JP2605068B2 - 熱転写記録媒体 - Google Patents
熱転写記録媒体Info
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- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
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- Optics & Photonics (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、熱転写プリンター用の熱転写記録媒体に関
する。
する。
転写型感熱記録方法は、装置が簡単な普通紙記録方法
として普及しているが、被転写紙の表面の平滑性に印字
品質が左右されやすく、表面の平滑性が劣った被転写紙
に対して鮮明な印字を行なうのが困難である。
として普及しているが、被転写紙の表面の平滑性に印字
品質が左右されやすく、表面の平滑性が劣った被転写紙
に対して鮮明な印字を行なうのが困難である。
このような欠点を改善する為に従来、印字後熱処理を
する転写時に磁力や静電気力等による補助手段を用いる
方法あるいは油状物質を大量に添加しておいて転写時の
溶融粘度をさげる熱分解性、熱膨張性の物質を添加して
熱増感する等の手段が提案されている。
する転写時に磁力や静電気力等による補助手段を用いる
方法あるいは油状物質を大量に添加しておいて転写時の
溶融粘度をさげる熱分解性、熱膨張性の物質を添加して
熱増感する等の手段が提案されている。
また、熱溶融性のインク層を多層化する事により印字
品質を改善しようとする技術も従来提案されており、融
点のみが少しずつ異なる熱溶融性インクを積層し、何れ
か又は両方に顔料が添加された熱溶融性インク層の上に
色材を含まない熱溶融性の物質からなる層を設ける等の
技術が提案されている。
品質を改善しようとする技術も従来提案されており、融
点のみが少しずつ異なる熱溶融性インクを積層し、何れ
か又は両方に顔料が添加された熱溶融性インク層の上に
色材を含まない熱溶融性の物質からなる層を設ける等の
技術が提案されている。
しかしながら、このように溶融して液体となったイン
クを転写して記録する方法では、被転写紙の表面の平滑
性が低い場合には表面の平滑性が高い被転写紙に対する
印字品質に比較するとやはり劣った印字品質しか得られ
ず、印字品質が被転写紙の表面の平滑性に依存するとい
う転写型感熱記録の欠点の根本的解決はできなかった。
クを転写して記録する方法では、被転写紙の表面の平滑
性が低い場合には表面の平滑性が高い被転写紙に対する
印字品質に比較するとやはり劣った印字品質しか得られ
ず、印字品質が被転写紙の表面の平滑性に依存するとい
う転写型感熱記録の欠点の根本的解決はできなかった。
一方、熱エネルギーを印加した時粘着性を示すが溶融
して低粘度の液体になる事なくある程度の機械的強度を
有する樹脂を主成分とするインクによって、表面の平滑
性が劣る被転写紙の表面に凸部に粘着し凹部を覆う様に
して転写するインクを用いれば、表面の平滑性が劣った
被転写紙に高い品質で印字できる。
して低粘度の液体になる事なくある程度の機械的強度を
有する樹脂を主成分とするインクによって、表面の平滑
性が劣る被転写紙の表面に凸部に粘着し凹部を覆う様に
して転写するインクを用いれば、表面の平滑性が劣った
被転写紙に高い品質で印字できる。
しかし、この様な樹脂インクは、従来のワックスイン
クに比べて、印字に際して大きなエネルギーを必要とす
るので、特に耐熱性に優れた支持体フィルムを使用する
必要がある上、サーマルヘッドの寿命や蓄熱の問題が生
じて好ましくない。
クに比べて、印字に際して大きなエネルギーを必要とす
るので、特に耐熱性に優れた支持体フィルムを使用する
必要がある上、サーマルヘッドの寿命や蓄熱の問題が生
じて好ましくない。
この問題を解決するために、支持体と前記樹脂インク
層の間に熱溶融層を設け、さらには該熱溶融層中に高沸
点溶剤等多量に添加し、加熱時に低エネルギーでの樹脂
インク層の切れをよくする方法も種々提案されている。
しかし、これらの方法では溶融時のインク粘度を適切な
値に設定することが極めて困難であったり、更には平滑
性の劣る被転写紙に対する印字品質を良くすると高速印
