JP2605800Y2 - バックライト用蛍光ランプ駆動装置 - Google Patents

バックライト用蛍光ランプ駆動装置

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JP2605800Y2
JP2605800Y2 JP1993026503U JP2650393U JP2605800Y2 JP 2605800 Y2 JP2605800 Y2 JP 2605800Y2 JP 1993026503 U JP1993026503 U JP 1993026503U JP 2650393 U JP2650393 U JP 2650393U JP 2605800 Y2 JP2605800 Y2 JP 2605800Y2
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JP
Japan
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terminals
substrate
terminal
backlight
transformer
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JP1993026503U
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JPH071528U (ja
Inventor
芳弘 小林
Original Assignee
ミヨタ株式会社
オリエクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、液晶ディスプレイのバ
ックライト用として使用される蛍光ランプを点灯させる
ための駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器、電気機器等の表示装置として
使用されている液晶は、それ自身では発光しないので、
多くの場合はバックライトを使用していることは周知の
事実である。近年の機器の小型化に伴い、バックライト
用光源及びその駆動装置の小型化の要求も大きなものが
ある。
【0003】しかし、光源が蛍光管である場合において
は、蛍光管に供給する2次側電圧は高圧が要求されるた
めに、その高圧を発生させる昇圧トランスにおける2次
側巻線の巻数も大きくなるため、昇圧トランスの大きさ
もおのずと制限が出てくる。従って、昇圧トランス及び
昇圧トランスと基板との接続部の小型化が大きな課題と
なる。
【0004】図2は小型化に対する一つの方策を実施し
た従来技術によるバックライト用蛍光ランプ駆動装置の
斜視図である。図2に示すようなバックライト用蛍光ラ
ンプ駆動装置においては、昇圧トランス7のボビンを筒
形にし、巻線に要する寸法を軸方向に伸ばすことによ
り、幅及び高さ方向の寸法を抑えている。また、基板1
の幅を昇圧トランス7の最大幅以下の長方形のものと
し、基板1の短辺側と昇圧トランス7を、昇圧トランス
7のボビンの最外側フランジ5に隣接して設けた端子台
3を介して接続することにより、バックライト用蛍光ラ
ンプ駆動装置をコンパクトな棒状におさめている。
【0005】しかし、この場合端子台上における異極性
の巻線端末間の距離が非常にみじかいものとなる。特
に、もっともフランジ寄りの端子からフランジまでの間
においては、それが顕著である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】前記、従来技術のよう
な構造のバックライト用蛍光ランプ駆動装置において各
々の端子へ巻線端末を結線するための半田付けを行なう
際には、他の巻線端末の絶縁皮膜を溶かさぬよう十分注
意しなければならず、また、各巻線端末同士が近接して
いるために、半田槽を使用した自動半田を行なおうとす
る場合、隣り合う巻線端末同士が融着する等、製品の品
質を損ねる危険性が高いため、その実施が非常に困難で
あった。このため、巻線端末間における適正な絶縁距離
の確保と作業工数の低減と、そして品質の安定化とが両
立できるような改良が望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】概要 以上の課題を解決するため、本考案のバックライト用蛍
光ランプ駆動装置は、複数の巻線が巻かれた筒形ボビン
と、該筒形ボビン同軸上の一端に隣接及び一体樹脂成形
され、巻線端末の結線を行なうための複数個の端子を設
けた端子台とからなる棒状昇圧トランスを駆動回路を形
成する基板に対し取り付けたバックライト用蛍光ランプ
駆動装置であって、前記端子台において筒形ボビンの軸
と平行な平面部を設けると共に、該平面部の筒形ボビン
一端からの距離が各々異なる位置において前記複数個の
端子を平面部から突出するように設けるものにおいて、
各端子を基板の該基板に貫通させた孔に通すことにより
端子台を基板に固定した後、基板を貫通して該基板より
突出した端子に各巻線端末の結線を行なう構造とする。
尚、端子台の平面部の筒形ボビン軸と平行な縁及び基
板、又は前記のいずれかには切り欠き部を設け、前記結
線は該切り欠き部に巻線端末を引っ掛けた後に行われる
構造とする。以下、考案を構成する諸要件につき項分け
して説明する。
【0008】棒状昇圧トランスの端子台 本願考案における棒状昇圧トランスの端子台は、棒状昇
圧トランスの筒形ボビンの巻線間を絶縁分割するフラン
ジの最外側のものに隣接して、耐熱性の樹脂にて一体成
形されたもので、筒形ボビンの軸と平行な長方形の平面
を有し、その面より突出する端子を有するものである。
この端子は、棒状昇圧トランスの巻線端末処理、及びト
ランスと基板との接続の役目を持つものである。
【0009】棒状昇圧トランスの端子台と基板との接続 本考案における棒状昇圧トランスと基板との接続におい
ては、棒状昇圧トランスの巻線端末を端子台の端子に結
線しない状態で、基板表面の孔に端子台の端子を挿入
し、接着剤あるいはネジ止め等の適当な方法で基板に端
子台を固定したうえで、基板裏面の端子突出部に棒状昇
圧トランスの巻線端末を巻き付け半田付けを行うことに
より、巻線端末間の絶縁距離を適正に保てるとともに、
巻線端末の端子への結線と棒状昇圧トランスの基板への
接続を一括して行うことにより、作業工数の削減という
付加価値を得ることができる。
【0010】この場合において、基板及び端子台、また
はそのいずれかの適当な位置に切り欠き部を設け、巻線
端末を引っ掛けてから端子への結線を行なうことにより
巻線端末を確実に結線することができ、絶縁距離を確保
する作業はより確実なものになる。
【0011】
【作用】以上[課題を解決するための手段]の項で説明
したバックライト用蛍光ランプ駆動装置においては、巻
線端末の端子への結線を、端子台より基板裏面に突出し
た端子に行うことにより、巻線端末間の絶縁距離を適切
に保てるとともに、結線時の作業工数を低減させること
ができる。
【0012】
【実施例】図1は本考案の実施例を示す斜視図である。
棒状昇圧トランス7のフランジ5に隣接して形成された
端子台3の平面部に設けた複数の端子4(図では6本が
筒形ボビン一端からの距離は異にして3対)を基板1に
形成された孔に挿入して端子台3と基板1を固定し、基
板1の裏面に突出した端子4に棒状昇圧トランス7の複
数の巻線端末6(図では6本)を巻き付け、半田付け結
線を行なった実施例の斜視図である。本実施例において
は、端子台3の平面部の縁に切り欠き部2a及び基板1
に切り欠き部2bを設け、複数の巻線端末6を所定の切
り欠きに引っ掛けてから端子4への結線を行なうことに
より、フランジ5により絶縁分割された巻線間を維持し
ながら巻線端末6を所定の端子4に確実に固定し、絶縁
距離を確保する作業をより確実なものにしている。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のバックラ
イト用蛍光ランプ駆動装置においては、棒状昇圧トラン
スの各巻線端末間の絶縁距離を確実に確保することがで
きるので、絶縁性能についての品質を安定させることが
できる。また、これにより端子への巻線端末の結線作業
において、半田槽による一括半田処理を導入することが
可能となるので、作業工数の低減、すなわち製造コスト
の低減を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図。
【図2】従来の実施例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 基板 2a 基板の切り欠き部 2b 端子台の切り欠き部 3 端子台 4 端子 5 フランジ 6 巻線端末 7 棒状昇圧トランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 41/02 H01F 38/08 F21V 23/00 - 37/00

