JP2544965Y2 - マイクロ波オーブン - Google Patents

マイクロ波オーブン

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JP2544965Y2
JP2544965Y2 JP1990074406U JP7440690U JP2544965Y2 JP 2544965 Y2 JP2544965 Y2 JP 2544965Y2 JP 1990074406 U JP1990074406 U JP 1990074406U JP 7440690 U JP7440690 U JP 7440690U JP 2544965 Y2 JP2544965 Y2 JP 2544965Y2
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セレギン マリオ
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ワールプール ユーロプ ベー ヴェー
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/6444Aspects relating to lighting devices in the microwave cavity
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/76Prevention of microwave leakage, e.g. door sealings
    • H05B6/766Microwave radiation screens for windows

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、キャビティ壁により包囲されたオーブンキ
ャビティと、前記キャビティにほぼ均一のマイクロ波エ
ネルギを供給するマイクロ波源と、前記キャビティを照
明する照明装置とを具え、前記照明装置は、前記キャビ
ティ壁に配置した光源と、前記照明装置から前記キャビ
ティの外部包囲空間にマイクロ波が漏れるのをほぼ防止
するマイクロ波シールとを有するものとして構成したマ
イクロ波オーブンに関するものである。
〔従来の技術〕
照明装置を有するオーブンは、多くの異なる形状のも
のが知られており、マイクロ波エネルギのみを使用した
オーブン、ホットエア並びに特別なグリル素子を使用し
たいわゆるコンビーオーブンがある。本明細書中の用語
マイクロ波オーブンはマイクロ波を使用するオーブンを
意図するものである。
マイクロ波オーブンにおいて、照明装置はキャビティ
のルーフまたはいずれかの側壁に設けるのが一般的であ
る。光源としてはキャビティ壁に嵌合配置したグローラ
ンプが使用される。本明細書中「グローランプ」とはフ
ィラメントを有し、このフィラメントの発熱によりグロ
ー(白熱)する白熱ランプを意味するものと理解された
い。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、この種の照明装置は、多くの条件に従わなけ
ればならない。例えば、所要の光強度でキャビティ全体
にわたり均一に照明しなければならない。キャビティ壁
に嵌合するランプはキャビティから漏れ出るマイクロ波
が無視できる以上の漏れを生ずるものであってはならな
い。この漏れは異なる国々の当局により制定された限界
値以下でなければならない。漏れたマイクロ波はマイク
ロ波オーブンの制御電子回路の動作を乱すため、マイク
ロ波の漏れは減少しなければならない。ランプ取付部お
よびグローランプ自体は、キャビティへのマイクロ波電
磁界(フィールド)分布に対してほとんど影響を与えな
いようにしなければならない。即ち、均等フィールド分
布は調理結果に最も重要であるためである。グローラン
プの寿命を長くすることも保証しなければならない。こ
のことはフィラメントを特別な形状にし、マイクロ波に
対するアンテナ機能従って、マイクロ波により励起され
る可能性を減少したり、僅かな量のマイクロ波しかフィ
ラメントに達しないようランプを保護位置に配置しなけ
ればならない。ランプの放熱は周囲の構成部材の動作を
