JP2605331B2 - データ受信装置 - Google Patents

データ受信装置

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JP2605331B2 JP5998088A JP5998088A JP2605331B2 JP 2605331 B2 JP2605331 B2 JP 2605331B2 JP 5998088 A JP5998088 A JP 5998088A JP 5998088 A JP5998088 A JP 5998088A JP 2605331 B2 JP2605331 B2 JP 2605331B2
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Description

【発明の詳細な説明】
以下の順序でこの発明を説明する。 A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする課題 E 課題を解決するための手段(第1図) F 作用 G 実施例 G1回路構成(第1図) G2回路動作(第2図〜第9図) H 発明の効果 A 産業上の利用分野 この発明は、例えばディジタルオーディオ信号等アナ
ログ情報をディジタル化したデータやコンピュータのプ
ログラム等のデータを受信する場合等に用いて好適なデ
ータ受信装置に関する。 B 発明の概要 この発明は、伝送すべきデータがインタリーブ(又は
多重送信処理)され、このインタリーブ(又は多重送受
信処理)されたデータの所定数毎に所定のビットパター
ンを有するフレーム同期信号が挿入されることによりフ
レーム間インタリーブ(又は複数のフレーム間多重送信
処理)されたデータを受信するデータ受信装置におい
て、フレーム間インタリーブ(又は複数のフレーム内多
重送信処理)されたデータから再生されたビットクロッ
クに基づいてフレーム同期信号のフレーム周期に対応し
たウインドウ信号を形成し、このウインドウ信号の範囲
内でフレームパターン検出手段の出力信号の時間方向の
ずれを検出し、時間方向のずれがあるときはフレームパ
ターン検出手段の出力信号の直前のフレーム内のデータ
に対してデータの無効を指示し、この指示に基づいてデ
インタリーブ(又は多重受信処理)されたデータの誤り
を補償するようにすることにより、時間方向のずれによ
り生ずる復元された情報の損失を低減し、データ伝送を
安全に行うことができるようにしたものである。 C 従来の技術 一般にデータ伝送においては、受信側で用いられるビ
ットクロックは通常伝送されてくるデータより抽出し、
ビットクロックを伝送することはまれである。また、受
信側で伝送されてくるビット列より意味のある情報をと
りだせるように伝送フレームを構成する。この伝送フレ
ームの同期をとるために受信側ではフレーム同期保護が
行われる。 一方衛星通信や光空間伝送においては伝送路を例えば
鳥や航空機等が横切ること等があると、ビッククロック
の再生が不安定となり、この結果受信したビット列に時
間方向のずれ(ビットスリップ)が生じることがある。
また、有線の伝送路であっても環境によっては種々の障
害によってビットスリップが生じることがある。 このビットスリップが生じると、フレームの同期が崩
れるためフレーム同期の確率を前提としている誤り訂正
(ブロック符号)は役に立たず、またそもそもビット列
から意味のある情報を正確に取り出すこともできず、結
果的に大規模な情報が欠落することになる。 そこで従来ビットスリップが生じても情報の損失をで
きるだけ小さく抑えるため同期を素早く復帰させるよう
に最適検出を行う方法や、PLLの時定数の操作等により
ビットクロック再生回路を信号の欠落にある程度耐えら
れるものにする方法或いはバーストエラーのランダム化
のためフレーム内でビットインタリーブを行いある程度
のバーストエラーを克服する方法等がある。 D 発明が解決しようとする課題 ところが、このような従来方法では、ビットスリップ
が生じ得る伝送路を用いてディジタルオーディオ信号の
伝送を行う場合、ビットスリップによって不快な音の途
