JP2605636B2 - 光ヘッドの非点隔差補正方法および装置 - Google Patents

光ヘッドの非点隔差補正方法および装置

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JP2605636B2 JP6250803A JP25080394A JP2605636B2 JP 2605636 B2 JP2605636 B2 JP 2605636B2 JP 6250803 A JP6250803 A JP 6250803A JP 25080394 A JP25080394 A JP 25080394A JP 2605636 B2 JP2605636 B2 JP 2605636B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,高密度記録対応の再生
専用ディスク,追記可能ディスク,もしくは消去可能デ
ィスク対応について再生信号のベストのフォーカスオフ
セットとトラッキング誤差信号ベストにおけるオフセッ
トが異なるものを改善するための方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な光ヘッドの光学系には半
導体レーザの非点隔差を補正する装置は取り付けられて
おらず,上記の再生信号のベストのフォーカスオフセッ
トとトラッキング誤差信号ベストにおけるオフセットが
異なるものが一般的であった。このためサーボの安定性
を優先させれば,再生信号のキャリア/ノイズ比(以
下,CNRと呼ぶ)を犠牲にした調整をせざるを得なか
った。そのために十分な高密度記録が達成出来ない状態
であった。
【0003】図4乃至7は,従来の光ヘッドの非点隔差
補正の説明に供する図である。図4においては,横軸は
フォーカスオフセット,縦軸はキャリア/ノイズ比(C
NR),とトラッキング誤差信号レベルとを夫々示して
いる。図示のように,CNR特性101とトラッキング
誤差信号レベル特性102において,CNRベストのフ
ォーカスオフセット点とトラッキング誤差信号ベストの
フォーカスオフセット点の差は0.9μmである。つま
り,ディスク集束ビーム中にディスク接線方向とディス
ク半径方向の集束ビームウエストのフォーカスオフセッ
ト位置が0.9μmずれていることを意味する。
【0004】図5に従来の非点隔差補正の一例として光
磁気ヘッドの構成の概略を示す図である。図5に示すよ
うに,半導体レーザからなるレーザ光源110から対物
レンズ111まではコリメータレンズ112,ビームス
プリッタ113,114,及び45度ミラー部115を
複合した複合プリズム116で構成されている。ところ
で,従来の光磁気ヘッドにおいて,上述した各光学部品
が非点隔差発生の原因となってる。もし,レーザ光源1
10の半導体レーザ自体の非点隔差によるものとすれ
ば,コリメータレンズ112の焦点距離=12.5m
m,対物レンズ111の焦点距離=4.1mmとすると
レーザ光源110の非点隔差=9μm(前記フォーカス
オフセット差=0.9μmの10倍)に相当する。これ
は,コリメータレンズ112の焦点距離と対物レンズ1
11の焦点距離の比の二乗によって決定される。
【0005】前述した非点隔差を補正する従来例とし
て,特開平6−144282号公報(以下,従来例1と
呼ぶ)に示すように,非点隔差の補正を,単一のガラス
板(以下,斜めガラスと呼ぶ)117を集束ビーム中に
配置して光軸118を中心として,その回りに回転させ
る構成が示されている。
【0006】図6は従来例1の非点隔差補正部分を拡大
した構造を示す図である。図6において,レーザ光源1
10からの発散光を斜めガラス117を通過させ,コリ
メータレンズ112で平行光にするものである。従来例
1の構成において,ガラス厚tと傾斜角θを大きくと
り,斜めガラス117によって非点隔差を発生させ,斜
めガラス117を光軸118の回りに角度φだけ回転さ
せて,光磁気ヘッドのレーザから対物レンズまでの非点
隔差を打ち消している。しかし,非点隔差補正にともな
って,コマ収差が発生し,対物レンズによる集束ビーム
が絞りきれないといった問題が発生した。
【0007】この非点隔差補正と収差発生の問題をより
明確にするために,更に図7を用いて説明する。図7
