JP2605342B2 - 織機における交換品移載装置 - Google Patents

織機における交換品移載装置

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JP2605342B2
JP2605342B2 JP63111120A JP11112088A JP2605342B2 JP 2605342 B2 JP2605342 B2 JP 2605342B2 JP 63111120 A JP63111120 A JP 63111120A JP 11112088 A JP11112088 A JP 11112088A JP 2605342 B2 JP2605342 B2 JP 2605342B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はワープビーム、クロスロールといった交換品
を織機から取り外す際に使用される移載装置に関するも
のである。
[従来の技術] クロスロール、ワープビームといった交換品の移載に
使用される移載装置としては例えば特開昭60−171958号
公報及び特公昭60−28944号公報に開示されるものがあ
る。前者の装置ではクロスロールが左右一対のアームに
より支持されるようになっており、移載アームは所定の
移載経路に沿って移動し、織機上のクロスロールがこの
移載経路に沿って移載装置上に移載される。後者の装置
ではワープビームのフランジが左右一対のアームにより
挾持状態で支持されるようになっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前記のクロスロール移載装置では特定
の織物幅に適した織機間のクロスロールの長さの違いに
は対応することができず、少なくとも織物幅に関する各
織機種類に適合する種類のクロスロール移載装置を用意
しておかねばならない。後者のワープビーム移載装置で
は特定の織物幅に適した織機間のワープビームの長さの
違いに対応することはできるが、ワープビームの両フラ
ンジを左右一対のアームで固定してしまうため、特に綜
絖、筬等の経通し部材に経糸を通した状態で一括交換を
行なう機仕掛け作業では移載作業時にワープビームを適
宜回転して経糸張力を調整して経糸絡みといった事態の
回避が不可能となる。
[課題を解決するための手段] そのために本発明では、搬送車上に左右一対の支持フ
レームを設け、両支持フレームの間に往復回動される駆
動軸を支持し、該駆動軸には左右一対の移載アームを該
駆動軸の回動に同期して傾動可能に装着し、両移載アー
ムの少なくともいずれか一方を前記駆動軸上においてそ
の軸方向の往復摺動可能に装着し、前記往復摺動可能な
移載アームを軸方向に移動して位置調整するシフト機構
を設け、前記シフト機構を、前記移載アームを軸方向に
往復動させる駆動部と、同駆動部及び移載アームの連結
機構とから構成し、前記移載アームの往復動する前記駆
動軸の軸方向領域を常時カバーするカバーを設けた。
[作用] 織物幅の異なる織物を織る織機間の交換品の長さの違
いはシフト機構の作用で左右一対の移載アームの一方を
その支軸方向にシフトすることにより対応可能となる。
そして、移載アームが交換品の支軸を支持することによ
り、ワープビームでは移載アーム上でのワープビームの
回転操作ができ、ワープビームから綜絖あるいは筬まで
の一括交換の最には経糸絡み、経糸切れ等の事態の回避
が可能となる。
移載アームの駆動軸上での軸方向の往復移動をシフト
機構の駆動部及び連結機構により円滑に行うことができ
るとともに、移載アームが摺動する軸方向領域が常時カ
バーで覆われているので、摺動部への塵埃等の侵入を防
止して耐久性を向上することができる。
[実施例] 以下、本発明をクロスロール移載装置に具体化した一
実施例を第1〜7図に基づいて説明する。
第1〜4図に示すように、駆動車輪1aにより支持され
る搬送車1の一端には搬送及び移載を制御するためのコ
ンピュータを内蔵する制御装置2が搭載されており、制
御装置2は床面に敷設されたリード線(図示略)を探知
する探知手段(図示略)からの探知信号に基づいて搬送
車1の走行経路を前記リード線上に設定してゆく。この
リード線は織機3前方のクロスロール移載作業位置を通
過するように敷設設定されており、制御装置2は図示し