切れが生ずるという現象に対して十分でない欠点があっ
た。 また、ビットスリップが生じ得る伝送路を用いてコン
ピュータプログラム等のデータを伝送する場合、伝送路
が一方向であるため誤りが生じても再送という手段がと
れないことがあって、伝送しても誤りがデータ中に残っ
てプログラムがうまく動作しないと言うような問題があ
った。 この発明は斯る点に鑑みてなされたもので、ビットス
リップにより生じる復元された情報の損失を低減するこ
とができるデータ受信装置を提供するものである。 E 課題を解決するための手段 この発明は、伝送すべきデータがインタリーブ(又は
多重送信処理)され、このインタリーブ(又は多重送信
処理)されたデータの所定数毎に所定のビットパターン
を有するフレーム同期信号が挿入されることによりフレ
ーム間インタリーブ(又は複数のフレーム間多重送信処
理)されたデータを受信するデータ受信装置において、
フレーム間インタリーブ(又は複数のフレーム間多重送
信処理)されたデータからビットクロックを再生するビ
ットクロック再生手段(6)と、フレーム同期信号を検
出するフレームパターン検出手段(9)と、ビットクロ
ック再生手段(6)からのビットクロックに基づいてフ
レーム同期信号のフレーム周期に対応したウインドウ信
号を形成するウインドウ形成手段(7,8)と、ウインド
ウ信号の範囲内でフレームパターン検出手段(9)の出
力信号の時間方向のずれを検出し、時間方向のずれがあ
るときはフレームパターン検出手段(9)の出力信号の
直前のフレーム内のデータに対してデータの無効を指示
する時間方向ずれ検出手段(10)と、フレーム間インタ
リーブ(又は複数のフレーム間多重送信処理)されたデ
ータを元の順序に並べ換える受信処理手段(11,12)
と、時間方向ずれ検出手段(10)から出力信号に基づい
て受信処理手段(11,12)からのデータの誤りを補償す
る誤り補償手段(13)とを具備するように構成してい
る。 F 作用 伝送すべきディジタルオーディオ信号がインタリーブ
され、このインタリーブされたデータの所定数毎に所定
のビットパターンを有するフレーム同期信号が挿入され
ることによりフレーム間インタリーブされたデータを受
信する際には、ビットクロック再生手段(6)におい
て、フレーム間インタリーブされたデータからビットク
ロックを再生すると共にフレームパターン検出手段
(9)において、フレーム同期信号を検出し、ウインド
ウ形成手段(8)において、ビットクロックに基づいて
フレーム同期信号のフレーム周期に対応したウインドウ
信号を形成する。そして、時間方向ずれ検出手段(10)
において、フレームパターン検出手段(9)の出力信号
の時間方向のずれ、すなわちビットスリップを検出し、
時間方向のずれがあるときはフレームパターン検出手段
(9)の出力信号の直前のフレーム内のデータに対して
データの無効を指示する。この指示に基づいて受信処理
手段(11)では対応するデータに誤りフラグをたて、誤
り補償手段(13)では受信処理手段(11)からデインタ
リーブされてくるデータを誤りフラグに基づいて誤りの
補償例えば補間処理を行う。 また、伝送すべきコンピュータプログラム等のデータ
が多重送信処理され、この多重送信処理されたデータの
所定数毎に所定のビットパターンを有するフレーム同期
信号が挿入されることにより複数のフレーム間で多重信
号処理されたデータを受信する際には、ビットクロック
再生手段(6)において、複数のフレーム間で多重送信
処理されたデータからビットクロックを再生すると共に
フレームパターン検出手段(9)において、フレーム同
期信号を検出し、ウインドウ形成手段(8)において、
ビットクロックに基づいてフレーム同期信号のフレーム
周期に対応したウインドウ信号を形成する。そして、時
間方向ずれ検出手段(10)において、フレームパターン
検出手段(9)の出力信号の時間方向のずれ、すなわち
ビットスリップを検出し、時間方向のずれがあるときは
フレームパターン検出手段(9)の出力信号の直前のフ
レーム内のデータに対してデータの無効を指示する。こ
の指示に基づいて受信処理手段(11)では対応するデー
タに誤りフラグをたて、誤り補償手段(13)では受信処
理手段(11)から多重受信処理されてくるデータを誤り
フラグに基づいて誤りの補償例えば誤りフラグのたって
いないデータを選択するようにする。 これにより、少なくとも、時間方向のずれにより生ず
る復元された情報の損失を低減し、データ伝送を安全に
行うことができる。 G 実施例 以下、この発明の一実施例を第1図〜第9図に基づい
て詳しく説明する。 G1回路構成 第1図は本実施例の回路構成を示すもので、同図にお
いて、(1)は伝送すべき入力信号が供給される入力端
子であって、伝送される情報としては、ディジタルオー
ディオ信号等アナログ情報をディジタル化したものであ
ってもコンピュータのプログラム等のデータでも良い。
(2)はビットクロックが供給されるクロック端子であ
って、このビットクロックは送信処理回路(3)及びフ
レーム構成回路(4)に供給される。 送信処理回路(3)はメモリ(5)を利用してフレー
ム間インタリーブ又はN重伝送(Nは整数)のためのデ
ータ並び換えを行う。すなわち、ディジタルオーディオ
信号のように受信側での補間処理が有効なものについて
はフレーム間インタリーブを行い、コンピュータプログ
ラム等のデータの様に補間処理が効果的でないものにつ
いてはN重伝送を行う。フレーム構成回路(4)はフレ
ーム毎にフレーム同期信号を挿入し、フレーム構成を行
って伝送路(5)に送り出す。このときのフレーム同期
信号のビットパターン(フレームパターン)は受信側で
時間方向のずれ(ビットスリップ)の検出が可能な最適
検出又はこれに準ずる検出方式を適用できるようなもの
である必要がある。 (6)は伝送されてくるビット列よりビットクロック
を再生し、必要な箇所に供給するビットクロック再生回
路、(7)はフレーム周期でビットクロックをカウント
するフレーム周期カウンタ、(8)はカウンタ(7)の
出力に応じて所定幅のウインドウ信号を形成するウイン
ドウ形成回路である。 (9)はフレーム同期信号のフレームパターンを検出
するフレームパターン検出回路であって、例えば複数の
D型フリップフロップFF1〜FF6から成るシフトレジスタ
(9a)と、加算回路(9b)と、フレームパターンのコー
ドに応じて配されるインバータ(9c)とから成り、この
場合のフレームパターンのコードを例えば〔0011010〕
とすると、インバータ(9c)はこのフレームパターンが
継続点〜の所に丁度配列された時点で
〔0〕を出力
することになるフリップフロップFF1,FF2及びFF5の出力
側に夫々設けられると共に
〔0〕が印加されることにな
るフリップフロップFF6の入力側に設けられる。 (10)は時間方向ずれ検出手段としてのピーク検出回
路であって、ウインドウ形成回路(8)からの所定幅の
ウインド信号の中央にフレームパターン検出回路(9)
からのフレームパターンのピークが存在するか否か又は
ウインドウ信号の中央に対してどの位時間方向のずれ
(ビットスリップ)があるか否かを検出する。そして、
ピークが存在しなかったり、ビットスリップがあった場
合、そのフレームパターンの直前のフレーム内のデータ
(すなわち後述する受信処理回路(11)からのデインタ
リーブ又はN受信処理されたデータ)に対してデータの
無効を指示する。フレームパターンに時間方向のずれが
ある場合、一つ前に伝送されたフレーム内でビットスリ
ップが生じている確率が高いのでこの時間方向のずれの
情報は後述の誤り補償に利用することができる。また、
ピーク検出回路(10)受信処理回路(11)にフレーム同
期情報を供給すると共にこれをリセット信号としてフレ
ーム周期カウンタ(7)に供給する。 受信処理回路(11)は伝送路(5)を介して伝送され
てくるビット列に対してフレーム同期情報をもとにして
メモリ(12)を利用し、伝送されてくるビット列がディ
ジタルオーディオ信号の場合はデインタリーブ処理を行
い、コンピュータのプログラム等のデータの場合はN重
受信処理を行って元の順序に並び換えると共にピーク検
出回路(10)からの無効データの指示に基づいて対応す
るデータに誤りフラグをたてる。 (13)は並び換えられたデータについて誤りフラグを