は,横軸にガラスの傾斜角,縦軸に非点隔差及び実効波
面収差を夫々パラメータとして示したグラフを示してお
り,曲線103(実線)は,ガラス板厚0.5mmにお
ける補正可能な非点隔差を示している。また,曲線10
4(太い実線)はガラス板厚0.5mmにおける総合実
効波面収差を示している。この中で,非点隔差曲線10
5は破線で示されている。マレシャル規範(0.07λ
rms )以下となるように,ガラス板厚とガラスの傾斜角
との関係を検討するとガラス板厚=0.5mm,傾斜角
=10度であると,実効波面収差は0.05λrms とな
り,実効波面収差の余裕が十分でないことが分かった。
【0008】上述した非点隔差補正の関係式を下記数1
式,及び下記数2式に,収差の計算式を以下の球面収差
を示す下記数3式,非点収差を示す下記数4式,及びコ
マ収差を示す下記数5式で表した。まず,非点隔差補正
ΔZは数1式のように示される。
【0009】
【数1】 また,透明板の回転(φ)による非点隔差補正は,次の
数2式のように示される。
【0010】
【数2】 また,球面収差WSHは,次の数3式のように示される。
【0011】
【数3】 また,非点隔差WASは,次の数4式のように示される。
【0012】
【数4】 また,コマ収差WCM(θ),WCM(α)は,次の数5式
のように示される。
【0013】
【数5】
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来の
光ヘッドにおいて,光ヘッドのトラッキング誤差信号最
大のときのフォーカスオフセット位置とRF信号最大と
なるフォーカスオフセット位置が異なる。この欠点を解
消するにあたり,レーザとコリメータレンズ間に斜めガ
ラスを配置し,光軸を中心として回転させる非点隔差補
正方法では収差特性上マレシャル規範を余裕をもってク
リアしていないといった問題点が生じた。この光ヘッド
のトラッキング誤差信号とRF信号最大となるフォーカ
スオフセットが異なる大きな問題点の発生が非点隔差に
よるものと考られる。
【0015】そこで,本発明の技術的課題は,光ヘッド
の中に非点隔差を発生させる光学部品を配置して非点隔
差を補正するとともにこの非点隔差補正は収差発生をも
抑える非点隔差補正方法と装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば,高密度
対応光ディスク装置の光ヘッドのレーザとコリメータレ
ンズとの間に,第1の斜めガラスと第2の斜めガラスと
を前記第1の斜めガラスの傾きを傾斜角を正の方向の角
度となり,前記第2の斜めガラスを傾斜角を負の方向の
角度となるように配置し,前記第1及び第2の斜めガラ
スを光軸を中心として夫々任意の回転角度だけ,前記光
軸の回りに回転して調整するように構成したことを特徴
とする光ヘッドの非点隔差補正方法が得られる。
【0017】また,本発明によれば,高密度対応光ディ
スク装置の光ヘッドのコリメートビーム中に,第1の斜
めガラスと第2の斜めガラスとを,前記第1の斜めガラ
スの傾きを傾斜角を正の方向の角度となり,前記第2の
斜めガラスを傾斜角を負の方向の角度となるように配置
し,前記第1及び第2の斜めガラスを光軸の回りに回転
させて調整するように構成したことを特徴とする光ヘッ
ドの非点隔差補正方法が得られる。
【0018】また,本発明によれば,高密度対応光ディ
スク装置の光ヘッドのレーザとコリメータレンズとの間
に,第1の斜めガラスを傾射角が正の方向の角度となる
ように配置した光ヘッドの非点隔差補正装置において,
前記レーザと前記コリメータレンズとの間に,前記第1
の斜めガラスと対向して第2の斜めガラスを傾斜角が負
の方向の角度になるように配置し,前記第1及び第2の
斜めガラスを光軸を中心として任意の角度に,前記光軸
の回りに回転して調整する機構を設けたことを特徴とす
る光ヘッドの非点隔差補正装置が得られる。
【0019】また,本発明によれば,高密度対応光ディ
スク装置の光ヘッドのコリメートビーム中に第1の斜め
ガラスを配置し,前記第1の斜めガラスの傾きを傾き角
が正の方向の角度とした光ヘッドの非点隔差補正装置に
おいて,前記コリメートビーム中に,第2の斜めガラス
を傾き角が負の方向の角度に角度設定して配置し,前記
