JP2604449Y2 - 無線送信機 - Google Patents
無線送信機Info
- Publication number
- JP2604449Y2 JP2604449Y2 JP1992093375U JP9337592U JP2604449Y2 JP 2604449 Y2 JP2604449 Y2 JP 2604449Y2 JP 1992093375 U JP1992093375 U JP 1992093375U JP 9337592 U JP9337592 U JP 9337592U JP 2604449 Y2 JP2604449 Y2 JP 2604449Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- casing
- amplifier
- microphone
- wireless transmitter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Transmitters (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はアンテナがケーシング
内に収納された無線送信機に関するものである。
内に収納された無線送信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来FM波を使用する無線送信機におい
ては、ケーシング外に突出するアンテナが不可欠であっ
た。そして、アンテナとしては棒状のものが使用されて
おり、不使用時には短く収納されるものの、使用時には
伸ばしてケーシングから長く突出させる必要がある。ま
た、棒状のアンテナを使用するために、装置としての厚
さはアンテナの直径よりも薄くすることができない。
ては、ケーシング外に突出するアンテナが不可欠であっ
た。そして、アンテナとしては棒状のものが使用されて
おり、不使用時には短く収納されるものの、使用時には
伸ばしてケーシングから長く突出させる必要がある。ま
た、棒状のアンテナを使用するために、装置としての厚
さはアンテナの直径よりも薄くすることができない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、アンテナ
をケーシング内に収納することにより、使用時における
アンテナの突出を解消すると共に、アンテナの直径に制
約されていた装置の小型化を可能にしようとするもので
ある。
をケーシング内に収納することにより、使用時における
アンテナの突出を解消すると共に、アンテナの直径に制
約されていた装置の小型化を可能にしようとするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案の無線送信機
は、マイクロフォン、増幅器と共にアンテナも一体化さ
れ合成樹脂製のケーシング内に装着してある。そしてア
ンテナは、ケーシング内に装着可能とするために、基板
の裏面に導電性素材を螺旋状に装着した構造としてあ
る。前記マイクロフォン、増幅器及びアンテナは増幅器
の回路が配置された基板を中心として一体化し、この一
体化された部材を表部材と裏部材とで構成されたケーシ
ングに挟着した構造とする。
は、マイクロフォン、増幅器と共にアンテナも一体化さ
れ合成樹脂製のケーシング内に装着してある。そしてア
ンテナは、ケーシング内に装着可能とするために、基板
の裏面に導電性素材を螺旋状に装着した構造としてあ
る。前記マイクロフォン、増幅器及びアンテナは増幅器
の回路が配置された基板を中心として一体化し、この一
体化された部材を表部材と裏部材とで構成されたケーシ
ングに挟着した構造とする。
【0005】
【作用】この考案において、マイクロフォンで集音され
た音声は増幅器により増幅されてアンテナから発信され
る。アンテナは基板の裏面上に導電性素材を螺旋状に装
着した構造であるから小面積であっても長い棒状アンテ
ナに匹敵する電波を発信する。そして、ケーシングは合
成樹脂製で電波が通過するので、電波は数百メートルま
で到達する。また、送信機の電気的な構成部材が一体化
しているので一体化された部材をケーシングに挟み込む
だけで送信機の最終組立が完了する。
た音声は増幅器により増幅されてアンテナから発信され
る。アンテナは基板の裏面上に導電性素材を螺旋状に装
着した構造であるから小面積であっても長い棒状アンテ
ナに匹敵する電波を発信する。そして、ケーシングは合
成樹脂製で電波が通過するので、電波は数百メートルま
で到達する。また、送信機の電気的な構成部材が一体化
しているので一体化された部材をケーシングに挟み込む
だけで送信機の最終組立が完了する。
【0006】
【実施例】図1において、ケーシング1の裏部材1aの
一側に一体化された電気的構成部材2が配設してあり、
前記裏部材1aの上側にケーシング1の表部材1bが3
本のビス3で取付けてある。前記裏部材1aにおいて前
記電気的構成部材2の配設部は僅かに凹入していると共
に、電気的構成部材2の移動を阻止するための突起4が
複数突設してある。図中5はボタン型電池用の凹部、6
はマイクロフォン露出用の凹部、7はネジ孔である。前
記表部材1bは、前記電池用の凹部5に対応してボタン
型電池の直径よりも僅かに大きい円孔8が形成してあ
り、この円孔8部にカバー9が着脱自在に装着される。
図中9aは係止部である。
一側に一体化された電気的構成部材2が配設してあり、
前記裏部材1aの上側にケーシング1の表部材1bが3
本のビス3で取付けてある。前記裏部材1aにおいて前
記電気的構成部材2の配設部は僅かに凹入していると共
に、電気的構成部材2の移動を阻止するための突起4が
複数突設してある。図中5はボタン型電池用の凹部、6
はマイクロフォン露出用の凹部、7はネジ孔である。前
記表部材1bは、前記電池用の凹部5に対応してボタン
型電池の直径よりも僅かに大きい円孔8が形成してあ
り、この円孔8部にカバー9が着脱自在に装着される。
図中9aは係止部である。
【0007】前記電気的構成部材2は、図2に示す構造
となっている。すなわち、マイクロフォン10に可聴周
波増幅器11、15MHzのFM波に周波数変換する水
晶発振器12、入力波を27倍(×3×3×3)する逓
倍増幅器13、出力増幅器14、アンテナ15が順次接
続してある。図中符号16はスイッチ、17は電池端子
である。前記可聴周波増幅器11、逓倍増幅器13、出
力増幅器14は基板2aに取付けてあり、マイクロフォ
ン10、水晶発振器12、スイッチ16、電池端子17
及びアンテナ15もまた前記基板2aに一体化されてい
る。
となっている。すなわち、マイクロフォン10に可聴周
波増幅器11、15MHzのFM波に周波数変換する水
晶発振器12、入力波を27倍(×3×3×3)する逓
倍増幅器13、出力増幅器14、アンテナ15が順次接
続してある。図中符号16はスイッチ、17は電池端子
である。前記可聴周波増幅器11、逓倍増幅器13、出
力増幅器14は基板2aに取付けてあり、マイクロフォ
ン10、水晶発振器12、スイッチ16、電池端子17
及びアンテナ15もまた前記基板2aに一体化されてい
る。
【0008】前記アンテナ15は図3に示すように、縦
3cm、横8mm、厚さ0.5mm程度の基板15aの裏面に銅
材15bを方形螺旋上に装着した構成としてある。前記
銅材15bはフォトエッチングにより層着してある。な
お、銅材15bは基板15aの裏面に層着すると前記増
幅器などと反対側を向くので回路の影響を受けることが
少なく、送信状態が安定する。
3cm、横8mm、厚さ0.5mm程度の基板15aの裏面に銅
材15bを方形螺旋上に装着した構成としてある。前記
銅材15bはフォトエッチングにより層着してある。な
お、銅材15bは基板15aの裏面に層着すると前記増
幅器などと反対側を向くので回路の影響を受けることが
少なく、送信状態が安定する。
【0009】この実施例によれば、電気的構成部材2を
一体化し、ケーシングの表部材2bと裏部材2aとで挟
着するようにしたので、ビス3の締付けのみで最終組立
が完了する。そして、裏部材2aには電気的構成部材2
の移動を阻止する突起4を設けてあるので、組立時にお
ける電気的構成部材2の位置決めは容易であり、かつ組
立後に移動することもない。
一体化し、ケーシングの表部材2bと裏部材2aとで挟
着するようにしたので、ビス3の締付けのみで最終組立
が完了する。そして、裏部材2aには電気的構成部材2
の移動を阻止する突起4を設けてあるので、組立時にお
ける電気的構成部材2の位置決めは容易であり、かつ組
立後に移動することもない。
【0010】
【考案の効果】この考案によれば、基板に導電性素材を
螺旋状に層着してアンテナを構成したので、小面積で従
来の棒状アンテナに匹敵する電波を発信することができ
る。そして、このアンテナを電波を透過する性質を持つ
合成樹脂製のケーシングと組合せたので、アンテナをケ
ーシング内に装着した状態で、電波を発信することがで
きる。すなわち、従来FM波では必須とされていた棒状
のでケーシングの外に突出するアンテナを使用すること
なく、コンパクトな無線送信機を得ることができる。し
かも、このアンテナは極めて薄いので、従来棒状アンテ
ナの直径以下の厚さとすることができなかった無線送信
機において、アンテナの大きさによる厚さの制約をなく
し、可及的に薄くすることができる。したがって、この
考案によれば、薄く、軽量で、使用場所の制約がない無
線送信機を得ることができる。
螺旋状に層着してアンテナを構成したので、小面積で従
来の棒状アンテナに匹敵する電波を発信することができ
る。そして、このアンテナを電波を透過する性質を持つ
合成樹脂製のケーシングと組合せたので、アンテナをケ
ーシング内に装着した状態で、電波を発信することがで
きる。すなわち、従来FM波では必須とされていた棒状
のでケーシングの外に突出するアンテナを使用すること
なく、コンパクトな無線送信機を得ることができる。し
かも、このアンテナは極めて薄いので、従来棒状アンテ
ナの直径以下の厚さとすることができなかった無線送信
機において、アンテナの大きさによる厚さの制約をなく
し、可及的に薄くすることができる。したがって、この
考案によれば、薄く、軽量で、使用場所の制約がない無
線送信機を得ることができる。
【図1】 この考案実施例の分解斜視図である。
【図2】 同じく電気的構成部材のブロック図である。
【図3】 同じくアンテナの拡大正面図である。
1 ケーシング 1a 裏部材 1b 表部材 2 電気的構成部材 9 カバー 10 マイクロフォン 15 アンテナ 15a 基板 15b 銅材
Claims (1)
- 【請求項1】 マイクロフォンと、増幅器と、アンテナ
とを有する無線送信機において、前記アンテナは基板の
裏面に導電性素材を螺旋状に層着して構成されると共
に、マイクロフォンと増幅器とアンテナは一体化され、
表部材と裏部材とで構成された合成樹脂製ケーシングに
挟着されて装着された、無線送信機
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992093375U JP2604449Y2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 無線送信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992093375U JP2604449Y2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 無線送信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0654324U JPH0654324U (ja) | 1994-07-22 |
JP2604449Y2 true JP2604449Y2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=14080563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992093375U Expired - Lifetime JP2604449Y2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 無線送信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604449Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP1992093375U patent/JP2604449Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0654324U (ja) | 1994-07-22 |
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