JPH0660019U - 光源装置 - Google Patents

光源装置

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JPH0660019U
JPH0660019U JP134693U JP134693U JPH0660019U JP H0660019 U JPH0660019 U JP H0660019U JP 134693 U JP134693 U JP 134693U JP 134693 U JP134693 U JP 134693U JP H0660019 U JPH0660019 U JP H0660019U
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light emitting
light source
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、放電管の口金部の温度上昇を抑制し
破損防止を目的とする。 【構成】本考案の光源装置は、放電管38を、その両端
に設けられた口金部39,40を介して装置本体の固定
部25,35に装着し、前記放電管38に電圧を印加し
て該放電管を発光させるものにおいて、前記放電管38
の発光部41と前記口金部39,40との間に、前記発
光部41から前記口金部39,40への放射熱の入射を
遮る遮熱部材29,34を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、放電管を用いる水銀灯,キセノンランプ等の光源装置に係り、特に 放電管から放出される熱の遮熱構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ランプから発生する熱を遮熱して部品の劣化を防止する遮熱構造が 考えられている。例えば、特開昭55−102184号には、図6に示す遮熱構 造を有するランプソケットが記載されている。
【0003】 同図に示すランプソケットは、本体部1,接続体部2,遮熱体3から構成され ている。本体部1はランプ金口の受金部4を有すると共に、突起部5a,5bを 有する。接続体部2は、本体部1の突起部5a,5bと嵌合する突起部6a,6 bを有し、両者の突起部を嵌合することにより両者が電気的に接続されるように なっている。遮熱体3は本体部1の突起部5a,5bが貫通する穴7a,7bが 形成されている。そして本体部1の突起部5a,5bを遮熱体3の穴7a,7b に通して接続体部2の突起部6a,6bに嵌合させることにより、遮熱体3が両 者の間に保持される。
【0004】 この様な構造では、本体部1の受金部4に装着されるランプから発生する熱が 、遮熱体3により遮られて接続体部2に伝わらないため、接続体部2の劣化を防 止することができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述した遮熱構造はランプソケットの接続体部2の保護を図ったものである。 一方、図7に示すような構造の光源装置では、放電管11の両端に設けられた口 金部12a,12bの使用上の保証温度が定められており、その保証温度を越え て使用した場合には口金部12a,12bが破損する可能性がある。
【0006】 しかしながら、図7に示す光源装置では、放電管11の発光部からの放射熱が 直接口金部12a,12bに当たって口金部12a,12bを熱するため、口金 部12a,12bの温度が放電管使用上の保証温度を容易に越えてしまい、長時 間に亙って使用することは困難であった。
【0007】 本考案は以上のような実情に鑑みてなされたもので、放電管の口金部の温度上 昇を抑制でき、使用温度を放電管使用上の保証温度以下に抑制して部品の劣化, 破損を防止することができ放電管の寿命を延命可能な光源装置を提供することを 目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案の光源装置は、放電管を、その両端に設けら れた口金部を介して装置本体の固定部に装着し、前記放電管に電圧を印加して該 放電管を発光させるものにおいて、前記放電管の発光部と前記口金部との間に、 前記発光部から前記口金部への放射熱の入射を遮る遮熱部材を設けた。
【0009】
【作用】
本考案の光源装置では、放電管の発光部と口金部との間に遮熱部材が設けられ ているため、発光部から口金部へ向かう放射熱が遮熱部材で遮られ、放電管の口 金部の加熱が防止され、使用温度が保証温度内に抑制されると共に、劣化が防止 される。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。
【0011】 図1には本考案の一実施例に係る光源装置の構成が示されている。本実施例の 光源装置は、取付プレート20を有しており、その取付プレート20の所定位置 に一対の固定フレーム21,22が固定されている。
【0012】 固定フレーム21は図2に示す形状を有している。すなわち、固定フレーム2 1は矩形の形をしたフレームで、所定の一つのコーナーを形成する隣接する2辺 を所定位置まで切除したような形状を有している。
【0013】 固定フレーム21の一端部23が取付プレート20に溶接又はねじによって固 定されており、その一端部23から垂直に曲げた一辺24に後述する放電管を取 付けるための固定部25が固定されている。辺24の所定位置にねじ穴26が形 成されていて、そのねじ穴26に裏面から螺入したねじ27により固定部25を 固定フレーム21の辺24に固定している。固定フレーム21の辺24と対向す る辺28の先端部に遮熱部材29が一体形成されている。
【0014】 遮熱部材29は、馬蹄形の半円部31と、この半円部31に対し回動自在に取 り付けられる回動部32とからなる。半円部31はその開口方向が取付プレート 20側に向き、かつ半円部の径方向が辺24,28と平行となる向きで辺28の 先端部に一体形成されている。回動部32は半円部31と略同一径の半円形状を しており、その一端部を半円部31の一端部に重ね、その重ねた部分を軸33に て回動自在に軸支している。従って、回動部32を回動させることにより遮熱部 材29の中央部に開口円を形成したり、またその開口円を半円状に開口させたり することができる。
【0015】 もう一つの固定フレーム22も、図2に示す形状の固定フレーム21とほぼ同 様の形状を有しており、取付プレート20に対し固定フレーム21と同様の位置 関係にある一辺の先端部に遮熱部材34が設けられている。この固定フレーム2 2は、遮熱部材34が形成された一辺と、その辺に対向する辺との間の距離が、 上記固定フレーム21よりも短く、かつ遮熱部材34の外径が上記遮光部材29 の外径よりも大きくなっている。 符号35は固定フレーム22に固定された固定部である。
【0016】 固定フレーム21,22の両遮熱部材29,34を所定距離だけ離間し、かつ 互いの半円部が同心位置となる状態で、固定フレーム21,22を取付プレート 20にそれぞれ固定している。
【0017】 上記各固定フレーム21,22の固定部25,35の近傍には複数枚の放熱板 36,37が該フレームと一体で設けられている。固定フレーム21,22、放 熱板36,37、遮熱部材29,34は、アルミもしくは真ちゅう等の金属板で できており、黒色に着色されている。 また固定部25,35は、放電管38の両端に設けた口金部39,40が装着 される受金部が夫々設けられている。
【0018】 固定フレーム21と固定フレーム22との距離は、放電管38の長手方向の長 さに応じた距離に設定されている。また遮熱部材29,34の開口部の内径は、 放電管38の直径よりも僅かに大きな径に設定されている。遮熱部材29,34 の開口部の外径は、図1に破線で示すように、放電管38の発光部41から固定 部25,35に入射する光を遮光できる程度の大きさに設定されている。この遮 光可能な空間(遮熱空間と一致)は、各固定フレーム21,22の放電管38の 軸方向の位置と、遮熱部材29,34の外径との関係で決まる。
【0019】 以上のように構成された本実施例では、各遮熱部材29,34の回動部32( 遮熱部材34の回動部は不図示)を軸33を中心に回動させて開き、その状態で 放電管38の口金部39,40を固定部25,35の受金部に装着する。このと き、遮熱部材29,34の半円部31により、放電管38を位置決めすることも 可能である。そして回動部32を再び回動させて図2に示す状態にする。 この状態で、発光部41と各固定部25,35の両端とを夫々結ぶ線上に、各 遮熱部材29,34の外周が位置する。
【0020】 次に、装置本体から放電管38の口金部39,40へ電圧を印加することによ り、放電管38の発光部41から光と熱を発する。本実施例では発光部41と口 金部39,40との夫々の間に配置された遮熱部材29,34により、図1に点 線で示す内側の空間には直接放射熱が入射しない。すなわち放電管38の口金部 39,40及び固定部25,35には直接放射熱が当たらないため、そのような 放射熱による口金部39,40及び固定部25,35の温度上昇が防がれる。 なお、本実施例の光源装置において、放電管使用時の温度を測定したところ、 保証温度以下に抑制できることが確認された。
【0021】 この様に本実施例によれば、放電管38の発光部41と口金部39,40との 間に遮熱部材29,34を設け、発光部41から口金部39,40及び固定部2 5,35へ直接入射する放射熱を遮るようにしたので、口金部39,40及び固 定部25,35の温度上昇を抑制でき、放電管使用時の温度を保証温度まで低下 させることができる。その結果、口金部39,40等の破損及び劣化を防止する ことができ、放電管38の寿命を長くすることができる。
【0022】 また本実施例によれば、遮熱部材29,34を半円部と回動部とで構成してい ることから、回動部の操作といった簡単な操作だけで、放電管38の取付け及び 取り外し作業を実施できる。
【0023】 なお、上記実施例では遮熱部材29を発光部41に近接させているが、例えば 図1に2点破線で示す位置Pまで移動し、口金部39及び放熱板36に近付ける こともできる。この場合には、遮熱部材29の外径は同図に示すD2まで拡大す ることが望ましい。
【0024】 なお、放電管38への印加電圧が高い場合、口金部39,40、固定部25, 35及び放熱板36,37等と遮熱部材29,34との間との間の沿面距離及び 空間距離とによって放電をおこす可能性がある。この場合には、遮熱部材29, 34を絶縁材料として用いることもできる。
【0025】 また上記実施例では遮熱部材を、発光部41を挟んで2枚配置しているが、例 えば放電管38が縦に配置されている場合には下方向への放熱は比較的小さいの で、遮熱部材29のみを設け、遮熱部材34を削除した構成としてもよい。 図3〜図5には上記実施例の遮熱部材と置換えて使用可能な遮熱部材の変形例 が示されている。
【0026】 図3に示す変形例は、遮熱部材を馬蹄形の部材51の単体で構成した例である 。図4に示す変形例は、半円部52の一端に、長方形の回動部53の一端を回動 自在に取付けた例である。図5に示す変形例は、遮熱部材を2つの環状体54, 55で構成した例である。各環状体54,55の内径は放電管38の直径に応じ た長さに設定され、発光部に近い環状体55の外径DL は、口金部に近い環状体 54の外径D2よりも小さく設定している。2つの環状体54,55からなる遮 熱部材を用いた場合には、2重の遮熱効果となり、発光部に近い環状体55で遮 熱しても上昇してくる熱をさらに環状体54で遮熱することができる。 なお、図5に示す形状の環状体54,55をいずれか1枚だけ使用することも でき、その様な場合には1枚でも遮熱できる位置に配置する。
【0027】 遮熱部材の形状は上記したものに限定されるものではなく、遮熱効果を奏する 形状であれば他の形状であってもよい。また2枚以上の遮熱板を使用する場合、 全て同じ形状である必要はなく、各種の形状の遮熱板を組合わせて遮熱効果を高 めてもよい。
【0028】
【考案の効果】
以上詳記したように本考案によれば、放電管の発光部と口金部との間に遮熱部 材を設けたことにより、口金部の温度上昇を抑制でき、放電管使用上の保証温度 以下に温度を抑制できる。その結果、口金部等の各種部品の劣化,破損を防止す ることができ放電管の寿命を延命できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る光源装置の断面図であ
る。
【図2】図1に示す光源装置に備えられる固定フレーム
の斜視図である。
【図3】馬蹄形の単体からなる遮熱部材の変形例であ
る。
【図4】回動部を長方形にした遮熱部材の変形例であ
る。
【図5】2重の環状体からなる遮熱部材の変形例であ
る。
【図6】遮熱構造を備えたランプソケットの斜視図であ
る。
【図7】従来の水銀灯の断面図である。
【符号の説明】
20…取付プレート、21,22…固定フレーム、2
5,35…固定部、29,34…遮熱部材、31…半円
部、32…回動部、36,37…放熱板、38…放電
管、39,40…口金部、41…発光部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電管を、その両端に設けられた口金部
    を介して装置本体の固定部に装着し、前記放電管に電圧
    を印加して該放電管を発光させる光源装置において、前
    記放電管の発光部と前記口金部との間に、前記発光部か
    ら前記口金部への放射熱の入射を遮る遮熱部材を設けた
    ことを特徴とする光源装置。
JP1993001346U 1993-01-22 1993-01-22 光源装置 Expired - Lifetime JP2605061Y2 (ja)

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JP1993001346U JP2605061Y2 (ja) 1993-01-22 1993-01-22 光源装置

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JPH0660019U true JPH0660019U (ja) 1994-08-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006087975A1 (ja) * 2005-02-17 2006-08-24 Hamamatsu Photonics K.K. 光源装置

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