JP4345447B2 - 光源装置 - Google Patents

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Description

この発明は、プロジェクタ等に用いる光源装置に関する。
プロジェクタ等に用いる光源装置は、光源ランプを、リフレクタからなる一端に出射口を有するランプハウス内に配置し、前記光源ランプからの放射光を前記ランプハウスの出射口から出射する構成とされている。
この種の光源装置では、前記光源ランプの破裂による周辺機器の損傷を防ぐために、前記ランプハウスの出射口に防爆ガラスを設けるとともに、光源ランプの発熱によるランプハウス内の昇温を抑制するために、前記ランプハウス内に通風するを空冷手段を備えている(特許文献1、2参照)。
特開2000―306413号公報 特開2003―029337号公報
しかし、前記光源装置は、ランプハウスの出射口が防爆ガラスにより塞がれているため、通風性が悪く、充分な空冷効果が得られない。
この発明は、ランプハウスの出射口に防爆ガラスを設けたものでありながら、ランプハウス内の昇温を効果的に抑制することができる光源装置を提供することを目的としたものである。
この発明の光源装置は、管状部の中間部に膨らみ部が形成されたガラスバルブ内に、一対の棒状電極が、それぞれの先端を前記膨らみ部内において近接対向させ、それぞれの後端部を前記管状部の端部から突出させて設けられ、前記ガラスバルブ内に前記電極間に発生するアークにより発光する物質が封入されたアークランプと、一端に出射口を有し、内部に配置された前記アークランプからの放射光を前記出射口から出射するランプハウスと、前記ランプハウスの出射口に設けられた防爆ガラスと、前記ランプハウス内に通風する空冷手段とを備え、前記アークランプの防爆ガラス側の棒状電極の後端に伝熱性を有するコイルばねが設けられ、棒状電極の後端が前記コイルばねを介して前記防爆ガラスの内面に接触していることを特徴とする。
また、前記アークランプの防爆ガラス側の棒状電極の後端は、伝熱性を有する接着層を介して前記防爆ガラスの内面に接着接続させてもよい。
さらに、この光源装置においては、前記アークランプの防爆ガラス側の棒状電極の後端に、前記ガラスバルブの管状部の外径以下で前記棒状電極よりも大径な防爆ガラス接続部を設けるのが好ましい。
また、前記ランプハウスは、一方の面が開口するカップ状のリフレクタと、一端に出射口が形成され、他端縁を前記リフレクタの開口縁に接続された筒状の防爆カバーとからなっており、前記空冷手段は、前記防爆カバーに設けられた複数の通風口と、前記ランプハウスの外側に前記複数の通風口のいずれかに対向させて設けられた送風機とからなっているのが望ましい。
この発明の光源装置は、管状部の中間部に膨らみ部が形成されたガラスバルブ内に、一対の棒状電極が、それぞれの先端を前記膨らみ部内において近接対向させ、それぞれの後端部を前記管状部の端部から突出させて設けられ、前記ガラスバルブ内に前記電極間に発生するアークにより発光する物質が封入されたアークランプと、一端に出射口を有し、内部に配置された前記アークランプからの放射光を前記出射口から出射するランプハウスと、前記ランプハウスの出射口に設けられた防爆ガラスと、前記ランプハウス内に通風する空冷手段とを備え、前記アークランプの防爆ガラス側の棒状電極の後端に伝熱性を有するコイルばねが設けられ、棒状電極の後端が前記コイルばねを介して前記防爆ガラスの内面に接触しているため、前記光源ランプが発生する熱の一部を、前記防爆ガラスを放熱板として利用して外部に放熱することができ、したがって、ランプハウスの出射口に防爆ガラスを設けたものでありながら、前記空冷手段によるランプハウス内の空冷と、前記防爆ガラスを利用するランプ熱の放熱とにより、前記ランプハウス内の昇温を効果的に抑制することができる。
