JP2606983Y2 - 可変表示装置付き押ボタンスイッチ - Google Patents

可変表示装置付き押ボタンスイッチ

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JP2606983Y2
JP2606983Y2 JP1993075550U JP7555093U JP2606983Y2 JP 2606983 Y2 JP2606983 Y2 JP 2606983Y2 JP 1993075550 U JP1993075550 U JP 1993075550U JP 7555093 U JP7555093 U JP 7555093U JP 2606983 Y2 JP2606983 Y2 JP 2606983Y2
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JP
Japan
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switch
display
operation button
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main body
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泰雄 小平
辰也 源川
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日本開閉器工業株式会社
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  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、表示付き押ボタンスイ
ッチに係り、特にパソコン又はPC等のCPUや専用の
コントロールユニット等、他の装置を必要とせず、単体
で使用可能な可変表示付き押ボタンスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の可変表示装置付き押ボタ
ンスイッチは、図5に示すように操作ボタン内にLCD
やLED等のドット構成により表示を行う表示素子2を
配設するとともに、この表示素子を駆動し制御する駆動
回路3と負荷コントロール用スイッチ4を本体1内に配
備して構成され、外部のパソコン9又はPC10のCP
U8と専用のコントロールユニット5を接続して表示デ
ータを作成し、使用するものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の可変表示装置付き押ボタンスイッチは、スイッ
チに接続するパソコン9又はPC10及びコントロール
ユニット5の操作だけでなく、表示データを作成するた
めにプログラムソフト等の専用の技術知識を必要とする
ため、利用者が限定され、容易に使用できないという欠
点があった。また、専用のコントロールユニット5を用
いなければならないため、機器の占有スペースが大きく
なり、機器の大形化と価格的にも大幅にアップしてしま
う欠点があった。本考案は、上記問題点を除去し、スイ
ッチ単体で誰でも簡単に使用できる可変表示装置付き押
ボタンスイッチを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上下動する操
作ボタン12と該操作ボタン12の上面に設けた表示部
13と複数の端子14、15を突出した本体11からな
り、前記操作ボタン12内に電気的に可変可能なドット
構成による表示素子16を配設するとともに、絵、文
字、記号等の表示を行わせる駆動回路18と、表示内容
を記憶した記憶回路23と表示素子16を制御する制御
回路21と表示内容を選択する指示部26からなるメモ
リー付きコントローラ19と、前記操作ボタン12の上
下動により連動して開閉する表示内容選択用スイッチ2
8機構と負荷制御用スイッチ27機構を一体的に配備し
たものである。
【0005】
【作用】操作ボタン12を押すと、表示内容選択用スイ
ッチ28と負荷制御用スイッチ27が連動して切り替わ
るので、表示部13の表示が切り替えられるとともに
続した負荷も切り替えるように作用する。また、第2の
表示選択用スイッチ29自体の設定により、表示内容を
選択することができる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。図1は本考案の可変表示装置付き押ボ
タンスイッチの断面図、図2は本考案の可変表示装置付
き押ボタンスイッチの回路を示すブロック図である。こ
れらの図において、上面に表示部13を形成した操作ボ
タン12を上下動自在となるように配設するとともに上
方に鍔部を設けた角形の本体11と、この本体11の下
面に複数の端子14、15を突出して可変表示装置付き
押ボタンスイッチを形成する。操作ボタン12と本体1
1から形成される内部には、LCDやLED等により電
気的に可変可能なドット構成による表示素子16を設
け、この表示素子16に絵、文字、記号等の表示を駆動
し制御するドライバICからなる駆動回路18を設け
る。
【0007】そして、メモリー付きコントローラ19と
して、ドット構成の表示素子16の表示内容を制御する
コントロールICからなる制御回路21とドット構成の
表示素子16の表示内容を記憶したFPROM又はEE
PROMなどからなる記憶回路23と操作ボタン12を
押すことにより表示内容を選択するカウンタ回路24、
ロジック回路25からなる指示部26から構成される。
更に、この本体11内には、表示内容選択用スイッチ2
8機構と負荷制御用スイッチ27機構を配設するととも
に、この本体11の下面よりLCD電源入力や表示切替
のための端子15と負荷を制御するための端子14を突
出する。また、メモリー付きコントローラ19部には、
第2の表示選択用スイッチ29として図3に示すような
DIPロータリスイッチを配設し、その操作部を本体の
側面や下面に設けることにより、このDIPロータリス
イッチ自体の設定位置で、表示内容を選択することがで
きる。このような構成においては、DIPロータリスイ
ッチに限定されず、押ボタンスイッチ等の操作形態の異
なるスイッチを配設してもよい。
【0008】図4は、本考案の使用状態を示す説明図で
あり、操作ボタン12を押すことで外部信号が無くても
内部のスイッチ回路上で表示を変えるカウンタ回路24
を付加したので、操作ボタン12を押す度に操作ボタン
12の表示部13の表示を変えることができる。例え
ば、操作ボタン12の表示部13にヒータ、OFFと2
行に表示した可変表示装置付き押ボタンスイッチの操作
ボタン12を押すと、ヒータ、ONと表示が切り替えら
れるとともに負荷制御用スイッチ27を閉じ、ヒータを
作動させることができる。また、図4の説明図におい
て、操作ボタン12の表示部13に、2種類の表示を繰
り返し表示させているが、数種類の一連の操作の繰り返
すこと等、種々の表示が可能である。
【0009】また、本考案の使用例として、DIPロー
タリスイッチの操作部のポジションを記号や文字等で操
作ボタンの上面の表示部に表示することもでき、種々の
表示が行えるものである。尚、メモリー付きコントロー
ラ19部のみを別の筐体内に配備し、本体11の下面や
側面に接続可能に構成し、業種や技術分野等に分類した
表示内容を記憶したメモリー付きコントローラ19部を
配設した筐体を用意することにより、この部分を交換す
るだけで目的に応じた表示を行う可変表示装置付き押ボ
タンスイッチが容易に得られ、生産性や在庫管理面で合
理的である。尚、本考案は上記の実施例に限定されるも
のではなく本考案の趣旨に基づいて種々の変形が可能で
あり、それらを本考案の範囲から排除するものではな
い。
【0010】
【考案の効果】以上、詳細に説明したように、本考案に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)操作ボタン内に電気的に可変可能なドット構成に
よる表示素子を配設するとともに、絵、文字、記号等の
表示を行わせる駆動回路と、表示内容を記憶した記憶回
路と表示素子を制御する制御回路と表示内容を選択する
指示部からなるメモリー付きコントローラと、前記操作
ボタンの上下動により連動して開閉する表示内容選択用
スイッチ機構と負荷制御用のスイッチ機構を一体的に配
備したので、従来の表示付き押ボタンスイッチのよう
に、パソコン又はPCと専用のコントロールユニット
等、他の装置を必要とせず、可変表示装置付き押ボタン
スイッチ単体で誰でも簡単に使用できる。 (2)表示内容を記憶した記憶回路と表示素子を制御す
る制御回路と表示内容を選択する指示部からなるメモリ
ー付きコントローラと、前記操作ボタンの上下動により
連動して開閉する表示内容選択用スイッチ機構と負荷制
御用のスイッチ機構を一体的に配備したので、専門の知
識をもっていない人でも、予め用意している表示データ
を選択するだけで使用することができるから、種々の用
途に容易に使用できる。 (3)表示内容を記憶した記憶回路と表示素子を制御す
る制御回路と表示内容を選択する指示部からなるメモリ
ー付きコントローラと、前記操作ボタンの上下動により
連動して開閉する表示内容選択用スイッチ機構と負荷制
御用のスイッチ機構を一体的に配備したので、専用のコ
ントロールユニット等の他の装置を必要としないため、
機器の占有スペースを取らず、小形に作製できるととも
に大幅なコスト削減を図ることができる。 (4)本体内のメモリー付きコントローラ部に第2の表
示選択用スイッチを配備し、その操作部を本体の外側に
配設して表示内容を選択するようにしたので、外部信号
によらず、この第2の表示選択用スイッチ自体の設定
で、種々の表示内容を選択することができる。 (5)メモリー付きコントローラを用途に応じて交換可
能としたので、業種や技術分野等に分類したメモリー付
きコントローラ部のみを配設した筐体を用意することに
より、この部分を交換するだけで目的に応じた表示を行
う可変表示装置付き押ボタンスイッチを容易に提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の可変表示装置付き押ボタンスイッチを
示す断面図である。
【図2】本考案の可変表示装置付き押ボタンスイッチの
回路を示すブロック図である。
【図3】本考案の第2の表示内容選択用スイッチを示す
DIPロータリスイッチの回路図である。
【図4】本考案の可変表示装置付き押ボタンスイッチの
使用状態の説明図である。
【図5】従来の可変表示装置付き押ボタンスイッチの使
用状態を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 本体 12 操作ボタン 13 表示部 14 負荷制御用スイッチの端子 15 表示内容選択用スイッチの端子 16 表示素子 18 駆動回路 19 メモリー付きコントローラ 21 制御回路 23 記憶回路 24 カウンタ回路 25 ロジック回路 26 指示部 27 負荷制御用スイッチ 28 表示内容選択用スイッチ 29 第2の表示内容選択用スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 13/02 G09G 3/20 G09G 3/36

