JP2000272408A - 自動車用コーナポール装置 - Google Patents

自動車用コーナポール装置

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JP2000272408A
JP2000272408A JP8375699A JP8375699A JP2000272408A JP 2000272408 A JP2000272408 A JP 2000272408A JP 8375699 A JP8375699 A JP 8375699A JP 8375699 A JP8375699 A JP 8375699A JP 2000272408 A JP2000272408 A JP 2000272408A
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JP
Japan
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rope
corner pole
bumper
drive mechanism
automobile
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JP8375699A
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English (en)
Inventor
Shinichi Saito
伸一 斉藤
Katsuyoshi Tokasato
勝由 戸鹿里
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Harada Industry Co Ltd
Original Assignee
Harada Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】厚み寸法が小さく薄型バンパーに適用可能で、
バンパーの内側構造と干渉せずに狭小なバンパーの内側
領域内に的確に収容することができ、車種の如何を問わ
ず広く適用可能な極めて汎用性に富む自動車用コーナポ
ール装置を提供。 【解決手段】本発明の自動車用コーナポール装置は、駆
動機構(20)と、この駆動機構(20)によって長手方向に移
送されるロープ(13)と、このロープ(13)の先端部に駆動
端が結合され、上記ロープ(13)の移送に伴い自動車(1)
のバンパー(2) に対し出没可能な如く設けられたコーナ
ポール本体(11)と、このコーナポール本体(11)の先端部
に装着された標示素子(12)と、前記駆動機構(20)により
移送される前記ロープ(13)の基端部側をU字状に屈曲し
て挿脱自在に収納可能な如く設けられたロープ収納管(3
0)と、を備えたことを主たる特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、夜間等において狭
い十字路を右折または左折するような場合、あるいは車
庫入れするような場合において、車体のコーナ部が建物
その他の障害物に接触するのを回避するために、運転者
が車体のコーナ部を正確に認識可能な如く自動車のバン
パーに装着される自動車用コーナポール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の自動車用コーナポール装
置は、駆動機構によって長手方向に移送されるロープ
と、このロープの先端部に駆動端が結合され、上記ロー
プの移送に伴い自動車のバンパーに対し出没可能な如く
設けられたコーナポール本体と、このコーナポール本体
の先端部に装着された標示素子と、前記駆動機構により
移送される前記ロープの基端部側を収納するロープ収納
部とを備えたものとなっている。
【0003】ところで、最近の自動車用バンパーは、車
種に応じてその形状,構造等が多様化しており、しかも
かなり小型化している。従って上記バンパーに装着され
る自動車用コーナポール装置としては、取付け対象とな
るバンパーの形状,構造,サイズ等に旨く適合するよう
に、設計製作およびは取付け調整等に種々配慮する必要
がある。
【0004】特に全長寸法の長いコーナポールを備えた
装置の場合には、そのコーナポールを出没操作するため
のロープも長尺となるため、この長尺なロープを如何に
して上記バンパーの内側領域に収容させるかが問題とな
る。
【0005】現在、実用に供されている自動車用コーナ
ポール装置には幾つかの種類があるが、その一つに、電
動式駆動機構にロープ巻取ドラムを併設し、コーナポー
