JPH017939Y2 - - Google Patents

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JPH017939Y2
JPH017939Y2 JP1984197006U JP19700684U JPH017939Y2 JP H017939 Y2 JPH017939 Y2 JP H017939Y2 JP 1984197006 U JP1984197006 U JP 1984197006U JP 19700684 U JP19700684 U JP 19700684U JP H017939 Y2 JPH017939 Y2 JP H017939Y2
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heat
fluorescent lamp
heat shielding
shielding cylinder
incandescent lamp
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、蛍光灯と白熱灯とを装備する照明
器具に関するものである。
〔背景技術〕
第3図および第4図に従来例を示す。第3図は
縦断面図、第4図は第3図における−線断面
図である。
これらの図において、1は器具本体、2は器具
本体1の中央部に設けた白熱灯、3は器具本体1
内で白熱灯2の外側に互いに平行に複数設けた直
管形の蛍光灯、4は器具本体1に取付けたグロー
ブ、5は白熱灯2の直下においてグローブ4に形
成した透光穴、6は器具本体1を直付けした天井
面である。
従来例には、つぎのような問題があつた。
白熱灯2は蛍光灯3に比べて発熱量が多く、
グローブ4内部の温度が相当に高くなる。その
ため、器具本体1の大きさや、白熱灯2,蛍光
灯3のワツト数,灯数に制約を受けていた。
前記と同様の理由により、主として、蛍光
灯3の電気部品(安定器、ソケツトなど)に熱
的悪影響を与えていた。
なお、白熱灯2が器具本体1の中央部のみに
存在するため、グローブ4の側面ではα部が、
下面ではβ部が、それ以外の部分よりも暗く、
グローブ4に輝度むらが生じていた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、従来例の問題点,の解
消を図り、熱的悪影響の少ない照明器具を提供す
ることである。
〔考案の開示〕
この考案の照明器具は、器具本体の下面に白熱
灯を直接に取付け、この白熱灯の全周を囲つて下
面が開放し上面が前記器具本体の下面に取付いた
遮熱用筒体を設け、この遮熱用筒体の外面を反射
面に形成し、前記遮熱用筒体の外側に蛍光灯およ
びその安定器を設け、前記遮熱用筒体の下端を開
口させて前記蛍光灯および安定器を下面および側
面にわたつて覆うグローブを前記器具本体に取付
け、前記器具本体の上面に内部が通風路となり前
記遮熱用筒体よりも外周に広がつた偏平なボツク
ス状取付部を設け、このボツクス状取付部の外周
面に放熱穴を設けるとともに、前記遮熱用筒体の
内側から前記ボツクス状取付部内に連通した放熱
穴を設けたものである。
この考案の構成によれば、つぎの作用がある。
(a) 白熱灯の熱が蛍光灯の方に移行するのを、白
熱灯のまわりに設けた遮熱用筒体が防止する。
遮熱用筒体内の熱は、遮熱用筒体から器具本
体の放熱穴を貫通して器具本体の上方空間を通
る通風路から外部空間に逃げる。
このため、グローブ内にこもる熱量は従来例
ほど多くならず、器具本体の大きさや、白熱
灯,蛍光灯のワツト数,灯数について受ける制
約が緩和される。
また、白熱灯は、前記通風路内で器具本体の
みに支持された状態となり、白熱灯の取付部に
ついても通風路を流れる空気により高い放熱効
果が得られる。
(b) 前記(a)と同様の理由により、蛍光灯の電気部
品(安定器、ソケツトなど)その他の部品に熱
的悪影響を与えないですむ。
実施例 この考案の一実施例を第1図および第2図に基
づいて説明する。第1図は縦断面図、第2図はグ
ローブを外した状態の底面図である。
これらの図において、10は器具本体、11は
器具本体10の上面に連設され、天井面6に直付
けされるボツクス状取付け部、12は器具本体1
0の中央部に取付けられた白熱灯用ソケツト、1
3はそのソケツト12に装着された白熱灯、14
は器具本体10に取付けられた白熱灯用の反射板
である。
また、15は白熱灯13の外側において、白熱
灯13と同心状態で器具本体10に設けた円環形
蛍光灯、16は円環形蛍光灯15の外側において
互いに平行な状態で器具本体10に2本設けた直
管形蛍光灯、17はそのソケツト、18は安定器
である。
19は円環形蛍光灯15の内側で白熱灯13の
まわりに白熱灯13と同心状態に設けた遮熱用筒
体、20は遮熱用筒体19の下部と器具本体10
の周辺部とにわたつて円環形蛍光灯15および直
管形蛍光灯16を覆う状態に設けたグローブ、2
1は遮熱用筒体19の下端開口部に連通する状態
でグローブ20に形成した透光穴である。
22は遮熱用筒体19の内側でかつ反射板14
の外側において、器具本体10に複数形成した放
熱穴、23はボツクス状取付け部11の側板部に
複数形成した外部空間に連通する放熱穴であり、
器具本体10の放熱穴22は、ボツクス状取付け
部11の内部空間と放熱穴23とを介して外部空
間に連通している。
遮熱用筒体19の外周面は、鏡面仕上げされて
反射面24となつている。
第1図において、破線の矢印Hは熱の流れを表
す。すなわち、白熱灯13が発生した熱は、上昇
気流となつて放熱穴22からボツクス状取付け部
11の内部空間へ流入したのち、放熱穴23を通
つて外部空間へ逃げる。この上昇気流のために、
室内の低温空気が透光穴21から遮熱用筒体19
の内部に流入し、熱の流れを促進するとともに、
遮熱用筒体19や反射板14を冷却する。また、
器具本体10の白熱灯13を取付けた部分も冷却
する。
この実施例によれば、先に述べた考案の構成に
よる作用効果のほか、つぎのような利点がある。
遮熱用筒体19の外周面が反射面24に形成さ
れているため、直管形蛍光灯16からの光が反射
面24に反射されて、グローブ20の側面のα部
にも十分に光を供給するとともに、グローブ20
の下面のβ部にも十分に光を供給する。
また、円環形蛍光灯15がβ部に位置し、α部
にも近接しているため、これらα部およびβ部へ
の光の供給が他の箇所への供給とほぼ均等に行わ
れる。
したがつて、グローブ20における輝度むらが
改善されるのである。
また、遮熱用筒体19よりも外周に広がる偏平
なボツクス状取付部11を器具本体10の上面に
設け、その外周面に放熱穴23を設けており、こ
のように放熱穴23が遮熱用筒体19よりも外周
側に離れ、かつボツクス状取付部11が偏平であ
るため、遮熱用筒体19内の白熱灯13の光が放
熱穴23から外方に漏れない。しかも、放熱穴2
3が外周面に設けられているため、上向きに開口
させたものと異なり、放熱穴23から塵埃が侵入
し難い。
この考案は、上記実施例のほか、つぎのものも
実施例として含む。
円環形蛍光灯15をなくし、すべての蛍光灯
を直管形蛍光灯としたもの。この場合、直管形
蛍光灯の本数は左右で合計4本とか2本とか任
意である。
〔考案の効果〕
この考案によれば、つぎの効果がある。
(a) 白熱灯の熱が蛍光灯の方に移行するのを、白
熱灯のまわりに設けた遮熱用筒体が防止する。
そして、遮熱用筒体内の熱は、外部空間に連
通するように器具本体に形成した放熱穴を通つ
て外部空間に逃げる。
このため、グローブ内にこもる熱量は従来例
ほど多くならず、器具本体の大きさや、白熱
灯,蛍光灯のワツト数,灯数について受ける制
約を緩和することができる。
また、白熱灯は、遮熱用筒体から器具本体の
放熱穴を通つて器具本体と器具本体取付部との
間の空間を通る通風路内で器具本体のみに支持
された状態となる。そのため、白熱灯の取付部
についても通風路を流れる空気により高い放熱
効果が得られる。しかも、器具本体と器具本体
取付け部との間に通風路となる空間が介在する
ため、白熱灯から熱伝導で天井等の取付面に熱
が伝わることがなく、天井面の温度上昇が防止
できる。
(b) 前記(a)と同様の理由により、蛍光灯の電気部
品(安定器,ソケツトなど)その他の部品に熱
的悪影響を与えないですみ、それらの寿命を延
長化することができる。
(c) 遮熱用筒体よりも外周に広がる偏平なボツク
ス状取付部を器具本体の上面に設け、その外周
面に放熱穴を設けているが、このように放熱穴
が遮熱用筒体よりも外周側に離れ、かつボツク
ス状取付部が偏平であるため、遮熱用筒体内の
白熱灯の光が放熱穴から外方に漏れない。
また、放熱穴が外周面に設けられているた
め、上向きに開口させたものと異なり、放熱穴
から塵埃が侵入し難い。
(d) 安定器を遮熱用筒体の外側で器具本体に取付
けており、安定器を白熱灯および天井と離して
いるため、前記のように白熱灯の熱が安定器に
影響しすることが防止されるうえ、安定器自体
の熱が天井に影響することが少なく、このこと
からも天井の温度上昇が緩和される。
(e) グローブを、遮熱用筒体の下端を開口させて
蛍光灯の下面および側面を覆うものとしている
ため、グローブに対して白熱灯の光が遮熱用筒
体で確実に遮断される。そのため、グローブ内
で白熱灯の光と蛍光灯の光が混じり合つてグロ
ーブの色が不均一になるということがなく、均
一な色が得られる。
(f) 遮熱用筒体の外面を反射面としているため、
グローブの輝度の低下し易い箇所となる遮熱用
筒体の下端付近の輝度を反射光により高くし、
グローブ全体の輝度むらを無くすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の縦断面図、第2
図はグローブを外した状態の底面図、第3図は従
来例の縦断面図、第4図は第3図における−
線断面図である。 6……天井面、10……器具本体、11……ボ
ツクス状取付け部(器具本体取付け部)、13…
…白熱灯、15……円環形蛍光灯、16……直管
形蛍光灯、19……遮熱用筒体、20……グロー
ブ、22……放熱穴、23……放熱穴、24……
反射面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 器具本体の下面に白熱灯を直接に取付け、こ
    の白熱灯の全周を囲つて下面が開放し上面が前
    記器具本体の下面に取付いた遮熱用筒体を設
    け、この遮熱用筒体の外面を反射面に形成し、
    前記遮熱用筒体の外側に蛍光灯およびその安定
    器を設け、前記遮熱用筒体の下端を開口させて
    前記蛍光灯および安定器を下面および側面にわ
    たつて覆うグローブを前記器具本体に取付け、
    前記器具本体の上面に内部が通風路となり前記
    遮熱用筒体よりも外周に広がつた偏平なボツク
    ス状取付部を設け、このボツクス状取付部の外
    周面に放熱穴を設けるとともに、前記遮熱用筒
    体の内側から前記ボツクス状取付部内に連通し
    た放熱穴を設けた照明器具。 (2) 前記蛍光灯が、前記遮熱用筒体と同心状の円
    環形蛍光灯と、この円環形蛍光灯の外面におい
    て互いに平行に設けられた直管形蛍光灯とであ
    る実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の照明器
    具。
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JPS61113314U JPS61113314U (ja) 1986-07-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61113314U (ja) 1986-07-17

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