JPS6316085Y2 - - Google Patents

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JPS6316085Y2
JPS6316085Y2 JP8158884U JP8158884U JPS6316085Y2 JP S6316085 Y2 JPS6316085 Y2 JP S6316085Y2 JP 8158884 U JP8158884 U JP 8158884U JP 8158884 U JP8158884 U JP 8158884U JP S6316085 Y2 JPS6316085 Y2 JP S6316085Y2
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pole
fitting
set screw
drive
opening
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、車両のコーナポール装置などに適用
できる自動伸縮給電ポール装置に関する。
【従来の技術】
先端ポールにランプやマイクなどの電気部品が
装着された伸縮多段ポールを、上記電気部品への
給電経路を確保しつつモータ駆動で自動伸縮させ
る自動伸縮給電ポール装置として、電気部品のア
ース経路の一部を伸縮多段ポール自体で構成した
ものを、本件出願人は実願昭59−3964号をもつて
先に提案している。 そしてこの場合、伸縮多段ポールは、ドライブ
コードを介してモータ駆動系を有する駆動部によ
り自動伸縮される関係から、この駆動部に基端ポ
ールが取付けられる。 ここで伸縮多段ポールの全伸長の長さを大きく
とるためには、基端ポール自体を駆動部に対して
伸縮させる必要があり、そのため通常基端ポール
は、駆動部のケースに形成された収納筒内に摺動
自在に収容される。 ところでこのような構造では、収納筒の開口部
に基端ポールの抜止め部材が必要となり、また、
収納筒が通常絶縁樹脂で形成されることから、基
端ポールと電気的に接続して伸縮多段ポール以後
のアース経路を形成する部材が必要となる。
【考案の目的】
そこで本考案は、基端ポールの抜止め部材を収
納筒に螺入する止ねじで固定する場合、上記抜止
め部材を基端ポールに電気的に接続する導電性の
アース金具とすれば、上記止ねじをもつて基端ポ
ール以後のアース経路の一部が形成できる点に着
目し、アース金具と止ねじを主体とした簡単な少
数部品の付加のみで基端ポールの抜止め作用と基
端ポール以後のアース経路の形成が確実に行い
得、しかも上記止ねじの厳密な長さ管理を不要と
できるようにした自動伸縮給電ポール装置を提供
することを目的とする。
【考案の構成】
この目的のため本考案は、電気部品が装着され
る基端ポールにドライブコードの先端部が連結さ
れた導電金属製の伸縮多段ポールと、この伸縮多
段ポールの基端ポールを収納する絶縁樹脂製の収
納筒を有し、かつ上記ドライブコードを長さ方向
に往復駆動できるモータ駆動系を有する駆動部
と、上記収納筒の開口部に嵌合し、かつ内周面が
上記基端ポールに摺接して基端ポールの抜止めツ
バ部に係合可能なアース金具とを備え、上記収納
筒にはアース金具の嵌合部の接線方向に向くねじ
孔を設け、このねじ孔に螺入する止ねじのねじ部
を開口部内に臨ませると共に、上記アース金具の
嵌合部外周面には、上記開口部内に臨む止ねじの
ねじ部に係合する係合溝を設け、この係合溝を介
して止ねじをアース金具に接触させ、かつねじ頭
部でアースラグ端子を挟着固定したことを要旨と
する。
【実施例】
以下本考案を車両のコーナポール装置として適
用した一実施例を、図面に基づいて説明する。 第1図において符号1は絶縁樹脂製の収納筒1
1をケースに一体形成した駆動部、2は上記収納
筒11内に配置される伸縮多段ポール、3は上記
駆動部の駆動力を伸縮多段ポール2に伝達してこ
れを自動伸縮させるためのドライブコードであ
る。 駆動部1は、収納筒11の底に形成される挿通
口12を介して収納筒11内に通ずるケース内に
正逆転、停止などの回転制御がなされる駆動モー
タ13、およびこの駆動モータ13の回転力が減
速歯車機構14を介して伝達されるドライブギヤ
15などのモータ駆動系を内蔵している。また上
記挿通口12からケース内に挿入されて略直角に
屈曲して案内される後述のドライブコード3の基
端部をケース外に導出する筒口16がケースに一
体形成されている。この筒口16は図示省略した
給電コネクタを着脱自在にワンタツチ結合するた
めのクリツプピン17を装着していて、クリツプ
ピン17はその一部が筒口16の内面側に弾性的
に膨出している。 伸縮多段ポール2は、前記収納筒11内に挿通
される基端ポール21、この基端ポール21内に
摺動自在に嵌合してこれに抜止めされる中間ポー
ル22、およびこの中間ポール内に摺動自在に嵌
合し、同様に抜止めされる先端ポール23を備え
