JP2606765Y2 - 筆記具のペン先磨き装置 - Google Patents

筆記具のペン先磨き装置

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JP2606765Y2
JP2606765Y2 JP1992073919U JP7391992U JP2606765Y2 JP 2606765 Y2 JP2606765 Y2 JP 2606765Y2 JP 1992073919 U JP1992073919 U JP 1992073919U JP 7391992 U JP7391992 U JP 7391992U JP 2606765 Y2 JP2606765 Y2 JP 2606765Y2
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JP
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pen tip
pen
polishing
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writing instrument
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渉 船橋
将功 工藤
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Pentel Co Ltd
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  • Pens And Brushes (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、筆記具のペン先を人手
によらず自動的に研磨する筆記具のペン先磨き装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、万年筆などのペン先101は
図7、図8に示すように、先部に玉部(筆記当接部)1
02を有し、又、ペン先の先端から中間部までスリット
103が形成されている。そして、そのペン先101は
打ち抜きなどにより形成されるため、前記筆記当接部1
02にはバリやエッジ(角)が発生しており、書き味を
悪くしていた。
【0003】そこで、前記筆記当接部102のバリやエ
ッジを取り除き丸みをもたせるために、熟練した人手に
より布などに研磨剤を付着させ、前記筆記当接部102
の磨きバリやエッジを取り去っていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術においては人手により筆記当接部102を磨きバリや
エッジを取り去っていたので生産性が悪く、又、出来上
がった製品の品質が安定しないという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題点を解
決することを目的とし、多数のせんいを円盤外周に放射
状に配設した研磨具を回転駆動源により回転自在に配設
し、ペン先保持具の回転軸を研磨具の回転軸に対して角
度変更自在に、且つ、ペン先が円盤研磨具の外周部に出
入し得るよう摺動自在に配設したことを特徴とするもの
である。
【0006】
【実施例】図1乃至図2に示した本考案の一実施例につ
いて説明する。基台1上面にはプレ−ト2がエアシリン
ダ3により移動自在に取り付けられている。そして、前
記プレ−ト2には上下方向に3つの回転駆動源4,5,
6が第2のプレ−ト7,8,9を介して角度調整可能に
取り付けられている。又、その回転駆動源4,5,6の
出力軸には後述する図2に示すようなペン先保持具1
0,11,12が固定されている。
【0007】又、前記基台1の上面で、プレ−ト2の移
動方向には支柱13が立設されている。そして、その支
柱13には前記回転駆動源4,5,6と対向した位置に
回転盤14,15,16が取り付けられており、その回
転盤14,15,16の外周には多数のせんいを放射状
に配設した研磨具17が取り付けられている。なお、前
記回転盤14,15,16は回転駆動源18によりベル
ト19を介して回転できるようになっている。
【0008】次に図2に基づきペン先保持具10につい
て説明する(ペン先保持具11,12は保持具10と同
様な構成なのでその説明を省略する。)。ボルト20に
より締め付け可能なチャック21の内側後方には磁石2
2が固定されている。又、その磁石22の前端には後端
に座金23が接着されたスポンジ24が取り付いてい
る。又、前記チャック21の内側には先端にペン先キャ
ップ25が固定されたソケット26が保持されている。
【0009】次に研磨方法について説明する。図3に研
磨方法の第1例を示す。回転盤14,15,16の回転
中心と、回転駆動源4,5,6の回転中心とを同軸上に
した例である。先ず最初に、ソケット26にホルダ−1
01aの付いたペン先101を挿入する。次いで、その
ソケット26をチャック21に保持させる。なおこの
際、前記ホルダ−101aの後端がスポンジ24に当接
するようにセットする。
【0010】次いで回転盤14,15,16を約150
0rpmで回転させると共に、回転駆動源4,5,6を
回転し、エアシリンダ3を作動させ、前記ペン先101
の前方部を研磨具17に埋入する。この研磨方法により
ペン先に形成されているバリなどが研磨具17により磨
かれ、図4に示すようなバリ、エッジのないペン先が得
られる。
【0011】次に第2の方法について説明する。図5に
示すように、第2のプレ−ト7,8,9を傾ける(本実
施例においては約3度)ことにより、ペン先101を研
磨具17の回転方向に対して傾斜させて埋入させた例で
ある。この第2の研磨方法によると、研磨具17がペン
先101の筆記当接部(玉部)102の裏側まで入り込
み、そしてスリット103の両側をも研磨するため、図
6に示すように筆記当接部102の略全域を研磨するこ
とができる。
【0012】なお、研磨具17(回転盤14,15,1
6)の回転速度、及び、チャック21の傾斜角度は筆記
当接部102の大きさ、固さなど種々の条件の変化によ
り適宜選択できることは云うまでもない。
【0013】
【考案の効果】本考案によると、多数のせんいを円盤外
周に放射状に配設した研磨具を回転駆動源により回転自
在に配設し、ペン先保持具の回転軸を研磨具の回転軸に
対して角度変更自在に、且つ、ペン先が円盤研磨具の外
周部に出入し得るよう摺動自在に配設したので、書き味
の良好な筆記具のペン先を効率よく生産することがで
き、又、品質の安定したペン先を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例正面図である。
【図2】図1のペン先保持具正断面図である。
【図3】第1の研磨方法説明図である。
【図4】図3の方法により研磨されたペン先正面図であ
る。
【図5】第2の研磨方法説明図である。
【図6】第2の方法により研磨されたペン先正面図であ
る。
【図7】従来のペン先側面図である。
【図8】図7の上面図である。
【符号の説明】
1 基台 2 プレ−ト 3 エアシリンダ 4,5,6 回転駆動源 10,11,12 ペン先保持具 14,15,16 回転盤 17 研磨具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B43K 15/00 - 15/02 B24B 19/00 B43K 1/02

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のせんいを円盤外周に放射状に配設
    した研磨具を回転駆動源により回転自在に配設し、ペン
    先保持具の回転軸を研磨具の回転軸に対して角度変更自
    在に、且つ、ペン先が円盤研磨具の外周部に出入し得る
    よう摺動自在に配設してなる筆記具のペン先磨き装置。
JP1992073919U 1992-09-30 1992-09-30 筆記具のペン先磨き装置 Expired - Fee Related JP2606765Y2 (ja)

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