乱さないよう制限しなければならない。しかし、例え
ば、ランプを保護有孔板の後方に配置する場合、より強
力な光源従って、高い電力が必要になり、多量の放熱を
生ずることになる。ランプおよびランプ取付部はキャビ
ティの内外でできるだけ占有空間を小さくする必要があ
る。概して照明装置は、キャビティ壁をできるだけ変更
せずにまた標準タイプのグローランプを使用することに
よって大量生産に適したものにし、また低コストで製造
できなければならない。
グリル素子を有するいわゆるコンビ−オーブンにおい
て、グリル素子の近傍の温度は300℃〜400℃になる。こ
の場合、照明装置はこのような高い温度に耐えるもので
なければならない。
従来技術のマイクロ波オーブン用照明装置は、上述の
条件のいつくかは満足し、いくつかはある程度満足し、
他のものはまるで満足していないものである。
西ドイツ特許公開第3,641,420号には、キャビティの
外部に設けた金属キャビティによりキャビティ壁の孔に
グローランプを配置した照明装置が記載されている。こ
の孔およびキャリヤからマイクロ波が漏れるのを減少す
るため、金属ネットの特別なスリーブをランプの周りに
設けている。上述の条件と比較すると、この照明装置
は、構造が比較的複雑であり、金属キャリヤはキャビテ
ィの外側に大きな空間を必要とする。
西ドイツ特許公開第3,643,307号には、常磁性材料の
スリーブによりグローランプを包囲した照明装置が記載
されている。このランプは、キャビティ壁の外側に設け
たいわゆるランプハウジングに配置する。キャビティの
内方に向かってランプおよびランプハウジングを保護ガ
ラスによりカバーする。この保護ガラスおよびそのキャ
ビティ壁に対する取付部はマイクロ波フィールドを攪乱
し、またランプハウジングからのマイクロ波漏れを生ず
る。この常磁性材料のスリーブの目的は、上述の攪乱お
よび漏れを減少するものである。しかし、上述の構造に
よれば、複雑かつ空間を必要とする。
西ドイツ特許公開第3,643,307号には、キャビティ壁
の内側に配置したランプ取付部によりグローランプを担
持し、取付部をキャビティ壁の窪みに引き込ませた照明
装置が記載されている。このランプは孔としてキャビテ
ィ空間に突出し、保護ガラスによりカバーされる。グロ
ーランプのこの突出位置はマイクロ波の波長に対してマ
イクロ波からの影響の下に発光を開始しないようにフィ
ラメント並びにフィラメントの支持脚の寸法を決めなけ
ればならないことを意味する。従って、この構造は、ラ
ンプを特別な形状に形成することを余儀なくされる。キ
ャビティ壁におけるソケットの窪んだ位置に関連してキ
ャビティにおけるグローランプの位置は、キャビティの
フィールド分布に影響を与える。
ヨーロッパ特許第120,536号には、キャビティ壁の孔
においていわゆる導波スリーブにグローランプを配置し
た照明装置が記載されいてる。このスリーブ並びにこの
スリーブ内のフィラメントの位置は、キャビティ壁の孔
を経てキャビティから漏れるマイクロ波を許容レベルま
で減少するよう選択する。この構造の全体は比較的複雑
であり、空間を必要とする。同様の構造について、米国
特許第2,526,226号に記載されており、この場合、マイ
クロ波の波長より小さいアルトカットオフ波長を有する
チューブを使用しているが、同じような欠点を有する。
西ドイツ特許公開第3,703,937号には、ランプを収容
するキャビティ壁にケージを取付けた他の構造が記載さ
れている。この場合、ケージとキャビティ壁との間の良
好な金属接触の保証を行わなければならないという特別
な問題があり、従って、ケージ、チューブ、およびスリ
ーブのようなシール手段を使用しなければならないとい
う欠点がある。
従って、本考案の目的は、従来技術の構造の欠点がな
く、上述の必要条件をほぼ完全に満たす照明装置を有す
る上述のマイクロ波オーブンを得るにある。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本考案によるマイクロ波
オーブンは、前記マイクロ波シールを、マイクロ波の波
長に関して孔を経てマイクロ波が通過するのをほぼ防止
するよう選択した小さい寸法を有する好適には円形の孔
