JP3313753B2 - 熱転写記録媒体 - Google Patents

熱転写記録媒体

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JP3313753B2
JP3313753B2 JP07571292A JP7571292A JP3313753B2 JP 3313753 B2 JP3313753 B2 JP 3313753B2 JP 07571292 A JP07571292 A JP 07571292A JP 7571292 A JP7571292 A JP 7571292A JP 3313753 B2 JP3313753 B2 JP 3313753B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写記録媒体に関
し、詳しくは少ないエネルギーで容易に転写し、又、再
生紙のような低平滑(ベック平滑度50〜150秒)な
紙にも鮮明な印字ができ、さらに画像の耐摩耗性のすぐ
れた熱転写記録媒体、特に高速バーコードプリンタに用
いたときに優れた性能を有する熱転写記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】熱転写記録媒体を使った印字は、サーマ
ルヘッドにより熱転写記録媒体を印字用紙に密着させ、
そのサーマルヘッドの多数の発熱素子のうち所望の発熱
素子を発熱させることにより、その発熱素子に熱転写記
録媒体の支持体を介して接している熱溶融性インク部分
が溶けて印字用紙に転写されることにより行われる。こ
のような熱転写記録方式に採用されている熱転写記録媒
体の代表例としては、(1)着色剤及びバインダーから
なる熱溶融性インク層を支持体上に直接設けたもの、
(2)着色剤およびバインダーからなる熱溶融性インク
層を、ワックスを主成分とした剥離層を介して支持体上
に設けたもの、などが挙げられる。
【0003】ところが、前記(1)のタイプの熱転写記
録媒体により、印字用紙に印字を行った場合、その印字
用紙の平滑度がベック平滑度で1000秒位以上のもの
でないと、充分な印字品質が得られなかった。又、適度
な印字濃度を得るためにインク層自体にカーボンブラッ
ク等の顔料を多量に含まなければならないため、印字後
の転写面は顔料がむき出しとなり、ダンボールや指で擦
った時や、ペンスキャナー等でなぞった時に、印字用紙
自体が汚れてしまい、バーコードを印字したときは、そ
れを読み取ることができなくなるといった欠点がある。
一方、前記(2)のタイプの熱転写記録媒体は、剥離層
の存在のために、容易に印字用紙に転写できるので、そ
の印字用紙の平滑度がベック平滑度で400〜500秒
位までのものに対しても良好な印字品質を得ることがで
きる。
【0004】しかしながら、ベック平滑度で400〜5
00秒の受容紙としては、普通紙に樹脂コーティングし
たものやキャレンダーをかけたものが多く、高価でラン
ニングコストがかかる等の欠点がある。又、前記(2)
のタイプの剥離層に用いる主成分として、比較的吸熱量
の大きいワックスを用いるため、高速印字プリンタに対
しては、剥離層を充分溶かし得るエネルギーを与えるこ
とができないので、印字不良を招くといった欠点があ
る。さらに剥離層の存在により、印字後の転写面は顔料
等がむき出しにならず、耐摩擦性に関して前記(1)の
ものよりかなり優れた効果を示すが、剥離層の主成分で
あるワックスが柔らかいため充分な効果は得られない。
【0005】また熱転写記録媒体を使って作成した画像
の耐摩耗性を改善するために種々の提案がなされてい
る。それらのうちいくつかを下記に例示する。 1)着色剤、融点又は軟化点が60〜140℃の樹脂粒
子、融点又は軟化点が70〜130℃のワックス及び水
溶性樹脂とを主成分とするインクを用いるもの(特開昭
63−45091)。 2)樹脂とワックスを主成分とする固溶体粒子と着色剤
とバインダーを主成分として含有するもの(特開昭63
−84980)。 3)スチレン系樹脂粒子とワックスを主成分とする第1
層、着色剤、粘着性付与樹脂粒子、ワックスからなる第
2層からなるインク層を有するもの(特開昭63−84
981)。 4)着色剤、熱可塑性樹脂からなる粒子と、ワックス粒
子、水溶性樹脂からなるもの(特開昭63−8938
3)。 5)熱溶融性微粒子を含有する第1及び第2インク層を
有するもの(特開昭63−51180)。
