JP6172247B2 - ガスクロマトグラフ - Google Patents

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Description

本発明は、ガスクロマトグラフに係り、特にオーブン内部の照明に関する。
分析計の一種であるガスクロマトグラフは、固定相を充填したカラムに移動相であるキ
ャリアガスを連続的に流し、瞬間的に混合試料をカラムの入口から導入することによって、混合試料が移動相と共にカラム内を移動する間に固定相に対する各成分の吸着性(親和性)や分配係数の差異に基づく移動速度の差を利用して各成分を相互分離し、定量定性分析する装置である。
カラムと、カラムの両端にそれぞれ密封連結された試料気化室および検出器部によって、ガスクロマトグラフの一部が構成される。混合試料がキャリアガスとともに、試料気化室およびカラムを通り、検出器ガス導入路から導入された検出器ガスとともに検出器部に導入される。
ガスクロマトグラフでの分析においては通常、分析の目的に応じたカラムを選択する必要がある。またメンテナンスの際にはカラムの脱着を行う必要がある。カラムはオーブン内に配され、試料気化室および分離された試料を検出する検出器部に接続される。通常、試料気化室および検出器部とカラムの接続部はオーブンの上部奥に配されている。
試料気化室内部はカラムにガスを供給するために大気圧よりも高圧に設定されており、カラムと試料気化室および検出器部との接続が不完全であれば、接続部において漏れが発生して分析結果に悪影響を及ぼす。
そのためにカラム両端部に例えばグラファイトのフェルールを装着しナットを用いて締め付けることでカラムと試料気化室および検出器部の密閉性を確保する。さらに分析性能の確保のためにフェルールからの「カラム挿入長さ」が決められており、カラムを装着する際にはその長さに調節する。
図6は従来のガスクロマトグラフの概要を示したものである。ガスクロマトグラフにおいて、オーブン51の上部に配設された試料気化室52および検出器部53とカラム54は、それぞれ密封連結部60および61において密封連結される。図示の通り、混合試料がキャリアガスとともに、試料気化室52を介してカラム54を通り、導入された検出器ガスとともに検出器部53に導入される。
図7は、試料気化室52を例に、試料気化室52とカラム54の連結状態を示したもの
である。試料気化室52のねじ部52Nに螺合させたナット64のねじ部64Nを締めこむことにより、カラム54を貫設したフェルール63の円錐状部分を互いに押圧させ、試料気化室52とフェルール63、およびフェルール63とカラム54を連結させ、結果的
に試料気化室52とカラム54が密封連結される。
特許文献1に、「試料気化室にキャリアガスとは別に不活性ガスを導通する不活性ガス導通路を設けることにより試料気化室やカラムの温度を所定の高温に保つこと、並びに、カラムやセプタムの交換に際しての、空気の混入防止機能の有効活用」が開示されている。
特開2009−92672号公報
通常使用されるカラムの外径は0.3〜0.8mm程度であり、それを試料気化室および検出器部とカラムの密封連結部である内径1mmの箇所に挿入する必要がある。さらに前述の通りフェルールからの「カラム挿入長さ」を指定長さに調節する必要がある。また、カラムの密封連結部はオーブンの上部奥に配されているためカラムを密封連結する際には手の影となり密封連結部を視認しづらい状態となる。
上記の問題の解決にはオーブン奥に試料気化室や検出器部の密封連結部を明るくするために光源を配することが考えられるが、通常ガスクロマトグラフのオーブンの最高許容温度は約450℃の高温であり、光源がそのような温度に耐えることが出来ない。したがって、上記の条件下での作業性の向上が求められる。
前記課題を解決するために、本発明は、試料を加熱するオーブンと、注入された前記試
料を気化する試料気化室と、前記試料気化室で気化された前記試料が導入されるカラムと、前記カラムを通過した前記試料を検出する検出器部と、前記試料気化室および前記検出器部とそれらに挿入された前記カラムを密封連結するためのフェルールおよび締め付け用ナットと、を備えたガスクロマトグラフにおいて、前記オーブン内部に配された前記カラムの密封連結部近傍に、前記オーブンの左右横壁に亘って配設された透過性および前記ガスクロマトグラフの使用温度以上の耐熱性を有する両端解放管と、前記両端解放管と同軸上の前記オーブン内外両壁面に設けられた抜き穴と、前記抜き穴の内壁面または外壁面の少なくともいずれか一方に設けられた透過性および前記耐熱性を有する遮蔽物と、前記オーブン外部の前記同軸上に設置された光源と、を備えたものである。