たテレスコープ状の伸縮可能なものであり、導電
金属材料で形成されている。そしてこのような伸
縮多段ポール2の先端ポール21には収納筒11
の底側に面する端部に抜止めツバ部24が形成さ
れ、これが収納筒11内面に摺動自在に接してい
る。また先端ポール23にはランプ装置25のバ
ルブ26がソケツト部材27を介して装着されて
いる。 ドライブコード3は、導電性金属からなる給電
芯線31を、ジユラコン、デルリンなどの合成樹
脂部32内に長手方向に沿つて埋設した適度の剛
性と可撓性および絶縁性を有するコードであり、
外周面の一側には、前述のドライブギヤ15に噛
合うラツク歯33が長手方向に沿つて形成されて
いる。そしてこのようなドライブコード3の両端
部には接続端子としてのギボシ端子34,35が
それぞれ圧着固定され、これらの端子34,35
はハンダ付によりそれぞれ給電芯線31に接続さ
れている。 ここで伸縮多段ポール2内に挿通されたドライ
ブコード3の先端部は、そこに圧着固定したギボ
シ端子34が絶縁スリーブ28を介して先端ポー
ル23に連結され、またギボシ端子34の尖頭部
36が先端ポール23に装着されたランプ装置2
5のバルブ26の接点部29に当接している。ま
たこのようなドライブコード3の基端部は、ギボ
シ端子35と共に収納筒11の挿通口12から駆
動部1ケース内に導入され、そこでドライブギヤ
15に噛合うと共に、筒口16からケース外部に
導出され、筒口16にワンタツチ結合される図示
省略した給電コネクタからギボシ端子35を介し
て給電されるようになつている。 ここで前記収納筒11の開口部18は若干大径
に形成され、そこに導電金属製の筒状のアース金
具4が嵌合されている。このアース金具4は、第
2図、第3図にも示すように、前記基端ポール2
1の外周面が摺接する接触部41と、抜止めツバ
部24が摺動できる摺動部42とが段部43を介
して内周面に形成され、上記段部43で抜止めツ
バ部24に係合可能となつている。またアース金
具4の外周面には、長さ方向中間部に位置してツ
バ44が形成され、このツバ44より基端側の上
記摺動部42に対応した部分に嵌合部45が、ツ
バ44より先端側にねじ部46がそれぞれ形成さ
れている。そして嵌合部45には、その接線方向
に沿う円弧溝47,47が直径方向に対向配置し
て互いに平行するよう設けられている。 一方、アース金具4の嵌合部45を嵌合した収
納筒11には、上記円弧溝47,47の円弧中心
に合せた中心線をもつねじ孔19,19が貫通形
成され、このねじ孔19,19に止ねじ5,5が
螺入され、これらはそのねじ部51,51がそれ
ぞれ収納筒11の開口部18からアース金具4側
の円弧溝47,47内に進入してこれに接触して
いる。そして一方の止ねじ5が、その頭部52で
アースラグ端子53を挟着固定し、このアースラ
グ端子53がリード線54を介して図示省略した
車載バツテリの(−)側に接続されている。 以上の構成を有する自動伸縮給電ポール装置
は、アース金具4のねじ部46に螺合するナツト
などの部材とアース金具4のツバ44とで車両の
バンパー部Aを適宜の締付座金を介して挟持する
ことで車両に固定される。 そこで図示省略したスイツチの操作で駆動モー
タ13を正転させると、減速歯車機構14を介し
てドライブギヤ15が充分なトルクをもつて回転
され、これによりドライブコード3が伸縮多段ポ
ール2側へ押出される。そして先端ポール23か
ら順次中間ポール22、基端ポール21が収納筒
11から伸長し、この基端ポール21が抜止めツ
バ部24とアース金具4の段部43との係合で抜
止めされて伸縮多段ポール2が全伸長される。 この場合、アース金具4は、止ねじ5のねじ部
51に沿う円弧溝47を介して止ねじ5に係合す
るので、止ねじ5の螺着状態が若干緩んだ場合に
も止ねじとの係合状態が保たれ、収納筒11から
不用意に抜け出すことがない。加えて止ねじ5の
先端部にはこれに当接する部材がないことから、
止ねじ5は、充分長いものを使用することがで
き、ねじ孔19に対する螺合長を充分とることで
収納筒11に対する取付強度を充分確保すること
ができ、この点からもアース金具4を確実に固定
し、基端ポール21の抜止め作用を確実なものと
することができる。 そしてまた伸縮多段ポール2を全伸長させたコ
ーナポール装置としての使用状態においては、ド
ライブコード3の基端部に装着したギボシ端子3
5が、図示省略した給電コネクタに接触してこれ
から給電を受ける状態となる。これによつてラン
プ装置25のバルブ26は、ドライブコード3内
の給電芯線31、ギボシ端子34を介して(+)
側が回路構成され、また(−)側が伸縮多段ポー
ル2の先端ポール23、中間ポール22、基端ポ
ール21、アース金具4、止ねじ5、アースラグ
端子53、リード線54の経路で回路構成されて
点灯し、夜間使用の便に供せられる。 そしてこの場合に、止ねじ5は、前述したよう
