JP2604830B2 - 床下用換気扇 - Google Patents

床下用換気扇

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JP2604830B2
JP2604830B2 JP63263243A JP26324388A JP2604830B2 JP 2604830 B2 JP2604830 B2 JP 2604830B2 JP 63263243 A JP63263243 A JP 63263243A JP 26324388 A JP26324388 A JP 26324388A JP 2604830 B2 JP2604830 B2 JP 2604830B2
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光幸 小山
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松下精工株式会社
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、家屋の布基礎の通気孔に挿入して使用され
る床下用換気扇に関するものである。
従来の技術 近年、家屋の床下からの湿気侵入の防止,床下のカ
ビ,害虫の予防を目的として床下を換気するための換気
扇が普及してきた。
従来のこの種の床下用換気扇あ、一般に家屋の布基礎
に取付けて、家屋の南東方向から北西方向に床下の空気
を流すことにより、床下を乾燥させるものであり、その
構成を以下第4図〜第5図にもとづき説明する。
図において、21は家屋の布基礎22の通気孔23に挿入さ
れ、内部に電動機24とこの電動機24により駆動される羽
根25とを有するフレームであり、その屋外側端面28には
布基礎22への固定用の固定板26を、また屋内側端面29に
は小動物侵入防止用のガード27とを備えている。固定板
26の中央部には小動物,異物侵入防止のために第5図に
示すようにスリット30が設けてある。そして、床下31の
湿った空気は羽根25により吸引されて屋外32に排気され
た床下31の湿度を低減させる。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、屋外32の雨水、庭の散水
等が固定板26のスリット30を通ってフレーム21内に入り
やすく、床下内の土を逆に湿らせるという課題があっ
た。さらに、取付場所が家屋の布基礎22であるために子
供のいたずらによる棒きれ等の挿入,あるいは枯葉,枯
草,砂ほこり等の侵入がスリット30を通ってあった場
合、羽根25が拘束されてしまい、また屋外32側から電動
機24や羽根25が直接見え、安全性,美観上好ましくない
という課題もあった。
本発明はこれらの課題を解決するもので、取付板のス
リットから雨水,散水,棒きれ,枯葉等がフレーム内に
入りにくく、また屋外から直接電動機や羽根が見えず、
安全性,美観を向上させた床下用換気扇を提供すること
を目的とするものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するため本発明は、家屋の布基礎の通
気孔に挿入され、電動機とこの電動機により駆動される
羽根とを内部に有するフレームと、このフレームを保持
し布基礎の屋外側端面に固定される平板状で中央部に複
数のスリットを形成した固定板と、この固定板のスリッ
ト後方の前記フレーム内に配設される屋外に向かって下
がる勾配部を有し、樹脂成形されたグリルとを備え、前
記固定板のスリット間に残存するスリット形成残存部に
前記グリルの勾配部の先端部が当接するように構成した
床下用換気扇を構成したものである。
作用 この構成により、屋外側の雨水や庭の散水等はフレー
ム内及び床下に入りにくくなり、またいたずらによる棒
きれ等の挿入,枯葉,枯草,砂ぼこり等が侵入しにくく
なると共に、固定板により樹脂成形品のグリルに直接屋
外から外力が加わることが防止されることとなる。また
屋外側から電動機や羽根や直接見えなくなるとともに、
グリル自体も布基礎の通気孔から屋外に露出したり、突
出することがないので、安全性,美観が向上する。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図にもとづき
説明する。図において、1は家屋の布基礎2の通気孔3
に挿入され、内部に電動機4とこの電動機4により駆動
される羽根5とを有するフレームであり、その屋外側端
面8には布基礎2への固定用の固定板6を、また屋内側
端面9には小動物侵入防止用のガード7を備えている。
固定板6は、平板状で、その中央部には小動物や異物侵
入防止のために第3図に示すようなスリット10を複数設
