JP2606828Y2 - 回転体取り付け機構 - Google Patents
回転体取り付け機構Info
- Publication number
- JP2606828Y2 JP2606828Y2 JP1993009973U JP997393U JP2606828Y2 JP 2606828 Y2 JP2606828 Y2 JP 2606828Y2 JP 1993009973 U JP1993009973 U JP 1993009973U JP 997393 U JP997393 U JP 997393U JP 2606828 Y2 JP2606828 Y2 JP 2606828Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating body
- drive shaft
- rotation transmission
- key
- drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、駆動軸に装着された回
転伝達キーによる駆動軸と回転体との係止・解除機構に
関する。
転伝達キーによる駆動軸と回転体との係止・解除機構に
関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は、従来の実施例を示す外観図であ
る。図において、１はモーターなどの回転駆動体、２は
回転駆動体１に取り付けられている軸受、３はキー溝を
有し軸受２を介して回転駆動体１に連結されている駆動
軸、４は駆動軸３のキー溝に挿入される回転伝達キー、
５は回転伝達キー４により駆動軸３に係止される回転体
である。図２に示すように、回転体５はキー溝に挿入さ
れた回転伝達キー４により駆動軸３に係止されて、駆動
軸３と回転体５が固定され回転するようになっている。
る。図において、１はモーターなどの回転駆動体、２は
回転駆動体１に取り付けられている軸受、３はキー溝を
有し軸受２を介して回転駆動体１に連結されている駆動
軸、４は駆動軸３のキー溝に挿入される回転伝達キー、
５は回転伝達キー４により駆動軸３に係止される回転体
である。図２に示すように、回転体５はキー溝に挿入さ
れた回転伝達キー４により駆動軸３に係止されて、駆動
軸３と回転体５が固定され回転するようになっている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
機構では回転伝達キーにより駆動軸と回転体を一度係止
させると容易に係止を解除することが出来ないものであ
る。また、駆動体の停止時に回転体を手動で回転させた
い場合には、駆動体の負荷により相当のトルクをかけな
いと回転体を回すことが出来ないという問題点も有して
いる。
機構では回転伝達キーにより駆動軸と回転体を一度係止
させると容易に係止を解除することが出来ないものであ
る。また、駆動体の停止時に回転体を手動で回転させた
い場合には、駆動体の負荷により相当のトルクをかけな
いと回転体を回すことが出来ないという問題点も有して
いる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案による回転体取り
付け機構は、回転駆動体と、取り付け溝を有し前記回転
駆動体と軸受を介して連結される駆動軸と、前記取り付
け溝内に回動可能に装着される回転伝達キーと、前記駆
動軸に設けられ前記回転伝達キーを径方向に押圧する押
し上げばねと、前記回転伝達キーが係止されるキー溝を
有し前記駆動軸に係合する回転体と、前記回転伝達キー
を作動させる作動ノブと、前記駆動軸の端面に設けられ
前記作動ノブが保持される突起とを有してなり、前記作
動ノブの一端を回転させ前記駆動軸と前記回転体とを係
止・解除させてなることを特徴とするものである。
付け機構は、回転駆動体と、取り付け溝を有し前記回転
駆動体と軸受を介して連結される駆動軸と、前記取り付
け溝内に回動可能に装着される回転伝達キーと、前記駆
動軸に設けられ前記回転伝達キーを径方向に押圧する押
し上げばねと、前記回転伝達キーが係止されるキー溝を
有し前記駆動軸に係合する回転体と、前記回転伝達キー
を作動させる作動ノブと、前記駆動軸の端面に設けられ
前記作動ノブが保持される突起とを有してなり、前記作
動ノブの一端を回転させ前記駆動軸と前記回転体とを係
止・解除させてなることを特徴とするものである。
【０００５】
【作用】上記の構成によれば、駆動軸と回転体を係止さ
せる作動ノブの一端を回転させ係止・解除させるように
したことにより、駆動軸と回転体とを容易に係止させた
り解除させたりすることが出来る。また、解除時には回
転体を負荷もなく手動で円滑に回転させることができ
る。
せる作動ノブの一端を回転させ係止・解除させるように
したことにより、駆動軸と回転体とを容易に係止させた
り解除させたりすることが出来る。また、解除時には回
転体を負荷もなく手動で円滑に回転させることができ
る。
【０００６】
【実施例】本考案による実施例を図面に基づいて説明す
る。図１は、本考案による実施例における係止状態を示
す側面図である。図３は、本考案による実施例における
解除状態を示す側面図である。図において、１はモータ
ーなどの回転駆動体、２は回転駆動体１に取り付けられ
ている軸受、１３は取り付け溝を有し軸受２を介して回
転駆動体１に連結される駆動軸、１４は取り付け溝内に
回動可能に装着される回転伝達キー、１５は回転伝達キ
ー１４が係止されるキー溝を有し駆動軸１３に係合する
回転体、６は駆動軸１３に設けられ回転伝達キー１４の
回動の支点となる支持ピン、７は駆動軸１３に設けられ
回転伝達キー１４を径方向に押圧する押し上げばね、８
は回転伝達キー１４を作動させる作動ノブ、８ａは駆動
軸３の端面に設けられ作動ノブ８が保持される突起であ
る。図１に示すように、作動ノブ８が押し込まれると回
転伝達キー１４は押し上げばね７により支持ピン６を支
点とし径方向に回動し駆動軸１３と回転体１５とが係止
される。係止状態を解除するときには、図３に示すよう
に、作動ノブ８を矢印方向に引き出し９０度回転させ駆
動軸１３の突起８ａに引掛けて保持させると、回転伝達
キー１４は支持ピン６を支点として中心方向に回動し駆
動軸１３と回転体１５との係止が解除される。上記のよ
