JP2605747B2 - インパクトドットヘッド - Google Patents
インパクトドットヘッドInfo
- Publication number
- JP2605747B2 JP2605747B2 JP26455287A JP26455287A JP2605747B2 JP 2605747 B2 JP2605747 B2 JP 2605747B2 JP 26455287 A JP26455287 A JP 26455287A JP 26455287 A JP26455287 A JP 26455287A JP 2605747 B2 JP2605747 B2 JP 2605747B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnetic coil
- dot head
- impact dot
- gap
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/22—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
- B41J2/23—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
- B41J2/27—Actuators for print wires
- B41J2/28—Actuators for print wires of spring charge type, i.e. with mechanical power under electro-magnetic control
Landscapes
- Impact Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインパクトドットプリンタの印字ヘッドに関
するものである。
するものである。
従来のインパクトドットヘッドは電磁コイルと外周金
属部の間隙に、シリコンゴム等の絶縁性充填剤を充填す
るかまたは空隙のままであった。
属部の間隙に、シリコンゴム等の絶縁性充填剤を充填す
るかまたは空隙のままであった。
かかる従来の構成のインパクトドットヘッドはコイル
と外周金属部間の物質の熱伝導率がシリコンゴムの場合
は0.1〜0.5Kcal/mhdeg、空気の場合は0.02Kcal/mhdegと
低く、電磁コイルで発生した熱を効率良く拡散できなか
ったため、単位時間に印字可能なドット数が少なく高速
ないしは高密度の印字を連続して行うことができないと
いう問題を有している。
と外周金属部間の物質の熱伝導率がシリコンゴムの場合
は0.1〜0.5Kcal/mhdeg、空気の場合は0.02Kcal/mhdegと
低く、電磁コイルで発生した熱を効率良く拡散できなか
ったため、単位時間に印字可能なドット数が少なく高速
ないしは高密度の印字を連続して行うことができないと
いう問題を有している。
本発明はかかる従来の問題点を解決し、単位時間に印
字可能なドット数が多く、高速ないしは高密度の印字を
連続して行うことができるインパクトドットヘッドを提
供せんとするものである。
字可能なドット数が多く、高速ないしは高密度の印字を
連続して行うことができるインパクトドットヘッドを提
供せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明のインパクトドットヘッドは、電磁コイルに通
電することにより印字ワイヤを突出させ印字するインパ
クトドットヘッドにおいて、電磁コイルとの間に間隙を
もってこの電磁コイルの周辺に配置された金属部を備
え、表面に絶縁処理を施した熱伝導率の高い非磁性金属
部材を電磁コイルと金属部との間の間隙に設置したこと
を特徴とするものである。
電することにより印字ワイヤを突出させ印字するインパ
クトドットヘッドにおいて、電磁コイルとの間に間隙を
もってこの電磁コイルの周辺に配置された金属部を備
え、表面に絶縁処理を施した熱伝導率の高い非磁性金属
部材を電磁コイルと金属部との間の間隙に設置したこと
を特徴とするものである。
本発明のインパクトドットヘッドの一実施例を第1図
を用いて説明する。第1図は本発明の表面絶縁を施した
非磁性金属部材を内周金属部との間隙に設置したインパ
クトドットヘッドの断面図である。第1図下半分には電
磁コイル2に通電しない待機時の状態を示し、上半分に
は電磁コイル2に通電した印字時の状態を示してある。
待機時にはプランジャ3が永久磁石4の発生する磁束に
よってコア5に吸引されている。印字時には電磁コイル
2に通電することにより永久磁石4の発生する磁束を打
ち消し、プランジャ3のコア5への吸引を解放して、板
バネ6の力でレバー7の先端に固着した印字ワイヤ8を
突出させる。この印字動作を繰り返すと、コイル2に繰
り返し通電されるため、コイル2で多量の熱が発生する
が、コイル2と外周金属部9と内周金属部10との間隙に
設置された表面に絶縁アルマイト処理を施せるアルミニ
ウム部材1、11を通して放熱させるため、電磁コイル3
の過熱が防がれる。これはアルミニウム部材1、11の表
面に絶縁アルマイト処理を施したことにより、電磁コイ
ル2からの漏電の心配無しに熱伝導率175Kcal/mhaegと
高い伝熱特性を持ったアルミニウム部材を用いることが
出来たことによる。またアルミニウムは非磁性物質のた
め、磁気回路への影響は全くない。第2図は本実施例を
第1図の断面AA′で示したものであり、電磁コイル2の
外周金属部9、内周金属部10との間隙の形状に合わせた
表面アルアイト処理を施したアルミニウム部材1、11
が、5体に分割及び1体とされて設置されていることを
示す。アルミニウム表面の絶縁処理は、上記の他に、絶
縁性の有る樹脂をコーティングする事によっても行え、
同等の効果を得る事ができる。
を用いて説明する。第1図は本発明の表面絶縁を施した
非磁性金属部材を内周金属部との間隙に設置したインパ
クトドットヘッドの断面図である。第1図下半分には電
磁コイル2に通電しない待機時の状態を示し、上半分に
は電磁コイル2に通電した印字時の状態を示してある。
待機時にはプランジャ3が永久磁石4の発生する磁束に
よってコア5に吸引されている。印字時には電磁コイル
2に通電することにより永久磁石4の発生する磁束を打
ち消し、プランジャ3のコア5への吸引を解放して、板
バネ6の力でレバー7の先端に固着した印字ワイヤ8を
突出させる。この印字動作を繰り返すと、コイル2に繰
り返し通電されるため、コイル2で多量の熱が発生する
が、コイル2と外周金属部9と内周金属部10との間隙に