【0006】上記従来技術1)〜4)に記載の熱転写記
録媒体は、各素材を粒状化することにより印字と非印字
の境界を明確にでき、転写時に転写層が切れ易くなり解
像性が向上する。しかし、層の結着が不充分となり地汚
れ等を発生したり、熱感度、耐摩擦性の点で不充分であ
った。一方、従来技術5)は熱感度が向上するが、充分
とは言えず、特に高速印字対応性、高密度記録対応性の
点で不充分であった。さらに耐摩擦性の点で不充分であ
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の問題を
解決するものであり、低平滑な印字用紙にも鮮明な印字
ができ、高感度でかつ印字画像の耐摩耗性に優れた熱転
写記録媒体を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
支持体上に熱溶融性微粒子を主成分とする第1インク層
を設け、その上に着色剤を含有する第2インク層を設け
た熱転写記録媒体において、該第1インク層が熱溶融性
微粒子によって充填され、該微粒子間に空隙が形成され
ていることを特徴とするものである。第2の発明(参考
発明)は支持体上に熱溶融性微粒子を含有する第1イン
ク層及び着色剤を含有する第2インク層を有する熱転写
記録媒体において、第1インク層の熱溶融性微粒子の平
均粒径が0.5〜3.0μmであることを特徴とするも
のである。
【0009】以下に、本発明を図面にしたがってさらに
詳細に説明する。図1は第1の発明に係る熱転写記録媒
体1の模式的断面図である。2はフィルム状支持体、3
は第1インク層、4は第2インク層、5は耐熱性保護
層、6は空隙、7は熱溶融性微粒子を表わしている。
【0010】支持体2としては、例えばポリエステル、
ポリカーボネート、トリアセチルセルロース、ポリアミ
ド、ポリイミド等の比較的耐熱性の良いプラスチックフ
ィルムの他、セロハン、硫酸紙、グラシン紙、コンデン
サー紙、金属箔等が使用でき、その厚さは約2〜15μ
m、好ましくは3〜10μmの範囲である。
【0011】支持体2のサーマルヘッドと接する側の表
面(インク層4の存在する面とは反対側の面)には、必
要に応じて、シリコーン樹脂、ふっ素樹脂、ポリイミド
樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、
ニトロセルロース等のセルロース系樹脂などの耐熱性保
護層5を設けることにより、支持体2の耐熱性を向上す
ることができ、あるいは従来用いることのできなかった
支持体材料を用いることもできる。
【0012】第1インク層3の熱溶融性微粒子として
は、ワックス類が好ましく、特に25℃における針入度
2以下のワックス、例えばカルナウバワックス(25℃
で針入度1以下)、キャンデリラワックス(25℃で針
入度1)ラノリン誘導体合成ワックス(針入度2)等が
好ましい。25℃における針入度が2よりも大きいワッ
クスを使用すると、印字後の転写面は柔らかい材料とな
るため、指やペンスキャナー等で擦ったときに転写画像
が乱れるといった問題を生ずる。
【0013】又、第1インク層3における微粒子間の空
隙は、第1インク層に対する空隙率で5〜30vol%
の範囲とするのが好ましい。空隙6を形成する方法とし
ては、例えば前記ワックスを貧溶媒(水等)中で分散
し、粒状とし、支持体上に塗布乾燥することにより、溶
媒が揮散して、結果として空隙を含んだワックス粒子7
の集合体である第1インク層を形成することができる。
【0014】この場合、ワックスの粒子径は平均粒子径
として0.5〜3.0μmが好ましく、ワックスの平均
粒子径が0.5μmより小さいと所望の空隙を形成する
ことが困難であり、高感度化及び転写性の向上が不充分
となる。逆に平均粒子径が3.0μmより大きいと溶融
特性が劣化し、転写画像にボイドが生じるようになる。
更に支持体と接触する面積が小さくなり、接着強度の弱
い層となるため、インク脱落といった欠点を生ずる。さ
らに第1インク層3の厚さは0.5〜5.0μm、好ま
しくは1.0〜2.5μmである。0.5μmより薄い
と平滑度の低い紙への転写性が悪くなり、逆に5.0μ
mを超えると、低エネルギー時の転写不良が発生する。
【0015】さらに第1インク層3には、必要に応じて
ゴム等のエラストマー、ポリビニルブチラール、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合樹脂、ニトロセルロース、エポ