また、本発明は、試料を加熱するオーブンと、注入された前記試料を気化する試料気化
室と、前記試料気化室で気化された前記試料が導入されるカラムと、前記カラムを通過し
た前記試料を検出する検出器部と、前記試料気化室および前記検出器部とそれらに挿入された前記カラムを密封連結するためのフェルールおよび締め付け用ナットと、を備えたガ
スクロマトグラフにおいて、前記オーブン内部に配された前記カラムの密封連結部近傍に、前記オーブンの横壁の両側に前記横壁から垂直に配設された透過性および前記ガスクロマトグラフの使用温度以上の耐熱性を有する先端密閉管と、前記先端密閉管と同軸上の前記オーブン内外両壁面の両側に設けられた抜き穴と、前記抜き穴の内壁面または外壁面の少なくともいずれか一方に設けられた透過性および前記耐熱性を有する遮蔽物と、前記オーブン外部の両側に前記同軸上に設置された光源と、を備えたものである。
さらに、本発明は、試料を加熱するオーブンと、注入された前記試料を気化する試料気化室と、前記試料気化室で気化された前記試料が導入されるカラムと、前記カラムを通過した前記試料を検出する検出器部と、前記試料気化室および前記検出器部とそれらに挿入された前記カラムを密封連結するためのフェルールおよび締め付け用ナットと、を備えたガスクロマトグラフにおいて、前記オーブン内外両壁面の両側に設けられた抜き穴と、前記オーブン内部に配された前記カラムの密封連結部近傍に、前記抜き穴と同軸上の前記オーブン横壁に配設された透過性および前記ガスクロマトグラフの使用温度以上の耐熱性を有する板状の透明部材と、前記抜き穴の外壁面の少なくともいずれか一方に設けられた透過性および前記耐熱性を有する遮蔽物と、前記オーブン外部の両側に前記同軸上に設置された光源と、を備えたものである。
また、本発明は、前記オーブン内外両壁面の抜き穴に、透過性および前記耐熱性を有する遮蔽プレートまたは凸形遮蔽キャップを備えてもよい。
また、本発明は、前記両端解放管の内部に反射板を備えることができる。さらに、前記先端密閉管についても内部または外周部に反射板を備えることができる。
また、本発明は、前記オーブンに備えられたドアの開閉に連動して、前記光源に電力を供給または遮断する制御装置を備えてもよい。
試料気化室および検出器部とカラムの密封連結部を明るくすることで、オーブン内部でのカラムの付け替えやメンテナンスといった作業が容易になる。また、オーブン外部に光源を設置して、オーブンからの熱伝達を極力遮断する方策をとることで、光源の耐久性を
確保することが出来る。
本発明の実施例であるガスクロマトグラフの概要を示す。(a)に正面図、(b)に側面図(A−A断面図)を示す。 本発明の変形実施例であるガスクロマトグラフの概要を示す。(a)に正面図、(b)に側面図(B−B断面図)を示す。 本発明の変形実施例に使用される内部反射板の拡大図を示す。(a)に正面図、(b)に上面図を示す。 本発明の他の変形実施例として両端解放管への内部反射板の取付状態を示す。(a)に正面図、(b)に上面図を示す。 本発明の他の変形実施例であるガスクロマトグラフの概要を示す。(a)に正面図、(b)に側面図(C−C断面図)を示す。 従来のガスクロマトグラフの概要を示す。 試料気化室とカラムの連結状態を示す。
図1は、本発明の実施例であるガスクロマトグラフの概要を示したものである。図1の(a)に正面図、(b)に側面図(A−A断面図)を示す。
ガスクロマトグラフは、外形を形作るケース15と、ケース15内に設置されたオーブン1とオーブン1のドア16、およびオーブン1の上部に配設された試料気化室2および検出器部3から主に構成されている。
オーブン1は、内部に断熱材12を封入したオーブン内壁13およびオーブン外壁14より構成され、オーブン1の内部に設置されたヒータ(図示せず)およびファン(図示せず)によりオーブン1の内部温度は所定温度に調整される。試料気化室2および検出器部3の密封連結部10および11はオーブン1内部に露出し、オーブン1内においてカラム4と密封連結される。ガスクロマトグラフによる定量定性分析は、図5の説明と同様に、混合試料がキャリアガスとともに、試料気化室を介してカラムを通り、導入された検出器ガスとともに検出器部に導入されることにより行われる。
