JP2606372Y2 - 立体駐車機の安全装置 - Google Patents
立体駐車機の安全装置Info
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- JP2606372Y2 JP2606372Y2 JP1993065539U JP6553993U JP2606372Y2 JP 2606372 Y2 JP2606372 Y2 JP 2606372Y2 JP 1993065539 U JP1993065539 U JP 1993065539U JP 6553993 U JP6553993 U JP 6553993U JP 2606372 Y2 JP2606372 Y2 JP 2606372Y2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、立体駐車機の安全装
置に関し、更に詳細には、駐車機の１つが作動している
間はこれに隣接する他の駐車機の昇降操作を不能にせし
める立体駐車機の安全装置に関する。
置に関し、更に詳細には、駐車機の１つが作動している
間はこれに隣接する他の駐車機の昇降操作を不能にせし
める立体駐車機の安全装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、立体駐車機としては、略方形
体状とされた固定フレ−ム内に運転者等の道板を介して
所要数の駐車パレット付き昇降体が昇降自在に並設され
ると共に、該各昇降体を昇降作動せしめる昇降用操作ス
イッチが各々道板に設置された収納箱に収納されてなる
ものが広く知られている。そして、かかる立体駐車機
は、所要の収納箱の扉を開き、収納された操作スイッチ
でもって所要の昇降体を昇降操作せしめることにより駐
車作業を行うものとされている。
体状とされた固定フレ−ム内に運転者等の道板を介して
所要数の駐車パレット付き昇降体が昇降自在に並設され
ると共に、該各昇降体を昇降作動せしめる昇降用操作ス
イッチが各々道板に設置された収納箱に収納されてなる
ものが広く知られている。そして、かかる立体駐車機
は、所要の収納箱の扉を開き、収納された操作スイッチ
でもって所要の昇降体を昇降操作せしめることにより駐
車作業を行うものとされている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
立体駐車機は、その道板自体が比較的狭いのみならず、
道板の両側を各々昇降体が昇降作動すべく構成されてい
るから、道板上における運転者等の有無に拘わらず、隣
り合う昇降体が互いに昇降作動するものとなり、極めて
危険で人身事故等を惹起せしめるおそれがあった。
立体駐車機は、その道板自体が比較的狭いのみならず、
道板の両側を各々昇降体が昇降作動すべく構成されてい
るから、道板上における運転者等の有無に拘わらず、隣
り合う昇降体が互いに昇降作動するものとなり、極めて
危険で人身事故等を惹起せしめるおそれがあった。
【０００４】この考案は、従来の問題点を一挙に解決
し、昇降作動中の昇降体に隣接する他の昇降体の昇降操
作を不能にせしめ、道板上における運転者等の安全を有
効に図ることが出来る立体駐車機の安全装置を提供しよ
うとするものである。
し、昇降作動中の昇降体に隣接する他の昇降体の昇降操
作を不能にせしめ、道板上における運転者等の安全を有
効に図ることが出来る立体駐車機の安全装置を提供しよ
うとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】即ち、この考案は、運転
者等の道板を介して所要数の駐車用昇降体が昇降自在に
並設されると共に、該各昇降体の昇降用操作スイッチを
収納する収納箱が各々道板に設置されてなる立体駐車機
において、上記昇降体中の一つが下限位置以外に位置す
るさいには隣接する他の昇降体の収納箱をロックしてそ
の昇降操作を不能にすべく、各収納箱には所要の安全装
置用電気回路に接続されたロック装置が各々設けられた