設置された表面に絶縁アルマイト処理を施せるアルミニ
ウム部材1、11を通して放熱させるため、電磁コイル3
の過熱が防がれる。これはアルミニウム部材1、11の表
面に絶縁アルマイト処理を施したことにより、電磁コイ
ル2からの漏電の心配無しに熱伝導率175Kcal/mhaegと
高い伝熱特性を持ったアルミニウム部材を用いることが
出来たことによる。またアルミニウムは非磁性物質のた
め、磁気回路への影響は全くない。第2図は本実施例を
第1図の断面AA′で示したものであり、電磁コイル2の
外周金属部9、内周金属部10との間隙の形状に合わせた
表面アルアイト処理を施したアルミニウム部材1、11
が、5体に分割及び1体とされて設置されていることを
示す。アルミニウム表面の絶縁処理は、上記の他に、絶
縁性の有る樹脂をコーティングする事によっても行え、
同等の効果を得る事ができる。
尚、電磁コイル2と外周金属部9、内周金属部10との
間隙に、表面絶縁処理を施したアルミニウムを用いた
が、材質はアルミニウムに限定せず、表面絶縁処理を施
した熱伝導率の高い銅、亜鉛、鉛等あるいはこれらの合
金等の非磁性金属を用いても同等の効果を得ることがで
きる。
間隙に、表面絶縁処理を施したアルミニウムを用いた
が、材質はアルミニウムに限定せず、表面絶縁処理を施
した熱伝導率の高い銅、亜鉛、鉛等あるいはこれらの合
金等の非磁性金属を用いても同等の効果を得ることがで
きる。
また、表面に絶縁を施したアルミニウム等の部材は、
駆動コイル2の外側にのみ設置しても放熱効果を上げる
事ができる。
駆動コイル2の外側にのみ設置しても放熱効果を上げる
事ができる。
また、以上の実施例は、スプリングチャージ型のワイ
ヤドットヘッドに基づいて説明したが、他の方法の例え
ば直接吸引型のワイヤドットヘッド等であっても、駆動
電磁コイルと外周金属部、内周金属部との間隙に絶縁性
の被膜が表面に形成された非磁性部材を設置すれば、同
様の効果を得る事ができるのは言うまでもない。
ヤドットヘッドに基づいて説明したが、他の方法の例え
ば直接吸引型のワイヤドットヘッド等であっても、駆動
電磁コイルと外周金属部、内周金属部との間隙に絶縁性
の被膜が表面に形成された非磁性部材を設置すれば、同
様の効果を得る事ができるのは言うまでもない。
以上詳述したように本発明においては、熱源である電
磁コイルと金属部の間に表面絶縁処理を施した熱伝導率
の高い非磁性金属部材を設置したことにより、電磁コイ
ルからの漏電や磁気回路への影響なしに、電磁コイルで
発生する熱を効果的に拡散し、単位時間に印字可能なド
ット数を増加させ、高速ないしは高密度の印字を連続し
て行うことができる。
磁コイルと金属部の間に表面絶縁処理を施した熱伝導率
の高い非磁性金属部材を設置したことにより、電磁コイ
ルからの漏電や磁気回路への影響なしに、電磁コイルで
発生する熱を効果的に拡散し、単位時間に印字可能なド
ット数を増加させ、高速ないしは高密度の印字を連続し
て行うことができる。
第1図は本発明のインパクトドットヘッドの一実施例を
示す断面図。 第2図は、第1図の断面AA′を示す断面図。 1……表面絶縁を施した外周部非磁性金属部材 2……電磁コイル 3……プランジジャ 4……永久磁石 5……コア 6……板バネ 7……レバー 8……印字ワイヤ 9……外周金属部 10……内周金属部 11……表面絶縁を施した内周部非磁性金属部材
示す断面図。 第2図は、第1図の断面AA′を示す断面図。 1……表面絶縁を施した外周部非磁性金属部材 2……電磁コイル 3……プランジジャ 4……永久磁石 5……コア 6……板バネ 7……レバー 8……印字ワイヤ 9……外周金属部 10……内周金属部 11……表面絶縁を施した内周部非磁性金属部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−99982(JP,A) 特開 昭57−34979(JP,A) 特開 昭62−53843(JP,A) 特開 昭56−25469(JP,A) 実開 昭58−192041(JP,U) 実開 昭54−147409(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】電磁コイルに通電することにより印字ワイ
ヤを突出させ印字するインパクトドットヘッドにおい
て、 前記電磁コイルとの間に間隙をもって前記電磁コイルの
周辺に配置された金属部を備え、表面に絶縁処理を施し
た熱伝導率の高い非磁性金属部材を前記電磁コイルと前
記金属部との間の隙間に設置したことを特徴とするイン
パクトドットヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26455287A JP2605747B2 (ja) | 1987-04-27 | 1987-10-20 | インパクトドットヘッド |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10369787 | 1987-04-27 | ||
JP62-103697 | 1987-04-27 | ||
JP26455287A JP2605747B2 (ja) | 1987-04-27 | 1987-10-20 | インパクトドットヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6426462A JPS6426462A (en) | 1989-01-27 |
JP2605747B2 true JP2605747B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=26444305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26455287A Expired - Lifetime JP2605747B2 (ja) | 1987-04-27 | 1987-10-20 | インパクトドットヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605747B2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-20 JP JP26455287A patent/JP2605747B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6426462A (en) | 1989-01-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080213 |