け、さらに、固定板6のスリット10後方のフレーム1内
に配設される屋外13に向かって下がり勾配部11を有し、
樹脂成形されたグリル12を備え、固定板6のスリット10
間に残存するスリット形成残存部15にグリル12の下がり
勾配部11の先端部を当接するように構成する。上記構成
において、床下14の湿った空気は羽根5により吸引され
屋外13に排気され、床下14の湿度を低減させる。グリル
12の下がり勾配部11の角度および長さ,間隔は雨水,砂
ぼこり等の侵入しにくい角度,間隔とし、また棒きれ,
枯葉等が挿入しにくく、屋外13から電動機4と羽根5が
直接見えない間隔,長さとしてある。
以上のように本実施例によれば、固定板6のスリット
形成残存部15にグリル12の下がり勾配部11の先端部が当
接しているので、固定板6のスリット形成残存部15とグ
リル12の下がり勾配部11の間に隙間が発生するのが防止
され、固定板6のスリット10よりフレーム1内に侵入し
ようとする雨水や散水等がグリル12の下がり勾配部11に
より確実に受け止められ、フレーム1内および床下14へ
の侵入を防止することができ、床下14を乾燥状態に保つ
ことができ、また子供のいたずら等による棒きれ,枯
葉,枯草等の挿入による羽根5の拘束、これによる故障
や電動機4の寿命の低下、さらには砂ぼこりの侵入によ
る電動機4の寿命の低下を防止できる。
ところで、たとえば、固定板6の中央部のスリット10
を形成するとき、下端側を残して床下14側に切り起こし
部を設けるか、グリルを鋼板製にして切起こし部を設け
ても上記と同様に、雨水,棒きれ等の侵入を防止できる
が、これらの場合、切起こし端面にプレスバリが発生
し、子供のいたずら等により指を挿入したとき危険であ
る。これに対し、本実施例によれば、グリル12を樹脂成
形品とすることにより、上記効果と併せてバリ等による
不安全要素を解消できる。そして、グリル12を樹脂成形
品としても、グリル12の屋外13側には、固定板6が設け
られているので、屋外13から何らかの外力を直接受ける
ことがなく、強度的に向上したものとなる。
また、グリル12は、固定板6のスリット10後方のフレ
ーム内に設けられているので、グリル12を設けてもグリ
ル12は、布基礎2の通気孔3から屋外に露出したり、突
出したりすることがなく、屋外側壁面には、平板状の固
定板6が面一状に固定されているだけで、美観を損うこ
とがない。
発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように本発明によれ
ば、屋外の雨水,庭の散水等の床下への侵入を防止して
床下をより乾燥状態に保つことができ、また棒きれ,枯
葉,枯草,砂ぼこり等の床下用換気扇への侵入を防ぐと
ともに、樹脂成形品のグリルに屋外から外力が直接加わ
るのを防ぐことによって、床下換気扇の故障、寿命低
下、破損を防止でき、さらに、バリ等の不安性要素を解
消して安全性を向上させ、また、グリルによって電動機
や羽根が直接見えなくなり美観が向上し、そして、グリ
ルを設けても、グリル自体が見えにくく設けられるの
で、美観を損うことがないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の床下用換気扇を示す断面
図、第2図は同床下用換気扇のグリルの斜視図、第3図
は同床下用換気扇の固定板の正面図、第4図は従来の床
下用換気扇の断面図、第5図は同床下用換気扇の固定板
の正面図である。 1……フレーム、2……布基礎、3……通気孔、4……
電動機、5……羽根、6……固定板、10……スリット、
11……下がり勾配部、12……グリル、13……屋外、15…
…スリット形成残存部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】家屋の布基礎に形成された通気孔に挿入さ
    れる形状で、内部に電動機および電動機により駆動され
    る羽根とを設けたフレームと、このフレームを保持し布
    基礎の屋外側端面に固定される平板状で中央部に複数の
    スリットを形成した固定板と、この固定板のスリット後
    方の前記フレーム内に配設される屋外に向って下がり勾
    配部を有し、樹脂成形されたグリルとを備え、前記固定
    板のスリット間に残存するスリット形成残存部に前記グ
    リルの下がり勾配部の先端部が当接するように構成した
    床下換気扇。
JP63263243A 1988-10-19 1988-10-19 床下用換気扇 Expired - Fee Related JP2604830B2 (ja)

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