JP2605061Y2 - 光源装置 - Google Patents

光源装置

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JP2605061Y2
JP2605061Y2 JP1993001346U JP134693U JP2605061Y2 JP 2605061 Y2 JP2605061 Y2 JP 2605061Y2 JP 1993001346 U JP1993001346 U JP 1993001346U JP 134693 U JP134693 U JP 134693U JP 2605061 Y2 JP2605061 Y2 JP 2605061Y2
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heat
discharge tube
heat shielding
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light source
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啓一 飯塚
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Olympus Optic Co Ltd
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  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば水銀灯,キセノ
ンランプ等のように、点灯時に数kvオーダーの電圧
(高電圧)を印加することが必要な高電圧放電管(以
下、単に放電管と称する)を用いる光源装置に係り、特
に放電管から放出される熱の遮熱構造を改良した光源装
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ランプから発生する熱を遮熱
して部品の劣化を防止する遮熱構造が考えられている。
例えば、特開昭55−102184号には、図6に示す
遮熱構造を有するランプソケットが記載されている。
【0003】同図に示すランプソケットは、本体部1,
接続体部2,遮熱体3から構成されている。本体部1は
ランプ金口の受金部4を有すると共に、突起部5a,5
bを有する。接続体部2は、本体部1の突起部5a,5
bと嵌合する突起部6a,6bを有し、両者の突起部を
嵌合することにより両者が電気的に接続されるようにな
っている。遮熱体3は本体部1の突起部5a,5bが貫
通する穴7a,7bが形成されている。そして本体部1
の突起部5a,5bを遮熱体3の穴7a,7bに通して
接続体部2の突起部6a,6bに嵌合させることによ
り、遮熱体3が両者の間に保持される。
【0004】この様な構造では、本体部1の受金部4に
装着されるランプから発生する熱が、遮熱体3により遮
られて接続体部2に伝わらないため、接続体部2の劣化
を防止することができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上述した遮熱構造はラ
ンプソケットの接続体部2の保護を図ったものである。
一方、図7に示すような構造の光源装置では、放電管1
1の両端に設けられた口金部12a,12bの使用上の
保証温度が定められており、その保証温度を越えて使用
した場合には口金部12a,12bが破損する可能性が
ある。
【0006】しかしながら、図7に示す光源装置では、
放電管11の発光部からの放射熱が直接口金部12a,
12bに当たって口金部12a,12bを熱するため、
口金部12a,12bの温度が放電管使用上の保証温度
を容易に越えてしまい、長時間に亙って使用することは
困難であった。
【0007】本考案は以上のような実情に鑑みてなされ
たもので、放電管の口金部の温度上昇を抑制でき、使用
温度を放電管使用上の保証温度以下に抑制して部品の劣
化,破損を防止することができ放電管の寿命を延命可能
な光源装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案の光源装置は、高電圧放電管を、その両端に設
けられた口金部を介して装置本体の固定部に装着し、前
高電圧放電管に電圧を印加して当該高電圧放電管を発
光させるものにおいて、前記高電圧放電管の発光部と前
記口金部との間に、前記発光部から前記口金部への放射
熱の入射を遮る絶縁材料で構成された遮熱部材を設け
た。
【0009】
【作用】本考案の光源装置では、高電圧放電管の発光部
と口金部との間に、絶縁材料で構成された遮熱部材が設
けられていることにより、発光部から口金部へ向かう放
射熱が遮熱部材で遮られ、遮熱部材に電圧がリークして
ランプが点灯しないという恐れがなくなるため、遮熱に
最も効果的な位置に遮熱部材を配置して高電圧放電管の
口金部の温度上昇(加熱)を防止することができ、これ
により使用温度が保証温度内に抑制されると共に、口金
部等の各種部品の破損及び劣化が防止される。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例について説明する。
【0011】図1には本考案の一実施例に係る光源装置