第1及び第2の斜めガラスを光軸を中心として任意の回
転角に夫々回転して調整する機構を設けたことを特徴と
する光ヘッドの非点隔差補正装置が得られる。
【0020】また,本発明によれば,前記したいずれか
の光ヘッドの非点隔差補正装置において,前記第1の斜
めガラスと前記第2の斜めガラスとを一体構造の光学部
品とし,前記光軸を中心として,その回りに回転調整可
能としたことを特徴とする光ヘッドの非点隔差補正装置
が得られる。
【0021】また,本発明によれば,前記光ヘッドの非
点隔差補正装置において,前記光学部品は,前記第1及
び第2の斜めガラスを前記角度に対応する角度だけ傾け
て収容した円筒状の斜めガラスホルダを備え,前記斜め
ガラスホルダは,円筒状の前記コリメータレンズに当接
して配置され,前記シリンダの内壁に当接して回転する
構成を備えていることを特徴とする光ヘッドの非点隔差
補正装置が得られる。
【0022】
【作用】本発明においては,光ヘッドの非点隔差を補正
するにあたり,第1の方法としてレーザとコリメータレ
ンズ間に,光学部品として第1及び第2の斜めガラスを
配置し,これらの斜めガラスを光軸方向に回転すること
によって,集束ビームのディスク接線方向(X軸)と半
径方向(Y軸)の焦点位置を一致させている。そして,
レーザとコリメータレンズからなるレーザペンに,上記
第1及び第2の斜めガラスを内蔵させ,このレーザペン
の一部に,前記第1及び第2の斜めガラスを回転させる
ための回転調整窓をもうけ,非点隔差を回転調整レバー
を用いて調整する。
【0023】また,本発明における第2の方法として,
コリメートビーム中に,曲率半径5000mm以上の円
筒レンズと同等の前記第1及び第2の斜めガラスをを配
置し,前記第1の方法と同じく光軸方向に回転させる。
【0024】本発明では,これらの2つのいずれかの方
法によって,ディスク上での集束ビームのX軸,Y軸の
焦点位置を一致させる。この集束ビーム中の光学部品と
しての斜めガラスの回転調整は,光ヘッドの集束ビーム
を収差を補正した開口数の大きい対物レンズで集束さ
せ,この対物レンズアクチュエータをウォブリングさ
せ,4分割センサを配置し,波形を観察しながら上記光
学部品を回転調整する。
【0025】従って,本発明の非点隔差補正により,レ
ーザもしくはビームスプリッタ等の透過波面の非点隔差
が生じたものに対して,十分に補正可能であり,高密度
記録対応のフォーカスオフセットの調整に対してサーボ
の最適化条件のものが最高の信号再生状態であるため,
安定したサーボ特性のもとに最高のキャリア/ノイズ比
(CNR)を得ることが可能である。
【0026】
【実施例】以下,本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0027】図1は本発明の非点隔差補正装置の一例を
示す概略図で,図2及び3は図1の非点隔差補正装置の
特性の説明に供する図である。図1を参照して,光磁気
ヘッドは光路上にレーザペン10,複合プリズム20,
対物レンズ30,及びディスク50が配置されている。
【0028】レーザペン10は,シリンダ1内の一端に
配置された半導体レーザからなるレーザ光源2と,コリ
メータレンズ3と,レーザ光源2及びコリメータレンズ
3間に配置された第1及び第2のガラスホルダ4及び5
とを備えている。第1のガラスホルダ4は,その中に厚
さt1 の第1の斜めガラス6を備えている。また,第2
のガラスホルダ5は,その中に厚さt2 の第2の斜めガ
ラス7を備えている。
【0029】一方,複合プリズム20は,2つのビーム
スプリッタ11及び12を備え,一端部は光軸15に対
して垂直で,他端は光軸に対して45度傾斜して,45
度ミラー部13を形成している。
【0030】この例における光磁気ヘッドは,レーザ光
源2とコリメータレンズ3とからなるレーザペン10か
ら射出したビームは2つのビームスプリッタ11,12
と45度ミラー部13を構成する複合プリズム20に入
射し,45度ミラー部13で90度偏向して対物レンズ
30でディスク50上に集束する。
【0031】前記レーザペン10に,レーザ光源2から
対物レンズ30に至る光学系の非点隔差を補正する光学
部品を配置している。前述した従来の第1の斜めガラス
117を,本実施例においては,第1の斜めガラス6と