構成よりなるものである。
者等の道板を介して所要数の駐車用昇降体が昇降自在に
並設されると共に、該各昇降体の昇降用操作スイッチを
収納する収納箱が各々道板に設置されてなる立体駐車機
において、上記昇降体中の一つが下限位置以外に位置す
るさいには隣接する他の昇降体の収納箱をロックしてそ
の昇降操作を不能にすべく、各収納箱には所要の安全装
置用電気回路に接続されたロック装置が各々設けられた
構成よりなるものである。
【０００６】
【作用】昇降体中の一つが昇降作動するなど下限位置以
外に位置する場合には、隣り合う昇降体の操作スイッチ
を収納する収納箱を安全装置用電気回路に接続されたロ
ック装置によりロックしてその開閉作動を禁止せしめ、
収納する操作スイッチの操作を不能にすることにより道
板上における運転者等の安全を確保せしめることが出来
る。
外に位置する場合には、隣り合う昇降体の操作スイッチ
を収納する収納箱を安全装置用電気回路に接続されたロ
ック装置によりロックしてその開閉作動を禁止せしめ、
収納する操作スイッチの操作を不能にすることにより道
板上における運転者等の安全を確保せしめることが出来
る。
【０００７】
【実施例】以下に、この考案を図面に示す一実施例につ
いて説明する。図１ないし図３は立体駐車機を示すもの
で、同図中、１はピット２内に設置された方形体状の固
定フレ−ム、３ａ・３ｂ・３ｃは該固定フレ−ム１内に
所要幅の道板４ａ・４ｂ・４ｃを介して並列状に配設さ
れた所要数の駐車用昇降体、５は該各昇降体３ａ・３ｂ
・３ｃの上下に各々形成された上下二段の駐車パレット
で、該各昇降体３ａ・３ｂ・３ｃは吊り上げ用のチエ−
ン伝動機構等を介して昇降自在とされている。６ａ・６
ｂ・６ｃは該各昇降体３ａ・３ｂ・３ｃの昇降用操作ス
イッチ７ａ・７ｂ・７ｃを収納すべく各道板４ａ・４ｂ
・４ｃの一端部に設置された収納箱、８・９は各収納箱
６ａ・６ｂ・６ｃの開閉式扉１１ａ・１１ｂ・１１ｃに
各々設けられた施錠部と把手、１０ａ・１０ｂ・１０ｃ
は表示灯、１２ａ・１２ｂ・１２ｃは各扉１１ａ・１１
ｂ・１１ｃに各々設けられたソレイド式ロック装置、１
３ａ・１３ｂ・１３ｃは該各ロック装置１２ａ・１２ｂ
・１２ｃを構成するロックバ−で、上記ロック装置１２
ａ・１２ｂ・１２ｃは後記する電気回路に接続されてい
る。
いて説明する。図１ないし図３は立体駐車機を示すもの
で、同図中、１はピット２内に設置された方形体状の固
定フレ−ム、３ａ・３ｂ・３ｃは該固定フレ−ム１内に
所要幅の道板４ａ・４ｂ・４ｃを介して並列状に配設さ
れた所要数の駐車用昇降体、５は該各昇降体３ａ・３ｂ
・３ｃの上下に各々形成された上下二段の駐車パレット
で、該各昇降体３ａ・３ｂ・３ｃは吊り上げ用のチエ−
ン伝動機構等を介して昇降自在とされている。６ａ・６
ｂ・６ｃは該各昇降体３ａ・３ｂ・３ｃの昇降用操作ス
イッチ７ａ・７ｂ・７ｃを収納すべく各道板４ａ・４ｂ
・４ｃの一端部に設置された収納箱、８・９は各収納箱
６ａ・６ｂ・６ｃの開閉式扉１１ａ・１１ｂ・１１ｃに
各々設けられた施錠部と把手、１０ａ・１０ｂ・１０ｃ
は表示灯、１２ａ・１２ｂ・１２ｃは各扉１１ａ・１１
ｂ・１１ｃに各々設けられたソレイド式ロック装置、１
３ａ・１３ｂ・１３ｃは該各ロック装置１２ａ・１２ｂ
・１２ｃを構成するロックバ−で、上記ロック装置１２
ａ・１２ｂ・１２ｃは後記する電気回路に接続されてい
る。
【０００８】図４は上述の如く構成された立体駐車機の
安全装置に係る電気回路図を示すものであり、同図中、
１４ａ・１４ｂ・１４ｃは各昇降体３ａ・３ｂ・３ｃの
上昇スイッチ、１５ａ・１５ｂ・１５ｃは各昇降体３ａ
・３ｂ・３ｃの下降スイッチ、１６ａ・１６ｂ・１６ｃ
は各昇降体３ａ・３ｂ・３ｃが上限位置に達した時点で
開く上限リミットスイッチ、１７ａ・１７ｂ・１７ｃは
各昇降体３ａ・３ｂ・３ｃが下限位置に達した時点で開
く下限リミットスイッチ、１８ａ・１８ｂ・１８ｃは各
昇降体３ａ・３ｂ・３ｃの上昇用電磁開閉器コイル、１
９ａ・１９ｂ・１９ｃは各昇降体３ａ・３ｂ・３ｃの下
降用電磁開閉器コイル、２０ａ・２０ｂ・２０ｃ・２１
ａ・２１ｂ・２１ｃは下限リミットスイッチ１７ａ・１
７ｂ・１７ｃに各々連動して該下限リミットスイッチ１
７ａ・１７ｂ・１７ｃが開く時点で閉じるスイッチであ
る。２２ａ・２２ｂ・２２ｃはロック装置１２ａ・１２
ｂ・１２ｃの作動用ソレノイドコイル、２３ａ・２３ｂ
・２３ｃは下限リミットスイッチ１７ａ・１７ｂ・１７
ｃに各々連動して開閉作動するスイッチである。
安全装置に係る電気回路図を示すものであり、同図中、
１４ａ・１４ｂ・１４ｃは各昇降体３ａ・３ｂ・３ｃの
上昇スイッチ、１５ａ・１５ｂ・１５ｃは各昇降体３ａ
・３ｂ・３ｃの下降スイッチ、１６ａ・１６ｂ・１６ｃ
は各昇降体３ａ・３ｂ・３ｃが上限位置に達した時点で
開く上限リミットスイッチ、１７ａ・１７ｂ・１７ｃは
各昇降体３ａ・３ｂ・３ｃが下限位置に達した時点で開
く下限リミットスイッチ、１８ａ・１８ｂ・１８ｃは各
昇降体３ａ・３ｂ・３ｃの上昇用電磁開閉器コイル、１
９ａ・１９ｂ・１９ｃは各昇降体３ａ・３ｂ・３ｃの下
降用電磁開閉器コイル、２０ａ・２０ｂ・２０ｃ・２１
ａ・２１ｂ・２１ｃは下限リミットスイッチ１７ａ・１
７ｂ・１７ｃに各々連動して該下限リミットスイッチ１
７ａ・１７ｂ・１７ｃが開く時点で閉じるスイッチであ
る。２２ａ・２２ｂ・２２ｃはロック装置１２ａ・１２
ｂ・１２ｃの作動用ソレノイドコイル、２３ａ・２３ｂ
・２３ｃは下限リミットスイッチ１７ａ・１７ｂ・１７
ｃに各々連動して開閉作動するスイッチである。
【０００９】そして、上昇スイッチ１４ａ・上限リミッ
トスイッチ１６ａ・コイル１８ａからなる直列回路と下
降スイッチ１５ａ・下限リミットスイッチ１７ａ・コイ
ル１９ａからなる直列回路が各々電源に並列接続Ａさ
れ、上昇スイッチ１４ｂ・上限リミットスイッチ１６ｂ
・コイル１８ｂからなる直列回路と下降スイッチ１５ｂ
・下限リミットスイッチ１７ｂ・コイル１９ｂからなる
直列回路が各々電源に並列接続Ｂされ、上昇スイッチ１
４ｃ・上限リミットスイッチ１６ｃ・コイル１８ｃから
なる直列回路と下降スイッチ１５ｃ・下限リミットスイ
ッチ１７ｃ・コイル１９ｃからなる直列回路が各々電源
に並列接続Ｃされ、スイッチ２０ａ・２１ａ・ソレノイ
ドコイル２２ａからなる直列回路とスイッチ２３ａ・表
示灯１０ａからなる直列回路が各々電源に接続Ｄされ、
スイッチ２０ｂ・２１ｂ・ソレノイドコイル２２ｂから
なる直列回路とスイッチ２３ｂ・表示灯１０ｂからなる
直列回路が各々電源に接続Ｅされ、スイッチ２０ｃ・２
１ｃ・ソレノイドコイル２２ｃからなる直列回路とスイ
ッチ２３ｃ・表示灯１０ｃからなる直列回路が各々電源
に接続Ｅされている。また、図５に示すように、前記各
コイル１８ａ・１９ａ・１８ｂ・１９ｂ・１８ｃ・１９
ｃによって開閉される電磁開閉器のスイッチ２４・２５
および各昇降体３ａ・３ｂ・３ｃの駆動モ−タ２６が設
けられている。
トスイッチ１６ａ・コイル１８ａからなる直列回路と下
降スイッチ１５ａ・下限リミットスイッチ１７ａ・コイ
ル１９ａからなる直列回路が各々電源に並列接続Ａさ
れ、上昇スイッチ１４ｂ・上限リミットスイッチ１６ｂ
・コイル１８ｂからなる直列回路と下降スイッチ１５ｂ
・下限リミットスイッチ１７ｂ・コイル１９ｂからなる
直列回路が各々電源に並列接続Ｂされ、上昇スイッチ１
４ｃ・上限リミットスイッチ１６ｃ・コイル１８ｃから
なる直列回路と下降スイッチ１５ｃ・下限リミットスイ
ッチ１７ｃ・コイル１９ｃからなる直列回路が各々電源
に並列接続Ｃされ、スイッチ２０ａ・２１ａ・ソレノイ
ドコイル２２ａからなる直列回路とスイッチ２３ａ・表
示灯１０ａからなる直列回路が各々電源に接続Ｄされ、
スイッチ２０ｂ・２１ｂ・ソレノイドコイル２２ｂから
なる直列回路とスイッチ２３ｂ・表示灯１０ｂからなる
直列回路が各々電源に接続Ｅされ、スイッチ２０ｃ・２
１ｃ・ソレノイドコイル２２ｃからなる直列回路とスイ
ッチ２３ｃ・表示灯１０ｃからなる直列回路が各々電源
に接続Ｅされている。また、図５に示すように、前記各
コイル１８ａ・１９ａ・１８ｂ・１９ｂ・１８ｃ・１９
ｃによって開閉される電磁開閉器のスイッチ２４・２５
および各昇降体３ａ・３ｂ・３ｃの駆動モ−タ２６が設
けられている。
【００１０】次に、上記安全装置に係る電気回路の動作
を並列回路Ａおよび昇降体３ａを主に説明する。先ず、
昇降体３ａの両隣りの昇降体３ｂ・３ｃがピット２内に
格納されている時は、下限リミットスイッチ１７ｂ・１
７ｃが開いているために並列回路Ｄのスイッチ２０ａ・
２１ａが閉じている。この状態の時、ソレノイドコイル
２２ａが付勢されているために操作スイッチ用収納箱６
ａの扉１１ａをロックするロックバ−１３ａが解除さ
れ、施錠部８のキ−操作により扉１１ａを開いて収納す
る昇降用操作スイッチ７ａの操作が可能となる（図７ａ
参照）。いま、昇降体３ａを上昇せしめるため、上昇ス
イッチ１４ａを閉じると、上昇用電磁開閉器のコイル１
８ａが付勢され、図５に示す電磁開閉器のスイッチ２４
が閉じる。このため、モ−タ２６は正転作動し、吊り上
げチエ−ン伝動機構等を介して昇降体３ａを上昇せしめ
る。かかる昇降体３ａの上昇により、下限リミットスイ
ッチ１７ａが直ちに閉じると共に、これに連動する他の
スイッチ２１ｂ・２０ｃが共に開かれる。即ち、このス
イッチ２１ｂ・２０ｃは並列回路Ｅ・Ｆのソレノイドコ
イル２２ｂ・２２ｃの付勢を禁止するように作用する。
このため、操作スイッチ収納箱６ｂ・６ｃの扉１１ｂ・
１１ｃも図７（ｂ）（ｃ）に示すように各々ロックされ
るため、昇降体３ｂ・３ｃの昇降操作を機械的に禁止せ
しめる。
を並列回路Ａおよび昇降体３ａを主に説明する。先ず、
昇降体３ａの両隣りの昇降体３ｂ・３ｃがピット２内に
格納されている時は、下限リミットスイッチ１７ｂ・１
７ｃが開いているために並列回路Ｄのスイッチ２０ａ・
２１ａが閉じている。この状態の時、ソレノイドコイル
２２ａが付勢されているために操作スイッチ用収納箱６
ａの扉１１ａをロックするロックバ−１３ａが解除さ
れ、施錠部８のキ−操作により扉１１ａを開いて収納す
る昇降用操作スイッチ７ａの操作が可能となる（図７ａ
参照）。いま、昇降体３ａを上昇せしめるため、上昇ス
イッチ１４ａを閉じると、上昇用電磁開閉器のコイル１
８ａが付勢され、図５に示す電磁開閉器のスイッチ２４
が閉じる。このため、モ−タ２６は正転作動し、吊り上
げチエ−ン伝動機構等を介して昇降体３ａを上昇せしめ
る。かかる昇降体３ａの上昇により、下限リミットスイ
ッチ１７ａが直ちに閉じると共に、これに連動する他の
スイッチ２１ｂ・２０ｃが共に開かれる。即ち、このス
イッチ２１ｂ・２０ｃは並列回路Ｅ・Ｆのソレノイドコ
イル２２ｂ・２２ｃの付勢を禁止するように作用する。
このため、操作スイッチ収納箱６ｂ・６ｃの扉１１ｂ・
１１ｃも図７（ｂ）（ｃ）に示すように各々ロックされ
るため、昇降体３ｂ・３ｃの昇降操作を機械的に禁止せ
しめる。
【００１１】他方、昇降体３ａが図６に示すように上昇
して上限位置に達すると、上限リミットスイッチ１６ａ
がこれを検出して開き、コイル１８ａが消勢すると共
に、スイッチ２４が開いてモ−タ２６を停止せしめる。
そして、昇降体３ａの上限位置停止中においてもスイッ
チ２１ｂ・２０ｃが開かれているために隣接する昇降体
３ｂ・３ｃの昇降操作は機械的に禁止されている。
して上限位置に達すると、上限リミットスイッチ１６ａ
がこれを検出して開き、コイル１８ａが消勢すると共
に、スイッチ２４が開いてモ−タ２６を停止せしめる。
そして、昇降体３ａの上限位置停止中においてもスイッ
チ２１ｂ・２０ｃが開かれているために隣接する昇降体
３ｂ・３ｃの昇降操作は機械的に禁止されている。
【００１２】次に、昇降体３ａを下降せしめる場合に
は、下降スイッチ１５ａを閉じる。すると、すでに下限
リミットスイッチ１７ａが閉じられており、電磁開閉器
のコイル１９ａが付勢され、図５に示す電磁開閉器のス
イッチ２５を閉じてモ−タ２６が逆回転作動する。かか
るモ−タ２６の逆回転作動により昇降体３ａは下降を開
始し、下限位置に達すると下限リミットスイッチ１７ａ
が開き、コイル１９ａの付勢を停止してモ−タ２６の作
動を停止する。このさい、下限リミットスイッチ１７ａ
の解放に連動してスイッチ２１ｂ・２０ｃが共に閉じ、
ソレノイドコイル２２ｂ・２２ｃを付勢してロックバ−
１３ｂ・１３ｃが解除されるため、昇降体３ａと共に隣
接する他の昇降体３ｂ・３ｃの操作スイッチ収納箱６ｂ
・６ｃの扉１１ｂ・１１ｃの開閉作動が可能となり、ひ
いては、収納する昇降用操作スイッチ７ｂ・７ｃの操作
を自由に行うことが出来る。また、下限リミットスイッ
チ１７ａの解放により昇降体３ａが下限位置に停止した
時点で並列回路Ｄのスイッチ２３ａが開き、表示灯１０
ａを消灯して昇降体３ａの格納を確認しうる。
は、下降スイッチ１５ａを閉じる。すると、すでに下限
リミットスイッチ１７ａが閉じられており、電磁開閉器
のコイル１９ａが付勢され、図５に示す電磁開閉器のス
イッチ２５を閉じてモ−タ２６が逆回転作動する。かか
るモ−タ２６の逆回転作動により昇降体３ａは下降を開
始し、下限位置に達すると下限リミットスイッチ１７ａ
が開き、コイル１９ａの付勢を停止してモ−タ２６の作
動を停止する。このさい、下限リミットスイッチ１７ａ
の解放に連動してスイッチ２１ｂ・２０ｃが共に閉じ、
ソレノイドコイル２２ｂ・２２ｃを付勢してロックバ−
１３ｂ・１３ｃが解除されるため、昇降体３ａと共に隣
接する他の昇降体３ｂ・３ｃの操作スイッチ収納箱６ｂ
・６ｃの扉１１ｂ・１１ｃの開閉作動が可能となり、ひ
いては、収納する昇降用操作スイッチ７ｂ・７ｃの操作
を自由に行うことが出来る。また、下限リミットスイッ
チ１７ａの解放により昇降体３ａが下限位置に停止した
時点で並列回路Ｄのスイッチ２３ａが開き、表示灯１０
ａを消灯して昇降体３ａの格納を確認しうる。
【００１３】このように、下限リミットスイッチ１７ａ
は隣接する昇降体３ｂ・３ｃが下限位置に位置しなけれ
ばスイッチ２０ａ・２１ａが閉じないため、昇降体３ａ
の昇降用操作スイッチ７ａを操作することが出来ず、こ
のことは隣接する他の昇降体３ｂ・３ｃの昇降操作につ
いても同様である。かくして、道板４ａ・４ｂ・４ｃの
両側の昇降体３ａ・３ｂ・３ｃが互いに交差するような
昇降作動を禁止し、道板４ａ・４ｂ・４ｃ上の人の安全
を確実に図ることが出来るものである。
は隣接する昇降体３ｂ・３ｃが下限位置に位置しなけれ
ばスイッチ２０ａ・２１ａが閉じないため、昇降体３ａ
の昇降用操作スイッチ７ａを操作することが出来ず、こ
のことは隣接する他の昇降体３ｂ・３ｃの昇降操作につ
いても同様である。かくして、道板４ａ・４ｂ・４ｃの
両側の昇降体３ａ・３ｂ・３ｃが互いに交差するような
昇降作動を禁止し、道板４ａ・４ｂ・４ｃ上の人の安全
を確実に図ることが出来るものである。
【００１４】
【考案の効果】この考案によれば以上の次第で、立体駐
車機を構成する所要数の昇降体中の一つが下限位置以外
に位置するさいには隣接する他の昇降体の収納箱をロッ
クしてその昇降操作を不能にすべく、各昇降体の昇降用
操作スイッチを収納する収納箱には所要の安全装置用電
気回路に接続されたロック装置が各々設けられているか
ら、所定の昇降体が下限位置以外に位置するさいには隣
接する昇降体の収納箱をロック装置によりロックしてそ
の昇降操作自体を不能にすることができ、ひいては、こ
れら昇降体間の道板を通行する運転者等の安全を確実に
図ることが出来るものである。
車機を構成する所要数の昇降体中の一つが下限位置以外
に位置するさいには隣接する他の昇降体の収納箱をロッ
クしてその昇降操作を不能にすべく、各昇降体の昇降用
操作スイッチを収納する収納箱には所要の安全装置用電
気回路に接続されたロック装置が各々設けられているか
ら、所定の昇降体が下限位置以外に位置するさいには隣
接する昇降体の収納箱をロック装置によりロックしてそ
の昇降操作自体を不能にすることができ、ひいては、こ
れら昇降体間の道板を通行する運転者等の安全を確実に
図ることが出来るものである。
【図１】立体駐車機を示す平面図である。
【図２】同正面図である。
【図３】収納箱６ａを示す拡大断面図である。
【図４】安全装置の電気回路図である。
【図５】モ−タ２６の電気回路図である。
【図６】昇降体３ａ・３ｂ・３ｃの作動状態を示す概略
図である。
図である。
【図７】ロック装置１２ａ・１２ｂ・１２ｃの作動状態
を示す一部拡大断面図である。
を示す一部拡大断面図である。
３ａ・３ｂ・３ｃ 昇降体 ４ａ・４ｂ・４ｃ 道板 ６ａ・６ｂ・６ｃ 収納箱 ７ａ・７ｂ・７ｃ 操作スイッチ １２ａ・１２ｂ・１２ｃ ロック装置
Claims (1)
- 【請求項１】 運転者等の道板を介して所要数の駐車用
昇降体が昇降自在に並設されると共に、該各昇降体の昇
降用操作スイッチを収納する収納箱が各々道板に設置さ
れてなる立体駐車機において、上記昇降体中の一つが下
限位置以外に位置するさいには隣接する他の昇降体の収
納箱をロックしてその昇降操作を不能にすべく、各収納
箱には所要の安全装置用電気回路に接続されたロック装
置が各々設けられてなることを特徴とする立体駐車機の
安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993065539U JP2606372Y2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 立体駐車機の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993065539U JP2606372Y2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 立体駐車機の安全装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0729218U JPH0729218U (ja) | 1995-06-02 |
| JP2606372Y2 true JP2606372Y2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=13289927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993065539U Expired - Fee Related JP2606372Y2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 立体駐車機の安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2606372Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6182472B2 (ja) * | 2014-02-10 | 2017-08-16 | 日本発條株式会社 | 駐車装置 |
| JP2016188532A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | 日本発條株式会社 | 駐車装置 |
| JP6353390B2 (ja) * | 2015-03-30 | 2018-07-04 | 日本発條株式会社 | 駐車装置 |
-
1993
- 1993-11-12 JP JP1993065539U patent/JP2606372Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0729218U (ja) | 1995-06-02 |
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