JP2603951Y2 - インサーキットテスト用プローブ - Google Patents

インサーキットテスト用プローブ

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JP2603951Y2
JP2603951Y2 JP1993077091U JP7709193U JP2603951Y2 JP 2603951 Y2 JP2603951 Y2 JP 2603951Y2 JP 1993077091 U JP1993077091 U JP 1993077091U JP 7709193 U JP7709193 U JP 7709193U JP 2603951 Y2 JP2603951 Y2 JP 2603951Y2
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JP
Japan
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probe
contact head
plunger
probe body
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JP1993077091U
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JPH0743688U (ja
Inventor
祥夫 豊田
Original Assignee
トヨタエレクトロニクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、インサーキットテスト
用プローブに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ICや抵抗素子等の部品を実装
したプリント基板(以下、実装プリント基板という)に
ついて、実装された各部品が正しく機能するか、あるい
は正しい回路接続がなされているか等を検査するため
に、例えば、図3に示すように、多数のプローブPを植
設したマトリックスボードBと実装プリント基板Kとを
接近させて、該プローブPの先端部のコンタクトヘッド
hを上記実装プリント基板Kの裏面のテストポイントt
に押圧接触せしめ、上記プローブPを嵌挿した受筒Rの
下端の結線wを介して適宜検査装置(図示せず)によ
り、例えば、短絡テストや部品検査等を行っている。
【0003】上記プローブPは、図4に示すように、主
として、底部が閉じた筒状のプローブ本体1と、該プロ
ーブ本体1内を軸方向に往復移動するように嵌挿され、
先端部にコンタクトヘッド2aを有するプランジャー2
と、上記プローブ本体1内に収納され、該プランジャー
2をプローブ本体1内から弾性的に押し出してそのコン
タクトヘッド2aを実装プリント基板のテストポイント
に押圧接触せしめる圧縮スプリング3とから構成され
る。従って、上記コンタクトヘッド2aとテストポイン
トとの接触は、上記圧縮スプリング3による弾性的な接
触となる。
【0004】ところで、上記テストポイントtは一般的
に、ろう接により結線が行われるが、該ろう接の際にフ
ラックスを使用するため、このフラックスがテストポイ
ントtの表面に付着して残っているだけでなく、塵や埃
も付着している。
【0005】従って、テストポイントtへコンタクトヘ
ッド2aを圧接すると、上記フラックスの残りや塵等が
コンタクトヘッドhに付着して接触不良を生じ、テスト
ミスを起こし易い等の問題点があった。
【0006】このような問題点を解決するため、従来、
上記圧接の際にプローブを僅かに回転させて上記テスト
ポイントtに傷をつけ、接触を確実にさせる方法などが
採用されていたが、この方法ではテストポイントt部分
を破壊させる恐れがあるだけでなり、プローブのコンタ
クトヘッドの先端を磨耗させたり変形させてしまう等の
問題点があった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記従来の
問題点を解決するためになされたもので、その目的とす
るところは、コンタクトヘッドを磨耗させたり変形させ
ることなく、これに付着するベーストや塵等を強制的に
除去して、テストポイントとの接触不良をなくすことの
できるインサーキットテスト用プローブを提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案のインサーキット
テスト用プローブは、底部が閉じた筒状のプローブ本体
と、該プローブ本体内を軸方向に往復移動するように嵌
挿され、先端部にコンタクトヘッドを有するプランジャ
ーと、上記プローブ本体内に収納され、該プランジャー
をプローブ本体内から弾性的に押し出してそのコンタク
トヘッドを実装プリント基板のテストポイントに押圧接
触せしめる圧縮スプリングとから成るインサーキットテ
スト用プローブにおいて、上記プランジャー内に軸方向
に通気孔を穿設して上記コンタクトヘッドのコンタクト
面に空気吹出口を開口せしめたことを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1はプローブの断面を示すもので
あって、主として、プローブボディ1と、プランジャー
2と、圧縮スプリング3から構成されている。
【0010】上記プローブボディ1は細長い筒体からな
り、途中に括れ部1aが形成されていると共に、上端部
は開口し、下端部は閉じた底部1bとなっている。該プ
ローブボディ1は、例えば、前記マトリックスボードB
に固定される受筒Rに嵌挿し取り付けられる。
【0011】上記プランジャー2は、上端部にコンタク
トヘッド2aを有する。該コンタクトヘッド2aの先端
面の形状は、上記テストポイントtの形態や目的とする
接触態様に応じて各種のものがある。図2は、その一例
を示す。
【0012】上記プランジャー2は、上記プローブボデ
ィ1の上端部の開口から差し込まれて、軸方向に摺動可
能に取り付けられる。該プランジャー2は途中が中細部
2bとなっていて、上記プローブボディ1の括れ部1a
内を挿通できるようになっている。該中細部2bの先端
には、膨径の係止部2cが形成されていて、上記括れ部
1aに係止され、プランジャー2がプローブボディ1か
ら抜け出ないようになっている。
【0013】上記プランジャー2の内部には、その軸方
向に通気孔2dが穿設されていて、プランジャー2の上
下端部で開口している。上端部の開口は、上記コンタク
トヘッド2aの前端面に開口した空気吹出口2d′とな
っている。
【0014】上記圧縮スプリング3は、上記プローブボ
ディ1の底部1bと、上記プランジャー2の下端部の係
止部2cとの間にセットされ、該プランジャー2をプロ
ーブボディ1から弾性的に押し出すようにしている。
【0015】本実施例のプローブは以上のように構成さ
れているので、マトリックスボードと実装プリント基板
とを接近させて、コンタクトヘッド2aを押し下げる
と、プランジャー2は、図1(A)に示す状態から図1
(B)に示すように、圧縮スプリング3に抗してプロー
ブボディ1内に押し込まれる。
【0016】プランジャー2が押し込まれると、圧縮ス
プリング3が収容されているプローブボディ1内の空気
が、上記通気孔2dを通って上記コンタクトヘッド2a
の空気吹出口2d′から吹き出す。この空気の吹き出し
作用により、コンタクトヘッド2aの表面に付着してい
るフラックスや塵等が吹き飛ばされて、清掃される。
【0017】
【考案の効果】底部が閉じた筒状のプローブ本体と、該
プローブ本体内を軸方向に往復移動するように嵌挿さ
れ、先端部にコンタクトヘッドを有するプランジャー
と、上記プローブ本体内に収納され、該プランジャーを
プローブ本体内から弾性的に押し出してそのコンタクト
ヘッドを実装プリント基板のテストポイントに押圧接触
せしめる圧縮スプリングとから成るインサーキットテス
ト用プローブにおいて、上記プランジャー内に軸方向に
通気孔を穿設して上記コンタクトヘッドのコンタクト面
に空気吹出口を開口せしめたので、コンタクトヘッドを
磨耗させたり変形させることなく、これに付着するペー
ストや塵等を強制的に除去して、テストポイントとの接
触不良をなくすことのできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のプローブの一実施例を示す断面図
(A)、プランジャーが押し込まれた状態の断面図
(B)である。
【図2】コンタクトヘッドの一例を示す斜視図である。
【図3】プローブによる検査状態を示す要部説明図であ
る。
【図4】従来のプローブを示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 プローブボディ 1a 括れ部 1b 底部 2 プランジャー 2a コンタクトヘッド 2b 中細部 2c 係止部 2d 通気孔 2d′ 空気吹出口 B マトリックスボード h コンタクトヘッド K 実装プリント基板 P プランジャー R 受筒 t テストポイント w ワイヤー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部が閉じた筒状のプローブ本体と、該
    プローブ本体内を軸方向に往復移動するように嵌挿さ
    れ、先端部にコンタクトヘッドを有するプランジャー
    と、上記プローブ本体内に収納され、該プランジャーを
    プローブ本体内から弾性的に押し出してそのコンタクト
    ヘッドを実装プリント基板のテストポイントに押圧接触
    せしめる圧縮スプリングとから成るインサーキットテス
    ト用プローブにおいて、上記プランジャー内に軸方向に
    通気孔を穿設して上記コンタクトヘッドのコンタクト面
    に空気吹出口を開口せしめたことを特徴とするインサー
    キットテスト用プローブ。
JP1993077091U 1993-12-28 1993-12-28 インサーキットテスト用プローブ Expired - Lifetime JP2603951Y2 (ja)

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JPH0743688U JPH0743688U (ja) 1995-09-05
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