うに、作動ノブを回転操作することによって駆動軸と回
転体の係止・解除が容易にできる。また、解除時には回
転体がフリーの状態になるので負荷もなく回転体を回転
させることが出来る。この場合において、作動ノブの大
きさは駆動軸の回転に支障のない大きさに設定されてい
る。なお、本実施例では、駆動軸と回転体の係止・解除
について説明したが、回転体に巻き付けられるテープ状
のものの巻き付けや巻き戻し作業にも応用できるもので
ある。
る。図１は、本考案による実施例における係止状態を示
す側面図である。図３は、本考案による実施例における
解除状態を示す側面図である。図において、１はモータ
ーなどの回転駆動体、２は回転駆動体１に取り付けられ
ている軸受、１３は取り付け溝を有し軸受２を介して回
転駆動体１に連結される駆動軸、１４は取り付け溝内に
回動可能に装着される回転伝達キー、１５は回転伝達キ
ー１４が係止されるキー溝を有し駆動軸１３に係合する
回転体、６は駆動軸１３に設けられ回転伝達キー１４の
回動の支点となる支持ピン、７は駆動軸１３に設けられ
回転伝達キー１４を径方向に押圧する押し上げばね、８
は回転伝達キー１４を作動させる作動ノブ、８ａは駆動
軸３の端面に設けられ作動ノブ８が保持される突起であ
る。図１に示すように、作動ノブ８が押し込まれると回
転伝達キー１４は押し上げばね７により支持ピン６を支
点とし径方向に回動し駆動軸１３と回転体１５とが係止
される。係止状態を解除するときには、図３に示すよう
に、作動ノブ８を矢印方向に引き出し９０度回転させ駆
動軸１３の突起８ａに引掛けて保持させると、回転伝達
キー１４は支持ピン６を支点として中心方向に回動し駆
動軸１３と回転体１５との係止が解除される。上記のよ
うに、作動ノブを回転操作することによって駆動軸と回
転体の係止・解除が容易にできる。また、解除時には回
転体がフリーの状態になるので負荷もなく回転体を回転
させることが出来る。この場合において、作動ノブの大
きさは駆動軸の回転に支障のない大きさに設定されてい
る。なお、本実施例では、駆動軸と回転体の係止・解除
について説明したが、回転体に巻き付けられるテープ状
のものの巻き付けや巻き戻し作業にも応用できるもので
ある。
【０００７】
【考案の効果】上述した本考案の回転体取り付け機構に
よれば、作動ノブを回転操作することにより駆動軸と回
転体との係止・解除が簡単にできるので、回転体の着脱
作業が短時間にでき作業能率を大幅に短縮することが出
来る。また、解除時においては回転体の位置決めが容易
にできると共に駆動体の負荷を受けずに回転体を回転さ
せたり移動させることが出来るという大きな効果が得ら
れるものである。
よれば、作動ノブを回転操作することにより駆動軸と回
転体との係止・解除が簡単にできるので、回転体の着脱
作業が短時間にでき作業能率を大幅に短縮することが出
来る。また、解除時においては回転体の位置決めが容易
にできると共に駆動体の負荷を受けずに回転体を回転さ
せたり移動させることが出来るという大きな効果が得ら
れるものである。
【図１】本考案の実施例による係止状態を示す断面図で
ある。
ある。
【図２】従来の実施例を示す外観図である。
【図３】本考案の実施例による解除状態を示す断面図で
ある。
ある。
１ ・・・ 回転駆動体 ２ ・・・ 軸受 ３，１３ ・・・ 駆動軸 ４，１４ ・・・ 回転伝達キー ５，１５ ・・・ 回転体 ６ ・・・ 支持ピン ７ ・・・ 押し上げばね ８ ・・・ 作動ノブ ８ａ ・・・ 突起
Claims (1)
- 【請求項１】回転駆動体と、取り付け溝を有し前記回転
駆動体と軸受を介して連結される駆動軸と、前記取り付
け溝内に回動可能に装着される回転伝達キーと、前記駆
動軸に設けられ前記回転伝達キーを径方向に押圧する押
し上げばねと、前記回転伝達キーが係止されるキー溝を
有し前記駆動軸に係合する回転体と、前記回転伝達キー
を作動させる作動ノブと、前記駆動軸の端面に設けられ
前記作動ノブが保持される突起とを有してなり、前記作
動ノブを引き出し且つ回転させ前記駆動軸と前記回転体
とを係止させている前記回転伝達キーを前記キー溝から
外し前記駆動軸と前記回転体との係止を解除させてなる
ことを特徴とする回転体の取り付け機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993009973U JP2606828Y2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 回転体取り付け機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993009973U JP2606828Y2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 回転体取り付け機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0659611U JPH0659611U (ja) | 1994-08-19 |
| JP2606828Y2 true JP2606828Y2 (ja) | 2001-01-29 |
Family
ID=11734868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993009973U Expired - Fee Related JP2606828Y2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 回転体取り付け機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2606828Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-28 JP JP1993009973U patent/JP2606828Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0659611U (ja) | 1994-08-19 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |