JP2604205Y2 - 伸縮式コーナーポール - Google Patents

伸縮式コーナーポール

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JP2604205Y2
JP2604205Y2 JP1993021624U JP2162493U JP2604205Y2 JP 2604205 Y2 JP2604205 Y2 JP 2604205Y2 JP 1993021624 U JP1993021624 U JP 1993021624U JP 2162493 U JP2162493 U JP 2162493U JP 2604205 Y2 JP2604205 Y2 JP 2604205Y2
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JP
Japan
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winding
pole
peripheral wall
drive cord
gear case
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健夫 福島
力 戸塚
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Toyo Denso Co Ltd
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は車幅を確認するために
自動車の前又は後コーナー部へ取付けて使用するコーナ
ーポールに関する。
【0002】
【従来の技術】このようなコーナーポールは公知であ
り、伸縮自在な多段のポールをドライブコードで伸縮さ
せるとともに、モータにより回転する巻き取りドラムに
よってドライブコードを巻き取るようになっている。
【0003】またドライブコード内に導線を通してその
一端を、ポールの先端に設けられた発光体に接続し、巻
き取りドラム側の他端から発光体へ給電するようになっ
ている。この給電部は巻き取り溝内のドライブコードの
入口に近い部分に設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで前記従来例で
は、巻き取りドラムを内蔵したギヤケースの取付方向を
変更した場合などに、ドライブコードを巻き取るとき一
緒に入ってくる泥等が給電部へ付着して接触不良を招く
おそれがあった。本考案はこのようなおそれを解消する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め本考案の伸縮式コーナーポールは、先端に発光体が設
けられた伸縮自在のポールと、このポールを伸縮させる
ためのドライブコードと、このドライブコードの巻き取
り溝をリング状に設けた巻き取りドラムと、この巻き取
りドラムを内側へ回転自在に収容するギヤケースとを備
え、ドライブコード内に導線を通してその一端を発光体
に接続し、巻き取りドラム側の他端から発光体へ給電す
る伸縮式コーナーポールにおいて、前記巻き取りドラム
は前記巻き取り溝を内外に挟む内周壁と外周壁を備える
とともに、ドライブコード内の導線に対する給電部を、
巻き取り溝と内周壁を間に隔てられたギヤケース内方側
に設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本考案の伸縮式コーナーポールは、巻き取りド
ラムが、巻き取り溝を内外に挟む内周壁と外周壁を備え
るとともに、ドライブコード内の導線に対する給電部
を、巻き取り溝と内周壁を間に隔てられたギヤケース内
方側に設けれたことにより、ドライブコードと一緒に泥
等が巻き取り溝内へ入っても、給電部は巻き取り溝より
もギヤケース内側でかつ巻き取り溝の内周壁を隔てて配
設されているため、給電部に泥等が付着しにくい。
【0007】
【実施例】図1乃至図3に基づいて一実施例を説明す
る。図2は伸縮式コーナーポール装置全体の断面図であ
り、コーナーポール1がドライブコード2によって、上
方への伸長並びに下方への短縮が自在になっている。ド
ライブコード2はモータ3により遊星歯車機構を介して
減速駆動される巻き取りドラム4に巻き取り又は繰り出
しされて、伸縮自在になっている。
【0008】遊星歯車機構はモータ3の出力軸に設けら
れたサンギヤ5、これと噛み合う遊星ギヤ6、各遊星ギ
ヤ6が噛み合う内歯ギヤ7及び8で構成される公知のも
のである。内歯ギヤ7は巻き取りドラム4に形成され、
内歯ギヤ8はその上に乗せられて公知の差動クラッチを
構成している。
【0009】これらの機構を収容するギヤケース9の側
面から引き出されるドライブコード2を案内するための
フィーダ部10の一端は大径部11をなし、ここに金属
製パイプ状をしたポールホルダ12の下部が嵌合されて
いる。
【0010】ポールホルダ12内にはポール1の下部が
嵌合され、外側のもっとも太いパイプはキャップ13に
よって抜け止めされている。キャップ13から突出する
先端部分にはレンズ14が取付けられ、その内部にLE
Dからなる発光体15が設けられている。
【0011】フィーダ部10は略L字形をなし、大径部
11と反対側の端部は、ギヤケース9の側面から突出す
る連結部16へ回動自在に嵌合取付される嵌合部17を
なしている。フィーダ部10の中間部にはフランジ18
が設けられ、かつ嵌合部17は連結部16の側面から取
付けられるネジ19によって、連結部16へ回動不能に
固定されかつ抜け止めされる。
【0012】なお、発光体15への電力はドライブコー
ド2の中心部に通された図示省略の導線から行われてい
る。ドライブコード2はポリカーボネート等の剛弾性を
有する絶縁材料からなり、この絶縁材料で導線の周囲を
被覆している。
【0013】図1はギヤケース9を拡大した断面図であ
り、図3はこの部分の一部破断した分解図である。巻き
取りドラム4はギヤケース9内に設けられたモーターケ
ース20を囲む環状溝21内を回動可能であり、略逆U
字状断面の巻き取り溝22を備え、その内側へ環状溝2
1の底部に形成された斜面状の入り口部23(図3)か
ら入るドライブコード2を巻き取り可能である。
【0014】図3に示すように、成形技術上不可避的に
発生する入り口部23の余分な開口部分には別体のフタ
部24がはめ込まれている。環状溝21の中央部にはモ
ーターケース20を環状に取り囲むリング状の凸部ガイ
ド25が形成され、この凸部ガイド25の内側に固定接
点30がモーターケース20の外側面に沿って頂面方向
へ長く延び、先端部は頂面へ折れ曲がった屈曲部31を
なし、その一部が切り起こされて摺動部32となってい
る。
【0015】摺動部32はモーターケース20の頂面上
に配置されるスリップリング33と摺接し、この部分が
本考案における給電部になっている(図1)。スリップ
リング33の一部からは、接続片34が延出している。
【0016】接続片34は一度モーターケース20の側
面と平行に環状溝21の底部方向へ屈曲して延び、巻き
取り溝22の内周壁22a先端を折り返してさらにその
先端側を逆U字状に折り曲げ、巻き取り溝22の内部へ
嵌合している。
【0017】この逆U字状の折り曲げ部35には係止部
35aが形成され、ドライブコード2の先端に形成され
た球状のストッパ部36が係合可能である。ストッパ部
36は電導性があり、図示しないドライブコード2の軸
心部に通されている導線と導通している。なお、ストッ
パ部36の折り曲げ部35に対する接圧はドライブコー
ド2の復元弾性により著しく高く保たれている。
【0018】図1に示すように固定接点30の一端部は
環状溝21を貫通してモーターケース20とギヤケース
9の外壁部に囲まれた空間内へ出て、ここに配設されて
いる基板37と接続している。
【0019】基板37はモータ3と接続しかつギヤケー
ス9の外部にあるカプラ38と接続している。カプラ3
8は電源等へ接続している。
【0020】次に本実施例の作用を説明する。まず、図
2においてフィーダ部10を連結部16に対して回動さ
せると、ポール1の向きを変更できる。この場合、ギヤ
ケース9は図示の状態からフィーダ部10の嵌合部にお
ける軸心回りに回動した状態で車体へ取付けられること
になる。
【0021】このため、ドライブコード2に付着した泥
が連結部16から入り口部23(図3)を通って巻き取
り溝22内へ入ると、従来であれば固定接点30へ付着
し易くなる。
【0022】しかし、本実施例では、図1に明らかなよ
うに、摺動部32が巻き取り溝22と内周壁22aを隔
てたギヤケース9の内方に位置されたので、この給電部
に泥が付着しにくくなり、導通性を良好に保つことがで
きる。
【0023】
【考案の効果】巻き取りドラムが、巻き取り溝を内外に
挟む内周壁と外周壁を備えるとともに、ドライブコード
内の導線に対する給電部を、巻き取り溝と内周壁を間に
隔てられたギヤケース内方側に設けたことにより、ポー
ルの向きを変化させて、ギヤケースの取付角度を変化さ
せた場合であっても、ドライブコードに付着して巻き取
り溝内へ入り込む泥を給電部へ付着させないようにでき
る。
【0024】このため、ギヤケースの取付角度を種々に
変化させても接触不良を招くおそれがなくなり、使用場
所の自由度が大きくなって便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例要部の拡大断面図
【図2】実施例の全体断面図
【図3】実施例要部の一部破断した分解図
【符号の説明】
1:ポール、2:ドライブコード、4:巻き取りドラ
ム、9:ギヤケース、30:固定接点、32:摺動部、
33:スリップリング、35:折り曲げ部、36:スト
ッパ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 11/00 B60Q 1/32

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に発光体が設けられた伸縮自在のポ
    ールと、このポールを伸縮させるためのドライブコード
    と、このドライブコードの巻き取り溝をリング状に設け
    た巻き取りドラムと、この巻き取りドラムを内側へ回転
    自在に収容するギヤケースとを備え、ドライブコード内
    に導線を通してその一端を発光体に接続し、巻き取りド
    ラム側の他端から発光体へ給電する伸縮式コーナーポー
    ルにおいて、前記巻き取りドラムは前記巻き取り溝を内
    外に挟む内周壁と外周壁を備えるとともに、ドライブコ
    ード内の導線に対する給電部を、巻き取り溝と内周壁を
    間に隔てられたギヤケース内方側に設けたことを特徴と
    する伸縮式コーナーポール。
JP1993021624U 1993-03-31 1993-03-31 伸縮式コーナーポール Expired - Fee Related JP2604205Y2 (ja)

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