し,この第1の斜めガラス6をレーザ光源2とコリメー
タレンズ3との間に配置し,この傾きを,回転角正の方
向の角度θとすると,第2の斜めガラス7を回転角負の
方向の角度αに角度設定し,第1及び第2の斜めガラス
を光軸15を中心軸として,この回りに同時にもしくは
別々に,この光軸回りの回転角度φ及びβとなるよう
に,回転調整するように構成している。
【0032】これらの第1及び第2の斜めガラス6,7
の厚さと角度設定から補正可能な非点隔差量(前述の数
(1)式及び数(2)式)と収差発生(前述の数(3)
式,数(4)式,及び数(5)式)が計算できる。図2
はこの収差計算結果を示している。図2に示すように,
横軸にガラス板厚をとり,縦軸にガラスの傾き(傾斜
角)をとったときの収差発生を,第1の斜めガラス6だ
けの従来例の収差曲線61と,これに第2の斜めガラス
7を追加した本発明の実施例による収差曲線62を比較
して示す。図2より明らかな様に,本発明の実施例によ
る2枚構成の斜めガラスのもの(曲線62)が,従来例
による1枚の斜めガラスのみのもの(曲線61)よりも
収差が少ない。この図において,従来のものより,収差
が低減しているのはコマ収差の相殺によって,収差が低
減していることを示している。さらにビーム集束の収差
条件となっているマレシャル規範曲線63(0.07λ
rms)を参考までに示す。このマレシャル規範(0.0
7λrms )を越えた収差があると,十分な絞り込みが出
来ない。
【0033】実際の設計では,収差の余裕を考慮して
0.05λrms 以内になるように一対の前記の斜めガラ
スの配置と厚さと傾きを設定している。とくに前記コマ
収差の傾斜角θと傾斜角αの収差発生が正負でキャンセ
ルするように設計している。
【0034】第1及び第2の斜めガラス板6,7の両者
は,レーザ光源2とコリメータレンズ3との間であれば
どの位置でもかまわない。さらに光軸4を中心として回
転する機構は,円筒状のガラスホルダ4,5に,傾斜角
θ,αとなるように,傾斜させて配置し,前記円筒状の
ガラスホルダ4,5が,円筒状のコリメータレンズ3を
当接して配置するシリンダ1の内壁に当接して回転する
ことで調整できる構造となっている。
【0035】図3は,前記したように非点隔差を補正し
た場合のフォーカスオフセットに対するCNRの特性曲
線71とトラッキング誤差信号レベルの特性曲線72の
変化を示す図である。図3に示すように,CNRベスト
のフォーカスオフセット点は最高のCNRに対して−1
dBとなるフォーカスオフセットの中心とした。図3か
らCNRとトラッキング誤差信号のピークの差は0.0
3μmとなり,サーボ上の非点隔差許容値を0.3μm
以下に十分に入っていることが分かる。
【0036】尚,本発明の実施例において,光ヘッドの
非点収差及びコマ収差補正用の光学部品として第1及び
第2の斜めガラスをレーザ光源とコリメータレンズとの
間に配置したが,集束するコリメートビーム中に用いて
も同様の効果が得られる。また,実施例において,非点
収差及びコマ収差用の光学部品として第1及び第2の斜
めガラスを用いたが,曲率半径5000mm以上の円筒
レンズを用いても同様の効果が得られる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように,本発明おいては,
再生信号のベストのフォーカスオフセットとトラッキン
グ誤差信号ベストにおけるオフセットを一致させて,結
果として,サーボ特性を十分に引き出せ,しかも記録再
生特性が良好となる光ヘッドの非点隔差補正方法及び装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非点隔差補正装置の一例を示す分解図
である。
【図2】図1の非点隔差補正装置の収差の説明に供せら
れる図である。
【図3】図1のフォーカスオフセットに対するCNRと
トラッキング誤差信号レベルの説明に供せられる図であ
る。
【図4】従来の非点隔差補正なしのフォーカスオフセッ
トに対するCNRとトラッキング誤差信号レベルの一例
を示す図である。
【図5】従来の非点隔差補正を行った光ヘッドの光学系
の一例を示す図である。
【図6】従来の非点隔差補正の光学系の一例を示す図で
ある。
【図7】従来の非点隔差補正の光学系による非点隔差補
正量と収差発生を示す図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 2 レーザ光源 3 コリメータレンズ 4,5 円筒状のガラスホルダ 6 第1の斜めガラス 7 第2の斜めガラス 10 レーザペン 11,12 ビームスプリッタ 13 45度ミラー部分 20 複合プリズム 30 対物レンズ 50 ディスク 61 収差曲線 62 収差曲線 63 マレシャル規範曲線 71,72 特性曲線 101 CNR特性 102 レベル特性 110 レーザ光源 111 対物レンズ 112 コリメータレンズ 113,114 ビームスプリッタ 115 45度ミラー部 116 複合プリズム 117 斜めガラス 118 光軸 103,104,105 曲線

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高密度対応光ディスク装置の光ヘッドの
    レーザとコリメータレンズとの間に,第1の斜めガラス
    と第2の斜めガラスとを前記第1の斜めガラスの傾きを
    傾斜角を正の方向の角度となり,前記第2の斜めガラス
    を傾斜角を負の方向の角度となるように配置し,前記第
    1及び第2の斜めガラスを光軸を中心として夫々任意の
    回転角度だけ,前記光軸の回りに回転して調整するよう
    に構成したことを特徴とする光ヘッドの非点隔差補正方
    法。
  2. 【請求項2】 高密度対応光ディスク装置の光ヘッドの
    コリメートビーム中に,第1の斜めガラスと第2の斜め
    ガラスとを,前記第1の斜めガラスの傾きを傾斜角を正
    の方向の角度となり,前記第2の斜めガラスを傾斜角を
    負の方向の角度となるように配置し,前記第1及び第2
    の斜めガラスを光軸の回りに回転させて調整するように
    構成したことを特徴とする光ヘッドの非点隔差補正方
    法。
  3. 【請求項3】 高密度対応光ディスク装置の光ヘッドの
    レーザとコリメータレンズとの間に,第1の斜めガラス
    を傾射角が正の方向の角度となるように配置した光ヘッ
    ドの非点隔差補正装置において,前記レーザと前記コリ
    メータレンズとの間に,前記第1の斜めガラスと対向し
    て第2の斜めガラスを傾斜角が負の方向の角度になるよ
    うに配置し,前記第1及び第2の斜めガラスを光軸を中
    心として任意の角度に,前記光軸の回りに回転して調整
    する機構を設けたことを特徴とする光ヘッドの非点隔差
    補正装置。
  4. 【請求項4】 高密度対応光ディスク装置の光ヘッドの
    コリメートビーム中に第1の斜めガラスを配置し,前記
    第1の斜めガラスの傾きを傾き角が正の方向の角度とし
    た光ヘッドの非点隔差補正装置において,前記コリメー
    トビーム中に,第2の斜めガラスを傾き角が負の方向の
    角度に角度設定して配置し,前記第1及び第2の斜めガ
    ラスを光軸を中心として任意の回転角に夫々回転して調
    整する機構を設けたことを特徴とする光ヘッドの非点隔
    差補正装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の光ヘッドの非点隔
    差補正装置において,前記第1の斜めガラスと前記第2
    の斜めガラスとを一体構造の光学部品とし,前記光軸を
    中心として,その回りに回転調整可能としたことを特徴
    とする光ヘッドの非点隔差補正装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の光ヘッドの非点隔差補正
    装置において,前記光学部品は,前記第1及び第2の斜
    めガラスを前記角度に対応する角度だけ傾けて収容した
    円筒状の斜めガラスホルダを備え,前記斜めガラスホル
    ダは,円筒状の前記コリメータレンズに当接して配置さ
    れ,前記シリンダの内壁に当接して回転する構成を備え
    ていることを特徴とする光ヘッドの非点隔差補正装置。
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