オーブン1は、オーブン1内の密封連結部10および11の近傍に、オーブン内壁13の左右横壁に亘って配設された両端解放管5と、両端解放管5と同軸上の内壁抜き穴19および20と、オーブン外壁14の前記同軸上の外壁抜き穴21および22を備え、内壁抜き穴19および20の内面側にそれぞれ内壁用遮蔽プレート6と両端解放管5が、また外壁抜き穴21および22の外面側にそれぞれ外壁用遮蔽プレート7と光源8が固定フランジ9によって固定されている。
両端解放管5、内壁用遮蔽プレート6および外壁用遮蔽プレート7は、可視光の透過性およびガスクロマトグラフの使用温度である450℃以上の耐熱性を有する素材、例えば石英ガラスやホウケイ酸ガラスによって作成されている。
両端解放管5は、両側の内壁用遮蔽プレート6の間に挟まれた状態で保持され、また両
側の外壁用遮蔽プレート7の外側にはそれぞれ光源8(例えばLEDランプ)が配設され
る。したがって、光源8の光は、外壁用遮蔽プレート7から外壁抜き穴21(または22)を通り、オーブン内外壁間の空気層23(または24)を介して内壁抜き穴19(または20)および内壁用遮蔽プレート6を通って両端解放管5の内部に透過し、両端解放管5の外部を照明する。
また、両端解放管5には外部反射板27が取り付けられ、両端解放管5より発せられた
照明光を密封連結部10および11の方向に導く。外部反射板27には、ばね板で作られ
た円弧状のバンド28が接合されていて、このバンド28によって両端解放管5を把持す
ることによって外部反射板27を両端解放管5に固定することができる。
また、本発明のガスクロマトグラフは、ドア16にセンサ17(フォトセンサやマグネットスイッチなど)を設置して、ドア16の開閉を検知して、ドアが開のとき光源8をオン、ドアが閉のとき光源8をオフに制御する制御装置18を備える。
図2は、本発明の変形実施例であるガスクロマトグラフの概要を示したものである。図
2の(a)に正面図、(b)に側面図(B−B断面図)を示す。
ガスクロマトグラフは、外形を形作るケース45と、ケース45内に設置されたオーブ
ン31とオーブン31のドア46、およびオーブン31の上部に配設された試料気化室3
2および検出器部33から構成されている。
オーブン31は、内部に断熱材42を封入したオーブン内壁43およびオーブン外壁4
4より構成され、オーブン31内部に設置されたヒータ(図示せず)およびファン(図示
せず)によりオーブン31の内部温度は所定温度に調整される。試料気化室32および検
出器部33の密封連結部40および41はオーブン31の内部に露出し、オーブン31内
においてカラム34と密封連結される。ガスクロマトグラフによる定量定性分析は、図5
の説明と同様に、混合試料がキャリアガスとともに、試料気化室を介してカラムを通り、
導入された検出器ガスとともに検出器部に導入されることにより行われる。
オーブン31は、オーブン31内の密封連結部40の近傍に、オーブン内壁43に垂直に配設された先端密閉管35と、先端密閉管35と同軸上の内壁抜き穴49と、オーブン外部の前記同軸上の外壁抜き穴66を備え、内壁抜き穴49の内面側に内壁用凸形遮蔽キャップ36および先端密閉管35が、また、外壁抜き穴66の外面側に外壁用凸形遮蔽キャップ37および光源38(例えばLEDランプ)が固定フランジ39によって固定されている。
また、オーブン31は、オーブン31内の密封連結部41の近傍に、オーブン内壁43に垂直に配設された先端密閉管57と、先端密閉管57と同軸上の内壁抜き穴50と、オーブン外部の前記同軸上の外壁抜き穴67を備え、内壁抜き穴50の内面側に内壁用凸形遮蔽キャップ25および先端密閉管57が、また、外壁抜き穴67の外面側に外壁用遮蔽プレート26および光源38(例えばLEDランプ)が固定フランジ39によって固定されている。
先端密閉管35および57、内壁用凸形遮蔽キャップ25、36および外壁用凸形遮蔽キャップ37、および外壁用遮蔽プレート26は、可視光の透過性および前記ガスクロマトグラフの使用温度である450℃以上の耐熱性を有する素材、例えば石英ガラスやホウケイ酸ガラスによって作成されている。
光源38の光は、外壁用凸形遮蔽キャップ37からオーブン内外壁間の空気層68を介して内壁用凸形遮蔽キャップ36を通って先端密閉管35の内部に透過し、先端密閉管35の外部を照明する。また、オーブン31の反対側では、光源38の光は、外壁用遮蔽プレート26からオーブン内外壁間の空気層69を介して内壁用凸形遮蔽キャップ25を通って先端密閉管57の内部に透過し、先端密閉管57の外部を照明する。ただし、左右に設置した光源38のうち一方の光源で密封連結部40および41を照明できる場合は、どちらか一方の先端密閉管を使用し、他方は設置されない。