字に対応することができないという点がある他高温下に
おける保存性に劣るという問題がある。
層の間に熱溶融層を設け、さらには該熱溶融層中に高沸
点溶剤等多量に添加し、加熱時に低エネルギーでの樹脂
インク層の切れをよくする方法も種々提案されている。
しかし、これらの方法では溶融時のインク粘度を適切な
値に設定することが極めて困難であったり、更には平滑
性の劣る被転写紙に対する印字品質を良くすると高速印
字に対応することができないという点がある他高温下に
おける保存性に劣るという問題がある。
本発明は、平滑性の劣る被転写紙にドット抜けが少な
く、シャープ性が良く印字濃度が高く高温下においても
その保存性の良好な熱転写記録媒体を提供することを目
的とする。
く、シャープ性が良く印字濃度が高く高温下においても
その保存性の良好な熱転写記録媒体を提供することを目
的とする。
本発明によれば、支持体上に熱溶融して低粘度液体と
なるように調整された第１の層と熱により粘着性を示す
が熱溶融して低粘度液体となることのないように調整さ
れた第２の層を設けた熱転写記録媒体において、第１の
層中に粒径が0.1〜５μｍで吸油量が150ml/100g以下の
フィラーを含有させたことを特徴とする熱転写記録媒体
が提供される。
なるように調整された第１の層と熱により粘着性を示す
が熱溶融して低粘度液体となることのないように調整さ
れた第２の層を設けた熱転写記録媒体において、第１の
層中に粒径が0.1〜５μｍで吸油量が150ml/100g以下の
フィラーを含有させたことを特徴とする熱転写記録媒体
が提供される。
以下、まず本発明の熱転写記録媒体について説明す
る。
る。
本発明における転写型感熱記録媒体の第１の層は、示
差熱分析のピーク値が120℃以下であって、容易に熱溶
融して低粘度液体となるワックス様物質を用いることが
好ましい。
差熱分析のピーク値が120℃以下であって、容易に熱溶
融して低粘度液体となるワックス様物質を用いることが
好ましい。
このようなワックス様物質としては、天然系の物質と
して、蜜ロウ、鯨ロウ、キャンデリラロウ、カルナウバ
ロウ、米ぬかロウ、モンタンロウ、オゾケライト等が、
又石油系ワックスとして、パラフィンワックス、マイク
ロクリスタリンワックス等があげられる他、各種変性ワ
ックス、水素化ワックス、長鎖脂肪酸等があげられる。
その使用量は第１の層の全量の70重量％以上とすること
が適当である。
して、蜜ロウ、鯨ロウ、キャンデリラロウ、カルナウバ
ロウ、米ぬかロウ、モンタンロウ、オゾケライト等が、
又石油系ワックスとして、パラフィンワックス、マイク
ロクリスタリンワックス等があげられる他、各種変性ワ
ックス、水素化ワックス、長鎖脂肪酸等があげられる。
その使用量は第１の層の全量の70重量％以上とすること
が適当である。
この第１の層には粒子径が0.1〜５μｍ、好ましくは
0.5〜２μｍでその吸油量が150ml/100g以下、好ましく
は10〜100ml/100gのフィラーを含有させることが必要で
ある。またこのフィラーは熱により溶融しない非多孔性
物質を用いることが好ましく、更には第１の層が熱溶融
する際にその溶融粘度を上昇させないものが好ましく用
いられる。
0.5〜２μｍでその吸油量が150ml/100g以下、好ましく
は10〜100ml/100gのフィラーを含有させることが必要で
ある。またこのフィラーは熱により溶融しない非多孔性
物質を用いることが好ましく、更には第１の層が熱溶融
する際にその溶融粘度を上昇させないものが好ましく用
いられる。
このようなフィラーを構成する物質としては、シリ
カ、炭酸カルシウム、アルミナ、塩化ビニルバウダー、
酸化チタン、シリコーン樹脂粉末、ガラス、硬化樹脂球
が挙げられる。
カ、炭酸カルシウム、アルミナ、塩化ビニルバウダー、
酸化チタン、シリコーン樹脂粉末、ガラス、硬化樹脂球
が挙げられる。
この第１の層に上記フィラーを含有させたことにより
本発明の熱転写記録媒体は平滑度の劣る被転写紙に対し
ても白抜けがなくシャープな印字画像を与えることがで
き、また高温下においても良好な保存性を示す。
本発明の熱転写記録媒体は平滑度の劣る被転写紙に対し
ても白抜けがなくシャープな印字画像を与えることがで
き、また高温下においても良好な保存性を示す。
フィラーとして、その粒径が上記範囲外であり、吸油
量が100ml/100gを超えるものを用いた場合には第１の層
の熱溶融時にその粘度が上昇するため、第１の層の剥離
効果が弱まり得られる印字画像に白抜け現像が生じたり
高温下における保存性が悪くなるので望ましくない。
量が100ml/100gを超えるものを用いた場合には第１の層
の熱溶融時にその粘度が上昇するため、第１の層の剥離
効果が弱まり得られる印字画像に白抜け現像が生じたり
高温下における保存性が悪くなるので望ましくない。
第２の層は、第１の層とは異なり明確な融点を持たず
記録時の熱エネルギーで被転写紙への粘着性を生ずる
が、溶融して低粘度液体にはならないような樹脂を主成
分とする層で、更に第２の層の機能上、このような樹脂
はそれぞれ単独での20℃における抗張力（JIS K6760−1
966）が20kg/m2以上であることが望ましい。
記録時の熱エネルギーで被転写紙への粘着性を生ずる
が、溶融して低粘度液体にはならないような樹脂を主成
分とする層で、更に第２の層の機能上、このような樹脂
はそれぞれ単独での20℃における抗張力（JIS K6760−1
966）が20kg/m2以上であることが望ましい。
この様な樹脂の例としては、ポリエステル、ポリアミ
ド、エチレン酢酸ビニル共重合体、スチレンブタジエン
共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体等が
あげられる。又これらの樹脂の補助材として、テルペン
樹脂、スチレン樹脂、クロマン樹脂、ロジンとその誘導
体の様な粘着性付与剤やワックスを添加する事も考えら
れるが、それらの総量は第２の層の全樹脂成分の60重量
％以下であることが望ましい。
ド、エチレン酢酸ビニル共重合体、スチレンブタジエン
共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体等が
あげられる。又これらの樹脂の補助材として、テルペン
樹脂、スチレン樹脂、クロマン樹脂、ロジンとその誘導
体の様な粘着性付与剤やワックスを添加する事も考えら
れるが、それらの総量は第２の層の全樹脂成分の60重量
％以下であることが望ましい。
第２の層は記録に際して転写する主成分であることか
ら、着色顔料を含有している事が有利であるが、その量
は記録時の感度、保存性能、印字品質等から適正な水準
に決め得るが、過剰な量は望ましくなく、第２の層の全
乾燥重量の70重量％以下であることが望ましい。
ら、着色顔料を含有している事が有利であるが、その量
は記録時の感度、保存性能、印字品質等から適正な水準
に決め得るが、過剰な量は望ましくなく、第２の層の全
乾燥重量の70重量％以下であることが望ましい。
本発明は、前記構成からなるが、上記フィラーを第１
の層から分離し、第１の層と前記第２の層の間に設けら
れた中間層に含有させることもできる。
の層から分離し、第１の層と前記第２の層の間に設けら
れた中間層に含有させることもできる。
この中間層には前記第１の層で用いられるフィラーす
なわち粒径0.1〜５μｍ、好ましくは0.5〜２μｍ、吸油
量150ml/100g、好ましくは10〜100ml/100gのフィラーを
含有させる。
なわち粒径0.1〜５μｍ、好ましくは0.5〜２μｍ、吸油
量150ml/100g、好ましくは10〜100ml/100gのフィラーを
含有させる。
このようなフィラーを構成する物質としては前記と同
様なシリカ、炭酸カルシウム、アルミナ、塩化ビニルバ
ウダー、酸化チタン、シリコーン樹脂粉末、ガラス、硬
化樹脂等が挙げられる。
様なシリカ、炭酸カルシウム、アルミナ、塩化ビニルバ
ウダー、酸化チタン、シリコーン樹脂粉末、ガラス、硬
化樹脂等が挙げられる。
また、該中間層には前記フィラーと共に上記第１の層
で用いるワックスや結合剤樹脂等が配合される。フィラ
ーの配合量は、中間層全重量に対して10〜50重量％、好
ましくは20〜40重量％である。
で用いるワックスや結合剤樹脂等が配合される。フィラ
ーの配合量は、中間層全重量に対して10〜50重量％、好
ましくは20〜40重量％である。
このような中間層を設けた熱転写記録媒体は第２の層
の樹脂インク層のインク切れが良好となるので平滑度の
低い被転写紙に対しても鮮明な印字画像を形成でき、更
には保存時あるいは高温記録時においても安定な性状を
示す。
の樹脂インク層のインク切れが良好となるので平滑度の
低い被転写紙に対しても鮮明な印字画像を形成でき、更
には保存時あるいは高温記録時においても安定な性状を
示す。
また本発明においては、地汚れ防止、被転写紙への密
着性を良くするために第２の層の上に第３の層を設ける
ことが可能で、第３の層には第２の層で用いる樹脂と同
様な材料が用いられる。必要に応じては、着色材を含有
させても良い。
着性を良くするために第２の層の上に第３の層を設ける
ことが可能で、第３の層には第２の層で用いる樹脂と同
様な材料が用いられる。必要に応じては、着色材を含有
させても良い。
また、本発明においては、第１の層、中間層、第２の
層、更には第３の層のうち任意の層に可塑剤又はオイル
を含有させることができる。この場合、可塑剤として
は、通常プラスチックや塗料などに使用されている可塑
剤が用いられる。この様な可塑剤の例としては、フタル
酸エステル、アジピン酸ジオクチルなどの脂肪族２塩基
酸エステル、グリコールエステル、オレイン酸ブチルな
どの脂肪酸エステル、リン酸エステル、エポキシ化アマ
ニ油などのエポキシ系可塑剤、塩素化パラフィンなどが
あげられる。
層、更には第３の層のうち任意の層に可塑剤又はオイル
を含有させることができる。この場合、可塑剤として
は、通常プラスチックや塗料などに使用されている可塑
剤が用いられる。この様な可塑剤の例としては、フタル
酸エステル、アジピン酸ジオクチルなどの脂肪族２塩基
酸エステル、グリコールエステル、オレイン酸ブチルな
どの脂肪酸エステル、リン酸エステル、エポキシ化アマ
ニ油などのエポキシ系可塑剤、塩素化パラフィンなどが
あげられる。
オイルとしては、流動パラフィン、シリコーンオイ
ル、植物性油、動物性油、鉱物性油、高級脂肪酸、高級
アルコールなどがあげられる。
ル、植物性油、動物性油、鉱物性油、高級脂肪酸、高級
アルコールなどがあげられる。
可塑剤又はオイルは、各層を構成する各インク100重
量部に対して５〜100重量部の割合で含有される。可塑
剤又はオイルが５重量部未満では添加の硬化は殆どな
い。又、可塑剤が100重量部を越えると、記録文字の解
像力が低下したり地汚れが発生するために、良好な印字
を得ることができない。
量部に対して５〜100重量部の割合で含有される。可塑
剤又はオイルが５重量部未満では添加の硬化は殆どな
い。又、可塑剤が100重量部を越えると、記録文字の解
像力が低下したり地汚れが発生するために、良好な印字
を得ることができない。
又、前各層にはそれぞれ必要により分散剤、浸透剤、
接着性改質剤、流動性コントロール剤などの添加剤を加
えてもよい。
接着性改質剤、流動性コントロール剤などの添加剤を加
えてもよい。
本発明における各層の厚みは、第１の層が１〜６μ
ｍ、好ましくは２〜４μｍ、第２の層が１〜５μｍ、好
ましくは２〜３μｍであり、一方、前記中間層を設けた
ものにあっては、第１の層が１〜６μｍ、好ましくは２
〜４μｍ、中間層が0.1〜３μｍ、好ましくは0.5〜２μ
ｍ、第２の層が0.5〜６μｍ、好ましくは１〜３μｍで
ある。
ｍ、好ましくは２〜４μｍ、第２の層が１〜５μｍ、好
ましくは２〜３μｍであり、一方、前記中間層を設けた
ものにあっては、第１の層が１〜６μｍ、好ましくは２
〜４μｍ、中間層が0.1〜３μｍ、好ましくは0.5〜２μ
ｍ、第２の層が0.5〜６μｍ、好ましくは１〜３μｍで
ある。
以上のような本発明の転写型感熱記録媒体は、支持体
フィルムにホットメルト法、溶剤分散塗工法、水系エマ
ルジョン塗工法等により各層を形成する成分を順次塗布
することによって得られる。
フィルムにホットメルト法、溶剤分散塗工法、水系エマ
ルジョン塗工法等により各層を形成する成分を順次塗布
することによって得られる。
以下実施例を用いて本発明を説明する。
実施例１ 〔第１の層の形成成分〕 パラフィンワックス（mp75℃10cp/120℃）……70重量部 流動パラフィン ……10 〃 シリコーン樹脂微粉末（粒径２μｍ 吸油量75ml/100g） ……20重量部 上記第１の層の形成成分を実施例１と同様に厚み3.5
μｍポリエステル上に乾燥後の膜厚が３μｍとなるよう
に塗布して第１の層を形成した。
μｍポリエステル上に乾燥後の膜厚が３μｍとなるよう
に塗布して第１の層を形成した。
［第２の層の形成部分」 エチレン−酢酸ビニル共重合体 （酢酸ビニル含有率28％） ……７重量部 カーボンブラック ……３ 〃 スチレン樹脂 ……５ 〃 トルエン 85 〃 上記混合物をボールミルにて15時間分散して第２層液