ない停止位置検知手段からの信号に基づいて所定の織機
前方のクロスロール移載作業位置への搬送車1の停止を
制御する。
第2図に示すように搬送車1の左右上面にはレール4,
5及び押さえラック6,7が前後方向(第2図において左右
方向)に並設されており、搬送車1上には補助台8が左
右各3つの車輪9,10,11を介してレール4,5上に載置され
ている。後側の車輪9はレール4,5上を転動し、前側の
車輪10,11はレール4,5先端から前方へ乗り出し得るよう
になっている。後輪9の車軸9aの両端にはピニオン12,1
3が取付けられており、押さえラック6,7に噛合して転動
するようになっている。
補助台8の左右両端には支持フレーム14,15が立設さ
れており、両支持フレーム14,15間にて補助台8上には
補助台8駆動用のモータ16が車軸9aと対応して設置され
ている。モータ16の駆動スプロケット16aと車軸9a上の
被動スプロケット17とはチェーン18により作動連結され
ており、モータ16の正逆回転により車軸9aが正逆回転
し、補助台8がレール4,5及び押さえラック6,7に沿って
前後動する。
両支持フレーム14,15間には3本の駆動軸19,20,43が
回動可能に架設支持されており、駆動軸19は被動スプロ
ケット21、チェーン22及びモータ23の駆動スプロケット
23aを介してモータ23に作動連結されていると共に、駆
動軸20は被動スプロケット24、チェーン25及びモータ26
の駆動スプロケット26aを介してモータ26に作動連結さ
れている。又、駆動軸43は被動スプロケット44、チェー
ン45及びモータ46の駆動スプロケット46aを介してモー
タ46に作動連結されている。
第2図に示すように駆動軸19の一端側にはボールスプ
ライン溝19aが形成されており、このボールスプライン
溝19aの形成端部にはクロスロール移載用の移載アーム2
7Aがボールスプライン筒47を介して取り付けられてい
る。移載アーム27Aは、ボールスプライン筒47と、ボー
ルスプライン筒47に固設された筒部28と、筒部28の周囲
に止着された一対の側板29,30と、両側板29,30を連結す
る補強板31,32と、一方の補強板31の内面に設けられた
ガイド突体33とからなり、両側板29,30の先端部間には
支軸34が架設支持されている。駆動軸19の他端には移載
アーム27Aと略同様の移載アーム27が筒部28を介して止
着されており、両移載アーム27,27Aは駆動軸19と一体的
に回動する。
移載アーム27,27A基端の筒部28には駆動レバー35,35A
が両側板29,30間にて回動可能に支持されていると共
に、移載アーム27,27A先端の支軸34には移載ハンド36,3
6Aが回動可能に支持されており、駆動レバー35,35Aと移
載ハンド36,36Aとがチェーン37により連結されている。
移載ハンド36は両側板29,30間のストッパ38により回動
を規制され、チェーン37は両側板29,30間のガイド突体3
3に接して案内されている。駆動レバー35,35Aには円弧
状の巻掛面35aが形成されていると共に、移載ハンド36
の基端部にも円弧状の巻掛面36aが形成されており、巻
掛面35aにはチェーン37の連結始端部が巻掛けられ、巻
掛面36aにはチェーン37の連結末端部が巻掛けられるよ
うになっている。巻掛面35aの巻掛半径r1と巻掛面36aの
巻掛半径r2との間にはr1>r2の大小関係が設定されてお
り、移載ハンド36,36Aは駆動レバー35の回動に対して巻
掛半径比r1/r2に応じた追随回動を行なう。
駆動軸20には複数の制御レバー39,39A,39B,39C,39Dが
駆動軸20方向に見て重なり合うように止着されており、
制御レバー39は移載アーム27の駆動レバー35と対応し、
制御レバー39先端の回転子39aが駆動レバー35の回動可
能領域上に配置されている。他の制御レバー39A,39B,39
C,39Dはボールスプライン溝19aと対応設置されており、
補助台8の底面には複数のストッパ40,40A,40B,40C,40D
が各制御レバー39,39A,39B,39C,39Dと対応設置されてい
る。即ち、駆動レバー35,35Aの回動領域がストッパ40,4
0A,40B,40C,40Dと各制御レバー39,39A,39B,39C,39Dの回
転子39aとの間に規制され、制御レバー39,39A,39B,39C,