ル操作用ロープを、上記ドラムに巻き取ったり上記ドラ
ムから巻き戻したりする構造のものがある。
【0006】また別の例として、電動式駆動機構に直管
形のロープ収納パイプを接続し、コーナポール操作用ロ
ープを、前記直管形ロープ収納パイプに挿入したり、上
記パイプから引き出したりする構造のものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】コーナポール操作用ロ
ープを、電動式駆動機構に併設したロープ巻取ドラムに
巻き取ったり、上記ドラムから巻き戻したりするように
したものでは、ロープ巻取ドラムの構造上、厚み寸法が
大きなものとならざるを得ない。したがって内側領域の
深さ寸法が大きな構造のパンパーにしか適用できず、薄
型パンパーへの取付けは困難であるため、汎用性にかけ
る。
【0008】コーナポール操作用のロープを、電動式駆
動機構に接続した直管形のロープ収納パイプの中に挿入
したり引き出したりするようにしたものでは、収納する
ロープの長さに比例して上記直管形パイプの長さが長く
なる。この為、直管形パイプがバンパーの内側構造と干
渉する確率が高まり、パンパーの内側領域に旨く収まら
ない場合が多い。つまり長尺な直管形パイプを収容可能
なスペースをもつ特殊な構造のパンパーにしか適用する
ことができず、やはり汎用性にかける。
【0009】本発明の目的は、厚み寸法が小さく薄型バ
ンパーに適用可能である上、バンパーの内側構造と干渉
せずに比較的狭小なバンパーの内側領域に的確に収容す
ることができ、車種の如何を問わず広く適用可能な極め
て汎用性に富んだ自動車用コーナポール装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の自動車用コーナポール装置下
記の如く構成されている。なお下記以外の本発明の特徴
ある構成については実施形態の中で明らかにする。
【0011】本発明の自動車用コーナポール装置は、駆
動機構と、この駆動機構によって長手方向に移送される
ロープと、このロープの先端部に駆動端が結合され、上
記ロープの移送に伴い自動車のバンパーに対し出没可能
な如く設けられたコーナポール本体と、このコーナポー
ル本体の先端部に装着された標示素子と、前記駆動機構
により移送される前記ロープの基端部側をU字状に屈曲
して挿脱自在に収納可能な如く設けられたロープ収納管
と、を備えたことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1実施形態) 「構成」図1は本発明の第1実施形態に係る自動車用コ
ーナポール装置の概略的構成を示す斜視図である。図1
に示す如く本実施形態の自動車用コーナポール装置10
0は、自動車1の前部側バンパー2の内側領域に対し適
宜な取付け手段により取付けられている。自動車用コー
ナポール装置100は、大きく分けるとバンパー2から
外部へ出没可能な如く設けられたコーナポール機構10
と、このコーナポール機構10を出没操作する電動式の
駆動機構20と、この駆動機構20によって長手方向へ
移送されるコーナポール操作用ロープ13を収納するた
めのロープ収納管30とからなっている。
【0013】コーナポール機構10は、径の異なる複数
の導電性パイプを互いに摺動自在に接続してなる伸縮形
のコーナポール本体11と,このコーナポール本体11
の先端部すなわち最小径パイプの頂部に設けられた発光
標示素子12と、一端部が前記最小径パイプに結合され
他端部が駆動機構20のロープ移送用プーリ機構を経由
して前記ロープ収納管30へ導かれているコーナポール
操作用ロープ13と、前記コーナポール本体11を挿脱
自在に収納するポール収納筒体14と、このポール収納
筒体14をバンパー2に対して取付ける取付け機構50
等からなっている。
【0014】なお上記コーナポール操作用ロープ13
は、適宜な剛性及び可撓性を備えた樹脂で形成され、外
周面にラック部(不図示)を有し、軸心部に前記発光標
示素子12に対して電源供給を行なうホット側ラインと
しての導電性芯線(不図示)を有している。
【0015】図2の(a)(b)は自動車用コーナポー
ル装置100の具体的構成を示す上面図と側面図であ
る。なお図2の(b)は駆動機構20のケース24の蓋
を取り除いた状態を示している。図2の(a)(b)に
示すように、駆動機構20は、正逆転可能な直流モータ
21と、この直流モータ21の回転を減速するための減
速ギヤ機構22と、この減速ギヤ機構22によって駆動
されるロープ移送用プーリ機構23とからなり、これら