とし第１層の上にワイヤーバーにて塗布乾燥後の厚みが
２μｍとなるように塗布して第２の層を形成した。
とし第１層の上にワイヤーバーにて塗布乾燥後の厚みが
２μｍとなるように塗布して第２の層を形成した。
〔第３の層の形成成分〕 エチレン−エチルアクリレート共重合体 （エチレンアクリレート含有率28％） ……10重量部 イソオクタン 90 〃 上記混合物をボールミルにて５時間分散し、第３層液
とし、第２層上にワイヤーバーにて乾燥後の厚みが１μ
ｍとなるように塗布して本発明の熱転写記録媒体を得
た。
とし、第２層上にワイヤーバーにて乾燥後の厚みが１μ
ｍとなるように塗布して本発明の熱転写記録媒体を得
た。
比較例１ 実施例１のシリコーン樹脂微粉末をシリカ（粒径、２
μｍ吸油量200ml/100g）とした以外は実施例１と同様に
して比較用の熱転写記録媒体を得た。
μｍ吸油量200ml/100g）とした以外は実施例１と同様に
して比較用の熱転写記録媒体を得た。
次に前記実施例並びに比較例の熱転写記録媒体を用い
熱転写プリンターによりボンド紙（ベック平滑度２〜３
秒）及びPPC用紙タイプ6200（ベック平滑度40秒、リコ
ー製）に印字を行なった。その結果を表−１に示す。
熱転写プリンターによりボンド紙（ベック平滑度２〜３
秒）及びPPC用紙タイプ6200（ベック平滑度40秒、リコ
ー製）に印字を行なった。その結果を表−１に示す。
〔効果〕 本発明によれば、ベック平滑度２〜３秒の低平滑度紙
に対しても白抜けがなく、シャープ性に優れ、高温保存
性も良好な熱転写記録媒体が得られる。
に対しても白抜けがなく、シャープ性に優れ、高温保存
性も良好な熱転写記録媒体が得られる。
Claims (1)
- 【請求項１】支持体上に熱溶融して低粘度液体となるよ
うに調整された第１の層と熱により粘着性を示すが熱溶
融して低粘度液体となることのないように調整された第
２の層を設けた熱転写記録媒体において、第１の層に粒
径が0.1〜５μｍで吸油量が150ml/100g以下のフィラー
を含有させたことを特徴とする熱転写記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62305369A JP2605068B2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 熱転写記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62305369A JP2605068B2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 熱転写記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01145191A JPH01145191A (ja) | 1989-06-07 |
| JP2605068B2 true JP2605068B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=17944281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62305369A Expired - Fee Related JP2605068B2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 熱転写記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2605068B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6268786A (ja) * | 1985-09-20 | 1987-03-28 | Brother Ind Ltd | 熱転写リボン |
-
1987
- 1987-12-01 JP JP62305369A patent/JP2605068B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01145191A (ja) | 1989-06-07 |
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