また、前記棒状電極を前記防爆ガラスの内面に容易にしかも確実に接触させることができる。
また、前記アークランプの防爆ガラス側の棒状電極の後端は、伝熱性を有する接着層を介して前記防爆ガラスの内面に接着接続してもよく、このようにすることにより、前記棒状電極の後端を前記防爆ガラスの内面に一体的に接続し、前記アークランプの発生熱を、前記棒状電極から前記接着層を介して前記防爆ガラスに伝えることができる。
さらに、この光源装置においては、前記アークランプの防爆ガラス側の棒状電極の後端に、前記ガラスバルブの管状部の外径以下で前記棒状電極よりも大径な防爆ガラス接続部を設けるのが好ましく、このようにすることにより、前記棒状電極から前記防爆ガラスへの伝熱効率を高くするとともに、前記ランプハウスの出射口から、中心部に影欠陥の無い光束を出射することができる。
また、前記ランプハウスは、一方の面が開口するカップ状のリフレクタと、一端に出射口が形成され、他端縁を前記リフレクタの開口縁に接続された筒状の防爆カバーとからなっており、前記空冷手段は、前記防爆カバーに設けられた複数の通風口と、前記ランプハウスの外側に前記複数の通風口のいずれかに対向させて設けられた送風機とからなっているのが望ましく、このようにすることにより、前記ランプハウスの出射口、つまり前記防爆カバーの出射口から、空冷用の通風口に対応する影部の無い、良好な輝度分布の光束を出射することができる。
図1及び図2はこの発明の第1の実施例を示しており、図1は光源装置のランプハウスを切開した斜視図、図2は前記光源装置の一部分の断面図である。
この光源装置は、図1及び図2に示したように、高輝度の光を発する光源ランプ1と、一端に出射口13を有し、内部に配置された前記光源ランプ1からの放射光を前記出射口13から出射するランプハウス10と、前記ランプハウス10の出射口13に設けられた防爆ガラス14と、前記ランプハウス10内に通風する空冷手段16とを備えている。
前記光源ランプ1は、管状部2aの中間部に球状の膨らみ部2bが形成されたガラスバルブ2内に、一対の棒状電極3,4が、それぞれの先端を前記膨らみ部2b内において近接対向させ、それぞれの後端部を前記管状部2aの端部から突出させて設けられ、前記ガラスバルブ2内に前記電極3,4間に発生するアークにより発光する物質が封入されたメタルハライドランプまたは高圧水銀ランプ等のショートアークランプである。以下、この光源ランプ1をアークランプと言う。
前記ランプハウス10は、一方の面が開口するカップ状のリフレクタ11と、一端に前記出射口13が形成され、他端縁を前記リフレクタ11の開口縁に接続された筒状の防爆カバー12とからなっている。
前記リフレクタ11は、アルミニウム等の高反射率金属または内面全体に反射膜が形成された耐熱性樹脂からなっており、例えば中空の楕円球体をその長軸に対して垂直に切断した形状を有し、その内奥面の中心に、リフレクタ11内に連通する円筒状のランプ挿入部11aが設けられている。
そして、前記アークランプ1は、そのガラスバルブ2の一端側の管状部2aを前記リフレクタ11のランプ挿入部11aに挿通し、前記ガラスバルブ2の中心線を前記リフレクタ11の中心線(楕円球体の長軸)に一致させるとともに、前記ガラスバルブの膨らみ部内の発光部をリフレクタ11内の内奥面寄りの部分に位置させ、前記ガラスバルブ2の他端側の管状部2aをリフレクタ11の開口端よりも外方に突出させた状態で前記リフレクタ11内に配置され、前記ランプ挿入部11a内に充填されたランプ固定材15により固定されている。
さらに、前記アークランプ1の一対の棒状電極3,4のうち、前記ガラスバルブ2の他端側、つまり前記リフレクタ11の開口端から突出する側の棒状電極4のガラスバルブ2外に突出する後端部には、その端面に、前記ガラスバルブ2の管状部2aの外径以下で前記棒状電極3よりも大径な円板状の防爆ガラス接続部5が、その板面を前記ガラスバルブ2の中心線と垂直にして設けられている。なお、この防爆ガラス接続部5は、前記棒状電極4と一体に形成されるか、あるいは他の伝熱性金属板を棒状電極4の端面に溶接して形成されている。