キシ樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン
−α−オレフィン共重合樹脂、α−オレフィン−無水マ
レイン酸共重合樹脂、エチレン−メタクリル酸共重合樹
脂、エチルセルロースなどの樹脂の一種又は二種以上が
適当量混合されてもよい。
【0016】第2インク層4は着色剤、熱溶融性材料で
あるワックス類及び樹脂類を主成分とする熱溶融層であ
る。着色剤としては従来公知の染料及び顔料の中から適
宜選択される。ワックス類としては、例えばパラフィン
ワックス、マイクロクリスタリンワックス、酸化パラフ
ィンワックス、キャンデリラワックス、カルナウバワッ
クス、モンタンワックス、セレシンワックス、ポリエチ
レンワックス、酸化ポリエチレンワックス、カスターワ
ックス、牛脂硬化油、ラノリン、木ロウ、ソルビタンス
テアレート、ソルビタンパルミテート、ステアリルアル
コール、ポリアミドワックス、オレイルアミド、ステア
リルアミド、ヒドロキシステアリン酸、合成エステルワ
ックス、合成合金ワックスなどのろう状物質が挙げられ
る。
【0017】樹脂類としては、ポリアミド系、ポリエス
テル系、ポリウレタン系、塩化ビニル系、セルロース
系、石油系、スチレン系、ブチラール系、フェノール系
などの樹脂の他、エチレン−酢酸ビニル共重合体やエチ
レン−アクリル系樹脂が挙げられる。これらインク層4
を構成する各材料の比率としては着色材/ワックス類/
樹脂類=5〜50/30〜90/5〜50が適当であ
る。
【0018】第2インク層4としては、これらの他に公
知である脂肪酸エステル、グリコールエステル、リン酸
エステル、エポキシ化アマニ油などの可塑剤やオイルな
ども少量(30%以下)なら添加しても構わない。第2
インク層4はホットメルトあるいは溶剤に溶解あるいは
分散した状態で塗布し、乾燥することで形成でき、その
厚さは0.5〜5.0μm、好ましくは1.0〜2.5
μmである。0.5μmよりも薄いと濃度不足や平滑度
の低い紙への印字欠けが生じ、逆に5.0μmを超える
と低エネルギー時の転写不良が発生する。
【0019】また、第2インク層の熱溶融性材料を微粒
子状で含有させ、その平均粒径を第1インク層の熱溶融
性微粒子の平均粒径より小さくすることにより、低平滑
紙に高感度で鮮明な印字を行うことができる。
【0020】次に本発明の第2の発明の構成を図面によ
って具体的に説明する。図2は支持体2の上に第1イン
ク層3を設け、その上に第2インク層4を設けた熱転写
記録媒体であって、第1インク層が熱溶融性微粒子31
及び結着剤32よりなる。更に第2インク層は、着色剤
41及び熱溶融性微粒子42及び結着剤43よりなる。
【0021】第1インク層の熱溶融性微粒子31の平均
粒径が0.50〜3.00μmの範囲にあることが重要
である。更に、第2インク層に熱溶融性微粒子を用い、
その平均粒径が第1インク層の熱溶融性微粒子の平均粒
径より小さく、特に第2インク層の熱溶融性微粒子の平
均粒径が0.15〜0.35μmの範囲にあることが好
ましい。ここで言う平均粒径は、熱転写記録媒体の断面
より観察される粒形態から求めたものである。その断面
観察は常法により試料を形成し、透過型電子顕微鏡(T
EM)によって容易にできる。このTEM観察での粒径
とインク層を形成する塗液の粒径は大体一致する。従っ
て、塗液状態での平均粒径によって適宜設定することが
可能である。塗液での粒径は、レーザー拡散方式による
堀場製作所製LA−700等によって容易に測定でき
る。
【0022】更に、上記第1インク層の熱溶融性微粒子
は全体の75wt%以上が粒径0.5〜3.0μmの範
囲の粒子群であると更に好ましい。第1インク層、第2
インク層それぞれの熱溶融性微粒子の粒径が上記の範囲
から外れるにしたがって下記表1、表2に示すような不
具合が生じやすくなる。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】以上説明したように、熱溶融性微粒子の組
合せを適当な関係にすることによって感度向上効果、低
平滑受容紙への印字適合性向上効果等が得られる。その
機構については必ずしも明らかではないが、以下のよう
に考えられる。すなわち、第2インク層の熱溶融性微粒
子の平均粒径を第1インク層の熱溶融性微粒子の平均粒
径より小さくし、第1インク層の粒子の平均粒径を0.