の構成が示されている。本実施例の光源装置は、取付プ
レート20を有しており、その取付プレート20の所定
位置に一対の固定フレーム21,22が固定されてい
る。
【0012】固定フレーム21は図2に示す形状を有し
ている。すなわち、固定フレーム21は矩形の形をした
フレームで、所定の一つのコーナーを形成する隣接する
2辺を所定位置まで切除したような形状を有している。
【0013】固定フレーム21の一端部23が取付プレ
ート20に溶接又はねじによって固定されており、その
一端部23から垂直に曲げた一辺24に後述する放電管
を取付けるための固定部25が固定されている。辺24
の所定位置にねじ穴26が形成されていて、そのねじ穴
26に裏面から螺入したねじ27により固定部25を固
定フレーム21の辺24に固定している。固定フレーム
21の辺24と対向する辺28の先端部に遮熱部材29
が一体形成されている。
【0014】遮熱部材29は、馬蹄形の半円部31と、
この半円部31に対し回動自在に取り付けられる回動部
32とからなる。半円部31はその開口方向が取付プレ
ート20側に向き、かつ半円部の径方向が辺24,28
と平行となる向きで辺28の先端部に一体形成されてい
る。回動部32は半円部31と略同一径の半円形状をし
ており、その一端部を半円部31の一端部に重ね、その
重ねた部分を軸33にて回動自在に軸支している。従っ
て、回動部32を回動させることにより遮熱部材29の
中央部に開口円を形成したり、またその開口円を半円状
に開口させたりすることができる。
【0015】もう一つの固定フレーム22も、図2に示
す形状の固定フレーム21とほぼ同様の形状を有してお
り、取付プレート20に対し固定フレーム21と同様の
位置関係にある一辺の先端部に遮熱部材34が設けられ
ている。この固定フレーム22は、遮熱部材34が形成
された一辺と、その辺に対向する辺との間の距離が、上
記固定フレーム21よりも短く、かつ遮熱部材34の外
径が上記遮光部材29の外径よりも大きくなっている。
符号35は固定フレーム22に固定された固定部であ
る。
【0016】固定フレーム21,22の両遮熱部材2
9,34を所定距離だけ離間し、かつ互いの半円部が同
心位置となる状態で、固定フレーム21,22を取付プ
レート20にそれぞれ固定している。
【0017】上記各固定フレーム21,22の固定部2
5,35の近傍には複数枚の放熱板36,37が該フレ
ームと一体で設けられている。固定フレーム21,2
2、放熱板36,37、遮熱部材29,34は、アルミ
もしくは真ちゅう等の金属板でできており、黒色に着色
されている。また固定部25,35は、放電管38の両
端に設けた口金部39,40が装着される受金部が夫々
設けられている。
【0018】固定フレーム21と固定フレーム22との
距離は、放電管38の長手方向の長さに応じた距離に設
定されている。また遮熱部材29,34の開口部の内径
は、放電管38の直径よりも僅かに大きな径に設定され
ている。遮熱部材29,34の開口部の外径は、図1に
破線で示すように、放電管38の発光部41から固定部
25,35に入射する光を遮光できる程度の大きさに設
定されている。この遮光可能な空間(遮熱空間と一致)
は、各固定フレーム21,22の放電管38の軸方向の
位置と、遮熱部材29,34の外径との関係で決まる。
【0019】以上のように構成された本実施例では、各
遮熱部材29,34の回動部32(遮熱部材34の回動
部は不図示)を軸33を中心に回動させて開き、その状
態で放電管38の口金部39,40を固定部25,35
の受金部に装着する。このとき、遮熱部材29,34の
半円部31により、放電管38を位置決めすることも可
能である。そして回動部32を再び回動させて図2に示
す状態にする。この状態で、発光部41と各固定部2
5,35の両端とを夫々結ぶ線上に、各遮熱部材29,
34の外周が位置する。
【0020】次に、装置本体から放電管38の口金部3
9,40へ電圧を印加することにより、放電管38の発
光部41から光と熱を発する。本実施例では発光部41
と口金部39,40との夫々の間に配置された遮熱部材
29,34により、図1に点線で示す内側の空間には直
接放射熱が入射しない。すなわち放電管38の口金部3
9,40及び固定部25,35には直接放射熱が当たら
ないため、そのような放射熱による口金部39,40及
び固定部25,35の温度上昇が防がれる。なお、本実
施例の光源装置において、放電管使用時の温度を測定し
たところ、保証温度以下に抑制できることが確認され
た。
【0021】この様に本実施例によれば、放電管38の
発光部41と口金部39,40との間に遮熱部材29,
34を設け、発光部41から口金部39,40及び固定
部25,35へ直接入射する放射熱を遮るようにしたの
で、遮熱部材29,34に電圧がリークしてランプが点
灯しないという恐れがなくなるため、遮熱に最も効果的
な位置に遮熱部材29,34を配置して口金部39,4
0及び固定部25,35の温度上昇を抑制でき、放電管
使用時の温度を保証温度まで低下させることができる。
その結果、口金部39,40等の破損及び劣化を防止す
ることができ、放電管38の寿命を長くすることができ
る。
【0022】また本実施例によれば、遮熱部材29,3
4を半円部と回動部とで構成していることから、回動部
の操作といった簡単な操作だけで、放電管38の取付け
及び取り外し作業を実施できる。
【0023】なお、上記実施例では遮熱部材29を発光
部41に近接させているが、例えば図1に2点破線で示
す位置Pまで移動し、口金部39及び放熱板36に近付
けることもできる。この場合には、遮熱部材29の外径
は同図に示すD2まで拡大することが望ましい。
【0024】なお、放電管38が、特に水銀灯,キセノ
ンランプ等のように、点灯時に数kvオーダーの電圧
(高電圧)を印加することが必要な高電圧放電管である
場合、すなわち放電管38への印加電圧が高い場合
、口金部39,40、固定部25,35及び放熱板3
6,37等と遮熱部材29,34との間の沿面距離及び
空間距離とによって放電をおこす可能性がある。この場
合には、遮熱部材29,34を絶縁材料として用いるこ
ともできる。すなわち、遮熱部材29,34を絶縁材料
で構成することにより、遮熱部材29,34に電圧がリ
ークしてランプが点灯しないという恐れがなくなるた
め、放電管38への印加電圧が高い場合にも、遮熱に最
も効果的な位置に遮熱部材29,34を配置して、高電
圧放電管の口金部の温度上昇(加熱)を防止することが
でき、これにより使用温度が保証温度内に抑制されると
共に、口金部等の各種部品の破損及び劣化を防止するこ
とができる。
【0025】また上記実施例では遮熱部材を、発光部4
1を挟んで2枚配置しているが、例えば放電管38が縦
に配置されている場合には下方向への放熱は比較的小さ
いので、遮熱部材29のみを設け、遮熱部材34を削除
した構成としてもよい。図3〜図5には上記実施例の遮
熱部材と置換えて使用可能な遮熱部材の変形例が示され
ている。
【0026】図3に示す変形例は、遮熱部材を馬蹄形の
部材51の単体で構成した例である。図4に示す変形例
は、半円部52の一端に、長方形の回動部53の一端を
回動自在に取付けた例である。図5に示す変形例は、遮
熱部材を2つの環状体54,55で構成した例である。
各環状体54,55の内径は放電管38の直径に応じた
長さに設定され、発光部に近い環状体55の外径D
L は、口金部に近い環状体54の外径D2よりも小さく
設定している。2つの環状体54,55からなる遮熱部
材を用いた場合には、2重の遮熱効果となり、発光部に
近い環状体55で遮熱しても上昇してくる熱をさらに環
状体54で遮熱することができる。なお、図5に示す形
状の環状体54,55をいずれか1枚だけ使用すること
もでき、その様な場合には1枚でも遮熱できる位置に配
置する。
【0027】遮熱部材の形状は上記したものに限定され
るものではなく、遮熱効果を奏する形状であれば他の形
状であってもよい。また2枚以上の遮熱板を使用する場
合、全て同じ形状である必要はなく、各種の形状の遮熱
板を組合わせて遮熱効果を高めてもよい。
【0028】
【考案の効果】以上詳記したように本考案によれば、
電圧放電管の発光部と口金部との間に、高電圧放電管の
発光部から口金部への放射熱の入射を遮る絶縁材料で構
成された遮熱部材を設けたことにより、遮熱部材に電圧
がリークしてランプが点灯しないという恐れがなくなる
ため、遮熱に最も効果的な位置に遮熱部材を配置して
金部の温度上昇を防止することができ、これにより放電
管使用上の保証温度以下に温度を抑制できる。その結
果、口金部等の各種部品の劣化,破損を防止することが
でき放電管の寿命を延命することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る光源装置の断面図であ
る。
【図2】図1に示す光源装置に備えられる固定フレーム
の斜視図である。
【図3】馬蹄形の単体からなる遮熱部材の変形例であ
る。
【図4】回動部を長方形にした遮熱部材の変形例であ
る。
【図5】2重の環状体からなる遮熱部材の変形例であ
る。
【図6】遮熱構造を備えたランプソケットの斜視図であ
る。
【図7】従来の水銀灯の断面図である。
【符号の説明】
20…取付プレート、21,22…固定フレーム、2
5,35…固定部、29,34…遮熱部材、31…半円
部、32…回動部、36,37…放熱板、38…放電
管、39,40…口金部、41…発光部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21V 19/00 F21V 29/00 H01R 33/965

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電圧放電管を、その両端に設けられた
    口金部を介して装置本体の固定部に装着し、前記高電圧
    放電管に電圧を印加して当該高電圧放電管を発光させる
    光源装置において、 前記高電圧放電管の発光部と前記口金部との間に、前記
    発光部から前記口金部への放射熱の入射を遮る絶縁材料
    で構成された遮熱部材を設けたことを特徴とする光源装
    置。
JP1993001346U 1993-01-22 1993-01-22 光源装置 Expired - Lifetime JP2605061Y2 (ja)

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