JP4375551B2 - 天井埋込形照明器具 - Google Patents

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本発明は、非常灯を組み込んだ天井埋込形照明器具に関する。
従来、天井に埋め込まれて設置される天井埋込形照明器具では、器具本体に2本の直管形の蛍光ランプを平行状または4本の直管形の蛍光ランプを四角形状に配置し、これら蛍光ランプの内側間に非常灯などを組み込んだ構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
非常灯は、電池および非常用ランプなどを備え、商用電源が供給されている通常時には商用電源で電池を充電し、商用電源の停電時には電池の電源で非常用ランプを点灯させている。
特開平11−288620号公報(第2−3頁、図1、図7)
しかしながら、近年の蛍光ランプの細径化に伴ってランプ温度が上昇する傾向があり、このランプ温度の上昇によって非常灯が備える電池の温度が上昇し、この電池が早期に劣化して寿命が短くなる問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、非常灯の温度上昇を抑制し、電池の寿命を長くできる天井埋込形照明器具を提供することを目的とする。
請求項1記載の天井埋込形照明器具は、周辺域に蛍光ランプが配置される蛍光ランプ収容部を有する器具本体と;器具本体の周辺域に配置され、蛍光ランプを点灯させる点灯装置と;器具本体の中央域で蛍光ランプ収容部より内側に配置され、器具本体の中心に対して点灯装置と反対側に配置される電池を有する非常灯と;器具本体の蛍光ランプ収容部と非常灯との間に配置され、これら蛍光ランプ収容部と非常灯とを遮蔽する筒状の遮蔽体と;を具備しているものである。
そして、器具本体の蛍光ランプ収容部と非常灯との間に配置する筒状の遮蔽体で、これら蛍光ランプ収容部と非常灯とを遮蔽するため、蛍光ランプのランプ温度が上昇しても、非常灯の電池の温度上昇を抑制し、電池の寿命を長くする。さらに、非常灯の電池を器具本体の中心に対して点灯装置と反対側に配置したため、点灯装置から電池への熱影響も低減する。
請求項2記載の天井埋込形照明器具は、請求項1記載の天井埋込形照明器具において、器具本体の下面に非常灯と遮蔽体との間に連通する通気孔を設けたものである。
そして、器具本体の下面に非常灯と遮蔽体との間に連通する通気孔を設けたため、非常灯と遮蔽体との間を流れる気流を発生させて冷却効果を高め、非常灯の電池の温度上昇をより抑制する
請求項1記載の天井埋込形照明器具によれば、器具本体の蛍光ランプ収容部と非常灯との間に配置する筒状の遮蔽体で、これら蛍光ランプ収容部と非常灯とを遮蔽するため、蛍光ランプのランプ温度が上昇しても、非常灯の電池の温度上昇を抑制でき、電池の寿命を長くでき、さらに、非常灯の電池を器具本体の中心に対して点灯装置と反対側に配置したため、点灯装置から電池への熱影響も低減できる。
請求項2記載の天井埋込形照明器具によれば、請求項1記載の天井埋込形照明器具の効果に加えて、器具本体の下面に非常灯と遮蔽体との間に連通する通気孔を設けたため、非常灯と遮蔽体との間を流れる気流を発生させて冷却効果を高め、非常灯の電池の温度上昇をより抑制できる
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は天井埋込形照明器具の断面図、図2は天井埋込形照明器具の平面図、図3天井埋込形照明器具の底面図である。
天井埋込形照明器具11は、天井面を構成する天井板12に形成された埋込孔13を通じて天井板12内に埋め込まれて設置されるもので、大きさの異なる2本の円環状の蛍光ランプ14が用いられている。この蛍光ランプ14は、円環状の発光管15、この発光管15の両端が接続された口金16を有している。
天井埋込形照明器具11は、埋込孔13を通じて天井板12に埋め込み設置される外形状が円形の器具本体21を有し、この器具本体21内には、周辺域に2本の蛍光ランプ14を収容する環状の蛍光ランプ収容部22が形成されているとともに、この環状の蛍光ランプ収容部22の内側の中央域に非常灯23を収容する非常灯収容部24が形成されている。
この器具本体21は、例えばアルミニウム製の板材から絞り加工によって下方へ向けて開口した断面略逆U字形に一体成形されており、天板部25を有し、この天板部25の周囲から下方へ向けて側板部(周面部)26が形成され、この側板部26の下端周縁から天井板12の下面に接合される枠部27が形成されている。