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の巻線が巻かれた筒形ボビンと、該
    筒形ボビン同軸上の一端に隣接及び一体樹脂成形され、
    巻線端末の結線を行なうための複数個の端子を設けた端
    子台とからなる棒状昇圧トランスを駆動回路を形成する
    基板に対し取り付けたバックライト用蛍光ランプ駆動装
    置であって、前記端子台において筒形ボビンの軸と平行
    な平面部を設けると共に、該平面部の筒形ボビン一端か
    らの距離が各々異なる位置において前記複数個の端子を
    平面部から突出するように設けるものにおいて、各端子
    を基板の該基板に貫通させた孔に通すことにより端子台
    を基板に固定した後、基板を貫通して該基板より突出し
    た端子に各巻線端末の結線を行なう構造を特徴とするバ
    ックライト用蛍光ランプ駆動装置。
  2. 【請求項2】 端子台の平面部の筒形ボビン軸と平行な
    縁及び基板、又は前記のいずれかに切り欠き部を設け、
    棒状昇圧トランスの巻線端末を前記切り欠き部に引っか
    けた後、基板から突出した端子に結線を行なう構造を特
    徴とする請求項1記載のバックライト用蛍光ランプ駆動
    装置。
JP1993026503U 1993-04-21 1993-04-21 バックライト用蛍光ランプ駆動装置 Expired - Lifetime JP2605800Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH071528U JPH071528U (ja) 1995-01-10
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JPS6297626U (ja) * 1985-12-06 1987-06-22

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