としてキャビティ壁に形成した孔自体により構成し、光
源は前記キャビティの外部に配置した光集中グローラン
プを有するものとして構成し、更に前記グローランプ
は、前記孔に対して小さい寸法の短いフィラメントを有
し、前記孔の直前に配置したことを特徴とする。
本考案による照明装置は、上述の必要条件を満たし、
キャビティ壁の外部においてこのキャビティ壁に近接し
てグローランプを配置したことによりキャビティの均一
照明が得られる。孔の直径をマイクロ波の波長に適合さ
せたことによりマイクロ波の周囲への漏れ制御を完璧に
する。照明装置は構成簡単であり、安価に製造すること
ができ、キャビティ壁に対して無視しうる接触しか起こ
らず、キャビティへのマイクロ波フィールド分布に対す
る影響を最小にすることができる。
本考案の好適な実施例においては、前記キャビティの
前記孔は、光発散レンズの機能を有する形状にした保護
ガラスによりカバーする。
更に、本考案の好適な実施例においては、前記照明装
置は、ランプから後方から側方に放射される光を前記キ
ャビティ壁の孔に向けて指向させるよう前記グローラン
プを包囲するリフレクタを有するものとして構成する。
好適には、前記キャビティ壁の孔を円形にし、直径を
25mm以下の値にし、また好適には、14±1mmの直径とす
る。
更に、好適には、前記キャビティ壁の孔は直径14mmの
円形孔とし、前記ランプおよびリフレクタを前記キャビ
ティ壁の平面で円形となるようにし、また前記ランプお
よびリフレクタをランプソケットにより組合せ、この組
立体を、前記キャビティ壁の外側面に対して直接または
前記孔を包囲する前記保護ガラスの一部を介して前記リ
フレクタの前縁を押し付けるばねによって固定する。前
記保護ガラスの周辺部分を円形にし、前記リフレクタの
端縁のためのトラックを設け、また前記保護ガラスに
は、前記孔に嵌合して前記キャビティに挿入される光発
散ドーム状頂部を有する中心部分を設けると好適であ
る。
〔実施例〕
次に、図面につき本考案の好適な実施例を説明する。
第1図は、マイクロ波オーブン即ち、電子レンジのハ
ウジング1を線図的に示す。参照符号2はキャビティ空
間を示し、参照符号19はマイクロ波源を線図的に示す。
キャビティルーフ3は、本考案による照明装置4を設
ける。
この照明装置4は、キャビティルーフに形成した円形
の孔5と、孔5の直前のキャビティの外側に配置した光
集中グローランプ6を有する。孔からキャビティへの良
好な配光を保証するため、グローランプは、第1に、孔
の直径よりも小さい直径を有し、第2にキャビティルー
フに近接して配置することが必要である。
ランプは、ランプソケット7に挿入し、このソトット
に接続したワイヤ8から電流を供給する。ランプソケッ
ト7は、グローランプから散乱する光を集光するリフレ
クタ9に組合せ、このリフレクタにより光を孔5に指向
する。
孔5を、キャビティルーフの外側に隣接する包囲部分
10およびアーチ状の頂部11を有する中心部分よりなる保
護ガラスによりカバーし、この中心部分を孔からキャビ
ティに挿入する。包囲部分10はトラック12を有し、この
トラックにリフレクタ9の前縁13を休止させる。アーチ
状の頂部11の内側をボール14でカバーし、これらボール
は保護ガラスと同一の材料とするよく、これによりアー
チ形状とともに光発散機能を行う。
ランプソケット7、ランプ6、リフレクタ9および保
護ガラス10、11はばね15により固定する。ばね15は、キ
ャビティ2又はハウジング1に固着した2個のアタッチ
メント16、17間に緊張させる。ばね15はランプソケット
7およびリフレクタ9の端縁13を保護ガラスのトラック
12に押し付け、従って、この保護ガラスはキャビティル
ーフ3の外面に押し付けられる。
ランプ交換のためには、ランプソケット7はばね15を
釈放することによって行うことができる。ランプを交換
した後、ばね15を再び緊締する。このことからオーブン
の製造中照明装置の組立は、作業が少なくかつ簡単であ
る。
図面は、本考案による照明装置の普通の寸法を示す。
代表的には孔の直径は、14mmで、ランプの断面の直径は
この場合、約8mmである。ランプのフィラメント18とキ
ャビティ壁との間の距離は約7mmである。好適には、ハ