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下動する操作ボタンと該操作ボタンの
    上面に設けた表示部と複数の端子を突出した本体からな
    り、前記操作ボタン内に電気的に可変可能なドット構成
    による表示素子を配設するとともに、絵、文字、記号等
    の表示を行わせる駆動回路と、表示内容を記憶した記憶
    回路と表示素子を制御する制御回路と表示内容を選択す
    る指示部からなるメモリー付きコントローラと、前記操
    作ボタンの上下動により連動して開閉する表示内容選択
    用スイッチ機構と負荷制御用スイッチ機構を一体的に配
    備したことを特徴とする可変表示装置付き押ボタンスイ
    ッチ。
  2. 【請求項2】 前記操作ボタンに連動せず、独自に操作
    可能な第2の表示選択用スイッチを前記本体内に配備
    し、その操作部を本体の外側に配設して表示内容を選択
    するようにしたことを特徴とする請求項1記載の可変表
    示装置付き押ボタンスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記メモリー付きコントローラを用途に
    応じて交換可能としたことを特徴とする請求項1記載の
    可変表示装置付き押ボタンスイッチ。
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JP2002140947A (ja) * 2000-10-31 2002-05-17 Toshiba Eng Co Ltd インテリジェントスイッチ、スイッチ内容の表示方法、スイッチ状態監視システム、複数スイッチの集中管理システム

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