JPH05435Y2 - - Google Patents

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JPH05435Y2
JPH05435Y2 JP14011789U JP14011789U JPH05435Y2 JP H05435 Y2 JPH05435 Y2 JP H05435Y2 JP 14011789 U JP14011789 U JP 14011789U JP 14011789 U JP14011789 U JP 14011789U JP H05435 Y2 JPH05435 Y2 JP H05435Y2
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pole
telescopic pole
motor
drive cord
gear
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば自動車の車幅を表示するコー
ナーポールのように、車内からの遠隔操作によつ
て自動的に伸縮させることができる車輌用伸縮ポ
ールの駆動装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の装置として、直径が異なる複数
の金属製パイプを順次に多重に嵌合して構成され
た伸縮ポールの内部に、ドライブコードの巻取ド
ラムを可逆モータにより駆動して、ドライブコー
ドを繰り出し・巻き取ることにより、伸縮ポール
を伸縮させるようにした装置が本考案者によつて
開発され、例えば実開昭63−155852号公報、同63
−155853号公報に開示され、或いは特願昭63−
168153号として既に出願されている。この種の伸
縮ポール、特にコーナーポールの場合は、ポール
先端に備えた発光体をポールの伸長時には点灯
し、ポール短縮時には消灯するように構成されて
いる。また、発光体への給電手段としてはドライ
ブコードの内部を通した導電性の芯線を用い、他
方のアース側はポール自体を用いて、そのポール
ベースからアースリードを外部へ引き出してい
る。
[考案が解決しようとする課題] このように従来のものは、ポールベースからア
ースリード線を外部に引き出しているため、その
接線作業にかなりの手数を要するだけでなく、リ
ード線の断線や接線不良を起し易いとか、リード
線の引き出し手段が多くなるとか、外見的にも簡
素でない等の欠点を有している。
本考案の目的は、このような従来の欠点を解消
するため、アース不良問題を生じ難い構造にする
と共にリード線の引き出し手数を減少し、しかも
アースの接続を確実にかつ簡単にできるようにし
た車輌用伸縮ポールの駆動装置を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 上述の目的を達成するために、本考案に係る車
輌用伸縮ポールの駆動装置においては、金属製伸
縮ポールをその内部を通るドライブコードを繰り
出し・巻き取ることによつて伸縮し、前記伸縮ポ
ールの先端に備えた発光体への給電手段として前
記ドライブコードの芯線を用い、他方のアース側
は伸縮ポール自体を用いた車輌用伸縮ポールの駆
動装置において、前記ドライブコードの巻取ドラ
ムを駆動するモータのケースと前記伸縮ポールの
ポールベースとの間を、弾性金属板から成るイン
ナアースプレートにより接続したことを特徴とす
るものである。
[作用] 上述の構成を有する車輌用伸縮ポールの駆動装
置は、装置内部に組み込んだインナアースプレー
トの弾力によりポールベースとモータのケースと
を電気的に接合し、伸縮ポールの先端に備えた発
光体のアース側を、ドライブコード駆動用モータ
のケースから引き出したノイズ防止用のアースリ
ード線によつて一体にアースする。
[実施例] 本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本考案に係る車輌用伸縮ポールの駆動
装置の内部機構の一例を示す断面図である。第1
図において、モータ1の軸に固定されたウオーム
歯車2にはウオームホイール3が噛合し、ウオー
ムホイール3に一体に設けられている平歯車部3
aとセンタ軸4に取り付けられたセンタ歯車5と
が噛合している。センタ歯車5にはドラム側に伸
びる中空の胴部5aの先端に太陽歯車部5bが設
けられ、胴部5aの周囲にはクツシヨン歯車6が
回動自在に遊嵌合されている。
また、クツシヨン歯車6の内方向に形成された
内歯車部6aと歯車部5bとの間には複数の遊星
歯車7が噛合され、これらの遊星歯車7の各中心
に巻取ドラム8と一体のボス8aが遊嵌合されて
減速機構が構成されている。クツシヨン歯車6の
外周には凹溝6bが設けられ、ここに制動ワイヤ
9が掛けられている。この制動ワイヤ9は例えば
第2図に示すように、リング部9aの内径dを予
め凹溝6bの径よりも小さくしておき、リング部
9aをその弾性に抗して拡開した状態で凹溝6b
に嵌め込んだ後に、略平行になつている両端部9
bをワイヤ補助ホルダ10によつて軽く締め付け
るような状態で抑えている。
ワイヤ補助ホルダ10は第3図に示すように例
えば弾性金属板をU字形に曲げて構成され、この
駆動装置の基部となるベース11に設けたストツ
パボス12によつて拡開方向への動きを規制され
ている。また、クツシヨン歯車6の凹溝6bと制
動ワイヤ9の間にはグリース等の潤滑材が介在さ
れ、その間の摩耗を防止するようになつている。
ドライブコード13は従来例と同様に巻取ドラ
ム8の巻溝8b内に巻回され、その終端に結合さ
れたドライブコードストツパ14はドライブコー
ド13の内部を通る導電性ワイヤに接続されてい
る。この導電性ワイヤは伸縮ポールの先端に装置
された発光体への給電を行うものであり、何れも
導電性を有するドライブコードストツパ14、ホ
ールドプレート15、止めリベツト16、スライ
ド接触片17及び給電プレート18を介して、外
部電源に接続されていることも従来通りである。
第1図において、ベース11の両側を覆うフロ
ントカバー19とバツクカバー20は、センタ軸
4の両端部に螺合されたカバー止めナツト21と
軸止めナツト22によつて締め付けられ、またウ
オームホイール3を取り付けた中空軸23はその
内部を通る止めビス24によつて支持され、止め
ビス24の先端はベース11に埋め込まれたイン
サートメタル25にねじ込まれている。止めビス
24の頭部はビスカバー26によつて覆われ、ま
たカバー止めナツト21と軸止めナツト22はそ
れぞれフロントカバー19とバツクカバー20に
