JP3190569B2 - 電動式アンテナ - Google Patents

電動式アンテナ

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JP3190569B2 JP11429796A JP11429796A JP3190569B2 JP 3190569 B2 JP3190569 B2 JP 3190569B2 JP 11429796 A JP11429796 A JP 11429796A JP 11429796 A JP11429796 A JP 11429796A JP 3190569 B2 JP3190569 B2 JP 3190569B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用のAM/F
Mアンテナとして用いられる電動式アンテナに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】車載用のAM/FMアンテナとしての従
来の電動式アンテナにあっては、1つのケース内に、多
段ロッドアンテナとこれに連結されたラック部材が移動
自在に収納されるとともに、ラック部材に刻設されたラ
ックに噛合するピニオンギアを駆動回転させるためのモ
ータ駆動部が収納されている。そして、多段ロッドアン
テナの突出部よりケース内に雨水が侵入しないように適
宜なシール構造が採用されている。
【0003】また、アンテナ出力は、出力端子等を介し
て同軸ケーブルに導出され、この同軸ケーブルの先端に
設けられた受信機等で適宜に増幅ならびに同調選局され
る。または、ケースの外周壁に増幅器収納用の増幅器ケ
ースを添設し、この増幅器ケースに収納された増幅器に
よって適宜にアンテナ出力を増幅し、その増幅出力を同
軸ケーブルを介して受信機に導出するようになされたも
のもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電動式アンテナ
は、ケース内に雨水等が侵入しないような対策が採用さ
れているが、必ずしも雨水の侵入を完全には阻止できな
い。そこで、ケース内に侵入した雨水等がモータ駆動部
の制御回路等に不具合を生じさせる虞がある。
【0005】また、アンテナ出力を同軸ケーブルを介し
て受信機に導出する構造は、同軸ケーブルによる信号減
衰が受信性能を悪くする1つの要因となる。そこで、該
不具合を改善すべく、アンテナ出力をアンテナ基端付近
で増幅すべく、ケースに添設された増幅器ケースに増幅
器が収納され、その増幅出力が同軸ケーブルに導出され
るようになされる。しかるに、ケースに増幅器ケースを
添設する工程が必要であり、また部品点数も多くなり、
大量生産の視点から改善が望まれる。
【0006】本発明の目的は、従来の電動式アンテナに
関する上述のごとき不具合を改善すべくなされたもの
で、ケース内に雨水が侵入してもモータ駆動部へは侵入
しないようにした電動式アンテナを提供することにあ
る。また、ケースに増幅器収納空間を一体的に形成する
ことで、増幅器の組み付けを容易とした電動式アンテナ
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の電動式アンテナは、アンテナ素子にラッ
クが刻設されたラック部材を連結し、モータ駆動部のピ
ニオンギアを前記ラックに噛合させ、前記モータ駆動部
の駆動回転により前記アンテナ素子を突出および引き込
み自在に構成した電動式アンテナにおいて、ケース内を
仕切り部材によって前記モータ駆動部を収納する空間と
前記アンテナ素子およびラック部材を移動自在に収納す
る空間とに区分し、前記モータ駆動部のピニオンギアの
みを前記仕切り部材に穿設した孔より他方の空間に突出
させて前記ラックに噛合させて構成されている。
【0008】そして、前記ケースを第1ケース部材と前
記仕切り部材と第2ケース部材との重ね合せにより形成
し、前記アンテナ素子およびラック部材を移動自在に収
納する空間を構成する前記仕切り部材と第2ケース部材
の当接部が水密構造となるように構成しても良い。
【0009】さらに、前記ピニオンギアに設けられた胴
部にシートパッキンを嵌合し、このシートパッキンを前
記仕切り部材に弾接させて、前記ピニオンギアが突出す
る仕切り部材の前記孔が水密構造となるように構成する
こともできる。
【0010】また、アンテナ素子にラックが刻設された
ラック部材を連結し、モータ駆動部のピニオンギアを前
記ラックに噛合させ、前記モータ駆動部の駆動回転によ
り前記アンテナ素子を突出および引き込み自在に構成し
た電動式アンテナにおいて、前記モータ駆動部を収納す
るとともに前記アンテナ素子およびラック部材を移動自
在に収納するケースに、前記収納空間とは別に増幅器収
納空間を一体的に形成し、この増幅器収納空間にアンテ
ナ出力を増幅するための増幅器を配設して構成しても良
い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につき図
1乃至図9を参照して説明する。図1は、本発明の電動
式アンテナの一実施例の外観図であり、(a)は正面
図、(b)は右側面図である。図2は、図1で第1ケー
ス部材を除いたケース内の図である。図3は、図1で第
1ケース部材と仕切り部材を除いたケース内の図であ
る。図4は、図1(a)のA−A断面拡大図である。図
5は、仕切り部材と第2ケース部材の当接部の水密構造
を示し、(a)は凹凸の嵌合による構造を示し、(b)
はパッキンによる別の構造を示す。図6は、ケース上端
部の断面拡大図である。図7は、アンテナ出力端子の導
出構造を示す図である。図8は、アンテナ出力端子の導
出の別の構造を示し、(a)は正面図、(b)は(a)
のB矢視図である。図9は、アンテナ出力端子を下方に
導出することによる作用を説明する図であり、(a)は
アンテナの突出状態、(b)はアンテナの引き込み状態
をそれぞれに示す。
【0012】本発明の電動式アンテナの一実施例の外観
は、図1に示すごとく、ケース10よりアンテナ部12
が突出および引き込み自在に構成される。ケース10
は、マウントベース14と第1ケース部材16と仕切り
部材18と第2ケース部材20およびドレインパイプ2
2とからなる。かかる電動式アンテナは、マウントベー
ス14により、従来のこの種の装置と同様に、適宜に車
の車体パネル100に穿設した孔にシート102等を用
いて水密構造で取り付けられる。
【0013】そして、図2に示すごとく、仕切り部材1
8上に、モータ24とギア機構26とギア機構26の回
転数を電気信号に変換するカウントギア28および制御
回路基板30等からなるモータ駆動部32が組み込まれ
ており、第1ケース部材16と仕切り部材18で区割さ
れる空間に収納されている。そして、図4に示すごと
く、モータ駆動部32のピニオンギア26aが仕切り部
材18に穿設された孔18aより第2ケース部材20側
に突出して配設される。このピニオンギア26aと仕切
り部材18上に配設される平歯車とは図示しない摩擦ク
ラッチにより連結される。しかも、孔18aは、ピニオ
ンギア26aと一体の胴部に嵌合されたシートパッキン
34の外周縁が仕切り部材18に弾接されて水密構造と
される。さらに、仕切り部材18と第2ケース部材20
との当接部は、図5に示すごとく、(a)に示す凹凸の
嵌合、または(b)に示すパッキン36またはOリング
等により水密構造とされ、仕切り部材18と第2ケース
部材20とで区割される空間が水密構造とされる。
【0014】また、図3に示すごとく、第2ケース部材
20の上端部と下端部で同一直線上に、マウントベース
14とドレインパイプ22が配設される。このマウント
ベース14とドレインパイプ22内を、後述するアンテ
ナ素子50とラック部材40が直線上で移動自在に配設
される。そして、ラック部材40に刻設されたラック4
0aにピニオンギア26aが噛合される。このピニオン
ギア26aに対応して背当て部20aが第2ケース部材
20に設けられ、ピニオンギア26aの駆動によりラッ
ク40aの噛合が逃げないように構成されている。さら
に、第2ケース部材20には、ラック部材40等が配設
される空間とは別個に仕切られた増幅器収納空間20b
が形成される。該増幅器収納空間20bは、仕切り部材
18が蓋として作用する。そして、この増幅器収納空間
20bに、アンテナ出力を増幅するためのシールドケー
ス内に組み込まれた増幅器42が収納される。さらに、
アンテナ出力を増幅器42に導入するためのアンテナ弾
接片44と、増幅出力を出力するための出力端子46が
設けられている。
【0015】さらに、図6に示すごとく、アンテナ部1
2は、全長がヘリカルコイルからなるアンテナ素子50
に、先端が閉塞された絶縁チューブ52を被せてなり、
アンテナ素子50の基端部からアンテナ線50aが軸方
向に長く導出される。なお、アンテナ素子50に熱収縮
チューブを被せ、このチューブを熱収縮させてヘリカル
コイルのピッチ等がずれないようにした上で、絶縁チュ
ーブ52が被せられても良い。また、ラック部材40の
先端は絶縁チューブ52の下端部に嵌合され、その外周
でこの絶縁チューブ52の下端部とラック部材40に跨
がってジョイントパイプ54が嵌合され、適宜にカシメ
られて、絶縁チューブ52とラック部材40が一体的に
固定連結される。ラック部材40には、ジョイントパイ
プ54の下端部付近に径大部からなるストッパ部40b
が形成されている。さらに、ラック部材40にはストッ
パ部40bの直下から下端にわたりラック40aが刻設
される。そして、アンテナ素子50の基端よりアンテナ
出力端子として導出されたアンテナ線50aは、ラック
部材40に添設され、その端部にアンテナ突出状態でア
ンテナ弾接片44が弾接される。このアンテナ線50a
の端部は、アンテナ弾接片44との弾接力を増すよう
に、図7に示すごとく略台形とされている。なお、アン
テナ出力端子は、図7に示すごときものに限られず、ア
ンテナ素子50の基端から導出されたアンテナ線50a
に、図8に示すごとく、アンテナ導出片50bをカシメ
等および半田付けで固定ならびに電気的接続し、このア
ンテナ導出片50bをラック部材40に添設するととも
にその端部を適宜に弾力を有する形状としても良い。
【0016】さらに、マウントベース14の構造は、図
6に示すごとく、第2ケース部材20に筒状ベース60
の下端が固定される。この筒状ベース60の中間部外周
に車体パネル100の裏面に当接するフランジ部60a
が適宜に設けられる。筒状ベース60の上端部にはトッ
プナット62が螺合され、トップナット62とインシュ
レータ64を介して、シート102と車体パネル100
がフランジ部60aに強圧固定される。トップナット6
2の内周には、雨水侵入防止用のパッキン66が嵌合固
定される。このパッキン66はアンテナ部12の絶縁チ
ューブ52の外周に弾接し、絶縁チューブ52との間を
水密構造としている。さらに、パッキン66に第1スト
ッパ部材68が嵌合固定され、この第1ストッパ部材6
8の内周に第2ストッパパイプ70が嵌合固定される。
この第2ストッパパイプ70には外方に広がる爪が設け
られ、第1ストッパ部材68内に一度挿入されると、爪
により抜けが阻止される。この第2ストッパパイプ70
の下端に、ラック部材40に設けたストッパ部40bが
当接し、ラック部材40の突出方向への移動の規制がな
される。
【0017】かかる構成において、アンテナ素子50の
ヘリカルコイルは、一例として、コイル径7mmでター
ン数100で全長150mmである。そして、アンテナ
素子50を突出および引き込むには、ラック部材40を
約150mmだけ移動できれば良い。そこで、ラック部
材40を巻き取りまたは曲げ等することなしに直線移動
させても、装置全体は小型となる。しかも、ラック部材
40を直線移動させることで、ラック部材40は可撓性
を具備する必要がなく、充分な強度をラック部材40に
具備させることができる。
【0018】また、マウントベース14は略筒状であっ
て、突出状態のアンテナ素子50の基端部に、アンテナ
弾接片44を設けることが困難である。そこで、アンテ
ナ線50aを引き出し、その端部に第2ケース部材20
に配設したアンテナ弾接片44が弾接されている。この
給電構造によって、マウントベース14の構造を従来の
この種の装置と同様とすることができる。そして、ラッ
ク部材40にアンテナ素子50との連結部の直下から下
端までラック40aを刻設することで、ラック部材40
の長さをアンテナ部12の突出長さ寸法とほぼ同じとす
ることができる。すなわち、突出状態では、図9(a)
に示すごとく、ピニオンギア26aがラック40aの下
端部に噛合し、引き込んだ状態では、図9(b)に示す
ごとく、ピニオンギア26aが連結部の直下部に噛合す
る。そこで、ラック部材40を直線移動させるにもかか
わらず、アンテナを引き込んだ状態での装置は小型であ
る。
【0019】そして、アンテナの突出状態では、図6に
示すごとく、ラック部材40のストッパ部40bがマウ
ントベース14の第2ストッパパイプ70の下端部に当
接して突出方向の移動が制限される。また、引っ込み状
態では、図9(b)に示すごとく、ストッパ部40bが
第2ケース部材20の背当て部20aの段差に当接して
引き込み方向の移動が制限される。該構成にあっては、
ピニオンギア26aから移動方向の力が作用するラック
部材40自体にストッパ部40bが設けられているの
で、移動の制限が確実になし得る。なお、ラック部材4
0に連結された他の部材により移動制限をすると、連結
部に過大な力が作用し易く、それだけ破損し易い。