39Dの回動位置に応じて駆動レバー35,35Aの回動規制位
置を調整することができる。制御レバー39と制御レバー
39A〜39Dとの間隔は織幅の異なる各種織機に対応して設
定されている。
駆動軸43にはボールねじ部43aがボールスプライン溝1
9aと対応して形成されており、このボールねじ部43aに
はボールねじ筒48が螺合されている。ボールねじ筒48は
移載アーム27A側の筒部28内にて駆動軸19に回動可能に
支持されたシフトレバー49に連結されている。従って、
駆動軸43の正逆回転によりボールねじ筒48が駆動軸43に
沿って螺合移動し、移載アーム27Aがボールねじ筒48の
移動に追随する。駆動軸19上のボールスプライン溝19a
の両端には受け止めリング52,53が止着されており、各
受け止めリング52,53と移載アーム27Aの筒部28との間に
は螺旋状に形成されたフレックスカバー54,55が介在さ
れている。フレックスカバー54,55は駆動軸19方向に伸
縮可能であり、両フレックスカバー54,55のばね作用方
向は伸長方向である。又、駆動軸43上のボールねじ部43
aの両端には受け止めリング56,57が止着されており、各
受け止めリング56,57とボールねじ筒48との間には前記
と同様のフレックスカバー58,59が介在されている。
駆動軸43直下の補助台8上には複数のリミットスイッ
チLs1,Ls2,Ls3,Ls4が制御レバー39A〜39Dと対応して設
置されており、ボールねじ筒48の通過に伴って各リミッ
トスイッチLs1〜Ls4がONされる。これによりモータ46の
作動が停止される。
前記したモータ16,23,26は制御装置2内の制御コンピ
ュータに予め入力設定された制御プログラム及び制御装
置2の制御盤41上の操作ボタンのON操作により制御され
るようになっており、制御装置2は図示しないクロスロ
ール径検出手段からの巻き取り完了検出信号及び前記操
作ボタンのON信号に基づいてクロスロール移載装置の各
駆動部の指令制御を行なう。
クロスロール移載装置は第1,2,4図に示すようにクロ
スロールを無搭載の状態で準備室に待機しており、搬送
車1上の移載装置は初期位置にあり、移載アーム27,27A
が上方を指向する位置、駆動レバー35,35Aがストッパ38
に当接する位置、制御レバー39〜39Dが第1の回動規制
位置にある。そして、移載アーム27Aが織機3の織幅に
適するように制御レバー39Aと対応する位置に設定され
ており、チェーン37は若干弛緩している。
クロスロール巻き取り完了した織機における前記クロ
スロール径検出手段からの巻き取り完了検出信号発信に
基づいてクロスロール移載装置が出動し、前記リード線
に沿って織機3前方のクロスロール移載作業位置へ移動
配置される。制御盤41上の自動移載用の操作ボタンのON
操作により、制御装置2は自動移載プログラムに従うモ
ータ16,23,26,46の作動を指令する。これによりモータ1
6が正転作動され、後輪9の正転により補助台8が織機
3側へ前進し、第5図に示すように補助台8上から乗り
出す車輪10,11が織機3側のレール42へ移行する。この
移行位置は第5図の鎖線位置にある移載ハンド36先端と
駆動軸19とを結ぶ距離を半径とする円C1内にクロスロー
ル50の軸50aが存在しない位置である。
補助台8の前進後、制御装置2はモータ23の正転作動
を指令し、駆動軸19が正転される。これにより移載アー
ム27,27Aが第5図の鎖線位置からクロスロール50側へ回
動降下する。この回動中、移載ハンド36,36Aがその自重
によりストッパ38に当接しており、チェーン37を介して
移載ハンド36,36Aに連結する駆動レバー35,35Aが移載ア
ーム27,27Aと略一体的に回動する。移載アーム27,27Aが
第5図の実線位置へ回動すると、駆動レバー35,35Aが制
御レバー39,39Aの回転子39aに当接し、駆動レバー35,35
Aの回動が停止する。移載アーム27,27Aが第5図の実線
位置からさらに回動すると、駆動レバー35,35Aの停止作
用がチェーン37を介して移載ハンド36,36Aに波及する。
即ち、移載アーム27,27Aが角度θ回動すると、移載ハン
ド36,36Aが支軸34を中心に移載アーム27,27Aに対して逆
方向へ角度θr1/r2だけ相対回動する。移載アーム27,27