50〜3.00μmにすることによってインク層全体の
可撓性が向上し、かつ、剪断強度を下げることができる
とともに印字の際の加熱によって、第1インク層におけ
る印字部の粒子の融着による連続層部分と非印字部の粒
子部分との境界にひび割れが生じ、転写すべき部位が明
確になり、その結果第2インク層と共に転写され易くな
り、低熱エネルギーでの転写も良好にできるものと推定
できる。
【0026】更に、0.5〜3μmの粒径のものを第1
インク層全体の75wt%以上とすることによって、粗
い粒子による転写画像におけるボイドの発生が防止でき
る。第2インク層の微粒子による効果としては、第1イ
ンク層の微粒子より小さな微粒子が緻密な充填状態にあ
り、粒子の熱印加時の融解及び融着が効率よく起り、受
容紙に対して円滑に接着できると考えられる。
【0027】熱溶融性微粒子の主成分としては熱溶融性
材料である有機滑剤が用いられる。その有機滑剤は、印
字時の熱による粒子の融着性を上げるために、溶融粘度
が100℃において60cps以下であることが好まし
い。60cps以上になると、印字の際の加熱による微
粒子の融着が不充分になり、第1インク層の加熱された
印字部分と加熱されない非印字部との境界が明確に区分
されなくなり、また、加熱された印字部分における支持
体からの剥離性が不充分となる。また第2インク層では
受容紙への接着性が低下する。したがって熱感度の低
下、高速印字したとき、あるいは低平滑紙へ印字したと
きに転写された画像にボイドが発生する。
【0028】又、上記条件に加えて、転写した画像の耐
摩擦性を改善するためには、40℃における針入度が
4.0以下であることが好ましい。針入度が4.0を超
えると充分な機械的強度が得られず、転写画像を摩擦す
ると画像の乱れが発生する。熱溶融性微粒子としては、
主成分として有機滑剤を用いる。その有機滑剤としては
カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ライスワ
ックス、カスターワックス、モンタンワックスなどの天
然ワックス、又、12−ヒドロキシステアリン酸の誘導
体、改質ポリエチレン、αオレフィン、無水マレイン酸
誘導体、ラノリンワックス誘導体、脂肪族アミド、芳香
族アミド等のアミド類等が挙げられる。特に硬度、吸熱
特性の点からカルナウバワックスが好適である。
【0029】また適宜熱可塑性樹脂を有機滑剤と混融せ
しめ、固溶体状態で用いることができる。それらの熱可
塑性樹脂としては融点又は軟化点70〜140℃の各種
の樹脂が使用できる。例えばアクリル樹脂、メタクリル
樹脂、スチレン樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル樹
脂、塩化ビニリデン樹脂、石油樹脂、テルペン樹脂、オ
レフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアセタール樹脂
或いはこれらの共重合体等がある。
【0030】融点又は軟化点が70℃より低いと転写画
像の高温環境(30〜60℃)における耐摩擦性が悪く
なり、140℃より高いと熱転写記録の際に高エネルギ
ーを必要とし、記録速度が遅くなったり、サーマルヘッ
ドの寿命が短くなる等の問題が起こる。
【0031】また、それぞれの層の結着剤としては、少
量で高い結着性、可撓性を付与せしめる未加硫ゴムを用
いるのが好適である。それらの未加硫ゴムとしてはポリ
イソプレン、ポリブタジエン、スチレンブタジエンゴ
ム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴ
ム、シリコーンゴム、フッ素系ゴム、ウレタンゴム等、
好ましくはポリイソプレン、ポリブタジエン、エチレン
プロピレンゴム、ブチルゴム及びニトリルゴムが挙げら
れる。なおこれら好ましいゴムは融点60℃〜200℃
のものである。また、適宜EVA、EEA等の熱可塑性
樹脂を用いても良い。さらに層の柔軟剤として各種油剤
を用いることができる。
【0032】第1インク層が未加硫ゴム及び熱溶融性微
粒子の場合、それぞれの比は3〜30/97〜70、好
ましくは5〜20/95〜80の範囲であることが望ま
しい。未加硫ゴムが3%以下では充分な結着機能が得ら
れず、低温でのインク層の片落が発生し、また耐摩耗性
の劣化が生じる。一方、30%を超えると転写画像表面
の潤滑性が悪くなって耐摩耗性の向上効果が得られない
と共に、層の剥離性が低下し熱感度が低下してしまう。
【0033】第1インク層の厚さは通常0.5〜5μ
m、好ましくは1.0〜2.5μmの範囲である。0.