【0020】さらに、アンテナ出力を増幅する増幅器4
2がアンテナの基端部近くに設けられるので、外来雑音
の侵入を容易に阻止することができる。また、第2ケー
ス部材20に、ラック部材40等の収納とは別に仕切ら
れて一体に形成された増幅器収納空間20bに増幅器4
2を配設するので、増幅器42の配設が極めて容易であ
る。そして、アンテナ等を伝わってケース内に侵入する
虞のある雨水等が、増幅器42に侵入することがない。
【0021】そしてまた、ラック部材40が収納される
第2ケース部材20と仕切り部材18で区割される空間
は、水密構造とされるので、この空間にアンテナ部12
を伝わって雨水等が侵入したとしても、仕切り部材18
と第1ケース部材16で区割された空間に収納されるモ
ータ駆動部32に雨水等が侵入することはない。
【0022】図10は、本発明の電動式アンテナのアン
テナ出力端子の導出の別の構造を示す要部断面図であ
る。図10において、図6と同一部材には同一符号を付
けて重複する説明を省略する。
【0023】図10において、アンテナ素子50の基端
より導出されるアンテナ線50aは、導電材からなるジ
ョイントパイプ54の内面に当接され、ジョイントパイ
プ54のカシメによりラック部材40と絶縁チューブ5
2の固定とともにアンテナ線50aとジョイントパイプ
54が電気的接続される。そして、第1ストッパ部材6
8に挿入固定される第2ストッパパイプ80には、内周
方向に突出してジョイントパイプ54に弾接する弾接舌
片80aと外周方向に突出する弾性舌片80bとがそれ
ぞれ設けられる。なお、この第2ストッパパイプ80
は、ラック部材40のストッパ部40bが当接して突出
方向への移動を規制することは勿論である。そして、筒
状ベース60の内周にインシュレータチューブ82を介
して導電材からなる出力導出パイプ84が圧入固定され
る。第2ストッパパイプ80の外方に突出する弾性舌片
80bは、出力導出パイプ84の内周に弾接される。そ
して、出力導出パイプ84の下端部より、増幅器42へ
アンテナ出力が導出される。
【0024】かかる構成では、アンテナの突出状態で、
ジョイントパイプ54に第2ストッパパイプ80の弾接
舌片80aが弾接すると、アンテナ素子50の基端が、
アンテナ線50aとジョイントパイプ54と第2ストッ
パパイプ80と出力導出パイプ84を順次に介して増幅
器42に接続される。
【0025】図10の構成にあっては、マウントベース
14の構造を大きく変化させずに、アンテナの給電点を
アンテナ素子50の基端部に設けることができる。しか
も、アンテナ出力を確実に増幅器42に導出できる。
【0026】なお、上記実施例にあっては、アンテナ素
子としてヘリカルコイルで全長を形成して物理的長さを
短かくしているので、ラック部材も短かくて良く、この
ラック部材を直線移動させている。しかるに、本発明は
上記実施例のものに限られず、アンテナ素子として多段
ロッドアンテナを用い、ラック部材を巻き取り収納する
電動式アンテナにも適用できることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電動式ア
ンテナは構成されているので、以下のごとき格別な効果
を奏する。
【0028】請求項1記載の電動式アンテナにあって
は、ケース内を仕切り部材によってモータ駆動部を収納
する空間と、アンテナ素子およびラック部材を移動自在
に収納する空間とに区分したので、アンテナ素子を伝わ
って雨水がケース内に侵入してもモータ駆動部を収納す
る空間には侵入し得ない。よって、モータ駆動部が雨水
等により不具合を生ずる虞がない。
【0029】そして、請求項2記載の電動式アンテナに
あっては、アンテナ素子およびラック部材を移動自在に
収納する空間を形成する仕切り部材と第2ケース部材の
当接部を水密構造としたので、該空間に侵入した雨水が
当接部より外部に漏れるようなことがなく、ドレインパ
イプ等により適宜に外部に排出され得る。
【0030】さらに、請求項3記載の電動式アンテナに
あっては、仕切り部材からピニオンギアを突出させるた
めの孔がシートパッキンにより水密構造とされるので、
ケース内に侵入した雨水にピニオンギアは晒されるもの
の、他のモータ駆動部は雨水に晒される虞がなく、雨水
の侵入による不具合を生じない。
【0031】また、請求項4記載の電動式アンテナにあ
っては、ケースに一体的に形成された増幅器収納空間
に、増幅器を容易に収納することができ、組み立て工数