また、図3に本発明の変形実施例に使用される内部反射板の拡大図を、および(a)に正面図、(b)に上面図を示しているが、先端密閉管35の内部には内部反射板29が取り付けられ、先端密閉管35より発せられた照明光を密封連結部40の方向に導く。内部反射板29は、図3の拡大図のごとく先端密閉管35の内径部分で保持される形状を備えている。なお、先端密閉管57に対しても内部反射板29の使用は可能である。さらに、内部反射板29に代えて先端密閉管35および57に対して前述の外部反射板27の使用も可能である。
内壁用凸形遮蔽キャップ25および36、外壁用凸形遮蔽キャップ37により前記空気層68および69の容積を縮小することにより、空気の対流によるオーブン31から光源38への熱伝達を抑制する。また、光源38の熱放散のため図示していない放熱フィンの光源38への取付も可能である。
また、本発明のガスクロマトグラフは、ドア46にセンサ47(フォトセンサやマグネットスイッチなど)を設置して、ドア46の開閉を検知して、ドアが開のとき光源38をオン、ドアが閉のとき光源38をオフに制御する制御装置48を備える。
なお、図1の実施例および図2の変形実施例におけるオーブンの内外壁面の抜き穴に装着される遮蔽プレートおよび遮蔽キャップの組み合わせは任意に選択でき、図1および図2に示す組み合わせに限定されない。
図4は、本発明の他の変形実施例として両端解放管への内部反射板の取付状態を、および(a)に正面図、(b)に上面図を示したものであるが、図示のごとく、前述の外部反射板27に変えて内部反射板30の使用も可能である。
図5は、本発明の他の変形実施例であるガスクロマトグラフの概要を示したものである。図5の(a)に正面図、(b)に側面図(C−C断面図)を示す。
ガスクロマトグラフは、外形を形作るケース85と、ケース85の内側に配設された側板89と、ケース85内に設置されたオーブン71とオーブン71のドア87、およびオーブン71の上部に配設された試料気化室72および検出器部73から構成される。
オーブン71は、内部に断熱材82を封入したオーブン内壁83およびオーブン外壁84より構成され、オーブン71の内部に設置されたヒータ(図示せず)およびファン(図示せず)によりオーブン71の内部温度は所定温度に調整される。試料気化室72および検出器部73の密封連結部80および81はオーブン71の内部に露出し、オーブン71内においてカラム74と密封連結される。ガスクロマトグラフによる定量定性分析は、図6の説明と同様に、混合試料がキャリアガスとともに、試料気化室を介してカラムを通り、導入された検出器ガスとともに検出器部に導入されることにより行われる。
オーブン71は、オーブン71内の密封連結部80および81の近傍に、内壁抜き穴90と、オーブン外部の前記同軸上の外壁抜き穴91を備え、内壁抜き穴90の内面側に透明部材75が固定用プレート86により固定され、また、外壁抜き穴91の外面側に外壁用凸形遮蔽キャップ77が固定フランジ79によって固定される。さらに、光源78(例えばLEDランプ)は、光源用凸形遮蔽キャップ76とともに固定フランジ79によって側板89の内面に固定される。
透明部材75は、可視光の透過性および前記ガスクロマトグラフの使用温度である450℃以上の耐熱性を有する素材、例えば石英ガラスやホウケイ酸ガラスによって作成される。また、本変形実施例のガスクロマトグラフは、ドア87にセンサ47(フォトセンサやマグネットスイッチなど)を設置して、ドア87の開閉を検知して、ドアが開のとき光源78をオン、ドアが閉のとき光源78をオフに制御する制御装置48を備える。
光源78の光は、外壁用凸形遮蔽キャップ77からオーブン内外壁間の空気層88を介して透明部材75を通ってオーブン71内を照明する。図5では、左右対称の構造を示しているが、左右に設置した光源78のうち一方の光源で密封連結部80および81を照明できる場合は、どちらか一方が適用される。なお、図1から図7において使用された同一の符号で示されるものは、同一物を表し、同じ機能を有するものである。
1、31、51、71 オーブン
2、32、52、72 試料気化室
3、33、53、73 検出器部
4、34、54、74 カラム
5 両端解放管
6 内壁用遮蔽プレート