また、前記他端側の棒状電極4のガラスバルブ2外に突出する後端部には、その端面に設けられた防爆ガラス接続部5よりもガラスバルブ2側の部分から駆動回路接続リード6が導出されている。
この駆動回路接続リード6は、前記リフレクタ11を貫通させてランプハウス10外に配置された図示しないランプ駆動回路に接続されるか、あるいは前記リフレクタ11の外面に形成された駆動回路接続配線に接続され、この駆動回路接続配線を介して前記ランプ駆動回路に接続されており、また、前記リフレクタ11のランプ挿入部11aに挿通された一端側の棒状電極3の後端部は、図示しない接続部材を介して前記ランプ駆動回路に接続されている。
また、前記ランプハウス10の防爆カバー12は、一端側から他端側に向かって大径となるテーパー付き円筒体からなっており、その小径側の端部に、直筒状の防爆ガラス嵌合部12aが形成されている。なお、この防爆カバー12は、内面に非反射処理が施された金属筒または耐熱性樹脂筒からなっている。
前記防爆カバー12の防爆ガラス嵌合部12aは、その先端縁の内周に環状鍔部を有しており、この環状鍔部により囲まれた円形の開口部が前記出射口13とされている。
前記防爆カバー12の出射口13には、耐熱ガラスからなる円形の防爆ガラス14が、前記防爆ガラス嵌合部12a内に嵌合するとともに、この防爆ガラス14の外周部を防爆ガラス嵌合部12aに図示しない耐熱性接着剤により固定して設けられている。
そして、前記防爆カバー12は、その大径側の端部を前記リフレクタ11の開口縁部に嵌合され、ビス止めまたは掛け止め等の手段によって前記リフレクタ11の開口縁に接続されている。
また、前記防爆カバー12の軸方向の長さは、この防爆カバー12を前記リフレクタ11の開口縁部に接続したときに、前記防爆ガラス14の内面が前記アークランプ1の他端側、つまり防爆ガラス14側の棒状電極4の後端に設けられた防爆ガラス接続部5にフラットに接面するように設計されており、したがって、前記防爆カバー12は、前記アークランプ1の防爆ガラス14側の棒状電極3の後端の防爆ガラス接続部5を前記防爆ガラス14の内面の中心部に伝熱性をもって接触接続させた状態で前記リフレクタ11の開口縁に接続されている。
さらに、前記防爆カバー12の周面の一側部と他側部には、防爆カバー12内に連通する筒状の第1の通風口17と、孔状またはスリット状の複数の第2の通風口18とが設けられるとともに、前記ランプハウス10の外側に、前記第1の通風口17に対向させて送風機19が配置されており、これらの通風口17,18と送風機19とにより、前記ランプハウス10内に通風する空冷手段16が構成されている。
なお、この空冷手段16は、外気を前記送風機19により前記第1の通風口17からランプハウス10内に送気し、前記ランプハウス10内の空気を前記の第2の通風口18から排気するものでも、外気を前記第2の通風口18からランプハウス10内に吸気し、前記ランプハウス10内の空気を前記の第1の通風口17から前記送風機19により排気するものでもよい。
この光源装置は、ランプハウス10の出射口13に防爆ガラス14を設け、前記ランプハウス10内に通風する空冷手段16を備えるとともに、前記光源ランプ1の防爆ガラス14側の端部を前記防爆ガラス14の内面に伝熱性をもたせて接続しているため、前記光源ランプ1が発生する熱の一部を、前記防爆ガラス14を放熱板として利用して外部に放熱することができる。
したがって、この光源装置は、ランプハウス10の出射口13に防爆ガラス14を設けたものでありながら、前記空冷手段16によるランプハウス10内の空冷と、前記防爆ガラス14を利用するランプ熱の放熱とにより、前記ランプハウス10内の昇温を効果的に抑制することができる。