5μmより薄いと前記効果が得られず、低平滑紙への転
写性が悪くなる。一方5μmを超えると低エネルギー時
や高速印字時の転写不良が起る。なお、第1インク層の
調製は通常の有機溶剤分散液または水分散液、エマルジ
ョン液を用いたコーティングにより調製される。より好
ましくはエマルジョンにより安定な粒径としたものを用
いるのがよい。
【0034】次に第2インク層について説明する。この
第2インク層は従来と同様、着色剤、熱溶融性材料であ
る有機滑剤を主成分とし、必要に応じて低融点樹脂を加
えて構成される。着色剤としては従来公知の染料及び顔
料の中から適宜選択される。有機滑剤の具体例は前述し
たとおりである。低融点樹脂としてはポリアミド系、ポ
リエステル系、ポリウレタン系、塩化ビニル系、セルロ
ース系、石油系、スチレン系、ブチラール系、フェノー
ル系などの樹脂の他、エチレン−酢酸ビニル共重合体や
エチレン−アクリル系樹脂、テルペン樹脂等が挙げられ
る。これら各成分の割合は着色剤/有機滑剤/樹脂類=
5〜50/30〜90/5〜50(重量)が適当であ
る。熱溶融性インク層の形成は、有機溶剤溶液又は水性
分散液、エマルジョン液のコーティング又はホットメル
トコーテイング等が適用される。第2インク層も第1イ
ンク層と同様に、エマルジョン化した熱溶融性微粒子を
用いるのがよい。なおインク層の厚さは通常0.5〜5
μm、好ましくは1〜2.5μmの範囲である。0.5
μmより薄いと光学濃度不足や平滑度の低い紙に転写し
たときにボイドが生じ、5.0μmを超えると低エネル
ギー時に高速印字すると転写不良が発生する。
【0035】更に第1及び第2インク層には以上の成分
の他、脂肪酸エステル、グリコールエステル、リン酸エ
ステル、エポキシ化アマニ油等の可塑剤や、柔軟剤とし
て鉱物油、動物油、植物油、流動パラフィン、シリコー
ンオイル等の油状物質を少量(30%以下)添加するこ
とができる。また第1インク層に最大8%まで着色剤を
添加してもよい。以上の第1及び第2インク層を支持す
る支持体としてはポリエステル、ポリカーボネート、ト
リアセチルセルロース、ポリアミド、ポリイミド等の耐
熱性の良いプラスチックフィルム、セロハン、硫酸紙、
コンデンサー紙等が使用でき、また必要があればこれら
支持体の片面(熱ヘッドと接する面)にシリコーン樹
脂、フッ素樹脂、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、フェ
ノール樹脂、メラミン樹脂、セルロース系樹脂等の耐熱
層を設けても良い。更に、第1インク層と支持体との間
に接着力を向上させるために中間層を設けてもよい。
【0036】
【実施例】次に実施例及び比較例を示す。ここでの部は
重量基準である。 実施例I−1 厚さ4.5μmのポリエチレンテレフタレート(PE
T)フィルム上に下記第1インク層成分の塗液を乾燥後
の厚さが約1.8μmになるようにワイヤーバーを用い
て塗布し、60℃の温風で乾燥して第1インク層を形成
した。第1インク層厚みと秤量から算出した空隙率は1
8.4vol%であった。 第1インク層成分 カルナウバワックス水分散体(固形分30%)(平均粒径1.2μm) 150部 ブタジエンゴム水分散体(固形分50%) 10部 水 90部 さらに、その上に下記第2インク層成分からなる塗液を
乾燥後の厚さが約1.2μmになるようにワイヤーバー
を用いて塗布し、乾燥してインク層を形成した。
【0037】 第2インク層成分 カルナウバワックス水分散体(固形分30%)(平均粒径 0.29μm) 183部 キャンデリラワックス水分散体(固形分30%)(平均粒 径0.18μm) 67部 エチレン−酢酸ビニル共重合体水分散体(固形分30%) 33部 カーボンブラック水分散体(固形分20%) 75部 界面活性剤(レオドールTW−S120) 1部 水 61部 メタノール 80部 形成した熱転写記録媒体の断面の電子顕微鏡写真を図3
に示す。
【0038】実施例I−2 前記第1インク層成分を下記第1インク層成分に代えた
以外は実施例I−1とまったく同様にして、熱転写記録
媒体をつくった。空隙率は12.0vol%であった。 第1インク層成分 カルナウバワックス:キャンデリラワックス=7:3、混合ワック スの水分散体(固形分30%)(平均粒径0.9μm) 155部 スチレン−ブタジエンゴム水分散体(固形分50%) 7部 水 88部
【0039】実施例I−3 前記第1インク層成分を下記第1インク層成分に代えた
以外は実施例I−1とまったく同様にして、熱転写記録
媒体をつくった。空隙率は15.5vol%であった。 第1インク層成分 カルナウバワックス:ラノリン誘導体合成ワックス=9:1、混合 ワックスの水分散体(固形分30%)(平均粒径1.5μm) 155部 カルボキシ変成アクリロニトリルブタジエン水分散体(固形分50%) 10部 水 85部
【0040】比較例I−1 実施例I−1の第1インク層形成過程の中で、乾燥を8
5℃の熱風で行なった以外は、実施例I−1とまったく
同様にして、熱転写記録媒体をつくった。空隙率は0%
であった。比較例I−2 前記第1インク層成分を下記第1インク層成分に代えた
以外は実施例I−1とまったく同様にして熱転写記録媒
体をつくった。空隙率は32.0%であった。 第1インク層成分 カルナウバワックス水分散体(固形分30%)(平均粒径3.5μm) 150部 ブタジエンゴム水分散体(固形分50%) 10部 水 90部
【0041】実施例I−4 前記第1インク層成分を下記第1インク層成分に代えた
以外は実施例I−1とまったく同様にして熱転写記録媒
体をつくった。空隙率は11.0vol%であった。 第1インク層成分 パラフィンワックス(m.p.70℃)(固形分30%) (平均粒径0.8μm) 155部 スチレン−ブタジエンゴム水分散体(固形分50%) 7部 水 88部 これら6種の熱転写記録媒体について、ベック平滑度が
約70秒の上質紙(FSK社製)と約4000秒の表面
処理されたミラーコート紙(神埼製紙製)に、バーコー
ド用熱転写プリンタ(Atech社製:SWEDOT1
96)を用いて、20℃60%RHの条件下において、
標準エネルギーを与えて印字を行なった。
【0042】結果は表3のとおりであった。なお、評価
は下記のように行なった。 転写性:バーコード部分が鮮明に印字されているかどう
かで評価した。 ○…バーコード部分が鮮明に印字転写されている。 ×…バーコード部分が不鮮明な印字となり、部分的に転
写されていないバーコードがある。 バーコードの読取率:バーコード部分をレーザーチェッ
クLC−2811(Symbol Technolog
ies,Inc.社製)により、レーザーを100回ラ
ンダムにスキャンさせて、何回読取ることができたかを
百分率で表わした。すなわち、読取率100%は100
回レーザーをスキャンして100回読取ることができた
ことを示し、バーコードが鮮明であることを表わす。 耐摩擦性(ダンボールテスト):バーコード部分に4c
m×7cm角のダンボール板をあて、1kgfの荷重を
かけながら、ラブテスターにて50回同じ場所を擦り評
価した。 ○…バーコード部分は、ほとんど汚れなく、バーコード
スキャナーにて問題なく読取ることが可能。 ×…バーコード部分は、かなり汚れ、バーコードスキャ
ナーにて読み取ることが困難。
【0043】
【表3】 参考例II−1 厚さ4.5μmのポリエチレンテレフタレート(PE
T)フィルム上に下記第1インク層成分の塗液を乾燥後
の厚さが約1.5μmになるようにワイヤーバーを用い
て塗布し、60℃の温風で乾燥して第1インク層を形成
した。 第1インク層成分 下記カルナウバワックスエマルジョン(固形分30%) 1) (平均粒径1.25μm) 150部 ブタジエンゴムラテックス(固形分50%)(JSR#0700、 日本合成ゴム社製) 10部 水 90部 さらにその上に下記第2インク層成分からなる塗液を乾
燥後の厚さが約1.4μmになるようにワイヤーバーを
用いて塗布し、70℃で乾燥して第2インク層を形成し
た。
【0044】 第2インク層成分 下記カルナウバワックスエマルジョン 2)(固形分30%) (平均粒径0.224μm) 250部 エチレン−酢酸ビニル共重合体ラテックス(固形分30%) (Sumikaflex410 住友化学社製) 33部 カーボンブラック水分散体(固形分20%) 75部 界面活性剤(レオドールTW−S120) 1部 水 61部 メタノール 80部 形成した熱転写記録媒体のTEMによる断面写真図を図
4に示した。 カルナウバワックスエマルジョンの調製 カルナウバワックスエマルジョン 1) カルナウバワックス 27部 ノニオン系乳化剤(HLB14) 3.0部 水 70.0部
【0045】水を除く成分を90℃で混融後、残りの熱
湯を撹拌下に加えディスパーザーでプレ乳化した。しか
る後、高圧式ホモジナイザーで乳化し、水によって急冷
し、図5の粒径分布を示すエマルジョンを得た(粒度分
布測定は前記の装置によった)。平均粒径は1.25μ
mであった。 カルナウバワックスエマルジョン 2) カルナウバワックスエマルジョン1)の乳化剤をアニオ
ン系(HLB13)乳化剤とし、ディスパーザーでのプ
レ乳化を充分に行った他は1)と同様にして調製した。
図6にその粒径分布を示す。平均粒径は0.224μm
であった。参考例II−2以降についても、第1インク層
用は1)、第2インク層用は2)の方法でエマルジョン
を調製した。
【0046】参考例II−2 前記参考例II−1の第1インク層成分を下記インク層成
分に代えた以外は実施例1とまったく同様にして、熱転
写記録媒体をつくった。 第1インク層成分 カルナウバワックス7:キャンデリラワックス=7:3の混合ワッ クスのエマルジョン(固形分30%)(平均粒径1.95μm) 155部 スチレン−ブタジエンゴムラテックス(固形分50%) (JSR0561日本合成ゴム社製) 7部 水 88部
【0047】参考例II−3 前記参考例II−1の第1インク層成分を下記の第1イン
ク層成分に代えた以外は参考例II−1と全く同様にして
熱転写記録媒体をつくった。 第1インク層成分 カルナウバワックス:ラノリン誘導体合成ワックス=9:1の混合 ワックスエマルジョン(固形分30%)(平均粒径2.10μm)155部 カルボキシ変成アクリロニトリルブタジエンラテックス (固形分50%)(JSR0910 日本合成ゴム社製) 10部 水 85部
【0048】参考例II−4 前記参考例II−1の第2インク層成分を下記の第2イン
ク層成分に代えた以外は参考例II−1とまったく同様に
して、熱転写記録媒体を得た。 第2インク層 カルナウバワックスエマルジヨン(平均粒径0.29μm) (固形分30%) 183部 キャンデリラワックスエマルジョン(平均粒径0.18μm) (固形分30%) 67部 エチレン−酢酸ビニル共重合体ラテックス(固形分30%) (Sumikaflex 401 住友化学社製) 33部 カーボンブラック水分散体(固形分20%) 75部 界面活性剤(レオドールTW−S120) 1部 水 61部 メタノール 80部
【0049】参考II−5 参考例II−2 の第1インク層上に下記成分を第2層とし
て塗布した他は参考例II−2と同様にして熱転写記録媒
体を得た。 第2インク層成分 カルナウバワックス/テルペン樹脂(90/10重量比)エマ ルジョン(平均粒径0.32μm)(固形分30%) 250部 カーボンブラック水分散体(固形分20%) 75部 界面活性剤(レオドールTW−S120) 1部 オイル(ポリプロピレングリコール#1000) 10部 水 84部 メタノール 80部
【0050】参考例II−6 前記参考例II−1の第2インク層成分を下記第2インク
層成分とし、参考例II−1の第1インク層上にホットメ
ルトコーティング法により厚さ1.5μmになるように
塗布し熱転写記録媒体を得た。 第2インク層成分 カルナウバワックス 70部 エチレン−酢酸ビニル共重合体{スミテートKE−10 (住友化学社製)} 10部 カーボンブラック{MA−7(三菱カーボン社製)} 15部 オイル(鉱物油) 5部
【0051】参考例II−7 前記参考例II−1の第1インク層上に、下記第2インク
層を厚さ1.4μmになるように塗布し熱転写記録媒体
を得た。 第2インク層成分 カルナウバワックスエマルジョン(平均粒径0.71μm) (固形分30%) 250部 他は実施例1の第2インク層成分と同一組成。
【0052】参考比較例II−1 参考例II−1 の第1インク層形成過程の中で、乾燥を8
5℃の熱風で行った以外は、参考例II−1とまったく同
様にして、熱転写記録媒体をつくった。第1インク層は
粒が融着し半透明状態となった。
【0053】参考比較例II−2 前記参考例II−1の第1インク層成分を下記第1インク
層成分に代えた以外は参考例II−1とまったく同様にし
て熱転写記録媒体をつくった。 第1インク層成分 カルナウバワックスエマルジョン(固形分%) (平均粒径4.6μm) 150部 ブタジエンゴムラテックス(実施例1と同一)(固形分50%) 10部 水 90部
【0054】参考比較例II−3 下記第1インク層成分を参考例II−1と同一の支持体上
にホットメルトコーティング法によって厚さ3.0μm
となるように塗布して、熱転写記録媒体を得た。 第1インク層成分 カルナウバワックス 40部 パラフィンワックス 32部 カーボンブラック 15部 鉱物油 3部 エチレン−酢酸ビニル樹脂{スミテートKE10(住友化学社製)} 10部