にその先端部が当接するような部材が存在しない
ことから、ねじ孔19に対し完全にねじ込むこと
ができ、その頭部52でアースラグ端子53を確
実に挟着固定できるので、アース経路の形成が確
実なものとなる。 また、このような自動伸縮給電ポール装置は、
駆動部1を前述と反対に逆転させることで、ドラ
イブコード3を介して伸縮多段ポール2が収納筒
11内に完全収縮して収納される。 そしてこのようなコーナポールとしての使用時
に、伸縮多段ポール2が折損した場合には、止ね
じ5を外すことでアース金具4を収納筒11から
取外せば、伸縮多段ポール2はドライブコード3
と共に収納筒11から抜き出すことができる。
【考案の効果】
以上説明したとおり本考案によれば、基端ポー
ルの抜止めツバ部に係合可能なアース金具が止ね
じを介して収納筒に抜止め固定されるから、基端
ポールを収納筒に摺動自在とした場合に、この基
端ポールを抜止めでき、また上記止ねじを外すの
みで基端ポールを収納筒から簡単に抜き出すこと
ができ、伸縮多段ポールの交換が容易にできる。
そして上記アース金具がその内面を基端ポール外
周面に摺接する導電金属製としてあり、このよう
なアース金具に接触する止ねじの頭部でアースラ
グ端子を挟着固定したので、アース金具と止ねじ
を主体とした少数部品の付加のみの簡単な構成で
ありながら、基端ポール以後のアース経路を形成
できる。そして特に、止ねじが螺入されるねじ孔
がアース金具の嵌合部周面に対しその接線方向に
向けられており、止ねじの先端側にはこれに当接
する部材が存在しないことから、止ねじはねじ孔
に対し充分螺入することができ、ねじ頭部でアー
スラグ端子を確実に挟着固定できるから、アース
経路の形成が確実なものとなる。また上記ねじ孔
が、アース金具の中心へ向けて設ける場合より長
くできるから、止ねじの螺着に際し強度上有利で
あり、基端ポールの抜止め作用をより確実なもの
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部断面とし
た正面図、第2図はアース金具の断面図、第3図
は第2図の−線断面図、第4図は第1図の
−線断面図である。 1……駆動部、11……収納筒、12……開
口、13……駆動モータ、14……減速歯車機
構、15……ドライブギヤ、16……筒口、17
……クリツプピン、18……開口部、2……伸縮
多段ポール、21……基端ポール、22……中間
ポール、23……先端ポール、24……抜止めツ
バ部、25……ランプ装置、26……バルブ、2
7……ソケツト部材、28……絶縁スリーブ、2
9……接点部、3……ドライブコード、31……
給電芯線、32……合成樹脂部、33……ラツク
歯、34,35……ギボシ端子、36……尖頭
部、4……アース金具、41……接触部、42…
…摺動部、43……段部、44……ツバ、45…
…嵌合部、46……ねじ部、47……円弧溝、5
……止ねじ、51……ねじ部、52……頭部、5
3……アースラグ端子、54……リード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気部品が装着される先端ポールにドライブコ
    ードの先端部が連結された導電金属製の伸縮多段
    ポールと、この伸縮多段ポールの基端ポールを収
    納する絶縁樹脂製の収納筒を有し、かつ上記ドラ
    イブコードを長さ方向に往復駆動できるモータ駆
    動系を有する駆動部と、上記収納筒の開口部に嵌
    合し、かつ内周面が上記基端ポールに摺接して基
    端ポールの抜止めツバ部に係合可能なアース金具
    とを備え、上記収納筒にはアース金具の嵌合部の
    接線方向に向くねじ孔を設け、このねじ孔に螺入
    する止ねじのねじ部を開口部内に臨ませると共
    に、上記アース金具の嵌合部外周面には、上記開
    口部内に臨む止ねじのねじ部に係合する係合溝を
    設け、この係合溝を介して止ねじをアース金具に
    接触させ、かつねじ頭部でアースラグ端子を挟着
    固定したことを特徴とする自動伸縮給電ポール装
    置。
JP8158884U 1984-05-31 1984-05-31 自動伸縮給電ポ−ル装置 Granted JPS60193613U (ja)

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JPS60193613U JPS60193613U (ja) 1985-12-23
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JP8158884U Granted JPS60193613U (ja) 1984-05-31 1984-05-31 自動伸縮給電ポ−ル装置

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