また、この光源装置は、前記光源ランプ1を、管状部2aの中間部に膨らみ部2bが形成されたガラスバルブ2内に、一対の棒状電極3,4が、それぞれの先端を前記膨らみ部2b内において近接対向させ、それぞれの後端部を前記管状部2aの端部から突出させて設けられ、前記ガラスバルブ2内に前記電極3,4間に発生するアークにより発光する物質が封入されたアークランプとし、このアークランプ1の防爆ガラス14側の棒状電極4の後端を前記防爆ガラスの内面に伝熱性をもって接続しているため、前記アークランプ1の発生熱を、前記棒状電極4から前記防爆ガラス14に伝えて外部に放熱し、前記ランプハウス10内の昇温をより効果的に抑制することができる。
そして、上記実施例では、前記アークランプ1の防爆ガラス14側の棒状電極4の後端を、前記防爆ガラス14の内面に接触接続させているため、前記アークランプ1の発生熱を、前記棒状電極4から前記防爆ガラス14に伝えることができる。
さらに、上記実施例の光源装置では、前記アークランプ1の防爆ガラス14側の棒状電極3の後端に、前記ガラスバルブ2の管状部2aの外径以下で前記棒状電極4よりも大径な防爆ガラス接続部5を設けているため、前記棒状電極4から前記防爆ガラス14への伝熱効率を高くするとともに、前記ランプハウス10の出射口13から、中心部に影欠陥の無い光束を出射することができる。
すなわち、前記アークランプ1の防爆ガラス14側の棒状電極4から前記防爆ガラス14への伝熱効率は、前記防爆ガラス接続部5の径を大きくするほど、つまり前記防爆ガラス接続部5と防爆ガラス14との間の伝熱面積を大きくするほど高くなるが、前記防爆ガラス接続部5の径を大きくし過ぎると、この防爆ガラス接続部5による遮光面積が大きくなり、前記ランプハウス10の出射口13から出射する光束の中心部に影欠陥が生じる。
それに対し、前記防爆ガラス接続部5の径が、前記ガラスバルブ2の管状部2aの外径以下であれば、前記ガラスバルブ2の中間部の膨らみ部2bから放射され、前記リフレクタ11の内周面により反射された光が、前記防爆ガラス接続部5の前方の領域にも充分な強度で出射するため、前記ランプハウス10の出射口13から、中心部に影欠陥の無い光束を出射することができる。
また、上記光源装置は、前記ランプハウス10を、一方の面が開口するカップ状のリフレクタ11と、一端に出射口13が形成され、他端縁を前記リフレクタ11の開口縁に接続された筒状の防爆カバー12とにより構成し、前記空冷手段16を、前記防爆カバー12に設けられた複数の通風口17,18と、前記ランプハウス10の外側に前記複数の通風口17,18のいずれか(筒状の第1の通風口17)に対向させて設けられた送風機19とにより構成しているため、前記ランプハウス10の出射口、つまり前記防爆カバー12の出射口13から、空冷用の通風口17,18に対応する影部の無い、良好な輝度分布の光束を出射することができる。
すなわち、前記空冷用の通風口17,18を前記リフレクタ11の周面に設けたのでは、前記アークランプ1のガラスバルブ2の膨らみ部2bから放射された光のうち、前記リフレクタ11の通風口部分に向かう光が反射されなくなってしまうが、上記実施例の光源装置は、前記ランプハウス10を、前記リフレクタ11と防爆カバー12とにより構成し、前記防爆カバー12に空冷用の通風口17,18を設けているため、前記アークランプ1のガラスバルブ2の膨らみ部2bからの放射光を前記リフレクタ11の内周面全体で反射し、前記ランプハウス10の出射口(防爆カバー12の出射口)13から、前記通風口17,18に対応する影部の無い良好な輝度分布の光束を出射することができる。
なお、上記実施例では、前記アークランプ1の防爆ガラス14側の棒状電極4の後端に防爆ガラス接続部5を設けているが、この防爆ガラス接続部5を省略し、前記棒状電極4の後端面を直接前記防爆ガラス14の内面に接触させてもよい。
図3はこの発明の第2の実施例を示す光源装置の一部分の断面図であり、この実施例の光源装置は、アークランプ1の防爆ガラス14側の棒状電極4の後端に伝熱性を有するコイルばね7を設け、このコイルばね7の先端に、前記アークランプ1のガラスバルブ2の管状部2aの外径以下で前記棒状電極4よりも大径な防爆ガラス接続部5を設けることにより、前記棒状電極4の後端を前記コイルばね7及び防爆ガラス接続部5を介して前記防爆ガラス14の内面に接触させたものである。
なお、この実施例の光源装置において、他の構成は上述した第1の実施例と同じであるから、重複する説明は図に同符号を付して省略する。
この実施例において、前記アークランプ1の防爆ガラス14側の棒状電極4の後端に設けられた伝熱性コイルばね7は、一端から他端に向かって大径となるテーパー付きコイルばねであり、その一端の外径は前記棒状電極4の径と略同じで、他端の外径は前記防爆ガラス接続部5の径と略同じである。
そして、このコイルばね7は、その小径側端部を前記棒状電極4の後端面に溶接されて、ばね中心線が前記アークランプ1のガラスバルブ中心線と略一致するように設けられており、前記防爆ガラス接続部5は、その外周部を前記コイルばね7の大径側端部に溶接され、この防爆ガラス接続部5の板面が前記ガラスバルブ中心線と垂直になるように設けられている。
この実施例の光源装置は、アークランプ1の防爆ガラス14側の棒状電極4の後端に伝熱性コイルばね7を設け、このコイルばね7の先端に防爆ガラス接続部5を設けることにより、前記棒状電極4の後端を前記伝熱性コイルばね7及び防爆ガラス接続部5を介して前記防爆ガラス14の内面に接触させているため、上述した第1の実施例のようにランプハウス10の防爆カバー12の軸方向長さを、この防爆カバー12をリフレクタ11の開口縁部に接続したときに前記防爆ガラス14の内面が前記アークランプ1の防爆ガラス接続部5に接面するように設計しなくてもよく、したがって、前記アークランプ1の防爆ガラス14側の棒状電極4を前記防爆ガラス14の内面に容易にしかも確実に接触させることができる。
なお、上記第2の実施例では、前記伝熱性コイルばね7を、一端の外径が前記棒状電極4の径と略同じで、他端の外径が前記防爆ガラス接続部5の径と略同じであるテーパー付きコイルばねとしているが、この伝熱性コイルばね7は、その全長にわたって前記棒状電極4の径と略同じ外径を有するコイルばねでもよい。
また、上記第2の実施例では、前記アークランプ1の防爆ガラス14側の棒状電極4の後端に伝熱性コイルばね7を設け、さらにこのコイルばね7の先端に防爆ガラス接続部5を設けているが、前記防爆ガラス接続部5を省略し、前記コイルばね7の先端を直接前記防爆ガラス14の内面に接触させてもよい。
図4はこの発明の第3の実施例を示す光源装置の一部分の断面図であり、この実施例の光源装置は、アークランプ1の防爆ガラス14側の棒状電極4の後端に、前記アークランプ1のガラスバルブ2の管状部2aの外径以下で前記棒状電極4よりも大径なばね受け8を設け、このばね受け8に、全長にわたって前記ばね受け8の径と略同じ外径を有する伝熱性コイルばね9の一端を溶接し、この伝熱性コイルばね9の先端を前記防爆ガラス14の内面に直接接触させたものである。
なお、この実施例の光源装置において、他の構成は上述した第1の実施例と同じであるから、重複する説明は図に同符号を付して省略する。
この実施例の光源装置は、アークランプ1の防爆ガラス14側の棒状電極4の後端に伝熱性コイルばね9を設けることにより、前記棒状電極4の後端を前記伝熱性コイルばね9を介して前記防爆ガラス14の内面に接触させているため、前記アークランプ1の防爆ガラス14側の棒状電極4を前記防爆ガラス14の内面に容易にしかも確実に接触させることができる。
しかも、この実施例では、前記アークランプ1の防爆ガラス14側の棒状電極4の後端に、前記アークランプ1のガラスバルブ2の管状部2aの外径以下で前記棒状電極4よりも大径なばね受け8を設け、このばね受け8に、全長にわたって前記ばね受け8の径と略同じ外径を有する伝熱性コイル9の一端を溶接しているため、前記棒状電極4と伝熱性コイル9との間の伝熱面積及び前記伝熱性コイル9と防爆ガラス14との間の伝熱面積を充分に確保し、前記棒状電極4から防爆ガラス14への伝熱効率を良くするとともに、ランプハウス10の出射口13から、中心部に影欠陥の無い光束を出射することができる。
図5はこの発明の第4の実施例を示す光源装置の一部分の断面図であり、この実施例の光源装置は、アークランプ1の防爆ガラス14側の棒状電極4の後端に、前記アークランプ1のガラスバルブ2の管状部2aの外径以下で前記棒状電極4よりも大径な防爆ガラス接続部5を設け、且つ、ランプハウス10の出射口13の防爆ガラス嵌合部12aに、防爆ガラス14を、リフレクタ11の中心線方向に移動可能に遊嵌するとともに、前記ランプハウス10の出射口13部に前記防爆ガラス14を前記ランプハウス10内方向に押圧するばね部材20を設け、このばね部材20の弾力により前記アークランプ1の防爆ガラス14側の棒状電極4の後端を前記防爆ガラス接続部5を介して前記防爆ガラス14の内面に接触させたものである。
なお、この実施例の光源装置において、他の構成は上述した第1の実施例と同じであるから、重複する説明は図に同符号を付して省略する。
この実施例において、前記防爆ガラス14をランプハウス10内方向に押圧するばね部材20は、例えば複数のコイルばねであり、これらのコイルばねは、前記ランプハウス10の防爆カバー12の防爆ガラス嵌合部12aの先端縁の内周に形成された環状鍔部と前記防爆ガラス14との間に、その周方向に略等しい間隔をおいて配置され、その一端を前記環状鍔部に溶接されている。
この実施例の光源装置は、ランプハウス10の出射口13に防爆ガラス14を遊嵌するとともに、前記ランプハウス10の出射口13部に防爆ガラス14をランプハウス10内方向に押圧するばね部材20を設け、このばね部材20の弾力により前記アークランプ1の防爆ガラス14側の棒状電極4の後端を、その後端面に設けられた防爆ガラス接続部5を介して前記防爆ガラス14の内面に接触させているため、上述した第2及び第3の実施例と同様に、前記棒状電極4を前記防爆ガラス14の内面に容易にしかも確実に接触させることができる。
なお、この実施例では、前記アークランプ1の防爆ガラス14側の棒状電極4の後端に防爆ガラス接続部5を設けているが、この防爆ガラス接続部5を省略し、前記棒状電極4の後端面を直接前記防爆ガラス14の内面に接触させてもよい。
図6はこの発明の第5の実施例を示す光源装置の一部分の断面図であり、この実施例の光源装置は、アークランプ1の防爆ガラス14側の棒状電極4の後端に、前記アークランプ1のガラスバルブ2の管状部2aの外径以下で前記棒状電極4よりも大径な防爆ガラス接続部5を設け、ランプハウス10の防爆カバー12の軸方向の長さを、この防爆カバー12をリフレクタ11の開口縁部に接続したときに、前記防爆ガラス14の内面が前記アークランプ1の防爆ガラス14側の棒状電極4の後端に設けられた防爆ガラス接続部5に接面するように設計するとともに、前記棒状電極4の後端の防爆ガラス接続部5を、伝熱性を有する接着層21を介して前記防爆ガラス14の内面に接着接続したものである。
なお、この実施例の光源装置において、他の構成は上述した第1の実施例と同じであるから、重複する説明は図に同符号を付して省略する。
この実施例の光源装置は、アークランプ1の防爆ガラス14側の棒状電極4の後端の防爆ガラス接続部5を、伝熱性接着層21を介して前記防爆ガラス14の内面に接着接続しているため、前記棒状電極4の後端を前記防爆ガラス14の内面に一体的に接続し、前記アークランプ1の発生熱を、前記棒状電極4から前記接着層21を介して前記防爆ガラス14に伝えることができる。
なお、上述した第1〜第4の実施例の光源装置は、光源ランプにアークランプを用いたものであるが、光源ランプは、アークランプに限らず他のランプでもよく、その場合も、光源ランプの防爆ガラス14側の端部を前記防爆ガラス14の内面に伝熱性をもたせて接続することにより、前記光源ランプが発生する熱の一部を、前記防爆ガラス14を放熱板として利用して外部に放熱し、空冷手段16によるランプハウス10内の空冷と、前記防爆ガラス14を利用するランプ熱の放熱とにより、ランプハウス10内の昇温を効果的に抑制することができる。
この発明の第1の実施例を示す光源装置のランプハウスを切開した斜視図。 第1の実施例の光源装置の一部分の断面図。 この発明の第2の実施例を示す光源装置の一部分の断面図。 この発明の第3の実施例を示す光源装置の一部分の断面図。 この発明の第4の実施例を示す光源装置の一部分の断面図。 この発明の第5の実施例を示す光源装置の一部分の断面図。
符号の説明
1…アークランプ(光源ランプ)、2…ガラスバルブ、2a…管状部、2b…膨らみ部、3,4…棒状電極、5…防爆ガラス接続部、6…駆動回路接続リード、7…伝熱性コイルばね、8…ばね受け、9…伝熱性コイルばね、10…ランプハウス、11…リフレクタ、12…防爆カバー12、13…出射口、14…防爆ガラス、16…空冷手段、17,18…通風口、19…送風機、20…ばね部材、21…伝熱性接着層。

Claims (5)

  1. 管状部の中間部に膨らみ部が形成されたガラスバルブ内に、一対の棒状電極が、それぞれの先端を前記膨らみ部内において近接対向させ、それぞれの後端部を前記管状部の端部から突出させて設けられ、前記ガラスバルブ内に前記電極間に発生するアークにより発光する物質が封入されたアークランプと、
    一端に出射口を有し、内部に配置された前記アークランプからの放射光を前記出射口から出射するランプハウスと、
    前記ランプハウスの出射口に設けられた防爆ガラスと、
    前記ランプハウス内に通風する空冷手段とを備え、
    前記アークランプの防爆ガラス側の棒状電極の後端に伝熱性を有するコイルばねが設けられ、棒状電極の後端が前記コイルばねを介して前記防爆ガラスの内面に接触していることを特徴とする光源装置。
  2. ランプハウスの出射口に防爆ガラスが遊嵌されるとともに、前記ランプハウスの出射口部に前記防爆ガラスを前記ランプハウス内方向に押圧するばね部材が設けられ、このばね部材の弾力により前記アークランプの防爆ガラス側の棒状電極の後端が前記防爆ガラスの内面に接触されていることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. アークランプの防爆ガラス側の棒状電極の後端は、伝熱性を有する接着層を介して前記防爆ガラスの内面に接着接続されていることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  4. アークランプの防爆ガラス側の棒状電極の後端に、ガラスバルブの管状部の外径以下で前記棒状電極よりも大径な防爆ガラス接続部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の光源装置。
  5. ランプハウスは、一方の面が開口するカップ状のリフレクタと、一端に出射口が形成され、他端縁を前記リフレクタの開口縁に接続された筒状の防爆カバーとからなっており、空冷手段は、前記防爆カバーに設けられた複数の通風口と、前記ランプハウスの外側に前記複数の通風口のいずれかに対向させて設けられた送風機とからなっていることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
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