【0055】参考例II−8 第1インク層におけるカルナウバワックスエマルジョン
の粒径0.5〜3.0μmの部分が53.4%であった
外は参考例II−1と同じ条件で熱転写記録媒体を作製し
た。これら11種の熱転写記録媒体について、ベック平
滑度が約50秒の再生紙{紙源(リコー社製)}と約4
00秒の軽量コートされた軽量コート紙(神崎製紙製、
ニューエイジ70)に、バーコード用熱転写プリンタ
(Atech社製:SWEDOT196)を用いて、2
0℃60%RHの条件下において、標準エネルギーを与
えて印字を行った。結果は表4のとおりであった。
【0056】
【表4】
【0057】
【発明の効果】以上説明した本発明の効果を要約すると
下記のとおりである。印字のための加熱により第1イン
ク層において印字部と非印字部との境界が明確に切れ、
また印字部における支持体との剥離性が向上し、また第
2インク層の融解が効率よく起り受容紙への接着が円滑
に行われることにより、低平滑紙への印字が高感度で、
かつ鮮明な画像が得られ、更に第1インク層及び第2イ
ンク層に特定の針入度を有する熱溶融性材料を用いるこ
とにより、耐摩擦性に優れた転写画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱転写記録媒体一例の断面の模式
図。
【図2】本発明の熱転写記録媒体の他の例の構成を示す
断面の模式図。
【図3】実施例I−1の熱転写記録媒体の断面の粒子構
造を示す電子顕微鏡写真。
【図4】参考例II−1で作製した熱転写記録媒体の断面
の粒子構造を示す電子顕微鏡写真。
【図5】参考例II−1の第1インク層に用いたエマルジ
ョンの粒径分布を示すグラフ。
【図6】参考例II−1の第2インク層に用いたエマルジ
ョンの粒径分布を示すグラフ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 信之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 摺崎 久美 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭63−51180(JP,A) 特開 昭62−169685(JP,A) 特開 昭62−169686(JP,A) 特開 平1−247193(JP,A) 特開 平2−147292(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/38 - 5/40

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に熱溶融性微粒子を主成分とす
    る第1インク層を設け、その上に着色剤を含有する第2
    インク層を設けた熱転写記録媒体において、該第1イン
    ク層が熱溶融性微粒子によって充填され、該微粒子間に
    空隙率が5〜30vol%の空隙が形成されていること
    を特徴とする熱転写記録媒体。
  2. 【請求項2】 第1インク層中の熱溶融性微粒子の主成
    分がワックスであり、該微粒子が平均粒径0.5〜3.
    0μmの粒子群で構成され、該ワックスの針入度は25
    ℃において2以下であることを特徴とする請求項1に記
    載の熱転写記録媒体。
  3. 【請求項3】 第2インク層が熱溶融性微粒子を含有す
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の熱転写記
    録媒体。
  4. 【請求項4】 第2インク層が熱溶融性微粒子を含有
    し、第1インク層の熱溶融性微粒子の平均粒径より第2
    インク層の熱溶融性微粒子の平均粒径が小さいことを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の熱転写記録媒
    体。
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JP3-137062 1991-06-04
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JP15944691 1991-06-04
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