ロゲンランプとしたランプを6V又は12Vの交流電圧によ
り動作させる。この形式のランプにおいて、フィラメン
トの長さは約3mmである。フィラメントの短い長さは、
ランプの寿命および機械的強度およびマイクロ波オーブ
ンのドアの取扱いで発生する振動に耐える能力を向上さ
せるのに寄与する。照明装置を、上述のいわゆるコンビ
−オーブンに使用するときハロゲンランプは望ましい温
度抵抗を示す。
上述の14mmの孔の直径およびたの測定値によれば、最
大0.1V/cm2のマイクロ波リークしか生じない。この値は
明らかに許容限界以下であり、オーブンの制御電子機器
の動作を妨害することはない。
上述の実施例では、照明装置は1個の孔および1個の
グローランプを有するものとして説明した。しかし、複
数個の孔およびこの孔に対応する数のグローランプを有
するものとして構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案によりマイクロ波オーブンの線図的縦
断面図である。 1……ハウジング 2……キャビティ空間 3……キャビティルーフ 4……照明装置 5……孔 6……グローランプ 7……ランプソケット 8……ワイヤ 9……リフレクタ 10……包囲部分(保護ガラス) 11……頂部(保護ガラス) 12……トラック 13……前縁 14……ボール 15……ばね 16,17……アタッチメント 18……フィラメント 19……マイクロ波源

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビティ壁により包囲されたオーブンキ
    ャビティと、前記キャビティにほぼ均一のマイクロ波エ
    ネルギを供給するマイクロ波源と、前記キャビティを照
    明する照明装置とを具え、前記照明装置は、前記キャビ
    ティ壁に配置した光源と、前記照明装置から前記キャビ
    ティの外部包囲空間にマイクロ波が漏れるのをほぼ防止
    するマイクロ波シールとを有するものとして構成したマ
    イクロ波オーブンにおいて、前記マイクロ波シールを、
    マイクロ波の波長に関して孔を経てマイクロ波が通過す
    るのをほぼ防止するよう選択した小さい寸法を有する好
    適には円形の孔としてキャビティ壁に形成した孔自体に
    より構成し、前記光源は前記キャビティの外部に配置し
    た光集中グローランプを有するものとして構成し、更
    に、前記グローランプは、前記孔に対して小さい寸法の
    短いフィラメントを有し、前記孔の直前に配置し、前記
    キャビティの前記孔を、光発散レンズの機能を有する形
    状にした保護ガラスによりカバーし、前記照明装置は、
    ランプから後方から側方に放射される光を前記キャビテ
    ィ壁の孔に向けて指向させるよう前記グローランプを包
    囲するリフレクタを有するものとして構成し、また前記
    ランプおよびリフレクタをランプソケットにより組合
    せ、この組立体を、前記キャビティ壁の外側面に対して
    直接または前記孔を包囲する前記保護ガラスの一部を介
    して前記リフクレタの前縁を押し付けるばねによって固
    定したことを特徴とするマイクロ波オーブン。
  2. 【請求項2】前記キャビティ壁の孔を円形にし、直径を
    25mm以下の値にした請求項1記載のマイクロ波オーブ
    ン。
  3. 【請求項3】前記キャビティ壁の孔は直径14±1mmの円
    形孔とした請求項2記載のマイクロ波オーブン。
  4. 【請求項4】前記保護ガラスの周辺部分を円形にし、前
    記リフレクタの端縁のためのトラックを設け、また前記
    保護ガラスには、前記孔に嵌合して前記キャビティに挿
    入される光発散ドーム状頂部を有する中心部分を設けた
    請求項1記載のマイクロ波オーブン。
JP1990074406U 1989-07-18 1990-07-16 マイクロ波オーブン Expired - Fee Related JP2544965Y2 (ja)

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