付着された絶縁シール27によつて覆われてい
る。
この駆動装置Aは第4図、第5図に示すように
自動車のシヤーシ28の内部に取り付けられ、そ
のコード出口部29にはシヤーシ28の外部にお
いて伸縮される伸縮ポール30のポールベース3
1が連結され、巻取ドラム8に巻回されたドライ
ブコード13の先端は伸縮ポール30の内部を通
つて最先端のロツドに連結され、ドライブコード
13を繰り出すことによつて伸縮ポール30が伸
長し、逆に巻き取ることにより伸縮ポール30は
短縮されて第4図に示すような状態になつてい
る。
なお、第1図において、33はアースブリツジ
プレート、34はカバー止めビス、35は水抜き
カバー、36はスポンジフイルタを示し、第4図
において、37は防水シールテープ、38はゴム
リング、39はブラケツト止め部を示している。
上述の構成において、モータ1からの動力はウ
オーム歯車2、ウオームホイール3、センタ歯車
5を経て遊星歯車7により減速されて巻取ドラム
8を回転し、その回転方向によつてドライブコー
ド13を繰り出し又は巻き取ることになるが、こ
れはクツシヨン歯車6が固定又は制動されている
場合のことであり、仮にクツシヨン歯車6がフリ
ーの状態にあるとすれば、このクツシヨン歯車6
が空転するので巻取ドラム8には動力が伝達しな
くなる。そこで、クツシヨン歯車6の回転を一定
の力で停止又は制動する必要があり、このため実
施例では制動ワイヤ9によつてクツシヨン歯車6
に一定の制動力を掛け、通常の状態ではクツシヨ
ン歯車6の回転を制止して巻取ドラム8に一定の
回転トルクを伝達し、ドライブコード13の繰り
出し又は巻き取りが終了して巻取ドラム8が回転
を停止したときは、制動ワイヤ9の制動力に抗し
てクツシヨン歯車6を空転させることにより、モ
ータ1と巻取ドラム8との間の動力伝達を断絶し
て衝撃を防止できるようになつている。
伸縮ポール30の先端に備えられた発光体の給
電手段として、第6図に示すようにドライブコー
ド13の内部を通る導電性ワイヤ13aを利用
し、他方のアース側は伸縮ポール30自体が用い
られ、従来の場合はポールベース31からアース
リード線が外部に引き出されていたことは既述の
通りである。
しかし、本考案においては第5図にも示すよう
に、駆動装置内部において、ポールベース31と
モータ1のケース1aとの間がインナアースプレ
ート32によつて接続されている。このインナア
ースプレート32は弾性の良い導電性金属板を折
り曲げて形成され、その片方にはポールベース3
1の外周に沿うように曲げられた変曲接続部32
aを有し、モーターケース1aとポールベース3
1にその弾力を利用して接触するようになつてい
る。
第5図に示すウオームストツパ40はこのイン
ナアースプレート32を押し付ける役割を兼用し
ており、モータ1のケース1aにはモータから発
生する電気的ノイズを防止するための第6図に示
すようなアースリード線41が接続されているの
で、このアースリード線41によつて発光体も共
にアースすることができる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係る車両用伸縮ポ
ールの駆動装置は、伸縮ポール駆動装置内におい
て、ポールベースとモータケースをインナアース
プレートによつて電気的に接続したため、従来で
はポールベースから外部に引き出されていたアー
スリード線を省略することができ、アースリード
線の接続に要した手数を省けるだけでなく、アー
スリード線の断線接続不良等の問題を改善するこ
とができ、装置全体の引出線を減少し、外観的に
もコンパクトにすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る車輌用伸縮ポールの駆動装
置の実施例を示し、第1図は駆動装置の内部機構
の断面図、第2図は制動ワイヤの平面図、第3図
はワイヤ補助ホルダの斜視図、第4図は駆動装置
の外観図、第5図はモータと伸縮ポールの関係の
断面図、第6図は伸縮ポールとモータとの関係の
分解斜視図である。 符号、1はモータ、2はウオーム歯車、3はウ
オームホイール、4はセンタ軸、5はセンタ歯
車、6はクツシヨン歯車、7は遊星歯車、8は巻
取ドラム、9は制動ワイヤ、10はワイヤ補助ホ
ルダ、11はベース、12はストツパボス、13
はドライブコード、14はドライブコードストツ
パ、30は伸縮ポール、31はポールベース、3
2はインナアースプレート、40はウオームスト
ツパ、41はアースリード線である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製伸縮ポールをその内部を通るドライブコ
    ードを繰り出し・巻き取ることによつて伸縮し、
    前記伸縮ポールの先端に備えた発光体への給電手
    段として前記ドライブコードの芯線を用い、他方
    のアース側は伸縮ポール自体を用いた車輌用伸縮
    ポールの駆動装置において、前記ドライブコード
    の巻取ドラムを駆動するモータのケースと前記伸
    縮ポールのポールベースとの間を、弾性金属板か
    ら成るインナアースプレートにより接続したこと
    を特徴とする車輌用伸縮ポールの駆動装置。
JP14011789U 1989-12-01 1989-12-01 Expired - Lifetime JPH05435Y2 (ja)

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JP14011789U JPH05435Y2 (ja) 1989-12-01 1989-12-01

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JP14011789U JPH05435Y2 (ja) 1989-12-01 1989-12-01

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Publication Number Publication Date
JPH0377737U JPH0377737U (ja) 1991-08-06
JPH05435Y2 true JPH05435Y2 (ja) 1993-01-07

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ID=31687114

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