もとに誤り補償を行う誤り補償回路であって、誤り補償
はディジタルオーディオ信号であれば補間処理が有効で
あるが、ビットスリップが連続する様であればミューテ
ィングを行ってもよい。また、コンピュータのプログラ
ム等のデータでN重伝送したものであれば、誤りフラグ
のたってないものを選択するようにする。誤り補償され
たデータは出力端子(14)に取り出される。 G2回路動作 次に第1図の回路動作を第2図〜第9図を参照し乍ら
説明する。いま、入力端子(1)より第2図Aに示すよ
うなディジタルオーディオデータが送信処理回路(3)
に供給されると、メモリ(5)を利用してフレーム間イ
ンタリーブのための並び換えがなされて第2図Bのよう
になる。この並び換えられたデータはフレーム構成回路
(4)に供給されて第2図Bに矢印で示すような間隔で
フレーム同期信号(SYNC)を挿入されてフレーム構成さ
れる。第3図及び、第4図はこのようにしてフレームイ
ンタリーブされた例を夫々示すもので、第3図はたたみ
込み型フレーム間インタリーブの例、第4図はブロック
完結型フレーム間インタリーブの例である。 また、入力端子(1)より第5図Aに示すようなコン
ピュータプログラム等のデータが送信処理回路(3)に
供給されると、メモリ(5)を利用して複数のフレーム
間でN重送信処理例えばこの場合2重送信処理のための
並び換えがなされて第5図Bのようになる。この並び換
えられたデータはフレーム構成回路(4)に供給されて
第5図Bに矢印で示すような間隔でフレーム同期信号
(SYNC)を挿入されてフレーム構成される。第6図及び
第7図はこのようにして複数のフレーム間で2重送信処
理された例を夫々示すもので、第6図はたたみ込み型N
(=2)重伝送の例、第7図はブロック完結型フレーム
間N(=2)重伝送の例である。 第3図、第4図及び第6図、第7図のいずれの場合
も、時間軸上で隣接するサンプル又はビットをどれだけ
のフレーム間隔で配置するかは、ビットスリップの発性
状況により決定されるべきものである。 このようなフレーム間でインタリーブされたデータ又
は複数のフレーム間でN重送信処理されたデータは、伝
送路(5)を介して受信処理回路(11)に供給されると
共にビットクロック再生回路(6)及びフレームパター
ン検出回路(9)に供給される。 ビットクロック再生回路(6)では伝送されて来たデ
ータよりビットクロックを再生し、カウント用としてフ
レーム周期カウンタ(7)に供給すると共にデータシフ
ト用としてフレームパターン検出回路(9)のシフトレ
ジスタ(9a)に供給する。フレーム周期カウンタ(7)
で1フレーム分のビットクロックをカウントするとこれ
に応じてウインド形成回路(8)から例えば第9図に破
線で示すような所定のウインド幅をもったウインドウ信
号が形成されてピーク検出回路(10)に供給され、ピー
ク検出回路(10)ではこのウインドウ信号が供給された
時点でリセット信号を発生してフレーム周期カウンタ
(7)の内容をリセットすると共にフレーム同期情報と
して受信処理回路(11)に供給する。 受信処理回路(11)では供給されたフレーム同期情報
をもとにしてメモリ(12)を利用し、伝送されて来たデ
ータがインタリーブされたものであればデインタリーブ
処理を行って第2図Cに示すうに元の順序に並び換え、
伝送されて来たデータがN重送信処理されたものであれ
ばN重受信処理を行って第5図Cに示すように元の順序
に並び換える。 また、フレームパターン検出回路(9)では伝送され
て来たデータに付加されているフレーム同期信号のフレ
ームパターン(同期パターン)を検出する。上述の如く
フレームパターンを〔0011010〕とした場合接続点〜
にこのフレームパターンがあるとき加算回路(9b)に
出力すなわちフレーム検出回路(9)の出力は最大値7
となる。そして、シフトレジスタ(9a)の中をフレーム
パターンが移動するときのフレームパターン検出回路
(9)の出力は第8図のようになる。例えば接続点の
レベルが“0"で接続点〜のレベルが“0"又は1(す
なわち×)のときはフレームパターン検出回路(9)の
出力は1+max6、つまり1と0から最大6までの値とを
加算した値であり、max6の部分は変動分を実質的に表わ
し、以下同様である。これを図にしたのが第9図であ
る。 第9図において、斜線の部分はフレームパターンの前
後にどのような“1",“0"のパターンがくるかによって
変動する領域である。例えばフレームパターンに1ビッ
トの誤りがあると、フレームパターン検出回路(9)の
出力の最大値は6となり、変動領域の縦方向が広がる
が、もともと第9図からもわかるようにフレームパター
ンのピークの両側は十分に小さな値であるため、フレー
ムパターンのピークの検出は容易である。そして、ビッ
トスリップが起きると、フレームパターンの位置が本来
の位置から左右にずれて検出される。 そこで、ピーク検出回路(10)において、例えば第9
図に破線で示すようなウインドウ幅のウインドウ信号の
内側だけでフレームパターンのピークを検出することと
すれば、×印の場合はフレームパターンに誤りがなく、
ビットスリップもないときのフレームパターンのピーク
位置が検出され、○印の場合はフレームパターンに1ビ
ット誤りがあってビットスリップがないときのフレーム
パターンのピーク位置が検出され、△印の場合はフレー
ムパターンに誤りがないが、±1ビットのビットスリッ
プがあるときのフレームパターンのピーク位置が検出さ
れる。つまりピーク検出回路(10)ではフレームパター
ン上の誤りだけでなくビットスリップの有無も検出でき
るわけである。 そこで、ここでは例えばフレームパターンにピークを
検出できない程度の大きな誤りがあると或いは時間方向
のずれすなわちビットスリップがあるときはそのフレー
ムパターンの直前のフレーム内のデータは無効である旨
の無効データ指示信号をピーク検出回路(10)より受信
処理回路(11)へ供給するようにする。 受信処理回路(11)ではこの無効データ指示信号に基
づいて誤りフラグ作り、対応するデータに誤りフラグを
たてる。第2図D及び第5図Dはこの誤りフラグの一例
を示すもので、第2図Dでは第2図Cの4,7,10,13のブ
ロックに誤りフラグがたてられ、結局第3図及び第4図
より第n+3番目のフレームは誤りであったことがわか
る。また、第5図Dでは第5図Cの1,2の後半のブロッ
ク及び3,4の前半のブロックに誤りフラグがたてられ、
結局第6図及び第7図より第n+1番目のフレームは誤
りであったことがわかる。 誤り補償回路(13)では受信処理回路(11)からの元
の順序に並び換えられたデータに対して誤りフラグをも
とに誤り補償を行う。すなわち、第2図Dに示す誤りフ
ラグがたったフレーム(第n+3)に対しては第n+2
番目と第n+4番目のフレームのデータを用いて補間処
理を行い、第5図Dに示す誤りフラグがたったフレーム
(第n+1)に対しては1,2のブロックには第n番目の
フレームの1,2のブロックのデータを使用し、3,4のブロ
ックには第n+2番目のフレームの3,4のブロックのデ
ータを使用すればよい。 このように本実施例では補間処理が有効である情報に
ついては複数のフレームに時間軸上で相隣接する情報を
分散させて伝送し、補間処理が意味のない情報について
は多重伝送を複数のフレームに分散させて伝送し、受信
側でフレームパターンの時間方向のずれを検出し、時間
方向のずれが一つ前のフレーム内で生じるビットスリッ
プを意味することを利用し、一つ前のフレームの受信デ
ータを無効扱いとし、無効なデータを補間によって補充
するか、無効となっていないデータを採用するかの誤り
補償を行うことにより、ビットスリップが生じ得る伝送
路を用いてアナログ情報をディジタル化した情報を伝送
する際に、ビットスリップが生じても復元されたアナロ
グ情報が大きく失われにくくなり、特にディジタルオー
ディオ信号の伝送については不快な音の途切れが大きく
減少した。また、再送ができない一方行伝送路であって
も、コンピュータのプログラム等のデータの伝送を安全
に行うことができ、しかもディジタルオーディオ信号と
コンピュータのプログラム等のデータの伝送を混在させ
て行うことも容易となり、データ伝送機器の汎用性・柔
軟性等を高めることができた。 H 発明の効果 上述の如くこの発明によれば、フレーム間インタリー
ブ又は複数のフレーム間多重送信処理されたデータから
再生されたビットクロックに基づいてフレーム同期信号
のフレーム周期に対応したウインドウ信号を形成し、こ
のウインドウ信号の範囲内でフレーム同期信号のフレー
ムパターンの時間方向のずれを検出し、時間方向のずれ
があればそのフレームパターンの直前のフレーム内のデ
ータに対してデータの無効を指示し、この指示に基づい
て伝送されて来たデータの誤りを補償するようにしたの
で、少なくとも時間方向のずれにより生ずる復元された
情報の損失を低減し、データ伝送を安全に行うことがで
き、データ伝送機器の汎用性・柔軟性等を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す回路構成図、第2図
〜第4図はフレーム間インタリーブ処理の一例を示す
図、第5図〜第7図はN重伝送の一例を示す図、第8図
はフレームパターン検出回路の動作説明に供するための
図、第9図はビットスリップの説明図である。 (3)は伝送処理回路、(4)はフレーム構成回路、
(6)はビットクロック再生回路、(7)はフレーム周
期カウンタ、(8)はウインドウ形成回路、(9)はフ
レームパターン検出回路、(10)はピーク検出回路、
(11)は受信処理回路、(13)は誤り補償回路である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送すべきデータがインタリーブされ、該
    インタリーブされたデータの所定数毎に所定のビットパ
    ターンを有するフレーム同期信号が挿入されることによ
    りフレーム間インタリーブされたデータを受信するデー
    タ受信装置において、 上記フレーム間インタリーブされたデータからビットク
    ロックを再生するビットクロック再生手段と、 上記フレーム同期信号を検出するフレームパターン検出
    手段と、 上記ビットクロック再生手段からのビットクロックに基
    づいて上記フレーム同期信号のフレーム周期に対応した
    ウインドウ信号を形成するウインドウ形成手段と、 上記ウインドウ信号の範囲内で上記フレームパターン検
    出手段の出力信号の時間方向のずれを検出し、時間方向
    のずれがあるときは上記フレームパターン検出手段の出
    力信号の直前のフレーム内のデータに対してデータの無
    効を指示する時間方向ずれ検出手段と、 上記フレーム間インタリーブされたデータを元の順序に
    並べ換える受信処理手段と、 上記時間方向ずれ検出手段から出力信号に基づいて上記
    受信処理手段からのデータの誤りを補償する誤り補償手
    段と を具備して成るデータ受信装置。
  2. 【請求項2】伝送すべきデータが多重送信処理され、該
    多重送信処理されたデータの所定数毎に所定のビットパ
    ターンを有するフレーム同期信号が挿入されることによ
    り複数のフレーム間で多重送信処理されたデータを受信
    するデータ受信装置において、 上記複数のフレーム間で多重送信処理されたデータから
    ビットクロックを再生するビットクロック再生手段と、 上記フレーム同期信号を検出するフレームパターン検出
    手段と、 上記ビットクロック再生手段からのビットクロックに基
    づいて上記フレーム同期信号のフレーム周期に対応した
    ウインドウ信号を形成するウインドウ形成手段と、 上記ウインドウ信号の範囲内で上記フレームパターン検
    出手段の出力信号の時間方向のずれを検出し、時間方向
    のずれがあるときは上記フレームパターン検出手段の出
    力信号の直前のフレーム内のデータに対してデータの無
    効を指示する時間方向ずれ検出手段と、 上記複数のフレーム間で多重送信処理されたデータを元
    の順序に並べ換える受信処理手段と、 上記時間方向ずれ検出手段から出力信号に基づいて受信
    処理手段からのデータの誤りを補償する誤り補償手段と を具備して成るデータ受信装置。
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