がケース24にコンパクトに収納されている。なお符号
25は直流モータ21などへ電源を供給するための電源
コードである。また符号26はロープ13がコーナポー
ル本体11を全伸長させた時、ロープ基端部に設けてあ
る端子部(前記導電性芯線と接続されている)と接触し
て電気的に導通し、スイッチONとなすためのスイッチ
ング機構である。
【0016】かくして発光標示素子12は、コーナポー
ル本体11が全伸長したとき、前記スイッチング機構2
6がONとなることで点灯して発光し、コーナポール本
体11が縮小動作を開始すると、上記スイッチング機構
25がOFFとなることことにより消灯するものとなっ
ている。
【0017】ロープ収納管30は、前記駆動機構20の
ロープ導出入力口に接続された第1の直管31と、この
第1の直管31に一端を接続されたU字状の管体40
と、このU字状の管体40の他端に接続された第2の直
管32とからなる。各管相互の接続部には接続用リング
X,Y,Zがそれそれ嵌め込まれ,且つカシメ加工を施
されている。第2の直管32は、前記駆動機構20のケ
ース24と共に、固定バンド33によってバンパー2の
内側領域の一部に固定される。
【0018】かくして前記駆動機構20により移送され
る前記ロープ13の基端部側は、第1の直管31,U字
状の管体40,第2の直管32からなるU字状の管体4
0の中に、U字状に屈曲されて挿脱自在に収納されるも
のとなる。
【0019】図3はU字状の管体40の具体的構造を示
す図である。U字状の管体40は、その中心軸とは垂直
で且つ管体40の軸心に沿って二分割された二部材40
Aと40B(図3には40Aの部分のみを図示)とから
なっている。図示の如く、上記各部材40A(40B)
の両端部には、第1,第2の直管31.32と嵌合可能
な如く若干細径な接続部部41,42が設けられてい
る。また、各部材40A(40B)の途中の分割面の開
口部には、部材相互間を結合するための4個の耳部43
〜47が設けられている。これらの耳部43〜47の結
合面は、各部材40A(40B)の分割面と面一状態と
なるように設けられている。そしてこれらの各耳部43
〜47には、両部材40A(40B)の分割面どうしを
接合したとき互いに係合し合い、両部材40A(40
B)を一体化させるため突起Mと透孔Nとが対応して設
けられている。これらの突起Mと透孔Nとは、部材相互
間のみならず、各部材毎の対称な位置にそれぞれ対応し
て配設されている。
【0020】すなわち耳部43と46とには、図3の
(c)(d)に示す如く、引っ掛け部mを有する突起M
が設けられている。また耳部47の図中左方にも、上記
と同じ突起Mが設けられている。そして、耳部44と4
5とには、図3の(e)(f)に示す如く、滑り込み用
のR部nを有する透孔Nが設けられている。また耳部4
7の図中右方にも、上記と同じ透孔Nが設けられてい
る。
【0021】図示してない相手方のU字部材40Bも、
上記U字部材40Aと全く同一形状に形成されている。
【0022】従って両部材の分割面どうしを接合する
と、一方の部材40Aの耳部43,46,47に設けた
突起Mと、他方の部材40Bの耳部44,45,47に
設けた透孔Nとが係合する。同時に、一方の部材40A
の耳部44,45,47に設けた透孔Nと他方の部材4
0Bの耳部43,46,47に設けた突起Mとが係合す
る。かくして両部材40Aと40Bとは一体化され、単
一のU字状の管体40を構成する。
【0023】図2に説明を戻す。取付け機構50は、ポ
ール収納筒体14の外筒52の頂部に装着された一対の
上下取付け素子54,55によって、取付け対象物であ
るバンパー2の内外両面を挟み込むことにより取付けを
行なうものとなっている。そして本実施形態における取
付け機構50は、内周面にねじを設けてあるリング状の
取付け高さ調整素子51を、ポール収納筒体14の外筒
52における外周面に設けてあるねじ部53に対して螺
合させた構造のねじ式高さレベル調整手段によって、上
記一対の上下取付け素子54,55を支える構造を有し
ている。従って上記取付け高さ調整素子51を回転さ
せ、この取付け高さ調整素子51を外筒52の所定の高
さレベルに位置調整することにより、一対の上下取付け
素子54,55の取付け高さレベルを、取付け対象であ
る当該バンパー2に適合した高さレベルに可変設定する
ことができる。
【0024】本実施形態に示した自動車用コーナポール
装置の主要部の各部寸法を、主として図2の上で例示す
ると次のとおりである。ただしコーナポール本体11の
