JP2605982B2 - 光ファイバケーブルの光コネクタへの接続構造 - Google Patents

光ファイバケーブルの光コネクタへの接続構造

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JP2605982B2 JP1515091A JP1515091A JP2605982B2 JP 2605982 B2 JP2605982 B2 JP 2605982B2 JP 1515091 A JP1515091 A JP 1515091A JP 1515091 A JP1515091 A JP 1515091A JP 2605982 B2 JP2605982 B2 JP 2605982B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバケーブルの
光コネクタへの接続構造に係り、とくに抗張力繊維の固
定構造に関する。光コネクタに光ファイバケーブルを接
続する場合、光ファイバケーブルの抗張力繊維が弛んで
光コネクタに固定されていると、光ファイバケーブルを
引っ張ったときに光ファイバ心線に引っ張り力が掛かり
断線などの障害を引き起こす。
【0002】そのため、光ファイバ心線に引っ張り力が
加わらないようにすることが要望されている。
【0003】
【従来の技術】従来の光ファイバケーブルの光コネクタ
への接続構造は図2の一部破断を含む側面図に示すよう
に、一端軸心に光ファイバ心線1aを接続したフェルール
12を緩衝ばね3を介して遊嵌しフレーム4のねじ結合に
より保持するとともに他端に光ファイバケーブル1の抗
張力繊維1bを被せる小径部15a を備える円筒状のコネク
タ本体15と、コネクタ本体15の小径部15a に被せた抗張
力繊維1bに一端を挿入し接着またはかしめにより固定す
るとともに他端に光ファイバケーブル1の外皮1cを被せ
る小径部16a を備える固定パイプ16と、固定パイプ16の
小径部16a に被せた外皮1cを接着またはかしめにより固
定するリング17と、両圧接部分を覆うゴムフード18と、
図示しない相手方光コネクタにねじ結合するためのカッ
プリング19とで構成していた。そして、フェルール12に
光ファイバ心線1aを接続し、そのフェルール12を緩衝ば
ね3を介しコネクタ本体15にフレーム4で保持し、抗張
力繊維1bをコネクタ本体15に固定パイプ16で固定し、そ
の固定パイプ16の小径部15a に外皮1cをリング17でかし
め止め固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな上記抗張力繊維の固定構造によれば、抗張力繊維が
その露出範囲Aで弛んだ状態に固定されると、光ファイ
バケーブルを引っ張った時、抗張力繊維よりも先に光フ
ァイバ心線に引っ張り力が加わり、断線などの障害が発
生するといった問題があった。
【0005】上記問題点に鑑み、本発明は光コネクタに
光ファイバケーブルを接続する時、光ファイバケーブル
の抗張力繊維を弛みなく固定し光ファイバ心線に引っ張
り力が直接、加わらないようにする光ファイバケーブル
の光コネクタ接続構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の光ファイバケーブルの光コネクタ接続構造
においては、図1の一部破断を含む側面図に示すよう
に、光ファイバ心線1aを接続するフェルール2を軸心に
保持しおねじ5aを備えるコネクタ本体5と、光ファイバ
ケーブル1の抗張力繊維1bを固定する第1の固定パイプ
7と、外皮1cを固定する第2の固定パイプ9と、貫通す
る大径孔(6a)、小径孔(6b)と該大径孔、小径孔の両端に
めねじ6a-1,6b-1 を備える袋ナット6とで構成し、該袋
ナット6を第2の固定パイプ9に螺入するとともに第1
の固定パイプ7を挿通し更にコネクタ本体5のおねじ5a
に螺入し、袋ナット6をコネクタ本体5及び第2の固定
パイプ9上でねじ回しすることにより、第1の固定パイ
プ7を軸心方向に押して抗張力繊維1bの弛みを無くした
時点でそれぞれの螺合部を回り止め固着するように構成
する。
【0007】
【作用】光ファイバケーブル1の抗張力繊維1bを固定す
る第1の固定パイプ7と、外皮1cを固定する第2の固定
パイプ9とは互いに独立しており、袋ナット6をコネク
タ本体5及び第2の固定パイプ9に螺入し第1の固定パ
イプ7を挿通した状態で袋ナット6をねじ回しすること
により、第2の固定パイプ9を基準に第1の固定パイプ
7を軸心方向に押し出すことができるため、抗張力繊維
1bの弛みを無くすように調節することができる。
【0008】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本発明
の要旨を詳細に説明する。なお、従来図2と同じ部品に
は同一符号が付してある。光ファイバケーブルの光コネ
クタ接続構造は図1の一部破断を含む側面図に示すよう
に、一端軸心に光ファイバ心線1aを接続したフェルール
2を緩衝ばね3を介して遊嵌しフレーム4のねじ結合に
より保持するとともに外周他端におねじ5aと切欠き5bと
を備える円筒状のコネクタ本体5と、コネクタ本体5の
おねじ5aに螺入するめねじ6a-1を有する大径孔6aとめね
じ6b-1を有する小径孔6bとを連通し備える袋ナット6
と、袋ナット6の大径孔6aに遊嵌するとともにコネクタ
本体5の切欠き5bに挿入し回り止め係合する突起7a-1を
有する大径部7aと光ファイバケーブル1の抗張力繊維1b
を外周に被せる小径部7bとを備える第1の固定パイプ7
と、第1の固定パイプ7の小径部7bに被せた抗張力繊維
1bを固定する第1のリング8と、袋ナット6の小径孔6b
のめねじ6b-1にねじ込むおねじ9aと光ファイバケーブル
1の外皮1cを被せる小径部9bとを備える第2の固定パイ
プ9と、第2の固定パイプ9の小径部9bに被せた外皮1c
を固定する第2のリング10とで構成する。
【0009】これら構成部品の組立は、先ず光ファイバ
ケーブル1に予め、ゴムフード18、第2のリング10、第
2の固定パイプ9、袋ナット6、第1のリング8、第1
の固定パイプ7を挿通しておき、光ファイバケーブル1
の終端処理を施した後、光ファイバ心線1aをフェルール
2に接続する。そして、そのフェルール2をフレーム4
で緩衝ばね3を介しコネクタ本体5に保持する。その状
態で、抗張力繊維1bを第1の固定パイプ7に第1のリン
グ8で接着またはかしめ止めにより固定する。他方、外
皮1cを第2の固定パイプ9に第2のリング10で接着また
はかしめ止めにより固定する。つぎに、袋ナット6をコ
ネクタ本体5のおねじ5a及び第2の固定パイプ9のおね
じ9aに螺入するとともに第1の固定パイプ7を挿通す
る。
【0010】そして、袋ナット6をねじ回しして、袋ナ
ット6の大径孔6aと小径孔6bとの境界に形成された段差
部6cで第1の固定パイプ7の大径部7aと小径部7bとの境
界に形成された段差部7cを軸心方向に押しながら抗張力
繊維1bの弛みを無くす。その状態で、袋ナット6両端の
螺合部を接着剤(図示略)で回り止め固着する。なお、
とくに上記袋ナット6両端のめねじ6a-1と6b-1を同一ね
じピッチにしておくと、袋ナット6をねじ回ししたと
き、コネクタ本体5に対し第2の固定パイプ9は移動せ
ず第1の固定パイプ7を軸心方向に移動することがで
き、第2の固定パイプ9を基準に抗張力繊維の弛み調節
がし易くなる利点がある。
【0011】このように、光ファイバケーブルの抗張力
繊維を第1の固定パイプで固定し、外皮を第2の固定パ
イプで固定し、更に袋ナットをコネクタ本体及び第2の
固定パイプに螺入し更に第1の固定パイプを挿通した状
態で袋ナットをねじ回しすることにより、袋ナットの段
差部と第2の固定パイプの段差部との係合により第2の
固定パイプを基準に第1の固定パイプを軸心方向に押し
出すことができるため、抗張力繊維の弛みを無くすよう
に調節することができる。
【0012】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
光コネクタに光ファイバケーブルを接続する時、光ファ
イバケーブルの抗張力繊維を弛みなく固定することがで
きるため、光ファイバ心線に引っ張り力が直接、加わら
なくなり、光コネクタの接続の信頼度を向上することが
できるといった産業上極めて有用な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による一実施例の一部破断を含む側面
【図2】 従来技術による一部破断を含む側面図
【符号の説明】
1は光ファイバケーブル 1aは光ファイバ心線 1bは抗張力繊維 1cは外皮 2はフェルール 5はコネクタ本体 5aはおねじ 6は袋ナット 6aは大径孔 6bは小径孔 6a-1,6b-1はめねじ 7は第1の固定パイプ 9は第2の固定パイプ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ心線(1a)を接続するフェルー
    ル(2)を軸心に保持しおねじ(5a)を備えるコネクタ本体
    (5) と、光ファイバケーブル(1) の抗張力繊維(1b)を固
    定する第1の固定パイプ(7) と、外皮(1c)を固定する第
    2の固定パイプ(9) と、貫通する大径孔(6a)、小径孔(6
    b)と該大径孔、小径孔の両端にめねじ(6a-1,6b-1) を備
    える袋ナット(6) とで構成し、該袋ナット(6) を第2の
    固定パイプ(9) に螺入するとともに第1の固定パイプ
    (7) を挿通し更にコネクタ本体(5) のおねじ(5a)に螺入
    し、袋ナット(6) をコネクタ本体(5) 及び第2の固定パ
    イプ(9) 上でねじ回しすることにより、第1の固定パイ
    プ(7) を軸心方向に押して抗張力繊維(1b)の弛みを無く
    した時点でそれぞれの螺合部を回り止め固着することを
    特徴とする光ファイバケーブルの光コネクタへの接続構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の袋ナット(6) 両端のめね
    じ(6a-1)と(6b-1)を同一ねじピッチにすることを特徴と
    する光ファイバケーブルの光コネクタへの接続構造。
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