Aが第6図に鎖線で示す最下動位置へ回動降下すると、
移載ハンド36,36Aが支軸34とクロスロール50の軸50aと
の距離を半径とする円C2上に移動配置される。
続いて、制御装置2はモータ26の正転作動を指令し、
駆動軸20が正転作動される。駆動軸20の正転作動により
制御レバー39,39A〜39Dが第5図に示す第1の回動規制
位置から第6図に示す第2の回動規制位置まで回動し、
駆動レバー35,35Aが駆動軸19を中心に逆方向へ回動す
る。この回動作用がチェーン37を介して移載ハンド36,3
6Aへ波及し、移載ハンド36,36Aが駆動レバー35,35Aの回
動方向と同方向へ支軸34を中心に回動する。制御レバー
39,39A〜39Dが第2の回動規制位置へ回動すると、移載
ハンド36,36Aが軸50aをキャッチする。
このキャッチ後、制御装置2はモータ23の逆転作動を
指令し、駆動軸19が逆転作動される。駆動軸19の逆転作
動により移載アーム27,27Aが上方へ回動する。この回動
初期には移載ハンド36,36Aはストッパ38から離間してお
り、クロスロール50及び移載ハンド36,36Aの自重和によ
る支軸34を中心とする回動モーメントがチェーン37を介
して駆動レバー35,35Aへ波及し、駆動レバー35,35Aが制
御レバー39,39Aに押接保持される。この状態は第6図の
鎖線位置へ移載アーム27,27Aが上動するまで続き、移載
アーム27,27Aがこの鎖線位置までくると、移載ハンド3
6,36Aがストッパ38に当接する。そして、移載アーム27,
27Aがこの鎖線位置を通過してさらに上動すると、駆動
レバー35,35Aが制御レバー39,39Aから離間し、移載ハン
ド36,36Aがストッパ38に当接した状態で移載アーム27,2
7Aが第7図に示す補助台8上の初期位置へ回動配置され
る。駆動レバー35,35Aは移載アーム27,27Aが補助台8上
の初期位置へ復帰する直前にストッパ40,40Aに当接し、
移載アーム27,27Aが補助台8上の初期位置へ復帰した状
態ではチェーン37が若干弛緩する。この状態のもとにモ
ータ16が逆転し、補助台8が搬送車1上の初期位置へ復
帰する。この後、制御盤41上の帰還用操作ボタンのON操
作により搬送車1が準備室へ帰還する。
移載アーム27と移載ハンド36との連係によりクロスロ
ール50の移載を行なうクロスロール移載装置が織機3と
は異なる織幅の織物を織る織機上のクロスロールの移載
を行なう場合、制御盤41上の移載アームシフト用操作ボ
タンのON操作によりモータ46を正転する。これにより駆
動軸43が正転し、ボールねじ筒48が制御レバー39A側か
ら制御レバー39B側へ向けて螺合移動する。この螺合移
動に追随してボールスプライン筒47が駆動軸19上をスラ
イドし、移載アーム27Aが制御レバー39A側から制御レバ
ー39B側へ移動する。ボールねじ筒48がリミットスイッ
チLs2をONすると、制御装置2はモータ46の作動を停止
し、第3図に示すように移載アーム27Aが制御レバー39B
の位置に移行停止する。織幅に合った制御レバーが39C
の場合には制御盤41上のシフト用操作ボタンのON操作に
より移載アーム27Aが制御レバー39C側へ更に移動し、ボ
ールねじ筒48とリミットスイッチLs3との接触によりモ
ータ46の作動が停止する。このとき、フレックスカバー
54,58が縮小状態に向かい、フレックスカバー55,59がそ
のばね作用により伸長状態に向かう。従って、ボールス
プライン溝19a及びボールねじ部43aはフレックスカバー
54,55及び58,59により常にカバーされ、移載アーム27A
のシフトの阻害要因となる風綿付着が確実に防止され
る。
制御レバー39Bと対応する位置へ移載アーム27Aを移行
した状態では駆動レバー35Aの回動が駆動レバー35Aとス
トッパ40Bとの間に規制されることになり、移載アーム2
7Aと移載ハンド36Aとの連係が可能となる。従って、制
御レバー39A〜39Dの取付位置を各種織機の織幅に合わせ
て設定しておくことにより各種織機のクロスロールのい
ずれをも1台のクロスロール移載装置のみで移載するこ
とができ、コスト的に不利な各種クロスロール移載装置
の用意の必要性がなくなる。
本発明は勿論前記実施例にのみ限定されるものではな
く、例えば第8図に示すようにワープビームの移載に使
われる機仕掛け装置にも本発明の適用が可能である。こ
の機仕掛け装置は本願出願人が特願昭62−62867号明細
書及び図面に開示した機仕掛け装置と同様の機構を持
ち、ワープビームが一対の移載アーム60,61により移載
されるようになっている。そして、前記実施例と同様の
シフト機構(ボールスプライン溝19aを有する駆動軸1
9、ボールねじ部43aを有する駆動軸43、モータ46、ボー
ルねじ筒48、ボールスプライン筒47等)によりワープビ
ームの長さに合わせて駆動軸19方向に一方の移載アーム
60の取付位置を切り換え配置することができる。両移載
アーム60,61はワープビームの軸を支持するようになっ
ており、この支持構造により移載アーム60,61上のワー
プビームを適宜回転させて経通し部材に連なる経糸の張
力調整を行なうことができる。これにより経糸絡みとい
った不都合を回避することができる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明は、搬送車上に左右一対の
支持フレームを設け、両支持フレームの間に往復回動さ
れる駆動軸を支持し、該駆動軸には左右一対の移載アー
ムを該駆動軸の回動に同期して傾動可能に装着し、両移
載アームの少なくともいずれか一方を前記駆動軸上にお
いてその軸方向の往復摺動可能に装着し、前記往復摺動
可能な移載アームを軸方向に移動して位置調整するシフ
ト機構を設け、前記シフト機構を、前記移載アームを軸
方向に往復動させる駆動部と同駆動部及び移載アームの
連結機構とにより構成したことにより、次のような効果
がある。織幅の異なる各種織機のいずれの交換品でも1
台の移載装置で移載可能となり、織幅に合わせた各種移
載装置の用意の必要性がなくなる。しかも、機仕掛け作
業ではその最中にワープビームを適宜回転して経糸絡み
といった不都合を回避することができるという優れた効
果を奏する。
また、この発明では、移載アームの駆動軸上での軸方
向の往復移動をシフト機構の駆動部及び連結機構により
円滑に行うことができるとともに、移載アームが摺動す
る軸方向領域が常時カバーで覆われているので、摺動部
への塵埃等の侵入を防止して耐久性を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1〜7図は本発明のクロスロール移載装置に具体化し
た一実施例を示し、第1図はクロスロール移載装置の斜
視図、第2図は同じく正面図、第3図は移載アームをシ
フトした状態を示す正面図、第4図は移載作業位置に移
動配置されたクロスロール移載装置及び織機の側面図、
第5図は補助台を前進した状態を示す側面図、第6図は
移載アームを最下動位置へ下動した状態を示す一部破断
側面図、第7図は移載アームを補助台上の初期位置へ復
帰した状態を示す一部破断側面図、第8図は機仕掛け装
置の例を示す斜視図である。 移載アームの駆動軸19、移載アーム27,27A、シフト機構
の駆動部を構成する駆動軸19及びモータ46、連結機構を
構成するボールスプライン筒47及びボールねじ筒48、シ
フトレバー49、交換品としてのクロスロール50、フレッ
クスカバー54

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の移載アームの回動動作により織機か
    らのクロスロールあるいはワープビームという回転使用
    される交換品の取り外しを行う交換品移載手段を備えた
    織機における交換品移載装置において、搬送車上に左右
    一対の支持フレームを設け、両支持フレームの間に往復
    回動される駆動軸を支持し、該駆動軸には左右一対の移
    載アームを該駆動軸の回動に同期して傾動可能に装着
    し、両移載アームの少なくともいずれか一方を前記駆動
    軸上においてその軸方向の往復摺動可能に装着し、前記
    往復摺動可能な移載アームを軸方向に移動して位置調整
    するシフト機構を設け、前記シフト機構を、前記移載ア
    ームを軸方向に往復動させる駆動部と同駆動部及び移載
    アームの連結機構とにより構成し、前記移載アームの往
    復動する前記駆動軸の軸方向領域を常時カバーするカバ
    ーを設けた織機における交換品移載装置。
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