に示すIII−III線に沿う断面図であ
る。 【図4】図1に示す実施の形態をスライド方向に短くし
た状態を示す断面図である。 【図5】この考案において側壁部に形成することのでき
る凹凸の一例を示す断面図である。 【図6】この考案の第2の実施の形態のグリル排気口カ
バーを示す斜視図である。 【図7】図6に示すVII−VII線に沿う断面図であ
る。 【図8】図6に示す実施の形態をスライド方向に短くし
た状態を示す断面図である。 【図9】この考案の第3の実施の形態のグリル排気口カ
バーの縁巻部の係合部分を示す部分拡大斜視図である。 【図10】図9に示す実施の形態の縁巻部のストッパの
形成過程を示す部分拡大斜視図である。 【図11】この考案の第4の実施の形態のレンジフード
カバーを示す斜視図である。 【図12】図11に示すXII−XII線に沿う断面図
である。 【図13】図11に示す実施の形態のレンジフードカバ
ーをレンジフードに取付けた状態を示す斜視図である。 【図14】この考案の第5の実施の形態のレンジフード
カバーを示す平面図である。 【図15】この考案の第6の実施の形態のレンジフード
カバーを示す平面図である。 【図16】図15の実施の形態の取付状態を示す断面図
である。 【図17】この考案の第7の実施の形態のレンジフード
カバーを示す平面図である。 【図18】図17の実施の形態を示す底面図である。 【図19】図17の実施の形態に用いられている取付具
を示す斜視図である。 【図20】図17の実施の形態の取付具83の近傍を示
す拡大底面図である。 【図21】図20のXVIE−XVIE線に沿う断面図
である。 【図22】図20のXVIF−XVIF線に沿う断面図
である。 【図23】この考案の第8の実施の形態のガスレンジ汁
受皿カバーを示す斜視図である。 【図24】図23に示すXVIII−XVIII線に沿
う破断斜視図である。 【図25】図23の実施の形態をスライド方向に伸ばし
た状態を示す斜視図である。 【図26】この考案の第9の実施の形態の油飛散防止パ
ネルを示す斜視図である。 【図27】図26の実施の形態をスライド方向に伸ばし
た状態を示す斜視図である。 【図28】図26に示すXXII−XXII線に沿う破
断斜視図である。 【符号の説明】 1,2,11,12 分割体 3,4,13,14 平面部 5,6,15,16,25,26 側壁部 7,8,17,18,27,28 縁巻部 3a,4a 折返し片 13a,13b,14a,14b 凸部 27a,27b,28a,28b ストッパ 31,32 分割体 37,38,39,40 縁巻部 51,52 分割体 57,58,59,60 縁巻部 71,72 分割体 77,78,79,80 縁巻部 81,82 分割体 85,86,87,88 縁巻部 91,92,93 分割体 94,95,96,97,98,99 縁巻部 111,112 分割体 119,118,120,121 縁巻部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭62−160629(JP,A)
特開 昭62−106617(JP,A)
特開 昭52−10558(JP,A)
特開 昭62−75729(JP,A)
特開 昭58−153918(JP,A)
特開 昭56−40947(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F24C 15/12,15/14,15/20
F24F 7/06
B21D 33/00
Claims (1)
- (57)【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 プレス成形によって形成され、端縁全周
をフルカーリングして形成される縁巻部を備える金属箔
成形体であって、 前記金属箔成形体が、前記縁巻部を横切る線で2つの分
割体にされており、 前記分割体のうちの1つの分割体における対向する一対
の縁巻部の各々に、他の1つの分割体における対向する
一対の縁巻部の各々が、縁巻の開始点及び終点の位置が
互いに近接するように巻き込まれる態様で縁巻の周方向
全体が相互に重ね合わさるように挿入されることによっ
て、前記分割体を相互にスライドさせ、かつ前記スライ
ド方向に対して直角方向の分離を阻止することができる
ように係合させるとともに、前記スライド時の前記分割
体の各々の重なり部分における、縁巻部を横切る方向で
の断面形状が、縁巻部を含めてほぼ同一であることを特
徴とする、金属箔成形体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995007850U JP2607850Y2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 金属箔成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995007850U JP2607850Y2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 金属箔成形体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH081202U JPH081202U (ja) | 1996-07-30 |
JP2607850Y2 true JP2607850Y2 (ja) | 2003-03-31 |
Family
ID=11677108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995007850U Expired - Lifetime JP2607850Y2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 金属箔成形体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2607850Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6414306U (ja) * | 1987-07-14 | 1989-01-25 | ||
TWI742483B (zh) * | 2019-12-10 | 2021-10-11 | 聯府塑膠股份有限公司 | 置物盒 |
JP2021103018A (ja) * | 2019-12-25 | 2021-07-15 | 東洋アルミエコープロダクツ株式会社 | 油煙捕集支援具 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5210558B2 (ja) * | 1972-02-16 | 1977-03-24 | ||
JPS5349231A (en) * | 1976-10-15 | 1978-05-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Organic electrolyte battery |
JPS54123698A (en) * | 1978-03-18 | 1979-09-26 | Nitsukusu Kk | Xxray protector |
JPS5995764A (ja) * | 1982-11-24 | 1984-06-01 | Mitsubishi Electric Corp | 音声通報装置 |
JPS60168867A (ja) * | 1984-02-14 | 1985-09-02 | 石川島播磨重工業株式会社 | コンクリ−ク型枠の抜取り方法 |
-
1995
- 1995-07-28 JP JP1995007850U patent/JP2607850Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH081202U (ja) | 1996-07-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0557453B2 (ja) | ||
JP2607850Y2 (ja) | 金属箔成形体 | |
JP2015013308A (ja) | パネル部材及びその成形方法 | |
JP7128640B2 (ja) | パネル複合体およびパネル複合体の製造方法 | |
JP2607846Y2 (ja) | レンジフードカバー | |
KR910002147B1 (ko) | 조종핸들용 림코어와 블랭크 | |
JP5437914B2 (ja) | パネル部材及びその製造方法 | |
WO2022095572A1 (zh) | 用于制造板材的方法、板材及具有板材的家具 | |
JP2991955B2 (ja) | 金属箔成形体の取付構造 | |
CN207059946U (zh) | 一种排挡防尘罩压边框架结构 | |
CN108067555B (zh) | 金属件的成型方法 | |
JP2602210Y2 (ja) | トランクルームトリム | |
JPS627536Y2 (ja) | ||
JP4034678B2 (ja) | コンロの天板 | |
JPH0533847Y2 (ja) | ||
CN215929884U (zh) | 一种带限位结构的底盘及具有其的室外机、空调器 | |
JP2019178813A (ja) | パネル複合体 | |
JP3859957B2 (ja) | 縁巻係合構造及びその製造方法 | |
JPH0539036Y2 (ja) | ||
JP6797062B2 (ja) | 成形天井及びその取付構造 | |
JPS5818507Y2 (ja) | すいカバ− | |
JPH0120574Y2 (ja) | ||
JP3072068U (ja) | 金属製カバン | |
US2372294A (en) | Ornamental box | |
JPH0875207A (ja) | 金属箔成形体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |