JP2606323Y2 - 油圧式走行装置の油圧回路 - Google Patents
油圧式走行装置の油圧回路Info
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- JP2606323Y2 JP2606323Y2 JP1992023249U JP2324992U JP2606323Y2 JP 2606323 Y2 JP2606323 Y2 JP 2606323Y2 JP 1992023249 U JP1992023249 U JP 1992023249U JP 2324992 U JP2324992 U JP 2324992U JP 2606323 Y2 JP2606323 Y2 JP 2606323Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、油圧式走行装置の油圧
回路に関する。
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧式走行装置としては、左右油圧ポン
プの吐出圧油を左右走行弁で左右油圧モータに供給して
油圧モータを駆動することで走行するものが知られてい
る。かかる油圧式走行装置の油圧回路としては例えば特
開昭64−55403号公報に示すものが知られてい
る。すなわち、図1に示すように左右油圧ポンプ1,2
の吐出路1a,2aを左右走行弁3,4で左右油圧モー
タ5,6に接続し、各吐出路1a,2aにおけるチエッ
ク弁7より下流側を短経路8で接続し、この短経路8に
直進補償弁9を設け、この直進補償弁9を、その直進補
償弁9自体を通過する流量で圧力差を検出し、その圧力
差があらかじめ設定した値以下の時には連通位置、以上
の時には遮断位置とする構造としたものが知られてい
る。
プの吐出圧油を左右走行弁で左右油圧モータに供給して
油圧モータを駆動することで走行するものが知られてい
る。かかる油圧式走行装置の油圧回路としては例えば特
開昭64−55403号公報に示すものが知られてい
る。すなわち、図1に示すように左右油圧ポンプ1,2
の吐出路1a,2aを左右走行弁3,4で左右油圧モー
タ5,6に接続し、各吐出路1a,2aにおけるチエッ
ク弁7より下流側を短経路8で接続し、この短経路8に
直進補償弁9を設け、この直進補償弁9を、その直進補
償弁9自体を通過する流量で圧力差を検出し、その圧力
差があらかじめ設定した値以下の時には連通位置、以上
の時には遮断位置とする構造としたものが知られてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】かかる油圧回路であれ
ば、直進走行時に左右油圧ポンプ1,2の吐出流量に差
が生じたり、他の操作弁Aを操作して右油圧ポンプ2の
吐出圧油を他のアクチュエータBに供給したりした時に
吐出流量が多い油圧ポンプ、左油圧ポンプ1の吐出圧油
が直進補償弁9を経て流れるから左右油圧モータ5,6
が同一速度で回転して直進走行できる。しかしながら、
直進補償弁9は通過流量による圧力差で遮断位置に切換
るので、左右油圧ポンプ1,2の吐出流量及び圧力が低
い時に一方の走行弁を切換えて一方の油圧モータに圧油
を供給すると直進補償弁9を通過する流量が少なく遮断
位置に切換わらないので左右油圧モータ5,6に圧油が
供給されて微速で左右旋回走行できないことがあり、操
作者の操作に応じた正確な制御ができない。
ば、直進走行時に左右油圧ポンプ1,2の吐出流量に差
が生じたり、他の操作弁Aを操作して右油圧ポンプ2の
吐出圧油を他のアクチュエータBに供給したりした時に
吐出流量が多い油圧ポンプ、左油圧ポンプ1の吐出圧油
が直進補償弁9を経て流れるから左右油圧モータ5,6
が同一速度で回転して直進走行できる。しかしながら、
直進補償弁9は通過流量による圧力差で遮断位置に切換
るので、左右油圧ポンプ1,2の吐出流量及び圧力が低
い時に一方の走行弁を切換えて一方の油圧モータに圧油
を供給すると直進補償弁9を通過する流量が少なく遮断
位置に切換わらないので左右油圧モータ5,6に圧油が
供給されて微速で左右旋回走行できないことがあり、操
作者の操作に応じた正確な制御ができない。
【0004】そこで、本考案は前述の課題を解決できる
ようにした油圧式走行装置の油圧回路を提供することを
目的とする。
ようにした油圧式走行装置の油圧回路を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の考案は、左油圧ポ
ンプ1の吐出路1aに、左油圧パイロット弁10の出力
パイロット圧油で操作される左走行弁3を介して左油圧
モータ5を設け、右油圧ポンプ2の吐出路2aに、右油
圧パイロット弁11の出力パイロット圧油で操作される
右走行弁4を介して右油圧モータ6を設け、前記各吐出
路1a,2aに各々チェック弁7,7を設け、前記各吐
出路1a,2aにおける前記各チェック弁7,7の下流
であってかつ前記左走行弁3、右走行弁4の上流側を短
絡路8で接続し、当該短絡路8に直進補償弁9を設け、
当該直進補償弁9は、前記左油圧パイロット弁10の出
力パイロット圧油と前記右油圧パイロット弁11の出力
パイロット圧油の圧力が等しい場合には連通位置とし、
前記左油圧パイロット弁10の出力パイロット圧油と前
記右油圧パイロット弁11の出力パイロット圧油とに圧
力差がある場合には当該圧力差に応じて遮断位置となる
ようにしたことを特徴とする油圧式走行装置の油圧回路
である。
ンプ1の吐出路1aに、左油圧パイロット弁10の出力
パイロット圧油で操作される左走行弁3を介して左油圧
モータ5を設け、右油圧ポンプ2の吐出路2aに、右油
圧パイロット弁11の出力パイロット圧油で操作される
右走行弁4を介して右油圧モータ6を設け、前記各吐出
路1a,2aに各々チェック弁7,7を設け、前記各吐
出路1a,2aにおける前記各チェック弁7,7の下流
であってかつ前記左走行弁3、右走行弁4の上流側を短
絡路8で接続し、当該短絡路8に直進補償弁9を設け、
当該直進補償弁9は、前記左油圧パイロット弁10の出
力パイロット圧油と前記右油圧パイロット弁11の出力
パイロット圧油の圧力が等しい場合には連通位置とし、
前記左油圧パイロット弁10の出力パイロット圧油と前
記右油圧パイロット弁11の出力パイロット圧油とに圧
力差がある場合には当該圧力差に応じて遮断位置となる
ようにしたことを特徴とする油圧式走行装置の油圧回路
である。
【0006】第2の考案は、左油圧ポンプ1の吐出路1
aに、左油圧パイロット弁10の出力パイロット圧油で
操作される左走行弁3を介して左油圧モータ5を設け、
右油圧ポンプ2の吐出路2aに、右油圧パイロット弁1
1の出力パイロット圧油で操作される右走行弁4を介し
て右油圧モータ6を設け、前記左油圧モータ5の第1ポ
ートと右油圧モータ6の第1ポート相互を第1短絡路2
0で連通し、前記左油圧モータ5の第2ポートと右油圧
モータ6の第2ポート相互を第2短絡路21で連通し、
前記第1短絡路20と第2短絡路21を連通・遮断する
直進補償弁22を設け、当該直進補償弁22は、前記左
油圧パイロット弁10の出力パイロット圧油と前記右油
圧パイロット弁11の出力パイロット圧油の圧力が等し
い場合にはバネ力で連通位置とし、前記左油圧パイロッ
ト弁10の出力パイロット圧油と前記右油圧パイロット
弁11の出力パイロット圧油とに圧力差がある場合には
当該圧力差に応じて遮断位置となるようにしたことを特
徴とする油圧式走行装置の油圧回路である。
aに、左油圧パイロット弁10の出力パイロット圧油で
操作される左走行弁3を介して左油圧モータ5を設け、
右油圧ポンプ2の吐出路2aに、右油圧パイロット弁1
1の出力パイロット圧油で操作される右走行弁4を介し
て右油圧モータ6を設け、前記左油圧モータ5の第1ポ
ートと右油圧モータ6の第1ポート相互を第1短絡路2
0で連通し、前記左油圧モータ5の第2ポートと右油圧
モータ6の第2ポート相互を第2短絡路21で連通し、
前記第1短絡路20と第2短絡路21を連通・遮断する
直進補償弁22を設け、当該直進補償弁22は、前記左
油圧パイロット弁10の出力パイロット圧油と前記右油
圧パイロット弁11の出力パイロット圧油の圧力が等し
い場合にはバネ力で連通位置とし、前記左油圧パイロッ
ト弁10の出力パイロット圧油と前記右油圧パイロット
弁11の出力パイロット圧油とに圧力差がある場合には
当該圧力差に応じて遮断位置となるようにしたことを特
徴とする油圧式走行装置の油圧回路である。
【0007】第3の考案は、第2の考案において左油圧
パイロット弁10の第1左パイロット回路13と第2左
パイロット回路14の高い方の圧力を検出する第1シャ
トル弁24と、右油圧パイロット弁10の第1右パイロ
ット回路15と第2右パイロット回路16の高い方の圧
力を検出する第2シャトル弁25を設け、前記直進補償
弁22をバネ23で連通位置に保持し、第1シャトル弁
24の出力圧が第2シャトル弁25の出力圧よりも高い
時に第1遮断位置e、第2シャトル弁25の出力圧が第
1シャトル弁24の出力圧よりも高い時に第2遮断位置
fとなるものとした油圧式走行装置の油圧回路である。
パイロット弁10の第1左パイロット回路13と第2左
パイロット回路14の高い方の圧力を検出する第1シャ
トル弁24と、右油圧パイロット弁10の第1右パイロ
ット回路15と第2右パイロット回路16の高い方の圧
力を検出する第2シャトル弁25を設け、前記直進補償
弁22をバネ23で連通位置に保持し、第1シャトル弁
24の出力圧が第2シャトル弁25の出力圧よりも高い
時に第1遮断位置e、第2シャトル弁25の出力圧が第
1シャトル弁24の出力圧よりも高い時に第2遮断位置
fとなるものとした油圧式走行装置の油圧回路である。
【0008】第4の考案は、第3の考案において左油圧
モータ5の第2ポート5bに接続した左第1ポート33
と、左油圧モータ5の第1ポート5aに接続した左第2
ポート34と、右油圧モータ6の第2ポート6bに接続
した右第1ポート35と、右油圧モータ6の第1ポート
6aに接続した右第2ポート36を有する直進補償弁の
弁本体30と、この直進補償弁の弁本体30内に摺動自
在に嵌挿されたスプール32と、このスプール32を左
第1ポート33と右第1ポート35、左第2ポート34
と右第2ポート36を連通する連通位置に保持するバネ
23と、スプール32を各ポートを遮断する第1遮断位
置とする第1受圧部22aと、この第1受圧部22aに
連通した第1油孔37と、スプール32を各ポートを遮
断する第2遮断位置とする第2受圧部22bと、この第
2受圧部22bに連通した第2油孔38とにより直進補
償弁22とし、前記直進補償弁の弁本体30にシャトル
弁の弁本体を取付け、このシャトル弁の弁本体に第1シ
ャトル弁24と第2シャトル弁25を設け、前記シャト
ル弁の弁本体に、この第1シャトル弁24の出力側を第
1油孔37に連通する第1の出力油孔45と、第2シャ
トル弁25の出力側を第2油孔38に連通する第2の出
力油孔51をそれぞれ形成した油圧式走行装置の油圧回
路である。
モータ5の第2ポート5bに接続した左第1ポート33
と、左油圧モータ5の第1ポート5aに接続した左第2
ポート34と、右油圧モータ6の第2ポート6bに接続
した右第1ポート35と、右油圧モータ6の第1ポート
6aに接続した右第2ポート36を有する直進補償弁の
弁本体30と、この直進補償弁の弁本体30内に摺動自
在に嵌挿されたスプール32と、このスプール32を左
第1ポート33と右第1ポート35、左第2ポート34
と右第2ポート36を連通する連通位置に保持するバネ
23と、スプール32を各ポートを遮断する第1遮断位
置とする第1受圧部22aと、この第1受圧部22aに
連通した第1油孔37と、スプール32を各ポートを遮
断する第2遮断位置とする第2受圧部22bと、この第
2受圧部22bに連通した第2油孔38とにより直進補
償弁22とし、前記直進補償弁の弁本体30にシャトル
弁の弁本体を取付け、このシャトル弁の弁本体に第1シ
ャトル弁24と第2シャトル弁25を設け、前記シャト
ル弁の弁本体に、この第1シャトル弁24の出力側を第
1油孔37に連通する第1の出力油孔45と、第2シャ
トル弁25の出力側を第2油孔38に連通する第2の出
力油孔51をそれぞれ形成した油圧式走行装置の油圧回
路である。
【0009】
【作 用】第1の考案によれば、左右油圧パイロット
弁10,11の出力パイロット圧油に圧力差がない時に
は直進補償弁9が連通位置となるから、左右走行弁3,
4を同一ストローク切換操作して直進走行する際に直進
補償できる。また、左右油圧パイロット弁10,11の
出力パイロット圧油に圧力差がある時には直進補償弁9
が遮断位置となって左右油圧ポンプ1,2の吐出圧油は
独立して左右油圧モータ5,6に供給される。したがっ
て、左右油圧ポンプ1,2の吐出流量及び圧力が低い時
に一方の油圧パイロット弁を操作して一方の走行弁を切
換えて一方の油圧モータに圧油を供給する時に、直進補
償弁9は遮断位置となる。これによって、微速で左右旋
回走行できる。
弁10,11の出力パイロット圧油に圧力差がない時に
は直進補償弁9が連通位置となるから、左右走行弁3,
4を同一ストローク切換操作して直進走行する際に直進
補償できる。また、左右油圧パイロット弁10,11の
出力パイロット圧油に圧力差がある時には直進補償弁9
が遮断位置となって左右油圧ポンプ1,2の吐出圧油は
独立して左右油圧モータ5,6に供給される。したがっ
て、左右油圧ポンプ1,2の吐出流量及び圧力が低い時
に一方の油圧パイロット弁を操作して一方の走行弁を切
換えて一方の油圧モータに圧油を供給する時に、直進補
償弁9は遮断位置となる。これによって、微速で左右旋
回走行できる。
【0010】第2の考案によれば、左右油圧パイロット
弁10,11の出力パイロット圧油に圧力差がない時に
は直進補償弁22が連通位置となるから、左右走行弁
3,4を同一ストローク切換操作して直進走行する際に
直進補償できる。また、左右油圧パイロット弁10,1
1の出力パイロット圧油に圧力差がある時には直進補償
弁22が遮断位置となって左右油圧モータ5,6は独立
し、左右油圧ポンプ1,2の吐出圧油で独立して駆動さ
れる。したがって、左右油圧ポンプ1,2の吐出流量及
び圧力が低い時に一方の油圧パイロット弁を操作して一
方の走行弁を切換えて一方の油圧モータに圧油を供給す
る時に、直進補償弁22は遮断位置となる。これによっ
て、微速で左右旋回走行できる。
弁10,11の出力パイロット圧油に圧力差がない時に
は直進補償弁22が連通位置となるから、左右走行弁
3,4を同一ストローク切換操作して直進走行する際に
直進補償できる。また、左右油圧パイロット弁10,1
1の出力パイロット圧油に圧力差がある時には直進補償
弁22が遮断位置となって左右油圧モータ5,6は独立
し、左右油圧ポンプ1,2の吐出圧油で独立して駆動さ
れる。したがって、左右油圧ポンプ1,2の吐出流量及
び圧力が低い時に一方の油圧パイロット弁を操作して一
方の走行弁を切換えて一方の油圧モータに圧油を供給す
る時に、直進補償弁22は遮断位置となる。これによっ
て、微速で左右旋回走行できる。
【0011】第3の考案によれば、左右油圧パイロット
弁10,11を一方向、他方向に操作した時でもパイロ
ット圧油を第1・第2シャトル弁24,25で検出す
る。第1・第2シャトル弁24,25が検出したパイロ
ット圧油に圧力差があれば直進補償弁22が第1又は第
2遮断位置e,fとなる。従って、前進走行、後進走行
する時でも直進補償できる。
弁10,11を一方向、他方向に操作した時でもパイロ
ット圧油を第1・第2シャトル弁24,25で検出す
る。第1・第2シャトル弁24,25が検出したパイロ
ット圧油に圧力差があれば直進補償弁22が第1又は第
2遮断位置e,fとなる。従って、前進走行、後進走行
する時でも直進補償できる。
【0012】第4の考案によれば、直進補償弁22と第
1・第2シャトル弁24,25が一体構造となるから、
パイロット圧油用の外部配管が不要となり、構造が簡素
化となるばかりか、小型化が可能となる。
1・第2シャトル弁24,25が一体構造となるから、
パイロット圧油用の外部配管が不要となり、構造が簡素
化となるばかりか、小型化が可能となる。
【0013】
【実 施 例】図2に示すように、左右走行弁3,4は
左右油圧パイロット弁10,11より出力されるパイロ
ット圧油によって中立位置aから第1・第2位置b,c
に切換えられるパイロット圧作動式切換弁となってい
る。すなわち、左右油圧パイロット弁10,11は操作
レバー12を操作することで第1・第2出力ポート10
a,10b,11a,11bにパイロット圧油を操作ス
トロークに比例した圧力として出力し、その左油圧パイ
ロット弁10の第1・第2出力ポート10a,10bが
第1・第2左パイロット回路13,14で左走行弁3の
第1・第2受圧部3a,3bに接続してあり、右油圧パ
イロット弁11の第1・第2出力ポート11a,11b
が第1・第2右パイロット回路15,16で右走行弁4
の第1・第2受圧部4a,4bに接続してある。第1左
パイロット回路13と第2右パイロット回路16が第1
シャトル弁17を介して接続し、第2左パイロット回路
14と第1右パイロット回路15が第2シャトル弁18
を介して接続されてシャトル弁ロジック回路19を構成
し、その第1シャトル弁17の出力側が直進補償弁9の
第1受圧部9aに接続し、第2シャトル弁18の出力側
が直進補償弁9の第2受圧部9bに接続してある。
左右油圧パイロット弁10,11より出力されるパイロ
ット圧油によって中立位置aから第1・第2位置b,c
に切換えられるパイロット圧作動式切換弁となってい
る。すなわち、左右油圧パイロット弁10,11は操作
レバー12を操作することで第1・第2出力ポート10
a,10b,11a,11bにパイロット圧油を操作ス
トロークに比例した圧力として出力し、その左油圧パイ
ロット弁10の第1・第2出力ポート10a,10bが
第1・第2左パイロット回路13,14で左走行弁3の
第1・第2受圧部3a,3bに接続してあり、右油圧パ
イロット弁11の第1・第2出力ポート11a,11b
が第1・第2右パイロット回路15,16で右走行弁4
の第1・第2受圧部4a,4bに接続してある。第1左
パイロット回路13と第2右パイロット回路16が第1
シャトル弁17を介して接続し、第2左パイロット回路
14と第1右パイロット回路15が第2シャトル弁18
を介して接続されてシャトル弁ロジック回路19を構成
し、その第1シャトル弁17の出力側が直進補償弁9の
第1受圧部9aに接続し、第2シャトル弁18の出力側
が直進補償弁9の第2受圧部9bに接続してある。
【0014】次に作動を説明する。左右油圧パイロット
弁10,11の操作レバー12,12を同一方向(例え
ば前進方向)に同一操作ストローク操作した時にはその
出力されるパイロット圧油の圧力が等しいから直進補償
弁9の第1受圧部9aと第2受圧部9bに等しい圧力が
作用し、直進補償弁9が連通位置dとなって左右油圧ポ
ンプ1,2の吐出圧油が合流して左右油圧モータ5,6
に供給されるので直進走行する。左右油圧パイロット弁
10,11の操作レバー12,12を同一方向(例えば
前進方向)に異なる操作ストローク操作した時には出力
されるパイロット圧油の圧力が異なるから、直進補償弁
9の第1受圧部9aと第2受圧部9bには異なる圧力が
作用し、直進補償弁9が第1又は第2遮断位置e,fに
切換えられて左右油圧ポンプ1,2の吐出圧油は独立し
て左右油圧モータ5,6に供給されるし、左右走行弁
3,4の開度はパイロット圧油の圧力に比例するから左
右油圧モータ5,6の回転数にパイロット圧油の圧力差
に応じた回転数差が生じ、操作レバー12の操作ストロ
ークに見合うように旋回走行する。
弁10,11の操作レバー12,12を同一方向(例え
ば前進方向)に同一操作ストローク操作した時にはその
出力されるパイロット圧油の圧力が等しいから直進補償
弁9の第1受圧部9aと第2受圧部9bに等しい圧力が
作用し、直進補償弁9が連通位置dとなって左右油圧ポ
ンプ1,2の吐出圧油が合流して左右油圧モータ5,6
に供給されるので直進走行する。左右油圧パイロット弁
10,11の操作レバー12,12を同一方向(例えば
前進方向)に異なる操作ストローク操作した時には出力
されるパイロット圧油の圧力が異なるから、直進補償弁
9の第1受圧部9aと第2受圧部9bには異なる圧力が
作用し、直進補償弁9が第1又は第2遮断位置e,fに
切換えられて左右油圧ポンプ1,2の吐出圧油は独立し
て左右油圧モータ5,6に供給されるし、左右走行弁
3,4の開度はパイロット圧油の圧力に比例するから左
右油圧モータ5,6の回転数にパイロット圧油の圧力差
に応じた回転数差が生じ、操作レバー12の操作ストロ
ークに見合うように旋回走行する。
【0015】図3は第2実施例を示し、左油圧モータ5
の第1ポート5aと右油圧モータ6の第1ポート6aを
第1短経路20で接続し、左油圧モータ5の第2ポート
5bと右圧油モータ6の第2ポート6bを第2短経路2
1で接続し、この第1・第2短経路20,21を連通・
遮断する直進補償弁22を設ける。この直進補償弁22
はバネ23で連通位置dに保持し、第1・第2受圧部2
2a,22bのパイロット圧油の圧力差で第1又は第2
遮断位置e,fに切換わるようにしてある。前記第1・
第2左パイロット回路13,14間に第1シャトル弁2
4が設けられ、その出力側が第1パイロット回路37で
直進補償弁22の第1受圧部22aに接続し、第1・第
2右パイロット回路15,16間に第2シャトル弁25
が設けられ、その出力側が第2パイロット回路38で直
進補償弁22の第2受圧部22bに接続してある。26
は走行以外のアクチェータ用切換弁の油圧パイロット圧
油の最高圧を検出するロジック回路である。この油圧回
路図でも動作は前述と同様である。
の第1ポート5aと右油圧モータ6の第1ポート6aを
第1短経路20で接続し、左油圧モータ5の第2ポート
5bと右圧油モータ6の第2ポート6bを第2短経路2
1で接続し、この第1・第2短経路20,21を連通・
遮断する直進補償弁22を設ける。この直進補償弁22
はバネ23で連通位置dに保持し、第1・第2受圧部2
2a,22bのパイロット圧油の圧力差で第1又は第2
遮断位置e,fに切換わるようにしてある。前記第1・
第2左パイロット回路13,14間に第1シャトル弁2
4が設けられ、その出力側が第1パイロット回路37で
直進補償弁22の第1受圧部22aに接続し、第1・第
2右パイロット回路15,16間に第2シャトル弁25
が設けられ、その出力側が第2パイロット回路38で直
進補償弁22の第2受圧部22bに接続してある。26
は走行以外のアクチェータ用切換弁の油圧パイロット圧
油の最高圧を検出するロジック回路である。この油圧回
路図でも動作は前述と同様である。
【0016】図4は直進補償弁22の具体構造を示し、
弁本体30のスプール孔31内にスプール32が嵌挿さ
れ、このスプール32で左第1・第2ポート33,34
と右第1・第2ポート35,36を連通・遮断するよう
になり、そのスプール32は左右のバネ23,23で遮
断位置に保持され、第1・第2受圧部22a,22bの
パイロット圧油で第1・第2遮断位置に押される。前記
弁本体30には第1受圧部22aに連通した第1油孔3
7と第2受圧部22bに連通した第2油孔38が形成さ
れ、この第1・第2油孔37,38は弁本体30の端面
30aに開口している。前記弁本体30の端面30aに
は第1シャトル弁24の弁本体39が取付けられ、第1
シャトル弁24の弁本体39に第2シャトル弁25の弁
本体40が一体的に取付けてあり、第1シャトル弁24
の弁本体39には左油圧パイロット弁10の第1・第2
左油圧パイロット路13,14に連通した第1・第2入
口ポート41,42と、この第1・第2入口ポート4
1,42を連通し、かつボール43を有する連通孔44
と、出力油孔45が形成され、その出力油孔45が第1
油孔37に接続している。前記第2シャトル弁25の弁
本体40には右油圧パイロット弁11の第1・第2右パ
イロット路15,16に連通した第1・第2入口ポート
47,48と、この第1・第2入口ポート47,48を
連通しかつボール49を有する連通孔50と、出力油孔
51が形成され、その出力油孔51が前記第2油孔38
に連通している。52は走行以外のアクチェータ用切換
弁の油圧パイロット圧油の最高圧を検出するロジック回
路を構成するシャトル弁である。なお、図3の油圧回路
図の直進補償弁22に図4に示す符号を記入して全体の
圧油流れの理解を容易としてある。このように、直進補
償弁22と第1・第2シャトル弁24,25を一体構造
とすることで、パイロット圧油用の外部配管が不要とな
り、構造が簡素化となるばかりか、小型化が可能とな
る。
弁本体30のスプール孔31内にスプール32が嵌挿さ
れ、このスプール32で左第1・第2ポート33,34
と右第1・第2ポート35,36を連通・遮断するよう
になり、そのスプール32は左右のバネ23,23で遮
断位置に保持され、第1・第2受圧部22a,22bの
パイロット圧油で第1・第2遮断位置に押される。前記
弁本体30には第1受圧部22aに連通した第1油孔3
7と第2受圧部22bに連通した第2油孔38が形成さ
れ、この第1・第2油孔37,38は弁本体30の端面
30aに開口している。前記弁本体30の端面30aに
は第1シャトル弁24の弁本体39が取付けられ、第1
シャトル弁24の弁本体39に第2シャトル弁25の弁
本体40が一体的に取付けてあり、第1シャトル弁24
の弁本体39には左油圧パイロット弁10の第1・第2
左油圧パイロット路13,14に連通した第1・第2入
口ポート41,42と、この第1・第2入口ポート4
1,42を連通し、かつボール43を有する連通孔44
と、出力油孔45が形成され、その出力油孔45が第1
油孔37に接続している。前記第2シャトル弁25の弁
本体40には右油圧パイロット弁11の第1・第2右パ
イロット路15,16に連通した第1・第2入口ポート
47,48と、この第1・第2入口ポート47,48を
連通しかつボール49を有する連通孔50と、出力油孔
51が形成され、その出力油孔51が前記第2油孔38
に連通している。52は走行以外のアクチェータ用切換
弁の油圧パイロット圧油の最高圧を検出するロジック回
路を構成するシャトル弁である。なお、図3の油圧回路
図の直進補償弁22に図4に示す符号を記入して全体の
圧油流れの理解を容易としてある。このように、直進補
償弁22と第1・第2シャトル弁24,25を一体構造
とすることで、パイロット圧油用の外部配管が不要とな
り、構造が簡素化となるばかりか、小型化が可能とな
る。
【0017】
【考案の効果】第1の考案によれば、左右油圧パイロッ
ト弁10,11の出力パイロット圧油に圧力差がない時
には直進補償弁9が連通位置となるから、左右走行弁
3,4を同一ストローク切換操作して直進走行する際に
直進補償できる。また、左右油圧パイロット弁10,1
1の出力パイロット圧油に圧力差がある時には直進補償
弁9が遮断位置となって左右油圧ポンプ1,2の吐出圧
油は独立して左右油圧モータ5,6に供給される。した
がって、左右油圧ポンプ1,2の吐出流量及び圧力が低
い時に一方の油圧パイロット弁を操作して一方の走行弁
を切換えて一方の油圧モータに圧油を供給する時に、直
進補償弁9は遮断位置となる。これによって、微速で左
右旋回走行できる。
ト弁10,11の出力パイロット圧油に圧力差がない時
には直進補償弁9が連通位置となるから、左右走行弁
3,4を同一ストローク切換操作して直進走行する際に
直進補償できる。また、左右油圧パイロット弁10,1
1の出力パイロット圧油に圧力差がある時には直進補償
弁9が遮断位置となって左右油圧ポンプ1,2の吐出圧
油は独立して左右油圧モータ5,6に供給される。した
がって、左右油圧ポンプ1,2の吐出流量及び圧力が低
い時に一方の油圧パイロット弁を操作して一方の走行弁
を切換えて一方の油圧モータに圧油を供給する時に、直
進補償弁9は遮断位置となる。これによって、微速で左
右旋回走行できる。
【0018】第2の考案によれば、左右油圧パイロット
弁10,11の出力パイロット圧油に圧力差がない時に
は直進補償弁22が連通位置となるから、左右走行弁
3,4を同一ストローク切換操作して直進走行する際に
直進補償できる。また、左右油圧パイロット弁10,1
1の出力パイロット圧油に圧力差がある時には直進補償
弁22が遮断位置となって左右油圧モータ5,6は独立
し、左右油圧ポンプ1,2の吐出圧油で独立して駆動さ
れる。したがって、左右油圧ポンプ1,2の吐出流量及
び圧力が低い時に一方の油圧パイロット弁を操作して一
方の走行弁を切換えて一方の油圧モータに圧油を供給す
る時に、直進補償弁22は遮断位置となる。これによっ
て、微速で左右旋回走行できる。
弁10,11の出力パイロット圧油に圧力差がない時に
は直進補償弁22が連通位置となるから、左右走行弁
3,4を同一ストローク切換操作して直進走行する際に
直進補償できる。また、左右油圧パイロット弁10,1
1の出力パイロット圧油に圧力差がある時には直進補償
弁22が遮断位置となって左右油圧モータ5,6は独立
し、左右油圧ポンプ1,2の吐出圧油で独立して駆動さ
れる。したがって、左右油圧ポンプ1,2の吐出流量及
び圧力が低い時に一方の油圧パイロット弁を操作して一
方の走行弁を切換えて一方の油圧モータに圧油を供給す
る時に、直進補償弁22は遮断位置となる。これによっ
て、微速で左右旋回走行できる。
【0019】第3の考案によれば、左右油圧パイロット
弁10,11を一方向、他方向に操作した時でもパイロ
ット圧油を第1・第2シャトル弁24,25で検出す
る。第1・第2シャトル弁24,25が検出したパイロ
ット圧油に圧力差があれば直進補償弁22が第1又は第
2遮断位置e,fとなる。従って、前進走行、後進走行
する時でも直進補償できる。
弁10,11を一方向、他方向に操作した時でもパイロ
ット圧油を第1・第2シャトル弁24,25で検出す
る。第1・第2シャトル弁24,25が検出したパイロ
ット圧油に圧力差があれば直進補償弁22が第1又は第
2遮断位置e,fとなる。従って、前進走行、後進走行
する時でも直進補償できる。
【0020】第4の考案によれば、直進補償弁22と第
1・第2シャトル弁24,25が一体構造となるから、
パイロット圧油用の外部配管が不要となり、構造が簡素
化となるばかりか、小型化が可能となる。
1・第2シャトル弁24,25が一体構造となるから、
パイロット圧油用の外部配管が不要となり、構造が簡素
化となるばかりか、小型化が可能となる。
【図1】従来例の油圧回路図である。
【図2】本考案の第1実施例を示す油圧回路図である。
【図3】本考案の第2実施例を示す油圧回路図である。
【図4】直進補償弁とシャトル弁具体構造を示す一部断
正面図である。
正面図である。
1…左油圧ポンプ、1a…吐出路、2…右油圧ポンプ、
2a…吐出路、3…左走行弁、4…右走行弁、5…左油
圧モータ、6…右油圧モータ、7…チェック弁、8…短
経路、9…直進補償弁、10…左油圧パイロット弁、1
1…右油圧パイロット弁、12…第1左パイロット回
路、13…第2左パイロット回路、14…第1右パイロ
ット回路、15…第1右パイロット回路、16…第2右
パイロット回路、17…第1シャトル弁、18…第2シ
ャトル弁、22…直進補償弁。
2a…吐出路、3…左走行弁、4…右走行弁、5…左油
圧モータ、6…右油圧モータ、7…チェック弁、8…短
経路、9…直進補償弁、10…左油圧パイロット弁、1
1…右油圧パイロット弁、12…第1左パイロット回
路、13…第2左パイロット回路、14…第1右パイロ
ット回路、15…第1右パイロット回路、16…第2右
パイロット回路、17…第1シャトル弁、18…第2シ
ャトル弁、22…直進補償弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−243832(JP,A) 特開 昭64−55403(JP,A) 特開 平3−282065(JP,A) 実開 平3−50589(JP,U)
Claims (4)
- 【請求項1】 左油圧ポンプ1の吐出路1aに、左油圧
パイロット弁10の出力パイロット圧油で操作される左
走行弁3を介して左油圧モータ5を設け、 右油圧ポンプ2の吐出路2aに、右油圧パイロット弁1
1の出力パイロット圧油で操作される右走行弁4を介し
て右油圧モータ6を設け、 前記各吐出路1a,2aに各々チェック弁7,7を設
け、 前記各吐出路1a,2aにおける前記各チェック弁7,
7の下流であってかつ前記左走行弁3、右走行弁4の上
流側を短絡路8で接続し、 当該短絡路8に直進補償弁9を設け、 当該直進補償弁9は、前記左油圧パイロット弁10の出
力パイロット圧油と前記右油圧パイロット弁11の出力
パイロット圧油の圧力が等しい場合には連通位置とし、
前記左油圧パイロット弁10の出力パイロット圧油と前
記右油圧パイロット弁11の出力パイロット圧油とに圧
力差がある場合には当該圧力差に応じて遮断位置となる
ようにした ことを特徴とする油圧式走行装置の油圧回
路。 - 【請求項2】 左油圧ポンプ1の吐出路1aに、左油圧
パイロット弁10の出力パイロット圧油で操作される左
走行弁3を介して左油圧モータ5を設け、 右油圧ポンプ2の吐出路2aに、右油圧パイロット弁1
1の出力パイロット圧油で操作される右走行弁4を介し
て右油圧モータ6を設け、 前記左油圧モータ5の第1ポートと右油圧モータ6の第
1ポート相互を第1短絡路20で連通し、 前記左油圧モータ5の第2ポートと右油圧モータ6の第
2ポート相互を第2短絡路21で連通し、 前記第1短絡路20と第2短絡路21を連通・遮断する
直進補償弁22を設け、 当該直進補償弁22は、前記左油圧パイロット弁10の
出力パイロット圧油と前記右油圧パイロット弁11の出
力パイロット圧油の圧力が等しい場合にはバネ力で連通
位置とし、前記左油圧パイロット弁10の出力パイロッ
ト圧油と前記右油圧パイロット弁11の出力パイロット
圧油とに圧力差がある場合には当該圧力 差に応じて遮断
位置となるようにした ことを特徴とする油圧式走行装置
の油圧回路。 - 【請求項3】 左油圧パイロット弁10の第1左パイロ
ット回路13と第2左パイロット回路14の高い方の圧
力を検出する第1シャトル弁24と、右油圧パイロット
弁10の第1右パイロット回路15と第2右パイロット
回路16の高い方の圧力を検出する第2シャトル弁25
を設け、 前記直進補償弁22をバネ23で連通位置に保持し、第
1シャトル弁24の出力圧が第2シャトル弁25の出力
圧よりも高い時に第1遮断位置e、第2シャトル弁25
の出力圧が第1シャトル弁24の出力圧よりも高い時に
第2遮断位置fとなるものとした請求項2記載の油圧式
走行装置の油圧回路。 - 【請求項4】 左油圧モータ5の第2ポート5bに接続
した左第1ポート33と、左油圧モータ5の第1ポート
5aに接続した左第2ポート34と、右油圧モータ6の
第2ポート6bに接続した右第1ポート35と、右油圧
モータ6の第1ポート6aに接続した右第2ポート36
を有する直進補償弁の弁本体30と、 この直進補償弁の弁本体30内に摺動自在に嵌挿された
スプール32と、 このスプール32を左第1ポート33と右第1ポート3
5、左第2ポート34と右第2ポート36を連通する連
通位置に保持するバネ23と、スプール32を各ポート
を遮断する第1遮断位置とする第1受圧部22aと、こ
の第1受圧部22aに連通した第1油孔37と、スプー
ル32を各ポートを遮断する第2遮断位置とする第2受
圧部22bと、この第2受圧部22bに連通した第2油
孔38とにより直進補償弁22とし、 前記直進補償弁の弁本体30にシャトル弁の弁本体を取
付け、このシャトル弁の弁本体に第1シャトル弁24と
第2シャトル弁25を設け、前記シャトル弁の弁本体
に、この第1シャトル弁24の出力側を第1油孔37に
連通する第1の出力油孔45と、第2シャトル弁25の
出力側を第2油孔38に連通する第2の出力油孔51を
それぞれ形成した請求項3記載の油圧式走行装置の油圧
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992023249U JP2606323Y2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 油圧式走行装置の油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992023249U JP2606323Y2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 油圧式走行装置の油圧回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0582754U JPH0582754U (ja) | 1993-11-09 |
JP2606323Y2 true JP2606323Y2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=12105330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992023249U Expired - Fee Related JP2606323Y2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 油圧式走行装置の油圧回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606323Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2733530B2 (ja) * | 1989-03-15 | 1998-03-30 | 株式会社小松製作所 | 建設機械の走行制御装置 |
JPH03282065A (ja) * | 1990-03-30 | 1991-12-12 | Komatsu Ltd | 閉回路油圧トランスミッションの油圧回路 |
JP3050589U (ja) * | 1998-01-16 | 1998-07-21 | 明 忠 周 | ナット |
-
1992
- 1992-04-13 JP JP1992023249U patent/JP2606323Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0582754U (ja) | 1993-11-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |