JP2605881B2 - コードレスアイロン - Google Patents
コードレスアイロンInfo
- Publication number
- JP2605881B2 JP2605881B2 JP1211620A JP21162089A JP2605881B2 JP 2605881 B2 JP2605881 B2 JP 2605881B2 JP 1211620 A JP1211620 A JP 1211620A JP 21162089 A JP21162089 A JP 21162089A JP 2605881 B2 JP2605881 B2 JP 2605881B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- supply terminal
- iron body
- iron
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Irons (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衣類等のしわ伸ばしを行うコードレスアイロ
ンに関するものである。
ンに関するものである。
従来の技術 従来、この種のコードレアイロンは、例えば特開昭63
−49199号公報に示されているように、第3図のような
構造になっていた。
−49199号公報に示されているように、第3図のような
構造になっていた。
すなわち、アイロン本体101の後面に給電端子102を突
出して設けるとともに、この給電端子102と対向する位
置に給電部103を設けた載置台104を備え、この載置台10
4にアイロン本体101を自立状態に載置する、いわゆる自
立型のコードレスアイロンが一般的であった。
出して設けるとともに、この給電端子102と対向する位
置に給電部103を設けた載置台104を備え、この載置台10
4にアイロン本体101を自立状態に載置する、いわゆる自
立型のコードレスアイロンが一般的であった。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような構成のものでは、アイロン本体10
1を載置台104上に載置するたびに使用姿勢の水平状態か
ら自立状態に起こさなければならない。そして、この動
作はアイロンがけ中はたえず繰り返し行われることか
ら、手や腕が疲れやすく、使い勝手も悪かった。
1を載置台104上に載置するたびに使用姿勢の水平状態か
ら自立状態に起こさなければならない。そして、この動
作はアイロンがけ中はたえず繰り返し行われることか
ら、手や腕が疲れやすく、使い勝手も悪かった。
そのため、アイロン本体を水平よりやや後下がりに傾
斜させて、アイロン本体の自重を利用し、アイロンを支
持する複数の支持体上を滑らせることにより載置できる
ようにしたものも考えられているが、アイロン本体をゆ
っくりと載置した場合、前記複数の支持体上を滑る時の
摩擦抵抗や、給電端子と電極の反発力により、アイロン
本体が載置台の所定の位置まで嵌合されず、したがっ
て、給電端子と電極の電気的接続が確実になされないと
いう問題があった。
斜させて、アイロン本体の自重を利用し、アイロンを支
持する複数の支持体上を滑らせることにより載置できる
ようにしたものも考えられているが、アイロン本体をゆ
っくりと載置した場合、前記複数の支持体上を滑る時の
摩擦抵抗や、給電端子と電極の反発力により、アイロン
本体が載置台の所定の位置まで嵌合されず、したがっ
て、給電端子と電極の電気的接続が確実になされないと
いう問題があった。
加えて、傾斜方向のみに給電端子と電極の電気的接続
がおこなわれるため、上方に引き上げようとした場合、
給電端子が載置台に引っ掛かり、かえって使い勝手の悪
いものであった。
がおこなわれるため、上方に引き上げようとした場合、
給電端子が載置台に引っ掛かり、かえって使い勝手の悪
いものであった。
そこで、本発明はアイロン本体を載置台に載置する場
合、傾斜方向だけでなく上方からの着脱をも可能にする
ことにより、載置時および取外し時の操作性と使い勝手
を向上させることを目的としている。
合、傾斜方向だけでなく上方からの着脱をも可能にする
ことにより、載置時および取外し時の操作性と使い勝手
を向上させることを目的としている。
課題を解決するための手段 そして上記の目的を達成するために、本発明は、後部
に下方と後方を開放した凹状の受電部を形成するととも
に、この受電部内に給電端子を配設したアイロン本体
と、このアイロン本体を後部が低くなるように傾斜させ
て載置する載置部、および、前記給電端子の先端と接続
される接点を有した板ばねからなる電極を内蔵し、か
つ、前記受電部の内側に嵌合する凸状の給電部を有する
載置台とを備え、前記給電部に給電端子が貫通する穴を
設け、この穴はアイロン本体を載置部に載置したとき
に、同給電端子と対向する前部から上部にかけて連続し
て設けるとともに、この穴の内側に前記接点を対向さ
せ、かつ、傾斜するように給電部内に板ばねの一端を取
付けたものである。
に下方と後方を開放した凹状の受電部を形成するととも
に、この受電部内に給電端子を配設したアイロン本体
と、このアイロン本体を後部が低くなるように傾斜させ
て載置する載置部、および、前記給電端子の先端と接続
される接点を有した板ばねからなる電極を内蔵し、か
つ、前記受電部の内側に嵌合する凸状の給電部を有する
載置台とを備え、前記給電部に給電端子が貫通する穴を
設け、この穴はアイロン本体を載置部に載置したとき
に、同給電端子と対向する前部から上部にかけて連続し
て設けるとともに、この穴の内側に前記接点を対向さ
せ、かつ、傾斜するように給電部内に板ばねの一端を取
付けたものである。
作用 本発明のコードレスアイロンは、上記構成により、ア
イロン本体の載置台への着脱は、傾斜方向から上方まで
の間はどの方向からであっても、給電端子は給電部の穴
を貫通することができるようになる。つまり、載置台へ
の着脱時の方向についての制約が大きく緩和されること
になる。
イロン本体の載置台への着脱は、傾斜方向から上方まで
の間はどの方向からであっても、給電端子は給電部の穴
を貫通することができるようになる。つまり、載置台へ
の着脱時の方向についての制約が大きく緩和されること
になる。
したがって、アイロンがけ作業中の頻繁な載置および
取外しが容易になり、操作性と使い勝手を大幅に向上さ
せることができるようになるのである。
取外しが容易になり、操作性と使い勝手を大幅に向上さ
せることができるようになるのである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。第1図および第2図において、1はヒータ2を埋
設したベース、3はヒータ2に接続された給電端子で、
アイロン本体4の後部に形成した凹状で下方を開放した
受電部5内に設けて、後方へ突出するように取付けられ
ている。6はアイロン本体4を載置する載置部6aを設け
た載置台で、上記載置部6aは載置時にアイロン本体4の
後部が低くなるように傾斜しているとともに、アイロン
本体4に設けた受電部5と対向し、この受電部5の内側
に嵌合する給電部7が設けられており、給電端子3と接
続される電極8を内蔵している。この電極8は接点9
と、この接点9を取付けた板ばね10で構成している。上
記給電部7には給電端子3が貫通する穴11が設けてあ
り、前記給電端子3と対向した傾斜方向である前部から
上部にかけて連続して設けられている。したがって、こ
の間においては任意の方向から給電端子3が挿入できる
ように構成してある。12a及び12bは前記載置部6aに回動
自在に取付けたローラーで、アイロン本体4のかけ面13
を支持するための受部として構成している。14は給電端
子3と電極8の接続を確実にするための磁石であり、永
久磁石あるいは電磁石等で構成してもよい。15はこの磁
石14に対向して載置部6側に設けた磁気吸着体である。
する。第1図および第2図において、1はヒータ2を埋
設したベース、3はヒータ2に接続された給電端子で、
アイロン本体4の後部に形成した凹状で下方を開放した
受電部5内に設けて、後方へ突出するように取付けられ
ている。6はアイロン本体4を載置する載置部6aを設け
た載置台で、上記載置部6aは載置時にアイロン本体4の
後部が低くなるように傾斜しているとともに、アイロン
本体4に設けた受電部5と対向し、この受電部5の内側
に嵌合する給電部7が設けられており、給電端子3と接
続される電極8を内蔵している。この電極8は接点9
と、この接点9を取付けた板ばね10で構成している。上
記給電部7には給電端子3が貫通する穴11が設けてあ
り、前記給電端子3と対向した傾斜方向である前部から
上部にかけて連続して設けられている。したがって、こ
の間においては任意の方向から給電端子3が挿入できる
ように構成してある。12a及び12bは前記載置部6aに回動
自在に取付けたローラーで、アイロン本体4のかけ面13
を支持するための受部として構成している。14は給電端
子3と電極8の接続を確実にするための磁石であり、永
久磁石あるいは電磁石等で構成してもよい。15はこの磁
石14に対向して載置部6側に設けた磁気吸着体である。
次に、この一実施例の構成における作用を説明する。
まず、アイロンがけ作業中の小休止時に、アイロン本体
4に通電する場合は、水平状態で使用しているアイロン
本体4をそのままの姿勢で載置部6aに置くと、アイロン
本体4は後方下がりに傾斜した載置部6aに取付けられて
いるローラー12a,12b上を後方へ滑り落ちる。
まず、アイロンがけ作業中の小休止時に、アイロン本体
4に通電する場合は、水平状態で使用しているアイロン
本体4をそのままの姿勢で載置部6aに置くと、アイロン
本体4は後方下がりに傾斜した載置部6aに取付けられて
いるローラー12a,12b上を後方へ滑り落ちる。
そして、アイロン本体4内の磁石14と載置部6側の磁
気吸着体15が吸引することにより、給電端子3と電極8
が確実に接続され、適切な接点圧力が得られる。
気吸着体15が吸引することにより、給電端子3と電極8
が確実に接続され、適切な接点圧力が得られる。
また、アイロン本体4の載置部6aへの載置は、受電部
5の下方が開放してあり、かつ、給電部7の穴11が前方
から上方にかけて連続して設けてあるため、この間であ
れば給電端子3が任意の方向から貫通可能としてあるた
め、アイロン本体4の傾斜方向である前方からでも、あ
るいは上方向からでも自由に着脱できることになる。
5の下方が開放してあり、かつ、給電部7の穴11が前方
から上方にかけて連続して設けてあるため、この間であ
れば給電端子3が任意の方向から貫通可能としてあるた
め、アイロン本体4の傾斜方向である前方からでも、あ
るいは上方向からでも自由に着脱できることになる。
発明の効果 以上のように本発明のコードレスアイロンは、後部に
下方と後方を開放した凹状の受電部を形成するととも
に、この受電部内に給電端子を配設したアイロン本体
と、このアイロン本体を後部が低くなるように傾斜させ
て載置する載置部、および、前記給電端子の先端と接続
される接点を有した板ばねからなる電極を内蔵し、か
つ、前記受電部の内側に嵌合する凸状の給電部を有する
載置台とを備え、前記給電部に給電端子が貫通する穴を
設け、この穴はアイロン本体を載置部に載置したとき
に、同給電端子と対向する前部から上部にかけて連続し
て設けるとともに、この穴の内側に前記接点を対向さ
せ、かつ、傾斜するように給電部内に板ばねの一端を取
付けたことにより、アイロン本体の載置台への着脱時の
方向についての制約が大きく緩和され、アイロンがけ作
業中の頻繁な載置および取外しが容易になり、操作性と
使い勝手を大幅に向上させることができる。
下方と後方を開放した凹状の受電部を形成するととも
に、この受電部内に給電端子を配設したアイロン本体
と、このアイロン本体を後部が低くなるように傾斜させ
て載置する載置部、および、前記給電端子の先端と接続
される接点を有した板ばねからなる電極を内蔵し、か
つ、前記受電部の内側に嵌合する凸状の給電部を有する
載置台とを備え、前記給電部に給電端子が貫通する穴を
設け、この穴はアイロン本体を載置部に載置したとき
に、同給電端子と対向する前部から上部にかけて連続し
て設けるとともに、この穴の内側に前記接点を対向さ
せ、かつ、傾斜するように給電部内に板ばねの一端を取
付けたことにより、アイロン本体の載置台への着脱時の
方向についての制約が大きく緩和され、アイロンがけ作
業中の頻繁な載置および取外しが容易になり、操作性と
使い勝手を大幅に向上させることができる。
また、受電部の下方を開放して給電部に嵌合させるこ
とにより、アイロン本体の載置方向に対応してガイドす
ることが可能になるため、頻繁な着脱操作によっても給
電端子の損傷を防止して、電気的接続が確実に行えるも
のである。
とにより、アイロン本体の載置方向に対応してガイドす
ることが可能になるため、頻繁な着脱操作によっても給
電端子の損傷を防止して、電気的接続が確実に行えるも
のである。
第1図は本発明の一実施例を示したコードレスアイロン
の要部断面図、第2図は同要部斜視図、第3図は従来の
コードレスアイロンの要部断面図である。 3……給電端子、4……アイロン本体、5……受電部、
6……載置台、6a……載置部、7……給電部、11……
穴。
の要部断面図、第2図は同要部斜視図、第3図は従来の
コードレスアイロンの要部断面図である。 3……給電端子、4……アイロン本体、5……受電部、
6……載置台、6a……載置部、7……給電部、11……
穴。
フロントページの続き (72)発明者 八木 豊彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭52−596(JP,U) 実開 昭52−7396(JP,U) 実公 昭7−2031(JP,Y1)
Claims (1)
- 【請求項1】後部に下方と後方を開放した凹状の受電部
を形成するとともに、この受電部内に給電端子を配設し
たアイロン本体と、このアイロン本体を後部が低くなる
ように傾斜させて載置する載置部、および、前記給電端
子の先端と接続される接点を有した板ばねからなる電極
を内蔵し、かつ、前記受電部の内側に嵌合する凸状の給
電部を有する載置台とを備え、前記給電部に給電端子が
貫通する穴を設け、この穴はアイロン本体を載置部に載
置したときに、同給電端子と対向する前部から上部にか
けて連続して設けるとともに、この穴の内側に前記接点
を対向させ、かつ、傾斜するように給電部内に板ばねの
一端を取付けたコードレスアイロン。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1211620A JP2605881B2 (ja) | 1989-08-17 | 1989-08-17 | コードレスアイロン |
US07/567,212 US5074066A (en) | 1989-08-17 | 1990-08-14 | Cordless iron having water and electrical supplies responsive to an iron rest |
EP90115838A EP0413367B1 (en) | 1989-08-17 | 1990-08-17 | A cordless iron |
DE69033374T DE69033374T2 (de) | 1989-08-17 | 1990-08-17 | Schnurloses Bügeleisen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1211620A JP2605881B2 (ja) | 1989-08-17 | 1989-08-17 | コードレスアイロン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0375098A JPH0375098A (ja) | 1991-03-29 |
JP2605881B2 true JP2605881B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=16608783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1211620A Expired - Lifetime JP2605881B2 (ja) | 1989-08-17 | 1989-08-17 | コードレスアイロン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605881B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5437912Y2 (ja) * | 1975-06-18 | 1979-11-13 | ||
JPS527396U (ja) * | 1975-06-18 | 1977-01-19 |
-
1989
- 1989-08-17 JP JP1211620A patent/JP2605881B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0375098A (ja) | 1991-03-29 |
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