全長が約550mmの場合である。ロープ収納管30の
管外径L1は約φ12、バンパー2の内側領域に収容さ
れる部分の厚み寸法L2は約31mm,同収容部分の水
平方向の長さL3は約338mm,ロープ収納管30の
Uターン部分の長さL4は約252mm,U字状の管体
40の二つの円弧の中心点相互間の距離L5は約5m
m、上記各円弧の半径Rは約40mm,U字状の管体4
0の横幅L6は約97mm,取付け機構50の高さL7
は高さレベル調整素子51の調整レベルに応じて可変す
るが、おおよそ100〜150mm程度である。
【0025】なお上記した各部寸法は、あくまで一例で
あり、取付け対象であるバンパーの条件にに応じて適宜
所要の寸法に設定可能であるのは勿論である。
【0026】「動作」伸縮形コーナポール本体11をバ
ンパー2から外方へ突出させるべく、駆動機構20のモ
ータ21を正回転させると、ロープ移送用プーリ機構2
3によりロープ13が長手方向に移送される。このロー
プ13の移送に伴ってコーナポール本体11は図1の矢
印U方向へ伸長を開始する。このときロープ13の基端
部側は図4の(a)(b)(c)に示すような動きを順
次示しながら、U字状の管体40から順次外部へ引き出
される。コーナポール本体11が全伸長すると、モータ
21の電源は図示しないリミットスイッチ等の働きによ
りOFFとなる。そしてこの時、ロープ13の基端部に
設けてある端子部(不図示)がスイッチング機構26と
接触するため、ロープ13の導電性芯線及びコーナポー
ル本体11の導電性パイプを介して発光標示素子12に
対して通電が行なわれる。このため発光標示素子12が
点灯発光する。従って運転者は発光標示素子12の存在
位置を視認することにより、車体コーナ部の位置確認を
行なえる。
【0027】伸縮形コーナポール本体11をバンパー2
の内方へ引き込むべく、駆動機構20のモータ21を逆
回転させると、ロープ移送用プーリ機構23によりロー
プ13は前の場合とは反対方向に移送される。これに伴
ってコーナポール本体11が図1の矢印D方向へ向かっ
て縮小を開始する。この時、ロープ13の基端部に設け
てある端子部がスイッチング機構26から離れるため、
発光標示素子12に対する電源供給が断たれ同素子12
は消灯する。そしてロープ13の基端部側は,図4の
(c)(b)(a)に示すような動きを順次示しなが
ら、U字状の管体40の内部へ引き込まれる。コーナポ
ール本体11が全縮小すると、モータ21の電源は図示
しないリミットスイッチ等の働きによりOFFとなる。
【0028】なおロープ13の基端部がU字状の管体4
0の湾曲部を移送される時、自らの弾性により図4の
(b)(a)のような態様を呈する。このためロープ1
3の基端部が、U字状の管体40と第1,第2の直管3
1,32との接続部を通過する際、上記接続部内面に存
在する突部に引っ掛かることはない。
【0029】(変形例)実施形態に示された自動車用コ
ーナポール装置は下記の変形例を含んでいる。 ・単一の管体をU字状に湾曲加工して製作したロープ収
納管30を用いたもの。 ・スライド式の高さレベル調整手段を備えた取付け機構
50を用いたもの。
【0030】(実施形態における特徴点) [1]実施形態に示された自動車用コーナポール装置
は、駆動機構(20)と、この駆動機構(20)によって長手方
向に移送されるロープ(13)と、このロープ(13)の先端部
に駆動端が結合され、上記ロープ(13)の移送に伴い自動
車(1) のバンパー(2) に対し出没可能な如く設けられた
コーナポール本体(11)と、このコーナポール本体(11)の
先端部に装着された標示素子(12)と、前記駆動機構(20)
により移送される前記ロープ(13)の基端部側をU字状に
屈曲して挿脱自在に収納可能な如く設けられたロープ収
納管(30)と、を備えたことを特徴としている。
【0031】[2]実施形態に示された自動車用コーナ
ポール装置は、ロープ移送用プーリ機構(23)を備えた電
動式の駆動機構(20)と、この駆動機構(20)によって長手
方向に移送される如く、外周面にラック部を有し、軸心
部に導電性芯線を有する樹脂製ロープ(13)と、この樹脂
製ロープ(13)の先端部に最小径パイプが結合され、上記
ロープ(13)の移送に伴い自動車(1) のバンパー(2) に対
し出没可能な如く設けられた、径の異なる複数の導電性
パイプを互いに摺動自在に接続してなる伸縮形コーナポ
ール本体(11)と、この伸縮形コーナポール本体(11)の先
端部に装着され、上記本体(11)が伸長したとき前記導電