7、26 外壁用遮蔽プレート
8、38、78 光源
9、39、79 固定フランジ
10、40、60、80 密封連結部
11、41、61、81 密封連結部
12、42、82 断熱材
13、43、83 オーブン内壁
14、44、84 オーブン外壁
15、45、85 ケース
16、46、87 ドア
17、47 センサ
18、48 制御装置
19、20、49、50、90 内壁抜き穴
21、22、66、67、91 外壁抜き穴
23、24、68、69、88 空気層
25、36 内壁用凸形遮蔽キャップ
27 外部反射板
28 バンド
29、30 内部反射板
35、57 先端密閉管
37、77 外壁用凸形遮蔽キャップ
52N、64N ねじ部
63 フェルール
64 ナット
75 透明部材
76 光源用凸形遮蔽キャップ
86 固定用プレート
89 側板

Claims (7)

  1. 試料を加熱するオーブンと、注入された前記試料を気化する試料気化室と、前記試料気化室で気化された前記試料が導入されるカラムと、前記カラムを通過した前記試料を検出する検出器部と、前記試料気化室および前記検出器部とそれらに挿入された前記カラムを密封連結するためのフェルールおよび締め付け用ナットと、を備えたガスクロマトグラフにおいて、前記オーブン内部に配された前記カラムの密封連結部近傍に、前記オーブンの左右横壁に亘って配設された透過性および前記ガスクロマトグラフの使用温度以上の耐熱性を有する両端解放管と、前記両端解放管と同軸上の前記オーブン内外両壁面に設けられた抜き穴と、前記抜き穴の内壁面または外壁面の少なくともいずれか一方に設けられた透過性および前記耐熱性を有する遮蔽物と、前記オーブン外部の両側に前記同軸上に設置された光源と、を備えたことを特徴とするガスクロマトグラフ。
  2. 試料を加熱するオーブンと、注入された前記試料を気化する試料気化室と、前記試料気化室で気化された前記試料が導入されるカラムと、前記カラムを通過した前記試料を検出する検出器部と、前記試料気化室および前記検出器部とそれらに挿入された前記カラムを密封連結するためのフェルールおよび締め付け用ナットと、を備えたガスクロマトグラフにおいて、前記オーブン内部に配された前記カラムの密封連結部近傍に、前記オーブンの横壁の両側に前記横壁から垂直に配設された透過性および前記ガスクロマトグラフの使用温度以上の耐熱性を有する先端密閉管と、前記先端密閉管と同軸上の前記オーブン内外両壁面の両側に設けられた抜き穴と、前記抜き穴の内壁面または外壁面の少なくともいずれか一方に設けられた透過性および前記耐熱性を有する遮蔽物と、前記オーブン外部の両側に前記同軸上に設置された光源と、を備えたことを特徴とするガスクロマトグラフ。
  3. 試料を加熱するオーブンと、注入された前記試料を気化する試料気化室と、前記試料気化室で気化された前記試料が導入されるカラムと、前記カラムを通過した前記試料を検出する検出器部と、前記試料気化室および前記検出器部とそれらに挿入された前記カラムを密封連結するためのフェルールおよび締め付け用ナットと、を備えたガスクロマトグラフにおいて、前記オーブン内外両壁面の両側に設けられた抜き穴と、前記オーブン内部に配された前記カラムの密封連結部近傍に、前記抜き穴と同軸上の前記オーブン横壁に配設された透過性および前記ガスクロマトグラフの使用温度以上の耐熱性を有する板状の透明部材と、前記抜き穴の外壁面の少なくともいずれか一方に設けられた透過性および前記耐熱性を有する遮蔽物と、前記オーブン外部の両側に前記同軸上に設置された光源と、を備えたことを特徴とするガスクロマトグラフ。
  4. 前記両端解放管の内部または外部に反射板を備えたことを特徴とする請求項1に記載のガスクロマトグラフ。
  5. 前記先端密閉管の内部または外周部に反射板を備えたことを特徴とする請求項2に記載のガスクロマトグラフ。
  6. 前記カラムの密封連結部が前記オーブンの上部奥に配されていることを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載のガスクロマトグラフ。
  7. 前記オーブンに備えられたドアの開閉に連動して、前記光源に電力を供給または遮断する制御装置を備えたことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のガスクロマトグラフ。
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