等の点で量産に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電動式アンテナの一実施例の外観図で
あり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
【図2】図1で第1ケース部材を除いたケース内の図で
ある。
【図3】図1で第1ケース部材と仕切り部材を除いたケ
ース内の図である。
【図4】図1(a)のA−A断面拡大図である。
【図5】仕切り部材と第2ケース部材の当接部の水密構
造を示し、(a)は凹凸の嵌合による構造を示し、
(b)はパッキンによる別の構造を示す。
【図6】ケース上端部の断面拡大図である。
【図7】アンテナ出力端子の導出構造を示す図である。
【図8】アンテナ出力端子の導出の別の構造を示し、
(a)は正面図、(b)は(a)のB矢視図である。
【図9】アンテナ出力端子を下方に導出することによる
作用を説明する図であり、(a)はアンテナの突出状
態、(b)はアンテナの引き込み状態をそれぞれに示
す。
【図10】本発明の電動式アンテナのアンテナ出力端子
の導出の別の構造を示す要部断面図である。
【符号の説明】
10 ケース 12 アンテナ部 16 第1ケース部材 18 仕切り部材 18a 孔 20 第2ケース部材 20b 増幅器収納空間 26a ピニオンギア 32 モータ駆動部 34 シートパッキン 40 ラック部材 40a ラック 42 増幅器 50 アンテナ素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−10949(JP,A) 特開 平7−74523(JP,A) 特開 昭63−121324(JP,A) 実開 昭54−177849(JP,U) 実開 昭63−136408(JP,U) 実開 昭49−65133(JP,U) 実開 昭61−5004(JP,U) 実開 平2−90506(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 1/02 H01Q 1/10 H01Q 1/27

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ素子にラックが刻設されたラッ
    ク部材を連結し、モータ駆動部のピニオンギアを前記ラ
    ックに噛合させ、前記モータ駆動部の駆動回転により前
    記アンテナ素子を突出および引き込み自在に構成した電
    動式アンテナにおいて、ケース内を仕切り部材によって
    前記モータ駆動部を収納する空間と前記アンテナ素子お
    よびラック部材を移動自在に収納する空間とに区分し、
    前記モータ駆動部のピニオンギアのみを前記仕切り部材
    に穿設した孔より他方の空間に突出させて前記ラックに
    噛合させて構成したことを特徴とする電動式アンテナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電動式アンテナにおい
    て、前記ケースを第1ケース部材と前記仕切り部材と第
    2ケース部材との重ね合せにより形成し、前記アンテナ
    素子およびラック部材を移動自在に収納する空間を構成
    する前記仕切り部材と第2ケース部材の当接部が水密構
    造となるように構成したことを特徴とする電動式アンテ
    ナ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電動式アンテナにおい
    て、前記ピニオンギアに設けられた胴部にシートパッキ
    ンを嵌合し、このシートパッキンを前記仕切り部材に弾
    接させて、前記ピニオンギアが突出する仕切り部材の前
    記孔が水密構造となるように構成したことを特徴とする
    電動式アンテナ。
  4. 【請求項4】 アンテナ素子にラックが刻設されたラッ
    ク部材を連結し、モータ駆動部のピニオンギアを前記ラ
    ックに噛合させ、前記モータ駆動部の駆動回転により前
    記アンテナ素子を突出および引き込み自在に構成した電
    動式アンテナにおいて、前記モータ駆動部を収納すると
    ともに前記アンテナ素子およびラック部材を移動自在に
    収納するケースに、前記収納空間とは別に増幅器収納空
    間を一体的に形成し、この増幅器収納空間にアンテナ出
    力を増幅するための増幅器を配設して構成したことを特
    徴とする電動式アンテナ。
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