性芯線を介して電源を供給され発光標示する如く設けら
れた発光標示素子(12)と、U字状の管体(40)を途中に介
在させ、前記駆動機構(20)により移送される前記ロープ
(13)の基端部側をU字状に屈曲して挿脱自在に収納可能
な如く設けられたロープ収納管(30)と、を備えたことを
特徴としている。
【0032】[3]実施形態に示された自動車用コーナ
ポール装置は、前記[1]又は[2]に記載の装置であ
って、コーナポール本体(11)は、高さレベル調整手段(5
1,52,53)をもつ取付け機構(50)を備えたポール収納筒体
(14)に収納されることを特徴としている。
【0033】
【発明の効果】本発明の自動車用コーナポール装置は、
駆動機構により移送されるコーナポール操作用ロープの
基端部側を、U字状に屈曲して挿脱自在に収納可能な如
く設けられたロープ収納管を備えていることを主たる特
徴としている。
【0034】従って本発明によれば、従来例で示したよ
うなロープ巻取ドラムを用いるものではないので、バン
パーの内側領域に収容される部分の厚み寸法が小さく、
薄型バンパーに適用可能である上、たとえロープ長が長
尺な場合であってもロープをUターンさせて収容可能で
あるため、バンパーの内側構造と干渉せずに比較的狭小
なバンパーの内側領域に的確に収容することができ、車
種の如何を問わず広く適用可能な極めて汎用性に富んだ
自動車用コーナポール装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る自動車用コーナポ
ール装置の概略的構成を示す斜視図。
【図2】本発明の第1実施形態に係る自動車用コーナポ
ール装置の具体的構成を示す図で、(a)は上面図、
(b)は側面図。
【図3】本発明の第1実施形態に係る自動車用コーナポ
ール装置におけるU字状管体の具体的構造を示す図。
【図4】本発明の第1実施形態に係る自動車用コーナポ
ール装置におけるU字状管体の内部を移送中のロープの
動きを示す部分断面図。
【符号の説明】
1…自動車 2…バンパー 100…自動車用コーナポール装置 10…コーナポール機構 11…コーナポール本体 12…発光標示素子 13…コーナポール操作用ロープ 14…ポール収納筒体 20…駆動機構 21…モータ 22…減速ギヤ機構 23…ロープ移送用プーリ機構 24…ケース 25…電源コード 26…スイッチング機構 30…ロープ収納管 31,32…第1、第2の直管 40…U字状の管体 43〜47…耳部 50…取付け機構 M…突起 N…透孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動機構と、 この駆動機構によって長手方向に移送されるロープと、 このロープの先端部に駆動端が結合され、上記ロープの
    移送に伴い自動車のバンパーに対し出没可能な如く設け
    られたコーナポール本体と、 このコーナポール本体の先端部に装着された標示素子
    と、 前記駆動機構により移送される前記ロープの基端部側を
    U字状に屈曲して挿脱自在に収納可能な如く設けられた
    ロープ収納管と、 を備えたことを特徴とする自動車用コーナポール装置。
  2. 【請求項2】ロープ移送用プーリ機構を備えた電動式の
    駆動機構と、 この駆動機構によって長手方向に移送される如く、外周
    面にラック部を有し、軸心部に導電性芯線を有する樹脂
    製ロープと、 この樹脂製ロープの先端部に最小径パイプが結合され、
    上記ロープの移送に伴い自動車のバンパーに対し出没可
    能な如く設けられた、径の異なる複数の導電性パイプを
    互いに摺動自在に接続してなる伸縮形コーナポール本体
    と、 この伸縮形コーナポール本体の先端部に装着され、上記
    本体が伸長したとき前記導電性芯線を介して電源を供給
    され発光標示する如く設けられた発光標示素子と、 U字状の管体を途中に介在させ、前記駆動機構により移
    送される前記ロープの基端部側をU字状に屈曲して挿脱
    自在に収納可能な如く設けられたロープ収納管と、 を備えたことを特徴とする自動車用コーナポール装置。
  3. 【請求項3】コーナポール本体は、高さレベル調整手段
    をもつ取付け機構を備えたポール収納筒体に収納される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車用コー
    ナポール装置。
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