器具本体21の側板部26は下方へ向けて拡開する傾斜面状に形成され、天板部25と側板部26とは湾曲部28によって連続した面に形成されており、これら天板部25、湾曲部28および側板部26の蛍光ランプ14に対向する内面に、例えば白色塗装や鏡面仕上によって処理された反射面29が形成されている。
天板部25には、蛍光ランプ収容部22に臨んで、各蛍光ランプ14の口金16が接続されるランプソケット30がそれぞれ取り付けられているとともに、各蛍光ランプ14の口金16と反対側の発光管15の部分を着脱可能に保持するランプホルダ31がそれぞれ取り付けられている。ランプソケット30は蛍光ランプ14の口金16を着脱可能に保持するホルダ機能も有している。そして、各ランプソケット30および各ランプホルダ31は、それぞれ周方向に位置をずらして配置され、各蛍光ランプ14の着脱操作を容易にしている。
また、器具本体21の天板部25の中央領域には非常灯収容部24の上面に連通する非常灯挿通用の開口部41が形成され、この開口部41の下面および非常灯収容部24を覆って非常灯取付体42が器具本体21に対して着脱可能に取り付けられている。開口部41の縁部には、器具本体21の施工時に天井構造物から垂下されている吊ボルトを挿通してナットにより器具本体21を取り付ける取付孔25aが形成されており、この取付孔25aも非常灯取付体42で覆われる。
この非常灯取付体42は、例えばアルミニウム製の板材から絞り加工によって上方へ向けて開口した断面略U字形に一体成形されており、下面部43を有し、この下面部43の周囲から上方へ向けて拡開する側面部(周面部)44が形成され、この側面部44の上端周縁に器具本体21の天板部25の下面側に着脱可能に取り付けられる取付縁部45が形成されている。
側面部44は、上方へ向けて拡開し、上端側が器具本体21の側板部26および蛍光ランプ14に接近するように傾斜面状に形成されており、この側面部44の蛍光ランプ14に対向する外面に、例えば白色塗装や鏡面仕上によって処理された反射面46が形成されている。
非常灯取付体42を器具本体21に着脱可能に取り付けるために、非常灯取付体42の取付縁部45の外周縁の複数箇所、好ましくは3箇所以上には被取付部が設けられ、器具本体21の開口部41の周縁部で各被取付部に対応した複数箇所には被取付部47を介して着脱可能に取り付けるばね体48が取り付けられている。
器具本体21と非常灯取付体42との間には、2本の蛍光ランプ14が水平に配置される円環状の蛍光ランプ収納部22が形成され、この蛍光ランプ収納部22の下面に光を照射する円環状の照射開口51が形成されている。
器具本体21と非常灯取付体42との間の照射開口51には蛍光ランプ14の光を制光する制光体52が着脱可能に取り付けられている。この制光体52は、ルーバ体であり、器具本体21の内側に係合する円環状の外側枠部53、非常灯取付体42の外側に係合する円環状の内側枠部54、これら外側枠部53と内側枠部54との間に放射状に取り付けられる複数のルーバ片55を備えている。
また、器具本体21の周辺域上面であって蛍光ランプ収容部22に配置されるランプソケット30の上方位置には、蛍光ランプ14を点灯させるインバータ点灯回路を有する点灯装置58が配設されている。これにより、ランプソケット30と点灯装置58との配線距離を短くでき、インバータ点灯回路で蛍光ランプ14を高周波点灯させる効率を向上できる。
また、非常灯取付体42の下面部43の中央には開口部61が形成され、この開口部61を通じて非常灯23が取り付けられている。非常灯23は、円筒状の非常灯本体62を有し、この非常灯本体62内の下部側には、非常用ランプ63、この非常用ランプ63を接続するランプソケット64および下方へ向けて開口された反射体65を有する灯体66が配設されている。非常灯本体62内の上部側には、電池67および非常用点灯装置68が配設されている。非常用点灯装置68は、商用電源が供給されている通常時には商用電源で電池67を充電し、商用電源の停電時には電池67の電源で非常用ランプ63を点灯させる。
非常灯本体62の下面には、灯体66の反射体65の下縁が係合する円環状の内側の枠部69と、非常灯取付体42の下面部43に係合する円環状の外側の枠部70とが取り付けられ、これら内外の枠部69,70間には隙間が形成され、この隙間が通気孔71として形成されている。
非常灯本体62の周囲には、非常灯23と蛍光ランプ収容部22の内側の反射面46との間に配置されてこれら非常灯23と蛍光ランプ収容部22の内側の反射面46とを遮蔽する遮蔽体72が取り付けられている。この遮蔽体72は、例えば金属製で、上下に開口する筒状に形成されているとともに表面が黒色に塗装され、複数の取付金具73によって非常灯取付体42に取り付けられており、非常灯本体62を非常灯取付体42に支えている。
非常灯本体62および遮蔽体72の上部は器具本体21の開口部41から上方に突出されている。
なお、非常灯23の下面からは点検紐74が引き出され、この点検紐74を引っ張り操作することにより電池67の電源によって非常用ランプ63を点灯させるようにして電池67の状態を点検可能としている。
そして、天井埋込形照明器具11を施工するには、各蛍光ランプ14、制光体52および非常灯取付体42を外した状態の器具本体21を天井板12の埋込孔13に挿入するとともに天井構造物から垂下する吊ボルトに対して取り付ける。天井板12の上方に配線されている電源線を点灯装置58に接続する。
点灯装置58からの電線線の送り配線を非常灯23の非常用点灯装置68に接続し、非常灯23および遮蔽体72の上部を器具本体21の開口部41に下方から上方に挿入し、これら非常灯23および遮蔽体72が取り付けられている非常灯取付体42を器具本体21の中央域に複数のばね体48によって取り付ける。
各蛍光ランプ14をランプソケット30およびランプホルダ31に取り付けて蛍光ランプ収容部22に収容し、照射開口51に制光体52を取り付ける。
このように構成された天井埋込形照明器具11では、器具本体21の蛍光ランプ収容部22と非常灯23との間に配置する筒状の遮蔽体72で、これら蛍光ランプ収容部22と非常灯23とを遮蔽するため、蛍光ランプ14の細径化による点灯時のランプ温度が上昇しても、非常灯23の電池67の温度上昇を抑制でき、電池67の寿命を長くできる。
また、器具本体21の下面に非常灯23と遮蔽体72との間に連通する通気孔71を設けたため、非常灯23と遮蔽体72との間を上方へ流れる気流を発生させて冷却効果を高め、非常灯23の電池67の温度上昇をより抑制できる。
また、非常灯23の電池67を器具本体21の中心に対して点灯装置58やランプソケット30と反対側に配置したため、点灯装置58の熱や、蛍光ランプ14のフィラメントが配置される口金16からの熱が電池67へ影響するのを低減できる。
また、遮蔽体72の表面を黒色に塗装したので、熱吸収性を高め、この遮蔽体72に吸収した熱を器具本体21の上部から突出する遮蔽体72の上部から放熱でき、そのため、放熱性を向上できる。
なお、蛍光ランプ14やこの蛍光ランプ14を収容する器具本体21の蛍光ランプ収容部22などは、円環状に限らず、四角形状などの多角形の場合にも同様に適用できる。
また、環状の蛍光ランプ収容部22に収納する蛍光ランプ14は、円環状に限らず、四角形環状などの多角形環状でもよく、あるいは直管形ランプを四角形状に配置してもよい。
本発明の一実施の形態を示す天井埋込形照明器具の断面図である。 同上天井埋込形照明器具の平面図である。 同上天井埋込形照明器具の底面図である。
11 天井埋込形照明器具
14 蛍光ランプ
21 器具本体
22 蛍光ランプ収容部
23 非常灯
58 点灯装置
67 電池
71 通気孔
72 遮蔽体

Claims (2)

  1. 周辺域に蛍光ランプが配置される蛍光ランプ収容部を有する器具本体と;
    器具本体の周辺域に配置され、蛍光ランプを点灯させる点灯装置と;
    器具本体の中央域で蛍光ランプ収容部より内側に配置され、器具本体の中心に対して点灯装置と反対側に配置される電池を有する非常灯と;
    器具本体の蛍光ランプ収容部と非常灯との間に配置され、これら蛍光ランプ収容部と非常灯とを遮蔽する筒状の遮蔽体と;
    を具備していることを特徴とする天井埋込形照明器具。
  2. 器具本体の下面に非常灯と遮蔽体との間に連通する通気孔を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の天井埋込形照明器具
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